JPH05106948A - 冷媒充填量検出装置 - Google Patents

冷媒充填量検出装置

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JPH05106948A
JPH05106948A JP26571191A JP26571191A JPH05106948A JP H05106948 A JPH05106948 A JP H05106948A JP 26571191 A JP26571191 A JP 26571191A JP 26571191 A JP26571191 A JP 26571191A JP H05106948 A JPH05106948 A JP H05106948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
condenser
upstream
pressure
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26571191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Inazu
宏 稲津
Hiroki Matsuo
弘樹 松尾
Keita Honda
桂太 本多
Betsutsu Arumin
アルミン・ベツツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH05106948A publication Critical patent/JPH05106948A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍サイクルに充填された冷媒量を検出す
る。 【構成】 インジケータ9は、端部が対向したベローズ
12、13を備える。一方のベローズ12には、上流配
管10によってメインコンデンサの上流の冷媒圧力が案
内され、他方のベローズ13には、下流配管11によっ
てサブコンデンサの下流の冷媒圧力が案内されている。
そして、表示パネル15に回動自在に支持された指針1
6の端部が、ベローズ12、13の間で駆動される。つ
まり、メインコンデンサの上流とサブコンデンサの下流
の圧力差によって、指針16が駆動され、指針16が冷
凍サイクルの冷媒充填量を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍サイクルの冷媒充
填量を検出する冷媒充填量検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷凍サイクル中の冷媒の充填量
が不足すると、能力が低下する他、潤滑油不足によって
冷媒圧縮機の破損を招く可能性がある。逆に、冷媒を過
充填した場合、冷媒圧縮機の駆動負荷が増加する他、省
フレオンの社会的な要求からも防止する必要がある。そ
して、従来の冷媒の充填量の検出方法は、レシーバ等に
設けられたサイトグラスを視認して、サイトグラスを通
過する冷媒の泡消えで、冷凍サイクルに充填される冷媒
量が適切であるか否かの判定を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、サイトグラ
スによる泡消えの判定は、非常に微妙であり、適切な判
断を行うのが困難であった。特に、冷媒の過充填の場合
は、サイトグラスの視認では判定ができなかった。ま
た、ゲージマニホールドを用いる場合であっても、完全
な過充填状態であれば、判定ができるが、過充填状態以
外の判定はできなかった。さらに、冷凍サイクルの高圧
側に圧力スイッチを設けて、圧力が一定圧以下の場合
は、冷媒不足として、冷媒圧縮機がONしないようにする
技術があるが、外気温度による圧力変動を考慮してスイ
ッチの作動圧力を設定すると、冷媒が殆ど無くなった場
合にしか検出できなかった。つまり、従来の技術では、
冷凍サイクルの冷媒の充填量を適切に検出する手段が無
かった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、冷凍サイクルの冷媒の
充填量を適切に検出することのできる冷媒充填量検出装
置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷媒充填量検出
装置は、冷媒凝縮器の上流と下流との圧力差によって、
冷凍サイクルの冷媒充填量を検出する技術的手段を採用
した。
【0006】
【発明の作用および効果】冷媒凝縮器の上流と下流との
圧力差は、冷凍サイクルの冷媒充填量に対応している。
このため、上流と下流との圧力差によって、冷凍サイク
ルの冷媒充填量を検出することができる。具体的に述べ
ると、液冷媒が供給されて冷媒に過冷却度を与えるサブ
コンデンサの上流と下流との圧力差によって、冷媒充填
量が不足の状態から適正な状態までの冷媒充填量を主に
知ることができる。また、ガス冷媒が供給されて冷媒を
液化凝縮を行うコンデンサ(サブコンデンサでは無い)
の上流と下流との圧力差によって、冷媒充填量が適正の
状態から過剰な状態までの冷媒充填量を主に知ることが
できる。さらに、コンデンサ(サブコンデンサでは無
い)の上流と、サブコンデンサの下流との圧力差によっ
て、冷媒充填量が不足の状態から過剰な状態までの冷媒
充填量を知ることができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の冷媒充填量検出装置を、図に
示す一実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図4は本発明の実施例を示
すもので、図1は冷媒充填量を表示するインジケータの
平面図、図2は冷凍サイクルの冷媒回路図、図3は冷媒
凝縮器の断面図である。図2に示す冷凍サイクル1は、
周知の車両用サブクールサイクルで、冷媒圧縮機2より
圧送されたガス冷媒を液化凝縮するメインコンデンサ3
(冷媒凝縮器)と、液冷媒のみを流出する液溜4と、こ
の液溜4より供給される液冷媒をさらに冷却して過冷却
度を与えるサブコンデンサ5(冷媒凝縮器)と、冷媒を
減圧膨張する膨張弁6と、冷媒を蒸発して熱交換器を通
過する空気を冷却する冷媒蒸発器7とからなる。
【0008】本実施例に示すメインコンデンサ3および
サブコンデンサ5は、図3に示すように、一体型の熱交
換器8で構成され、一方のタンク内に液溜4であるモジ
ュレータが配されている。この熱交換器8には、使用者
に冷媒の充填量を表示するインジケータ9(図1参照)
が設けられている。
【0009】このインジケータ9には、熱交換器8の上
流と連通する上流配管10によって、メインコンデンサ
3の上流の圧力が導かれるとともに、熱交換器8の下流
と連通する下流配管11によって、サブコンデンサ5の
下流の圧力が導かれる。上流配管10の端と下流配管1
1の端とは、対向して設けられ、それぞれの端に、配管
内の圧力変化によって伸縮するベローズ12、13が設
けられている。なお、両ベローズ12、13の間には、
スプリング14が配設されている。インジケータ9は、
上流配管10および下流配管11にそれぞれ固定された
表示パネル15を備える。この表示パネル15には、冷
媒充填量を表示するための目盛が設けられている。そし
て表示パネル15には、支点を中心に回動して目盛を指
示する指針16が設けられている。この指針16の一方
の端は、対向するベローズ12、13の端の間で駆動さ
れる。つまり、熱交換器8の上流の圧力P1と、下流の
圧力P2 との圧力差(メインコンデンサ3の上流とサブ
コンデンサ5の下流との圧力差)ΔPに応じて指針16
が冷媒充填量を表示する。なお、指針16が示す冷媒充
填量は、予め設定された条件下(図4参照)で適正なも
のとなる。
【0010】図4は、熱交換器8を通過した冷媒の温度
と圧力差ΔP(冷媒充填量)との関係を示すグラフで、
冷媒圧縮機2の回転数が1800rpm (例えばエンジンのア
イドル回転時)、熱交換器8が35℃、4.5 m/sの空
気と熱交換し、冷媒蒸発器7が27℃、湿度50%、50
0 m3 /hの空気と熱交換した場合におけるデータであ
る。
【0011】〔実施例の作動〕次に、上記実施例の作動
を簡単に説明する。上記のグラフの特性の得られる条件
下で、冷凍サイクル1を作動させる。すると、メインコ
ンデンサ3に流入する冷媒の圧力が上流配管10を介し
て一方のベローズ12内に導かれるとともに、サブコン
デンサ5を流出する冷媒の圧力が、下流配管11を介し
て他方のベローズ13内に導かれる。冷凍サイクル1に
封入される冷媒充填量が少ない時は、サブクールが小さ
く、熱交換器8のガス冷媒の割合が大きくなり、熱交換
器8の下流の圧力P2 が上流の圧力P1 に比較して小さ
くなる(熱交換器8の上流の圧力P1 と下流の圧力P2
との圧力差ΔPが大きくなる)。すると、2つの対向す
るベローズ12、13の間の位置が下流配管11側に位
置し、指針16が低い値の冷媒充填量を示す。逆に、冷
凍サイクル1に封入される冷媒充填量が多い時は、サブ
クールが増し、熱交換器8の液冷媒の割合が大きくな
り、熱交換器8の上流の圧力P1 と、下流の圧力P2 と
の圧力差ΔPが小さくなる。すると、2つの対向するベ
ローズ12、13の間の位置が、上流配管10側に位置
し、指針16が高い値の冷媒充填量を示す。
【0012】〔実施例の効果〕本実施例では、冷凍サイ
クル1を作動させることによって、冷凍サイクル1に充
填されている冷媒の量が、インジケータ9に表示され
る。このため、冷媒不足を容易に知ることができるとと
もに、冷媒の過充填を無くすことができる。
【0013】〔変形例〕上記の実施例では、インジケー
タにベローズを用いた例を示したが、ダイヤフラムな
ど、容量変化によって外形が変化するものであれば他の
ものでも良い。メインコンデンサとサブコンデンサとか
らなる冷媒凝縮器を例に示したが、サブコンデンサを有
しない冷媒凝縮器に本発明を適用しても良い。また、メ
インコンデンサの上流と下流との圧力差によって冷媒充
填量を検出しても良い。同様にサブコンデンサの上流と
下流との圧力差によって冷媒充填量を検出しても良い。
冷媒凝縮器の上流の圧力と下流の圧力を、センサによっ
て電気的に検出し、予め記憶されたデータ(各運転状態
における圧力差と冷媒充填量との関係データ)と、現状
の運転状態とをマイクロコンピュータで比較検討して、
どの様な運転状態においても冷媒充填量が検出できるよ
うに設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】インジケータの平面図である。
【図2】冷凍サイクルの冷媒回路図である。
【図3】冷媒凝縮器の断面図である。
【図4】熱交換器を通過した冷媒の温度と圧力差との関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 冷凍サイクル 3 メインコンデンサ(冷媒凝縮器) 5 サブコンデンサ(冷媒凝縮器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルミン・ベツツ 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を凝縮する冷媒凝縮器の上流と下流
    との圧力差によって、冷凍サイクルの冷媒充填量を検出
    する冷媒充填量検出装置。
JP26571191A 1991-10-15 1991-10-15 冷媒充填量検出装置 Pending JPH05106948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26571191A JPH05106948A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 冷媒充填量検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26571191A JPH05106948A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 冷媒充填量検出装置

Publications (1)

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JPH05106948A true JPH05106948A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17420952

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JP26571191A Pending JPH05106948A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 冷媒充填量検出装置

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JP (1) JPH05106948A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09105567A (ja) * 1995-10-06 1997-04-22 Denso Corp 冷凍装置
JP2011085390A (ja) * 2005-10-25 2011-04-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09105567A (ja) * 1995-10-06 1997-04-22 Denso Corp 冷凍装置
JP2011085390A (ja) * 2005-10-25 2011-04-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
US9103574B2 (en) 2005-10-25 2015-08-11 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner, refrigerant filling method of air conditioner, method for judging refrigerant filling state of air conditioner as well as refrigerant filling and pipe cleaning method of air conditioner

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