JPH05135848A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

Info

Publication number
JPH05135848A
JPH05135848A JP32635191A JP32635191A JPH05135848A JP H05135848 A JPH05135848 A JP H05135848A JP 32635191 A JP32635191 A JP 32635191A JP 32635191 A JP32635191 A JP 32635191A JP H05135848 A JPH05135848 A JP H05135848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
heating body
control
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32635191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2776101B2 (ja
Inventor
Hisaaki Senba
久明 仙波
Takeshi Watanabe
毅 渡辺
Kensaku Kusaka
健作 草加
Tsuneji Masuda
恒司 桝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3326351A priority Critical patent/JP2776101B2/ja
Priority to EP92116302A priority patent/EP0534417B1/en
Priority to DE69217436T priority patent/DE69217436T2/de
Publication of JPH05135848A publication Critical patent/JPH05135848A/ja
Priority to US08/226,369 priority patent/US5915146A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2776101B2 publication Critical patent/JP2776101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度検知素子13を含む温調回路15により
所定の設定温度に温調制御される加熱体1を有し、該加
熱体に対して被加熱材Pを通紙して加熱処理する加熱装
置において、加熱体の非通紙域における過昇温(非通紙
部昇温)を抑止して、非通紙部昇温に起因する弊害を回
避すること。 【構成】 加熱体の長手に沿って少なくとも2個以上複
数個の加熱体温度検知素子13A・13Bを配設し、装
置に通紙される種々のサイズの被加熱材のすべてが通過
する通紙域に対応する加熱体部分に上記複数個の温度検
知素子の少なくとも1つを第1の温度検知素子13Aと
して配設し、他の少なくとも1個の温度検知素子を、装
置に通紙される被加熱材のサイズによっては非通紙域と
なり得る加熱体部分に第2の温度検知素子13Bとして
配設し、該第1と第2の温度検知素子とを併用して加熱
体1を温調制御すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度検知素子(感温素
子)を含む温調手段により所定の設定温度に温調制御さ
れる加熱体を有し、該加熱体に対して被加熱材を通紙し
て加熱処理する加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような加熱装置の具体的代表例と
しては、例えば、電子写真複写機・静電記録装置・LB
P等の画像形成装置において、電子写真・静電記録・磁
気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により加熱溶融
性の樹脂等より成る加熱定着性トナーを用いて記録材
(エレクトロファックスシート・静電記録シート・転写
材シート・印刷紙など)の面に直接方式もしくは間接
(転写)方式で形成した、目的の画像情報に対応した未
定着のトナー画像を該画像を担持している記録材面に永
久固着画像として加熱定着処理する画像加熱定着装置が
挙げられる。以下これを例にして説明する。
【0003】従来、画像加熱定着装置としては、所定の
温度に温調制御された加熱体としての加熱ローラと、弾
性層を有して該加熱ローラに圧接する加圧ローラとから
なる一対のローラ間に記録材を通紙して挟持搬送しつつ
加熱定着させる熱ローラ方式が多用されている。
【0004】最近では、固定支持された加熱体(ヒー
タ)と、該加熱体に対向圧接しつつ搬送される耐熱性フ
ィルム(定着フィルム)と、該フィルムを介して記録材
を加熱体に密着させる加圧部材を有し、加熱体の熱をフ
ィルムを介して記録材へ付与することで記録材面に形成
担持されている未定着画像を記録材面に加熱定着させる
方式・構成の装置(フィルム加熱方式)が考案されてい
る。
【0005】本出願人の先の提案に係る例えば特開昭6
3ー313182号公報に開示の方式・装置等がこれに
属し、薄肉の耐熱性フィルム(シート)と、該フィルム
の移動駆動手段と、該フィルムを中にしてその一方面側
に固定支持して配置された加熱体と、他方面側に該加熱
体に対向して配置され該加熱体に対して該フィルムを介
して画像定着するべき記録材の顕画像担持面を密着させ
る加圧部材を有し、該フィルムは少なくとも画像定着実
行時は該フィルムと加圧部材との間に搬送導入される画
像定着すべき記録材と順方向に同一速度で走行移動させ
て該走行移動フィルムを挟んで加熱体と加圧部材との圧
接で形成される定着部としての定着ニップ部を通過させ
ることにより該記録材の顕画像担持面を該フィルムを介
して該加熱体で加熱して顕画像(未定着トナー像)に熱
エネルギーを付与して軟化・溶融せしめ、次いで定着部
通過後のフィルムと記録材を分離点で離間させることを
基本とする加熱装置である。この装置は、その他、例え
ば画像を担持した記録材を加熱してつや(艶)等の表面
性を改質する装置、仮定着する装置などとして使用でき
る。
【0006】この様なフィルム加熱方式の装置において
は、加熱体として低熱容量加熱体を用いることができる
ため、従来の接触式加熱方式である熱ローラ方式やベル
ト加熱方式等の装置に比べて省電力化・ウエイトタイム
短縮化(クイックスタート)が可能となる、定着点と記
録材分離点が別々に設定できるのでオフセットが改善さ
れるなど、従来の他の加熱方式装置の種々の欠点を解決
できる利点を有し、効果的なものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】熱ローラ方式では、連
続して小さなサイズの記録材を用いて加熱定着動作を行
った場合、記録材が接触する熱ローラ部分(通紙域部
分)と、接触しない熱ローラ部分(非通紙域部分)とで
は放熱量に差が生じる。即ち、熱ローラ表面温度が記録
材が通過していない熱ローラ領域部分では、記録材が通
過する領域部分よりも高くなる。これは「非通紙部昇
温」と呼ばれている現象である。
【0008】熱ローラ方式の場合、使用可能なすべての
サイズの記録材が常に通過する位置の熱ローラ表面温度
を検知して温調制御しているが、非通紙部昇温が過度に
発生している状態時に使用記録材がより大きいサイズも
のに切り換えられた場合、それまでの小サイズ記録材の
通紙域より外側の熱ローラ部分の表面温度が非通紙部昇
温で高くなりすぎており、いわゆる高温オフセットが生
ずる場合がある。
【0009】フィルム加熱方式でも、小サイズ記録材を
連続通紙して加熱処理した場合、熱ローラ方式と同様の
メカニズムにより、加熱体及びフィルム上に過度の非通
紙部昇温を発生し、高温オフセットを発生する恐れがあ
る。更には加熱体やフィルムの熱損傷や耐久寿命の低
下、走行性の不安定化等を発生させることにもなる。
【0010】即ち、フィルム加熱方式で用いられる加熱
体は、記録材の移動方向と直交する方向を長手とする通
電発熱層を有し、発熱層の両端部に設けられた電極より
通電を行なう事で、発熱層の有効全長域の各部が単位長
さ当たり所定の発熱量をもって発熱する。この有効発熱
域は画像形成装置に供給して使用できる最大サイズの記
録材の幅に対応した寸法を有している。
【0011】しかしこのような設定では、使用される記
録材の大小によらず発熱層が有効発熱全長域にわたって
発熱するため、記録材のサイズが小さい場合、記録材の
通過しない発熱層領域(非通紙域)では発生した熱エネ
ルギーの大部分が消費されずに蓄熱していく。このため
この非通紙域の加熱体部分が異常に昇温し、高温オフセ
ットや、加熱体やフィルムの熱損傷や耐久寿命の低下、
走行性の不安定化等の諸問題を引き起こす。
【0012】特に、加熱体として低熱容量の加熱体を用
いることのできるフィルム加熱方式の場合、加熱体の熱
容量が熱ローラ方式に比べて小さいので、加熱体の非通
紙部昇温も大きく、高温オフセットも発生しやすい、ま
た、フィルム駆動の不安定性、フィルムのシワ等の問題
も発生しやすい。
【0013】そこで本発明は、加熱装置の加熱体の上記
のような非通紙部昇温に起因する問題、即ち熱ローラ方
式やフィルム加熱方式等の定着装置にあっては高温オフ
セットの問題、フィルム駆動不安定性等の問題を解消す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置である。
【0015】(1)温度検知素子を含む温調回路により
所定の設定温度に温調制御される加熱体を有し、該加熱
体に対して被加熱材を通紙して加熱処理する加熱装置に
おいて、被加熱材の通紙方向に直交する加熱体方向を加
熱体長手としたとき、この加熱体長手に沿って少なくと
も2個以上複数個の加熱体温度検知素子を配設し、装置
に通紙される種々のサイズの被加熱材のすべてが通過す
る通紙域に対応する加熱体部分に上記複数個の温度検知
素子の少なくとも1つを第1の温度検知素子として配設
し、他の少なくとも1個の温度検知素子を、装置に通紙
される被加熱材のサイズによっては非通紙域となり得る
加熱体部分に第2の温度検知素子として配設し、該第1
と第2の温度検知素子とを併用して加熱体を温調制御す
ることを特徴とする加熱装置。
【0016】(2)通常は第1の温度検知素子から温調
回路に入力する加熱体温度検知情報によって加熱体を第
1の制御温度T1 を維持するように温調制御させ、第2
の温度検知素子のうち第N番目の素子から温調回路に入
力する加熱体温度検知情報により該素子に対応する加熱
体部分の温度が前記第1の制御温度T1 よりも高い所定
の制御温度TN に到達したことが検知されたら、加熱体
を該所定の制御温度TN を維持するように温調制御させ
ることを特徴とする(1)記載の加熱装置。
【0017】(3)第1の制御温度T1 よりも高い所定
の制御温度TN を維持するように加熱体の温調制御が開
始された後、第1の温度検知素子から温調回路に入力す
る加熱体温度検知情報によって該素子に対応する加熱体
部分の温度が前記第1の制御温度T1 よりも低い所定の
制御温度T3 に低下したことが検知されたら、装置動作
を可及的速やかに停止させる制御を実行させることを特
徴とする(1)又は(2)記載の加熱装置。
【0018】(4)被加熱材は、耐熱性フィルムを介し
て加熱体に対して密着し該フィルムと共に加熱***置を
移動通過することにより加熱体からフィルムを介して熱
エネルギーを受けることを特徴とする(1)乃至(3)
の何れかに記載の加熱装置。
【0019】(5)加熱装置は、加熱定着性の顕画像を
担持した記録材の画像を加熱処理する定着装置であるこ
とを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の加熱
装置。
【0020】
【作用】通常は、種々のサイズの被加熱材のすべてが通
過する通紙域に対応する加熱体部分に配置した第1の温
度検知素子による温調制御系により加熱体の温度を所定
の第1の制御温度に温調制御して被加熱材の加熱処理を
実行させ、この場合通紙される被加熱材が小サイズで且
つ連続通紙されることにより発生する非通紙域の加熱体
部分の温度上昇を第2の温度検知素子によりモニターさ
せ、そのモニター温度が所定の第2の制御温度に上昇し
たときは加熱体の温調制御系を第2の温度検知素子によ
る温調制御系に切り換えて第2の制御温度にて温調制御
することで、加熱体の非通紙域部分の温度は第2の制御
温度以上には過熱することはないから、加熱体の非通紙
域部分の過度の消音昇温が抑制されて、非通紙部昇温に
起因する弊害を除去できる。
【0021】
【実施例】
<実施例1>(図1〜図5) 図1は本発明に従う加熱装置の一例の概略構成図であ
る。本例装置はフィルム加熱方式の画像加熱定着装置で
ある。
【0022】2はエンドレスベルト状の定着フィルムで
あり、左側の駆動ローラ3と右側の従動ローラ4および
該両ローラ3・4の下方にあって固定支持された加熱体
1との該3部材3・4・1間に懸回張設されており、駆
動ローラ3が不図示の画像形成装置本体の駆動手段から
の駆動を受けて矢印の時計方向に回転することで、該駆
動ローラ3とフィルム2との摩擦力のより、フィルム2
及び従動ローラ4が滑ることなく同期して矢印の時計方
向に回転する。5はシリコンゴム等の耐熱性のある弾性
体層を有する回転自在の加圧ローラであって、加熱体1
に定着フィルム2の下行部を介して圧接し、フィルム2
の回転に同期して矢印の反時計方向に回転する。
【0023】定着フィルム2は、耐熱性・離型性・耐久
性に優れた、一般的には100μm以下の薄肉のものを
使用する。例えばポリイミド・ポリエーテルイミド・P
ES・PFAなどの耐熱樹脂の単層フィルム、或は複合
層のフィルム、例えば20μm厚の基層フィルムの少な
くとも画像当接面側にPTFE・PFA等の離型性に優
れた樹脂層を数μ〜数10μ厚設けたものなどである。
【0024】加熱体1は、図2のようにヒータ基板10
・通電発熱層11・保護層12・温度検知素子13
(A,B)等からなる、低熱容量の線状ヒータである。
図2はこの加熱体1をフィルム当接面側である保護層1
2面側を上向きにして見た一部切り欠き斜視図である。
【0025】ヒータ基板10は例えば厚さ1.0mm、
幅10mm、長さ320mmのアルミナ基板であり、そ
の一方面側に長手に沿って銀パラジウム等の通電発熱層
11を幅1.0mm、厚さ10数μ程度に塗工して形成
してある。11a・11bはその通電発熱層11の両端
部に形成した銀等の通電用電極である。通電発熱層11
を形成した側のヒータ基板面は通電用電極11a・11
b部分を除いて、ガラス等の保護層12で被覆してあ
る。通電発熱層11を形成した側の面とは反対側のヒー
タ基板面には、サーミスタ等の第1と第2の温度検知素
子13A・13Bを当接させてある。
【0026】加熱体1は液晶ポリマー等の耐熱性・断熱
性・高剛性を有する支持体7(図1)に保護層12面側
を下向き(外向き)にして固定支持させてある。
【0027】以上のような構成に於いて、不図示の画像
形成部側から定着装置へ搬送された、未定着トナー像t
を担持した記録材P(図1)が加熱体1と加圧ローラ5
との圧接ニップ部(定着部)Nの定着フィルム2と加圧
ローラ5との間に進入して定着フィルム2に密着してニ
ップ部Nを定着フィルム2と一緒に移動し、加熱体1の
位置を通過する際、加熱体1の熱エネルギーをフィルム
2を介して受けてトナー像tが加熱軟化し、加圧ローラ
5の押圧により記録材P面に定着する。この後、記録材
Pはニップ部Nを通過してフィルム2、加圧ローラ5か
ら離れて排紙ローラ対8・9により機外に排出される。
【0028】加熱体1は、通電発熱層11の両端の通電
用電極11a・11b間に通電回路14より通電がなさ
れて該発熱層11がその長手全長域にわたって発熱し、
その発熱でヒータ基板10が加熱されて昇温する。加熱
体1はヒータ基板10・発熱層11・温度検知素子13
(A,B)等が低熱容量であり、また支持体7に断熱支
持されているので急速に昇温する。
【0029】加熱体1のヒータ基板10の温度が温度検
知素子13(A,B)で検知され、その検知温度情報が
温調回路15に入力する。温調回路15は入力温度情報
に基いて、加熱体1の温度を所定の設定温度に維持する
ように通電回路14の出力を制御する。これにより加熱
体1の温調制御がなされる。16は通電発熱層11に対
する通電回路に直列に介入させてヒータ基板10に当接
させた、安全対策素子としてのサーモヒューズやサーモ
スイッチである。
【0030】図3は、加熱体1と、通紙域と、温度検知
素子13(A,B)の位置関係を示したものである。
【0031】本実施例では、通電発熱層11の有効長さ
が300mmであり、記録材の最大通紙サイズがA3
(縦送り)、最小通紙サイズがA6(横送り)であり、
図面上発熱層11の左端側の基線0−0を通紙基準とす
る片側通紙である。
【0032】第1の温度検知素子13AはA6〜A3の
全てのサイズの記録材の通紙域であるところのA6記録
材の通紙域に対応する加熱体部分のヒータ基板部分に配
設してある。
【0033】第2の温度検知素子13BはA4記録材
(縦送り)の通紙域外で、B4記録材(縦送り)の通紙
域内に対応する加熱体部分のヒータ基板部分に配設して
ある。この第2の温度検知素子13Bを配設した加熱体
部分はA6やA4の記録材を通紙しているときは非通紙
域であり、非通紙部昇温する部分である。B4やA3を
通紙しているときは通紙域であるから非通紙部昇温はし
ない。
【0034】而して上記第1と第2の温度検知素子13
A・13Bを併用して図4又は図5のような加熱体1の
温調制御がなされる。
【0035】.記録材として最大サイズであるA3記
録材が通紙されるものとする(図4参照)。画像形成装
置のコピーボタンが押されると、通電発熱層11に対し
て通電回路14から通電がなされて発熱層11が全長に
わたって発熱しヒータ基板10即ち加熱体1が全長にわ
たって均一にかつ急速に加熱されていく。第1及び第2
の温度検知素子13A・13Bからそれぞれ温調回路1
5へ入力する加熱体1の温度検知情報はほぼ同一の温度
情報である。通常は第1の温度検知情報が優先し、温調
回路15はその第1の温度検知情報で、加熱体1が所定
の第1の制御温度T1 に達したと判断すると、加熱体1
の温度を該第1の制御温度T1 に維持するように通電回
路14を制御して通電発熱層11に対する通電を制御す
る。この第1の制御温度T1 は記録材P上のトナー像t
を十分に定着可能な温度に設定される。ここまでの加熱
体1の温度上昇は加熱体1が低熱容量ヒータであるの
で、急速(数秒程度)に行なわれる。
【0036】次いで、定着装置に対して画像形成部から
トナー像tを担持したA3記録材Pが導入されて前述し
たようにトナー像tの加熱定着が実行される。この場合
は通電発熱層11の全長域が通紙域であるから加熱体1
の全長域各部の記録材による奪熱が均一になされること
で、記録材を連続通紙しても加熱体1に非通紙部昇温は
生じない。
【0037】従って、第1と第2の温度検知素子13A
・13Bが感知する加熱体温度は終始ほぼ同一であり、
第2の温度検知素子13Bは加熱体1の温度を常にモニ
ーターしてはいるが、通電発熱層11の通電制御には、
異常な温度を感知しない限り、直接関与せず、第1の温
度検知素子13Aによる温度検知情報にて加熱体1の温
度を第1の制御温度T1 に維持する温調制御が実行され
る。
【0038】所定の1枚又は複数枚の連続通紙が終了す
ると、発熱層11への通電がオフにされ、加熱体1の温
度は急速に低下して、次の通紙まで待機状態に入る。
【0039】本実施例では通紙記録材がB4記録材であ
る場合も上記のA3記録材と同様の温調制御がなされ
る。
【0040】.次にA4(縦送り)或いはそれ以下の
小サイズ記録材が通紙されるものとする(図5参照)。
該記録材が定着装置へ導入される前まではA3(又はA
4)記録材の場合(図4)と同様の通電・温調制御がな
される。
【0041】記録材が連続通紙されていくにつれて第1
の温度検知素子13Aによる、加熱体1を第1の制御温
度T1 に維持しようとする温調制御に対して、第2の温
度検知素子13Bの温度検知情報は、該素子13Bが温
度検知している加熱体部分が非通紙域であり、該加熱体
部分が記録材による奪熱がない分蓄熱により温度上昇し
ていくので、第1の制御温度T1 以上の温度を感知して
いくことになる。
【0042】そしてこの第2の温度検知素子13Bの検
知温度情報が第1の制御温度T1 よりも所定に高い第2
の制御温度T2 に達したと温調回路15が判断すると、
それ以後制御回路15は加熱体1をこの第2の制御温度
2 に維持するように、第2の温度検知素子13Bの温
度検知情報に基づいて加熱体1を温調制御する(第1の
温度検知素子13Aから第2の温度検知素子13Bへの
感温素子切換え)。従って加熱体1の非通紙域の爾後の
温度推移は図5の破線グラフのようになる。
【0043】上記の第2の制御温度T2 は昇温による加
熱体1やフィルム2の熱損傷等を生じない温度に設定さ
れる。
【0044】上記の温調切換え後は奪熱量の少ない非通
紙域の加熱体部分の温度は上記のように第2の制御温度
2 に維持されるように発熱層11への通電が制御され
るので、通紙域の加熱体部分は連続通紙で奪熱がくり返
えされる分、温度が徐々に低下していく。この通紙域の
加熱体部分の温度が所定の制御温度に下降するまでの間
はトナー像の定着は良好に実行される。
【0045】以上のような、加熱体1に対する第1及び
第2の温度検知素子13A・13Bの設定、及び温調制
御により、従来の欠点であった加熱体1の非通紙部昇温
による加熱体やフィルムの熱損傷等の問題を未然に回避
することが出来る。
【0046】本実施例において、 第1の制御温度T1 =190℃、 第2の制御温度T2 =210℃ に設定し、第1の温度検知素子13Aを片側通紙基線0
−0より100mmの位置にまた第2の温度検知素子1
3Bを260mmの位置に配置することで上述の効果が
得られた。
【0047】<実施例2>(図6) 前記の温調切換え後において、連続通紙がかなりの枚数
続行されたり、通紙記録材が厚紙である場合には比較的
早期に、通紙域の加熱体部分の温度が所定の制御温度以
下に低下し、更に低下して、そのまま通紙を続行すると
定着不良に陥る事態を生じることになる。
【0048】そこでこれを回避する手段として、第1の
温度検知素子13Aで通紙域の加熱体部分の温度をモニ
ーターさせ、定着不良に至る前の所定の第3の制御温度
3(第1の制御温度T1 よりも低い所定の温度)にな
ったことが感知されたら(図6の(a)参照)、その時
点で温調回路15から画像形成装置の主制御回路20
(図2・図3)に信号S1を入力させ、回路20によ
り、画像形成部への給紙を禁止させ、その前までに給紙
された記録材が定着装置を通って全て排紙されたら、直
ちに画像形成装置の作像動作(コピー動作)を停止制御
させる。
【0049】このようにすることで、作像動作が終了す
るまでは小サイズ記録材の通紙であっても十分な定着性
を維持し続けることが出来る。
【0050】装置の作像動作が一旦停止された後は加熱
体1の温度を元の第1の制御温度T1 に戻す制御(例え
ば作像を行なわずに定義装置を空回転させながら第1の
温度検知素子13AでTの制御温度で制御を行なう方
法等)を実行させて装置の作像動作を再スタートさせる
ことも可能である。
【0051】図6の(b)はこのときの加熱体1の温度
変位を示すもので、作像動作停止後、第1の温度検知素
子13Aが第1の制御温度T1 を感知したら再び作像動
作を再開させて残りのコピーを実行させる。
【0052】これにより加熱体1の温度を、定着性を維
持し、かつ過剰な昇温をきたさない範囲内に制御しつ
つ、通紙記録材のサイズの大小によらず連続コピーを可
能とする。
【0053】<実施例3>(図7) 加熱体1の非通紙部昇温を防止する手段として、通電発
熱層に分岐電路を設けて通電発熱層の発熱長さ範囲を通
紙記録材のサイズの大小に対応させて切り換えるように
して加熱体の非通紙部昇温を抑制するものがある。
【0054】図7はその例を示すもので、通電発熱層1
1に第1〜第3の分岐電路171 〜173 を設けてあ
る。181 〜183 はその各分岐電路171 〜173
端末部の通電用電極である。
【0055】.通紙記録材が最大サイズであるA3記
録材のときは、通電発熱層11の両端電極11a・11
b間に電圧印加がなされて、発熱層11が全長域にわた
って十分に発熱する。
【0056】.B4記録材のときは、電極11a・1
1b間と、第1の分岐電路171 の電極181 に電圧が
印加されて、発熱層11はB4記録材の通紙域に対応す
る長さ範囲が十分に発熱し、非通紙域に対応する長さ範
囲の発熱量は抑制される。
【0057】.A4記録材のときは、電極11a・1
1b間と、第2の分岐電路172 の電極182 に電圧が
印加されて、発熱層11はA4記録材の通紙域に対応す
る長さ範囲が十分に発熱し、非通紙域に対応する長さ範
囲の発熱量は抑制される。
【0058】.B5記録材のときは、電極11a・1
1b間と、第3の分岐電路173 の電極183 に電圧が
印加されて、発熱層11はB5記録材の通紙域に対応す
る長さ範囲が十分に発熱し、非通紙域に対応する長さ範
囲の発熱量は抑制される。
【0059】上記のように通紙記録材のサイズに応じて
通電発熱層11の発熱長さ範囲が制御されることで非通
紙域の昇温が抑制される。
【0060】通紙記録材サイズに応じた上記〜の通
電切り換えは、通常は、各サイズの記録材を各々収納す
るカセットからの信号S2により制御される通電切換え
回路19により自動切り換えされる。従ってオペレータ
が記録材サイズを選択(カセットを選択)した時点で切
り換えることができ、非通紙部昇温の抑制に極めて効果
的である。
【0061】しかし、給紙をカセットからによらず手差
しで行なう場合、手差し給紙される記録材のサイズを検
知することが難しいので、最大サイズの記録材が通紙さ
れたものとして、通電発熱層11をその両端電極11a
・11b間に電圧を印加させてその全長域を十分に発熱
させるようにしている。従って、もし手差し給紙にて小
サイズの記録材を連続通紙すると、非通紙部昇温が発生
することになる。
【0062】本実施例はこれを防止するようにしたもの
であり、実施例1の図2・図3と同様に加熱体1のヒー
タ基板10に第1と第2の温度検知素子13A・13B
を設けこの両素子を併用して加熱体1の温調制御を行な
うものである。
【0063】第1の温度検知素子13Aは最小サイズの
B5記録材の通紙域に対応するヒータ基板部分に当接配
置し、第2の温度検知素子13Bは第1の分岐電路17
1 の発熱層11からの分岐点a(第1分岐点)と電極1
1aとの間の発熱層部分に対応するヒータ基板部分に当
接配置してある。
【0064】カセット給紙の場合は、通電制御を前述
〜のように通紙記録材のサイズ信号S2に連動させて
分岐電路171 〜173 を自動選択させて自動切り換え
方式にすると共に、第1の温度検知素子13Aによる温
調制御を実行させる。
【0065】手差し給紙の場合は、電極11a・11b
間に電圧を印加して発熱層11を全長にわたって発熱さ
せ、実施例1・同2と同様に第1と第2の温度検知素子
13A・13Bの併用による温調制御を実行させて非通
紙部昇温を防止するものである。これにより手差し給紙
の場合も非通紙部昇温が抑えられ、また良好な定着性が
維持される。
【0066】<実施例4>(図8・図9) 温度検知素子は2個以上複数個も設けて、それ等を併用
して加熱体1の温調制御をする構成とすることもでき
る。
【0067】図8はその例を示す。本例は前述図7の分
岐電路型の加熱体1において、電極11bと第3の分岐
電路173 の発熱層11からの分岐点c(第3分岐点)
との間に対応するヒータ基板部分に第1の温度検知素子
13Aを、第3と第2の各分岐電路173 ・172 の発
熱層11からの各分岐点c・b(第3分岐点と第2分岐
点)間に対応するヒータ基板部分に第2の温度検知素子
13Bを、第2と第1の各分岐電路172・171 の発
熱層11からの各分岐点b・a(第2分岐点と第1分岐
点)間に対応するヒータ基板部分に第3の温度検知素子
13Cを、第1の分岐電路171 の発熱層11からの分
岐点a(第1分岐点)と電極11aとの間に対応するヒ
ータ基板部分に第4の温度検知素子13Dを配設してあ
る。
【0068】而して、例えば、第3と第2の分岐点c・
b間を紙の端面が通過するような小サイズ記録材Pを手
差しで連続通紙する場合について説明すると、通電発熱
層11に対する通電は電極11a・11b間に電圧を印
加することで行なわれ、通電発熱層11はその全長域が
発熱する通紙が始まると、最初は第1の温度検知素子1
3Aを用いての加熱体1の温調制御がなされて、加熱体
1の温度は図9の実線グラフのようにその全長域にわた
ってほぼ第1の制御温度T1に近い温度分布となる。
【0069】通紙が続くにつれて、非通紙域の加熱体部
分の温度が破線グラフ(イ)のように上昇していく。や
がて第4の温度検知素子13Dが所定の第2の制御温度
2を感知すると、この素子13Dに対応する加熱体部
分の温度がそれ以上過昇温しないように第1の分岐電路
171 を用いての分岐通電が開始される。このため第1
の分岐点aと電極11aとの間に対応する加熱体部分の
加熱が抑えられる。
【0070】しかし第3と第1の分岐点c〜a間に対応
する加熱体部分はさらに昇温していき一点鎖線グラフ
(ロ)のような温度分布となる。やがて第3の温度検知
素子13Cが所定の第4の制御温度T4 を感知すると、
該素子13Cに対応する加熱体部分の過昇温を抑えるべ
く第2の分岐電路172 を用いた分岐通電が開始され、
第2と第1の分岐点b・a間に対応する加熱体部分の温
度が降下していく。この結果、非通紙域の加熱体部分の
温度は2点鎖線グラフ(ハ)のような温度分布になる。
【0071】第3と第2の分岐点c・b間の加熱体部分
にも非通紙域は残るが、通紙端面に近く、熱流が通紙域
内へ流れ込むため、それ程大きな昇温とはならない。
【0072】このようにして、手差しの小サイズ記録材
の通紙であっても、加熱体1に非通紙部昇温を生じない
よに分岐電路171 〜173 を次々と切り換えていくこ
とが出来、かつ通紙域にあってはその通紙域の全長さ範
囲をほぼ均一で十分な温度を維持することが出来る。
【0073】以上、フィルム加熱方式の加熱装置として
の定着装置を例にして説明したが、熱ローラ方式の加熱
装置についても本発明を適用して同様の効果を得ること
ができる。また、片側通紙基準の装置に限らず、中央通
紙基準の装置についても本発明を適用して同様の効果を
得ることができることは勿論である。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明に依れば、温度検知
素子を含む温調回路により所定の設定温度に温調制御さ
れる加熱体を有し、該加熱体に対して被加熱材を通紙し
て加熱処理する加熱装置について、加熱体の通紙域内で
の加熱性能を十分に維持しつつ、加熱体の非通紙域にお
ける過昇温(非通紙部昇温)を抑止して、非通紙部昇温
に起因する弊害、即ち熱ローラ方式やフィルム加熱方式
等の定着装置にあっては高温オフセットの問題、フィル
ム駆動不安定性、加熱体の熱損傷等の問題を回避するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う加熱装置例としてのフィルム加
熱方式の画像加熱定着装置の概略構成図
【図2】 加熱体の一部切欠き斜視図と、通電制御系の
ブロック図
【図3】 加熱体と、通紙域と、温度検知素子、の位置
関係図
【図4】 大サイズ紙通紙時の加熱体温調制御の温度推
移グラフ
【図5】 小サイズ紙通紙時の加熱体温調制御の温度推
移グラフ
【図6】 (a)・(b)は夫々装置途中停止制御がな
される場合の加熱体温調制御の温度推移グラフ
【図7】 分岐通電式の加熱体の構成略図
【図8】 4個の温度検知素子を具備させた分岐通電式
加熱体の構成略図
【図9】 該加熱体の温度制御に伴なう加熱体長手に沿
う温度分布グラフ
【符号の説明】
1 加熱体 10 ヒータ基板 11 通電発熱層 12 保護層 13A〜13D 温度検知素子 14 通電回路 15 温調回路 171 〜173 分岐電路 19 通電切換え回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桝田 恒司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度検知素子を含む温調回路により所定
    の設定温度に温調制御される加熱体を有し、該加熱体に
    対して被加熱材を通紙して加熱処理する加熱装置におい
    て、 被加熱材の通紙方向に直交する加熱体方向を加熱体長手
    としたとき、この加熱体長手に沿って少なくとも2個以
    上複数個の加熱体温度検知素子を配設し、装置に通紙さ
    れる種々のサイズの被加熱材のすべてが通過する通紙域
    に対応する加熱体部分に上記複数個の温度検知素子の少
    なくとも1つを第1の温度検知素子として配設し、他の
    少なくとも1個の温度検知素子を、装置に通紙される被
    加熱材のサイズによっては非通紙域となり得る加熱体部
    分に第2の温度検知素子として配設し、該第1と第2の
    温度検知素子とを併用して加熱体を温調制御することを
    特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 通常は第1の温度検知素子から温調回路
    に入力する加熱体温度検知情報によって加熱体を第1の
    制御温度T1 を維持するように温調制御させ、第2の温
    度検知素子のうち第N番目の素子から温調回路に入力す
    る加熱体温度検知情報により該素子に対応する加熱体部
    分の温度が前記第1の制御温度T1 よりも高い所定の制
    御温度TN に到達したことが検知されたら、加熱体を該
    所定の制御温度TN を維持するように温調制御させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 第1の制御温度T1 よりも高い所定の制
    御温度TN を維持するように加熱体の温調制御が開始さ
    れた後、第1の温度検知素子から温調回路に入力する加
    熱体温度検知情報によって該素子に対応する加熱体部分
    の温度が前記第1の制御温度T1 よりも低い所定の制御
    温度T3 に低下したことが検知されたら、装置動作を可
    及的速やかに停止させる制御を実行させることを特徴と
    する請求項1又は同2記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 被加熱材は、耐熱性フィルムを介して加
    熱体に対して密着し該フィルムと共に加熱***置を移動
    通過することにより加熱体からフィルムを介して熱エネ
    ルギーを受けることを特徴とする請求項1乃至同3の何
    れかに記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 加熱装置は、加熱定着性の顕画像を担持
    した記録材の画像を加熱処理する画像加熱定着装置であ
    ることを特徴とする請求項1乃至同4の何れかに記載の
    加熱装置。
JP3326351A 1991-09-24 1991-11-13 加熱装置 Expired - Fee Related JP2776101B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3326351A JP2776101B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 加熱装置
EP92116302A EP0534417B1 (en) 1991-09-24 1992-09-23 Image heating apparatus with multiple temperature detecting members
DE69217436T DE69217436T2 (de) 1991-09-24 1992-09-23 Bildheizgerät mit mehreren Temperaturdetektoren
US08/226,369 US5915146A (en) 1991-09-24 1994-04-12 Image heating apparatus with multiple temperature detecting members

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3326351A JP2776101B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05135848A true JPH05135848A (ja) 1993-06-01
JP2776101B2 JP2776101B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=18186822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3326351A Expired - Fee Related JP2776101B2 (ja) 1991-09-24 1991-11-13 加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2776101B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001282039A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Canon Inc 画像形成装置
WO2004063820A1 (ja) * 2003-01-14 2004-07-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 像加熱装置及び画像形成装置
JP2006154061A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Canon Inc 像加熱装置および画像形成装置
JP2009186891A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Canon Inc 画像形成装置
JP2009217266A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Toshiba Corp 定着装置、温度制御方法、画像形成装置
JP2010250154A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Canon Inc 像加熱装置及び画像形成装置
JP2013064794A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 予熱板、それを備えた定着装置および印刷装置
JP2015014645A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社リコー 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2015114590A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
EP3260931A1 (en) * 2016-06-20 2017-12-27 Toshiba TEC Kabushiki Kaisha Heater and image forming apparatus
JP2018084841A (ja) * 2018-01-25 2018-05-31 株式会社リコー 定着装置およびこれを備えた画像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129450A (ja) * 1982-01-28 1983-08-02 Canon Inc 定着装置
JPS6380284A (ja) * 1986-09-25 1988-04-11 Ricoh Co Ltd 定着ヒ−タ点灯装置
JPH0221665U (ja) * 1988-07-26 1990-02-14

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129450A (ja) * 1982-01-28 1983-08-02 Canon Inc 定着装置
JPS6380284A (ja) * 1986-09-25 1988-04-11 Ricoh Co Ltd 定着ヒ−タ点灯装置
JPH0221665U (ja) * 1988-07-26 1990-02-14

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001282039A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Canon Inc 画像形成装置
WO2004063820A1 (ja) * 2003-01-14 2004-07-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 像加熱装置及び画像形成装置
US7561816B2 (en) 2003-01-14 2009-07-14 Panasonic Corporation Image heating apparatus and image forming apparatus including synchronization of magnetic flux generation
JP2006154061A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Canon Inc 像加熱装置および画像形成装置
US8326169B2 (en) 2008-02-08 2012-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2009186891A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Canon Inc 画像形成装置
US8027607B2 (en) 2008-02-08 2011-09-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2009217266A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Toshiba Corp 定着装置、温度制御方法、画像形成装置
JP2010250154A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Canon Inc 像加熱装置及び画像形成装置
JP2013064794A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 予熱板、それを備えた定着装置および印刷装置
JP2015014645A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社リコー 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2015114590A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
EP3260931A1 (en) * 2016-06-20 2017-12-27 Toshiba TEC Kabushiki Kaisha Heater and image forming apparatus
JP2018084841A (ja) * 2018-01-25 2018-05-31 株式会社リコー 定着装置およびこれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2776101B2 (ja) 1998-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3450623B2 (ja) 画像形成装置
JP4659204B2 (ja) 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP2946734B2 (ja) 定着装置
US20180348681A1 (en) Image heating apparatus and image forming apparatus
JPH05135848A (ja) 加熱装置
US6718155B2 (en) Fixing apparatus in which fixing speed is switched during cleaning
JP2629980B2 (ja) 定着装置
JPH0619345A (ja) 加熱装置
JPH0580665A (ja) 像加熱装置
JPH0566688A (ja) 加熱装置
JP3848001B2 (ja) 加熱定着装置および画像形成装置
JP2000206826A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP3004877B2 (ja) 画像形成装置
JPH06175517A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JPH07199694A (ja) 画像形成装置
JPH1020718A (ja) 画像形成装置
JP2000162907A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2000250374A (ja) 画像形成装置
JP2000131977A (ja) 定着装置
JPH0619343A (ja) 定着装置
JPH06202507A (ja) 加熱装置
JPH063983A (ja) 定着装置
JPH07248697A (ja) 定着装置
JPH0836323A (ja) 画像形成装置
JPH03194879A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees