JPH0473880A - 避雷器 - Google Patents

避雷器

Info

Publication number
JPH0473880A
JPH0473880A JP18549090A JP18549090A JPH0473880A JP H0473880 A JPH0473880 A JP H0473880A JP 18549090 A JP18549090 A JP 18549090A JP 18549090 A JP18549090 A JP 18549090A JP H0473880 A JPH0473880 A JP H0473880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
series gap
insulator
lightning arrester
series
horn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18549090A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohisa Matsushita
友久 松下
Takeshi Kawamura
武司 川村
Isao Harada
勲 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP18549090A priority Critical patent/JPH0473880A/ja
Publication of JPH0473880A publication Critical patent/JPH0473880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、架空送電線等を過電圧より保護する目的で
使用される避雷器に関し、特に直列ギャップ付避雷器に
関する。
[従来の技術] 直列ギャップ付避雷器は、従来、第4図に示す構造で架
空送電線に配備されることが多い。第4図に示すように
、鉄塔アーム材2に、両端に1対のアーキングホーン1
2aおよび12bが取り付けられた碍子装置3で懸架さ
れた電線4に対し、直列ギャップ付避雷器1は碍子装置
3に隣接して取り付けられる。直列ギャップ付避雷器1
において、放電の後、続流を実質的に阻止する限流要素
には、通常、炭化珪素を主成分とし、電圧電流特性が非
直線性を有する電圧非直線抵抗体5が使用され、電圧非
直線抵抗体5は鉄塔アーム材2に取付金具6で取り付け
られる。また、電圧非直線抵抗体5において、鉄塔アー
ム材2側の端子7aは、アース(図示省略)に接続され
、一方、電圧非直線抵抗体5の電線側の端子7bにはホ
ーン金具8aが取り付けられている。このホーン金具8
aに対向して、所定の距離を隔てて対となるホーン金具
8bが碍子装置3の電線4側に設けられている。
そして、ホーン金具8aと8bは、1対で直列ギャップ
部13を構成している。
以上のように構成される直列ギャップ付避雷器1は、電
線4に過電圧が印加されるとホーン金具8aと8bの間
が閃絡し、大電流が電圧非直線抵抗体5を通じてアース
より放電される。その後、続流は電圧非直線抵抗体5の
電流電圧特性により遮断される。
また、ホーン金具8aと8bは、電線4および碍子装置
3の振れによってその間隔が変わらないよう、第5図に
示すように、その先端が振れる頻度の高い方向に互いに
平行に延びた形状をしている。
直列ギャップの間隔を一定に保持する方法として、特殊
な場合であるが第6図に示すようなバランスウェイト9
を利用することもある。この場合、図に示すように、電
線4を懸架する碍子装置3を鉄塔アーム材2に取り付け
る部分に、支点10で回転可能に支持されるアーム11
が設けられ、支点10を挟んでアーム11の向かって右
側にはアーキングホーン12aと電圧非直線抵抗体5が
、左側には、バランスウェイト9が取り付けられる。
そして、アーム11はこのバランスウェイト9によって
平衡が保たれる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の避雷器は、以上に示したように直列ギャップの間
隔を一定に保つ工夫がなされているが、いずれの場合も
、常にその間隔を一定に保持することは困難であった。
直列ギャップの間隔が広がった場合、落雷により異常電
圧が電線に印加されても、直列ギャップが閃絡せず、代
わりに碍子装置のアーキングホーンが閃絡するおそれか
あった。
一方、直列ギャップの間隔が狭くなった場合、閃絡が必
要でないとき(たとえば開閉サージが電線に侵入したと
きなど)にも、直列ギャップが閃絡してしまうおそれが
あった。
それゆえに、この発明の目的は直列ギャップの間隔を常
に一定に保持することができる避雷器を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] この発明にしたがう避雷器は、碍子装置に支持された電
線とアースの間に設けられ、電線に過電圧が印加された
際、アースに電流を放電するための避雷器であって、電
流を放電した後、続流を遮断するための限流要素と、限
流要素と直列に接続され、所定の距離を隔てて対向する
1対の電極で構成される直列ギャップと、対向する1対
の電極間に設けられ、上記所定の距離を保持するための
絶縁体とを備えている。
また、この発明にしたがう避雷器は、電線と限流要素間
の距離に応じて、1対の電極の少なくとも一方に接続さ
れる距離調整連結金具をさらに備えることができる。
なお、この発明にしたがって対向する1対の電極間に設
けられる絶縁体は、絶縁性が高<、シかも耐熱性や耐久
性に優れた材料で形成されているものが好ましい。この
ような絶縁体の材料としては、たとえば、マイカ、セラ
ミックス、ガラスおよびガラス繊維製品等を挙げること
ができる。
また、この発明にしたがう距離調整連結金具は、導電性
を有するものであれば特にその材質および形状は問わな
い。
[発明の作用効果] この発明にしたがう避雷器では、直列ギャップを構成す
る1対の電極間に絶縁体を設けて、電極間の所定の距離
を保持する。すなわち、電極間を絶縁体で繋いで固定す
るので、その間隔は常に一定に保つことができる。した
がって、従来の避雷器のように、不必要なときに電極間
が閃絡したり、必要なときに閃絡が起こらなかったりす
ることがない。そのため、この発明は、必要なときに確
実に作動する信頼性がより高い避雷器を提供するもので
ある。
また、この発明にしたがって、電線と避雷器の限流要素
との距離に応じて、直列ギャップの少なくとも一方の電
極に距離調整連結金具を設けることができる。このこと
により、碍子装置を介して電線を支持する鉄塔アームの
形状が変わるときなど避雷器の限流要素と電線の間隔を
変えなければならない場合でも、絶縁体が設けられた直
列ギャップをそのまま用いて、距離調整連結金具で直列
ギャップと電線および/または直列ギャップと限流要素
の間をうまく連結することができる。したがって、この
発明にしたがう避雷器は取付においても種々の状況に対
応できるものである。
[実施例] 第1図は、この発明にしたがう第1の実施例の避雷器と
、その取付状態を示す正面図である。
第1図を参照して、直列ギャップ付避雷器20aは、限
流要素である電圧非直線抵抗体5と、それに繋がる直列
ギャップ部13から構成されている。電圧非直線抵抗体
5は、取付金具6aにより鉄塔アーム材2に懸架さてい
る。この取付は固定されず、電圧非直線抵抗体5は振動
することが可能である。懸架された電圧非直線抵抗体5
の下端には、直列ギャップ用ホーン金具14aが、ピン
15aによって回転可能に止められている。直列ギャッ
プ用ホーン金具14aには、碍子16aの一端が取り付
けられ、碍子16aの他端には、直列ギャップ用ホーン
金具14bが取り付けられている。直列ギャップ用ホー
ン金具14aと14bは、所定の距離をあけて対向する
よう設けられている。また、直列ギャップ用ホーン金具
14bは、鉄塔アーム材2から吊り下げられた碍子装置
3の電線4側に、ピン15bによって回転可能に止めら
れ、電線4と電気的に接続されている。なお、碍子装置
3は、懸垂碍子18で電線4を支持するとともに、アー
キングホーン12aおよび12bを有している。
以上を述べた構成において直列ギャップ用ホーン金具1
4aと電圧非直線抵抗体5の接続、直列ギャップホーン
金具14bと碍子装置3との接続、および電圧非直線抵
抗体5の鉄塔アーム材2への取付が固定されていないの
で、直列ギャップ付避雷器20aは、碍子装置3の揺れ
に応じて動くことが可能である。
第2図は、この発明にしたがう第2の実施例の避雷器と
、その取付状態を示す正面図である。
第2図を参照して、直列ギャップ付避雷器20bにおい
て、鉄塔アーム材2より懸架される電圧非直線抵抗体5
の下端には、距離調整連結金具17の一端が取り付けら
れている。距離調整連結金具17は、円筒形のねじこみ
部17aの両側に、棒材17bおよび17cがそれぞれ
ねじこまれて構成されている。この棒材17bおよび1
7cのねじこみ部17aへのねじこみ長を調整すること
によって、距離調整連結金具17の長さを調整すること
ができる。距離調整連結金具17の他端には、直列ギャ
ップ用ホーン金具14aが取り付けられ、直列ギャップ
用ホーン金具14aには、碍子16bの一端が取り付け
られている。また、碍子16bの他端には、直列ギャッ
プホーン金具14bが、同金具14aと所定の距離をあ
けて対向するよう設けられている。さらに、直列ギャッ
プホーン金具14bには、上述したと同じ構造の距離調
整連結金具27の一端が接続され、距離調整連結金具2
7の他端は、鉄塔アーム材2から吊り下げられた碍子装
置3の電線4側に止められ、電線4と電気的に接続され
ている。なお、碍子装置3は懸垂碍子18で電線4を支
持するとともに、アーキングホーン12aおよび12b
を有している。
第3図は、この発明にしたがう箪3の実施例の避雷器と
その取付状態を示す正面図である。
第3図を参照して、直列ギャップ付避雷器20Cにおい
て、鉄塔アーム材2より懸下される電圧非直線抵抗体5
の下端には、距離調整連結金具19が取り付けられてい
る。距離調整連結金具19は、円筒形のねじこみ部19
aの両側に棒材19bおよび19cがそれぞれねじこま
れて構成されている。この距離調整連結金具19の長さ
は、棒材19bおよび19cのねじこみ部19aへのね
じこみ長を変えることによって、変えることができる。
また、距離調整連結金具19の他端は、電線4に吊り下
がった直列ギャップ部13の下端に取り付けられている
。直列ギャップ部13は、その上端と下端に所定の距離
をおいて対向する直列ギャップ用ホーン金具14aおよ
び14bが形成され、その間は、碍子16cで接続され
ている。
なお、図に示すように、電線4はアーキングホーン12
aおよび12bを有し、懸垂碍子18で構成される碍子
装置13で支持されている。
なお、上記実施例で電線を支持する碍子装置として懸垂
碍子を使用したものを示したが、碍子は耐張碍子等でも
よく、碍子の形状や規格等は用途に応じて種々のものに
変わる。
また、上記実施例で示した直列ギャップ用ホーン金具間
の碍子は、避雷器の定格に応じてその形状や規格等を定
め、取り付ければよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明にしたがう第1の実施例の避雷器と
その取付状態を示す正面図である。 第2図は、この発明にしたがう第2の実施例の避雷器と
その取付状態を示す正面図である。 第3図は、この発明にしたがう第3の実施例の避雷器と
その取付状態を示す正面図である。 第4図は、従来の避雷器とその取付状態を示す正面図で
ある。 第5図は、従来の避雷器の直列ギャップ部を示す平面図
である。 第6図は、従来の避雷器とその取付状態を示す正面図で
ある。 図において、1.20a、20bおよび20cは直列ギ
ャップ付避雷器、2は鉄塔アーム材、3は碍子装置、4
は電線、5は電圧非直線抵抗体、6は取付金具、7aお
よび7bは端子、8aおよび8bはホーン金具、9はバ
ランスウェイト、10は支点、11はアーム、12aお
よび12bはアーキングホーン、13は直列ギャップ部
、14aおよび14bは直列ギャップ用ホーン金具、1
5aおよび15bはビン、16a、16bおよび16c
は碍子、17.27および19は距離調整連結金具、1
7aおよび19aはねじこみ部、17b、17c、19
bおよび19cは棒材、18は懸垂碍子を示す。 も1図 地50 寡6図 烏2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)碍子装置に支持された電線とアースの間に設けら
    れ、前記電線に過電圧が印加された際、前記アースに電
    流を放電するための避雷器であって、 前記電流を放電した後、続流を遮断するための限流要素
    と、 前記限流要素と直列に接続され、所定の距離を隔てて対
    向する1対の電極で構成される直列ギャップと、 前記対向する1対の電極間に設けられ、前記所定の距離
    を保持するための絶縁体とを備える避雷器。
  2. (2)前記電線と前記限流要素間の距離に応じて、前記
    1対の電極の少なくとも一方に接続される距離調整連結
    金具をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    避雷器。
JP18549090A 1990-07-12 1990-07-12 避雷器 Pending JPH0473880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18549090A JPH0473880A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 避雷器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18549090A JPH0473880A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 避雷器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0473880A true JPH0473880A (ja) 1992-03-09

Family

ID=16171687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18549090A Pending JPH0473880A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 避雷器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0473880A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2825525A1 (fr) * 2001-06-01 2002-12-06 Sediver Parafoudre comprenant une varistance reliee par une articulation a un eclateur
RU2510443C2 (ru) * 2012-07-02 2014-03-27 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Камская государственная инженерно-экономическая академия" (ИНЭКА) Устройство сейсмоустойчивой установки разрядника
JP2018512706A (ja) * 2015-03-24 2018-05-17 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 架空線用の碍子装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2825525A1 (fr) * 2001-06-01 2002-12-06 Sediver Parafoudre comprenant une varistance reliee par une articulation a un eclateur
RU2510443C2 (ru) * 2012-07-02 2014-03-27 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Камская государственная инженерно-экономическая академия" (ИНЭКА) Устройство сейсмоустойчивой установки разрядника
JP2018512706A (ja) * 2015-03-24 2018-05-17 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 架空線用の碍子装置
US10672541B2 (en) 2015-03-24 2020-06-02 Siemens Aktiengesellschaft Insulator arrangement for an overhead line

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101945144B1 (ko) 가공 선로용 애자 장치
EP0459727A1 (en) Lightning arrestor system
JPH0473880A (ja) 避雷器
JP2509741B2 (ja) 送電線用避雷碍子装置
KR100604250B1 (ko) 서지흡수기
JPH08335416A (ja) V吊型避雷碍子装置
JPH0758603B2 (ja) 碍子装置における放電電極
JPH071654B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JP2564324B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JP2941973B2 (ja) V吊碍子装置用避雷装置
RU98107542A (ru) Импульсный искровой грозовой разрядник
JPH04296412A (ja) 避雷碍子装置
JP2564332B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPS62295312A (ja) 複連碍子連用耐雷碍子装置
JPH0917549A (ja) 送電線用避雷器
JPS63108619A (ja) 避雷碍子装置
JP2690163B2 (ja) 避雷碍子装置
JP2564347B2 (ja) 避雷碍子装置
JP2656105B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPH0834067B2 (ja) 避雷碍子装置
JPH05159653A (ja) 避雷装置
JPH0350369B2 (ja)
JPH03187113A (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPS61158626A (ja) 送電線用避雷碍子装置
JPH0644429B2 (ja) 送電線用支持碍子装置