JPH0482000A

JPH0482000A - 交通情報音声ガイド装置

Info

Publication number: JPH0482000A
Application number: JP19478890A
Authority: JP
Inventors: Tomoo Ishikawa; 石川　倫男
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-07-25
Filing date: 1990-07-25
Publication date: 1992-03-16
Anticipated expiration: 2015-01-31
Also published as: JP3004035B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は車両のナビゲーション技術において通信を利用
した交通情報音声ガイド装置に関する。

（従来の技術）従来、無線データ伝送システムであるテレターミナルを
利用し、車両内のドライバーへ交通情報をガイドするシ
ステムが案出されており、これを第６図に示す。第６図
において、交通情報処理センター（交通管制センター）
１には図示しない様々な地点から、或いは所定の機関か
ら交通に関する情報が集まってくる。すると、交通情報
処理センター１はこれらの交通情報を利用しやすいデー
タ形式に整えた後、テレターミナル共同利用センター２
へ適宜送出する。さらに、このテレターミナル共同利用
センター２からテレターミナル無線基地局３．４へと配
分された交通情報のデータは電波により送信される。こ
の電波は無線ゾーン５．６内を走行する車両１０にて受
信され、データに基づいた交通情報をドライバーにガイ
ドする。

また、第７図は車両１０の搭載機器の概要を示し、同図
において、車両１０の現在位置は測位装置１１により検
出し、ＣＤ−ＲＯＭ　（地図データベース）１２より読
み出した地図データに基づいて操作部を含む表示器１３
上に処理装置１６を介して走行道路と自軍の現在位置を
表示し、さらにテレターミナル受信機１４のアンテナ１
５により受信した交通情報を表示器１３上に表示し、ド
ライバーにガイドする。

第６図のテレターミナル無線基地局３，４より送信する
交通情報のデータの一例を第８図に示す。

同図において、５００１の情報種別は渋滞情報や規制情
報等の交通情報の種別を表し、５００２のリンク番号は
道路の一定区間（例えば交差点間）を番号で表し、５０
０３は渋滞状況、交通規制内容等を表す具体的データで
ある。

また、第９図に上記データを用い交通情報を表示器１３
上に表している例を示す。同図において、１００は自軍
の現在位置を示し、１０１．１０２．１０３．１０４は
それぞれＡ、　　Ｂ、　　Ｃ，Ｄの道路である。２０１
２０２．２０３．２０４，２０５はそれぞれイ９９ロ、
ハ二、ホの交差点を、３０１．３０２．３０３．３０４
．３０５．３０６はそれぞれ交差点と交差点とで区切っ
た道路に対応するリンク１〜６である。そして、受信し
たデータにおいて、例えばリンク２，５が渋滞の場合、
同図に示すように斜線（あるいは色）で区別して表示す
る。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記従来技術にあっては、ドライバーが
走行光である目的地への交通状況を把握するには、運転
中に随時表示器を見なければならないため、運転に集中
できず余裕のある運転をする上で問題がある。また、渋
滞或いは規制の箇所を自分で読取り、言葉に直して記憶
する必要があり、複数の情報を把握するには困難である
という問題点がある。

本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、ドラ
イバーが運転に集中しながらも、容易に多くの交通情報
が得られる交通情報音声ガイド装置を提供することを目
的とする。

本発明の他の目的は、多くの交通情報を聴覚を通じて得
ることができ、余裕のある運転をドライバーに保証する
ことができる交通情報音声ガイド装置を提供するにある
。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）上記の目的を達成するために、本発明に係る交通情報音
声ガイド装置は、所定区間の道路を単位とする交通デー
タを送信し、これを車両にて受信しドライバーに交通情
報を知らせる交通情報音声ガイド装置において、上記車
両にて受信する受信データを道路の呼称ごとに編集して
テキストを作成する手段と、上記受信データを音声とし
てガイドする音声規則合成装置とを有することを特徴と
する。

また、本発明は上述した課題を解決するために、交通情
報に関する数値データを無線を介して受信する手段と、
この数値データをもとにテキストを作成する手段と、作
成されたテキストに対応する音声を出力するための音声
合成手段とを備え、交通に関するガイドを行なうもので
ある。

（作用）上記の構成を有する本発明においては、通称道路名をキ
ーワードとしたリンク番号データや交通情報に係る数値
データの編集を行って交通情報を編集し、ガイドするテ
キストを作成する。これを音声合成装置により音声にて
ドライバーヘガイドすることで、ドライバーが運転に集
中しても多くの交通情報を得ることができる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る交通情報音声ガイド装置の一実施
例を示す。この交通情報音声ガイド装置を説明するに当
り、従来の構成と同一または対応する部分には第７図と
同一の符号を用いて説明する。

第１図において、測位装置１１は例えば距離センサと方
位センサからなり、距離センサで出発点からの走行距離
を、方位センサで走行方向を検出することにより、自軍
の現在位置（走行）位置が検出される。ＣＤ−ＲＯＭ　
（地図データベース）１２には予め地図情報が記録され
ており、この地図情報を処理装置１６を介して表示器１
３上に表示する。テレターミナル受信機１４はテレター
ミナル無線基地局から送信された交通情報の数値データ
をアンテナ１５を通して受信し、この交通情報のデータ
を処理装置１６を介して表示器１３上に表示するように
なっている。そして、音声合成手段１７では上記交通情
報に関する数値データを音声に変換して出力し、ドライ
バーにガイドする。

なお、本実施例では交通情報を音声にて出力するので、
表示器１３は必ずしも設けなくてもよい。

第２図は処理装置１６の処理方法を示すフローチャート
であり、ステップＳ１においてはリンク番号に基づいて
属性を検索する。ここで、検索に必要なテーブルは予め
作成しておき（第３図参照）、これを検索することによ
り、何通りのリンクかを識別できる。受信データの全て
のリンク番号について検索する。そして、ステップＳ２
ではテレターミナル受信機１４で受信された受信データ
の渋滞・規制の内容とともに、検索した属性の「通り名
」をキーとして編集し、ガイドするテキーストを作成す
る。さらに、ステップＳ３では音声合成装置１７より音
声出力する。

第４図に具体的な処理例を示す。データの内容は第９図
に示す従来例と同様である。同図（Ａ）は受信データ５
０１．５０２で、リンク番号２と５の渋滞情報がその内
容である。情報種別の００１は渋滞情報を表し、渋滞状
況、規制内容等を表す具体的データにおける０１００２
は例えば「自然渋滞しており、２０ｋｍ以下の速度であ
る。」ことを表している。また、同図（Ｂ）は音声出力
６０１で、別々のリンクデータを「通り名」でまとめた
ものであり、「Ｂ街道ホ交差点から０交差点まで時速２
０１ｏｎ以下、３Ｉａ［ｌの自然渋滞です」と音声にて
数値データを出力される。ここで、渋滞の長さは各リン
クの長さに加算してガイドされる（第３図の区間長のデ
ータ参照）。

このように本実施例では、処理装置１６により通称道路
名をキーワードとしたリンク番号データの編集を行って
交通情報を編集した後、交通情報に関する数値データを
文章化し、次いで、音声合成手段１７により音声にてド
ライバーヘガイドすることで、ドライバーが運転に集中
しても多くの交通情報を得ることができ、余裕のある運
転を保証することができる。

なお、本発明は上記実施例に限らず種々の変更が可能で
ある。例えば、上記実施例においては音声出力と同等な
内容を第５図に示すような表示器１３上のＬＣＤ１３ａ
に表示して並列にガイドすれば、音声にて出力された交
通情報をＬＣＤ１３ａで視覚的に確認することができる
。そして、渋滞または規制、地域指定、通り名指定（一
般道または首部高速）のような情報を選択して編集させ
、音声ガイドさせるようにしてもよい。

また、渋滞または規制の情報とともに迂回路も音声ガイ
ドさせてもよい。すなわち、第９図の例ではＤ街道左上
からＢ街道右上に走行したい場合、リンク２が渋滞なの
で、「ハ交差点をそのまま進み二叉差点で左折しＡ街道
に乗り、次に０交差点にて右折しＢ街道に乗ってくださ
い。」と音声にてガイドする。

さらに、音声は一過性という欠点があるので、連続的或
いは所定時間をおいて繰り返し出力ができるようにして
もよく、加えて、新しいデータを受信する度に自動的に
編集して音声ガイドさせるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、「通り名」で交
通情報を編集したり、交通情報に関する数値データを編
集して、音声で出力することにより、ドライバーは音声
で聴覚的に交通情報が得られることとなり、ドライバー
にとって安全性が高く、判りやすいドライブガイドを提
供でき、余裕のある運転を保証することができるという
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る交通情報音声ガイド装置の一実施
例を示すブロック図、第２図は第１図の処理装置の動作
を示すフローチャート、第３図は検索テーブルを示す構
成図、第４図（Ａ）および（Ｂ）は具体的なデータフォ
ーマットを示す説明図、音声合成出力例を示す説明図、
第５図は音声出力の表示例を示す図、第６図はテレター
ミナルシステムを利用した交通情報サービスの概念図、
第７図は車載機器の構成を示すブロック図、第８図は具
体的なデータフォーマットを示す説明図、第９図は従来
の表示器上のガイド例を示す図である。１１・・・測位装置、１２・・・ＣＤ−ＲＯＭ、１３・
・・表示器、１４・・・テレターミナル受信機、１５・
・・アンテナ、１６・・・処理装置、１７・・・音声合
成手段（装置）。１１１１９履

Claims

【特許請求の範囲】

１．所定区間の道路を単位とする交通データを送信し、
これを車両にて受信しドライバーに交通情報を知らせる
交通情報音声ガイド装置において、上記車両にて受信す
る受信データを道路の呼称ごとに編集してテキストを作
成する手段と、上記受信データを音声としてガイドする
音声合成手段とを有することを特徴とする交通情報音声
ガイド装置。
２．交通情報に関する数値データを無線を介して受信す
る手段と、この数値データをもとにテキストを作成する
手段と、作成されたテキストに対応する音声を出力する
ための音声合成手段とを備え、交通に関するガイドを行
なうことを特徴とする交通情報音声ガイド装置。