JPH05106180A - 古紙を再生処理する方法、並びにこの方法を実施するための装置 - Google Patents

古紙を再生処理する方法、並びにこの方法を実施するための装置

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JPH05106180A
JPH05106180A JP33426591A JP33426591A JPH05106180A JP H05106180 A JPH05106180 A JP H05106180A JP 33426591 A JP33426591 A JP 33426591A JP 33426591 A JP33426591 A JP 33426591A JP H05106180 A JPH05106180 A JP H05106180A
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JP
Japan
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waste paper
treatment
recycling
drum
stage
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JP33426591A
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Herbert Ortner
オートナー ハーバート ドクター.
Theodor Bahr
セオダー ボー
Walter Musselmann
オルター マツスルマン
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JM Voith GmbH
Original Assignee
JM Voith GmbH
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    • D21B1/02Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means
    • D21B1/021Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means by chemical means
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷インキの除去作業を極めて高い効率で実
施しうるようにし、古紙の予選別を不要ならしめて全て
の夾雑物を再生プロセスに回すことが出来るようにし、
更に処理時間を短縮すると同時に化学薬品に要する費用
を低く抑える。 【構成】 印刷インキの付着したインキ抜き−古紙を少
なくとも40%の割合で含有している古紙において、最
初の3つのプロセス段階、即ち浸軟(加湿)段階と、古
紙の粗クリーニング段階、並びに古紙片を少なくとも1
3%の軟度で著しく縮小して通常の細片サイズにするこ
とによる後続の全般的な溶解段階と、溶解化学薬品をか
なり高い割合で添加して浸軟処理する段階とを以上の順
序で実施し、古紙とこれに含まれているほぼ全ての重量
の大きな夾雑物、例えば木材片、ガラス片、プラスチッ
ク片、金属片もしくはそれに類する夾雑物とを古紙バレ
ンの金属包帯と共にこの初期処理ステージに供給案内す
ることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷された古紙をインキ
抜き設備における後処理によって再生する方法であっ
て、第1の段階では少なくとも8%の比較的高い軟度か
ら溶解(浸軟)および粗選別プロセスを開始する形式の
方法、並びにこの方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法は既に公知技術の範疇に属
しており、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第30
40998号明細書に開示されている方法では、浸軟処
理が水平な軸線を中心として回転可能なドラム内で行な
われ、その浸軟プロセスにおける軟度は20%〜40%
に設定されている。この方法によれば古紙紙料は水によ
って著しく稀釈されるので、後続の選別プロセスを水平
な軸線を中心として回転可能な且つふるい分け孔の穿設
されたジャケットを備えているドラム内で8%〜12%
の軟度により実施することが出来る。この場合孔の直径
サイズは4mm〜12mmに設定されている。
【0003】加工しようとする古紙を本来の溶解処理の
前に化学薬品溶液により紙料溶解装置またはドラム内で
処理するならば、つまり古紙のいわば「予備浸軟/予備
含浸処理」を実施するならば、印刷インキを繊維から効
果的に溶出しうることが実証されている。
【0004】この種の「予備含浸処理」が実施された場
合には、印刷インキの結合剤が軟化されるので、後続の
溶解プロセスに際する繊維からの印刷インキ粒子分離作
業を「予備含浸処理」の行なわれない場合に比して著し
く効果的に達成することが出来る。予備含浸処理は12
%を上回る軟度において最も効果的に実施される。
【0005】ドイツ連邦共和国特許第3522395号
明細書に開示されている方法においては、古紙を矢張り
「予浸軟処理」し、反応塔内にパイルし、この塔内で紙
料溶解装置によって溶解することが提案されており、こ
の方法では古紙の粗い夾雑物、例えばプラスチックフォ
イル、線材片などが繊維懸濁液から連続的に除去され
る。
【0006】然しこの方法においては、処理しようとす
る古紙内に含まれる夾雑物の許容含有率をかなり低い値
に抑えねばならない点に難があり、その理由として、実
質的な古紙に対する夾雑物の割合が比較的高く1%を上
回るような場合には、塔の下部分でブリッジ形成、閉塞
などの不都合な現象が生じ、これを除去するためには相
当な時間を要し、ひいては顕著な生産損失を免れないこ
とが挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、印刷インキでプリントされた紙の占める割合が
極めて高い古紙の再生処理を行なう場合に、印刷インキ
の除去作業を極めて高い効率で実施しうるようにし、し
かもこの場合、古紙の予選別を不要ならしめて全ての夾
雑物を再生プロセスに回すことが出来るようにし、更に
処理時間を短縮すると同時に化学薬品に要する費用を低
く抑える点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべく
提案された本発明によれば、最初の3つのプロセス段階
を実施するに当り、その順序を第1に浸軟(加湿)段階
とし、第2に古紙のふるい分け処理および後続の全般的
な溶解処理と少なくとも13%の軟度での印刷インキ溶
出処理とによる粗クリーニング段階とし、第3に通常の
プロセス化学薬品を古紙の溶解および印刷インキの溶出
に必要とされる全体量の少なくとも40%に達するほど
高い割合で添加して浸軟する段階とし、古紙とこれに含
まれている重量の大きなほぼ全ての夾雑物、例えば木材
片、ガラス片、プラスチック片、金属片などの夾雑物と
を、古紙バレンの金属包帯と共にこの当初処理ステージ
に供給案内する措置がとられている。
【0009】
【作用】従来の公知技術における上記の欠点は本発明の
措置によって完全に回避される。つまり本発明によれ
ば、先づ各種の夾雑物を(場合によっては線材片をす
ら)含む古紙が、予浸軟ドラム内における化学薬品の存
在のもとに12%を上回る紙料密度および18℃を上回
る温度で20分間以上処理され、次いで粗い夾雑物が、
場合によっては中間稀釈を行なうことなく、粗選別ドラ
ム又は粗選別装置(例えばプレート型選別機もしくはこ
れに類似の装置)により実質的な古紙繊維に対し少なく
とも13%の軟度で分離される。この選別に用いられる
開口部(穿孔またはスリット等)は、まだ溶解されてな
い古紙片が排出されないように設計されている。
【0010】まだ稀釈されてない受容物質は、場合によ
り第3のドラムもしくは紙料溶解装置で引続き処理され
てポンプ操作可能ならしめられ、その際には印刷インキ
を溶出し或いは漂白させる別の化学薬品を必要に応じて
添加することが可能であり、更にその後で選別プロセス
を継続することが出来る。
【0011】この第3の初期プロセス段階における溶解
処理は、極めて小さな細片サイズが得られるまで続行さ
れるので、古紙の少なくとも95%が、例えば直径10
mmのディスク型選別機におけるふるい孔を通過するこ
とが可能になる。
【0012】本発明により提案されたこの新しい方法で
は、予浸軟−/溶解プロセスが連続的に実施され、且つ
溶解−/印刷インキ溶出プロセスと場合によっては漂白
プロセスとが効果的に行なわれ、これにより後続のプロ
セス段階における極めて迅速かつ高効率の印刷インキ分
離が達成されると同時に矢張り極めて迅速かつ高効率の
漂白作用が得られるという利点が生ずる。特に最初の2
つの段階で回転式のドラムを用いるならば、極めて高い
軟度で化学薬品の作用時間が有効に延長されるが、まし
て第3の段階で高い軟度が得られる場合にはなおさらで
ある。
【0013】なお、通常の印刷インキ除去処理が主とし
て多段構成方式による浮選設備で行なわれることは言う
までもない。精密選別および浮選プロセスにおける後続
の処理段階も、矢張り公知の方式で行なわれるためにこ
こでは詳述しない。
【0014】最初の3段階による再生プロセスでは、化
学薬品として実質的な搬入古紙に対して有利には0.5
%〜4%の水酸化ナトリウム(NaOH)並びに0.4
%〜1.5%の過酸化水素(H22)及び0.5%〜3
%の水ガラス並びに0.1%〜0.5%のDTPAが用
いられる。
【0015】漂白段階で投入されるこれらの化学薬品の
作用は、第3段階、つまり溶解段階において別の化学薬
品で補完することが可能である。
【0016】
【実施例】次に添付の図面に示した実施例につき本発明
による装置を詳細に説明する:バレンとして纏められコ
ンベヤベルト(1)によって搬送される古紙は、一点鎖
線で示された水平な軸線を中心として回転するドラム
(2)に供給され搬入端部(3)内に導かれる。このド
ラム(2)はローラ(4)上に回転可能に支承されてお
り、モータ(11)により図示のカルダンシャフトを介
して駆動される。更にこのドラム(2)は、図平面で見
て左側に位置するヒンジ(9)と図平面で見て右側に位
置する往復動シリンダ(31)並びにそのピストンロッ
ドとを有するフレーム(10)を介して傾倒可能に構成
されているが、このことは本発明における必要条件では
ない。然しそのために、駆動メカニズムとドラム(2)
の支承部材とはフレーム(6)上に装着されている。こ
の措置によれば、ドラム(2)の傾斜度に応じてドラム
内容物を程度の差こそあれかなり迅速に搬出シュート
(12)に移行させると共に、浸軟処理された所定量の
紙料をこの搬出シュート(12)から振動選別機(1
4)に効果的に引渡すことが出来る。ドラム(2)内に
おける浸軟処理時間は、少なくとも15分間、通常は3
0分間もしくはそれ以上の値に設定される。振動選別機
(14)では粗い夾雑物が選別され、下部構造を矢張り
コンベヤベルトとして構成可能な受容装置(16)に引
渡される。選別された有用成分としての繊維素材は、シ
ュート(17)を介してコンベヤベルト(20)上に移
送され、古紙の紙料はこのコンベヤベルト(20)を介
して高い軟度で紙料溶解装置(21)に供給される。ド
ラム(2)内での浸軟プロセスにおける軟度は実質搬入
紙料に対し少なくとも13%とされ、本発明においては
この値をほぼ25%乃至35%に設定することも可能で
ある。化学薬品は適宜な形式により浸軟ドラム(2)内
に混入可能であり、特に浸軟用水は管路(29)を介し
て導入され、その他の化学薬品は紙料溶解装置(21)
に供給することも出来る。
【0017】振動選別機におけるシーブプレート(ふる
い板)の孔直径は30mm〜60mmに設定されてい
る。
【0018】この紙料溶解装置に鉛直なシャフト(2
5)を有するロータ(22)を設けておくと有利であっ
て、ロータ(22)の周面にはその外径寸法が上に向っ
てスパイラル状に減少し場合によってはその幅も狭くな
る螺旋状の転動リブ(23)が巻付けられている。紙料
溶解装置から選別された有用成分は排出管片(27)を
介して放出されるが、有利にはそれに先立ってシーブプ
レートを通過せしめられる。
【0019】以上に述べた3つのプロセス段階における
全ての処理を14%〜28%の統一的な軟度で実施する
ことも可能である。
【0020】次に図示の実施例で可能とされるヴァリエ
ーション(変化態様)について説明する: 1.振動選別機(14)を用いる代りに、図2に示され
ているように穿孔されたジャケットを有する矢張り回転
可能なドラム(30)を用いてもよく、このドラム(3
0)も水平な軸線を中心とした回転運動を行なう。前述
したドラム(2)の場合と同様にこのヴァリエーション
においても、搬入端部が一方の端面側に、また夾雑物の
搬出端部が他方の端面側に位置しているのに対し、有用
成分はドラムジャケットに穿設されたパーフォレーショ
ン(孔)によって分離される。
【0021】これらのふるい孔のサイズは有利には30
mm〜60mmの値に設定され、これによって繊維素材
が夾雑物と共に遠心分離されることは確実に回避され
る。 2.紙料溶解装置(25)の代りに矢張り水平な軸線を
中心にして回転可能なドラムを用いることも可能であ
り、このドラムは搬出端部のところでドラム(2)と同
様に構成され、その所定の範囲にパーフォレーションを
形成することが出来る。パーフォレーションが形成され
ない場合には、搬出がドラム(2)の場合と同じように
一方の端面側で行なわれる。そうでない場合には、有用
成分がパーフォレーションを通して取出され、大部分の
廃棄物質を含む成分は端面側の搬出開口部から排出され
る。
【0022】溶出された印刷インキを繊維懸濁液から最
終的に除去するため、図示された3つの処理ステージに
は更に別の選別ステージ、それも特に浮選処理装置(ス
テージ)が接続されている。通常の方法によれば、この
インキ除去処理は公知の浮選化学薬品、例えば石鹸また
は脂肪酸を用いて行なわれる。
【0023】本発明の有利な実施態様によれば、浸軟プ
ロセスが転動運動のもとで行われ、選別プロセスと場合
によっては第3段階における溶解プロセスとが必要とさ
れる場合には古紙の投げ上げ及び/又は落下処理と関連
させた転動運動及び/又は断続運動のもとで水平な回転
軸線を有する回転ドラム内において実施される。
【0024】更に駆動出力を必要最小限に軽減するため
には、浸軟ドラム(2)の回転数を場合によってはシー
ブドラム(30)の回転数より低い高々毎分15回転、
有利には4〜10回転に抑えると効果的であり、ドラム
内容物を選別ドラム(30)の場合とは異なって穏やか
に転動させるためには、著しく突出した連行リブを省略
することが望ましい。
【0025】図3に示されたヴァリエーションにおいて
は、コンベヤスクリュー(32)に沿って浸軟処理と選
別処理とが行なわれる。該コンベヤスクリュー(32)
のシャフト(33)は、軸受(37)、(40)に支承
された状態でモータ(42)により駆動される。この場
合、下位の軸受(37)は軸受ベース(43)に支承さ
れている。コンベヤスクリュー(32)を囲繞するケー
シング(31)における第1の部分にはパーフォレーシ
ョンが設けられておらず、その第2の部分の底面に符号
(35)で示されたような30mm〜60mm径のシー
ブ孔が穿設されている。この実施例で選別された有用繊
維成分は、別に設けられた小型のコンベヤスクリュー
(44)によってベルトコンベヤ(52)に向う方向で
搬出される。除去さるべき粗い夾雑物は、コンベヤスク
リュー(32)の端部に設けられたシュート(51)を
介して排出される。小型のコンベヤスクリュー(44)
のシャフト(46)はその各端部で軸受(48)、(4
9)に支承されている。シャフト(46)の駆動装置は
図示されていない。図3に示された装置には、他の図か
ら明らかなように、水平な回転軸線を有する紙料溶解装
置または溶解ドラムを接続することが可能である。
【0026】コンベヤスクリュー(32)を可逆駆動式
に構成しておくと有利であって、そうすれば古紙バレン
の搬入をほぼ連続的に実施することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による装置の作用原理を概
略的に示した図。
【図2】穿孔されたシーブドラムを備えた本発明の第1
実施例による装置を示した図。
【図3】本発明による更に別の実施例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ、 2 ドラム、 3 搬入端部、 4 ローラ、 6,10 フレーム、 11 モータ、 12 搬出シュート、 14 振動選別機、 16 受容装置、 17 シュート、 20 コンベヤベルト、 21 紙料溶解装置、 22 ロータ、 23 転動リブ、 25 ロータのシャフト、 27 排出管片、 30 ドラム、 31 往復動シリンダ、 32 コンベヤスクリュー、 33 コンベヤスクリューシャフト、 35 シーブ孔、 37,40 軸受、 42 モータ、 43 軸受ベース、 44 小型のコンベヤスクリュー、 46 小型コンベヤスクリューのシャフト、 48,49 軸受、 51 シュート、 52 コンベヤベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボー セオダー ドイツ D−7920 ハイデンハイム ミユ ールエステイーアール. 6 (72)発明者 マツスルマン オルター ドイツ D−7920 ハイデンハイム フラ ンツ−マルク−エステイーアール. 32

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷された古紙をインキ抜き設備におけ
    る後処理によって再生する方法であって、第1の処理段
    階では少なくとも8%の比較的高い軟度から溶解(浸
    軟)および粗選別プロセスを開始する形式の方法におい
    て、最初の3つのプロセス段階を実施するに当り、その
    順序を第1に浸軟(加湿)段階とし、第2に古紙のふる
    い分け処理および後続の全般的な溶解処理と少なくとも
    13%の軟度での印刷インキ溶出処理とによる粗クリー
    ニング段階とし、第3に通常のプロセス化学薬品を古紙
    の溶解および印刷インキの溶出に必要とされる全体量の
    少なくとも40%に達するほど高い割合で添加して浸軟
    する段階とし、古紙とこれに含まれている重量の大きな
    ほぼ全ての夾雑物、例えば木材片、ガラス片、プラスチ
    ック片、金属片などの夾雑物とを、古紙バレンの金属包
    帯と共にこの当初処理ステージに供給案内することを特
    徴とする古紙を再生処理する方法。
  2. 【請求項2】 浸軟プロセスを転動運動のもとで行い、
    選別プロセスと場合によっては第3段階における溶解プ
    ロセスとを、必要とされる場合には古紙の投げ上げ及び
    /又は落下処理と関連させた転動運動及び/又は断続運
    動のもとで水平な回転軸線を有する回転ドラム内におい
    て実施することを特徴とする請求項1に記載の古紙を再
    生処理する方法。
  3. 【請求項3】 粗選別段階における選別処理を30mm
    〜60mmの孔サイズで行なうことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の古紙を再生処理する方法。
  4. 【請求項4】 最初の3つの古紙再生段階における全て
    の処理を14%〜28%の等しい軟度で実施することを
    特徴とする請求項1乃至3のいづれか1項に記載の古紙
    を再生処理する方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも80%までの高い印刷インキ
    含有率を有する古紙を再生処理することを特徴とする請
    求項1乃至4のいづれか1項に記載の古紙を再生処理す
    る方法。
  6. 【請求項6】 印刷された古紙をインキ抜き設備での後
    処理により再生する方法を実施するための装置におい
    て、少なくとも15分間で古紙を通過させ且つ水平な軸
    線を中心として回転可能なドラム内で浸軟プロセスが行
    なわれるように構成されていることを特徴とする古紙を
    再生処理する装置。
  7. 【請求項7】 粗選別段階で作業を行なう装置として、
    振動選別機が設けられるか、或いは水平な軸線を中心に
    回転可能で穿孔ジャケットを有するドラムが設けられて
    いることを特徴とする請求項6に記載の古紙を再生処理
    する装置。
  8. 【請求項8】 溶解段階、つまり第3段階のために紙料
    溶解装置が設けられており、この紙料溶解装置の底面も
    しくは底面付近には鉛直な軸線を有するロータが回転可
    能に保持されており、ロータの周面には懸濁液を連行さ
    せる螺旋状の連行要素が設けられていることを特徴とす
    る請求項6又は7に記載の古紙を再生処理する装置。
  9. 【請求項9】 溶解段階、つまり第3段階のためにドラ
    ムが設けられており、水平な軸線を中心にして回転可能
    なこのドラムの一方の端面側には搬入端部が、またその
    他方の端面側には搬出端部がそれぞれ設けられており、
    更に少なくとも搬出端部に隣接したドラム部分には、ジ
    ャケットに形成される複数のふるい孔が穿設されている
    をことを特徴とする請求項6又は7に記載の古紙を再生
    処理する装置。
  10. 【請求項10】 印刷された古紙をインキ抜き設備での
    後処理により再生する方法を実施するための装置におい
    て、浸軟段階および選別段階のために容器(31)が設
    けられており、該容器(31)内には水平線に対し傾斜
    し、ほぼこの容器(31)に沿って延びるコンベヤスク
    リュー(32)が配置されており、このコンベヤスクリ
    ュー(32)における搬出端部に近接した容器部分の底
    面もしくは底面範囲にふるい穿孔(35)が形成されて
    いることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 比較的小型のコンベヤスクリュー(4
    4)がふるい穿孔(35)の範囲における容器底面の下
    方に配置されていることを特徴とする請求項10に記載
    の古紙を再生処理する装置。
JP33426591A 1990-11-23 1991-11-22 古紙を再生処理する方法、並びにこの方法を実施するための装置 Pending JPH05106180A (ja)

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DE4037230.8 1990-11-23
DE4037230A DE4037230A1 (de) 1990-11-23 1990-11-23 Verfahren und anlage zum aufbereiten von altpapier

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EP (1) EP0486904B1 (ja)
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KR (1) KR920010077A (ja)
AT (1) ATE124737T1 (ja)
BR (1) BR9105068A (ja)
CA (1) CA2056051A1 (ja)
DE (2) DE4037230A1 (ja)
ES (1) ES2074629T3 (ja)
FI (1) FI105211B (ja)
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