JPH048496Y2 - - Google Patents

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JPH048496Y2
JPH048496Y2 JP1981059330U JP5933081U JPH048496Y2 JP H048496 Y2 JPH048496 Y2 JP H048496Y2 JP 1981059330 U JP1981059330 U JP 1981059330U JP 5933081 U JP5933081 U JP 5933081U JP H048496 Y2 JPH048496 Y2 JP H048496Y2
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tape
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【考案の詳細な説明】 本考案はテープデツキのテープ走行異常検出装
置に関し、特にテープの往復走行動作において録
音又は再生が可能なオートリバース型のテープデ
ツキに用いて好適なテープ走行異常検出装置に関
する。
オートリバース型のテープデツキにおいては、
テープの走行状態を検出しテープが走行を停止し
た時に停止検出信号を発生する手段を備えてお
り、テープが走行を停止した時をテープの終端と
みなして当該停止検出信号に基づいて方向切換信
号を発生し、この方向切換信号によつてソレノイ
ド等の電磁手段を駆動することによりテープの走
行方向の切換えを行なつている。
しかし乍ら、何らかの原因でテープの走行方向
が逆転しなかつたり或いは走行途中でテープがピ
ンチローラやキヤプスタン等に巻きつくことによ
つてテープ走行が不能になつた場合、上記方向切
換信号が発生し続け、方向切換用のソレノイドの
励磁状態が持続されることになるためソレノイド
の発熱、コイルの焼損或いは消費電力の増大等の
問題が生じ好ましくない。
そこで、かゝる問題点を解決すべく本願出願人
により提案中のテープ走行異常検出装置を第1図
に示す。尚、当該装置は特願昭55−135168号(昭
和55年9月29日出願)明細書に開示されている。
図において、1はテープの走行状態を検出しテー
プが走行を停止した時に停止検出信号を発生する
ためのテープ走行状態検出手段である。このテー
プ走行状態検出手段1は、例えば、テープ走行時
には走行速度に応じたパルス列信号を発生しかつ
テープが走行を停止した時に低レベルの停止信号
を発生するもので、テープリールと一体に回転す
る回転板に一定間隔のスリツトを設け、このスリ
ツトをはさんで設けられたフオトカプラの出力を
用いるようにしたも良く、またリール駆動モータ
のブラシ間雑音に基づいてテープ走行状態を検出
するようにすることもできる。
この検出手段1の出力は、テープ走行方向を切
換えるための方向切換信号を発生する方向切換信
号発生回路2に供給される。この回路2は、クロ
ツクパルスを発生するパルス発生器21と、テー
プ走行状態検出手段1の出力をクリア入力とし低
レベルの停止検出信号が印加されている時にクロ
ツクパルスを所定数カウントする毎に出力を発生
する第1のカウンタ22と、このカウンタ22の
出力によりセツトされて方向切換信号(Q出力)
を発生するフリツプフロツプ23と、このフリツ
プフロツプ23のQ出力をクリア入力とし方向切
換信号の発生時においてクロツクパルスを所定数
カウントした時点でフリツプフロツプ23をリセ
ツトする第2のカウンタ24とから構成されてい
る。第1のカウンタ22は停止検出信号の発生時
から方向切換信号を発生させるまでの時間を設定
するためのものである。この時間はカウンタ22
の段数及びクロツクパルスの周期によつて決定さ
れ、本例においてはカウンタ22の段数が7段に
設定されている。また、第2のカウンタ24は方
向切換信号の発生時間を設定するためのものであ
り、上述と同様に、その段数とクロツクパルスの
周期によつて当該発生時間が決定される。本例に
おいてはカウンタ24の段数は2段とされてい
る。
方向切換信号は図示せぬ機構部における方向切
換えのための例えばソレノイドの駆動信号になる
と共に走行異常信号を発生する回路として第3の
カウンタ3のクロツク入力となる。第3のカウン
タ3は停止検出信号発生手段1の出力をクリア入
力としており、停止検出信号の印加時において所
定時間経過毎に発生される方向切換信号を所定数
カウントした時点で走行異常信号を発生する。す
なわち、停止検出信号の発生時から所定時間経過
後に走行異常信号が発生されるのであり、その時
間はカウンタ3の段数及び方向切換信号の発生周
期によつて決定される。本例においてはカウンタ
3の段数が3段に設定されている。
かかる構成において、テープ駆動時にはリール
モータの回転速度すなわちテープの走行速度に応
じたパルス列信号がテープ走行状態検出手段1か
ら発生される。このパルス列信号がカウンタ3及
び22のクリア入力となるためカウンタ3及び2
2はテープ走行時にはカウント動作を行なわな
い。テープが終端となりテープ走行が停止するこ
とによりテープ走行状態検出手段1は低レベルの
停止検出信号を終端検出信号として出力する。こ
の停止検出信号の印加によりカウンタ22がクロ
ツクパルスのカウントを開始し、クロツクパルス
を7個カウントした後出力を発生する。この出力
に応答してフリツプフロツプ23がセツト状態と
なり、Q出力端から方向切換信号を発生する。こ
の方向切換信号に応答して機構部の方向切換用ソ
レノイド(図示せず)が方向切換えを行なうべく
励磁状態となる。同時に、方向切換信号がカウン
タ3のクロツクパルスにもなるためカウンタ3は
「1」だけカウントアツプする。そして、テープ
の走行方向が切換えられテープがそれまでと逆方
向に走行を開始することによりテープ走行状態検
出手段1から再度パルス列信号が発生されるため
カウンタ3及び22の内容がすべてクリアされ
る。
ここで、何らかの原因、例えばテープがピンチ
ローラやキヤプスタン等に巻きつくことによつて
テープの逆方向への走行が開始されなかつた場
合、フリツプフロツプ23のQ出力に応答してク
ロツクパルスのカウントを行なつているカウンタ
24のQ2出力によつてフリツプフロツプ23が
リセツトされるため方向切換信号が一時消滅す
る。従つて、ソレノイドの励磁も一時解除され
る。テープの走行不能状態が更に続いた場合、カ
ウンタ22がクロツクパルスを7個カウントする
毎に出力を発生するため方向切換信号は所定のイ
ンターバルで繰り返し発生される。これに応じて
方向切換用ソレノイドも励磁が繰り返される。方
向切換信号が例えば3回発生されてもテープの走
行が開始されない場合には、カウンタ3は方向切
換信号をQ3までカウントした時点で走行異常信
号を発生する。
この走行異常信号は、オープンリール或いはカ
セツト式テープデツキにおいてはテープとキヤプ
スタンとの圧接を解除しかつリールモータを停止
することによつてテープの駆動動作を停止するた
めのいわゆるシヤツトオフ信号として用いられ、
またカーステレオ等においては上記した動作に加
えてカセツトハーフをイジエクトする指令信号と
して用いられる。
この回路方式によれば、第3のカウンタはリー
ルモータの回転によつて必らずクリヤされるため
に次のような不都合か生ずる。すなわち、実際に
はテープがピンチローラやキヤプスタン等に巻き
ついても、テープ走行方向を反転させると、リー
ルモータは完全に停止状態を継続することは少な
く、よつて第3のカウンタ3がクリヤされること
が生じ上述した機能が働らかない場合がある。
従つて、本考案はテープ走行不能状態を早期に
かつ確実に検出してテープ走行異常信号を発生
し、テープ排出等の動作を確実に行いうるように
したテープ走行異常検出装置を提供することを目
的としている。
本考案によるテープデツキのテープ走行異常検
出装置は、テープが走行を停止したときに停止検
出信号を発生する手段と、この停止検出信号の発
生期間中所定周期をもつてテープ走行方向切換信
号を発生する手段と、テープ走行方向切換信号の
発生数を計数してこの計数値が所定値に達したと
きにテープ走行異常信号を発生するカウンタと、
所定時間毎にカウンタをリセツトするリセツト手
段とからなることを特徴としている。
以下に本考案を図面により説明する。
第2図は本考案の一実施例の回路ブロツク図で
あり、第1図と同等部分は同一符号により示され
ている。第1図と異なる部分について述べれば、
テープ走行異常信号発生のための第3のカウンタ
3のクリヤ信号として、タイマ回路4のタイマ出
力が用いられる構成である。このタイマ回路4
は、テープ動作とは非同期に常にある一定時間を
周期的にカウントするよう動作し、当該一定時間
毎にカウンタ3のためのクリヤ信号を発生して、
このカウンタ3の内容を初期値にリセツトする。
従つて、例えば所定クロツクパルスを計数するN
進カウンタを用いて、このキヤリイ出力をクリヤ
出力とすれば良いが、他のタイマ回路構成を用い
ることも可能である。他の構成については第1図
のそれと同等であつて説明は省略する。
このタイマ回路4の設定時間と、テープが巻き
ついて走行異常と判定するカウンタ3との所定値
を適当に設定することにより、タイマ回路4によ
り設定された一定時間内にカウンタ3の計数内容
が当該所定の一定値に達した場合には、走行異常
検出信号が発生され、一方、当該一定期間内にカ
ウンタ内容が当該一定値に達してなければ、カウ
ンタ3は異常検出信号を発生することなくリセツ
トされ、再度タイマ回路4による一定期間、カウ
ンタ3の計数動作がなされる。
こうすることにより、テープ走行がキヤプスタ
ン等に巻きついてテープ走行方向切換信号が発生
されテープ走行反転がなされた場合、若干テープ
が移動するようなことがあつても、カウンタ3は
それによつては何等リセツトされることがない。
よつて、テープがキヤプスタンやピンチローラ等
に完全に巻きついて走行が完全に停止する以前に
テープ走行異常を検知しうるようになり、早期で
より確実な異常の検出が可能となり、キヤプスタ
ンとテープの圧接を解除したり、モータ停止を行
つたり、またカセツトハーフのイジエクト等の動
作が早期に可能となつて、テープの損傷を少くす
ることができる。
第3図は本考案の他の実施例を示す概略ブロツ
ク図であり、第2図に示す回路ブロツクと同等機
能をマイクロコプロセツサ等のいわゆるマイクロ
コンピユータ30により行わせる構成である。3
1及び32は2つのテープリールモータであり、
33はテープを、34及び35はキヤプスタン及
びピンチローラを夫々示している。両リールモー
タ31及び32はリールモータサーボ装置36に
よりその回転状態が制御され、コンピユータ30
内のI/Oポート37を介して制御信号の受授が
なされる。また、テープ走行状態検出手段1が第
1図において述べたと同様の構成で設けられてお
り、その出力がI/Oポート38を介して、コン
ピユータ30へ入力されている。コンピユータ3
0には、走行異常検出信号発生用のカウンタ3と
タイマ回路4とが内蔵されており、またI/Oポ
ート39を介してピンチローラ制御装置40が駆
動されて、ピンチローラ35の動作を制御する。
そして、I/Oポート41を介してカセツトハー
フホールド機構42が制御され、ホールド及びイ
ジエクト動作が行われる。尚、43は操作部を示
している。
通常のテープ走行中は、コンピユータ30より
I/Oポート37を介して制御信号がサーボ装置
36に入力されることにより、リールモータ31
又は32が回転すると共にピンチローラ制御装置
40によりピンチローラ35がキヤプスタン34
に圧着されてテープ33の走行を安定な状態に保
つ。また、リールモータ回転検出装置1からの信
号により、コンピユータ30はテープが走行中か
停止中かを常に判別している。テープが停止中で
あることを判別すると、カウンタ3を計数動作せ
しめ、一定時間後にリールモータ反転指令信号を
発生しテープ走行の反転動作を行わせる。
タイマ回路4は常にある一定時間をカウントし
ており、そのタイマ回路4がある一定時間に達し
たことを検知すると、コンピユータ30はカウン
タ3の内容をチエツクし所定の一定値以上になつ
たならば、テープが巻きついた状態であると判別
して、テープ異常走行検出信号を発生せしめ、強
制的にテープ走行の停止をなし、カセツトハーフ
ホールド機構42をオフとさせ、またピンチロー
ラ制御装置40を同様にオフさせることによりテ
ープの排出を可能とする。タイマ回路4がある一
定の時間に達してもカウンタ3の値が定められた
一定値未満の場合には、カウンタ3をリセツト
し、タイマ回路4を新たにセツトするもので、第
2図と全く等価な動作及び作用を行う。
尚、上記各実施例のタイマ回路4の設定時間
と、テープが巻きついたと判定するカウンタ3の
設定値とは、通常のテープ走行時の動作で働らか
ないような値に設定する必要があることは勿論で
ある。
また、第3図のように、マイクロコンピユータ
によつて構成すればタイマやカウンタの各設定値
がプログラムの定数を変更するのみで簡単に可変
できる利点がある。
叙上の如く、本考案によればテープがキヤプス
タンやピンチローラ等に完全に巻きつく以前にテ
ープ巻きつき現象の発生を認識することができる
ので、早期かつ確実な処置が可能となり、テープ
損傷防止が図れる。また、テープが完全に巻きつ
いても、リールモータとカセツトハーフとの結合
部に少々のギヤツプがあつてモータ回転検出手段
が連続的にリールモータ停止状態を検出できない
ような場合にも、テープ巻きつきを認識して処置
できるものである。従つて、使用者がテープデツ
キの操作に専念できない例えばカーステレオ装置
等に好適となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願出願人による現在提案中のテープ
走行異常検出装置のブロツク図、第2図及び第3
図は本考案の実施例の各回路ブロツク図である。 主要部分の符号の説明、1……テープ走行状態
検出手段、2……方向切換信号発生回路、3……
走行異常検出信号発生用カウンタ、4……タイマ
回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープが走行を停止したときに停止検出信号を
    発生する手段と、前記停止検出信号の発生期間中
    所定周期をもつてテープ走行方向切換信号を発生
    する手段と、前記テープ走行方向切換信号の発生
    数を計数してこの計数値が所定値に達したときに
    テープ走行異常信号を発生するカウンタと、所定
    時間毎に前記カウンタをリセツトするリセツト手
    段とからなることを特徴とするテープデツキのテ
    ープ走行異常検出装置。
JP1981059330U 1981-04-24 1981-04-24 Expired JPH048496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981059330U JPH048496Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981059330U JPH048496Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS57173138U JPS57173138U (ja) 1982-11-01
JPH048496Y2 true JPH048496Y2 (ja) 1992-03-04

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ID=29855684

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981059330U Expired JPH048496Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513603A (ja) * 1974-06-27 1976-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Teepuseigyosochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513603A (ja) * 1974-06-27 1976-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Teepuseigyosochi

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