JPH05139068A - オフセツト印刷用湿し水 - Google Patents
オフセツト印刷用湿し水Info
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- JPH05139068A JPH05139068A JP3135750A JP13575091A JPH05139068A JP H05139068 A JPH05139068 A JP H05139068A JP 3135750 A JP3135750 A JP 3135750A JP 13575091 A JP13575091 A JP 13575091A JP H05139068 A JPH05139068 A JP H05139068A
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- fountain solution
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N3/00—Preparing for use and conserving printing surfaces
- B41N3/08—Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】オフセット印刷において、液体濃縮物として市
販し且つすぐ使用できる溶液を与えるために単に水の添
加により希釈され、更なる添加剤としてイソプロパノー
ルを必要としないが表面張力および水消費量に関する適
用値が最新式のものと比較して劣っていない湿し水を提
供する。 【構成】すぐ使用できる溶液は、エチレンオキシドおよ
び/またはプロピレンオキシドを使用して3〜12のエ
チレンオキシド単位および/またはプロピレンオキシド
単位を有するポリエーテル構造に転化されている、炭素
数5〜15のアルカノールまたはアルケノールの少なく
とも1種またはアルカンジオールまたはアルケンジオー
ル0.001〜0.08重量%を含んでなる。
販し且つすぐ使用できる溶液を与えるために単に水の添
加により希釈され、更なる添加剤としてイソプロパノー
ルを必要としないが表面張力および水消費量に関する適
用値が最新式のものと比較して劣っていない湿し水を提
供する。 【構成】すぐ使用できる溶液は、エチレンオキシドおよ
び/またはプロピレンオキシドを使用して3〜12のエ
チレンオキシド単位および/またはプロピレンオキシド
単位を有するポリエーテル構造に転化されている、炭素
数5〜15のアルカノールまたはアルケノールの少なく
とも1種またはアルカンジオールまたはアルケンジオー
ル0.001〜0.08重量%を含んでなる。
Description
【0001】本発明は、オフセット印刷に使用するため
の湿し水(fountain solution)および/または湿し水濃
縮物に関する。
の湿し水(fountain solution)および/または湿し水濃
縮物に関する。
【0002】オフセット印刷においては、親水性表面
(非画線部)および画像部(画線部)における親油性層
を有する、金属(通常アルミニウム)、紙または合成物
の版および箔が、印刷シリンダーに締め付けられる。親
水部および親油部は、1つの平面に配置されている(平
版印刷)。印刷のためには、インキ(油性)に加えて、
画像を含まない部分を親水性に維持するいわゆる湿し水
が必要とされ、それゆえインキは親油性画線部によって
のみ受理され、ゴムブランケットを介して紙に移され
る。
(非画線部)および画像部(画線部)における親油性層
を有する、金属(通常アルミニウム)、紙または合成物
の版および箔が、印刷シリンダーに締め付けられる。親
水部および親油部は、1つの平面に配置されている(平
版印刷)。印刷のためには、インキ(油性)に加えて、
画像を含まない部分を親水性に維持するいわゆる湿し水
が必要とされ、それゆえインキは親油性画線部によって
のみ受理され、ゴムブランケットを介して紙に移され
る。
【0003】最も単純な場合には、水または希酸が、湿
し水として使用できる。しかしながら、この場合には、
インキ/水バランスを維持することが困難である。困難
は、例えば、インキが非画線部に移されること(汚れ)
または紙が過度に加湿されることにより印刷時に生じ、
このことは印刷機械停止、印刷用紙の乾燥不良、波打ち
などの間接損害を生ずる。
し水として使用できる。しかしながら、この場合には、
インキ/水バランスを維持することが困難である。困難
は、例えば、インキが非画線部に移されること(汚れ)
または紙が過度に加湿されることにより印刷時に生じ、
このことは印刷機械停止、印刷用紙の乾燥不良、波打ち
などの間接損害を生ずる。
【0004】印刷結果を改善するために、例えば、pHよ
び印刷インキとの相容性を最適にし且つ地域的に異なる
水、紙により、または微生物によって引き起こされるこ
とがある障害の相殺を意図する物質が、通常、湿し水に
添加されている。
び印刷インキとの相容性を最適にし且つ地域的に異なる
水、紙により、または微生物によって引き起こされるこ
とがある障害の相殺を意図する物質が、通常、湿し水に
添加されている。
【0005】pHを調整することが意図される緩衝剤混合
物に加えて、特に印刷版を加湿状態に保つための添加剤
が、使用されている。更に、キレート化剤、有機溶媒、
防腐剤、時々界面活性剤、腐食抑制剤および消泡剤が、
使用されている。
物に加えて、特に印刷版を加湿状態に保つための添加剤
が、使用されている。更に、キレート化剤、有機溶媒、
防腐剤、時々界面活性剤、腐食抑制剤および消泡剤が、
使用されている。
【0006】今日、8〜20容量%の濃度のイソプロパ
ノールが、湿し水に広く添加されている。この添加は、
表面張力の低下および水移動の減少をもたらす。その結
果は、よりブリリアントな印刷画像および印刷された紙
の余り完全ではない加湿である。
ノールが、湿し水に広く添加されている。この添加は、
表面張力の低下および水移動の減少をもたらす。その結
果は、よりブリリアントな印刷画像および印刷された紙
の余り完全ではない加湿である。
【0007】イソプロパノールの使用の利点は、疑いな
しに存在するが、下記不利を伴う筈である: (a)希釈に使用するイソプロパノールの容易な蒸発お
よび点火性、(b)大気汚染および(c)使用中に多量
に必要とされることによって生ずる高コスト。
しに存在するが、下記不利を伴う筈である: (a)希釈に使用するイソプロパノールの容易な蒸発お
よび点火性、(b)大気汚染および(c)使用中に多量
に必要とされることによって生ずる高コスト。
【0008】それゆえ、イソプロパノールに取って代え
ようとする試みがなされている。米国特許第3,87
7,372号明細書には、ブチルグリコール、ヘキシレ
ングリコールおよびエチレングリコールの溶液をシリコ
ーン/グリコール共重合体および消泡剤と併用すること
が記載されている。ブチルグリコールは、毒物学的に有
害ではない。
ようとする試みがなされている。米国特許第3,87
7,372号明細書には、ブチルグリコール、ヘキシレ
ングリコールおよびエチレングリコールの溶液をシリコ
ーン/グリコール共重合体および消泡剤と併用すること
が記載されている。ブチルグリコールは、毒物学的に有
害ではない。
【0009】米国特許第4,234,443号明細書
は、湿し水として水溶液中で使用すべき粉末を開示して
いる。それは、リン酸塩、メタケイ酸塩、ピロリン酸四
カリウムおよびジアルキルポリシロキサン並びにモル比
1:9から1:50のアルキルフェノールまたは脂肪族
アルコールとエチレンオキシドとの反応生成物から調製
している。しかしながら、この粉末の水溶液は、アルカ
リ性反応を示し、このアルカリ性反応は、光線の作用下
でアルカリ可溶性のポジ印刷版層に悪影響を及ぼすこと
のある性質がある。アルカリ性pH範囲内で作動する湿し
水は、吸水量を印刷に好都合な範囲内に維持するために
より多いイソプロパノールまたは適当な代替品を必要と
する(ブラウン、アメリカン・インキ・メーカー、19
85年、Fig.16)。
は、湿し水として水溶液中で使用すべき粉末を開示して
いる。それは、リン酸塩、メタケイ酸塩、ピロリン酸四
カリウムおよびジアルキルポリシロキサン並びにモル比
1:9から1:50のアルキルフェノールまたは脂肪族
アルコールとエチレンオキシドとの反応生成物から調製
している。しかしながら、この粉末の水溶液は、アルカ
リ性反応を示し、このアルカリ性反応は、光線の作用下
でアルカリ可溶性のポジ印刷版層に悪影響を及ぼすこと
のある性質がある。アルカリ性pH範囲内で作動する湿し
水は、吸水量を印刷に好都合な範囲内に維持するために
より多いイソプロパノールまたは適当な代替品を必要と
する(ブラウン、アメリカン・インキ・メーカー、19
85年、Fig.16)。
【0010】上記粉末の更に他の不利は、アルキルフェ
ノールとエチレンオキシドとの反応生成物が適当には生
物分解性ではないことである。
ノールとエチレンオキシドとの反応生成物が適当には生
物分解性ではないことである。
【0011】EP−A第0,336,673号明細書
は、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤などの他
の界面活性剤に加えて、1モル当たり1〜10モルのエ
チレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドが付
加されているアルカンまたはアルケンの一価アルコール
またはジオール0.1〜5重量%を含有するオフセット
印刷用湿し水を記載している。この湿し水の好ましい態
様は、界面活性剤1重量%以上を含む。この湿し水の不
利は、上記量の界面活性剤が濃縮物に配合できないこと
である。それゆえ、もはや安価ではない2段製法が使用
者によって適用されなければならないか、すぐ使用でき
る溶液、即ち、最終濃度に既に希釈されている溶液を市
販しなければならず、このことは百倍の量を輸送するこ
とを意味する。
は、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤などの他
の界面活性剤に加えて、1モル当たり1〜10モルのエ
チレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドが付
加されているアルカンまたはアルケンの一価アルコール
またはジオール0.1〜5重量%を含有するオフセット
印刷用湿し水を記載している。この湿し水の好ましい態
様は、界面活性剤1重量%以上を含む。この湿し水の不
利は、上記量の界面活性剤が濃縮物に配合できないこと
である。それゆえ、もはや安価ではない2段製法が使用
者によって適用されなければならないか、すぐ使用でき
る溶液、即ち、最終濃度に既に希釈されている溶液を市
販しなければならず、このことは百倍の量を輸送するこ
とを意味する。
【0012】それゆえ、本発明の目的は、液体濃縮物と
して市販し且つすぐ使用できる溶液を与えるために単に
水の添加により希釈され、更なる添加剤としてイソプロ
パノールを必要としないが表面張力および水消費量に関
する適用値が最新式のものと比較して劣っていない湿し
水を提供することにある。
して市販し且つすぐ使用できる溶液を与えるために単に
水の添加により希釈され、更なる添加剤としてイソプロ
パノールを必要としないが表面張力および水消費量に関
する適用値が最新式のものと比較して劣っていない湿し
水を提供することにある。
【0013】この目的は、すぐ使用できる湿し水が、3
〜12、特に6〜8のエチレンオキシド単位および/ま
たはプロピレンオキシド単位を有するポリエーテル構造
に転化されている、炭素数5〜15のアルカノールまた
はアルケノールの少なくとも1種またはアルカンジオー
ルまたはアルケンジオール0.001〜0.08重量
%、好ましくは0.003〜0.05重量%を含んでな
る時に達成される。
〜12、特に6〜8のエチレンオキシド単位および/ま
たはプロピレンオキシド単位を有するポリエーテル構造
に転化されている、炭素数5〜15のアルカノールまた
はアルケノールの少なくとも1種またはアルカンジオー
ルまたはアルケンジオール0.001〜0.08重量
%、好ましくは0.003〜0.05重量%を含んでな
る時に達成される。
【0014】上記界面活性剤は、本発明に従って請求の
低濃度においてさえ、湿し水中で30〜45mN/mの表
面張力を生ずるという利点を有する(上記表面張力はイ
ソプロパノールを使用する時には3〜20重量%の濃度
においてのみ達成できる)。
低濃度においてさえ、湿し水中で30〜45mN/mの表
面張力を生ずるという利点を有する(上記表面張力はイ
ソプロパノールを使用する時には3〜20重量%の濃度
においてのみ達成できる)。
【0015】本発明に係る湿し水が、EP−A第0,3
36,673号明細書の湿し水と比較して、上記界面活
性剤の低濃度にも拘らず表面張力に関して匹敵する値を
示すのと同時に、吸水量において実質上より良い値を示
し且つスカムサイクル試験において印刷機械でより良い
挙動を示すことは完全に驚異的である。
36,673号明細書の湿し水と比較して、上記界面活
性剤の低濃度にも拘らず表面張力に関して匹敵する値を
示すのと同時に、吸水量において実質上より良い値を示
し且つスカムサイクル試験において印刷機械でより良い
挙動を示すことは完全に驚異的である。
【0016】直鎖および分枝のアルカノールおよびアル
ケノールまたはアルカンジオールおよびアルケンジオー
ルが挙げられる。下記のものが好ましい:n−ペンタノ
ール、2−メチルブタノール、1−ペンテン−3−オー
ル、1−ヘキサノール、3−ヘキサノール、4−メチル
−2−ペンタノール、2−エチルブタノール、5−ヘキ
セン−1−オール、1−ヘプタノール、ヘプテノール、
n−オクタノール、1−オクテン−3−オール、2−エ
チルヘキサノール、ノナノール、2,6−ジメチル−4
−ヘプタノール、n−デカノール、デセノール、 sec−
ウンデカノール、置換および非置換シクロヘキサノー
ル、1,5−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオ
ール、2,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、1,7−ヘプタンジオール、2,4−ヘプタン
ジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2
−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,8−オクタ
ンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカ
ンジオール、シクロペンタン−1,2−ジオール、シク
ロヘキサン−1,2−ジオール、ドデカノールおよびド
デセノール。アルカノールおよびアルカンジオールが特
に好ましく、これらのうち、炭素数10〜15のアルカ
ノールが特に好ましい。
ケノールまたはアルカンジオールおよびアルケンジオー
ルが挙げられる。下記のものが好ましい:n−ペンタノ
ール、2−メチルブタノール、1−ペンテン−3−オー
ル、1−ヘキサノール、3−ヘキサノール、4−メチル
−2−ペンタノール、2−エチルブタノール、5−ヘキ
セン−1−オール、1−ヘプタノール、ヘプテノール、
n−オクタノール、1−オクテン−3−オール、2−エ
チルヘキサノール、ノナノール、2,6−ジメチル−4
−ヘプタノール、n−デカノール、デセノール、 sec−
ウンデカノール、置換および非置換シクロヘキサノー
ル、1,5−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオ
ール、2,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、1,7−ヘプタンジオール、2,4−ヘプタン
ジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2
−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,8−オクタ
ンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカ
ンジオール、シクロペンタン−1,2−ジオール、シク
ロヘキサン−1,2−ジオール、ドデカノールおよびド
デセノール。アルカノールおよびアルカンジオールが特
に好ましく、これらのうち、炭素数10〜15のアルカ
ノールが特に好ましい。
【0017】本発明に従って使用する界面活性剤は、3
〜12のエチレンオキシド単位および/またはプロピレ
ンオキシド単位を有するポリエーテル構造を含む。これ
らの界面活性剤は、アルコール1モル当たり3〜12、
特に6〜8モル単位のエチレンオキシドおよび/または
プロピレンオキシドを加えることによって生成する。こ
のエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドは、アル
コールと反応させるべきであり、好ましくは等モル比で
使用される。この場合には、個々の成分のモル分率は、
3〜6モルである。
〜12のエチレンオキシド単位および/またはプロピレ
ンオキシド単位を有するポリエーテル構造を含む。これ
らの界面活性剤は、アルコール1モル当たり3〜12、
特に6〜8モル単位のエチレンオキシドおよび/または
プロピレンオキシドを加えることによって生成する。こ
のエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドは、アル
コールと反応させるべきであり、好ましくは等モル比で
使用される。この場合には、個々の成分のモル分率は、
3〜6モルである。
【0018】同様に、上記種類の2種以上の界面活性剤
の混合物を本発明に係る湿し水において使用することが
可能である。若干の場合には、陽イオン界面活性剤を更
に使用することが有利である。更に、本発明に係る湿し
水は、インキ中で吸水量に好都合に影響する100℃よ
りも高い沸点および21℃よりも高い引火点を有する低
揮発性の少量の溶媒、例えば、メチルピロリドン、グリ
コールエーテル、アルコールまたはラクトンを含有でき
る。
の混合物を本発明に係る湿し水において使用することが
可能である。若干の場合には、陽イオン界面活性剤を更
に使用することが有利である。更に、本発明に係る湿し
水は、インキ中で吸水量に好都合に影響する100℃よ
りも高い沸点および21℃よりも高い引火点を有する低
揮発性の少量の溶媒、例えば、メチルピロリドン、グリ
コールエーテル、アルコールまたはラクトンを含有でき
る。
【0019】保護フィルム形成剤および粘度制御剤とし
て、湿し水は、通常の水溶性重合体、例えば、ポリグリ
コール、ポリアクリル化合物、例えば、ポリアクリルア
ミド、ポリアクリル酸およびそれらの共重合体、ポリビ
ニルアルコールおよびそれらの誘導体、ポリビニルピロ
リドン、アラビアゴム、デンプン、デキストリンおよび
セルロースエーテルを含有できる。
て、湿し水は、通常の水溶性重合体、例えば、ポリグリ
コール、ポリアクリル化合物、例えば、ポリアクリルア
ミド、ポリアクリル酸およびそれらの共重合体、ポリビ
ニルアルコールおよびそれらの誘導体、ポリビニルピロ
リドン、アラビアゴム、デンプン、デキストリンおよび
セルロースエーテルを含有できる。
【0020】すぐ使用できる湿し水においては、上記水
溶性重合体は、0.001〜5重量%、好ましくは0.
005〜1重量%の濃度で存在する。
溶性重合体は、0.001〜5重量%、好ましくは0.
005〜1重量%の濃度で存在する。
【0021】本発明に係る湿し水のpH範囲を4〜6、特
に約5に調整するためには、有機酸および/またはそれ
らの塩および更に他の通常の緩衝剤混合物が、使用され
る。クエン酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、p−トルエ
ンスルホン酸、酒石酸、マレイン酸などが有機酸として
挙げられる。酸をそのまま使用するならば、所望のpH
が、アルカリ、特にNaOHの添加により、またはリン
酸塩、特にリン酸三ナトリウムの添加により上記範囲に
調整される。
に約5に調整するためには、有機酸および/またはそれ
らの塩および更に他の通常の緩衝剤混合物が、使用され
る。クエン酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、p−トルエ
ンスルホン酸、酒石酸、マレイン酸などが有機酸として
挙げられる。酸をそのまま使用するならば、所望のpH
が、アルカリ、特にNaOHの添加により、またはリン
酸塩、特にリン酸三ナトリウムの添加により上記範囲に
調整される。
【0022】また、本発明に係る湿し水は、保湿剤を含
有できる。この保湿剤は、加湿フィルムを版上に形成
し、かくて印刷機械停止後に迅速な再加湿を保証する。
これらとしては、特に、グリセロール、糖アルコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラ
エチレングリコール、ジプロピレングリコールおよび/
またはトリプロピレングリコールが挙げられる。上記化
合物は、湿し水に好ましくは1重量%までの濃度で存在
できる。
有できる。この保湿剤は、加湿フィルムを版上に形成
し、かくて印刷機械停止後に迅速な再加湿を保証する。
これらとしては、特に、グリセロール、糖アルコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラ
エチレングリコール、ジプロピレングリコールおよび/
またはトリプロピレングリコールが挙げられる。上記化
合物は、湿し水に好ましくは1重量%までの濃度で存在
できる。
【0023】キレート化剤も、湿し水に添加できる。有
機アミンが、特に好ましい。しかしながら、湿し水にお
けるそれらの存在は、本発明に必須ではない。通常、湿
し水は、0.001〜0.5重量%、好ましくは0.0
1〜0.2重量%の濃度のキレート化剤を含有できる。
機アミンが、特に好ましい。しかしながら、湿し水にお
けるそれらの存在は、本発明に必須ではない。通常、湿
し水は、0.001〜0.5重量%、好ましくは0.0
1〜0.2重量%の濃度のキレート化剤を含有できる。
【0024】更に他の添加剤は、真菌類、細菌類および
藻類の成長を防止するための生物致死剤マイコスタビル
(MycostabilR )(ドラックサービス・ヘリオカラ
ー)、ピロール(PirorR )P840(ミュンヘンのゴッ
ケル・エンド・カンパニーGmbH)、FM1R (Seelzeのリ
ーデル・ド・ヘン製)などの防腐剤である。染料および
消泡剤も、添加できる。
藻類の成長を防止するための生物致死剤マイコスタビル
(MycostabilR )(ドラックサービス・ヘリオカラ
ー)、ピロール(PirorR )P840(ミュンヘンのゴッ
ケル・エンド・カンパニーGmbH)、FM1R (Seelzeのリ
ーデル・ド・ヘン製)などの防腐剤である。染料および
消泡剤も、添加できる。
【0025】すぐ使用できる湿し水を得るためには、上
記量の上記成分を、水で100重量%にする。水の全硬
度は、ここで一般硬度1〜40、特に8〜25°である
ことができる。添加水の炭酸塩硬度は、特に一般硬度3
〜20°である。
記量の上記成分を、水で100重量%にする。水の全硬
度は、ここで一般硬度1〜40、特に8〜25°である
ことができる。添加水の炭酸塩硬度は、特に一般硬度3
〜20°である。
【0026】湿し水濃縮物は、本説明で指摘した値の3
0〜100倍、好ましくは40〜70倍に対応する濃度
の特定の成分を含有する。次いで、この濃縮物を、使用
者が上記の質の水で希釈して、すぐ使用できる湿し水を
与える。
0〜100倍、好ましくは40〜70倍に対応する濃度
の特定の成分を含有する。次いで、この濃縮物を、使用
者が上記の質の水で希釈して、すぐ使用できる湿し水を
与える。
【0027】下記例は、制限効果を有することなく本発
明をより詳細に説明しようとするものである。これらの
例において、g:cm3 比は、特に断らない限り、1:1
である。pbwは重量部を意味し、pbvは容量部を意
味する。
明をより詳細に説明しようとするものである。これらの
例において、g:cm3 比は、特に断らない限り、1:1
である。pbwは重量部を意味し、pbvは容量部を意
味する。
【0028】例において、特定の湿し水を、下記測定パ
ラメーターについて試験する: (a)表面張力(脱離法)は、界面活性剤の効果の程度
についての情報を与える。 (b)印刷機械での水消費量も、界面活性剤の性質につ
いての情報を与える。最適の有効性の場合には、最小の
可能な水が紙に移され、従って、その消費量が減少す
る。 (c)スカムサイクル試験は、湿し水のクリーニング作
用についての情報を与える。この試験においては、印刷
時に供給された水を止め、版がインキでブロッキングさ
れるまで、印刷を続ける。次いで、水を再度加え、シー
トの数を測定した後、印刷物は再度完全にクリーンであ
る。これは、相対比較である。 (d)吸水量試験を「サーランド、タガ・プロシーディ
ングズ、1983年」に従って行い、印刷挙動について
の数値的情報を与える。データは、同じインキを使用す
る場合のみ信頼できる。本例においては、シーグベルク
からのLITHO-SET-SEブラックインキNo. 50−9401
00−6を使用する。これは、再度相対比較である。他
のインキを使用するならば、すべての値は、より低い
か、より高いことができる。
ラメーターについて試験する: (a)表面張力(脱離法)は、界面活性剤の効果の程度
についての情報を与える。 (b)印刷機械での水消費量も、界面活性剤の性質につ
いての情報を与える。最適の有効性の場合には、最小の
可能な水が紙に移され、従って、その消費量が減少す
る。 (c)スカムサイクル試験は、湿し水のクリーニング作
用についての情報を与える。この試験においては、印刷
時に供給された水を止め、版がインキでブロッキングさ
れるまで、印刷を続ける。次いで、水を再度加え、シー
トの数を測定した後、印刷物は再度完全にクリーンであ
る。これは、相対比較である。 (d)吸水量試験を「サーランド、タガ・プロシーディ
ングズ、1983年」に従って行い、印刷挙動について
の数値的情報を与える。データは、同じインキを使用す
る場合のみ信頼できる。本例においては、シーグベルク
からのLITHO-SET-SEブラックインキNo. 50−9401
00−6を使用する。これは、再度相対比較である。他
のインキを使用するならば、すべての値は、より低い
か、より高いことができる。
【0029】例1 電解粗面化陽極処理アルミニウム箔をテトラヒドロフラ
ン43pbv、エチレングリコールモノメチルエーテル
35pbvおよび酢酸ブチル9pbv中の1,2−ナフ
トキノン−ジアジド−4−スルホン酸4−(α,α−ジ
メチルベンジル)−フェニル2.17pbw、2,2′
−ジヒドロキシ−1,1′−ジナフチルメタン1モルと
1,2−ナフトキノン−ジアジド−5−スルホクロリド
2モルとのエステル化物1.02pbw、1,2−ナフ
トキノン−ジアジド−4−スルホクロリド0.37pb
w、クリスタルバイオレット0.10pbwおよび11
2〜118℃の軟化点範囲を有するクレゾール/ホルム
アルデヒドノボラック9.90pbwの溶液で被覆し、
乾燥する。得られた感光材料をなかんずく21ステップ
ステップウェッジ(密度増分0.15)を含む写真ポジ
原稿下で露光する。露光時間は、ステップ9が完全に覆
われるように選ばれる。プレートを5%メタケイ酸ナト
リウム水溶液で現像し、よくすすぎ、酸で定着し、アル
コール湿しユニットを有するハイデルベルガーGTO-VP印
刷機械で印刷するために使用する。使用した印刷インキ
は、K+Eブラック185W(BASF)である。
ン43pbv、エチレングリコールモノメチルエーテル
35pbvおよび酢酸ブチル9pbv中の1,2−ナフ
トキノン−ジアジド−4−スルホン酸4−(α,α−ジ
メチルベンジル)−フェニル2.17pbw、2,2′
−ジヒドロキシ−1,1′−ジナフチルメタン1モルと
1,2−ナフトキノン−ジアジド−5−スルホクロリド
2モルとのエステル化物1.02pbw、1,2−ナフ
トキノン−ジアジド−4−スルホクロリド0.37pb
w、クリスタルバイオレット0.10pbwおよび11
2〜118℃の軟化点範囲を有するクレゾール/ホルム
アルデヒドノボラック9.90pbwの溶液で被覆し、
乾燥する。得られた感光材料をなかんずく21ステップ
ステップウェッジ(密度増分0.15)を含む写真ポジ
原稿下で露光する。露光時間は、ステップ9が完全に覆
われるように選ばれる。プレートを5%メタケイ酸ナト
リウム水溶液で現像し、よくすすぎ、酸で定着し、アル
コール湿しユニットを有するハイデルベルガーGTO-VP印
刷機械で印刷するために使用する。使用した印刷インキ
は、K+Eブラック185W(BASF)である。
【0030】使用した湿し水は、7エチレンオキシド単
位を有するエトキシ化デシルアルコール0.004pb
wと、エトキシ化プロポキシ化C10/C12アルコール
(4エトキシ単位および4プロポキシ単位)0.002
pbwと、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(アル
キル<10個の炭素原子)0.002pbwと、クエン
酸0.16pbwと、ジプロピレングリコール0.2p
bwと、N−メチルピロリドン0.06pbwと、防腐
剤0.06pbwと、pHを5.0に調整するのに十分な
NaOHと、湿し水を100重量部にするのに十分な、
一般硬度17°の全硬度および一般硬度11°の炭酸塩
硬度の水との混合物である。
位を有するエトキシ化デシルアルコール0.004pb
wと、エトキシ化プロポキシ化C10/C12アルコール
(4エトキシ単位および4プロポキシ単位)0.002
pbwと、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(アル
キル<10個の炭素原子)0.002pbwと、クエン
酸0.16pbwと、ジプロピレングリコール0.2p
bwと、N−メチルピロリドン0.06pbwと、防腐
剤0.06pbwと、pHを5.0に調整するのに十分な
NaOHと、湿し水を100重量部にするのに十分な、
一般硬度17°の全硬度および一般硬度11°の炭酸塩
硬度の水との混合物である。
【0031】表面張力を測定したところ36mN/mであ
り、水消費量を測定したところ、イソプロパノール20
%が添加された通常の湿し水(100%)と比較して6
9%であり(比較例14)、クリーンランニングまでの
シート数(スカムサイクル試験)を測定したところ12
0枚のシートであり、吸水量を測定したところ38%で
ある。
り、水消費量を測定したところ、イソプロパノール20
%が添加された通常の湿し水(100%)と比較して6
9%であり(比較例14)、クリーンランニングまでの
シート数(スカムサイクル試験)を測定したところ12
0枚のシートであり、吸水量を測定したところ38%で
ある。
【0032】例2〜9 下記湿し水を例1に従って製版された印刷版から印刷す
るために使用する。湿し水組成および結果を表1に示
す。
るために使用する。湿し水組成および結果を表1に示
す。
【0033】
【表1】
【0034】例10 従った方法は、例1と同様である。使用した湿し水は、
pHの5への調整後に100重量部となるように脱イオン
水に溶解することによってエトキシ化デシルアルコール
0.02pbw、クエン酸0.16pbw、ピロールP
8400.06pbw、ジプロピレングリコール0.3
pbw、N−メチルピロリドン0.06pbwおよびポ
リグリコール600 0.02pbwから調製した溶液
である。
pHの5への調整後に100重量部となるように脱イオン
水に溶解することによってエトキシ化デシルアルコール
0.02pbw、クエン酸0.16pbw、ピロールP
8400.06pbw、ジプロピレングリコール0.3
pbw、N−メチルピロリドン0.06pbwおよびポ
リグリコール600 0.02pbwから調製した溶液
である。
【0035】溶液は、表面張力39.5mN/mを有す
る。完全な印刷物が、印刷機械で得られる。比較例14
と比較して、水消費量は、減少される。LITHO-SET-SEブ
ラック印刷インキNo. 50−940100−6の吸水量
は、比較例13、イソプロパノール含有湿し水の代表例
と比較して33%に減少され、それによってよく覆われ
た完全色調を有するブリリアントな印刷物が製造され
る。
る。完全な印刷物が、印刷機械で得られる。比較例14
と比較して、水消費量は、減少される。LITHO-SET-SEブ
ラック印刷インキNo. 50−940100−6の吸水量
は、比較例13、イソプロパノール含有湿し水の代表例
と比較して33%に減少され、それによってよく覆われ
た完全色調を有するブリリアントな印刷物が製造され
る。
【0036】比較例11 界面活性剤を省略した以外、従った方法は例1と同様で
ある。65mN/mの値が表面張力について測定される。例
14と比較して印刷機械での水消費量は100%であ
り、即ち、水消費量は界面活性剤を含まない湿し水では
減少できない。スカムサイクル試験は、シート数150
を与え、その後に完全な印刷物を再度得ることができ
る。吸水量は、>45%である。このことは、本発明に
係る界面活性剤による改善を明らかに実証する。
ある。65mN/mの値が表面張力について測定される。例
14と比較して印刷機械での水消費量は100%であ
り、即ち、水消費量は界面活性剤を含まない湿し水では
減少できない。スカムサイクル試験は、シート数150
を与え、その後に完全な印刷物を再度得ることができ
る。吸水量は、>45%である。このことは、本発明に
係る界面活性剤による改善を明らかに実証する。
【0037】比較例12 例1で使用したエトキシ化デシルアルコール(7EO)
0.004重量部の代わりに1.0重量部をEP−A第
0,336,673号明細書に従って使用する以外、従
った方法は例1と同様である。
0.004重量部の代わりに1.0重量部をEP−A第
0,336,673号明細書に従って使用する以外、従
った方法は例1と同様である。
【0038】その結果、27mN/mの表面張力が得ら
れ、その値は10の累乗だけ小さい界面活性剤量を使用
する例1での値よりも有意には低くない。画像が100
印刷物後に依然として清浄ではなかったので、水消費量
を、測定しなかった。非常に顕著な汚れがあり、即ち、
有用な印刷物が得られなかった。同じ現象が、スカムサ
イクル試験で見出される。汚れが、150よりも多いシ
ートの消費後にさえ依然として存在する。
れ、その値は10の累乗だけ小さい界面活性剤量を使用
する例1での値よりも有意には低くない。画像が100
印刷物後に依然として清浄ではなかったので、水消費量
を、測定しなかった。非常に顕著な汚れがあり、即ち、
有用な印刷物が得られなかった。同じ現象が、スカムサ
イクル試験で見出される。汚れが、150よりも多いシ
ートの消費後にさえ依然として存在する。
【0039】比較例13 本例において、使用する湿し水は、イソプロパノール1
0重量部とクエン酸0.16重量部とポリグリコール6
00 0.02重量部との混合物である。湿し水を一般
硬度17°の全硬度および一般硬度11°の炭酸塩硬度
の水で100重量部にし、NaOHでpH5.0に調整す
る。
0重量部とクエン酸0.16重量部とポリグリコール6
00 0.02重量部との混合物である。湿し水を一般
硬度17°の全硬度および一般硬度11°の炭酸塩硬度
の水で100重量部にし、NaOHでpH5.0に調整す
る。
【0040】この湿し水は、36.5mN/mの表面張力
を有する。シーグベルク製のLITHO-SET-SEブラック印刷
インキは、この湿し水の37%を吸収する。本発明に係
る湿し水は、イソプロパノールの性質に匹敵する性質を
有するが、更に上記利点も有する。
を有する。シーグベルク製のLITHO-SET-SEブラック印刷
インキは、この湿し水の37%を吸収する。本発明に係
る湿し水は、イソプロパノールの性質に匹敵する性質を
有するが、更に上記利点も有する。
【0041】比較例14 本例において、使用する湿し水は、イソプロパノール2
0重量部とクエン酸0.16重量部とグリセロール0.
15重量部との混合物である。湿し水を一般硬度30°
の全硬度および一般硬度14°の炭酸塩硬度の水で10
0重量部にし、NaOHでpH5.0に調整する。
0重量部とクエン酸0.16重量部とグリセロール0.
15重量部との混合物である。湿し水を一般硬度30°
の全硬度および一般硬度14°の炭酸塩硬度の水で10
0重量部にし、NaOHでpH5.0に調整する。
【0042】この湿し水は、ハイデルベルガーGTO-VPで
の印刷試験の場合にイソプロパノールを有する参照例と
して役立つ。水消費量を100%に等しく設定する。ク
リーンランニングまでのシート数は、100である。水
消費量に関して、本例は、本発明に係るものと比較して
不利を示す。
の印刷試験の場合にイソプロパノールを有する参照例と
して役立つ。水消費量を100%に等しく設定する。ク
リーンランニングまでのシート数は、100である。水
消費量に関して、本例は、本発明に係るものと比較して
不利を示す。
Claims (9)
- 【請求項1】エチレンオキシドおよび/またはプロピレ
ンオキシドによって3〜12のエチレンオキシド単位お
よび/またはプロピレンオキシド単位を有するポリエー
テル構造に転化されている、炭素数5〜15のアルカノ
ールまたはアルケノールの少なくとも1種またはアルカ
ンジオールまたはアルケンジオール0.001〜0.0
8重量%を含んでなることを特徴とする、すぐ使用でき
る溶液としてのオフセット印刷用湿し水。 - 【請求項2】前記化合物0.003〜0.05重量%を
含んでなる、請求項1に記載の湿し水。 - 【請求項3】前記化合物が、エチレンオキシドおよび/
またはプロピレンオキシドの6〜8単位を含有する、請
求項1または2に記載の湿し水。 - 【請求項4】100℃よりも高い沸点および21℃より
も高い引火点を有する水溶性有機溶媒を含有する、請求
項1ないし3のいずれか1項に記載の湿し水。 - 【請求項5】前記溶媒が、湿し水に0.005〜0.7
重量%、好ましくは0.01〜0.3重量%の濃度で存
在する、請求項4に記載の湿し水。 - 【請求項6】pHが、4〜6に調整されている、請求項1
ないし5のいずれか1項に記載の湿し水。 - 【請求項7】1重量%までの濃度の保湿剤を含有する、
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の湿し水。 - 【請求項8】水溶性重合体、腐食抑制剤、キレート化
剤、防腐剤、染料および/または消泡剤を追加的に含有
する、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の湿し
水。 - 【請求項9】30〜100倍、好ましくは40〜70倍
の濃度の請求項1ないし8のいずれか1項に記載の湿し
水の成分(ただし、水を除いて)を含有することを特徴
とする湿し水濃縮物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4014960.9 | 1990-05-10 | ||
DE4014960A DE4014960A1 (de) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | Feuchtmittel fuer den offsetdruck |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05139068A true JPH05139068A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=6406087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3135750A Pending JPH05139068A (ja) | 1990-05-10 | 1991-05-10 | オフセツト印刷用湿し水 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0456074B1 (ja) |
JP (1) | JPH05139068A (ja) |
KR (1) | KR910019804A (ja) |
AT (1) | ATE120409T1 (ja) |
AU (1) | AU7645191A (ja) |
BR (1) | BR9101912A (ja) |
CA (1) | CA2041516A1 (ja) |
DE (2) | DE4014960A1 (ja) |
DK (1) | DK0456074T3 (ja) |
FI (1) | FI101614B (ja) |
NO (1) | NO911803L (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07276846A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-24 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 平版印刷用湿し水及び印刷方法 |
JPH08132753A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷用湿し水組成物 |
JPH1178281A (ja) * | 1997-09-03 | 1999-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用湿し水組成物 |
JP2002347363A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Sunrise Company Ltd | オフセット印刷用適正水及び湿し水 |
WO2007097169A1 (ja) * | 2006-02-24 | 2007-08-30 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 平版印刷版材料、その製造方法、及び印刷方法 |
EP2042338A2 (en) | 2007-09-26 | 2009-04-01 | Fujifilm Corporation | Fountain solution composition for lithographic printing and heatset offset rotary printing process |
JP2020104378A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 平版印刷用湿し水組成物、及び印刷物の製造方法 |
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DE4220550A1 (de) * | 1991-07-04 | 1993-01-14 | Hostmann Steinberg Gmbh | Feuchtmittelkonzentrat und feuchtmittel und deren verwendung beim offset-druckverfahren |
JP3107939B2 (ja) * | 1993-01-26 | 2000-11-13 | 三菱製紙株式会社 | 平版印刷版用給湿液組成物 |
US5714302A (en) * | 1993-01-26 | 1998-02-03 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Method of printing with using lithographic printing plate made by silver complex diffusion transfer process and using dampening composition containing nonionic surface active agent |
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US4234443A (en) * | 1978-03-24 | 1980-11-18 | Michael A. Canale | Composition and a method useful for making a fountain solution for lithographic printing operations |
CA1329719C (en) * | 1987-07-31 | 1994-05-24 | Tadao Toyama | Lithographic printing plate and method of treating the same |
DE68913576T2 (de) * | 1988-04-07 | 1994-06-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | Zusammensetzung für Feuchtwasserlösungen für den Flachdruck und Feuchtwasserzusatz. |
-
1990
- 1990-05-10 DE DE4014960A patent/DE4014960A1/de not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-04-29 DE DE59105027T patent/DE59105027D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-29 AT AT91106919T patent/ATE120409T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-04-29 EP EP91106919A patent/EP0456074B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-29 DK DK91106919.3T patent/DK0456074T3/da active
- 1991-04-30 CA CA002041516A patent/CA2041516A1/en not_active Abandoned
- 1991-05-08 NO NO91911803A patent/NO911803L/no unknown
- 1991-05-08 KR KR1019910007400A patent/KR910019804A/ko not_active Application Discontinuation
- 1991-05-08 FI FI912224A patent/FI101614B/fi active
- 1991-05-09 AU AU76451/91A patent/AU7645191A/en not_active Abandoned
- 1991-05-09 BR BR919101912A patent/BR9101912A/pt not_active Application Discontinuation
- 1991-05-10 JP JP3135750A patent/JPH05139068A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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JPH08132753A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷用湿し水組成物 |
JPH1178281A (ja) * | 1997-09-03 | 1999-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用湿し水組成物 |
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JP2020104378A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 平版印刷用湿し水組成物、及び印刷物の製造方法 |
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---|---|
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NO911803L (no) | 1991-11-11 |
FI101614B1 (fi) | 1998-07-31 |
FI912224A0 (fi) | 1991-05-08 |
DE4014960A1 (de) | 1991-11-14 |
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KR910019804A (ko) | 1991-12-19 |
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CA2041516A1 (en) | 1991-11-11 |
EP0456074A3 (en) | 1992-07-29 |
FI912224A (fi) | 1991-11-11 |
EP0456074B1 (de) | 1995-03-29 |
BR9101912A (pt) | 1991-12-17 |
NO911803D0 (no) | 1991-05-08 |
FI101614B (fi) | 1998-07-31 |
DE59105027D1 (de) | 1995-05-04 |
ATE120409T1 (de) | 1995-04-15 |
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