JPH0478851A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

Info

Publication number
JPH0478851A
JPH0478851A JP19207690A JP19207690A JPH0478851A JP H0478851 A JPH0478851 A JP H0478851A JP 19207690 A JP19207690 A JP 19207690A JP 19207690 A JP19207690 A JP 19207690A JP H0478851 A JPH0478851 A JP H0478851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
tank
water
air
condenser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19207690A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakamura
敬 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP19207690A priority Critical patent/JPH0478851A/ja
Publication of JPH0478851A publication Critical patent/JPH0478851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料処理装置に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕感光材料
処理装置のプロセッサ部は複数の処理槽を有し、各処理
槽内に現像液、定着液、水洗水等の処理液を貯留してい
る。プロセッサ部は感光材料を前記複数の処理槽内を通
過させ、各処理液に浸漬して処理する。プロセッサ部で
処理された感光材料は乾燥部へ搬送される。乾燥部では
空気を加熱して熱風を発生させ、これを感光材料に供給
して乾燥させる。乾燥処理に使用された空気の大部分は
、再び加熱されて乾燥処理に再利用され、一部は排気フ
ァン等によって感光材料処理装置外部へ排出される。ま
た、前記プロセッサ部において各処理液に含まれる水分
等も時間の経過と共に蒸発する。蒸発した蒸気も前記乾
燥処理に使用された空気と共に感光材料処理装置外部へ
排出される。
この感光材料処理装置外部に排圧された空気は、感光材
料へ熱風として供給するために加熱されて温度が高く、
感光材料から蒸発した水分及び処理液から蒸発した水分
を大壷に含んでおり湿度も高い。このため、排出された
湿度の高い空気に触れた作業者に熱さを感じさせたり、
排出された空気によって室内の湿度を上昇させることが
あった。
また、定着液の成分にはアンモニアが含まれており、こ
のアンモニア分も水分の蒸発と共に定着液から蒸発して
感光材料処理装置外部へ排出されるため、室内にアンモ
ニア臭が漂う。
また、各処理液からの水分等の蒸発に伴って、処理槽内
の処理液の液面が変化したり、現像液、定着液等に濃度
の変化が生じて適正な処理を行うことができないことが
ある。このため、水分等の蒸発量に応じて各処理槽内に
水分等を補充する必要があり、相応のランニングコスト
がかかっていた。
また、プロセッサ部内に配設されたローラのうち、常に
空気中に露出しているローラ対は感光材料によって外周
に現像液または定着液が膜状に付着する。この現像液ま
たは定着液中に含まれる成分は、プロセッサ部内の湿度
が高いために完全に乾燥することなくタール状に堆積し
、搬送不良等の原因となることがあった。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、湿気やア
ンモニア分を排出しないようにした感光材料処理装置を
得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の発明は、感光材料を処理液に浸漬し
て処理するプロセッサ部と、前記プロセッサ部で処理さ
れた感光材料を乾燥させる乾燥部と、を備えた感光材料
処理装置であって、乾燥部及びプロセッサ部内に滞留す
る気体の少なくとも一方を排気する排気口の近傍に設け
られ排気される気体中の蒸気を凝縮する凝縮器と、凝縮
器によって凝縮された液体を前言己プロセッサ部へ供給
する供給手段と、を有することを特徴としている。
請求項(2)記載の発明は、処理槽に貯留した処理液に
感光材料を浸漬して処理する感光材料処理装置であって
、処理槽上方に配設されかつ処理液から蒸発した蒸気を
凝縮して前記処理槽内へ戻す凝縮器を備えたことを特徴
としている。
また、凝縮器は電子冷却素子を備え、電子冷却素子によ
る冷却によって凝縮することが好ましい。
〔作用〕
請求項(1)の発明では、乾燥部及びプロセッサ部内に
滞留する気体の少なくとも一方を排気する排気口の近傍
に凝縮器を設けている。この排気口から排気される気体
は、乾燥処理によって感光材料から蒸発した蒸気及び経
時的に処理液から蒸発した蒸気を含んでいる。これらの
蒸気は凝縮器によって凝縮され、排気される気体と分離
されて収集される。このため、排気口から排出される気
体の湿度が低くなるので作業者が排出された気体に触れ
て熱く感じることはなく、室内の湿度を上昇させること
もない。また、プロセッサ部内に滞留する空気を排出す
る排気口に凝縮器を取付けた場合は、例えば定着液から
蒸発するアンモニア等も前記凝縮器によって凝縮されて
収集される。従って、作業者に不快感を与えることはな
い。また、凝縮器によって収集された液体は供給手段に
よってプロセッサ部内へ供給され、蒸発した水分の補充
等に再利用することができるので、水道水等の使用量を
抑えることができ、ランニングコストを抑えることがで
きる。
請求項(2)の発明では、処理槽上方に凝縮器を配設し
ているので、処理液から経時的に蒸発する蒸気が凝縮さ
れて収集される。凝縮器によって収集された水分は処理
槽内へ戻される。このため、排出される気体の湿度が低
減されると共に、排気される気体からアンモニア分等が
除去され、作業者に不快感を与えることはない。また、
収集された水分は処理槽内へ戻されるので水道水等の使
用量を抑えることができ、ランニングコストを抑えるこ
とができる。また、凝縮器によってプロセッサ部内の湿
度が低くされ、処理槽近傍に配置され空気中に露出して
いるローラの外周に付着した現像液または定着液が乾燥
されるので、現像液または定着液に含まれる成分が前記
ローラの外周にクール状に堆積することはなく、タール
状に堆積した現像液成分または定着液成分によって搬送
不良等が発生することはない。
また、電子冷却素子の冷却によって凝縮を行うことによ
って、冷媒を用いて凝縮を行う場合と比較して冷媒の循
環路等が不要となるため、構造を簡単にすることができ
る。
〔実施例〕
第1実施例 以下、図面を参照して本発明の第1実施例を詳細に説明
する。
第1図には本発明に係る感光材料処理装置10が示され
ている。感光材料処理装置10は装置−端側に給紙部1
2を備えている。給紙部12は上下に一対のマガジン2
0.22が装填可能とされており、これらの内部には感
光材料24.26がロール状に収容され、先端部から給
紙部12へ取出されるようになっている。−例として感
光材料24はカラー写真原稿の複写に最適な感光材料で
あり、感光材料26はカラー印刷原稿の複写に最適な感
光材料とされている。
給紙部12の隣には露光部14が配設されている。マガ
ジン20.22から引出された感光材料24または26
は給紙B12内で搬送方向が反転され、前記露光部14
の露光窓28に対応される。
露光部14の上方には透明な原稿台30が設けられてお
り、原稿台30上に載置されたカラー原稿32は原稿押
さえ34によって原稿台30に圧着される。光源ユニッ
ト36の光源38で照明され複数枚のミラー40によっ
て反射されたカラー原稿32の画像は、光学手段42を
通過し、シャッタ44の開放によって露光窓28に対応
している感光材料24(26)へ露光される。なお、シ
ャッタ44の閉止状態ではカラー原稿32の画像がシャ
ッタ44で反射され、イメージセンサ45へ人力されて
露光修正条件が決定される。
露光部14の下方にはプロセッサ部16が配置されてい
る。プロセッサ部16の感光材料人口46近傍には、案
内部材48が回動可能に支持されている。案内部材48
が第1図に実線で示す位置にある場合、画像が露光され
た感光材料24は案内部材48によってプロセッサ部1
6内へ案内される。また、案内部材48が第1図に想像
線で示す位置にある場合、感光材料24は下方へ搬送さ
れる。
プロセッサ部16内には感光材料人口46側から現像槽
52、定着槽54、水洗槽56.58が順次配置されて
おり、現像槽52内には現像液60、定着槽54内には
定着液62、水洗槽56.58内には水洗水64が各々
貯留されている。プロセッサ部16内へ搬送された感光
材料24は図示しない処理ランクに案内されて各種へと
順次送り込まれ、順次現像、定着、水洗処理される。な
お、各槽内の処理液からは時間の経過と共に水分等が蒸
発するが、図示しない給水系から水道水等の補充水が補
充されて、一定の液面レベルに保持される。
プロセッサ部16の下流側には空気室17、乾燥部18
が順次配置されている。空気室17には後述する乾燥部
18で乾燥処理に使用された空気及びプロセッサ部16
内に滞留する空気が送り込まれる。空気室17は排気フ
ァン128を備えている。第2図に示すように、排気フ
ァン128の空気送り出し方向下流側(第1図紙面奥側
)には排気ファン130が設けられており、排気ファン
128と排気ファン130との間には空気が通過する通
路132が隔壁134によって区画されて形成されてい
る。通路132の中間部にはペルチェ素子から構成され
る凝縮器136が配設されている。
ペルチェ素子は異種の金属の接点に電流を流すとき、接
点で熱の吸収または発生が起こるというペルチェ効果を
利用した素子であり、図示しない直流電源によって作動
する。凝縮器136はペルチェ素子の冷却面138が排
気ファン128側となるように配置されており、冷却面
138の下端には供給手段の一部を構成する管路140
の一端140Aが開口している。管路140の他端は給
水槽144に連通している。このため、排気ファン12
8によって空気室17から通路へ送り出された空気は、
凝縮器136の冷却面138に打ち当てられて前記空気
に含まれる水分等が冷却面138上に滴状に凝縮される
。水分等が除去された乾燥した空気は排気ファン130
によって排気口142を介して感光材料処理装置10外
部へ排圧される。一方、冷却面138上に滴状に凝縮さ
れた水分等の液体は自重によって冷却面138上を下方
へ移動し、管路140によって給水槽144へ案内され
給水槽144内に貯留される。
第1図に示すように、給水槽144には供給手段の一部
を構成する管路146の一端が開口している。管路14
6の他端は3つに分岐され、各々は定着槽54、水洗槽
56.58の上方に開口している。管路146の中間部
には図示しないポンプ等が配設されており、給水槽14
4内に貯留されている液体はポンプ等によって定着槽5
4、水洗槽56.58へ供給される。
乾燥部18は図示しないファンとヒータとを備え、空気
を加熱して発生させた熱風を感光材料に吹き付けて乾燥
させる。乾燥部18において乾燥処理に使用した空気は
、大部分が再び加熱されて乾燥処理に再利用され、一部
分は前述の空気室17に送られて排圧される。乾燥部1
8の感光材料搬送方向下流側の感光材料処理装置10外
部には受皿19が取付けられており、処理された感光材
料24は受皿19上に排出される。
次に本第1実施例の作用を説明する。
マガジン20または22から引出された感光材料24は
前記露光部14の露光窓28に対応され、カラー原稿3
2の画像が露光される。露光された感光材料24はプロ
セッサ部へ搬送され、現像槽52内で現像液60に浸漬
されて現像処理され、定着槽54内で定着液62に浸漬
されて定着処理される。また、水洗槽56.58及び貯
水槽90内では水洗水64に浸漬されて水洗処理される
プロセッサ部で処理されて表面に水分等が付着した感光
材料24は、空気室17を介して乾燥部18へ搬送され
、乾燥部18内で熱風が吹き付けられて乾燥処理される
。乾燥処理された感光材料24は受皿19上に排出され
る。
一方、現像槽52、定着槽54、水洗槽56.58及び
貯水槽90内の各処理液は、時間の経過共に内部に含ま
れる水分が蒸発する。また、定着液62内にはアンモニ
ア分も含まれており、これも水分と共に蒸発する。従っ
てプロセッサ部16内に滞留する空気には水蒸気及びア
ンモニア蒸気が含まれる。また、乾燥部18において乾
燥処理に使用された空気も感光材料24表面から蒸発し
た水蒸気を含んでいる。これらの空気は空気室17に送
られ、排気ファン128.130によって排気口142
を介して排出される。排出される空気は排気ファン12
8と排気ファン130との間に配置された凝縮器136
によって冷却され、前記水分及びアンモニア分が冷却面
138上に滴状に凝縮される。凝縮された水分及びアン
モニア分は自重によって冷却面138上を下方へ移動し
、管路140によって給水槽144内に貯留される。
貯留された水分及びアンモニア分は前述のポンプ等によ
って管路146を介して定着槽54、水洗槽56.58
に供給される。このため、多槽に補充水を補充する給水
系の補充量を少なくすることができ、感光材料処理装置
100ランニングコストを抑えることができる。
また、乾燥部18内は凝縮器136によって低湿とされ
るので、感光材料の乾燥時間を短縮することができる。
また、乾燥部18内が低湿となり一旦乾燥処理に使用し
た空気の湿度も低くなるので、乾燥処理に使用する空気
のうち一旦乾燥処理に使用し循環して再利用する空気の
割合を高くすることができる。再利用する空気は一旦加
熱されているので熱風を発生させるために加熱する熱量
を小さくすることができ、ヒータ等のエネルギー消費量
を小さくできる。
なお、本第1実施例において、給水槽144に貯留され
た液体は定着槽54、水洗槽56.58に補充水として
供給される。従って、定着槽54、水洗槽56.58に
は凝縮器136で収集されたアンモニア分も供給される
が、定着液62内には元来アンモニア分が含まれている
ため、定着処理に影響を与えることはない。また、水洗
処理を行う水洗槽56.58については、アンモニアは
アルカリ性であるた狛アンモニア分が供給されることに
よって各槽内の水洗水64のアルカリ度が上昇する。こ
れにより、感光材料24の表面に付着したゼラチンが膨
張するので洗い落とし易くなる。
従って、アンモニア分は水洗処理にはむしろ好ましい影
響を与える。水洗処理が終了した後で感光材料24に付
着しているアンモニア分は、乾燥部18で熱風によって
高温乾燥されることによって蒸発するので、アンモニア
分が感光材料24の仕上がりに影響を与えることはない
なお、本第1実施例では乾燥部18及びプロセッサ部1
6内に滞留する空気の両方を排出する排気口142の近
傍に凝縮器136を取り付けた例を示したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、乾燥部18内
に滞留する空気とプロセッサ部16内に滞留する空気と
を別々の排気口から排出する感光材料処理装置において
、各排気口の各々に凝縮器136を取り付けるようにし
てもよい。
第2実施例 次に本発明の第2実施例を説明する。なお、第1実施例
と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3図に示すように、プロセッサ部16内の感光材料人
口46近傍には可撓性部材50が感光材料人口46を閉
止するように取付けられている。
感光材料人口46へ感光材料24が搬送され可撓性部材
50と接触すると、第3図に示すように可撓性部材50
が撓んで感光材料24がプロセッサ部16内へ進入可能
となる。感光材料24が感光材料入口46を通過してい
る間、可撓性部材50は第3図に示す撓んだ状態で保持
され感光材料人口46の開口面積を小さくしている。
プロセッサ部16の現像槽52、定着槽54、水洗槽5
6.58内には各処理液60,62.64に浸漬されて
感光材料搬送用ラック66.68.70.72が設けら
れている。各ラック66.68.70.72には各々多
数のローラ66A、68A、70A、72Aが設けられ
ており、感光材料24を槽内に引き込んで槽内の液に浸
漬させると共に槽内からその下流側の槽(第3図左側)
へ送り出すようになっている。従って、プロセッサ部1
6内へ搬送された感光材料24は多槽へと順次送り込ま
れ、順次現像、定着、水洗処理される。
また、多槽52.54.56.58には循環ノ々イブ7
4.76.78.80に接続されたポンプ82.84.
86.88が設けられている。ポンプ82.84.86
.88は各々循環パイプ74.76.78.80を介し
て槽内の液を循環させて攪拌し、感光材料24を効率よ
く現像、定着、水洗処理させるようになっている。
また、水洗槽58よりも下流側には水洗槽58に隣接し
て容量の小さい貯水槽90が設けられている。槽内には
水洗水64が充填されている。貯水槽90の上方には給
水源92と連通する給水ノくイブ94の一端が排水口9
6として開口しており、給水パイプ94の中間部に設け
られたポンプ98によって給水源92からの補充水が汲
み上げられて補充される。貯水槽90は水洗槽58より
も高い水位で満杯とされ、給水源92から水洗水が流入
されると同時に、一方で水洗水64が満ちあふれて水洗
槽58へと流出される。また、水洗槽58は水洗槽56
よりも高い水位で満杯とされ、貯水槽90から水洗水が
流入されると同時に、一方で水洗水64が満ちあふれて
水洗槽56へと流出される。水洗槽56には上部にドレ
ン孔100が設けられ水洗槽58から水洗水64が流入
されると同時に一方で水洗水64がドレン孔100を通
じて外部へと流出されるようになっている。
貯水槽90は感光材料24の水洗処理用としても用いら
れている。すなわち、貯水槽90には水洗水64に浸漬
されてランク108が設けられている。ラック108に
は多数のローラ108Aが設けられており、水洗槽58
から送り出された感光材料24を貯水槽90内に引き込
んで貯水槽90内の水洗水64に浸漬させると共に貯水
槽90からその下流(第3図左方)へ送り出す。
また、現像槽52、定着槽54、水洗槽56、58、貯
水槽90の各々の上方には凝縮器110.112.11
4.116.118が配設されている。以下、現像槽5
2の上方に設けられた凝縮器110を例に説明する。
第4図に示すように、凝縮器110は電子冷却素子であ
る一対のペルチェ素子120.122が連結されて構成
されている。図示しない直流電源によって作動するペル
チェ素子120.122を、このペルチェ素子120.
122の冷却面120A、122Aが互いに対向し、放
熱面120B。
122Bが外側となるように配置されている。各ペルチ
ェ素子120.122の第4図下方はローラ66Aの配
置及び外径に応じた切り欠き124.126が形成され
ており、現像槽52の最上部のローラ66Aの直上に配
置されている。従って、現像槽52から蒸発した蒸気は
、凝縮器110のペルチェ素子120.122の対向す
る冷却面120A、122Aの間を通過する。凝縮器1
10に電力が供給されると蒸発した水分は冷却面120
A、122A上に滴状に凝縮され、滴の自重によって現
像槽52内へ滴下する。なお、他の凝縮器112.11
4.116.118についても同様である。
次に本第2実施例の作用を説明する。
露光処理された感光材料24はプロセッサ部16へ搬送
され、現像槽52内で現像液60に浸漬されて現像処理
され、定着槽54内で定着液62に浸漬されて定着処理
される。また、水洗槽56.58及び貯水槽90内では
水洗水64に浸漬されて水洗処理される。
プロセッサ部で処理されて表面に水分等が付着した感光
材料24は、空気室17を介して乾燥部18へ搬送され
、乾燥部18内で熱風が吹き付けられて乾燥処理される
。乾燥処理された感光材料24は受皿19上に排出され
る。
一方、現像槽52、定着槽54、水洗槽56.58及び
貯水槽90内の各処理液は、時間の経過共に内部に含ま
れる水分が蒸発する。上記水分を含む空気は各種の上方
に配設された凝縮器110.112.114.116.
118によって冷却され、各凝縮器の冷却面上に滴状に
凝縮される。凝縮された滴状の水分は自重によって各処
理槽内へ滴下する。また、定着液62内にはアンモニア
分も含まれており、これも水分と共に蒸発する。このア
ンモニア分の大部分は定着槽54上方の凝縮器112の
冷却面上に凝縮され、定着槽54内に滴下する。このた
め、各種からの単位時間当りの見かけ上の水分等の蒸発
量が小さくされ、給水源92からの補充水の補充量を少
なくすることができる。
また、凝縮器110.112.114.116.118
によってプロセッサ部16内の空気の湿度が低くされる
。このた杓、プロセッサ部I6内に配設され常に空気中
に露出しているローラ対の外周には感光材料24によっ
て現像液60または定着液62が膜状に付着するが、プ
ロセッサ部16内の湿度が低いため現像液60または定
着液62中に含まれる成分がローラ対の外周にタール状
に堆積することなく完全に乾燥される。従って、感光材
料24の搬送不良等の不都合が発生することはない。
なお、上計では感光材料24に熱風を吹き付けて乾燥さ
せる乾燥部18を有する感光材料処理装置10に本発明
を適用した例を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、赤外線ヒータ等を用いて乾燥させる乾燥部
を有する感光材料処理装置に適用してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように請求項(1)記載の発明では、排気
口の近傍に凝縮器を設け、凝縮器によって凝縮された液
体をプロセッサ部へ供給するようにしたので、湿気やア
ンモニア分を排出しないようにした感光材料処理装置を
得ることができる、という優れた効果が得られる。
請求項(2)記載の発明では、処理槽上方に配設した凝
縮器によって処理液から蒸発した蒸気を凝縮して処理槽
内へ戻すようにしたので、湿気やアンモニア分を排出し
ないようにした感光材料処理装置を得ることができる、
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の感光材料処理装置の概略を示す縦
断面図、第2図は空気室に配設された凝縮器近傍を示す
縦断面図、第3図は第2実施例のプロセッサ部近傍の概
略縦断面図、第4図はプロセッサ部に配設された凝縮器
を示す斜視図である。 10・・・感光材料処理装置、 16・・tプロセッサ部、 17・・・空気室、 18・・・乾燥部、 92・・・給水源、 110.112.114.116.118.134.1
36・・・凝縮器、 120.122・・・ペルチェ素子、 128.130・・・排気ファン、 140・・・管路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光材料を処理液に浸漬して処理するプロセッサ
    部と、前記プロセッサ部で処理された感光材料を乾燥さ
    せる乾燥部と、を備えた感光材料処理装置であって、乾
    燥部及びプロセッサ部内に滞留する気体の少なくとも一
    方を排気する排気口の近傍に設けられ排気される気体中
    の蒸気を凝縮する凝縮器と、凝縮器によって凝縮された
    液体を前記プロセッサ部へ供給する供給手段と、を有す
    ることを特徴とする感光材料処理装置。
  2. (2)処理槽に貯留した処理液に感光材料を浸漬して処
    理する感光材料処理装置であって、処理槽上方に配設さ
    れかつ処理液から蒸発した蒸気を凝縮して前記処理槽内
    へ戻す凝縮器を備えたことを特徴とする感光材料処理装
    置。
  3. (3)前記凝縮器は電子冷却素子を備え、電子冷却素子
    による冷却によって凝縮することを特徴とする請求項(
    1)または(2)記載の感光材料処理装置。
JP19207690A 1990-07-20 1990-07-20 感光材料処理装置 Pending JPH0478851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19207690A JPH0478851A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 感光材料処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19207690A JPH0478851A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 感光材料処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0478851A true JPH0478851A (ja) 1992-03-12

Family

ID=16285241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19207690A Pending JPH0478851A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 感光材料処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0478851A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1203991A2 (en) * 2000-11-03 2002-05-08 Eastman Kodak Company A method and system for processing photographic material which includes water recovery from humid air for re-use in the processing
KR100873213B1 (ko) * 2007-10-30 2008-12-10 주식회사 케이티프리텔 지도 정보가 저장된 usim 카드 및 usim 카드를이용한 지도 정보 제공 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1203991A2 (en) * 2000-11-03 2002-05-08 Eastman Kodak Company A method and system for processing photographic material which includes water recovery from humid air for re-use in the processing
EP1203991A3 (en) * 2000-11-03 2002-11-13 Eastman Kodak Company A method and system for processing photographic material which includes water recovery from humid air for re-use in the processing
US6508598B2 (en) 2000-11-03 2003-01-21 Eastman Kodak Company Method and system for processing photographic material which includes water recovery from humid air for re-use in the processing
KR100873213B1 (ko) * 2007-10-30 2008-12-10 주식회사 케이티프리텔 지도 정보가 저장된 usim 카드 및 usim 카드를이용한 지도 정보 제공 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0478851A (ja) 感光材料処理装置
US6910815B2 (en) Photosensitive material processing apparatus
JP2652719B2 (ja) 感光材料の処理方法
JP3349266B2 (ja) 感光材料処理装置
JP3467132B2 (ja) 給排水装置
JP3487945B2 (ja) 感光材料処理装置
JPH0667392A (ja) 感光材料の処理方法及び感光材料処理装置
JP3284411B2 (ja) 感光材料処理装置
JP2928028B2 (ja) 感光材料処理装置
JP3060337B2 (ja) 感光材料処理装置
JP3483989B2 (ja) 感光材料処理装置
JP3442585B2 (ja) 感光材料処理装置の処理液タンク
JPH03150564A (ja) 感光材料処理装置
JPH09258405A (ja) 写真用自動現像処理装置
JPH09127667A (ja) 自動現像装置
JPH03131855A (ja) 感光材料乾燥方法
JPH0627630A (ja) 感光材料処理装置
JPH0683021A (ja) 感光材料乾燥装置
JPH11143040A (ja) 自動現像機
JPH1062942A (ja) 感光材料処理装置
JPH09319055A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料処理装置
JPH09265170A (ja) 自動現像装置の搬送ローラの駆動方法
JPH06324462A (ja) 感光材料処理装置の補充液補充装置
JPH03132659A (ja) 感光材料乾燥装置
JPH0635164A (ja) 感光材料乾燥装置