JPH048166Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH048166Y2 JPH048166Y2 JP1985149607U JP14960785U JPH048166Y2 JP H048166 Y2 JPH048166 Y2 JP H048166Y2 JP 1985149607 U JP1985149607 U JP 1985149607U JP 14960785 U JP14960785 U JP 14960785U JP H048166 Y2 JPH048166 Y2 JP H048166Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joists
- floor
- upper floor
- interposed
- stiffening plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（技術分野）
本考案は防震効果の大きい建物の階上床に関す
る。
る。
（従来技術及び問題点）
建物の階上床は通常梁間に架設した根太の上面
に床面材を張設して構成される。根太は床スパン
の短辺方向に架設される為、短辺方向に比べ長辺
方向の剛性が低くなり、この両者の不均衡が階上
床の耐震性能を十分発揮させないでいる。そのた
め従前から根太下面に根太と直行した状態で防震
材を配設した、所謂防震床構造（実公昭60−
28736号）が提案されている。
に床面材を張設して構成される。根太は床スパン
の短辺方向に架設される為、短辺方向に比べ長辺
方向の剛性が低くなり、この両者の不均衡が階上
床の耐震性能を十分発揮させないでいる。そのた
め従前から根太下面に根太と直行した状態で防震
材を配設した、所謂防震床構造（実公昭60−
28736号）が提案されている。
しかし、これらの防震床構造は根太の有効断面
を大きくしたり、面材の厚さを厚くしたりするも
のであり、コストの面から良策とはいえない。又
防震材を根太の下面に取付けたりするが、階上床
下面に天井材を張設する際に防震材自体が取付施
工の邪魔になる等、コスト及び造作施工において
問題を生じている。
を大きくしたり、面材の厚さを厚くしたりするも
のであり、コストの面から良策とはいえない。又
防震材を根太の下面に取付けたりするが、階上床
下面に天井材を張設する際に防震材自体が取付施
工の邪魔になる等、コスト及び造作施工において
問題を生じている。
（問題点を解決するための手段）
本考案は上記問題点を解決するため、隣接する
根太間に根太と直行する状態に補剛板を介装した
ことを特徴とするもので、床全面に防震効果が有
効に発揮される。
根太間に根太と直行する状態に補剛板を介装した
ことを特徴とするもので、床全面に防震効果が有
効に発揮される。
又根太下面より補剛板を突出させないので天井
内部の造作も容易に施工できるものである。
内部の造作も容易に施工できるものである。
（実施例）
以下図面により本考案の防震階上床を詳細に説
明する。
明する。
第１図は階上床１を説明する側面概略図であ
る。階上床１は建物の壁間短辺方向に根太２，２
…を所定の間隔で架設し、その上面に床面材３を
張設したものである。通常根太２，２…は約90cm
間隔で配設され、しかも床スパンの長辺方向に対
して略直角に架設される。又床面材３は定尺の合
板やパーテイクルボード等が用いられ、通常その
上面に畳、カーペツト等が敷設される。
る。階上床１は建物の壁間短辺方向に根太２，２
…を所定の間隔で架設し、その上面に床面材３を
張設したものである。通常根太２，２…は約90cm
間隔で配設され、しかも床スパンの長辺方向に対
して略直角に架設される。又床面材３は定尺の合
板やパーテイクルボード等が用いられ、通常その
上面に畳、カーペツト等が敷設される。
斯かる階上床１において、隣接する根太２，２
…間に補剛板４，４…を嵌め入れる。よつて補剛
板４，４…は縦使いの状態でそれぞれ隣接する根
太２，２の側面及び床面材３の下面に直交して架
設される。
…間に補剛板４，４…を嵌め入れる。よつて補剛
板４，４…は縦使いの状態でそれぞれ隣接する根
太２，２の側面及び床面材３の下面に直交して架
設される。
尚補剛板４，４…は根太２，２…の高さに略等
しく形成されており、介装された状態では根太
２，２…と床面材３が為す空間部内に収められる
ので根太２，２…の下面からは突出しない。
しく形成されており、介装された状態では根太
２，２…と床面材３が為す空間部内に収められる
ので根太２，２…の下面からは突出しない。
第２図は根太２，２…間に介装した補剛板４，
４…を更に詳しく説明するための一部省略斜視図
である。すなわち根太２，２…間に介装された補
剛板４，４…は、その両端面と根太２，２…の側
面及びその上面と床面材３の下面を密接させて釘
Ｎ，Ｎと接着材の併用により接合する。よつて補
剛板４，４…は両端面と根太２，２…の側面及び
上面と床面材３が密着した状態で接合されるので
下面を除く三面は階上床１と一体的な接合構造と
なる。
４…を更に詳しく説明するための一部省略斜視図
である。すなわち根太２，２…間に介装された補
剛板４，４…は、その両端面と根太２，２…の側
面及びその上面と床面材３の下面を密接させて釘
Ｎ，Ｎと接着材の併用により接合する。よつて補
剛板４，４…は両端面と根太２，２…の側面及び
上面と床面材３が密着した状態で接合されるので
下面を除く三面は階上床１と一体的な接合構造と
なる。
又隣接する根太間に介装される補剛板４，４…
は交互に位相をずらした状態で取付けられる。こ
れによつて階上床の全面に亘つて均等な剛性が確
保され、期待する防震効果が得られる。
は交互に位相をずらした状態で取付けられる。こ
れによつて階上床の全面に亘つて均等な剛性が確
保され、期待する防震効果が得られる。
第３図は補剛板４，４…をすべての根太２，２
…間に介装させた状態の側面図である。
…間に介装させた状態の側面図である。
この場合、階上床１の下面に天井材（図示せ
ず）を張設するには所定の根太２，２に…直接吊
木５，５…を取り付けその吊木５の下端に野縁
（図示せず）を固定し、該野縁に天井材を取り付
ければよい。
ず）を張設するには所定の根太２，２に…直接吊
木５，５…を取り付けその吊木５の下端に野縁
（図示せず）を固定し、該野縁に天井材を取り付
ければよい。
一方根太２，２…に直接吊木５を取り付けられ
ない場合は、第４図で示すように吊梁６を壁間に
設けてこの吊梁６に吊木５を取付け、上記と同様
にして野縁、天井材を取付ける。この場合は根太
２，２…間に補剛板４を介装出来ない。しかし吊
梁６，６…は根太２，２…のピツチよりも極めて
大きい間隔で設けられるので補剛板４，４…が介
装されない部分があつても階上床１全体の防震効
果にそれほどの影響を与えない。
ない場合は、第４図で示すように吊梁６を壁間に
設けてこの吊梁６に吊木５を取付け、上記と同様
にして野縁、天井材を取付ける。この場合は根太
２，２…間に補剛板４を介装出来ない。しかし吊
梁６，６…は根太２，２…のピツチよりも極めて
大きい間隔で設けられるので補剛板４，４…が介
装されない部分があつても階上床１全体の防震効
果にそれほどの影響を与えない。
尚、上記説明において、現場で根太２，２…を
架設し、その上面に床面材３を張設した場合につ
いて説明したが、本考案は必ずしもこの階上床に
限定されず、例えば工場等で予め根太２，２…を
平行に載置してその上面に床面材３を張設した所
謂床パネルであつてもよい。この場合、床パネル
の製造工程において予め補剛板４，４…を介装し
ておくことができる。
架設し、その上面に床面材３を張設した場合につ
いて説明したが、本考案は必ずしもこの階上床に
限定されず、例えば工場等で予め根太２，２…を
平行に載置してその上面に床面材３を張設した所
謂床パネルであつてもよい。この場合、床パネル
の製造工程において予め補剛板４，４…を介装し
ておくことができる。
（効果）
以上説明したように、本考案の防震階上床は、
短辺方向に根太が架設されていても階上床の長辺
方向の剛性を高めることによつて、階上床全体の
防震効果を高めることが出来る。
短辺方向に根太が架設されていても階上床の長辺
方向の剛性を高めることによつて、階上床全体の
防震効果を高めることが出来る。
しかも補剛板自体は根太と床面材が為す空間部
内に介装されるので階上床下面に突出することは
なく、天井材等造作施工も容易となる。
内に介装されるので階上床下面に突出することは
なく、天井材等造作施工も容易となる。
第１図は、階上床に補剛板を介装する状態を示
す側面概略図、第２図は、補剛板の介装状態を説
明する一部省略斜視図、第３図は、すべての根太
間に補剛板を取り付けた状態を説明する側面概略
図、第４図は、一部の補剛板を省略した状態を示
す側面概略図である。 １……階上床、２，２……根太、３……床面
材、４，４……補剛板。
す側面概略図、第２図は、補剛板の介装状態を説
明する一部省略斜視図、第３図は、すべての根太
間に補剛板を取り付けた状態を説明する側面概略
図、第４図は、一部の補剛板を省略した状態を示
す側面概略図である。 １……階上床、２，２……根太、３……床面
材、４，４……補剛板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数本の根太を、床スパンの長手方向に対し略
直交状態でかつ所定の間隔にて配置し、 該根太上に床面材を張設した階上床であつて、 前記根太間には該根太の高さと略等しい高さの
補剛板を、該根太と直交させるとともに前記床面
材の下面と直交させた状態で、かつ隣接する根太
間の補剛板とは交互に位相をずらした状態で介装
したことを特徴とする防震階上床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985149607U JPH048166Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985149607U JPH048166Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256646U JPS6256646U (ja) | 1987-04-08 |
| JPH048166Y2 true JPH048166Y2 (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=31064976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985149607U Expired JPH048166Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH048166Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2794288B2 (ja) * | 1988-02-17 | 1998-09-03 | 積水ハウス株式会社 | 建築物の床パネル |
| JP2869728B2 (ja) * | 1988-02-17 | 1999-03-10 | 積水ハウス株式会社 | 建築用床フレームと床パネル |
| JPH0814160B2 (ja) * | 1989-02-09 | 1996-02-14 | 積水化学工業株式会社 | 床構造体 |
| JPH0816368B2 (ja) * | 1989-02-09 | 1996-02-21 | 積水化学工業株式会社 | 床構造体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857590A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | 三菱電線工業株式会社 | パイプ継手 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985149607U patent/JPH048166Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857590A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | 三菱電線工業株式会社 | パイプ継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6256646U (ja) | 1987-04-08 |
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