JPH0512918U - 安定化電源回路 - Google Patents

安定化電源回路

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JPH0512918U
JPH0512918U JP6487591U JP6487591U JPH0512918U JP H0512918 U JPH0512918 U JP H0512918U JP 6487591 U JP6487591 U JP 6487591U JP 6487591 U JP6487591 U JP 6487591U JP H0512918 U JPH0512918 U JP H0512918U
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JP
Japan
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circuit
power transistor
short
power supply
voltage
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Application number
JP6487591U
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English (en)
Inventor
昌雄 石倉
Original Assignee
日立電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は,シリーズ形安定化電源において,
短絡電流によるパワートランジスタの熱損失を低減する
ことにより放熱器の小形化を図ることを目的とする。 【構成】 過電流により安定化電源の出力電圧が低下し
た場合,これを電圧検出回路で検知し,パルス発生回路
よりパルス信号をパワートランジスタに供給し,パワー
トランジスタをオン,オフのスイッチング動作させ,シ
ョートした場合,ショート検出回路により検知し,この
検知信号でパワートランジスタをカットオフさせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は安定化電源回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来安定化電源装置には一般に保護機能の一つとして過電流保護回路が付加さ れている。この方式としては定電流垂下形と電圧,電流垂下形(フの字垂下形) が一般的であるが,いずれの方式に於いても過電流を検出し保護回路が動作した 場合,出力電圧はゼロになるが出力電流は完全にゼロにはならず,フの字垂下形 に於いてもいわゆる短絡電流が残る。そのためシリーズ形安定化電源を用いる場 合は,この短絡電流による出力パワートランジスタの電力損失が問題となる。
【0003】 例えば定格出力電圧24v,負荷電流1Aの安定化電源に於いて,パワートラ ンジスタに供給される整流回路出力電圧が30vとすれば,パワートランジスタ の損失は6Wである。ここで過電流により保護回路が動作して出力電圧がゼロに なった場合,短絡電流が0.3Aと仮定すれば,パワートランジスタの損失は9 Wとなる。前記短絡電流は電流検出回路や入力電圧の制限から小さな値にするに は限界があり,一般的には必要な体積を持つ放熱器にパワートランジスタを取付 けて熱損失対策を行っている。しかし小形化が要求される電子機器に於いてはス ペース上の制約から定格負荷電流時の損失に対応した放熱器を取付けるのは非常 に困難な場合がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術に於けるシリーズ形安定化電源では,過電流保護回路が動作し た場合の短絡電流によるパワートランジスタの熱損失対策のため,大形の放熱器 が必要となるため,小形化が要求される機器に組込む場合スペース的に問題があ る。本考案は前記短絡電流によるパワートランジスタの熱損失を低減することに より放熱器の小形化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するため,安定化電源の出力電流が過電流制限回路 の動作点の値以上になり,出力電圧が低下した場合に,電圧検出回路によりこれ を検知してパルス発生回路で得られるパルス信号をパワートランジスタの制御回 路に供給する。パワートランジスタは,このパルス信号により駆動され,オン, オフを繰返すスイッチング動作を行う。また出力の負荷が何らかの原因によりア ース電位に完全にショートした場合は,ショート検出回路によりこれを検知して ,この検知信号をパワートランジスタ制御回路に供給してパワートランジスタを カットオフさせる。
【0006】
【作用】
その結果,過電流保護回路が動作する電流値を越える過大負荷電流が流れた場 合は出力パワートランジスタがスイッチング動作に切換り,また負荷がアースに 対し物理的にショートした場合は,パワートランジスタはカットオフとなる。
【0007】
【実施例】
以下,本考案の一実施例を図1により説明する。 この動作は,図2に示すように出力電流が過電流制限回路1の動作点IPの値以 上になると出力電圧VOが低下し始める。出力電圧VOが検出電圧VP迄低下する と,電圧検出回路3がこれを検出して,図3のaに示すように電圧検出回路3の 出力は”0”レベルから”H”レベルに変化する。この出力信号はパルス発生回 路4に供給され,電圧検出回路3の出力が”H”レベルの期間,図3のbに示す ようなパルス信号が発生する。パルス発生回路4の出力パルス信号は制御回路2 に供給される。
【0008】 制御回路2の動作は,出力電流が前記過電流制限回路1の動作点IP以下の場 合は前記電圧検出回路3の出力は”0”レベルとなり,パルス発生回路4の出力 にはパルス信号は発生せず”0”レベルが保持される。この場合は制御回路2に 内蔵された基準電圧と出力電圧V0から作ったフィードバック電圧との比較電圧 でパワートランジスタ5が制御される一般的なシリーズ形安定化電源として動作 する。一方,出力電流が過電流制限回路1の動作点IPの値以上になった場合は ,パルス発生回路4から出力されるパルス信号でパワートランジスタ5をオン, オフさせるスイッチング動作を行う。
【0009】 このスイッチングパルス信号は,図3のbに示すように,T1の周期がT2の周 期より小さい値に設定されているので,パワートランジスタ5の電力損失は非常 に小さくなる。ショート検出回路6は出力電圧V0が接続される負荷側で物理的 にアースに短絡した場合,これを検出して検出信号を制御回路2に供給し,パワ ートランジスタ5をカットオフさせる。したがって,過大出力電流が流れる要因 のうち,負荷側短絡の場合はパワートランジスタ5の電力損失は無くなり,短絡 以外の負荷異常要因で過大電流が流れた場合に,前記の如くパワートランジスタ 5をスイッチング動作させることにより電力損失を低減させる。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば前記短絡電流によるパワートランジスタの熱損失が低減される ので,定格負荷電流に見合ったパワートランジスタの放熱器を用意すればよいの で,小形化を目的としたシリーズ形安定化電源には有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体構成を示すブロック図。
【図2】過電流保護回路の動作点と検出電圧の関係を示
す動作説明図。
【図3】パワートランジスタのスイッチング駆動波形図
である。
【符号の説明】
1 過電流制限回路 2 制御回路 3 電圧検出回路 4 パルス発生回路 5 パワートランジスタ 6 ショート検出回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過電流保護機能を備えたシリーズ方式の
    安定電源回路に於て,過電流制限回路動作時の安定化出
    力電圧の低下を検知するための電圧検出回路と,前記出
    力電圧の低下を検出した時にパルス信号を発生させるパ
    ルス発生回路と,パワートランジスタを制御する制御回
    路と,安定化出力電圧が負荷側でアース電位に短絡した
    ことを検知するショート検出回路を具備し,負荷側短絡
    時は前記パワートランジスタをカットオフさせ,短絡以
    外の負荷側異常条件で過大出力電流が流れた場合には,
    前記パワートランジスタを前記パルス信号でオン,オフ
    させスイッチング駆動とすることを特徴とした安定化電
    源回路。
JP6487591U 1991-07-22 1991-07-22 安定化電源回路 Pending JPH0512918U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51131187A (en) * 1975-05-10 1976-11-15 Hitachi Maxell Ltd Head light

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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