JPH05109654A - 成膜処理装置 - Google Patents

成膜処理装置

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JPH05109654A
JPH05109654A JP3296447A JP29644791A JPH05109654A JP H05109654 A JPH05109654 A JP H05109654A JP 3296447 A JP3296447 A JP 3296447A JP 29644791 A JP29644791 A JP 29644791A JP H05109654 A JPH05109654 A JP H05109654A
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temperature
cooling
reactive gas
cylinder
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Kouzou Kai
亘三 甲斐
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス流通部を所定の温度以下に冷却すること
により、この部分に反応生成物が付着することを阻止す
る。 【構成】 被処理体4を保持する被処理体保持手段6と
反応性ガスを供給するガス供給ノズル12とを有する金
属膜の成膜処理装置において、ガス流制御部26の整流
筒体30に冷却手段36を設け、これにエチレングリコ
ール等の比較的強力な冷媒を流すことによりこの部分を
例えば−5℃以下に冷却する。この冷却操作により整流
筒体30は、反応ガスの反応温度以下に冷却され、反応
生成物の付着が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成膜処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウエハの表面に電極材料
や導電材料の薄膜を堆積する成膜技術として、薄膜を構
成する元素からなる1種またはそれ以上の化合物気体
(反応性ガス)をウエハ表面に供給し、ウエハ表面上で
化学反応させて所望の薄膜を形成する成膜処理装置(C
VD)が知られている。この成膜処理装置としては、主
としてSiO2 等の絶縁薄膜を形成するために多数のウ
エハを縦方向或いは横方向に狭い間隔でもって並べて成
膜処理するバッチ式の装置や、このバッチ式によっては
均一な成膜を得ることができないことから主として金属
膜を形成するため用いられる枚葉式の装置が知られてい
る。
【0003】上記枚葉式の成膜処理装置は、例えば真空
雰囲気の容器内にウエハを搬入し、これを所定の温度
(約360℃〜700℃)まで加熱保持した状態で、ウ
エハの保持部と対向する部位から六フッ化タングステン
(WF6 )とシラン(SiH4)或いはジクロルシラン
(SiH2 CL2 )等の反応性ガスを所定の割合に混合
して真空容器内のウエハ表面に供給し、ウエハ表面での
化学反応によって所望の薄膜、例えばWSixを形成す
るものである。この場合、ウエハは各カセット内に収容
された複数枚(例えば25枚)を1単位として1枚ごと
に連続的に薄膜処理されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の従
来装置にあっては、ウエハの保持部の加熱源からの輻射
熱が反応性ガスの流通部に伝達されるために、この流通
部はシランと六フッ化タングステンの反応開始温度以上
の温度、すなわち50〜100℃程度に加熱されてしま
い、この結果、ガス流通部を構成する部材の表面に反応
性ガスの生成物(WSix)等が付着する場合があっ
た。更に、この生成物は、触媒作用があるので反応が促
進され、上記した温度よりも低い温度でも化学反応が生
ずるようになり、また、同じ温度ならば高いレートで成
膜が進むことになり、この結果、反応性ガスのウエハへ
の供給が不均一となって各ウエハの面内及び面間の膜厚
が不均一になるという改善点があった。
【0005】また、ガス流通部に付着した膜が熱により
剥離して微細粒子、すなわちパーティクルとなって被処
理体に付着することもあり、製品歩留まりの低下をきた
すばかりか成膜処理の信頼性に欠けるという改善点もあ
った。本発明は、以上のような問題点に着目し、これを
有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的
は、ガス流通部を冷却することにより、この部分に反応
生成物が付着することを阻止することができる成膜処理
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、真空容器内において被処理体を所定の
温度に加熱した状態で保持する被処理体保持手段と、前
記真空容器内に反応性ガスを供給するガス供給ノズルと
を有し、前記被処理体の表面に金属膜を形成する成膜処
理装置において、前記被処理体保持手段と前記ガス供給
ノズルとの間に前記反応性ガスの流れを制御するガス流
制御部を設け、前記ガス流制御部にこのガス流制御部を
前記反応性ガスの反応温度以下に冷却するための冷却手
段を設けるように構成したものである。
【0007】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、ガス供
給ノズルから供給された反応性ガスは真空容器内を上昇
し、被処理体保持手段により保持された被処理体の表面
に反応生成物である金属膜を堆積させる。また、上記反
応性ガスの流れを制御するガス流制御部は、被処理体を
加熱する加熱源からの輻射熱により加熱される傾向にあ
るが、これには冷却手段を設けてあることから反応性ガ
スの反応温度以下に冷却される。従って、このガス流制
御部の表面に反応性ガスの生成物等により金属膜が付着
することを防止することができるので、被処理体に対し
て反応性ガスを適正な濃度及び混合割合で供給すること
ができ、従って、膜厚の均一な成膜処理を行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係る成膜処理装置の一実施
例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る
成膜処理装置を示す概略断面図、図2は図1に示す装置
のガス流制御部を示す概略断面斜視図である。図示する
ように、本実施例においては成膜処理装置により低圧下
でWSixよりなる金属膜を半導体ウエハ表面に成膜処
理する場合について説明する。この成膜処理装置2は、
被処理体である半導体ウエハ4を図示しないフィンガー
により保持するための被処理体保持手段である、グラフ
ァイト製のチャックプレート6を天井部に配置する円筒
体状の真空容器8と、この真空容器8の下部に連通する
反応性ガスの混合容器10とを有しており、これら各容
器は例えばアルミニウムにより構成されている。
【0009】この混合容器10内には、反応性ガス、例
えばWF6 、SiH4 を供給する環状のガス供給ノズル
12が配設され、また、上記真空容器8の天井部には同
心円周上の4箇所に排気口14が設けられている。これ
ら排気口14は図示しない吸引手段に接続されて、真空
容器8内及び混合容器10内が真空雰囲気に維持される
ようになっている。尚、真空容器8の側壁にはウエハ4
の搬入、搬出用の窓16が開設されており、この窓16
には閉塞時に真空容器8及び混合容器10内を真空雰囲
気に保持するゲートバルブ18が開閉可能に取付けられ
ている。また、この窓16には、ウエハの搬入、搬出時
に容器8、10内を真空状態に保持するための図示しな
いロードロック室がゲートバルブ18を介して接続され
ている。また、上記チャックプレート6の背面側すなわ
ち上方側には、大気と真空容器8とを遮断する石英ガラ
ス20がOリング22を介して取付けられており、この
石英ガラス20の上部に加熱用ランプ24が配設され
て、チャックプレート6が約360〜700℃に加熱さ
れるようになっている。尚、加熱用ランプ24に変えて
チャックプレート6内に加熱用ヒーターを埋設すること
も可能である。そして、上記石英ガラス20とチャック
プレート6との間の空間は、真空状態になされている。
【0010】一方、真空容器8と混合容器10との間の
ガス流通部には、反応性ガスの流れを制御するガス流制
御部26が形成されている。このガス流制御部26は、
連通口28の上部に立設する環状の整流筒体30と、こ
の整流筒体30の下部側から整流筒体30の内方側に向
って突出する突壁32と、整流筒体30内に隙間L1を
おいて上下方向へ移動可能に配設されると共に突壁32
との隙間L2を可変にして反応性ガスの流れを制御する
整流体34とで構成されている。この場合、整流筒体3
0及び整流体34は熱伝導性の良好な材質、例えばアル
ミニウム合金にて形成されている。
【0011】そして、整流筒体30には、上端面及び内
側面に近接した位置に本発明の特長とする冷却手段とし
ての環状の冷媒供給室36が形成されており、この冷媒
供給室36には、例えば蛇腹状のステンレス管よりなる
フレキシブルな冷媒供給管38が接続されると共に、こ
の供給管38の端部には、真空容器壁を貫通させて設け
られている。この供給管38は、更に途中に開閉弁40
を介した冷媒通路42に接続されると共にこの冷媒通路
42には冷媒供給源であるポンプ44及び冷媒収容タン
ク46が接続されている。本実施例においては、上記整
流筒体30を−5℃以下に冷却することから、冷媒とし
て例えばエチレングリコールを用いる。また、上記冷媒
供給室36には冷媒供給管38に並設させて冷媒排出管
39が接続されており、冷媒であるエチレングリコール
を循環使用し得るようになっている。また、上記整流体
34の頭部には、整流体頭部の上端面及び外側面に近接
させて水冷室50が形成されている。この水冷室50
は、冷却水供給管52及び開閉弁54を介して冷却水供
給源であるポンプ56及び冷却水収容タンク58と接続
されている。また、上記水冷室50には排水管60が接
続されて、冷却水が循環供給されるようになっている。
尚、上記整流体34のプランジャ部36aと混合容器1
0との間にはOリング62が介在されて気密性が維持さ
れている。
【0012】また、ガス供給ノズル12は、例えばステ
ンレス鋼製の環状基体64の同心円上に設けられた2つ
の環状室64a、64bの上面45°の位置にそれぞれ
複数の噴口(図示せず)を適宜間隔をおいて穿設した構
造となっており、また、両環状室64a、64bの間に
は環状の水冷室68が形成されている。この水冷室68
に接続される冷却水供給管70に開閉弁72を介してポ
ンプ56及び冷却水収容タンク58が接続されており、
タンク58内の冷却水がポンプ56の駆動によって冷却
水供給管70から水冷室68内に循環供給され、ガス供
給ノズル12が加熱用ランプ24からの輻射熱によって
過剰に加熱されるのを防止し得るようになっている。
尚、各環状室64a、64bにはそれぞれ管路74、7
6が接続されており、この管路74、76にそれぞれ図
示しないWF6 ガスボンベ又はふSiH4 ガスボンベが
接続されて、WF6ガスとSiH4 ガスとが所定の割合
で混合室4内に供給され、混合容器10内で混合された
後、真空容器8内に供給されるようになっている。尚、
真空容器8および混合容器10はそれぞれ耐蝕性及び伝
熱性の良好な材質例えばアルミニウム合金等にて形成さ
れており、その任意の箇所には環状の水冷室80が形成
されて、薄膜処理時に真空容器8及び混合容器10が高
温になるのを防止している。
【0013】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、真空容器8および混合容
器10内の真空引きを行い、真空雰囲気が確認された
後、真空容器8内にWF6 ガス及びSiH4 ガスを供給
(以下に空デポという)して、チャックプレート6の表
面に薄膜処理によって生じる生成物の膜を付着させる。
そして、始動スイッチをONにして、ウエハ4が搬入さ
れていない状態で真空容器8内にWF6 ガス及びSiH
4 ガスを空デポする。この処理前空デポにより真空容器
8内が薄膜処理雰囲気と同等の状態となる。この状態の
時ウエハ4は窓16を介してロードロック室から真空容
器8に搬入され、そして、ウエハ4はチャックプレート
6で保持されて、加熱用ランプ24からの加熱によって
所定温度に加熱される。
【0014】この状態でWF6 ガス及びSiH4 ガスが
混合容器10内に供給されて混合された後、ガス流制御
部26を通って真空容器8内に流入されるとウエハ4の
表面で化学反応が生じ、この化学反応によってウエハ表
面に所望の薄膜、すなわちWSixの金属膜が形成され
るのである。この時、反応条件としては、グラファイト
よりなるチャックプレート6を約360℃に加熱するこ
とによりウエハ温度を約310℃に維持し、真空容器8
内の圧力を約200mTorrに維持する。また、Si
4 の流量を約300SCCMに設定すると共に、WF
6 の流量を2SCCMに設定し、所定時間、例えば約2
50秒間、成膜処理を行う。成膜時において、混合容器
10で混合された反応性ガスが真空容器8内に流入して
ウエハ4に接触する際、このガス流はガス流制御部26
の整流筒体30に案内されて上昇するので均一にウエハ
4に接触することになる。そして、この成膜処理時に
は、冷却水収容タンク58内の冷却水を冷却水供給管5
2、70等を介して整流体34及びガス供給ノズル12
等の水冷室50、68、80に循環させてこれらを所定
の温度、例えば15〜20℃の範囲の温度に冷却してお
り、これらの部材に反応生成物が付着することを阻止し
ている。
【0015】また同時に、チャックプレート6との間の
距離が30〜40mmと非常に小さくて最も加熱される
傾向にあるガス流制御部26の整流筒体30の冷媒供給
室36には、冷却水ではなく別個に設けた冷媒収容タン
ク46から冷媒供給管38を介して冷却水よりも強力な
冷媒であるエチレングリコールを供給し、この整流筒体
30を−5℃以下、好ましくは後述するごとく−20℃
以下に冷却する。このため、この部分に反応性ガスが接
触しても、これらのガスの反応開始温度、例えば50℃
よりも低い温度に整流筒体30が冷却されているので局
部的に反応が抑制され、この整流筒体30にSiH4
WF6 との反応生成物が付着することが阻止される。こ
の場合、整流筒体30のみならず整流体34にもエチレ
ングリコールを流してこれを−20℃程の低温に冷却す
れば、全体としての反応生成物の付着が一層抑制され
る。
【0016】また、反応生成物の付着が抑制されること
から、付着した生成物の剥離に伴うパーティクルの発生
も抑制される結果となる。下記表1は上記した反応条件
のもとに整流筒体30の冷却温度を適宜変更してそれぞ
れ50枚のウエハを成膜処理した結果得られたパーティ
クル数、面内、面間均一性を示す。
【0017】
【表1】
【0018】この表1から明らかなように、整流筒体3
0の温度を+20℃から−20℃まで順次下げるに従っ
て、パーティクル数、膜厚の面内均一性、面間均一性が
向上して行くことが判明する。特に、冷却温度を−5℃
に設定するとパーティクル数は格段に減少し、冷却温度
−20℃においては標準的規定であるパーティクル数5
0を大きく下回ってパーティクル数10となり、最良の
結果を示している。このように、本実施例においてはガ
ス流制御部26の整流筒体30を反応ガスの反応温度以
下に冷却するようにしたので、この部分に反応生成物が
付着することがなく、従って、反応生成物の剥離に伴う
パーティクルの発生も抑制することができる。
【0019】また、真空容器8や混合容器10の外壁等
は、通常の冷却水により冷却して過度に冷却しないよう
にしているので、この外壁等に結露が生ずることがな
く、従って、この下方に位置する図示しない電子機器等
に結露が滴下することがなく、電子機器のショート等の
問題が生ずることがない。また、上記実施例において
は、整流筒体30を冷却する冷媒としてエチレングリコ
ールを用いたが、これに限定されず、他の冷媒を用いて
もよい。また、上記実施例において、冷媒供給室36
は、この冷却効果を高めるために整流筒 体30の上端
面及び内側面に近接する部位に環状に形成するのが良
く、また、整流体34に冷媒供給室を形成する場合に
は、整流体34の上端面及び外側面に近接する部位にこ
れを設けるのが良い。
【0020】更に、上記実施例では突壁32を整流筒体
30の下部に設けた場合について説明したが、これに限
定されず、例えば整流筒体30の内周面に突壁を突設し
てもよく、或いは整流体34の外周面に突壁を設けるよ
うにしても良い。また更に、本実施例においては整流筒
体30を断面矩形状に整形したが、これに限定されず、
この整流筒体30に例えば図3に示すように上方に向け
てその横幅が順次小さくなるように断面三角形状にテー
パを形成してもよい。この場合、この整流筒体30の断
面形状に対応させて冷媒供給室36の断面形状も三角形
状に設定するように構成することにより、この整流筒体
30の上方に位置する加熱源であるチャックプレート6
に対する整流筒体の投影面積は同じでもプレートに対す
る筒体テーパ面の距離が遠くなるのでこの部分の加熱温
度が先の実施例の場合よりも低くなり、その結果、整流
筒体30の冷却効率を高めることができる。
【0021】また、上記実施例にあっては反応性ガスと
してSiH4 とWF6 を用いた場合について説明した
が、これに限定されず、他の反応性ガスを用いて金属膜
を堆積する場合にも適用することができるのは勿論であ
り、その場合には、反応性ガスに対応させて整流筒体の
冷却温度を適宜選択する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた作用効果を発揮することができる。ガス
流制御部が反応性ガスの反応温度以上に加熱されるのを
防止することができるので、この部分に反応生成物であ
る金属膜が付着することを防止できる。従って、反応生
成物の剥離に伴うパーティクルの発生も抑制でき、製品
の歩留まりを向上させることができる。また、上記した
理由で反応性ガスが上昇途中にて消費されるのを防止す
ることができるので、反応性ガスを被処理体の面内に均
一に供給することができ、成膜の面間及び面内均一性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成膜処理装置を示す概略断面図で
る。
【図2】図1に示す成膜処理のガス流制御部を示す。
【図3】本発明の他の実施例のガス流制御部を示す断面
図である。
【符号の説明】
2 成膜処理装置 4 半導体ウエハ(被処理体) 6 チャックプレート(被処理体保持手段) 8 真空容器 10 混合容器 12 ガス供給ノズル 24 加熱用ランプ 26 ガス流制御部 30 整流筒体 34 整流体 36 冷媒供給室(冷却手段) 46 冷媒収容タンク 50、68、80 水令室 58 冷却水収容タンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内において被処理体を所定の温
    度に加熱した状態で保持する被処理体保持手段と、前記
    真空容器内に反応性ガスを供給するガス供給ノズルとを
    有し、前記被処理体の表面に金属膜を形成する成膜処理
    装置において、前記被処理体保持手段と前記ガス供給ノ
    ズルとの間に前記反応性ガスの流れを制御するガス流制
    御部を設け、前記ガス流制御部にこのガス流制御部を前
    記反応性ガスの反応温度以下に冷却するための冷却手段
    を設けるように構成したことを特徴とする成膜処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記冷却手段は、前記反応性ガスとして
    SiH4 とWF6 を用いてWSixの金属膜を形成する
    場合には、前記ガス流制御部を−5℃以下に冷却するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載の成膜処理
    装置。
JP3296447A 1991-10-16 1991-10-16 成膜処理装置 Pending JPH05109654A (ja)

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