JPH0471845A - 布テープ用印刷原反の製造方法 - Google Patents

布テープ用印刷原反の製造方法

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JPH0471845A
JPH0471845A JP2186839A JP18683990A JPH0471845A JP H0471845 A JPH0471845 A JP H0471845A JP 2186839 A JP2186839 A JP 2186839A JP 18683990 A JP18683990 A JP 18683990A JP H0471845 A JPH0471845 A JP H0471845A
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JP
Japan
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printing
cloth
polyethylene resin
printed
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2186839A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kawakado
哲也 川角
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、布テープ用の、印刷を施した原反の製造方法
に関する。
(従来の技術) 従来、布テープに用いられる印刷を施した原反は、カラ
ー樹脂ラミネート法およびサンドイッチラミネート法な
どにより製造されている。カラー樹脂ラミネート法は、
ポリエチレン樹脂に、顔料を高濃度で含有するカラーマ
スター/<−7チ(樹脂100重量部当りマスターバッ
チ3〜10重量部)を混合溶融し、押し出し法でこれを
原布にラミネートすることにより、各種ベタ色原布を製
造する方法である。このカラー樹脂ラミネート法は、色
を変更する際の樹脂の損失が大きく、作業工数も増大す
るので、多品種および少量生産には適していない。さら
に、この方法では、文字やデザインなどを印刷すること
ができないという問題点がある。
サンドイッチラミネート法は、布と、印刷を施したポリ
エチレンフィルムとの間に、ポリエチレン樹脂を溶融押
し出しし、3層をラミネートすることにより、印刷を施
した原反を製造する方法である。この方法によれば、各
種ベタ色および文字やデザインを印刷した原反を得るこ
とができる。
しかし、ラミネート部分にしわが入りやす(、ラミネー
ト後に原反がカールすることもある。さらに、薄くしな
やかな原反を得ることが難しい。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の欠点を解決するものであり、その
目的とするところは、所望の文字およびデザインなどを
印刷した布テープ用印刷原反を容易に製造し得る方法を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の布テープ用印刷原反の製造方法は、原布の少な
くとも片面に、ポリエチレン樹脂を320〜330℃の
温度で溶融押し出しし、ポリエチレン樹脂フィルムをラ
ミネートする工程と;該ポリエチレン樹脂フィルム表面
に印刷層を形成する工程とを包含し、そのことにより上
記目的が達成される。
本発明の方法において、前記ポリエチレン樹脂フィルム
をラミネートする工程の前に、前記原布の表面にポリエ
チレンイミン系のアンカーコート剤を塗布することが好
ましい。
本発明の方法において、印刷層を形成するインキとして
は、2液硬化型塩化ビニルウレタン系インキが好ましい
。印刷層は、原反の全面にわたって形成されても、部分
的に形成されてもよい。さらに、印刷層は多色印刷を行
ってもよい。
印刷層の表面に光沢が要求される場合には、印刷層の上
にさらにオーバーコート層を形成してもよい。オーバー
コート層には、アクリルポリオール系コート剤などが好
ましく用いられる。オーバーコート剤は多色印刷機で印
刷と同時に塗工することができる。
本発明の印刷原反の製造工程においては、ポリエチレン
樹脂フィルムをラミネートする工程と、印刷工程とは分
離することが好ましい。
本発明によれば、ポリエチレン樹脂の溶融温度は320
〜330℃とする。この温度では、ポリエチレン樹脂の
表面が酸化されて、樹脂フィルム表面にカルボニル基が
生成する。このカルボニル基が原布と樹脂との接着に関
与し、原布と樹脂層とが良好な接着力で接着するように
なる。原布と樹脂との間にポリエチレンイミン系のアン
カーコート剤が塗布された場合はさらに優れた接着性が
得られる。さらに、カルボニル基は樹脂層と、印刷層ま
たはオーバーコート層との接着にも関与する。つまり、
印゛刷層またはオーバーコート層の硬化反応において、
ポリエチレン樹脂表面のカルボニル基が反応に関与して
、印刷層またはオーバーコート層と結合する。さらに、
この反応によって、耐溶剤性に優れた印刷原反が得られ
る。上記の印刷層およびオーバーコート層の硬化反応は
、常温で24〜48時間で完了する。
(実施例) 以下に本発明の実施例について説明する。
まず、原布として、下記に示したものを用いた。
が比較的平滑になるため、ポリエステルを原布に用いる
ことが好ましい。
アンカーコート剤としては、日本触媒化学工業■による
ポリエチレンイミン系接着促進剤(商品名エポミンP−
1000)を使用した。エボミンP−1000を水で希
釈し、レーヨン原布の場合には、0.5wt%の塗布液
を30〜35g7/w2!!!!布する。ビニロン原布
の場合には、0.5vt%の塗布液を10〜15g/1
12、ポリエステル原布の場合には、1.5vt%の塗
布液を6〜7g/m2塗布し、各原布の両面をそれぞれ
、下記の条件で乾燥した。
(dはデニール、Fはフィラメント数を表す)これらの
原布はそれぞれ平織物を使用した。あるいはこれらの混
繊品を用いてもよい。ポリエステルを原布に用いた場合
、ポリエチレン樹脂をラミネートした際にポリエチレン
樹脂フィルムの表面このとき、予備乾燥はガス式ヒータ
ーを用い、本乾燥は、熱風吹き付けで行った。
ラミネートするポリエチレン樹脂としては、東ソー■製
、低密度ポリエチレン樹脂(商品名ペトロセン205)
を使用した。必要に応じて、ペトロセン205の100
重量部に対して、カラーマスターノイ、ツチを3〜5重
量部添加して用いた。例えば、ポリエチレン樹脂を各種
色ベタ印刷用の透明樹脂としテ用いる場合には、ペトロ
セン205のみを用い、茶ベースの文字デザイン印刷用
の茶色樹脂として用イル場合には、ベトロセン205.
100重量部に対して茶色マスターバッチ3〜5重量部
を配合した。
白ベースの文字デザイン印刷用の白色樹脂として用いる
1合には、ペトロセン205.100重量部に対して、
白色マスターバッチ5重量部を配合した。
印刷用インキとしては、塩化ビニルウレタン系カラーイ
ンキを100重量部、インシアネート系硬化剤を5重量
部、ブロッキング防止剤を5重量部、希釈溶剤を30重
量部含有する2液硬化型塩化ビニルウレタン系インキ(
大日精化■製)を用いた。
上記硬化型インキは光沢がないので、印刷表面に光沢が
必要な場合は、ざらにオー/イーコート層を積層しても
よい。オーバーコート層としては、アクリルポリオール
系つや出し剤100重量部、イソシアネート系硬化剤7
重量部、密着性ア・ノブ剤lO重量部、希釈溶剤50重
量部からなるオー/イ−コート剤(大日精化■製)を使
用した。
印刷およびオーバーコート剤の塗工方式は、グラビア方
式あるいはオフセットグラビア方式で行うことができる
。印刷およびオーバーコート剤の塗工の例としては、1
色印刷のみ、1色印刷十オーバーコート、2色印刷のみ
、2色印刷+オー/<−コート、3色印刷のみ、3色印
刷+オー/N+−コートなど種々の方法が可能である。
このような印刷および塗工は、別々に実施することも可
能であるし、多色印刷機を用いて同時に行うこともでき
る。インキの塗工量は、ベタ印刷の場合、10〜15g
 vet/m2、文字およびデザインなどの場合8〜1
2g wet/■2(ベタ換算)が適当である。オー/
イーコート剤の塗工量は、8〜12g wet/m2が
好ましい。
以下、本発明による布テープ用印刷原反の製造方法を図
面に基づいて説明する。
原布1に、必要に応じて、上記アンカーフート剤を塗布
し、乾燥して、その表面に、320〜330℃に加熱溶
融したポリエチレン樹脂を溶融押し出しし、ポリエチレ
ン樹脂フィルム2をラミネートする。ついで、ポリエチ
レン樹脂フィルム2の表面を上記2液硬化型塩化ビニル
ウレタン系インキで印刷し、印刷層3を形成して布テー
プ用印刷原反5を得た(第1図)。この場合、印刷層3
は、部分的な印刷(文字あるいはデザインなど)であっ
ても、全面的な印刷(ベタ色)であってもよい。
印刷層3の表面に光沢が必要な場合は、第2図または第
3図に示したように、印刷層3の上に、オーバーコート
剤を塗工して、オーバーコート層4を形成してもよい。
上記印刷層3およびオーバーコート層4は、塗工後、炉
長約1.5mの炉内で80〜90℃の温度、70〜80
m/++inの速度で乾燥した。そして、その後、印刷
層およびオーバーコート層の硬化反応が完了するまで、
常温で24〜48時間放置した。
さらに、第4図に示すように、オーバーコート層4を形
成して、ツヤあり印刷としたのち、オーバーコート層4
の上にさらに、ツヤのない印刷層31を積層して、ツヤ
あり部分とツヤ無し部分とを組み合わせることもできる
以上のように、本発明によれば、1色、多色印刷;ベタ
印刷、文字およびデザインの印刷;あるいは、ツヤなし
印刷、ツヤあり印刷、ツヤありとツヤなしの組合せなど
、さまざまなバリエーションの印刷を容易に布テープ用
原反に施すことができる。さらに、得られた印刷原反は
、原布とポリエチレン樹脂層との接着性が良好であり、
カールしにくい。ポリエチレン樹脂の種類と量を選択す
ることによって、しなやかで柔らかいものから腰の強い
ものまで幅広い印刷原反を製造することができる。さら
に、ポリエチレン樹脂と、印刷層およびオーバーコート
層との接着性にも優れ、印刷層およびオーバーコート層
は、強い耐溶剤性を有する。
(発明の効果) このように本発明によれば、様々な印刷を施した布テー
プ用印刷原反が容易に製造できる。そして、カールやシ
ワがなく薄くしなやかな印刷原反が得られる。したがっ
て、本発明の方法は、各種の表示用の用途に用いられる
布テープの製造に幅広く用いられ得る。
4、     の   なU jlW1図は、本発明の方法により、部分印刷を施した
ツヤのない布テープ用印刷原反の1例を示す断面図であ
る。第2図は、本発明の方法により、部分印刷と光沢を
施した布テープ用印刷原反の1例を示す断面図である。
第3図は、本発明の方法により、ツヤのあるベタ印刷を
施した布テープ用印刷原反のI PIを示す断面図であ
る。東4図は、本発明の方法により、ツヤあり印刷とツ
ヤなし印刷を組み合わせた印刷を施した布テープ用印刷
原反の1%を示す断面図である。
1・・・原布、2・・・ポリエチレン樹脂フィルム、3
・・・印刷層、4・・・オーバーコート層、5・・・布
テープ用印刷原反 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原布の少なくとも片面に、ポリエチレン樹脂を32
    0〜330℃の温度で溶融押し出しし、ポリエチレン樹
    脂フィルムをラミネートする工程と;該ポリエチレン樹
    脂フィルム表面に印刷層を形成する工程とを包含する、 布テープ用印刷原反の製造方法。
JP2186839A 1990-07-12 1990-07-12 布テープ用印刷原反の製造方法 Pending JPH0471845A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394591B1 (ko) * 2000-09-04 2003-08-14 현대자동차주식회사 압축스프링을 이용한 벨트용 가변 장력 조절기 구조
JP2005225220A (ja) * 2004-01-16 2005-08-25 Goyo Paper Working Co Ltd 建築用複合シート及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348379A (ja) * 1986-08-18 1988-03-01 Marubeni Kk 布粘着テ−プ及びその製造方法
JPH01259081A (ja) * 1988-04-08 1989-10-16 Sekisui Chem Co Ltd 布粘着テープ用基材の製造方法

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