JPH047310Y2 - - Google Patents

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JPH047310Y2
JPH047310Y2 JP3770785U JP3770785U JPH047310Y2 JP H047310 Y2 JPH047310 Y2 JP H047310Y2 JP 3770785 U JP3770785 U JP 3770785U JP 3770785 U JP3770785 U JP 3770785U JP H047310 Y2 JPH047310 Y2 JP H047310Y2
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floor
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、束金具と固定具とからなり、床パネ
ルを便宜に支持しうる床パネルの支持装置に関す
る。
〔背景技術〕
乾式工法の建築物においては、その床を形成す
るために床パネルが用いられる。この床パネル
は、従来、実願昭60−13203号(実開昭61−
129054号)において開示し、又第5図に示す如
く、伸縮自在な基杆aの上端に受板bを有する束
金具cに、床パネルdを載置するとともに、受板
bと床パネルdとは床パネルdの上方から螺入す
るタツピングビスgにより固定していた。従つ
て、床パネルdには、面材e上面に穿設されタツ
ピングビスgを深部に没入させうる深孔fを設け
ていた。従つて、このような深孔fの加工が煩瑣
であり、またビス締めには、専用の工具を必要と
するなど、施工に手間を要する。
〔考案の目的〕
本考案は、床パネルの枠組上面と当接しうる上
板を有する取付部を設けた束金具を用いることを
基板として、施工能率を高めうる床パネルの支持
装置の提供を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第1〜3図において本考案の床パネルの支持
装置は、束金具6と固定具14とにより床パネル
2を支持するものであり、前記束金具6は、床パ
ネル2下方の床下地面3に固着され前記床パネル
2を支持できる。
床パネル2は、高さの大なる縦の枠材21,2
1間に、その向き合う側面上端の切欠部に嵌着す
る小高さの複数本の横の枠材22……を上面を揃
えて架け渡してなる枠組4の上面に面材5を添着
した矩形のパネルとして形成される。又床パネル
2は、縦、横に複数個並設することにより床体F
を形成しうる。
なお本例では、面材5は縦の枠材21の側面2
3よりやや控えて取付けられることによつて、枠
組4上面には、該上面が露出しかつ前記側面23
にコーナを介して連なる当接面25が形成され
る。なお当接面25には、縦の枠材21両端部を
含んで下孔26が適宜ピツチで穿設される。
床下地面3は、布基礎Bによつて取り囲まれる
とともに、布基礎Bは、並置される床パネル2…
…を間隙を有して嵌入しうる寸度を具える。又床
下地面3は、並置される床パネル2,2に隣り合
う縦の枠材21,21に沿つて例えば格子状に打
設される束基礎C……を有する。
束金具6は、床板8の上面に立設された基杆7
の上端に取付部10を設けており、又底板8に開
穿した取付孔を通る鋲等を用いて、この底板8を
前記束基礎C上面に固定することにより、束金具
2は床下地面3に固着される。
又基杆7は、前記底板8に立設した筒体31と
該筒体31に遊嵌しうるネジ軸32とからなり、
又筒体31にはその上端内部に前記ネジ軸32と
螺合する小高さの内ネジ33を形成する。
従つて基杆7は、ネジ軸32が筒体31の内ネ
ジ33に螺進退することにより伸縮でき、その上
端までの高さを調整しうる。又ネジ軸32に螺着
したロツクナツトを用いて所定の高さで保持され
る。取付部10は、受板11と、該受板11に立
設され前記枠組4の側面23に沿つて立上がるこ
ととなる立片12と、この立片12上端にネジ止
めされる上板13とを有する。
受板11は、矩形板状をなし、前記ネジ軸32
上端に、略直角に固着されるとともに、その中央
から板状の立片12を立上げる。なお立片12の
上端面は平坦に、仕上げられかつその上端面には
複数個のネジ孔35……が穿設される。
上板13は、下面に立片12の上端が嵌りうる
溝部36を具える矩形板体であり、該溝部36に
は前記ネジ孔35と位置合せうる複数個の透孔3
7が透設され、該透孔37を挿通するボルト39
を立片12のネジ孔35に螺入することにより、
立片12に上板13をネジ止めしうる。又上板1
3には、上面に隣り合う床パネル2の各下孔26
と夫々位置合せうる複数個の取付孔40が透設さ
れる。従つて束金具6は、受板11上に床パネル
2の枠組4下面を載置するとともに、上板13を
枠組4上面の当接面25に当接させ、かつ取付孔
40を通る例えばタツピングビス等の固定具14
を、前記下孔26に、螺刻しつつ進入させること
により、床パネル2を固定しうる。
なお本実施例では、床下地面3には、ネジ軸3
2の取付け前において、筒体31を通る孔を有す
る合成樹脂シートのような防湿シートをその全面
に亘り敷設する。
又床パネル2は、布基礎Bに沿う側縁を、布基
礎Bに取付く大引金具50によつて支承される。
なお本例では、布基礎Bに向く面材の側端縁45
のみ枠組4の側面より突出させている。
大引金具50は、布基礎B上面のアンカーボル
ト51が通りかつ布基礎Bの天端にボルト止めさ
れる取付片52の外側縁に壁パネルWを支承しう
る垂直片53を立上げる。又取付片52の内側縁
には布基礎B内方に向かつて突出し、該突片56
の上面には、布基礎B内面で垂下する側片54の
下端に内方に突出する張出し片55を形成し、該
張出し片55によつて床パネル2の布基礎Bに向
く側縁を支持させる。
前記側片54の上方には、該側片54を切り起
こすことにより形成され、かつ張出し片55より
短小な突片56が布基礎B内方に向かつて突出
し、該突片56の上面には、布基礎Bに沿つての
び、かつ上面が面材5下面と当接しうる桟材57
が載置される。
従つて、床パネル2は、前記布基礎Bに向く側
端45上方から桟材53を貫通しかつ突片56を
挿通する例えばタツピングビス等の釘体59を用
いて大引金具50に固定することが出来る。
然して床下地面3に配される束基礎C上に、複
数個の束金具6……を並置、固着するとともに、
筒体31とネジ軸32との螺進退によつて受板1
1の高さを大引金具50の張出し片55と合う所
定高さに水平出しする。従つて床パネル2を、大
引金具50と束金具6との間に跨らせて降下、載
置することにより、該床パネル2は水平に並置し
て架け渡される。
又束金具6の立片12に、上板13を固着する
ことによつて、上板13下面と枠組4上面とが当
接でき、床パネル2を上板13を上方より枠組4
に打込む固定具14を用いて固定する。
なお前記枠組4の当接面25には、上板13を
覆いうる埋木29を装填することによつて、床パ
ネル2上面を平坦に仕上げる。
なお本考案の床パネルの支持装置は、第4図に
示す如く、床パネル2の面材5の側端24と枠組
4の側面23とを略面一として添着するととも
に、面材5を切欠いてなる切欠部47に前記当接
面25を形成することもできる。
〔考案の効果〕
叙上の如く、本考案の床パネルの支持装置は、
床パネルを束金具の受板上に載置し、かつ束金具
の上板と固定することを基本として、従来の如く
床パネルに深孔を穿設することなく、また専用工
具を用いた深孔内のビス締めを排除でき、さらに
束金具は高さが調整可能であるため、床パネルの
レベル出しを容易とするなど施工性を改善でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す横断面図、第
2図はその分解斜視図、第3図aは束金具を例示
する斜視図、第3図bはその上板と立片との固定
を例示する断面図、第4図は床パネルの他の例を
示す斜視図、第5図は従来技術を示す線図であ
る。 2……床パネル、3……床下地面、4……枠
組、5……面材、6……束金具、7……基杆、8
……側端、9……基杆、10……取付部、11…
…受板、12……立片、13……上板、14……
固定具、F……床体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠組の上面に面材が添着され家屋の床体を形成
    するとともに前記枠組の上面に前記面材が添着さ
    れない当接面を形成した床パネルを支持する床パ
    ネルの支持装置であつて、前記床パネル下方の床
    下地面に固定される底板に立設された伸縮自在な
    基杆の上端に、床パネルの枠組下面を載置しうる
    受板と、該受板から枠組側面に沿つて立上がる立
    片と、この立片上端にネジ止めされかつ前記当接
    面に接する上板とを有する取付部を設けた束金
    具、および前記上板と床パネルとを固定する固定
    具からなる床パネルの支持装置。
JP3770785U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH047310Y2 (ja)

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JP3770785U JPH047310Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3770785U JPH047310Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JPS61152637U JPS61152637U (ja) 1986-09-20
JPH047310Y2 true JPH047310Y2 (ja) 1992-02-26

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JP2766565B2 (ja) * 1991-07-30 1998-06-18 ミサワホーム株式会社 床構造

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JPS61152637U (ja) 1986-09-20

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