JPH0469922A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0469922A
JPH0469922A JP2183622A JP18362290A JPH0469922A JP H0469922 A JPH0469922 A JP H0469922A JP 2183622 A JP2183622 A JP 2183622A JP 18362290 A JP18362290 A JP 18362290A JP H0469922 A JPH0469922 A JP H0469922A
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JP
Japan
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layer
gaas
layers
film
silicon substrate
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JP2183622A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Bito
尾藤 喜文
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体装置の改良に関し、特にシリコン基板上
に化合物半導体層を形成した半導体装置に関する。
(従来の技術) 各種半導体基板のうち、シリコン基板は比較的安価で大
面積化が可能であるが、性能的および機能的には、Ga
Asなどの化合物半導体の方がすぐれている。ところが
、化合物半導体結晶は一般に高価であり、大面積で高品
質な結晶基板はほとんど得られないという問題かある。
そこで、近時は、両者の特徴をそれぞれ活かすべく、シ
リコン基板上にGaAs膜なとの化合物半導体層を形成
して各種デバイスを形成することが種々試みられている
ところが、シリコン結晶と化合物半導体結晶とは、格子
定数が相違することから、シリコン基板上に化合物半導
体層を形成すると、格子定数の相違に起因する不整合転
位が必ず発生する。この転位は少数キャリアの再結合中
心として作用するため、少数キャリア寿命の大幅な減少
を引き起こす。
したがって、半導体発光素子などのように少数キャリア
を用いる半導体装置では、電気的および光学的にその性
能が著しく低下することになる。
したがって、このような不整合転位はできるだけ減少さ
せなければならない。
不整合転位を低減させる一つの方法として、選択成長法
がある。すなわち、シリコン基板の表面にシリコン基板
の一部が露出するように酸化シリコン膜や窒化シリコン
膜を形成して、シリコン基板の露出部にだけGaAs膜
をエピタキシャル成長させることによって小面積単位で
内部応力をできるだけ発生させないようにして成長させ
る方法である。
しかしながら、このような選択成長法でGaAs膜を形
成したとしても、シリコン基板とGaAs膜との界面領
域では、StとGaAsの格子定数の差により高密度の
不整合転位が発生し、その一部は成長中に成長方向に伝
播し、成長層を貫通する。特に成長終了後成長温度から
室温への降温中にシリコン基板とGaAs層間の熱膨張
係数の大きな相違による応力は成長方向への転位の伝播
を太き(作用するため、転位は表面近傍の活性層形成領
域まで到達する。SiとGaAsの界面領域で発生した
不整合転位の密度は約10 ”cm−”であり、GaA
sを3μm積層した後のGaAs表面まで到達した転位
の密度は約10”cm−”程度の高転位密度であること
が知られている。
また、不整合転位を低減させる他の方法として、GaA
s層内に、例えばInGaAs膜とGaAs膜などから
成る歪超格子層を介挿することも提案されている。歪超
格子とは、格子定数が異なる2種類の半導体薄膜を交互
に積層した構造であり、−層毎の層厚が薄いので格子は
歪みながらも連続的に接続される性質を持つ。この不整
合により生じる格子の歪応力が転位線の伝播を阻止する
ように作用すると考えられている。すなわち、半導体の
上に格子定数の異なる半導体を極く薄く成長させた場合
、上層の半導体は歪応力を受けながらも下層の半導体層
の格子に連続的に接続する。この場合、下層の半導体も
歪応力を受けており下層の半導体を伝播する転位は、こ
の歪応力により横方向に曲げられて上層の半導体に伝播
する。そして上層の半導体の層厚が増すにともなって歪
応力も大きくなり、転位の曲がりも大きくなり、特に上
層の半導体の層厚を格子不整合転位を発生する臨界層厚
以下に制御することによって、相対する転位が繋がる機
会が多くなり、転位か低減する。
ところが、このような歪超格子層をGaAs膜に形成し
たとしても、シリコン基板とGaAs膜との間で発生し
た不整合転位は3XIO”cm−”までしか低減させる
ことができず、実用化には支障がある。
本発明は、このような背景のもとに案出されたものであ
り、シリコン基板上にGaAs膜をエピタキシャル成長
させたとき、GaAs膜中に残留する転位密度を一層低
減させて高品質の半導体装置を提供することを目的とす
るものである。
(発明の構成) 本発明によれば、シリコン基板上に透孔部を有する被覆
層を形成するとともに、この透孔部に化合物半導体層を
気相成長させた半導体装置において、前記化合物半導体
層内にInz Gap−x As層とGaAs層とから
成る歪超格子層、もしくはrny Gap−、As層と
I n t G a l−g A s層(2≠y)とか
ら成る歪超格子層を形成して成る半導体装置が提供され
、そのことにより上記目的が達成される。
(作用) 上記のように構成することより、シリコン基板とGaA
s膜の界面領域で発生する歪応力をできるだけ減少させ
るとともに、発生した歪応力は歪超格子層で吸収するこ
とによって、貫通転位密度を低減させることができる。
(実施例) 以下、本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る半導体装置の一実施例を示す断
面図であり、】はシリコン基板、2はシリコン基板l上
に形成されたGaAs膜である。
前記シリコン基板1は(100)面から(001)面に
2°オフして切り出した単結晶シリコン基板で構成され
る。このシリコン基板lは、従来周知の単結晶製造法に
よって形成される。
前記シリコン基板l上には、酸化シリコン膜(Sin)
または窒化シリコ”ン膜(SiN)などから成る被覆層
2が形成されている。この被覆層2を酸化シリコン膜で
構成する場合は、シランガス(SiH,)2笑気ガス(
N、O)とをグロ・・放電分解して堆積4るプラズマC
V 1.’1法で形成される。また、窒化シリコン膜で
構成する場合は、。
シランガスとアンXニアガスとをグロー放電分解して堆
積するプラズマCVDで形成される。
前記被覆層2には、シリコン基板1の一部が露出するよ
うに透孔部2aが形成されている。この透孔部2aは、
被覆層2Q〕一部を!−[F/ N I−(4溶液なと
でエツチング除去することにより形成1さねる。この透
孔部2aは、透孔部2aの面積比と非透孔部どの面積比
が、2.5:1以上になるように形成される。なぜなら
、後述するGaAs膜を形成する際に、熱処理を加え転
位密度低減の効果を出すためである。また、透孔部2a
は、平面視した形状が矩形状であって、矩形状の一辺の
長さが50へ・100μmに選ばれる。
面記透孔部2a内には、GaAs膜:(か形成される。
このGaAs膜3は、二段階成長法や熱り゛ビクル法な
どを適宜採用して厚み1〜3μm程度にMOCVD法な
どで形成される。ずなわぢ、MOCVD装置内を900
〜1000°Cで−・旦加熱した後に、400〜450
°Cに上゛げてGaAs膜3aを厚み0.2〜1μm程
度成長させるとJもに600〜・750℃に上げてさら
に0.8〜2゜8μm程度G a A s膜3bを成長
させ(二段階成長法)、次に300−900℃で温度を
)下させ(熱勺イクル)、熱膨張係数に起因Jる内部応
力を発生させる。このように二段階成長法や熱→」ビク
ル法でG a A s膜3を形成することにより、シリ
コン基板lとGaAs膜3の界面領域で発生するミスフ
ィツト転位をある程度低減できるとともに、透孔部2a
を上述のような大きさに形成して透孔部2aごとにGa
As層3を堆積フることに、より、GaAs結晶層3と
シリコン基板1どの間の熱膨張率の相違に基づく熱応力
は、GaAs結晶層3の個々の占有面積によって規定さ
れる大きさどなり、シリコン基板1の与える影響はil
’及的に抑制され、熱応力に起因する転位の発生も抑制
される。
前記C; a A s Jl!! :3上に、歪超格=
f″−層4を形成”?る。この歪超格子層4は、I n
 II G a + −x A S層とGaAs層、も
しくはI n y G a +−s、A S層とI n
 m Cy a l−I A S層ど4交11:に複数
層積層し、で構成している。この場合、ぞれぞriの層
の弾性限度を考慮しで、I n、Ga1−x A、s層
おJ、びI ny Gap−、As層は60(]人程度
の厚みに、まl、・GaAs層およびI n、Ga、、
−、、As層は100人程程度厚みに形成される。In
、Gan□As層どGaAs層、もしくはI n y 
G a 11.A s層とInzGa1、As層は、そ
tlぞれ3層・−1゜層づつ程度積N4″ればよい。な
お“、InGaAs膜の混晶比x、y’、zは、O<x
、 y、、z (z#y)く1の範囲で適宜選択する4
:とができる。、−のようなInGaAs膜は、720
°Cの成長温度でキャリアガスとしてH,ガスを用いる
とともに、原料ガスとしてA s E(2ガス、TMG
a (Ma)ガス、TMIn(Ma)ガスを用いるM 
OCV 1111)法により形成される。この場合、T
MGaガスとTMInガスどの流量比で・インジウム(
In)の混晶比x、y、zを決定すればよい。
前記歪超格子層4十に、第2のGaAs層5を形成する
。この第2のG a A s M 5も例えばMOCV
D法により形成される。
なお、 f−記のような歪超格子層4は、2層以上形成
してもよい。2層以上形成することにより、歪応力を分
断して吸収できることから、貫通転位密度はより低減で
きる。
また、本発明に係る半導体装置は、例えば半導体発光素
子のバッファ層などどして用いら第1る。
第2図は、本発明に係る他の実施例を示す断面図である
。この実施例によれば、シリコン基板11」−5に、酸
化シリコン膜や窒化シリコン膜などから成る被覆層12
を形成し、この被覆層12中(,1、シリコン基板11
の一部が露出するように酸化シリコン膜や窒化シリコン
膜の透孔部12aを形成するとともに、この透孔部12
a内に、酸化シリコン膜や窒化シリコン膜が複数残った
島状部分12bを形成したものである。この島状部分1
2 bが形成された透孔部12aで、GaAs膜1:(
を、二段階成長法や熱サイクル法などを適宜採用して厚
み1〜3μm程度にMOCVD法などで形成する。すな
わち、MOCVD装置内を900〜1000℃で一旦加
熱した後に、400〜450°Cに下げてGaAs膜1
3aを厚み0.2〜1μm程度成長させるとともに60
0〜750℃に上げてさらにGaAs膜13bを0.8
〜2.8μm程度成長させ(二段階成長法)、次に30
0〜900℃で温度を上下させ(熱サイクル)、熱膨張
係数に起因する内部応力を発生させる。このように島状
部分12bを埋め込むようにGaAs層13を形成する
と、島状部分12bを越えて横方向に結晶が成長し、シ
リコン基板11の界面から延びる貫通転位の影響が現れ
ず、貫通転位密度を格段に低減できる。
前記GaAs膜13上に、歪超格子層14を形成する。
この歪超格子層14は、InヨGa+−xAs層とGa
As層、もしくはIn、Ga+−y As層とIn、G
a+−、As層とを交互に複数層積層して構成している
。この場合、それぞれの層の弾性限度を考慮して、In
ヨG a I−x A s層およびInアG a +−
アAs層は600人程程度厚みに、またGaAs層およ
びI n x G a +−x A s層は100人程
程度厚みに形成される。I n x G a +−エA
s層とGaAs層、もしくはI n y G a +−
7AS層とIn、Ga+−m As層は、それぞれ3層
〜10層づつ程度積層すればよい。なお、InGaAs
膜の混晶比x、y、zは、0<x、y、z(zf=y)
<1の範囲で適宜選択することかできる。このようなI
nGaAs膜は720°Cの成長温度で、キャリアガス
としてH2ガスを用いるとともに、原料ガスとしてA 
s Hsガス、TMG a(Ma)ガス、TMIn (
Ma)ガスを用いるMOCVD法により形成される。こ
の場合、TMGaガスとTMI nガスとの流量比でイ
ンジウム(In)の混晶比x、y、zを決定すればよい
前記歪超格子層14上に、第2のGaAs膜15膜形5
する。この第2のGaAs層13も例えばMOCVD法
により形成される。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る半導体装置によれば、シリ
コン基板上にシリコン基板の一部が露出するように被覆
層を形成するとともに、このシリコン基板上の露出部に
化合物半導体層を気相成長させた半導体装置において、
前記化合物半導体層内にI n ! G a + −x
 A s層とGaAs層とから成る歪超格子層、もしく
はInアG a +−y A s層とI n z G 
a I−g A s層(Z≠y)とから成る歪超格子層
を形成して成ることから、シリコン基板上にGaAs膜
をエピタキシャル成長させたとき、GaAs膜中に残留
する転位密度を一層低減させて高品質の半導体装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半導体装置の一実施例を示す断面
図、第2図は他の実施例を示す断面図である。 3.13   :GaAs層 4.14  :歪超格子層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  シリコン基板上に透孔部を有する被覆層を形成すると
    ともに、この透孔部に化合物半導体層を気相成長させた
    半導体装置において、前記化合物半導体層内にIn_x
    Ga_1_−_xAs層とGaAs層とから成る歪超格
    子層、もしくはIn_yGa_1_−_yAs層とIn
    _zGa_1_−_zAs層(z≠y)とから成る歪超
    格子層を形成して成る半導体装置。
JP2183622A 1990-07-10 1990-07-10 半導体装置 Pending JPH0469922A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459331A (en) * 1993-05-10 1995-10-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device, heterojunction bipolar transistor, and high electron mobility transistor
JP2009177168A (ja) * 2007-12-28 2009-08-06 Sumitomo Chemical Co Ltd 半導体基板、半導体基板の製造方法および電子デバイス

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