JPH05115159A - コイルの巻線方法および同巻線装置 - Google Patents

コイルの巻線方法および同巻線装置

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JPH05115159A
JPH05115159A JP3346276A JP34627691A JPH05115159A JP H05115159 A JPH05115159 A JP H05115159A JP 3346276 A JP3346276 A JP 3346276A JP 34627691 A JP34627691 A JP 34627691A JP H05115159 A JPH05115159 A JP H05115159A
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core
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coil winding
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薫 野地
Kinichi Sato
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸回し形のモータコイル巻線技術を改良し
て、軸回し形の長所(電線が捩れないこと等)を損うこ
となく、多磁極型コアに整列巻きの巻線を施工して占積
率の高いコイルを構成し得る巻線方法、および同巻線装
置を提供する。 【構成】 XYZ往復台31を角θだけ傾け、もしくは
インデックスポール30bをθ角だけ傾け、又は、両者
を傾けて傾き角の和をθならしめる。これにより、ノズ
ル9はスピンドル軸14に対して、コア4のインダクタ
歯の傾き角θだけ傾斜し、かつ、ノズル9はその長手方
向にトラバースされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばアウタロータ型
のモータのステータなどのように、半径方向の複数の磁
極が円周に沿って配列され、隣接する磁極の間にスロッ
トが設けられているコアに巻線する方法および同装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(A)は比較対照のために示したも
ので、3ポールロータのコア1に電線2を巻回してコイ
ル3を形成する作業の説明図である。ポール1aの相互
の間のスロット1bが大きいので別段の困難無く巻線す
ることができる。これに比して、例えば図3(B)のよ
うにアウタロータ型モータの固定子コア4に巻線してコ
イル5を形成しようとすると、隣接するポールが邪魔に
なって、前掲の(A)図のように容易には巻線できな
い。特に、端子ピンとして利用されるからげピン6、お
よびそのピンホルダ7(仮想線で示す)が設けられてい
ると一層困難である。
【0003】このような場合、スロット内に電線を導く
ため、図4に示したようなサイドフォーマ8,8′が用
いられる。この図4は前掲の図3に示したIV部付近を拡
大して模式的に描いたものである。本図4の矢印V方向
に見た側面図を図5に示す。コアに巻線する場合、コア
を固定しておいてノズル(電線を繰り出す)を回すフラ
イヤ方式と、ノズルを固定しておいてコアを巻す軸回し
方式とが有るが、電線に捩れを生じないことや、装置を
小形に構成できることといった観点からは軸回し方式の
方が有利である。
【0004】図5は軸回し方式の従来例を示しており、
コア4はコア取付治具12に固定されて図外のスピンド
ル軸に装着され、X−X′軸を中心として回転せしめら
れる。電線を繰り出すノズル9は、ノズルホルダー11
を介してノズルバー10に取り付けられている。図4に
示されているように、巻線しようとする磁極を挟んで1
対のサイドフォーマ8,8′が配置される。図5におい
ては2個のサイドフォーマが重なっている。図6は1個
のサイドフォーマ8を実線で描いた図である。図6
(B)に示したサイドフォーマ8は、図5に仮想線で示
したサイドフォーマ8と同じ方向から見た図である。
【0005】図4において電線2は、その断面によって
位置を表わしてある。サイドフォーマ8に摺触した電線
2は矢印a,bのように滑ってスロット4a内に導かれ
る。上記の図4に示した矢印a,bを側面図について見
ると図5に示した矢印a,bのごとくである。このよう
にしてスロット4a内に導かれた電線2は、コア4が回
されているので、該コアの磁極に巻きつけられてコイル
を形成するのであるが、サイドフォーマ8によって導か
れた電線2が該サイドフォーマ8から外れてスロット4
aの入口付近に落とし込まれるので、スロットの入口付
近cには密に巻線され、スロットの奥の方d付近は疎に
なる。こうした不具合を解消するため、図7に示したセ
ンタフォーマ13を設けることが試みられている。この
図7は軸回し方式の巻線装置を模式的に描いた斜視図で
あって、スピンドル軸14に取り付けられたコア受台1
5に、コア取付治具12を介してコア4が装着され、X
−X′軸の回りに回転せしめられる。8,8′は前述し
たサイドフォーマである。この図7に示したセンタフォ
ーマ13の単品3面図を図8の(A),(B),(C)に
示し、コア受台15に対するコア4の取付状態を図9に
示す。
【0006】図7に示したセンタフォーマ13とコア4
とを抽出して、軸X−X′を含む垂直面で切断した断面
図を図10に示す。ノズル9から繰り出された電線2
は、センタフォーマ13の案内面13aに沿って矢印e
の如く滑り、スロット4aの深さ方向(図において左右
方向)の中ほどに導かれて巻線される。前掲の図8から
容易に理解されるように、センタフォーマ13が静止部
材であるとコア4がX−X′軸の回りに回転することが
できないので、センタフォーマ13はX−X′軸の回り
に自在に回転できるようベアリング22aで支持されて
いて、コア4の回転に伴って従動回転する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のセンタフォーマ
を用いると、図10に示されているようにスロット4a
の中ほど(図において左右方向の中ほど、コア4につい
て半径方向の中ほど)に巻線することができる。しか
し、このようにして巻線されるコイル5はスロット4a
の中ほどに、いわゆる団子巻きされる。従来技術におい
ては、図3(B)のような多極形のコア4については、
スロットの中ほどまで電線を導いて高速巻線(例えば
1,000rpm)することが精一杯であった。ところ
が最近、電気的な回転機器の技術的進歩に伴い、電機子
が小型化,高密度化され、コイルの占積率の一層の向上
が要求されている。このため、図10について説明した
ような団子巻きではなく、整列巻きすることの必要に迫
られている。従来技術において高度の整列性が要求され
る場合、ノズルを回転軸方向に移動(トラバース)させ
て整列巻きすることが広く行なわれているが、多極形の
コアにおいてはノズルをトラバースさせて整列巻きする
ことが出来なかった。その理由は次のごとくである。図
11(A)に示したようにコア4のスロット4a内にノ
ズル9を差し入れて、該コア4をX軸まわりに回転させ
て巻線しようとすると、本例のように多極形のコアにお
いてはノズル9の先端(図において左端)が隣接ポール
に干渉して、スロット4aの奥まで入らない。このため
図11(B)のようにノズル9をX軸に対して傾ける技
術が提案されている(例えば特開昭63−57475号
・アウターローターの巻線機)。図11(B)に示すよ
うに、コアの中心点0とスリットのセンターとを通る直
線mを想定し、この直線mがX軸となす角θを、インダ
クタ歯の傾き角と名付ける。図11(B)に示すように
ノズル9をインダクタ歯の傾き角θだけ傾斜させるとノ
ズル9の先端をスロット4aの奥まで差し入れることが
できる。
【0008】ところが、図12に実線で描いた9位置の
ようにノズルを傾斜させて、その先端をスロット4aの
奥に臨ましめても、このノズル9を矢印t方向にトラバ
ースさせてポール4bに整列巻きすることができない。
その理由は、ノズルを仮想線で描いた9′位置にトラバ
ースさせると、この位置のノズル9′はコア4のポール
4bと干渉するからである。前述のセンタフォーマをト
ラバースさせて整列巻きを可能ならしめることも考えら
れるが、装置の構造が複雑になり、大型化,高コスト化
を招く。本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであ
って、多極形のコアに整列巻きすることの出来るモータ
コイルの巻線方法、およびモータコイルの巻線装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに創作した本発明の基本的な原理を略述すると次のご
とくである。図12においてノズル9を矢印t方向にト
ラバースさせようとするとポール4bに干渉するが、該
ノズル9を矢印T方向に、すなわちインダクタ歯の傾き
角θだけX軸と傾斜した方向にトラバースさせるとポー
ル4bに干渉することなく、図13に示すように9″位
置に移動し、高密度に整列させてコイル5を巻回するこ
とができる。この場合、図13から容易に理解できるよ
うに、ノズル9″の先端部は若干の太さ寸法Dを有して
いるので、その長手方向を厳密にインダクタ歯の傾き線
mと一致させることは困難である。従って、本発明にお
いて、インダクタ歯の傾き角θならしめるとは、ほぼ一
致させる意である。また、角θをなす方向にトラバース
させるとは、ほぼ角θをなす方向にトラバースさせる意
である。
【0010】図13に示した原理に基づく具体的な手段
として本発明に係るコイルの巻線方法は、半径方向の複
数の磁極が円周に沿って配列され、隣接する磁極相互の
間にスロットが設けられているコアを、上記複数の磁極
の内の何れかの磁極の中心線を回転軸として回転させな
がら、ノズルから繰り出される電線をスロット内に導き
つつ該電線を磁極に巻回する巻線方法において、上記の
回転軸を支持している回転駆動機構の基準線、および、
ノズルを支持しているノズル駆動機構の基準線の少なく
とも何れか一方を他方に対して傾斜させ、上記回転軸
と、ノズルの長手方向との交角をインダクタ歯の傾き角
θならしめた状態で、ノズルを長手方向にトラバースさ
せて巻線することを特徴とする。
【0011】また、上記の発明方法を実施するために構
成した本発明に係るコイルの巻線装置は、半径方向の複
数の磁極が円周に沿って配列されるとともに磁極相互の
間にスロットが設けられているコアを取り付けて、上記
複数の磁極の内の何れかの磁極の中心線を回転軸に一致
せしめて回転させるスピンドル軸と、電線を繰り出しつ
つトラバースされるノズルと、を具備しているコイルの
巻線装置において、前記の回転軸を支持している回転駆
動機構、および、前記のノズルを支持していいるノズル
駆動機構の少なくとも何れか一方が、他方に対して傾動
可能に支持されており、かつ、水平面に対する傾斜角を
自在に調節し得るようになっていることを特徴とする。
本発明において回転支持機構の基準線とは、、軸回し方
式の巻線機におけるスピンドル軸の中心線もしくはこれ
と平行に設計的に定められた線をいう。また、ノズル駆
動機構の基準線とは、ノズルを往復直線駆動する場合の
往復直線もしくはこれと平行に設計的に定められた線を
いう。
【0012】
【作用】上記発明装置を用いて上記発明方法を実施する
と、その原理的説明図である図13に示したように、ノ
ズル9が矢印T方向にトラバースされるので該ノズルの
先端はフォーマの助けを借りることなく高精度の整列巻
きを行うことができる。しかも、この発明は軸回し方式
を用いているので電線2に捩れを与えるおそれが無く、
かつ、ノズルをX軸まわりに回転させないのでノズルを
トラバースさせる駆動機構の構成が容易であり、トラバ
ース作動の制御も容易に行い得る。而して、巻線機にお
ける回転軸(スピンドル)の駆動機構およびノズル駆動
機構は一般に、それぞれフレームないしベース部材を有
する1個の単位機器として構成されるので、これを傾動
可能に支持したり傾動角を調節したりしすることには別
段の技術的困難を生じない。
【0013】
【実施例】図1は本発明方法を実施するために構成した
本発明装置の実施例を示す側面図、であって、(A),
(B)はそれぞれ互いに異なる実施例である。(A),
(B)ともに、30はインデックスであって、軸30a
により回動可能に支持されるとともにスピンドル軸14
を介してその先端にコア受台15を支持している。コア
4は上記コア受台15に装着されている。ノズル9は、
ノズルホルダ11を介してノズルバー10に支持されて
おり、このノズルバー10はXYZ往復台31によって
3次元空間内で駆動される。(A)図の実施例において
X軸はスピンドル軸14の中心線であって、回転駆動機
構の基準線である。本例においては、この基準線X−X
は水平に設定されている。XYZ往復台31はノズル駆
動機構であって、そのベース部材31aを往復台水平軸
32で傾動可能に支持されている。上記ベース部材31
aの底面に沿って基準線m′が設定されており、ノズル
9は上記基準線m′と平行に支持され、該基準線mと平
行に往復駆動(トラバース)される。図示の33は往復
台傾動器であって前記のベース部材31aを押し上げ、
基準線mを傾動させる。この実施例の装置(図1
(A))を用いて本発明方法を実施するには、往復台傾
動器33によりXYZ往復台31を傾斜させ、基準線m
を水平線に対してインダクタ歯の傾き角θだけ傾ける。
これに伴ってノズル9のトラバース方向(矢印T)も水
平線(X−X)に対して角θをなす。これにより、原理
図として説明した図13と同様の状態が現出され、ノズ
ル9がコア4に干渉することなく、軸回し方式で高精度
に整列したコイル5が巻成される。
【0014】図1(B)の実施例においてはXYZ往復
台31が固定的に設置されていて、ノズル9は水平線H
−Hに沿って保持され、水平線H−H方向に往復駆動
(トラバース)される。一方、回転駆動機構のフレーム
としての機能を有しているインデックスポール30b
は、回転部水平軸34によって傾動可能に支持されてい
る。図示のX′−X′はスピンドル軸14の中心線であ
って、回転駆動機構の基準線である。回転部傾動器35
は、インデックスポール30bを回転部水平軸34のま
わりに傾動させ、前記の基準線X′−X′の傾き角を任
意に調節できる。
【0015】この実施例の装置(図1(B))を用いて
本発明方法を実施するには、回転部傾動器35によりイ
ンデックスポール30bを傾斜させ、基準線X′−X′
を水平線に対してインダクタ歯の傾き角θだけ傾ける。
これに伴ってノズル9のトラバース方向(矢印T)も基
準線(X′−X′)に対して角θをなす。これにより、
原理図として説明した図13と同様の状態が現出され、
ノズル9がコア4に干渉することなく、軸回し方式で高
精度に整列したコイル5が巻成される。図2は前記とさ
らに異なる実施例の斜視図であって、この実施例は前記
図1(A)の実施例における往復台傾動器33と、図1
(B)の実施例における回転部傾動器35との両方を設
けたものである。本例の装置を使用する際は回転駆動機
構の傾斜角θ1とノズル駆動機構の傾斜角θ2との合計が
インダクタ歯の傾き角θとほぼ等しくなるように調節す
る。前記の実施例においては回転駆動機構とノズル駆動
機構とを、垂直面内において、角θだけ傾斜させたが、
これと異なる実施例として(図示を省略するが)水平面
内において角θだけ傾斜させても良い。
【0016】図14は前記と更に異なる実施例を示し、
(A)は概要的な斜視図、(B)は側面図である。この
実施例は図1(B)に示した実施例の変形例であって、
同図と同一の図面参照符号を付したものは同様ないし類
似の構成部材である。本実施例(図14)が前記実施例
(図1(B))に比して異なるところは次のごとくであ
る。インデックス30を支持しているポール30cは装
置のベース部材に対して固定してあって傾動しない。そ
して、本例においてはインデックス30の回転がサーボ
モータ(図示せず)によって駆動,制御され、該インデ
ックス30が支承しているスピンドル軸14を単に18
0度回動させるだけでなく、該スピンドル軸14が水平
線H−Hに対して為す傾斜角を任意に、かつ精度良く調
節できるようになっている。図(B)はスピンドル軸1
4をインダクタ歯の傾き角θだけ傾斜させた状態を描い
てある。この状態でノズル9を矢印Tのごとく水平方向
にトラバースさせると、図1(B)の実施例におけると
同様の作用,効果が得られる。この実施例(図14)に
よれば、インデックスを支持しているポール30cが静
止部材であって、これを傾動させる駆動,制御機構を必
要としないので、巻線装置全体の構成が簡単,軽量であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例によって明らかならしめた
ように、本発明装置を用いて本発明方法を実施すると、
巻線作業における軸回し方式の長所(電線が捩れない・
装置を小形に構成できる)を損うことなく、多極形のコ
アに対して高精度に整列した巻線を行って占積率の高い
コイルを巻成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻線装置における2つの実施例を
示す側面図
【図2】上記と異なる実施例の斜視図
【図3】モータ用のコアを示す平面図
【図4】従来技術におけるサイドフォーマの説明図
【図5】従来技術におけるサイドフォーマの説明図
【図6】従来技術に係るサイドフォーマの説明図
【図7】従来例の巻線装置を示す斜視図
【図8】従来例のセンタフォーマを示す3面図
【図9】従来例の巻線機におけるコアの取付状態を示す
斜視図
【図10】従来例の巻線作業における技術的課題を説明
するための模式的な断面図
【図11】従来技術における課題の説明図
【図12】従来技術によるノズルのトラバースに関する
問題点の説明図
【図13】本発明の基本的原理の説明図
【図14】図1,図2に示した実施例と更に異なる実施
例を示し、(A)は斜視図、(B)は側面図
【符号の説明】
1…3ポール型のコア、1a…ポール、1b…スロッ
ト、2…電線、3…コイル、4…多磁極型のコア、4a
…スロット、5…コイル、6…からげピン、7…ピンホ
ルダ、8,8′…サイドフォーマ、9…ノズル、10…
ノズルバー、11…ノズルバー支持台、12…コア取付
治具、13…センタフォーマ、13a…案内面、14…
スピンドル軸、15…コア受台、16…コア取付ピン、
30…インデックス、30a…軸、31…XYZ往復
台、31x…X軸モータ、31y…Y軸モータ、31z
…Z軸モータ、32…往復台水平軸、33…往復台傾動
器、34…回転部水平軸、35…回転部傾動器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向の複数の磁極が円周に沿って配
    列され、隣接する磁極相互の間にスロットが設けられて
    いるコアを、上記複数の磁極の内の何れかの磁極の中心
    線を回転軸として回転させながら、ノズルから繰り出さ
    れる電線をスロット内に導きつつ該電線を磁極に巻回す
    る巻線方法において、 上記の回転軸を支持している回転駆動機構の基準線、お
    よび、上記のノズルを支持しているノズル駆動機構の基
    準線の少なくとも何れか一方を他方に対して傾斜させ、
    上記回転軸と、ノズルの長手方向との交角をインダクタ
    歯の傾き角θならしめた状態で、ノズルを長手方向にト
    ラバースさせて巻線することを特徴とする、コイルの巻
    線方法。
  2. 【請求項2】 半径方向の複数の磁極が円周に沿って配
    列されるとともに磁極相互の間にスロットが設けられて
    いるコアを取り付けて、上記複数の磁極の内の何れかの
    磁極の中心線を回転軸に一致せしめて回転させるスピン
    ドル軸と、 電線を繰り出しつつトラバースされるノズルと、を具備
    しているコイルの巻線装置において、 前記の回転軸を支持している回転駆動機構、および、前
    記のノズルを支持していいるノズル駆動機構の少なくと
    も何れか一方が、他方に対して傾動可能に支持されてお
    り、かつ、水平面に対する傾斜角を自在に調節し得るよ
    うになっていることを特徴とする、コイルの巻線装置。
  3. 【請求項3】 前記の回転軸は回転駆動機構によって水
    平な軸の回りに回動可能な構造であって、上記回転駆動
    機構が水平な軸を中心として回動するに伴って前記回転
    軸が傾動せしめられる構造であることを特徴とする、請
    求項2に記載したコイルの巻線装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルの設置個所は複数個であり、
    該複数個のノズルが水平方向に列設されており、かつ、
    前記の回転軸の設置個所は上記ノズルの設置個数に等し
    く、該回転軸を支持している回転駆動機構は水平な軸の
    まわりに回動可能な構造であって、上記回転駆動機構が
    水平な軸を中心として回動するに伴って前記回転軸が傾
    動せしめられる構造であることを特徴とする、請求項2
    に記載したコイルの巻線装置。
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