JPH0512550Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512550Y2
JPH0512550Y2 JP10412588U JP10412588U JPH0512550Y2 JP H0512550 Y2 JPH0512550 Y2 JP H0512550Y2 JP 10412588 U JP10412588 U JP 10412588U JP 10412588 U JP10412588 U JP 10412588U JP H0512550 Y2 JPH0512550 Y2 JP H0512550Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
holder
pair
presser arm
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10412588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225796U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10412588U priority Critical patent/JPH0512550Y2/ja
Priority to US07/346,937 priority patent/US4882814A/en
Publication of JPH0225796U publication Critical patent/JPH0225796U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0512550Y2 publication Critical patent/JPH0512550Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ゴムホース等を締付固定するために
使用されるホースクランプの改良に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来のこの種ホースクランプとして、例えば実
公昭52−第14511号公報に示すものが存する。
該従来のホースクランプは、具体的には図示し
ないが、所定形状に切断加工された1枚の弾性平
板材からなるクランプ本体を、円環状の締付リン
グ部と、該リング部の両端部に互いに逆方向に延
設されて立上がる一対のグリツプ部とで構成する
一方、該一対のグリツプ部を弾性力に抗して接近
させた状態に保持できる断面逆U字状を呈するホ
ルダーを別に備える構成となつている。
そして、実際の使用に際しては、接近する一対
のグリツプ部に上記ホルダーを外嵌し、該各グリ
ツプ部の接近状態を一時的に保持して、締付リン
グ部を予め拡径する。次いで、拡径している締付
リング部内に対するゴムホースの挿入状態を得
て、該ゴムホースを接続パイプの端部に嵌め込ん
だ後、今度はホルダーを一対のグリツプ部から取
り除いて、該一対のグリツプ部の接近状態を開放
することにより、締付リング部を弾性力で自動的
に縮径させて、ゴムホースをパイプに対して確実
に締付固定するものである。
然し乍ら、従来のホースクランプにあつて、ホ
ルダーを使用して締付リング部を拡径すること
は、締付リング部の拡径状態が容易に得られるの
で、締付リング部内に対するゴムホースの挿入作
業が極めて簡単となる利点を有するが、反面、締
付対象ホースの径が比較的小径であるような場合
には、該小径ホースを接続パイプの端部に嵌め込
む際に、先に挿着されているクランプ本体がホー
ス上を不用意に移動してしまうので、移動したク
ランプ本体をホースの締付位置に再セツトし直さ
なければならないと言う問題点を有していた。
そこで、実開昭62−第117391号公報に示す改良
型のホースクランプが提案されている。
この改良型のクランプは、上記従来クランプの
構成をそのまま前提とした上で、断面逆U字状の
ホルダーの一側壁両端部に、締付リング部の中心
に向かつて垂下する一対の押え腕を一体に延設し
て、該各押え腕の先端部で締付リング部内に挿入
されたホース面を押圧することにより、クランプ
本体をホース上の所定位置に一旦仮止めできる構
成を採用している。
従つて、改良型クランプにあつては、上記一対
の押え腕の先端部でホース面を押圧する限り、ク
ランプ本体のホース上での移動が防止されること
となる。
「考案が解決しようとする課題」 然し乍ら、斯る改良型ホースクランプにおい
て、ゴムホース面を押圧する一対の押え腕を、あ
くまでも締付リング部の中心に向かつて垂直状態
に延設して、該各押え腕の先端部でホース面を押
圧することは、その構造上から一対の押え腕の長
さ寸法が必然的に制限されるので、この押え腕の
長さと締付対象ホースの径との相対関係によつて
は、押え腕の先端部でホース面を確実に押圧する
ことができずに、仮止め機能が十分に発揮できな
くなると言う大きな問題点を抱えていた。
又、押え腕が締付リング部の中心に向かつて延
設されていることは、必要に応じてクランプ本体
を移動する場合に、該押え腕の先端部でホース面
を損傷したり、或いは押え腕の先端部とホース面
間で大きな抵抗力が発生して、クランプ本体が円
滑に移動できなくなる等の問題点も同時に抱えて
いた。
「課題を解決するための手段」 而して、本考案は、斯る従来の課題を有効に解
決するために開発されたもので、クランプ本体
を、円環状の締付リング部と、該リング部の拡径
を掌る一対のグリツプ部とで構成すると共に、該
一対のグリツプ部をホルダーを介して接近させた
状態に保持できる構成のホースクランプを前提と
して、上記ホルダーの適所に、該ホルダーから傾
斜してホースの側面に当接する押え腕を延設し、
該傾斜状押え腕の内側面をホース側面に弾圧接さ
せる構成を採用した。
「作用」 依つて、本考案にあつても、ホルダーに延設さ
れている押え腕の内側面が、締付リング部内に挿
入されている締付対象ホースの側面に弾圧接し
て、クランプ本体をその個所に仮止めすることが
可能となるので、クランプ本体がホース上を不用
意に移動することがなくなる。
しかも、本考案の仮止め状態にあつては、押え
腕をホルダーに対して、ホースの側面に当接でき
る傾斜状態に延設して、該傾斜状押え腕の内側面
をホースの側面に弾圧接させるものであるから、
その構造上押え腕の長さ寸法が制限されないの
で、該押え腕を長寸に設定しておけば、例え拡径
状態の締付リング部の径と比し、締付対象ホース
の径が小径である場合でも、押え腕の内側面がホ
ースの側面に確実に弾圧接するので、クランプ本
体の仮止め機能が十分に発揮されることとなる。
しかも、ホース面に対しては、押え腕が自身の
内側面をもつて側方より弾圧接するので、クラン
プ本体をホース上で移動する必要が生じたような
場合でも、円滑に移動することが保障されるばか
りか、ホース面を損傷する心配も全くなくなる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述すれば、該実施例に係るホースクランプも、第
1図に示す如く、従来クランプと同様に、1枚の
弾性平板材からなるクランプ本体1を、円環状の
締付リング部2と、該リング部2の拡径を掌る一
対のグリツプ部3a,3bとで構成すると共に、
一対のグリツプ部3a,3bをホルダー4を介し
て接近させた状態に保持できるものではあるが、
特徴とするところは、ホルダー4を下記の構成と
なした点にある。
即ち、本実施例にあつては、ホルダー4自体を
断面逆U字形状に成形して、接近する一対のグリ
ツプ部3a,3bに簡単に外嵌できる構成となす
一方、ホルダー4の逆U字形状を画成する一側壁
の両端部に、一定の角度をもつて傾斜してホース
の側面に当接することのできる一対の押え腕5,
5を一体に延設して、該各傾斜状押え腕5の内側
面をホースの側面に弾圧接させる構成となしてい
る。
又、本実施例にあつては、ホルダー4の他側壁
側に、比較的面積の大きな把持片6を溶接等で一
体に立設して、該大きな把持片6を工具等で把持
して引き上げれば、ホルダー4をグリツプ部3
a,3bから簡単に取り除けるように構成すると
共に、この大きな把持片6の有無を目視するとに
より、ホルダー4が未だグリツプ部3a,3bに
外嵌されているか否かを容易に確認できる構成と
なしている。
尚、斯る有無の確認のためには、把持片6を目
立つ大きさにするだけで十分であるが、必要に応
じて、更に該把持片6に蛍光塗料等を積極的に塗
布したり、反射板それ自体で構成して、把持片6
に反射作用を付与するか、或いは容易に確認でき
る形状の孔6a等を穿設することも、実施に応じ
可能である。
依つて、斯る構成のホースクランプを用いて、
ゴムホース7を接続パイプ8の端部に締付固定す
る場合には、従来と同様に、接近する一対のグリ
ツプ部3a,3bに逆U字状のホルダー4を外嵌
して、締付リング部2を強制的に拡径し、該拡径
リング部2内にゴムホース7を挿入する訳である
が、ホルダー4が一対のグリツプ部3a,3bに
外嵌されている状態では、第2図A,Bに示す如
く、ホルダー4の一側壁両端部に延設された一対
の押え腕5,5が、ホース7の側面に横方向から
弾圧接する関係で、ゴムホース7を締付リング部
2内に挿入すると、一対の押え腕5,5の内側面
がゴムホース7面に直接弾圧接して、クランプ本
体1をホース7のその個所に一旦確実に仮止めす
る。
しかも、本実施例にあつては、押え腕5をホル
ダー4に対して、ゴムホース7の側面に当接でき
る傾斜状態に延設して、該傾斜状押え腕5の内側
面をホース7の側面に弾圧接させる構成を採用し
ているから、その構造上押え腕5の長さ寸法が制
限されないので、該押え腕5をできるだけ長寸に
設定しておけば、例え拡径状態の締付リング部2
の径と比し、締付対象ホース7の径が小径である
場合であつても、各押え腕5の内側面がホース7
の側面に確実に弾圧接するので、クランプ本体の
仮止め機能を十分に発揮することが可能となる。
又、ホース7面に対しては、押え腕5が自身の
内側面をもつて横方向より弾圧接するので、クラ
ンプ本体1をホース7上で移動する必要が生じた
ような場合でも、クランプ本体1を円滑に移動す
ることが保障されるばかりか、ホース7面を損傷
する心配も全くなくなる。
従つて、本実施例にあつては、ゴムホース7を
接続パイプ8の端部に嵌め込む際に、クランプ本
体1がホース7上を不用意に移動することが絶対
になくなり、クランプ本体1を初めからホース7
の締付個所に仮止めしておくことが可能となるの
で、ゴムホース7をパイプ8の端部に嵌め込んだ
後に、クランプ本体1をホース7の締付個所に再
セツトし直す作業が全く不要となる。
そこで、その後は、第3図に示す如く、ホルダ
ー4を把持片6を介して一対のグリツプ部3a,
3bから取り除いて、該一対のグリツプ部3a,
3bの接近状態を開放すると、締付リング部2が
自身の弾性力で縮径して、ゴムホース7の外周を
確実に締め付けるので、これにより、ホース7は
接続パイプ8の端部に対して確実に締付固定され
ることとなる。
又、斯るゴムホース7の締付固定作業過程にお
いて、未だホルダー4が取り除かれていないクラ
ンプ本体1があるような場合には、既述した如
く、ホルダー4の他側壁に比較的大きな把持片6
が目立つように立設されている関係で、該把持片
6の存在により、ホルダー4が取り除かれていな
いことが容易に確認できるので、これにより、締
付忘れのクランプ本体1が発生することも確実に
防止できる。
尚、上記実施例は、仮止め機能を発揮する押え
腕5を、ホルダー4と同一材料で一体に折曲成形
したものであるが、第4図A,Bに示す如く、一
対の押え腕5,5自体をホルダー4とは別体の線
材で成形して、後から該線材製押え腕5をホルダ
ー4の一側壁の所定個所に溶接等により固設する
ことも、実施に応じ任意である。
更に、第5図に示す如く、ホルダー4の一側壁
のみならず他側壁の両端部にも一対の押え腕5
a,5aを設けて、該他側の押え腕5aと一側の
押え腕5とでゴムホース7の側面を両側方向から
同時に弾圧接するように構成することも、実施に
応じ任意である。特に、この場合には、上記の実
施例と比し仮止め力が倍増するので、クランプ本
体1のホース7上での仮止め状態が一層確実なも
のとなる。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は、一対のグリツプ部を接
近させた状態に保持するホルダーに、該ホルダー
から傾斜してホースの側面する当接する押え腕を
延設して、該傾斜状押え腕の内側面をホースの側
面に弾圧接させることを特徴とするものであるか
ら、従来クランプの押え腕と異なり、その構造上
押え腕の長さ寸法が制限されないので、該押え腕
をできるだけ長寸に設定しておけば、例え拡径さ
れた締付リング部の径に比し、締付対象ホースの
径がかなり小径である場合でも、長寸の押え腕の
内側面でこの小径なホースの側面を弾圧接できる
ので、常にクランプ本体の仮止め機能を十分に発
揮することが可能となつた。
しかも、ホース面に対しては、押え腕の内側面
が横方向から弾圧接するので、例えクランプ本体
をホース上で移動する必要が生じたような場合で
も、従来クランプと異なり、円滑に移動すること
が保障できるばかりか、ホース面を損傷する心配
も全くなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る仮止め機能を
有するホースクランプを分解して示す斜視図、第
2図Aはクランプ本体をゴムホースに仮止めした
状態を示す要部斜視図、同図Bは同断面図、第3
図は締付リング部でゴムホースを締め付けた状態
を示す断面図、第4図A,Bは押え腕の他例を示
すホルダーの斜視図、第5図は押え腕の更に別の
他例をクランプ本体をゴムホースに仮止めした状
態で示す断面図である。 1……クランプ本体、2……締付リング部、3
a,3b……グリツプ部、4……ホルダー、5,
5a……押え腕、6……把持片、7……ゴムホー
ス、8……接続パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランプ本体を、円環状の締付リング部と、該
    リング部の拡径を掌る一対のグリツプ部とで構成
    すると共に、該一対のグリツプ部をホルダーを介
    して接近させた状態に保持できる構成のホースク
    ランプにおいて、上記ホルダーの適所に、該ホル
    ダーから傾斜してホースの側面に当接する押え腕
    を延設し、該傾斜状押え腕の内側面をホース側面
    に弾圧接させるように構成したことを特徴とする
    仮止め機能を有するホースクランプ。
JP10412588U 1988-05-20 1988-08-08 Expired - Lifetime JPH0512550Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10412588U JPH0512550Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08
US07/346,937 US4882814A (en) 1988-05-20 1989-05-03 Hose clamp furnished with tacking function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10412588U JPH0512550Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225796U JPH0225796U (ja) 1990-02-20
JPH0512550Y2 true JPH0512550Y2 (ja) 1993-03-31

Family

ID=31335566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10412588U Expired - Lifetime JPH0512550Y2 (ja) 1988-05-20 1988-08-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0512550Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3654573B2 (ja) * 1999-11-26 2005-06-02 株式会社パイオラックス ホースクランプ
JP5878229B1 (ja) * 2014-12-15 2016-03-08 良男 藤村 吹き戻し

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0225796U (ja) 1990-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4882814A (en) Hose clamp furnished with tacking function
JPS6278268U (ja)
JPH0512550Y2 (ja)
JP3324939B2 (ja) ホースクランプ
JP4296882B2 (ja) ホースクランプ
JPH01275991A (ja) 管継手
JP2553013Y2 (ja) 排気補助パイプ
JP3543215B2 (ja) 管継手
JPS606202Y2 (ja) シ−ト押え具
JPH02139074U (ja)
JP3089735U (ja) スプリンクラー散水パイプの固定金具
JPH0287194U (ja)
JPS6225590Y2 (ja)
JPH0512551Y2 (ja)
JP3654573B2 (ja) ホースクランプ
JPH0341554U (ja)
JPH0332288U (ja)
JPH017906Y2 (ja)
JPH0512552Y2 (ja)
JPH0417232Y2 (ja)
JP2535209Y2 (ja) 自動吻合器アンビル把持用鉗子
JPH0244703Y2 (ja)
JPH02122836U (ja)
JPS585692Y2 (ja) ロ−プ支持具
JPH0227088U (ja)