JPH0466964A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、感光体等の像担持体に画像を形成する電子写
真複写装置、同プリンタ等の画像形成装置に関するもの
である。

〔背景技術〕

例えばレーザプリンタ等の電子写真装置においては、像
担持体としての感光体と感光体に画像光を照射するレー
ザ光学系との位置精度はもちろんのこと、感光体に転写
材を搬送する搬送手段と感光体との平行度、さらには、
前記感光体に圧接して回転し、転写材に画像を転写する
転写ローラと感光体の平行度も重要である。

なぜならば、この平行度が正確に保たれていないと画像
が転写材に対して傾いてしまうからである。

レーザ光学系と感光体の位置精度をだすために、感光体
支持部およびレーザ光学系のレーザスキャナを支持する
支持部を一体成型体で構成することは、すでに知られて
おり、すぐれた効果を発揮している。第４図は、このレ
ーザビームプリンタの概略断面図である。

ここで１はプロセスカートリッジで、内部に感光体１５
、および像形成のためにこの感光体に作用する作用手段
である現像器２５、−吹寄電器２３、クリーニングユニ
ット９を収容する。６はレーザ光学系で、内部に回転多
面鏡、結像レンズ、レーザ光源ユニット等を収容する。

２６は、感光体に形成された像を転写材Ｓに転写する転
写ローラであり、感光体に転写材を圧接して回転する。

１１は定着ユニットで定着ローラ１１−１を収容する。

７は光学ユニット６およ°びプロセスカートリッジｌ及
びその中の感光体重５を支持する一体成型からなる本体
フレームであり、２０．２１は転写シートＳを給送する
給紙ローラである。このレーザビームプリンタでは紙等
の転写材のジャム処理およびプロセスカートリッジ交換
のために、左側本体に対して右側本体が搬送ユニット１
００として分割して開く構造となっている。第５図はこ
れが開いた状態を示す図である。

この様な構造の装置では、ジャム処理や、プロセスカー
トリッジの交換のために感光体を有する左側本体に対し
て前記転写ローラ２６が搬送ユニット１００と一体とな
って回動して分割開放することが必要であり、さらに給
紙ローラ５も搬送ユニットと一体となって回動した方が
ジャム処理がやりやすい。

〔発明が解決しようとしている課題〕

しかしながら、上述したように、転写ローラ２６や給紙
ローラ２０を、像を形成する感光体から分割可能な構成
とすると、通常の画像形成を行なうときにこれらの位置
精度、特に感光体２２に対する平行度を出すことが難か
しく、印字精度が低下し易（なる。さらに、印字精度が
低下しないようにするためには、高剛性をもった本体の
開閉ユニットと、高い組付精度が必要となり、コストア
ップにつながってしまう。

〔発明の目的〕

本発明は、上記の点に鑑み成されたものであり、位置精
度を保ち、良好な画像を形成できる画像形成装置を提供
することを目的とする。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するために本発明は、像担持体を有する
第１筺体と、像形成のために像担持体に作用する作用手
段を有する第２筺体と、を備え、上記第１筺体と上記第
２筺体とが分割可能に設けられた画像形成装置において
、上記第１筺体は、上記像担持体を上記第１筺体に位置
決めする第１位置決め部と、上記作用手段を上記第１筺
体に位置決めし、上記第１位置決め部と一体成型された
第２位置決め部と、を有することを特徴とするものであ
る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。

尚、第４図、第５図と同一部材（こは同一番号を符しで
ある。

第１図（ａ）、第１図（ｂ）は、本発明の画像形成装置
に適用可能な基台の斜視図を示している。

第１図（ａ）において第１筺体である基体７は型枠によ
り一体成型されたモールド成型品である。６はレーザを
発生偏光させるレーザスキャナユニットである。

基体７は更に、プロセスカートリッジ及び感光ドラムが
位置決めされる第１位置決め部１２１を有する。このプ
ロセスカートリッジの位置決め部１２１は、像担持体で
ある感光ドラム１２１ａの位置決め部１２１ａと、プロ
セスカートリッジの位置決めを保持する保持部１２１ｂ
を有する。この感光ドラム及びプロセスカートリッジの
位置決め機構については後に詳述する。

また第１図（ｂ）に示すように基台７は更に、転写材を
搬送する搬送ユニット１００の位置決めを行う位置決め
部１３１ａ、　１３１ｂを有する。第２筺体である搬送
ユニット１００は１３１ａを回転中心として図中矢示Ａ
方向に開閉可能であり、搬送ユニット１００を閉じる際
は、ロックレバ−１３２が位置決め突起１３１ｂにフッ
クすることにより閉状態が位置決め保持される。この搬
送機構についても後に詳述する。

第１図（ｂ）を用いて更に説明する。

１４０は帯電器、現像器等に高圧を供給する高圧電源、
１４１は制御回路等に直流電圧を供給するＤＣ電源、１
４２はプロセスカートリッジに高電圧を供給するための
高圧端子で、プロセスカートリッジを挿入するとプロセ
スカートリッジ側の端子２０４（第２図（ａ））と接触
する。１４４は不図示の搬送系のローラや感光ドラムを
駆動するためのメインモータからの駆動によって回転す
る感光ドラム駆動ギアである。

次に、感光ドラム、プロセスカートリッジの位置決め支
持機構について説明する。

第２図は第１図の第１筺体である基台に着脱可能なプロ
セスカートリッジを示す図で、第２図（ａ）は斜視図、
第２図（ｂ）は感光ドラムの支持を説明する部分斜視図
、第２図（Ｃ）は簡易断面図である。

尚、このプロセスカートリッジは、感光体の他に像形成
のために感光体に作用する作用手段である一次帯電器、
現像器、クリーニング器を有するが、第２図では省略し
である。また、これに限らずプロセスカートリッジは、
感光体と上記作用手段のうちの少な（とも１つを備えて
いれば良い。

第２図（ａ）に示される通り、感光ドラム１５を有する
プロセスカートリッジ２００は枠体２０１によっておお
われると共に、この枠体２０１のドラム１５側の下部は
紙ガイド部２０２を形成し、転写材が感光体に向かうの
を案内している。

２０３は感光ドラム端部に設けられたギアで基台側に設
けられたドラム駆動ギア１４４と係合し、ドラム駆動ギ
ア１４４の回転により感光ドラムは回転する。

２０４は前述した高圧端子である。

２０５は感光ドラム１５を支持する支持ピン、２０６は
感光ドラム及びプロセスカートリッジの第１筺体に対す
る位置決めを行うための位置決め部であり、この位置決
め部２０６が第１筺体側の位置決め部１２１に挿入固定
されることにより本体に対する位置決めが行われる。

このプロセスカートリッジに設けられた位置決め部２０
６は、感光体の位置決めを行うための位置決め部分２０
６ａと、プロセスカートリッジの傾きなどを防止する位
置決め部分２０６ｂとクリック部２０６ｃを有する。

２０６ａは感光体と同心の円弧状で、第１筺体側位置決
め部１２１ａと係合することにより位置決めされる。

クリック部２０６ｃは本体側保持部１２１ｂに対して弾
性的に係合することにより、軽い負荷でプロセスカート
リッジが移動することを防止している。

このクリック部により、装置に軽い振動が加わった際の
、カートリッジの位置ずれによる画像の劣化を防止する
ことができる。当然、クリック部による弾性保持力は、
操作者がプロセスカートリッジを着脱する際には、はと
んど障害にはならない程度の力である。

この位置決め部２０６はプロセスカートリッジの枠体２
０１と一体成型されている。ただし、クリック部２０６
ｃは弾性を付加するべく約１ｉｎｃｈ程度枠体との間に
わずかな間隙を設けるべく構成されている。

第２図（ｂ）で感光ドラムを支持する機構について説明
する。

感光ドラム１５の側壁の中心には位置決め穴１５ａが設
けられている。この位置決め穴には支持ピンの位置決め
突起２０５ａが挿入されることにより感光ドラムの回転
中心位置が決定される。

支持ピン２０５はプロセスカートリッジの枠体２０１に
ねじ２０７で固定される。支持ピン２０５の円弧径は、
感光ドラムの位置決め部２０６ａの円弧の内径と等しい
か又はきわめてわずかに大きく設けられ、がたの発生を
防止することにより位置決め精度を向上させている。

第２図（ｃ）にこの支持機構の断面を示す。

図中、左側の支持ピン２０５は電極２０５ｂを有してお
り、この電極２０５ｂにより感光ドラムのアースをとっ
ている。

次に第１図（ｂ）により第２筺体である搬送ユニットに
ついて説明する。

この搬送ユニット１００は感光ドラムに転写作用する作
用手段である転写ローラ２６を備えており、この転写ロ
ーラは搬送ユニット１００が閉じた状態の時は、前記基
台部７前面に設けられ転写ローラを基台に位置決めする
軸受部１４５にかん合しており、前記感光体１５に対し
十分な精度をもった位置に保持されている。これにより
転写が正しく行なわれ、又、転写時に転写材が斜行する
こともなくなり、高品質の印字が得られる。

さらに、前記転写ローラ２６に転写材を供給する給紙ロ
ーラ２０．２Ｉも基台７の位置決め部１４７にかん合し
ており、第１筺体に位置決めされるためその平行度は感
光体Ｉ５、転写ローラ２６に対して十分な位置精度をも
っている。

転写材が給紙ローラどうしが接触する給紙位置および感
光体と転写ローラが接触する転写位置でジャムした時は
、第１図（ｂ）のごとく第２筺体である搬送ユニット１
００を第１筺体である基台に対して分割開放することに
よりジャム処理が可能である。

次に、記録プロセスについて第４図を用いて説明する。

半導体レーザから出射した記録情報に応じて変調された
レーザビームは、例えば帯電ローラ２３のような一次帯
電器により均一に帯電された感光体１５上を走査する。

このレーザ露光により感光体表面に形成された静電潜像
は現像器２５により顕像化される。この現像像は、搬送
手段により搬送されたシートなどの転写材へ、電圧が印
加された転写ローラが転写材の裏側に接触して転写され
る。この転写ローラは、感光体との間に転写材が存在し
ないときには、感光体と接触するように設けても良いし
、転写材の厚さよりも小さい間隙を感光体との間に有す
るように設けても良い。

現像像が転写された転写材は定着手段１１により定着さ
れた後、機外に排出される。

以上、本発明を実施例に基づき説明したが本発明はこの
実施例に限定されるものではなく技術思想内であらゆる
変更が可能である。

例えば、偏向手段としてはホログラムやカルバノミラー
等でも良いし、光ビーム発生源としてＨｅ−Ｎｅレーザ
等の使用が可能である。

また、上記実施例では第１筺体と分割する第２筺体側に
像担持体に作用する手段として転写ローラを設けたが、
これに限らず例えば第２筺体側に作用手段である一次帯
電器、現像器を設けることも可能である。

本発明の他の実施例としては、さらに次のものが考えら
れる。第３図はその例であるが、給紙ローラ２０が前記
搬送ユニット１００に組付けられており、搬送ユニット
と共に回動可能になっている。そのため、ジャム処理の
場合には給紙部分につまった紙を処理しやすい。この場
合、搬送ユニツ）１００を閉じると給紙ローラ２０は、
前記基台７に設けられた位置決め部である軸受部１４６
にかん合しており、感光体１５および転写ローラ２６の
両者に対し、十分な位置精度を保っている。

〔発明の効果〕

以上説明した通り、本発明によれば組げに高精度は必要
でなく、また一体成型により容易に位置精度がだせるた
め、高品質の記録画像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の実施例に適用可能な基台を示す
斜視図、 第１図（ｂ）は第１図（ａ）の基台に搬送ユニットを取
付けた状態を示す斜視図、 第２図（ａ）はプロセスカートリッジを示す斜視図、 第２図（ｂ）はプロセスカートリッジの感光ドラムの支
持を示す部分斜視図、 第２図（Ｃ）はプロセスカートリッジの簡易断面図、 第３図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第４図は従
来技術を示す断面図、 第５図は第４図の装置の搬送ユニットを開放した時の断
面図である。 図において、 １５・・・感光ドラム １００・・・搬送ユニット ６・・・スキャナユニット ２００・・・プロセスカートリッジ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）像担持体を有する第１筺体と、像形成のために像
   担持体に作用する作用手段を有する第２筺体とを備え、
   上記第１筺体と上記第２筺体とが分割可能に設けられた
   画像形成装置において、 上記第１筺体は、上記像担持体を上記第１筺体に位置決
   めする第１位置決め部と、上記作用手段を上記第１筺体
   に位置決めし、上記第１位置決め部と一体成型された第
   ２位置決め部と、を有することを特徴とする画像形成装
   置。 （２）上記作用手段は、上記像担持体の像を転写材に転
   写するために転写材の裏側に接触する転写手段であるこ
   とを特徴とする請求項（１）記載の画像形成装置。 （３）上記転写手段は、回転体であることを特徴とする
   請求項（１）又は（２）記載の画像形成装置。 （４）上記装置は、上記転写材を搬送する搬送手段を有
   し、上記第１筺体は、上記搬送手段を上記第１筺体に位
   置決めするために、上記第１及び第２位置決め部と一体
   成型された第３位置決め部を有することを特徴とする請
   求項（２）又は（３）記載の画像形成装置。（５）上記
   第２筺体は、上記搬送手段を有することを特徴とする請
   求項（４）記載の画像形成装置。 （６）上記第１筺体は、これに対して着脱可能に設けら
   れたプロセスカートリッジを有し、このプロセスカート
   リッジには上記像担持体と像形成のために上記像担持体
   に作用する少なくとも１つの作用手段とが設けられたこ
   とを特徴とする請求項（１）乃至（５）記載の画像形成
   装置。