JPH05100324A - 光学系走行体駆動モータの制御方法 - Google Patents

光学系走行体駆動モータの制御方法

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JPH05100324A
JPH05100324A JP3290756A JP29075691A JPH05100324A JP H05100324 A JPH05100324 A JP H05100324A JP 3290756 A JP3290756 A JP 3290756A JP 29075691 A JP29075691 A JP 29075691A JP H05100324 A JPH05100324 A JP H05100324A
Authority
JP
Japan
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stepping motor
optical system
drive current
traveling body
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP3290756A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Mizuide
一弘 水出
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Publication of JPH05100324A publication Critical patent/JPH05100324A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、光学系走行体駆動モータの温度
上昇を低く抑えることができ、しかも加速走行時および
減速走行時に光学系走行体駆動モータが脱調することの
ない光学系走行体駆動モータの制御方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 原稿画像を露光走査するための光学系を有す
る光学走行体を往復移動させるための光学系走行体駆動
モータとしてステッピングモータが用いられている画像
読取装置において、光学走行体を加速走行させるときお
よび光学走行体を減速走行させるときのステッピングモ
ータ14の駆動電流を、光学走行体を定速走行させると
きのステッピングモータ14の駆動電流より大きくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の画像読取
装置に用いられる光学系走行体駆動モータの制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機には、一般に、原稿画像を露光走
査するための光学系を有する光学走行体と、光学系走行
体を往復移動させるための光学系走行体駆動モータとが
設けられている。最近の複写機では、光学系走行体駆動
モータとしてステッピングモータが用いられ、ステッピ
ングモータが定電流駆動方式で駆動されている。
【0003】図3は、露光時における時間に対する光学
系走行体の移動速度を示している。光学系走行体は、走
行開始位置から所定のタイミング(時点t0)で往動方
向に発進され、徐々に加速されながら往動方向に移動す
る。そして、往動用の設定速度VO1に達すると(時点
t1)、定速走行に移り、リターン位置の手前で減速を
開始し(時点t2)、リターン位置に達して停止する
(時点t3)。リターン位置に達すると、こんどは、復
動方向に発進され、徐々に加速されながら復動方向に移
動する。そして、復動用の設定速度VO2に達すると
(時点t4)、定速走行に移り、走行開始位置の手前で
減速を開始し(時点t5)、走行開始位置に達して停止
する(時点t6)。光学系走行体が往動する過程におい
て、原稿画像が露光走査され、原稿画像が感光体ドラム
に投射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の複写機において
は、ステッピングモータの駆動電流は、常に一定である
ため、次のような問題があった。すなわち、ステッピン
グモータの駆動電流の設定値が大きすぎると、ステッピ
ングモータの温度上昇が大きくなり、ステッピングモー
タが焼損してしまう。一方、ステッピングモータの駆動
電流の設定値が小さすぎると、ステッピングモータの駆
動トルクが下がり、必要トルク(負荷トルク+加速トル
ク)が大きい加速走行時および減速走行時にステッピン
グモータが脱調してしまう。
【0005】したがって、ステッピングモータの温度上
昇を低く抑え、しかも光学系走行体の加速走行時および
減速走行時にステッピングモータが脱調しないような、
駆動電流値を設定することが必要となるが、そのような
駆動電流値を決定することは簡単ではなかった。
【0006】この発明は、光学系走行体駆動モータの温
度上昇を低く抑えることができ、しかも加速走行時およ
び減速走行時に光学系走行体駆動モータが脱調すること
のない光学系走行体駆動モータの制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による光学系走
行体駆動モータの制御方法は、原稿画像を露光走査する
ための光学系を有する光学走行体を往復移動させるため
の光学系走行体駆動モータとしてステッピングモータが
用いられている画像読取装置において、光学走行体を加
速走行させるときおよび光学走行体を減速走行させると
きのステッピングモータの駆動電流を、光学走行体を定
速走行させるときのステッピングモータの駆動電流より
大きくすることを特徴とする。
【0008】ステッピングモータの駆動電流の切替えを
行う方法としては、たとえば、ステッピングモータの駆
動電流の切替えタイミングをあらかじめ記憶手段に記憶
させておき、記憶手段に記憶されている切替えタイミン
グでステッピングモータの駆動電流の切替えを行う方
法、ステッピングモータの速度変化を検出することによ
りステッピングモータの駆動電流の切替えを行う方法等
が用いられる。
【0009】
【作用】光学走行体を加速走行させるときおよび光学走
行体を減速走行させるときのステッピングモータの駆動
電流が、光学走行体を定速走行させるときのステッピン
グモータの駆動電流より大きくされる。
【0010】
【実施例】以下、図1および図2を参照して、この発明
の実施例について説明する。
【0011】図1は、複写機の電気的構成を示してい
る。
【0012】複写機は、CPU10によって制御され
る。CPU10は、そのプログラム等を記憶するROM
11および必要なデータを記憶するRAM12を備えて
いる。CPU10からは、光学系走行体駆動モータとし
てのステッピングモータ14の駆動回路13に速度指令
信号Svと回転方向指令信号Sdと駆動電流指定信号S
sとが送られる。駆動回路13は、駆動電流指定信号S
sが送られてくると、ステッピングモータ14の駆動電
流を、定速走行用駆動電流ILと定速走行用駆動電流I
Lより大きな加速減速走行用駆動電流IH(IH>I
L)とのうち指定された電流値に制御する。
【0013】ステッピングモータ14の速度プログラ
ム、すなわち、時間に対する回転速度に関するデータ
は、あらかじめROM11に記憶されている。また、定
速走行用駆動電流ILと加速減速走行用駆動電流IHと
を切り替えるための駆動電流指定信号Ssを出力するタ
イミングに関するデータも、あらかじめROM11に記
憶されている。
【0014】図2は、露光時の時間に対する光学系走行
体の移動速度と、時間に対するステッピングモータの駆
動電流を示している。露光時においては、所定のタイミ
ング(時点t0)で、CPU10から駆動回路13に、
光学系走行体の速度を往動用の設定速度VO1まで徐々
に加速していくための速度指令信号Svと、往動方向に
対応した回転方向、ここでは正転方向を示す回転方向指
令信号Sdと、加速減速走行用駆動電流IHを指定する
駆動電流指定信号Ssとが送られ、ステッピングモータ
14が駆動される。これにより、光学系走行体は、走行
開始位置から往動方向に徐々に加速されて移動する。こ
の際、ステッピングモータ14の駆動電流は、加速減速
走行用駆動電流IHにされる。
【0015】光学系走行体が往動用の設定速度VO1に
達すると(時点t1)、速度指令信号Svは設定速度V
O1に対応する値となる。また、CPU10から駆動回
路13に定速走行用駆動電流ILを指定する駆動電流指
定信号Ssが送られる。これにより、ステッピングモー
タ14の駆動電流が定速走行用駆動電流ILに切替えら
れる。
【0016】光学系走行体が往動用の設定速度VO1で
移動していき、リターン位置に近づくと所定のタイミン
グ(時点t2)で、CPU10から駆動回路13に、光
学系走行体の速度を徐々に減速していくための速度指令
信号Svと加速減速走行用駆動電流IHを指定する駆動
電流指定信号Ssとが送られる。これにより、ステッピ
ングモータ14が減速され始める。また、ステッピング
モータ14の駆動電流が加速減速走行用駆動電流IHに
切替えられる。
【0017】光学系走行体が減速されながらリターン位
置に達すると(時点t3)、こんどは、CPU10から
駆動回路13に、光学系走行体の速度を復動用の設定速
度VO2まで徐々に加速していくための速度指令信号S
vと、復動方向に対応した回転方向である逆転方向を示
す回転方向指令信号Sdとが送られ、ステッピングモー
タ14が逆転駆動される。この場合は、ステッピングモ
ータ14の駆動電流は加速減速走行用駆動電流IHを維
持する。
【0018】光学系走行体が復動方向に徐々に加速さ
れ、復動用の設定速度VO2に達すると(時点t4)、
速度指令信号Svは設定速度VO2に対応する値とな
る。また、CPU10から駆動回路13に定速走行用駆
動電流ILを指定する駆動電流指定信号Ssが送られ
る。これにより、ステッピングモータ14の駆動電流が
定速走行用駆動電流ILに切替えられる。
【0019】光学系走行体が復動用の設定速度VO2で
移動していき、走行開始位置に近づくと所定のタイミン
グ(時点t5)で、CPU10から駆動回路13に、光
学系走行体の速度を徐々に減速していくための速度指令
信号Svと加速減速走行用駆動電流IHを指定する駆動
電流指定信号Ssとが送られる。これにより、ステッピ
ングモータ14が減速を開始する。また、ステッピング
モータ14の駆動電流が加速減速走行用駆動電流IHに
切替えられる。そして、光学系走行体が減速されながら
移動し、走行開始位置に達して停止する(時点t6)。
【0020】この実施例によれば、必要トルクの大きな
加速および減速走行時に、ステッピングモータ14の駆
動トルクが大きくなるように駆動電流が比較的大きな加
速減速走行用駆動電流IHにされ、必要トルクの小さな
定速走行時には、ステッピングモータ14の温度上昇が
小さくなるように駆動電流が比較的小さな定速走行用駆
動電流ILにされている。したがって、加速および減速
走行時にステッピングモータ14が脱調するといったこ
とを回避できるとともにステッピングモータ14の温度
上昇を低く抑えることができる。
【0021】上記実施例では、ステッピングモータ14
の駆動電流の切替えは、ROM11にあらかじめ記憶さ
れた切替えタイミングのデータに基づいて行われている
が、ステッピングモータ14の速度変化を検出すること
により、ステッピングモータ14の駆動電流の切替えを
行ってもよい。
【0022】また、正転時の定速走行用駆動電流と逆転
時の定速走行用駆動電流とを異なる値に制御してもよ
い。同様に、正転時の加速減速走行用駆動電流と逆転時
の加速減速走行用駆動電流とを異なる値に制御してもよ
い。たとえば、正転時の定速走行用駆動電流を逆転時の
定速走行用駆動電流より小さくし、正転時の加速減速走
行用駆動電流を逆転時の加速減速走行用駆動電流より小
さくすることが考えられる。この場合においても、定速
走行用駆動電流は、加速減速走行用駆動電流より小さく
される。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、光学系走行体駆動モ
ータの温度上昇を低く抑えることができ、しかも加速走
行時および減速走行時に光学系走行体駆動モータが脱調
するといったことも回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の構成を示す電気ブロック図である。
【図2】露光時の時間に対する光学走行体の移動速度
と、時間に対するステッピングモータの駆動電流を示す
タイムチャートである。
【図3】露光時の時間に対する光学走行体の移動速度を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 駆動回路 14 ステッピングモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を露光走査するための光学系を
    有する光学走行体を往復移動させるための光学系走行体
    駆動モータとしてステッピングモータが用いられている
    画像読取装置において、光学走行体を加速走行させると
    きおよび光学走行体を減速走行させるときのステッピン
    グモータの駆動電流を、光学走行体を定速走行させると
    きのステッピングモータの駆動電流より大きくすること
    を特徴とする光学系走行体駆動モータの制御方法。
  2. 【請求項2】 ステッピングモータの駆動電流の切替え
    タイミングをあらかじめ記憶手段に記憶させておき、記
    憶手段に記憶されている切替えタイミングでステッピン
    グモータの駆動電流の切替えを行うことを特徴とする請
    求項1記載の光学系走行体駆動モータの制御方法。
  3. 【請求項3】 ステッピングモータの速度変化を検出す
    ることにより、ステッピングモータの駆動電流の切替え
    を行うことを特徴とする請求項1記載の光学系走行体駆
    動モータの制御方法。
JP3290756A 1991-10-09 1991-10-09 光学系走行体駆動モータの制御方法 Pending JPH05100324A (ja)

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JPH05100324A true JPH05100324A (ja) 1993-04-23

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ID=17760129

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JP3290756A Pending JPH05100324A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 光学系走行体駆動モータの制御方法

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JP (1) JPH05100324A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005227416A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Kyocera Mita Corp 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
US7342690B2 (en) 2003-03-17 2008-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for reading image

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