JPH047375Y2 - - Google Patents

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JPH047375Y2
JPH047375Y2 JP11751186U JP11751186U JPH047375Y2 JP H047375 Y2 JPH047375 Y2 JP H047375Y2 JP 11751186 U JP11751186 U JP 11751186U JP 11751186 U JP11751186 U JP 11751186U JP H047375 Y2 JPH047375 Y2 JP H047375Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のボデイに部品類を取付ける場
合、例えばボデイの板部分に部品の板状の取付片
を固着する場合の如く板と板とを重ね合せた状態
で固着するような場合に有効に利用できる結合ク
リツプに関する。
[従来の技術] 板同志を結合するクリツプは従来から数多くの
提案があり多種多様なタイプのクリツプが製品化
されている。
本考案は、これら多くのクリツプの中で、特に
拡張する脚片を備えたクリツプ主体と、このクリ
ツプ主体に嵌付け押入れることで上記の脚片を拡
張させるピン部材とからなる組合せタイプの結合
クリツプに関する。
更に詳しくは、本考案のクリツプはクリツプ主
体の嵌入孔にピン部材を挿入することで両者の組
合せを果し、この状態においてピン部材を更に挿
入したとき脚片を拡張させ、この拡張によつて板
(パネル)同志の結合を果す一方、更にピン部材
を押入れたとき脚片の拡張を解除して縮径させ板
相互の結合状態を解除できるようにしたプツシユ
リベツトと称されるタイプの係合クリツプの改良
に関する。
このプツシユリベツト型結合クリツプについて
は特公昭48−13144号公報によつてその一例が開
示されている。
この従来の結合クリツプ(結合用クリツプ)は
クリツプ本体にピンを挿入後第1段の押込みでそ
の軸部に設ける大径部で脚部の突起を押出し脚部
を拡張させてこの拡張とクリツプ本体の鍔(頭
部)との間で重ね合せた板同志を固着し、次にピ
ンを押込んだとき上記大径部を突起からずらして
脚部の拡張を解き板に設けた挿通孔から抜取れる
ように構成されており、このため板の結合と解除
をピンの一方向の押圧操作で行えることから固着
を解除する必要のある場所での使用に便利なクリ
ツプとなつている。
しかし、このクリツプは板を止め付けるとき、
例えば自動車のボデイの板部に部品の板部材を止
め付けるような場合、板と板に穿つ取付孔にクリ
ツプ主体を貫通状に挿通したのちここでは単にピ
ンを挿入するだけのことではあるから極めて簡単
ではあるが、板と板の取付孔を位置合せしながら
この状態でクリツプを挿通し、併せて更にピンの
圧入作業を行おうとすると容易ではなくなる。
例えば、自動車の組立ライン上で、下方から部
品類を添わせて止め付けるような場合、作業空間
が狭いことに加えてこの場合には部品類を支える
作業と、位置合せする作業と、クリツプを取付孔
に挿通する作業と、次にピンを押入れる作業とを
次々と求められることから大変厄介な作業とな
り、この種ピンの圧入によるクリツプの使用が実
際上不能になる場合がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上述の様なクリツプ主体とピンとの
組合せに係る結合クリツプにおける欠陥に鑑み、
これを解決すべく考案されたもので、その目的と
するところは結合すべく板の一方の板に設ける取
付孔に結合クリツプを予じめ掛止められる係止手
段を備え、板同志の結合時予じめこの取付孔にク
リツプを仮止めしておき、これによつて実際の固
着作業時には取付けるべき板(部品)を支えなが
ら取付孔の位置合せ作業だけにしてクリツプの保
持作業を省き、これによつてピンの押込み作業を
容易に行えるようにしたことにある。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本考案は上述の目的に基づき考案された
もので、その特徴とするところは鍔形の頭部と、
頭部の下面から垂設され先端の内側面に突起を設
けた拡張可能に分割された複数の脚片と、頭部の
上面から縦に上記脚片の中央部を貫いて設けられ
る嵌入孔とを備えたクリツプ主体と、上記嵌入孔
を貫き通す長さを有し、長さの途中に嵌入孔の孔
径を限度として設けられる拡大部と、この拡大部
を挟む長さの前後に設けられる第1、第2の縮小
部と、前端部から後端部方向に向けて延設され常
には自由端を拡張状態に保つ弾性係止片とを有し
たピン部材からなり、 上記ピン部材を前記クリツプ主体の嵌入孔に押
入れ前記脚片の突起を前記第1の縮小部に嵌合さ
せて結合すると同時に前記弾性係止片を脚片相互
の間から外方に突出させ係止可能な状態とする第
1の姿勢と、 該ピン部材を更に押込み拡大部を脚片の突起に
臨ませて脚片を拡張する第2の姿勢と、 更に上記ピン部材を押入れて第2の縮小部に脚
片の突起を受け入れ上記脚片を縮小させる第3の
姿勢に順次変更できるようにしてなる結合クリツ
プを提供することにある。
[作用] 上述本考案の結合クリツプはクリツプ主体の嵌
入孔にこれとは別体に成形するピン部材をその前
端部から挿入することによつて前記第1の姿勢の
結合状態に保たれる。そして、使用に際しては先
ず取付けるべき板(部品)に設ける取付孔にクリ
ツプ主体の脚片を挿通し、併せてこの脚片の間か
ら突出する弾性係止片を一旦撓めるようにして通
しその自由端を板の反対面に掛止めることによつ
て仮止めされ、次にこの板を他方の板に添わせ、
これに穿つ取付孔に上記クリツプ主体を挿入し、
取付孔同志を揃えたところでクリツプ主体の頭部
上面に突出すピン部材の後端部を押圧し嵌入孔内
部に押入れ長さの途中の拡大部を脚片の突起に臨
ませ、第2の姿勢とすることによつて拡張する脚
片と頭部との間で板同志を固着することができ
る。
そして、上記脚片の拡張を果したピン部材を更
に押圧し嵌入孔内部を押入れると、第2の縮小部
が脚片の突起に臨んで受入れられ第3の姿勢に変
換し脚片を縮径させることから板の結合が解除さ
れる。
本考案の結合クリツプは上述の様に構成され使
用されるもので、更にこれを明らかにするため以
下に実施例に基づき説明する。
[実施例] 図面第1図は本考案結合クリツプのクリツプ主
体1とピン部材2を分離した分解状態の斜視図
で、第2図は2枚の板A,Bを結合する直前にお
ける斜視図であり、第3図は2枚の板を結合する
前の仮止め状態を、また第4図は結合状態を、そ
して第5図は結合後における解除状態をそれぞれ
示し、第6図は本考案結合クリツプの拡大底面図
を示す。
クリツプ主体1は鍔形の頭部3と、この頭部の
下面から垂設され、脚端から切込む縦の十字形の
スリツト4によつて4つに分割された脚片5と、
上記頭部3の上面から脚片の中心を貫いて縦に穿
たれる嵌入孔6を一体に有してなり、脚片5の各
先端の内側面には内方に突き出し上記嵌入孔6を
実質的に縮径する突起7が設けてある。
一方、ピン部材2は上記嵌入孔6の孔径を限度
とした軸体にして、後端部8と略截頭円錐形状に
した前端部9との中間に拡大部10を設け、この
拡大部の前後に第1の縮小部11と第2の縮小部
12を設けてなる。そして、上記前端部9には第
1の縮小部11に臨む後端面部分から前記後端部
8の方向に向けて斜めに突き出す一対の弾性係止
片13を延設し、その自由端を拡大部10の外径
の外に突き出すようにしてある。
尚、ここに示す弾性係止片13は肉薄の翼形の
片にしてあり、長さを第1縮小部11の長さの範
囲に収まるものにしてある。
このクリツプ主体1とピン部材2は図示するよ
うに所要の弾性を有した合成樹脂を材料に個別に
成形し、成形後クリツプ主体の嵌入孔6にピン部
材2を押入むことによつて一つに組立てられる。
第1図はこの2つの部材を離した状態を示し、
ピン部材の前端部9からクリツプ主体の嵌入孔6
に押入れることによつて第2図に示した如く組立
てられる。
この両部材の組立てはピン部材2の単なる押込
みによつて行われるが、ピン部材はこのとき弾性
係止片13を一旦撓めて第一の縮小部11に後退
させ、クリツプ主体1の頭部3を通過したところ
で復元させて脚片5を切割るスリツト4を通して
その自由端を脚片の外方に突き出させることにな
る。
第3図a及びbはこの両部材が結合した第1の
姿勢にある状態を示したもので、弾性係止片13
がスリツト4を通して脚片5の外に突き出たとき
脚片の先端の内側面に設けた突起7をピン部材2
の第1の縮小部11に受け入れピン部材の任意の
脱落を防止し、併せて脚片5を原形に戻すことに
なる。
さて、この様にして一つに組立てられた本考案
結合クリツプは二枚の板A,Bを結合させると
き、先ずこの二枚の板の一方の板Aに穿つ取付孔
aにクリツプ主体の脚片5を挿し通し、この挿し
通しに併わせてその外周面の外に突出す弾性係止
片13を通過させ、この係止片の復元によつて一
方の板Aに仮止めされる。
この一方の板Aに対する仮止め後、この板の反
対面に突き出たピン部材2の前端部9を案内に他
方の板Bの取付孔bをさぐり、これに位置合せし
たのち[第3図a,b参照]、板Bを板Aの一面
に接面させ脚片5の先端部をピン部材の前端部9
と共にその取付孔bに挿入する。
この挿入で板Aの反対面側に脚片5の先端が突
き出たところでピン部材2の後端部8を押圧する
と、ピン部材の進入に伴つて脚片の各突起7が第
1の縮小部11から拡大部10へと移動し、この
移動に伴つて各脚片5は拡張され第4図a,b図
に示した様にこの拡張した脚片5の外周面と頭部
3とで2枚の板A,Bを挟着状に固着結合するこ
とになる。
尚、このときこの実施例ではピン部材の後端部
8はクリツプ主体の頭部3の上面に揃い一体化す
ると共に、各脚片5の突起7をピン部材の拡大部
10の頂部に設ける環状の溝14に滑合させて拡
張状態を安定させられるようにしてある。
この様にして板A,B同志を接面状に固着でき
る一方、前記拡大部10に突起7を受けて脚片5
の拡張を図つてピン部材2を更に押圧しその後端
部8が嵌入孔に潜り込むようにすると、上記突起
7が拡大部10を越えて第2の縮小部12に臨む
ことから第5図に示した如く脚片の拡張が解除さ
れ原形に復元してそのまゝ両板A,Bの取付孔
a,bから引抜くことが可能となる。
本考案結合クリツプは上述の様に構成され使用
されるもので、特にその使用に当つてはクリツプ
主体の嵌入孔にピン部材を押入れることで一つに
組立てられ、この組立状態で結合する板の取付孔
に脚片を挿入し、再びピン部材部材を押圧するこ
とで板の結合を果せる便利さを有する一方、本考
案の結合クリツプは上記取付孔に挿入するに当つ
て一方の板の取付孔にクリツプ主体の脚片を挿入
することで、ピン部材に設ける弾性係止片13を
この取付孔に係止させ保持させることができるこ
とから、実際に板相互を結合する際にはクリツプ
自体を支える必要がなくなり、取付孔同志の位置
合せとピン部材の押圧作業だけを行えばよいもの
となる。
さて、図面第7図から第11図、及び第12図
から第16図は本考案に係る結合クリツプを自動
車のメータクラスタCをセーフテイーパツドDに
止付ける固着手段として利用した2つの具体的な
実施例を示している。
第7図から第11図に示す第2図の実施例はク
リツプ主体1とこれに嵌合されるピン部材2を円
形状にした場合で、第12図から第16図の第3
の実施例はクリツプ主体の脚片5とこの主体の脚
片を拡張操作するピン部材の実質断面形を共に矩
形にした場合である。尚、説明の都合上前記第1
図から第6図の第1の実施例と同一の箇所につい
ては同一の符号で示し、この説明を省略する。
先ず第2の実施例は使用部所の関係から前記第
1の実施例におけるクリツプより縦の長さを短く
した例である。クリツプ主体1とピン部材2は別
体に形成し、これを前述した如くクリツプ主体の
嵌入孔6にピン部材1を押入れることで組合せ
る。この組合せはピン部材1の第1の縮小部11
を脚片5の突起7に臨ませた第1の姿勢とするも
ので、ピン部材の前端部9から延設させた弾性係
止片13を脚片5を分割するスリツト4から外方
に突出させた状態とする。
第8図はこの組合せ状態における結合クリツプ
を示しており、メータクラスタCを取付けるに当
つては、これに開設する取付孔cにクリツプ主体
の脚片5を挿入し、この外周面から突出する弾性
係止片13を孔の縁に掛止める。
第9図はこの取付孔cに掛止め仮止めした状態
を示しており、次にこのメータクラスタcをセー
フテイーパツドDに下方から添わせ、上方に突き
出たクリツプ主体の脚片5を探りのガイドにして
セーフテイパツドに設ける取付孔dを探し、脚片
5の先端をこの取付孔dに突き入れる。そうした
のちクリツプ主体の頭部3より突き出すピン部材
2の後端部8を頭部上面と面一になるまで押圧し
嵌合孔6に潜入させる。
第10図はこの押圧完了状態を示したもので、
ピン部材2の拡大部10が突起7に臨むことによ
つて脚片5は拡張し、取付孔dの縁に喰い付きク
リツプ主体の頭部3との間でメータクラスタCと
セーフテイパツドDを挟持し、固着することにな
る。
尚、ここではメータクラスタCの取付孔cを大
小口径の異る二段に形成してクリツプ主体の頭部
3を埋め込めるようにして表面からの突出を回避
している。
この様にしてメータクラスタの取付けを行つた
本考案クリツプはピン部材2を更に嵌入孔内部に
押入れることによつて脚片の拡張を解くことがで
きる。
第11図は係合を解除した状態を示したもの
で、メータクラスタにクリツプを取付けたまゝセ
ーフテイーパツドDから外すことができる。
次に、第12図から第16図に示す第3の実施
例は頭部3から垂設される脚片5を板状になす一
対の脚片とし、これに併せて嵌入孔6を断面矩形
の孔にすると共にピン部材2の断面を同様に矩形
にした場合である。
この実施例におけるクリツプは断面を矩形にす
ることによつて取付ける板の向きを特定する場合
に有利に実施されるもので、実質的には前記第
1、第2の実施例と同じである。
この実施例における弾性係止片13はピン部材
2をクリツプ主体1に組合せたとき、向い合う脚
片5の間(スリツト)から側方に突き出させ、こ
の係止片をメータクラスタCに角形に形成した取
付孔cに掛止めることによつて仮止めされる。
第14図はこの仮止め状態を示し、次にピン部
材2を押圧して前端部9を脚片5の先端から突き
出すと拡大部10の迫り出しによつて脚片が開脚
し、第15図a,bに示した如くセーフテイーパ
ツドの取付孔dに喰い付き前記第2の実施例にお
けると同様にメータクラスタの止め付けが完了さ
れる。
第16図は止め付け状態を解くためピン部材2
を嵌入孔6深く押入れ第2の縮小部12に突起7
を受け入れて脚片を収縮させた状態を示す。
[考案の効果] 以上本考案の結合クリツプを図示する実施例に
つき説明したが、本考案クリツプはピン部材に弾
性係止片13を備え、この係止片をクリツプ主体
に組合せたとき分割された脚片の間から外方に突
出して取付ける板の取付孔に脚片を挿通したとき
孔の縁に掛止めクリツプを仮止め状態に保持する
ことができることから、セーフテイーパツトにメ
ータクラスタを止め付ける如く板と板とを止め付
けるとき、この結合クリツプを指で支える必要が
なく単に取付孔同志を合せてクリツプ主体の頭部
上面が付き出すピン部材の後端部を押込めば簡単
に脚片を開脚させてその止付けを完了することが
できる。
また、この止付け操作に当つては結合クリツプ
の仮止めによつて脚片の先端が取付孔から突き出
た状態におかれることから他方の板の取付孔に位
置合せする作業が頗る容易となり更に迅速な作業
を期待することができる。
ことにこの弾性係止片による取付孔に対する上
述仮止めは実施例で説明したメータクラスタをセ
ーフテイーパツドに下から添わせて止め付けるよ
うな場合に更に有利である。
従来この様な場合取付孔を位置合せしたのち添
わせた板が移動しないように片手で保持し、次に
合せた取付孔に他方の手でクリツプを挿入してこ
れを保持し、更にこの状態で頭部から突き出すピ
ン部材を押圧するといつた極めて厄介な作業を要
したが、本考案クリツプでは前記仮止めによつて
取付孔に挿入したクリツプの保持を要せず単にピ
ン部材の後端部を叩打する等して押入するだけで
済むことから極めて簡便に取扱えるものとなつて
いる。
そして、本考案の結合クリツプは脚片の拡張に
使つたピン部材を嵌入孔深く押込むことで、この
脚片の拡張を解き、取付孔に対する止付けを解除
できることから板の止付けを容易に外すことがで
き、またこの状態においてピン部材は弾性係止片
を広げて板の取付孔からの脱落を止めることか
ら、失われることもなく、ピン部材を再び元の第
1の姿勢に戻すことによつてそのまゝ再度の止め
付けに利用することができるものとなつている。
尚、実施例において説明した如く複数に分割さ
れる脚片は4つである場合も、また2つである場
合もあり、特に数を限定するものではなく、また
弾性係止片についても同様に2つであることに限
定されるものではない。たゞ弾性係止片について
は常態にあるとき、脚片の間を通して係止部を脚
片の外方に突出させ常に一方の板の取付孔に係止
する状態が保たれるとが必要である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の結合クリツプの一実施例を示し
たもので、第1図は分解状態らおける斜視図、第
2図は板の止め付け直前における説明斜視図、第
3図aは止め付ける一方の板の取付孔に仮止めし
た状態の拡大中央縦断側面図、同bは正面図、第
4図aは板を接面状に固着した状態の一部断面と
した拡大側面図、同bは正面図、第5図は脚片の
拡張を解き板の係合を解除した状態の一部断面と
した拡大側面図、第6図は本考案結合クリツプの
拡大底面図であり、第7図から第11図は本考案
の第2の実施例を示したもので、第7図は結合ク
リツプの分解斜視図、第8図は板の結合前におけ
る説明斜視図、第9図は一方の板であるメータク
ラスタの取付孔に挿通し仮止めした状態を示す片
半を断面とした拡大正面図、第10図はメータク
ラスタをセーフテイーパツドに止め付けた状態の
片半断面とした拡大正面図、第11図は脚片の拡
張を解除した状態の片半を断面とした拡大正面
図、第12図は第3の実施例を示す分解状態の斜
視図、第13図は板の結合前における説明斜視
図、第14図は一方の板であるメータクラスタの
取付孔に挿通し仮止めした状態の片半を断面とし
た拡大正面図、第15図aはメータクラスタをセ
ーフテイーパツドに止付けた状態の片半を断面と
した拡大正面図、同b図は側面図、第16図は脚
片の拡張を解除した状態の片半を断面とした拡大
正面図である。 1……クリツプ主体、2……ピン部材、3……
頭部、4……スリツト、5……脚片、6……嵌入
孔、7……突起、8……ピン部材の後端部、9…
…ピン部材の前端部、10……拡大部、11……
第1の縮小部、12……第2の縮小部、13……
弾性係止片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鍔形の頭部と、頭部の下面から垂設され先端の
    内側面に突起を設けた拡張可能に分割された複数
    の脚片と、頭部の上面から縦に上記脚片の中央部
    を貫いて設けられる嵌入孔とを備えたクリツプ主
    体と、上記嵌入孔を貫き通す長さの軸部を有し、
    該軸部の長さの途中に嵌入孔の孔径を限度として
    設けられる拡大部と、この拡大部を挟む前記軸部
    の長さの上下に設けられる第1、第2の縮小部
    と、前端部から後端部方向に向けて延設され常に
    は自由端を拡張状態に保つ弾性係止片とを有した
    ピン部材からなり、 上記ピン部材を前記クリツプ主体の嵌入孔に押
    入れ前記脚片の突起を前記第1の縮小部に嵌合さ
    せて結合すると同時に前記弾性係止片を脚片相互
    の間から外方に突出させ係止可能な状態とする第
    1の姿勢と、 該ピン部材を更に押込み拡大部を脚片の突起に
    臨ませて脚片を拡張する第2の姿勢と、 更に上記ピン部材を押入れて第2の縮小部に脚
    片の突起を受け入れ上記脚片を縮小させる第3の
    姿勢に順次変更できるようにしてなる結合クリツ
    プ。
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