JP2006154061A - 像加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】たとえば、小サイズ紙を連続でプリントしたときに、プリント速度を最大にすることのできる定着装置を提供する。
【解決手段】制御手段により所定の温度に温度制御され、搬送される記録材の画像面に接して記録材上の画像を加熱する加熱部材を有する像加熱装置において、装置に通紙可能な最大紙幅の大サイズ記録材よりも小さい紙幅の小サイズ記録材が通紙されたときの通紙域と非通紙域とに対応する装置構成部材部分の温度をそれぞれ検知する第一と第二の温度検知手段を備え、前記制御手段は前記第一の温度検知手段で検知される温度情報によって前記温度制御をする制御モードと、第二の温度検知手段で検知される温度情報によって前記温度制御をする制御モードとを選択して実行することを特徴とする像加熱装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機、レーザービームプリンター、ファクシミリ等の画像形成装置におけるトナー像定着装置として用いて好適な像加熱装置、および該像加熱装置をトナー像定着装置として備えた画像形成装置に関する。
ここで、像加熱装置には、未定着画像を記録材上に永久画像として加熱定着させる定着装置としてばかりでなく、未定着画像を記録材上に仮定着させる装置、画像を担持した記録材を再加熱してつや等の画像表面性を改質する装置なども包含される。
電子写真、静電記録、磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により、加熱溶融性の樹脂等よりなるトナーを用いて、記録材(紙、印刷紙、転写材シート、OHTシート、光沢紙、光沢フィルム、エレクトロファックス紙静電記録紙等)の面に転写方式もしくは直接方式で目的の画像情報に対応した未定着トナー像を形成担持させる画像形成装置において、該未定着トナー像を、該画像を担持している記録材面上に永久固着画像として加熱定着処理する像加熱装置である定着装置としては、熱ローラ方式の定着装置や、熱ローラ方式の定着装置よりもウォームアップタイムが短くてオンデマンドで、安価なベルト(フィルム)定着方式の定着装置が多く用いられている。
このような定着装置においては所謂「非通紙部昇温」現象が生じる。これは装置に通紙できる最大紙幅の大サイズ記録材よりも小さい紙幅の小サイズ記録材が通紙されたときには、大サイズ記録材と小サイズ記録材の紙幅の差部分に対応する定着ニップ部の非通紙域では熱が記録材の加熱に消費されず蓄熱し、小サイズ記録材が連続的に通紙されるにつれて定着ニップ部の非通紙域での蓄熱量が多くなる。そのために、定着ニップ部の通紙域の温度は所定の定着温度に温調維持されるのに対して、非通紙域の温度はその所定の定着温度よりも昇温していく現象である。ここで、記録材の紙幅とは、記録材の平面において記録材搬送方向に直交する方向の記録材寸法である。
上記の非通紙部昇温が許容温度よりも高温になると、定着装置の構成部材に熱損トラブルを生じさせて耐久性を低下させることになるし、小サイズ記録材の連続通紙で定着装置が過度に非通紙部昇温している状態時に大サイズ記録材を通紙すると、定着ニップ部の非通紙部昇温領域において温度が高すぎることによる端部ホットオフセット等が発生する。
本出願人は上記のような非通紙部昇温による弊害を回避するために先に特許文献1のような対策発明を提案している。これは、非通紙域の温度を検知する温度検知手段を具備させ、この温度検知手段で検知される非通紙部温度が所定の許容上限温度を超えたときは、画像形成装置の給紙動作・画像形成動作を一時停止状態に制御して冷却動作を行なわせ、上記の温度検知手段で検知される非通紙部温度が一定値以下に降温したら中断した画像形成動作を再開する、といった制御を行うものである。これにより非通紙部昇温による弊害を十分に回避することができる。
特開2001−282036号公報
本発明は上記従来技術を更に発展させたものである。
本発明の目的は、より効率よく、しかも非通紙部昇温解消待ちのために、装置動作を一旦停止する時間をより短縮化することにある。
また、電源投入時やプリント開始時のウォームアップ時にも、より効率よく、より短い時間で装置動作を可能にすることにある。
上記目的を達成するための本発明に係る像加熱装置の代表的な構成は、制御手段により所定の温度に温度制御され、搬送される記録材の画像面に接して記録材上の画像を加熱する加熱部材を有する像加熱装置において、装置に通紙可能な最大紙幅の大サイズ記録材よりも小さい紙幅の小サイズ記録材が通紙されたときの通紙域と非通紙域とに対応する装置構成部材部分の温度をそれぞれ検知する第一と第二の温度検知手段を備え、前記制御手段は前記第一の温度検知手段で検知される温度情報によって前記温度制御をする制御モードと、第二の温度検知手段で検知される温度情報によって前記温度制御をする制御モードとを選択して実行することを特徴とする像加熱装置、である。
これにより、第一の温度検知手段と第二の温度検知手段を選択できるので最も効率良く温度制御のできる像加熱装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(1)画像形成装置例
図1に、本発明の第一の実施例におけるカラー画像形成装置の概略構成図を示す。本例のカラー画像形成装置は、電子写真方式を用いて、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー像を重ね合わせることでフルカラー画像を得る装置であり、プロセススピードは90mm/sec、一分間の印字枚数はUSレターサイズ紙で16枚である。また、一枚目プリント(First Page Out)までの時間(FPOT)は約15秒である。
Y・C・M・Kはそれぞれイエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの色トナー像を形成する4つのプロセスカートリッジであり、下から上に順に配列してある。各プロセスカートリッジY・C・M・Kは、それぞれ、像担持体たる感光体ドラム1、帯電手段たる帯電ローラ2、静電潜像を顕像化するための現像手段3、感光体ドラムのクリーニング手段4等をひとつの容器にまとめた、いわゆるオールインワンカートリッジを使用している。イエローのプロセスカートリッジYの現像手段3にはイエロートナーを、シアンのプロセスカートリッジCの現像手段3にはシアントナーを、マゼンタのプロセスカートリッジMの現像手段3にはマゼンタトナーを、ブラックのプロセスカートリッジKの現像手段3にはブラックトナーを、それぞれ充填してある。
感光体ドラム1に露光を行うことにより静電潜像を形成する光学系5が上記4色のプロセスカートリッジY・C・M・Kに対応して設けられている。光学系5としてはレーザー走査露光光学系を用いている。
各プロセスカートリッジY・C・M・Kにおいて、光学系5より、画像データに基づいた走査露光が、帯電手段2により一様に負帯電された感光体ドラム1上になされることにより、感光体ドラム表面に走査露光画像に対応する静電潜像が形成される。不図示のバイアス電源より現像手段3の現像ローラに印加される現像バイアスを、帯電電位と潜像(露後部)電位の間の適切な値に設定することで、負の極性に帯電されたトナーが感光体ドラム1上の静電潜像に選択的に付着して反転現像が行われる。
すなわち、イエローのプロセスカートリッジYの感光体ドラム1にはイエロートナー像が、シアンのプロセスカートリッジCの感光体ドラム1にはシアントナー像が、マゼンタのプロセスカートリッジMの感光体ドラム1にはマゼンタトナー像が、ブラックのプロセスカートリッジKの感光体ドラム1にはブラックトナー像が、それぞれ形成される。
各プロセスカートリッジY・C・M・Kの感光体ドラム1上に現像形成された上記の単色トナー像は各感光体ドラム1の回転と同期して、等速もしくは略等速で回転する中間転写体6上へ所定の位置合わせ状態で順に重畳されて一次転写されることで、中間転写体6上に未定着のフルカラートナー像が合成形成される。
本実施例においては、中間転写体6として、エンドレスの中間転写ベルトを用いており、駆動ローラ7、二次転写ローラ対向ローラ14、テンションローラ8の3本のローラに懸回して張架してあり、駆動ローラ7によって駆動される。
各プロセスカートリッジY・C・M・Kの感光体ドラム1上から中間転写ベルト6上へのトナー像の一次転写手段としては、一次転写ローラ9を用いている。一次転写ローラ9に対して、不図示のバイアス電源より、トナーと逆極性の一次転写バイアスを印加することにより、各プロセスカートリッジY・C・M・Kの感光体ドラム1上から中間転写ベルト6に対して、トナー像が一次転写される。
各プロセスカートリッジY・C・M・Kにおいて感光体ドラム1上から中間転写ベルト6への一次転写後、感光体ドラム1上に転写残として残ったトナーは、クリーニング手段4により除去される。本実施例においては、クリーニング手段4として、ウレタンブレードによるブレードクリーニングを用いている。
上記工程を中間転写ベルト6の回転に同調して、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナー像の重なりからなる未定着カラー画像が合成形成される。単色のみの画像形成(単色モード)時には、上記工程は、目的の色についてのみ行われる。
一方、記録材(転写材)供給部となる記録材カセット10にセットされた記録材Pは、給送ローラ11により給送され、レジストローラ12により所定の制御タイミングで、二次転写ローラ対向ローラ14に懸回されている中間転写ベルト6部分と二次転写手段としての二次転写ローラ13とのニップ部に搬送される。
中間転写ベルト6上に形成された一次転写トナー像は、二次転写手段たる二次転写ローラ13に不図示のバイアス印加手段より印加されるトナーと逆極性のバイアスにより、記録材P上に一括転写される。
二次転写後に中間転写ベルト6上に残った二次転写残トナーは中間転写ベルトクリーニング手段15により除去される。本実施例においては、感光体ドラム1のクリーニング手段4と同様、ウレタンブレードによる中間転写体クリーニングを行っている。
記録材P上に二次転写されたトナー像は像加熱装置としての定着装置Fを通過することで、記録材P上に溶融定着され、排紙パス31を通って排紙トレイ32に送り出されて画像形成装置の出力画像となる。
(2)定着装置F
図2は本実施例における定着装置Fの概略構成模型図である。本例の定着装置Fは、定着ベルト加熱方式、加圧用回転体駆動方式(テンションレスタイプ)の装置である。
1)装置Fの全体的構成
20は記録材の画像面に接する加熱部材としての定着ベルト(第一の定着部材)である。この定着ベルト20はベルト状部材に弾性層を設けてなる円筒状(もしくは、エンドレスベルト状またはスリーブ状)の部材である。より具体的には、図4にその層構成模型図を示したように、例えば、ポリイミド樹脂を厚み約50μmの円筒状に形成したエンドレスフィルムを基層20aとし、その外周面に弾性層20bとして厚み約300μmのシリコーンゴム層をリングコート法により形成し、その上に離型層20cとして厚み約30μmのPFA樹脂チューブを被覆してなる。シリコーンゴム層には、極力熱伝導率の高い材質を用い、定着ベルト20の熱容量を小さくすることが、温度立ち上げの観点からは望ましい。カラー画像においては、複数色のトナー層を重ねて混色させ使用するので、トナー層の凹凸が白黒画像に比べて大きく、定着部材である定着ベルトに弾性層が無い場合、定着画像の光沢ムラが大きくなって画像品質を劣化させたり、記録材がOHTの場合は、定着画像を投影した際に透過性が悪かったりして、画像品質の低下があった。弾性層を有する定着ベルトを使用することで、この点の改善がなされる。
22は加圧部材としての弾性加圧ローラ(第二の定着部材)であり、上記の定着ベルト20と加熱ニップ部としての定着ニップ部Nを形成する。この加圧ローラ22は、ステンレス製の芯金22aに、弾性層22bとして射出成形により厚み約3mmのシリコーンゴム層22bを形成し、その上に離型層22cとして厚み約40μmのPFA樹脂チューブを被覆してなる。
16は定着ベルト20を加熱する熱源(加熱体)としての定着ヒータである。定着ヒータ16は本実施例では後記2)項で詳述するような裏面加熱型のセラミックヒータである。17は横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有するヒータホルダである。定着ヒータ16はこのヒータホルダ17の下面に該ホルダの長手(定着ベルト回転方向に直交する方向)に沿って配設してある。定着ベルト20はこのヒータホルダ17にルーズに外嵌させてある。
ヒータホルダ17は、耐熱性の高い液晶ポリマー樹脂で形成し、定着ヒータ16を保持し、定着ベルト20をガイドする役割を果たす。本実施例においては、液晶ポリマーとして、デュポン社のゼナイト7755(商品名)を使用した。ゼナイト7755の最大使用可能温度は、約270℃である。
加圧ローラ22は芯金22aの両端部を装置フレーム24の不図示の奥側と手前側の側板間に回転自由に軸受保持させて配設してある。この加圧ローラ22の上側に、前記のヒータ16・ヒータホルダ17・定着ベルト20等から成る加熱アセンブリをヒータ16側を下向きにして加圧ローラ22に並行に配置し、ヒータホルダ17の両端部を不図示の加圧機構により片側98N(10kgf)、総圧196N(20kgf)の力で加圧ローラ22の軸線方向に附勢することで、定着ヒータ16の下向き面を定着ベルト20を介して加圧ローラ22の弾性層に該弾性層の弾性に抗して所定の押圧力をもって圧接させ、加熱定着に必要な所定幅(定着ベルト回転方向の寸法)の定着ニップ部Nを形成させてある。加圧機構は、圧解除機構を有し、ジャム処理時等に、加圧を解除し、記録材Pの除去が容易な構成となっている。
18と19は第一と第二の温度検知手段としての中央部サーミスタ(メインサーミスタ)と端部サーミスタ(サブサーミスタ)の2つのサーミスタである。
図3に、上記の、定着ベルト20、定着ヒータ16、中央部サーミスタ18、端部サーミスタ19の位置関係をあらわす斜視模型図を示す。本実施例において、記録材Pの通紙は記録材中心の中央基準である。Oはその記録材中央通紙基準線である。Lmaxは装置に通紙可能な最大紙幅の大サイズ記録材の通紙域(大サイズ通紙域)である。Lminは最大通紙幅の大サイズ記録材よりも小さい紙幅の小サイズ記録材の通紙域(小サイズ通紙域)である。図3の小サイズ通紙域Lminは装置に通紙可能な最小紙幅の記録材の通紙域である。Laは小サイズ記録材を通紙したときに生じる非通紙域(大サイズ通紙域と小サイズ通紙域の差域)である。
中央部サーミスタ18は、装置に通紙可能などの紙幅の記録材も共通の通紙域となる最小紙幅の記録材の小サイズ通紙域Lmin内に対応する定着装置構成部材部分の温度を検知する温度検知手段である。本実施例では、この中央部サーミスタ18は、最小紙幅の記録材の小サイズ通紙域Lmin内に対応する定着ベルト内面部分(定着ベルト長手中央付近)に弾性的に接触させて配設してあり、定着ベルト20の内面の温度を検知する。すなわち、中央部サーミスタ18は、ヒータホルダ17に固定支持させたステンレス製のアーム18bの先端にサーミスタ素子18aが取り付けられ、ヒータホルダ17の上方において、定着ヒータ16には非接触にして定着ベルト内面にサーミスタ素子18aを当接させて配設してあり、アーム18bが弾性揺動することにより、定着ベルト20の内面の動きが不安定になった状態においても、サーミスタ素子18aが定着ベルト20の内面に常に接する状態に保たれる。
端部サーミスタ19は、小サイズ記録材を通紙したときの非通紙域La内に対応する定着装置構成部材部分の温度を検知する温度検知手段であり、大サイズ通紙域Lmax内であって、定着ヒータ16の端部寄りの位置に配設してある。この端部サーミスタ19は、中央部サーミスタ18よりも定着ヒータ16に近い場所に配置され、本実施例では定着ヒータ16の端部寄りの裏面に接触させて配設してあり、定着ヒータ裏面の温度を検知する。
中央部サーミスタ18、及び端部サーミスタ19は、画像形成装置の制御手段としての制御回路部(CPU)27(図2)に接続され、この制御回路部27は、中央部サーミスタ18、端部サーミスタ19の出力をもとに、定着装置の温調制御内容を決定し、ヒータ駆動回路部28によって定着ヒータ16への通電を制御する。
図2において、23と26は装置フレーム24に組付けた入り口ガイドと定着排紙ローラである。入り口ガイド23は、二次転写ニップを抜けた記録材材Pが、定着ニップ部Nに正確にガイドされるよう、記録材を導く役割を果たす。本実施例の入り口ガイド23は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂により形成されている。
加圧ローラ22は駆動手段Mにより矢印の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加圧ローラ22の回転駆動による該加圧ローラ22の外面と定着ベルト20との、定着ニップ部Nにおける圧接摩擦力により円筒状の定着ベルト20に回転力が作用して該定着ベルト20がその内面側が定着ヒータ16の下向き面に密着して摺動しながらヒータホルダ17の外回りを矢印の時計方向に従動回転状態になる。定着ベルト20の内面にはグリスが塗布され、ヒータホルダ17と定着ベルト20内面との摺動性を確保している。
加圧ローラ22が回転駆動され、それに伴って円筒状の定着ベルト20が従動回転状態になり、また定着ヒータ16に通電がなされ、該定着ヒータ16が昇温して所定の温度に立ち上がり温調された状態において、定着ニップ部Nの定着ベルト20と加圧ローラ22との間に未定着トナー像を担持した記録材Pが入り口ガイド23に沿って案内されて導入され、定着ニップ部Nにおいて記録材Pのトナー像担持面側が定着ベルト20の外面に密着して定着ベルト20と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程において、定着ヒータ16の熱が定着ベルト20を介して記録材Pに付与され、記録材P上の未定着トナー像tが記録材P上に加熱・加圧されて溶融定着される。定着ニップ部Nを通過した記録材Pは定着ベルト20から曲率分離され、定着排紙ローラ26で排出される。
通常使用においては、定着装置Fの加圧ローラ22の回転開始とともに、定着ベルト20の従動回転が開始し、定着ヒータ16の温度の上昇とともに、定着ベルト20の内面温度も上昇していく。定着ヒータ16への通電は、定着ベルト20の内面温度、すなわち、中央部サーミスタ18の検知温度が190℃になるように、入力電力が制御される。
2)定着ヒータ16
図5の(a)は定着ヒータ16の表面側(加熱面側、定着ベルト摺動面側)の平面模型図、(b)は定着ヒータ16の裏面側の一部切り欠き平面模型図、(c)は(b)の(c)−(c)線に沿う拡大断面模型図である。
熱源(加熱体)としての定着ヒータ16は、本例のものは、窒化アルミの基板上に、銀・パラジウム合金を含んだ導電ペーストをスクリーン印刷法によって均一な厚さの膜状に塗布することで抵抗発熱体を形成している裏面加熱型のセラミックヒータである。
この定着ヒータ16は、
a:通紙方向と直交する方向を長手とする横長の窒化アルミの基板16a
b:上記の窒化アルミ基板16aの加熱面側とは反対面側である基板裏面側に長手に沿ってスクリーン印刷により線状あるいは帯状に塗工し焼成した、電流が流れることにより発熱する銀パラジウム(Ag/Pd)合金を含んだ導電ペーストの2条の抵抗発熱体層16b・16b
c:上記の2条の抵抗発熱体層16b・16bに対する給電パターンとして、各抵抗発熱体層16b・16bの一方端側にそれぞれ電気的に導通させて、基板裏面側に銀ペーストのスクリーン印刷等によりパターン形成した第1と第2の電極部16c・16d
d;上記の2条の抵抗発熱体層16b・16の他方端同士を電気的に接続させて、基板裏面側に銀ペーストのスクリーン印刷等によりパターン形成した繋ぎ電極部16e
e:上記2条の抵抗発熱体層16b・16b部分を覆わせて基板裏面側に形成したガラス等の絶縁性保護層16f
f:ヒータ裏面側に接触させて設けた端部サーミスタ19
等からなる。
上記の定着ヒータ16は加熱面側であるヒータ表面側を下向きに露呈させてヒータホルダ17に固定して支持させてある。
上記定着ヒータ16の第1と第2の電極部16c・16d側には給電用コネクタ29が装着される。ヒータ駆動回路部28から上記定着ヒータ16の給電用コネクタ29を介して第1と第2の電極部16c・16dに給電されることで抵抗発熱体層16b・16bが発熱して定着ヒータ16が迅速に昇温する。ヒータ駆動回路部28は制御回路部27により制御される。
中央部サーミスタ18及び端部サーミスタ19は制御回路部27に接続され、制御回路部27は中央部サーミスタ18と端部サーミスタ19の出力をもとに、定着装置の温調制御内容を決定し、定着ヒータ16への通電を制御する。
3)プリント動作制御
図6は、本実施例におけるプリント動作制御のフローチャートである。このプリント動作制御は制御回路部27が中央部サーミスタ18と端部サーミスタ19の出力をもとに実行する。
まず、プリント動作をスタートさせる。端部サーミスタ19の検知温度が250℃以下(ステップS101のY)のときは、中央部サーミスタ18の検知温度に基づく定着装置Fの温度制御モードを実行させるもので、中央部サーミスタ18の検知温度が190℃となるように、ヒータ駆動回路部28から定着ヒータ16への通電を制御して温度制御する(S107)。
上記において、ステップS101の温度250℃は、非通紙部昇温の許容上限温度、若しくは内輪でそれに近い温度である。ステップS107における温度制御の温度190℃は、設定定着温度である。本実施例においては、制御温度は190℃で、適正定着温度範囲は185℃〜195℃である。
ステップS101で端部サーミスタ19の検知温度が250℃を越えた場合、すなわち小サイズ記録材の連続プリント(連続通紙)のために非通紙部昇温が許容上限近くに至った場合は、中央部サーミスタ18の検知温度に基づく定着装置Fの温度制御モードから、端部サーミスタ19の検知温度に基づく定着装置Fの温度制御モードを選択するもので、端部サーミスタ18の検知温度が250℃になるように、ヒータ駆動回路部28から定着ヒータ16への通電を制御して温度制御する(S102)。
上記ステップS102の温度制御により中央部サーミスタ19の検知温度が185℃以下になったら(S103のY)、この時点で、画像形成装置の給紙動作・画像形成動作を一時停止状態に制御して定着装置Fの中央部の温度が適正定着温度範囲になるまで温度上昇するのを待つ。
中央部サーミスタ18の検知温度が190℃以上になれば(S105)、給紙を再開しプリント動作を行う(S106)。すなわち、端部の温度を一定にして、メインサーミスタで温度を監視し、適正温度範囲になったときに給紙動作を行わせる。このタイミングで給紙動作させると定着のタイミングで195℃になる。ステップS106の給紙再開は、自動的にリカバリーがなされて実行される。
図7は、この制御を行ったときの中央部サーミスタ18と端部サーミスタ19の検知温度と時間の関係を表したタイムチャートである。点Aの位置で温度制御対象が中央部サーミスタ18から端部サーミスタ19に切り換えている。この図7は小サイズ記録材の連続通紙過程のものである。
端部サーミスタ19の検知温度がA位置の250℃に至るまでの過程で温度リップルをもって推移している。すなわち、メインサーミスタ18で温調しているので、記録材があるときは、記録材に温度を奪われるので温度を上げようと制御し端部サーミスタの温度は上がる)、また、記録材と記録材の間は、温度を奪われないので温度を上げまいと制御している(端部サーミスタの温度は下がる)ので、1枚プリントする毎にリップルが発生する。
A位置以降においては、端部の温度を一定にして、メインサーミスタ18で温度を監視し、適正温度範囲(185℃〜195℃)になったときに給紙動作を行わせる、という動作である。
前述の特許文献1においては、端部の温度が大きくなったときに冷却シーケンスに入り、冷えるまで待機するので時間がかかる。これに対して、本実施例では、端部の温度を上限に制御して中央部の温度を監視して、プリント可能状態を判断するので、一旦停止する時間が短縮できる。また、従来、電源投入時やプリント開始時は、端部の温度が上がり過ぎるのを防止するためにヒータ投入電力を抑えてウォームアップさせている制御を行っていた。本実施例では、端部温度(ヒータ温度)を最高温度に温調して、ウォームアップさせるので、より効率よく、より短い時間で装置動作を可能にすることができる。本実施例では温度をモニタするスループット制御である。
(3)その他
1)定着ニップを形成させる第一と第二の定着部材は実施例の定着ベルトや加圧ローラの形態に限られるものではない。第一と第二の定着部材の両方に熱源を具備させた形態の装置にすることもできる。
2)熱源としてのセラミックヒータの形態は実施例のものに限られないことは勿論である。
3)熱源は必ずしも定着ニップ部Nに位置していなくてもよい。例えば、熱源を定着ニップ部Nよりも定着ベルト移動方向上流側に位置させて配設することも出来る。
4)実施例の定着装置は加圧用回転体駆動方式であるが、エンドレスの定着ベルトの内周面に駆動ローラを設け、定着ベルトにテンションを加えながら駆動する方式の装置であってもよいし、定着ベルトをロール巻きの有端ウエブ状にし、これを走行駆動させる方式の装置であってもよい。
5)中央部サーミスタ18の配置は、熱源に直接当接させる方式でも本実施例に記載した制御が適用できる。
6)画像形成装置の作像方式は電子写真方式に限られず、静電記録方式、磁気記録方式等であってもよいし、また転写方式でも直接方式でもよい。
7)電源投入やプリント開始のウォームアップ時に端部サーミスタ19の温度を250℃に保ち、中央部サーミスタ18の温度が185℃以上になったときに、プリント動作可能と判断する制御を行ってもよい。
8)記録材の通紙は中央基準に限られず、片側基準であってもよいことは勿論である。
図8〜図10に、第二の実施例を最も良く表す図を示す。本実施例では、誘導加熱方式の定着装置で、定着加熱スリーブの部分加熱を行うような系を挙げる。
図8において、101a・101bは定着装置100の温度制御を行うために設けられた第一と第二の温度検知手段であるサーミスタ、102は定着装置の安全素子として設けられたサーモスイッチ、103は加熱部材としての定着加熱スリーブ(第一の定着部材)、104はコイルホルダである。コイルホルダ104は定着加熱スリーブ103が定着温度に温度制御されるため、定着温度よりも高い耐熱温度を有する必要がある。加えて磁気回路に影響を与えないことが必要であり、耐熱性の高いLCP樹脂などにより構成されている。このコイルホルダ内部には磁気回路を構成するために設けられたコア105a・105b及び定着コイル(励磁コイル)106を内包しており、定着加熱スリーブ103との絶縁を保つ様に構成されている。定着加熱スリーブ103は、金属あるいは磁性金属や磁性体など、誘導加熱材料からなる発熱層と、定着性を高めるためのゴム層、定着後の紙の分離を良くする為の離型層を有している。コイルホルダ104との摩擦を抑え、摺動性を良くする為、コイルホルダ104との摩擦面にポリイミドや4フッ化エチレン樹脂層(商標テフロン)をコーティングしても良い。このような構造により定着加熱スリーブ自体が発熱することで効率の良い、熱応答性の良い熱源を形成している。105a及び105bのコアには、高周波において損失の少ないフェライト系の材料が用いられており、コアのキュリー温度も定着温度以上である材料が用いられている。222は定着加圧ステーであり、この定着加圧ステー222と摺動板111を介して定着加熱スリーブ103を弾性加圧ローラ130に押し当てることにより定着ニップ部Nを形成している。摺動板111は定着ニップ部Nでの定着加熱スリーブ103とホルダ104との摩擦を軽減するために、定着ニップ部Nに取り付けられている。130aと130bは弾性加圧ローラ130の芯金と弾性ローラ層である。加圧ローラ130hが駆動系Mにより回転駆動され、定着加熱スリーブ103は従動して回転する。
このような系における、発熱の状態を横断面模型図にて示したものが図9である。コア105aと105bを、図のようにT型に配置して定着コイル106−コア105a定着加熱スリーブ103−コア105bから成る磁気回路を構成している。定着コイル206に交番電流が流れるとこれに伴って交番磁界が発生する。定着加熱スリーブ103の材料には先述したように磁性金属または磁性材料を用いており、定着加熱スリーブ103内では磁界を打ち消すように誘導電流(渦電流)が発生する。この誘導電流(渦電流)によるジュール熱により、定着加熱スリーブ103自体が発熱し、温度が上昇していくことになる。図9の左側に、定着加熱スリーブ103、コア105a・105b、定着コイル106から成る磁気回路の磁力線分布の模式図(横断面)を、図9の右側に、定着加熱スリーブ103にて発熱する発熱量の分布の模式図を示す。このように、本例の誘導加熱方式の定着装置構成では2箇所に発熱量の多い部分が存在する。
図10の(a)に、温度検知素子であるサーミスタのセンサ部及び安全素子であるサーモスイッチの位置関係を示す。記録材の通紙は第一の実施例のものと同様に中央基準である。Lmax、Lmin、Laも第一の実施例のものと同様である。LRは定着加圧ローラ幅、LFは定着加熱スリーブ幅である。Lmin内の発熱域に設けられた第一の温度検知手段である中央部サーミスタ101aにより、中央部の温度を測定し、LmaxからLminの区間内の発熱域に設けられた第二の温度検知手段である端部サーミスタ101bにより端部の温度を測定する。サーモスイッチ102は非接触のものを用いている。サーモスイッチ102は応答性を高めるため、感熱面を定着加熱スリーブ103に対向させるように配置し、感熱面と定着加熱スリーブ103の距離をできるだけ近づけるのが望ましい。本実施例では20mm以下とするよう構成している。
通常時、電源投入やプリント信号により、温度制御が開始されると不図示の誘導加熱インバータより定着コイル106に電力が投入され、定着加熱スリーブ103の温度が上昇していく。温度制御のための温度検知は中央部サーミスタ101aに於いて行っている。中央部サーミスタ101aの検出温度が目標温度に近づくと誘導加熱インバータは電力を絞り込み、温度制御を行う。端部の温度は端部サーミスタ101bにより温度をモニタし、予め定められた温度以上に温度が上昇した場合、記録材の通紙間隔を長くして通紙枚数を減少させるスループット制御を行うことで端部の温度が一定値以上にならないよう構成している。ここで、端部サーミスタ101bの温度が250℃以上になったときは、実施例1と同様に図6で示した給紙制御を行う。ここでの説明は、省略する。
中央部サーミスタ101a、端部サーミスタ101b及びサーモスイッチ102の位置は本実施例では(a)と(b)に示したように、検出位置を軸方向にずらすよう構成している。温度測定素子として本実施例では内接型のサーミスタを一例として説明に用いている。また、サーモスイッチ102だけでなく、サーモスイッチ102を取り付けるためのモールド部材などが定着加熱スリーブ103に近い位置に来ることでその部分の空気の流速が増し、温度が下がることが確認されている。従って、サーモスイッチ102を取り付けるモールド部材の部分の影響が無い領域で温度測定が可能な様にずらすように構成している。
サーモスイッチ102には本実施例では一例として非接触式のもので説明を行っている。これは接触式のサーモスイッチを用いても良い。
図11は、第三の実施例を最も良く表す図を示す、ローラ定着方式の装置の概略構成図である。ローラ定着方式は、特に高速なプリンタや複写機で採用されている方式である。
加熱部材としての加熱ローラ802(第一の定着部材)、加熱ローラ802を加熱する熱源としてのヒータ804、加熱ローラ802に圧接して定着ニップ部(加熱ニップ部)を形成するする加圧部材としての加圧ローラ807、加熱ローラ中央部の第一の温度検知手段である中央部サーミスタ813、加熱ローラ端部の第二の温度検知手段である端部サーミスタ818で概略構成されている。記録材の通紙は第一の実施例のものと同様に中央基準である。Lmax、Lmin、Laも第一の実施例のものと同様である。サーモスイッチの配置等は第二の実施例と同様であるため省略する。また、制御は、第一の実施例と同様である(図6)。
このように高速プリンタや複写機等で採用されているローラ定着方式の装置にも本発明を適用することにより、小サイズ紙の連続印刷時においても効率よく、待機時間が最小となる定着装置となる。
第一の実施例におけるカラー画像形成装置の概略構成図 第一の実施例における定着装置の断面模型図 定着ヒータ・中央部サーミスタ・端部サーミスタの位置関係を示す斜視模型図 定着ベルトの層構成を示す断面模型図 熱源としてのセラミックヒータの一例の構成説明図 第一乃至第三の実施例に用いる制御のフローチャート 第一実施例におけるタイムチャート 第二の実施例における誘導加熱定着方式の定着装置の断面図 第二の実施例における誘導加熱定着方式の磁場発生手段と発熱量Qの関係を示した図 第二の実施例における定着器横断正面模型図 第三の実施例におけるローラ定着方式の定着装置の概略構成図
符号の説明
16・・定着ヒータ、17・・ヒータホルダ、18・・中央部サーミスタ、19・・端部サーミスタ、20・・定着ベルト、22・・加圧ローラ

Claims (6)

  1. 制御手段により所定の温度に温度制御され、搬送される記録材の画像面に接して記録材上の画像を加熱する加熱部材を有する像加熱装置において、
    装置に通紙可能な最大紙幅の大サイズ記録材よりも小さい紙幅の小サイズ記録材が通紙されたときの通紙域と非通紙域とに対応する装置構成部材部分の温度をそれぞれ検知する第一と第二の温度検知手段を備え、前記制御手段は前記第一の温度検知手段で検知される温度情報によって前記温度制御をする制御モードと、第二の温度検知手段で検知される温度情報によって前記温度制御をする制御モードとを選択して実行することを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記第一の温度検知手段は前記加熱部材の温度を検知し、第二の温度検知手段は前記加熱部材を加熱する熱源の温度を検知することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 第一の温度検知手段と第二の温度検知手段は共に前記加熱部材の温度を検知することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  4. 記録材の画像面に接する加熱部材としてベルト基材に弾性層を設けてなるベルトを用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の像加熱装置。
  5. 記録材上に未定着画像を形成する作像手段部と、記録材上の未定着画像を加熱定着させる定着装置を有し、前記定着装置が請求項1乃至4のいずれかに記載の像加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 記録材上に複数色のトナー像の重なりからなる未定着カラー画像を形成する作像手段部と、記録材上の未定着カラー画像を加熱定着させる定着装置を有し、前記定着装置が請求項1乃至4のいずれかに記載の像加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
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