JPH04884A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH04884A
JPH04884A JP2100297A JP10029790A JPH04884A JP H04884 A JPH04884 A JP H04884A JP 2100297 A JP2100297 A JP 2100297A JP 10029790 A JP10029790 A JP 10029790A JP H04884 A JPH04884 A JP H04884A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2つの記録時間モードをもつ2チャンネルアジ
マス記録力式ディジタルVTRに関する。
〔従来の技術〕
ディジタルVTRは、テレビジョン学会技術報告11.
24(1987年)第13頁から第18頁に記載のよう
に、コンポーネント信号記録のD−1規格とコンポジッ
ト信号記録のD−2規格が規格化されており、これに準
拠した業務用ディジタルVTRが製品化されている。こ
れらのディジタルVTRは、磁気テープに記録する信号
を2チヤンネルに分割し、それぞれ独立した磁気ヘッド
に導びき、磁気テープに同時に2つのトラックを記録す
る、2チャンネル記録方式を採用している。例えばD−
2規格は、サンプリング周波数14.31818MHz
、 8ビツトリニアでビデオ信号をサンプリングしたデ
ィジタルビデオデータや、サンプリング周波数48KH
z、 16ビツトリニアで4チヤンネルのオーディオ信
号をサンプリングしたディジタルオーディオデータ等の
ディジタルデータを記録するものである。記録データレ
ートはおよそ127Mb/sである。
記録データレートが高いと回路の高速化が必要となり、
回路構成が難しくなる傾向になるため、記録信号を複数
のチャンネルに分配して、チャンネル当りの記録データ
レートを下げることが行なわれる。
さらにD−2規格では高記録密度化を図るためにガード
パンドレスアジマス記録方式を採用している。D−2規
格では、磁気テープに記録される記録信号が、低域成分
の少ない、重ね書き特性に優れたM2変調されたもので
あるため上記記録方式が可能であるとしている。
また、従来の民生用VTRのうちVH8方式では、標準
モードと、標準モードより画質は落ちるが長時間記録が
可能な3倍モードの2つの記録時間モードがあり、目的
に応じて選択することができる利点がある。
さらに、2チヤンネルガ一ドパンドレスアジマス記録方
式において記録時間モードを選べる従来技術として特開
昭62−152283号公報が挙げられる。
これは、各記録時間モードに対して専用の磁気ヘッドを
構成するものではなく、少ない磁気ヘッドの構成数で各
記録時間モードに対応させるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来技術は、従来の2チヤンネル記録で主に採用さ
れているヘッド構成である、1つのへラドベースにそれ
ぞれのチャンネルに対応する2つのヘッドを設置したヘ
ッド構成でなく、それぞれのヘッドが回転シリンダ上に
単独で設置されているものである。このため、構成する
上で回転シリンダへのヘッド取付作業効率が悪くなるこ
とや、シリンダ内部におけるヘッドの占有領域が大きく
なるので再生専用、可変速再生用、消去用等のヘッドを
さらに取付けることが比較的困難になる問題がある。ま
た機能面では、長時間モードで記録したものに対しイン
サート編集を行うと、編集終了点で記録ヘッドにより既
に記録されているトラックが削られて、所定のトラック
幅が保たれないという問題が生じる。
本発明は、2チヤンネルガ一トバンドアジマス記録方式
のディジタルVTRにおいて、2つのチャンネルに対応
する2つのヘッドを1つのへラドベースに設置したもの
を用いて、記録時間の選択を可能とし、さらにインサー
ト編集実行時に所定のトラック幅が保たれるものを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手般〕
記録時間が選択できるようにするためには、1つのへラ
ドベースに設置する2つのヘッドの幅を1つ目のヘッド
を最長時間記録モードのトラック幅とほぼ等しい幅に設
定し、2つ目のヘッドを1つ目のヘッドの幅よりも広い
幅に設定し、これら2つのヘッドにより磁気テープに記
録して得られた2つのトラックにおいてトラック間に未
記録部分が生じず、かつ、重なり部分がほとんど生じな
い条件のもとに2つのヘッドがシリンダ上にに設けられ
たものである。
さらに、インサート編集が正常に行われるようにするた
め、上記幅の異なる2つのヘッドにおいて、インサート
編集を終える時に最後に記録されるトラックが2つのヘ
ッドのうち幅の狭いヘッドで記録するようにしたもので
ある。
〔作用〕
先に述べた互いに幅の異なるヘッド幅をもつ隣接したヘ
ッドを採用すると、最長時間記録モードにおける記録ト
ラックパターンは、幅の広いヘッドで記録されたトラッ
クはすぐ後にその一部が重ね記録により削られ、結果的
に全てのトラックの幅が均一となる。このようなトラッ
クは再生時に平均的に生じるエラーが最も小さくなる条
件にあたる。
さらに長時間記録モードにおいてインサート編集を行う
場合に、編集終了直前に記録されるトラックを幅の狭い
方のヘッドで行うことにより、編集終了点におけるトラ
ック幅の均一性が保たれ、再生時のエラーが少なくなる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示す。第1図は、本発明の一実
施例であるディジタル信号磁気記録再生システムの概要
を示した図である。1はシリンダ。
2は磁気テープ、3はテープガイド、H1、H2゜H3
及びH4はそれぞれ磁気ヘッドである。磁気テープ2は
テープガイド3によりシリンダ1に180°程度巻かれ
る。磁気ヘッドH1とH3は同じヘッド幅をもつ。磁気
ヘッドH2とH4も同じヘッド幅をもつ。さらに磁気ヘ
ッドH1とH2のヘッド幅はHlの方が小さい。磁気ヘ
ッドH1゜H2,H3及びH4のヘッド幅量をそれぞれ
Wll 1 +賀ox、劉、3及び讐□4とすると Wll+(=Wus)<WHz(=W□4)     
    −(1)と表わせる。さらに、磁気ヘッドH1
とH3は同じアジマス角がつけられている。磁気ヘッド
H2とH4も同じアジマス角がつけられているが、磁気
ヘッドH1及びH2とのアジマス角の関係は互いに逆方
向かつ同じ角度量をもつものである。シリンダ1の側面
に磁気ヘッドH1とH3は180゜ずれた位置に設置さ
れている。磁気ヘッドH2とH4も180°ずれた位置
に設置されている。磁気ヘッドH1とH2の位置関係は
、同一のへラドベース上に設置されることによりごく接
近した位置に設置されているものである。磁気ヘッドH
1゜H2,H3及びH4はシリンダ1が回転することに
より磁気テープ2に接触しながらその上を走査する。記
録時には磁気ヘッドH1,H2,H3及びH4に記録電
流が流され、磁気テープ2の磁性面に記録トラックが形
成される。第2図は本発明の一実施例である磁気テープ
2の記録パターンを示したものである。T1、T2.T
3及びT4は、それぞれ磁気ヘッドH1,H2,H3及
びH4により形成されたトラックである。磁気ヘッドH
1とH2で記録されたトラックT1とT2の間には隙間
のない状態でトラックが形成される。またトラックT1
とT2の間の重なりはほとんどなく、トラックT1とT
2のトラック幅は、それぞれ磁気ヘッドH1とH2のヘ
ッド幅とほぼ等しい。磁気ヘッドH3とH4で記録され
たトラックT3とT4の関係も、トラックT1とT2の
関係と同様である。第2図に示す本発明の一実施例では
磁気ヘッドH1,H2,H3及びH4のヘッド幅LL。
Wl1、Wll及びH4(7)i[ヲ 3W、+ (= 3WH3) = 2W、 (= 2W
、、)  −(2)としたものである。このときトラッ
クT2とT3及びトラックT4とT1の間に未記録部分
が生じる。このときの磁気テープ2の走行速度は、もし
磁気ヘッドH1とH3のヘッド幅を広げて磁気ヘッドH
2とH4と同じ幅にしたとすると記録時に磁気テープ2
に生じる未記録部分が丁度なくなる条件のものである。
以降、このテープ走行速度で走行するモードを標準モー
ドと呼ぶ。
再度、第1図のシステムについて説明する。4はシリン
ダモータ、5はパルスジェネレータ、6は回転方向であ
る。シリンダモータ4はシリンダ1を回転方向6に回転
させるモータである。パルスジェネレータ5はシリンダ
lの回転位相の検出を可能にするもので、回転している
シリンダ1がある回転位相になるたびに電気的パルスを
生成するものである。7はキャプスタン、8はピンチロ
ーラ、9はキャプスタンモータ、10は周波数ジェネレ
ータ、 11は走行方向である。キャプスタンモータ9
はキャプスタン7を回転させるモータである。磁気テー
プ2は、キャプスタン7とピンチローラ8の間にはさま
れ、キャプスタン7の回転により走行する。記録時ある
いは通常再生時には、磁気テープ2は走行方向11に走
行する。周波数ジェネレータIOはキャプスタン7の回
転速度に比例した周波数の方形波信号を発生するもので
、キャプスタン7の回転速度の検出を可能にするもので
ある。12はコントロール信号ヘッドである。記録時に
はシリンダlが回転して、磁気ヘッドH1によりトラッ
クTlが記録されるたび、及び磁気ヘッドH3によりト
ラックT3が記録されるたびに、コントロール信号ヘッ
ド12を介してパルス信号が磁気テープ2の長手方向ト
ラックに記録されるものである。第2図のテープパター
ン図において21はコントロール信号トラック、22は
コントロール信号である。先に述べた長手方向トラック
がコントロール信号トラック21.磁気テープ2に記録
されたパルス信号がコントロール信号22に相当する。
再生時には磁気テープ2に記録されているコントロール
信号22がコントロール信号ヘッド12によって再生さ
れる。このときコントロール信号22はテープ走行系の
基準信号となり、これをもとにテープ速度、キャプスタ
ン回転位相制御などが行なわれる。13はサーボ回路、
 14はシステムコントロール回路である。サーボ回路
13はシステムコントロール回路14より、現在のシス
テム動作のモード情報を得て、それに応じてテープ走行
系の動作を制御するものである。シリンダ1の制御につ
いてサーボ回路13は、シリンダ1の回転をパルスジェ
ネレータ5の生成信号をもとに常に一定の回転位相に保
つようにシリンダモータ4を駆動する。記録時における
テープ走行の制御については、システムコントロール回
路14がらのテープ走行速度情報を得て、それに応じて
周波数ジェネレータ1oの生成信号の周波数が速度情報
に対応する値となるようにキャプスタンモータ9を駆動
する。同時にサーボ回路13では、コントロール信号ヘ
ッド12を介して記録するコントロール信号22を生成
する。再生時におけるテープ走行の制御については、コ
ントロール信号ヘッド13から再生されるコントロール
信号22と、パルスジェネレータ5より生成されるパル
スと同期をとり、かつテープ速度がある一定速度となる
ようにキャプスタン7の速度制御を行うものである。
15は入力信号、16はエンコード回路、17は切換ス
イッチ、 18はデコード回路、19は出力信号である
。入力信号15はエンコード回路16により2チヤンネ
ルの記録信号が生成される。本実施例のシステムをディ
ジタルVTRに対応させると、入力信号15はビデオ信
号に相当する。このときエンコード回路I6は、入力さ
れるビデオ信号をA/D変換によりディジタル化し、デ
ィジタル信号の並べ替えが行なわれる。さらにエラー訂
正符号、同期信号やインデックス信号がディジタルビデ
オ信号に付加され、2チヤンネルに分割した記録信号が
生成される。2つの記録信号は、システムコントロール
回路14がらの制御信号をうけて切換スイッチ17のス
イッチがR側に倒されることによってそれぞれ、磁気ヘ
ッドH1及びH3と磁気へラドH2及びH4に導入され
、磁気チー、ブ2に記録される。
再生時には磁気テープ2に記録されている信号が磁気ヘ
ッドH1及びH3と磁気ヘッドH2及びH4により2チ
ヤンネルの再生信号として再生される。さらにシステム
コントロール回路14がらの制御信号により切換スイッ
チ17のスイッチがP側に倒されることにより、2つの
再生信号がデコード回路18に導入される。デコード回
路18では、再生信号の波形等化、クロック再生、エラ
ー訂正処理、デシャフリング、チャンネル合成等の信号
処理が行なわれた後、D/A変換により出力信号19で
あるビデオ信号が得られる。
20は記録時間モード情報である。記録時間モード情報
20は2つ以上の記録時間モードからユーザが選択して
得られるものである。記録時には記録時間モード情報2
0を得たシステムコントロール回路14はサーボ回路1
3を介し記録時間モードに相当するテープ走行速度でテ
ープ走行系を動作させる。
ここで、記録時間モードとして、記録時間の短い標準モ
ードと、標準モードより1.5倍記録時間の長い長時間
モードの2種類をもつものとする。
先述の通り、第2図は標準モードにおけるテープ走行速
度で記録した時の記録パターンを示したものだが、長時
間モードにおける記録パターンは第3図のようになる。
長時間モードは標準モードにくらべ2/3倍のテープ走
行速度となるため、コントロール信号22の記録間隔が
その分狭くなる。
また、磁気ヘッドH2によって形成されたトラックT2
は、次に磁気テープ2を走査する磁気ヘッドH3によっ
て形成されるトラックT3によって一部重ね書きされト
ラックT2のトラック幅が削られる。同様に磁気ヘッド
H4によって形成されたトラックT4も、次に走査する
磁気ヘッドH1により形成されるトラックT1によりト
ラック幅が削られる。また、磁気ヘッドH1とH2で形
成されるトラックT1とT2の関係は、磁気ヘッドH1
とH2がごく接近した位置にシリンダ1上に設置されて
いるため、第2図における標準モードの場合と同様にト
ラック間の重なりや未記録部分の発生がほとんど生じな
い。磁気ヘッドH3とH4で形成されるトラックT3と
T4についても同様である。この結果、長時間記録モー
ドにより形成されるトラックT1、T2.T3及びT4
のトラック幅は等しくなる。このことは、データ誤りが
生じ易い長時間記録モードにおいて有利な条件である。
データ誤り率に相関のある再生ケ号のS/Nはトラック
幅の二乗板に比例するので、平均的にデータ誤り率が低
くなるのは、トラック幅に偏りがなく一様なトラックを
形成する場合である。
長時間記録モードでは、隣接トラック間の重ね書きが生
じるが、磁気テープ2に記録信号として周波数分布が集
中し、かつ低周波数成分が小さい信号となるような変調
方式を選定することにより、重ね書きされる前に記録さ
れていた信号の残留成分の影響を充分に無視することが
可能である。また本実施例における標準モードでは、未
記録部分、いわゆるガートバンドが生じたり、トラック
幅のアンバランスが生じる。前述の通り、ガートバンド
がなくトラック幅が一様である場合が平均的なデータ誤
りに有利な条件である。このように記録されたものを以
降ここでは標準モード標準テープと呼ぶことにする。
標準モード標準テープを本システムに用いることを次に
考える6本システムは標準モード標準テープを再生する
ことは可能である。しかし、標準モード標準テープを用
いてインサート編集を行うと、本ヘッド構成では第2図
のように未記録部分が生じるため、元から記録されてい
たトラックが一部残り、再生時のエラー誤り率を著しく
悪化させる。
そこで、磁気ヘッドH2とH4のヘッド幅を広げて記録
時に未記録部分が生じないヘッド構成を採用すれば標準
モードのインサート編集で不都合が生じなくなる。第4
図は標準モードにおいて未記録部分の生じない磁気ヘッ
ド構成の磁気テープ記録パターンを示したものである。
テープパターンにおけるコントロールトラックの記述は
以降省略する。この時の磁気ヘッドH1,H2,H3及
びH4のヘッド幅WH,,W□2. W□3及びW、4
4の関、係は、 3W□1(= 3 Wos) =W142 (=Wo4
)・・・ (3)となるものであり、記録時それぞれの
磁気ヘッドにより記録されたトラックの重なりはほとん
どないものとする。このヘッド構成による長時間モード
の記録テープパターンは第3図と同様になる。
第5図は標準モード標準テープを本ヘッド構成でインサ
ート記録したものである。インサートされる標準モード
標準テープのトラックTに対して磁気ヘッドH1,H2
が第5図に示される通りトラッキングされていれば、イ
ンサート編集の開始時及び終了時において元に記録され
ていたトラックが残らなくなる。
また、先に述べた標準モードによる記録で未記録部分を
生じるようなヘッド構成におけるインサート編集におい
ても、記録する磁気ヘッドに先行してフライングイレー
スヘッドを設置することにより、再生時のエラー生成の
不都合を解消することが可能である。
長時間モードにおけるインサート編集について次に述べ
る。長時間モードでは、幅の広い磁気ヘッドH2とH4
で記録されたトラックT2とT4が幅の狭いヘッドH1
とH3により一部上に重ねられてトラックT1とT3が
形成されることにより、−様なトラック幅をもつ記録パ
ターンが得られるものである。このため第3図に示す通
り、隣り合う磁気ヘッドに同時に記録電流を導き記録す
る方式では、記録終了時には幅の広いトラックが生じる
。この状態でインサート編集を行うと、インサート編集
終了時に幅の広いトラックが記録されてしまい、インサ
ートされるべきでないトラックの上に重ね書きされる問
題がある。
そこで本ヘッド構成において長時間モードのインサート
編集を行うには、インサート編集終了時に、同じに磁気
テープを走査する2つの磁気ヘッドのうち幅の狭い磁気
ヘッドの方だけに記録電流を流すことにより、記録テー
プパターン上ではトラック幅は一様となる。
第6図は長時間モードにおいて本方式でインサート編集
を行った場合の磁気テープ記録パターン、を示したもの
である。図中の斜線部分はインサートされたトラックを
示す。そして磁気ヘッドH1によりトラックが記録され
インサート編集が終了するところを示す。このとき、隣
り合う幅の広い磁気ヘッドH2はトラックを記録しない
但し、ビデオ信号をインサート編集する場合はフィール
ドあるいはフレーム単位で行われるので、フィールドや
フレーム分の情報の記録方式によっては上記のインサー
ト方式が不可能な場合も生じる。
本発明の標準モードにおける記録ではトラック幅の異な
る2つのトラックが交互に記録される。
幅の広いトラックの方が帳の狭いトラックよりも情報量
を多く記録することが可能であるため、それぞれのトラ
ックに情報量の異なる信号を記録することが考えられる
。例えばハイビジョン方式は現行のNTSC方式と画面
のアスペクト比が異なるが、ハイビジョン方式の画面の
縦方向をNTSC方式に合わせた時にNTSC方式の画
面を構成するのに必要なハイビジョン方式の画像情報を
幅の広いトラックに書き込み、残りのハイビジョン方式
の画像情報を幅の狭いトラックに書き込むなどのように
、関連する情報のうち主情報を幅の広いトラック、副情
報となるものを幅の狭いトラックに記録することが考え
られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ディジタル信号記録再生装置において
、最小限の磁気ヘッド構成数により2つ以上の記録時間
モードを選択できるので、構成要素の低減による低価格
化が図れる。さらに磁気ヘッドの構成が1つのへラドベ
ースに2つ磁気ヘッドを乗せたものであるため、ヘッド
取付工程の効率が良くなる。また、長時間記録モードに
おいて磁気テープに記録されるトラック幅を均一にでき
るので、平均的なエラー生成率において最も有利である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステム構成の概要を示す
図、第2図は本発明の一実施例の標準時間記録モードに
おける磁気テープの記録パターン、を示す図、第3図は
本発明の一実施例の長時間記録モードにおける磁気テー
プの記録パターンを示す図、第4図は本発明の一実施例
の標準時間記録モードにおける磁気テープの記録パター
ンを示す図、第5図は本発明の一実施例の標準時間記録
モードにおけるインサート編集時の磁気テープの記録パ
ターンを示す図、第6図は本発明の一実施例の長時間記
録モードにおけるインサート編集時の磁気テープの記録
パターンを示す図である。 l・・・シリンダ    2・・・磁気テープ4・・・
シリンダモータ 7・・・キャプスタン8・・・ピンチ
ローラ  9・・・キャプスタンモータ13・・・サー
ボ回路 14・・・システムコントロール回路 H1,H2,H3,H4・・・磁気ヘッド兜j図 ff16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリンダ(1)と、シリンダ(1)を回転させる手
    段と、磁気テープ(2)をシリンダ(1)に巻き付ける
    手段と、磁気テープ(2)を走行させる手段と、シリン
    ダ(1)に設置された磁気ヘッド(H1、H2、H3、
    H4)と、磁気ヘッド(H1、H3)と磁気ヘッド(H
    2、H4)が互いに逆のアジマス角をもつ磁気ヘッド(
    H1、H2、H3、H4)と、磁気ヘッド(H1)と磁
    気ヘッド(H2)が、及び磁気ヘッド(H3)と磁気ヘ
    ッド(H4)が互いに隣接した位置にある磁気ヘッド(
    H1、H2、H3、H4)と、第1のディジタル信号を
    磁気ヘッド(H1、H3)で、第2のディジタル信号を
    磁気ヘッド(H2、H4)で磁気テープ(2)に記録再
    生を行う手段を兼ね備えた装置において、 磁気ヘッド(H1、H3)と磁気ヘッド(H2、H4)
    にヘッド幅の異なるものを用い、記録時の磁気テープ(
    2)の走行速度を2種類以上かえる手段を設けたことを
    特徴とする磁気記録再生装置。 2、互いに隣接した位置にある磁気ヘッド(H1、H2
    )あるいは磁気ヘッド(H3、H4)に関しヘッド幅の
    狭い磁気ヘッド(H1あるいはH3)により磁気テープ
    (2)に記録されるトラック(T1あるいはT3)が幅
    の広い磁気ヘッド(H2あるいはH4)により記録され
    るトラック(T2あるいはT4)より先じた位置に記録
    させる位置に磁気ヘッド(H1、H2、H3、H4)を
    設けたことと、磁気ヘッド(H1あるいはH3)により
    記録されるトラック(T1あるいはT3)と磁気ヘッド
    (H2あるいはH4)により記録されるトラック(T3
    あるいはT4)の間に未記録部分が生じない位置に磁気
    ヘッド(H1、H2、H3、H4)を設けた請求項1に
    記載の磁気記録再生装置。 3、記録時の磁気テープ(2)の走行速度のうち最も低
    速で動作する状態において、磁気ヘッド(H1、H2、
    H3、H4)により記録されるトラック(T1、T2、
    T3、T4)のトラック幅が一定となるヘッド幅に幅の
    狭い磁気ヘッド(H1、H3)を設定した請求項1また
    は請求項2に記載の磁気記録再生装置。 4、インサート編集時の終了時に幅の狭い磁気ヘッド(
    H1あるいはH3)で最後にトラック(T1あるいはT
    3)を記録することを特徴とする請求項1、2または3
    に記載の磁気記録再生装置。
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