JPH0470447A

JPH0470447A - 複層ガラスの支持構造

Info

Publication number: JPH0470447A
Application number: JP2182524A
Authority: JP
Inventors: Hisao Baishiyou; 倍賞　久雄; Teruo Yokota; 暉生横田
Original assignee: Tostem Corp
Current assignee: Tostem Corp
Priority date: 1990-07-10
Filing date: 1990-07-10
Publication date: 1992-03-05
Anticipated expiration: 2011-03-13
Also published as: JPH0826599B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、カーテンウす一ルやトップライト（採光等の
ために鉄筋コンクリート建造物の吹き抜は部天井に設け
られる屋根材）等に使用される複層ガラスか脱落しない
ように支持する構造に関する。

（従来の技術）第６図は従来の複層ガラスの支持構造を室外偏から見た
図（カーテンウオールの場合は正面図、トップライトの
場合は平面図に相当する）で、第７図は第６図のＥ−Ｅ
断面図あり、複層ガラス１は、第７図にトップライトの
場合について示すように、２枚のガラス２．３間にスペ
ーサ４を介在させると共に、周囲をシール材（ストラク
チュアルシールと称される）５によりシールしてなる。

第７図のＡは複層ガラス１の室内側、Ｂは室外側である
、６はトップライトの鉄製ビームてなる構造材、７はア
ルミニウム押し出し型材てなる受け材であり、該受け材
７はボルト８とナツト９により前記構造材６の室外側に
取付けられる。１０は該受け材７の室外側に係合させて
固定される目板てあり、複層ガラスｌは、周囲の室内側
の面を受材７に緩衝材１１を介して支持させ、室外側の
面を前記目板ｌＯにスペーサ１２を介して支持させ、目
板ｌＯとガラス３との間をシール材（ウェザ−シールと
称される）１３てシールしてなる。

（発明か解決しようとする課題）上記従来の複層ガラスｌの支持構造をカーテンウオール
に適用した場合には、隣接する複層ガラス１．１間の目
板１０が複層ガラス１より室外側に突出し、かつ目板１
０の幅か複層ガラスｌ、１間の間隔よりかなり幅広とな
るため、外観上好ましくないという問題点かあった。

また、従来の複層ガラスの支持構造をトップライトに適
用した場合には、目板ｌＯとガラス３との間に塵埃２４
か溜まり、美観上好ましくないという問題点かあった。

また、目板１０か突出しているので、目板１０て囲まれ
た部分に水か溜まりやすい構造であり、また、金属てな
る目板１ｏとガラス３との間にシール材１３を接着させ
ているか、異種材料間はシール材の接着力か弱く、経年
劣化により水洩れを生じやすいという閂題点かあった。

本発明はこのような問題点に鑑み、外観上優れ、トップ
ライトに使用した場合に塵埃や水か溜まりにくい構造の
複層ガラスの支持構造を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明は、上記目的を達成するため、室内外のガラス間
にスペーサおよびシール材を介在させて一体化してなる
複層ガラスを支持する構造において、建築物の構造材に
受け材を固定し、該受け材に設けた室内外の支持支持部
間に緩衝材を介して複層ガラスの室内側ガラスを挟持し
、＃接する室外側パネル間をシール材で閉塞したことを
特徴とする。

また、前記支持部のうち室外側のものを、受け材と別部
材であって受け材に固定される押さえ材によって構成す
ることか好ましい。

また、前記受け材でガラスを直接支持するのてはなく、
該受け材に複層ガラスの板面方向に位置調整自在にそれ
ぞれ＃接する複層ガラスの端面を支持する押さえ材を取
付け、該押さえ材のガラス装着部に緩衝材またはシール
材を介して室内側ガラスの端部を装着し支持する構造と
しても良い。

（作用）本発明は、上記構造を有するのて、室内側ガラスは、支
持部間で挟持されて支持され、室外側ガラスは、室内外
ガラス間を一体化しているシール材を介して室内側ガラ
スに支持されることになる。室外側ガラスどうしがシー
ル材を介して接着されるため、実質的に突出する部分の
ないまたは少ない構造となり、かつ同材質である隣接ガ
ラスどうし強固に結合される。

（実施例）第１図は本発明による複層ガラスの支持構造の一実施例
をトップライトについて示す第２図のＣ−Ｃ断面図、第
２図は平面図てあって、！＄６図および第７図と同じ符
号は同じ構成部品を示す、第１図において、１４はアル
ミニウム型材からなる受け材てあり、該受け材１４は基
部１５をボルト８Σよびナツト９により、ビームでなる
建築物の構造材６に取付けられる。該受け材１４の中間
部には両側に突出したガラスの支持部１６を有し、該受
け材１４の先端にはねじ等の固定具１７により押さえ材
１８か受け材１４の両側に張り出すように取付けられる
。そして、受け材１４の支持部１６に形成された取付け
＄２０に一部を嵌め込んて取付けられる緩衝材１９と、
前記押さえ材１８に形成された取付は溝２１に一部を嵌
め込んて取付けられるゴム等でなる緩衝材２２を介して
、隣接する複層ガラスｌの室内側ガラス２の端部な挟持
し、支持する。室外側ガラス３は、室内側ガラス２と一
体化されるシール材（ストラクチュアルシール）５を介
して支持される。また、隣接する複層ガラスｌの室外側
ガラス３どうしは、シール材（ウェザ−シール）１３に
より結合され、かつ閉塞される。

この支持構造によれば、ｖｉ接する室外側ガラス３どう
しかシール材１３を介して接着されるため、実質的に突
出する部分のないような構造となり、全体か平面状をな
して美感か向上し、また、ガラスどうし、すなわち同じ
材質の材料かシール材１３により接着されるので、接着
強度が大となり、水洩れ等を起こしにくくなり、水や塵
埃の溜まりが防止される。

なお、押さえ材１８を受け材１４の一部として一体に形
成しても良いか、本実施例のように別体に構成して固定
具１７によって固定する構造とすることにより、押さえ
材１８を第１図の紙面の垂直方向に移動させて室外側ガ
ラス３．３間の隙間より固定具１７によって固定するこ
とかでき、作業性が良い。

第３図は本発明をカーテンウオールに適用した実施例で
あり、第４図に示すように、カーテンウオールの正面図
におけるＤ−Ｄ断面図である。

本実施例においては、構造材６にボルト８．ナツト９に
より取付けられる受け材２５に、それぞれ隣接する複層
ガラスｌの押さえ材２６．２７を上下方向（矢印Ｙて示
す）に沿って位ｔａｉ節自在に係合させている。すなわ
ち、押さえ材２６．２７の脚部２６ａ、２７ａを受け材
２５の室外側面の上下のコ状曲成部２５ａ、２５ｂに嵌
め込み、押さえ材２６．２７の断面コ状をなす部分にゴ
ム等の緩衝材２９．３０をそれぞれ装着しておき、各緩
衝材２９．３０に室内側ガラス２の下端２ａ、上端２ｂ
を嵌め込んでおり、ガラス２の重みにより、押さえ材２
６の脚部２６ａは上方のコ状曲成部２５ａにより荷重が
支持され、押さえ材２７の脚部２７ａは、取付は誤差等
により、下方のコ状曲成部２５ｂによって、室内外方向
の移動のみを止めるように支持する構造となっている。

３２．３３は前記押さえ材２６．２７と室外側ガラス３
との間に介在させたスペーサ、３５．３６は各押さえ材
２６．２７に取付けた二次シール材、３７はシール材１
３の室内側への浸入を防止する下地材である。

なお、このようにカーテンウオールを構成する場合には
、シール材５のみて室外側ガラス３の外れを防止するこ
とには不安かあるため、第４図に示すように、第７図で
示した目板ＩＯをガラス３．３間の縦溝部分を覆うよう
に取付けて複層ガラスｌを室外側から押さえている。

この構造によっても、目板１０を減少させることかてき
、外観が向上する。なお、この構造はトップライトに用
いることもできる。

また、このような支持構造とすれば、ガラス２．３の幅
、あるいは構造材６や受け材２５の取付は位置に多少の
ずれがあっても、その位置ずれに合わせて押さえ材２６
．２７の位置を調整することにより、無理なく容易に複
層ガラスｌを取付けることができる。

第５図は第３図の変形例てあり、押さえ材２６．２７に
、室内側ガラス２の室内側面を支持する支持部２６ｂ、
２７ｂと、室内側ガラス２の室外側面を支持する支持部
２６ｃ、２７ｃとを有する。また、室内側支持部２６ｂ
、２７ｂに設けた取付は溝に緩衝材３９．４ｏを嵌め込
んで取付け、該緩衝材３９．４０を室内側ガラス２の室
内側面に当て、室内側ガラス２の室外側面を支持する支
持部２６ｃ、２７ｃは、押さえ材２６．２７の位置調整
により両ガラス２．３の間に挿入し、両ガラス２．３間
と支持部２６ｃ、２７Ｃ間にシール材（ストラクチュア
ルシール）５を充填する。また、このシール材５と押さ
え材２６．２７間の接合強度を大とするため、支持部２
６ｃ、２７Ｃに予めシール材５と親和性のあるシール材
４１を、図示のように拡底＠２６ｄ、２７ｄヘシール材
４１を固定しておく等の機械的固定手段で固定しておく
ことにより、強固な結合が得られる。

なお、前記各緩衝材１９．２２．２９．３０．３９．４
０はシール材の機能も兼ねている。

以上本発明を実施例により説明したが、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において、複層ガラス構造材、受け材、
押さえ材、緩衝材、シール材等の具体的形状や構造やこ
れらの組合わせについて、種々の変更、付加が可能であ
る。

（発明の効果）請求項１によれば、複層ガラスの室外側ガラスの継目か
シール材によって閉塞された構造となり、継目かガラス
面と平面をなす構造か実現され、外観の優れたカーテン
ウオールやトップライト等が実現される。

また、室内側のガラスは室内外の支持部に挟持されて確
実に支持されると共に、室内側のガラスと室外側のガラ
スはスペーサとシール材を介して強固に保持され、かつ
隣接する室外側ガラス間もシール材で閉塞し結合してい
るので、全体として強固なガラス支持構造が実現される
。

請求項２によれば、押さえ材を室内側外側ガラス間に押
さえ材を挿入して受け材に固定することかできるため、
取付は作業か容易となる。

請求項３によれば、押さえ材て室内側ガラスの端部を支
持する構造とし、押さえ材は構造材に取付けられた受け
材に対してガラス板面方向に移動自在に取付けたのて、
各部材の寸法あるいは取付は誤差か存在する場合におい
ても、ガラス取付は作業か容易に行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による複層ガラスの支持構造の一実施例
をトップライトについて示す第２図のＣ−Ｃ拡大断面図
、第２図は該実施例の平面図、第３図は本発明による複
層ガラスの支持構造の一実施例をカーテンウオールにつ
いて示す第４図のＤ−Ｄ拡大断面図、第５図は第３図の
変形例図、第６図は従来の複層ガラスの支持構造を室外
側から見た図、第７図は第６図のＥ−Ｅｒｒ面図である
。１：複層ガラス、２：室内側ガラス、３：室外側ガラス
、４・スペーサ、５：シール材、６：構造材、１０　目
板、１４：受け材、１６：支持部。１８：押すエ材、１９：＠桁材、２２　：ｊｌ衝桁材２
５・受け材、２６．２７：押さえ材、２９．３０　ｗＪ
衝桁材３２．３３ニスペーサ、３５．３６二次シール材
、３９．４０：ＩＩＩＩＩ衝材、４桁材シール材特許出願人　トーヨーサッシ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１、室内外のガラス間にスペーサおよびシール材を介在
させて一体化してなる複層ガラスを支持する構造におい
て、建築物の構造材に受け材を固定し、該受け材に設け
た室内外の支持部間に緩衝材を介して複層ガラスの室内
側ガラスを挟持し、隣接する室外側ガラス間をシール材
で閉塞したことを特徴とする複層ガラスの支持構造。２、請求項１において、前記支持部のうち室外側のもの
を、受け材と別体に設ける押さえ材によって構成したこ
と特徴とする複層ガラスの支持構造。３、室内外のガラス間にスペーサおよびシール材を介在
させて一体化してなる複層ガラスを支持する構造におい
て、複層ガラスの構造材に受け材を固定し、該受け材に
複層ガラスの板面方向に位置調整自在にそれぞれ隣接す
る複層ガラスの端面を支持する押さえ材を取付け、該押
さえ材のガラス装着部に緩衝材またはシール材を介して
室内側ガラスの端部を装着し、室外側パネル間をシール
材で閉塞したことを特徴とする複層ガラスの支持構造。