JPH046559A - ペリクルの透過率測定方法 - Google Patents

ペリクルの透過率測定方法

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JPH046559A
JPH046559A JP2108004A JP10800490A JPH046559A JP H046559 A JPH046559 A JP H046559A JP 2108004 A JP2108004 A JP 2108004A JP 10800490 A JP10800490 A JP 10800490A JP H046559 A JPH046559 A JP H046559A
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JP
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pellicle
transmittance
light
incident
photomask
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Application number
JP2108004A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ogoshi
大越 健
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ペリクルが装着されたフォトマスクにおいて
、ペリクルの透過率を測定する方法に関する。
[従来の技術] 半導体装置製造などのフォトエツチング工程で使用され
るフォトマスクには、前記フォトマスク上の異物が投影
露光時に転写され、パターン不良を引き起こすことを防
止するために、一般的にペリクルが装着されている。
第5図は、ペリクルが装着されたフォトマスクを示す図
である。ペリクル(53)は、ニトロセルロースに代表
される透明薄膜からなり、アルミ合金などからなるペリ
クル枠(52)を介して、フォトマスク(51)から−
定の距離をおいて、前記フォトマスク(51)上のパタ
ーン部を覆って固定される。前記ペリクル(53)は、
露光や異物検査の際に光束を透過し徐々に劣化していく
。最近、高性能なi線専用ペリクルやg、i共用ペリク
ル等が実用化されているが、特にi線縮小露光装置を用
いる場合、現在主流のg!!!縮小露光装置に比ベペリ
クルの劣化が激しい。ペリクルの劣化が激しくなると、
その部分におけるペリクルの透過率が低下し、異物検査
装置での異物検出能力の低下や縮小露光装置での照度低
下などにつながるために管理する必要がある。
第4図は、従来の反射板を装着したフォトマスクの概略
図である。
ペリクル(41)は、まず、ペリクル枠(43)に接着
され、更に、このペリクル枠(43)がフォトマスク(
44)に接着剤を介して接着固定されている。ここで反
射板(45)を露光部分に設けることができないので、
このペリクルとペリクル枠に覆われる領域のパターニン
グされた領域(42)の外側にペリクル(41)の透過
率測定用の反射板(45)が装着されている。
ペリクルの透過率測定方法は、He−Neレーザー(波
長: 632.8nm)の入射光(46)がペリクル(
41)の非露光部を透過し、反射板(45)によって反
射され、再びペリクル(41)の非露光部を透過し検出
器(48)によって、反射光(47)の強度を検出し、
入射光(46)の強度、反射板(45)での光の減衰を
考慮した上で算出される。具体的な透過率の算出方法は
以下の通りである。
I  *T +”R= I R・・・■■1:入射光の
強度、■、二反射光の強度T、:ペリクルの透過率、R
:反射板の反射率■の式においてI (反射光の強度)は、 反射板の反射率)は、 おくことにより、T。
求めることができる。
(入射光の強度)、■。
測定により求め、R( 定数として予め求めて (ペリクルの透過率)を [発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来方法では、以下のような課題を有す
る。
ペリクルの透過率測定方法におい、て、その入射角度に
より実際には、投影露光や異物検査によって表面劣化し
ている部分の外側を測定している。透過率測定の必要性
は、ペリクルの表面劣化による透過率の変化を測定する
ことより投影露光や異物検査の時に最適な光束の強度補
正をするためにペリクルの露光部を直接測定する必要が
ある。
そこで本発明は、このような課題を解決するもので、そ
の目的とするところは、ふおとマスクに装着したペリク
ルの投影露光や異物検査により表面劣化される部分を直
接、透過率測定することにある。
[課題を解決するための手段] (1)ペリクルを装着したフォトマスクにおいて、ペリ
クルに覆われる領域にある、前記フォトマスクの少なく
とも1ケ所に反射板を設け、透過率を測定するための光
束をあるム定の角度で前記反射板へ入射し、その入射光
または、反射光の何れか一方を前記ペリクルの露光領域
を透過し、他の一方を露光領域外を通過させ、前記反射
板によって反射された前記光束のべυクル透過後の強度
を測定し、更に前記光束のペリクル入射前の強度と前記
反射板の反射率から前記ペリクルの露光領域の透過率を
算出することを特徴とする。
(2)請求項1記載のペリクルの透過率測定方法におい
て、反射板にγ−A1203の誘電体皮膜を用いた誘電
体ミラーを使用することを特徴とする。
(3)請求項1記載のペリクルの透過率測定方法におい
て、透過率を測定するための光束の入射角度を任意に変
化させることにより、入射光、反射光共に露光領域外の
ペリクルを透過する事により前記ペリクルの露光領域以
外の透過率を測定した後、入射光の入射角度を変化させ
、入射光または、反射光のどちらか一方を前記ペリクル
の露光領域を透過し、前記ペリクルの露光領域外の透過
率測定結果を基に、前記ペリクルの露光領域の透過率を
測定することを特徴とする。
[実施例] (1)第1図は、本発明測定方法の一実施例を示す図で
ある。
従来技術と同様に、ペリクル(11)は、ペリクル枠(
13)に接着されており、更にこのペリクル枠(13)
がフォトマスク(14)に接着固定されている。このフ
ォトマスクのペリクルとペリクル枠に覆われる領域のパ
ターニングされている部分(12)の外側に円形の反射
板が取り付けられている。この図において、実際に透過
率が問題になる領域は、露光や異物検査などで劣化の激
しいペリクル(19)面である。つまり、劣化の激しい
ペリクル(19)面の外側は露光や異物検査の際に問題
とならない。
透過率測定用の10μmに絞られたHe−Neレーザー
の入射光束(16)図の様に斜めから入射し、反射板(
15)によって反射させる。反射光(17)は、投影露
光や異物検査で劣化したペリクル面(19)を透過し検
出器(18)で反射光の強度が検出される。
このことにより、以下のような利点が得られる。
第1図に示した測定方法により、入射光(16)がある
一定角度から入射されるため、反射光は、本来、最も劣
化の激しいペリクル面(19)を透過する。このため、
従来の測定方法によるペリクル(11)の透過率を予め
測定しておき、それを定数とし、更に反射板(15)で
の入射光束(16)の減衰を考慮することにより、劣化
の激しいペリクル面(19)の透過率を算出することが
できる。
具体的な透過率の算出方法は、以下の通りである。
I 1本T I”T 2”R=  I R・ ・ ・ 
■工1:入射光の強度、■R=反射光の強度T、:露光
エリヤ外のペリクルの透過率T2:劣化の激しい露光エ
リヤのペリクルの透過率 R:反射板の反射率 ■の式において1.(入射光の強度)、工。
(反射光の強度)は、測定により求め、R(反射板の反
射率)は、定数として予め求めておく。また、T、(ペ
リクルの透過率)を従来技術により、測定しておけばT
2(劣化の激しい露光エリヤのペリクルの透過率)を算
出することができる。劣化の激しいペリクル面の透過率
を算出することにより、異物検査装置や縮小露光装置に
おいて、使用光源の最適な強度補正ができるためにより
安定した検査や露光をすることができる。
これとは、逆に第2図のように入射光束(27)を劣化
の激しいペリクル面(29)から入射し、反射光を露光
領域外のベリクール面(21)を透過することによって
、劣化の激しいペリクル面の透過率を算出する方法によ
っても同様の効果が得られる。
(2)前述の実施例において、反射板にγ−Al、03
の誘電体皮膜を用いることにより、反射板の反射率をほ
ぼ100%にすることができるため、前述の0式でのR
(反射板の反射率を省略することができる。
(3)第3図は、前述の本実施例において、10μmに
絞ったHe−Neレーザーの入射光(36)の入射角度
を任意に変化させることにより、まず露光領域外の劣化
していないペリクル面(31)に入射光、反射光を透通
させ、透過率を従来の技術の0式ように算出し、そのペ
リクル(31)の透過率を定数とした後に、入射光束(
36)の入射角度を変化させ、露光などにより劣化の激
しいペリクル面(39)に反射光束(37)を透過させ
ることにより、前述の方法で算出した定数を0式に代入
することにより、より正確な劣化部分のペリクル(39
)の透過率を算出することができる。
以上、本発明の一実施例を述べたが、これ以外にも 1)γ−AL202以外の誘電体被膜を用いる。
2)測定光に露光波長を用いる。
3)反射板を複数個、設けることにより測定精度をあげ
る。
4)実施例(3)とは逆に、劣化したペリクル面を透過
した反射光の強度を測定した後に、劣化していないペリ
クル面を測定して、劣化したペリクル面の透過率を測定
する。
などについても、本実施例と同様の利点が得られること
はいうまでもない。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、 (1)ペリクルを装着したフォトマスクにおいて、ペリ
クルに覆われる領域にある、前記フォトマスクの少なく
とも1ケ所に反射板を設け、透過率を測定するための光
束をある一定の角度で前記反射板へ入射し、その入射光
または、反射光の何れか一方を前記ペリクルの露光領域
を透過し、他の一方を露光領域外を通過させ、前記反射
板によって反射された前記光束のペリクル透過後の強度
を測定し、更に前記光束のペリクル入射前の強度と前記
反射板の反射率から前記ペリクルの露光領域の透過率を
算出する。
(2)請求項1記載のペリクルの透過率測定方法におい
て、反射板にγ−A1203の誘電体皮膜を用いた誘電
体ミラーを使用する。
(3)請求項1記載のペリクルの透過率測定方法におい
て、透過率を測定するための光束の入射角度を任意に変
化させることにより、入射光、反射光共に露光領域外の
ペリクルを透過する事により前記ペリクルの露光領域以
外の透過率を測定した後、入射光の入射角度を変化させ
、入射光または、反射光のどちらか一方を前記ペリクル
の露光領域を透過し、前記ペリクルの露光領域外の透過
率測定結果を基に、前記ペリクルの露光領域の透過率を
測定することにより、 本来、投影露光装置や異物検査装置により、光束が透過
され、最も劣化が激しく透過率変化が大きいペリクル面
を直接測定することができるという効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は、本実施例の測定方法を用い
たペリクルを装着したフォトマスクの断面図である。 第4図は、従来技術の測定方法によるペリクルを装着し
たフォトマスクの断面図である。 第5図は、ペリクルを装着したフォトマスクの図である
。 ペリクル クロムパターン面 ペリクル枠 フォトマスク 反射板 入射光束 反射光束 検出器 劣化の激しいペリクル面 21 ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 25 ・ 26 ・ 27 ・ 28 ・ 29 ・ 32 ・ 33 ・ 34 ・ 35 ・ 37 ・ 38 ・ 39 ・ 41 ・ 42 ・ ・・ペリクル ・・クロムパターン面 ・・ペリクル枠 ・・フォトマスク ・・反射板 ・・入射光束 ・・反射光束 ・・検出器 ・・劣化の激しいペリクル面 ・・ペリクル ・・クロムパターン面 ・・ペリクル枠 ・・フォトマスク ・反射板 ・・入射光束 ・・反射光束 ・・検出器 ・・劣化の激しいペリクル面 ・・ペリクル ・・クロムパターン面 第  1  図 45 ・ 46 ・ 47 ・ 48 ・ 52 ・ 53 ・ ・・ペリクル枠 ・・フォトマスク ・反射板 ・・入射光束 ・・反射光束 ・検出器 ・・フォトマスク ・ペリクル枠 ・・ペリクル 以上 出願人セイコーエプソン株式会社 代理人弁理土鈴木喜三部(他1名) 第 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペリクルを装着したフォトマスクにおいて、ペリ
    クルに覆われる領域にある、前記フォトマスクの少なく
    とも1ケ所に反射板を設け、透過率を測定するための光
    束をある一定の角度で前記反射板へ入射し、その入射光
    または、反射光の何れか一方を前記ペリクルの露光領域
    を透過し、他の一方を露光領域外を通過させ、前記反射
    板によって反射された前記光束のペリクル透過後の強度
    を測定し、更に前記光束のペリクル入射前の強度と前記
    反射板の反射率から前記ペリクルの露光領域の透過率を
    算出することを特徴とするペリクルの透過率測定方法。
  2. (2)反射板にγ−Al_2O_3の誘電体皮膜を用い
    た誘電体ミラーを使用することを特徴とする請求項1記
    載のペリクルの透過率測定方法。
  3. (3)透過率を測定するための光束の入射角度を任意に
    変化させることにより、入射光、反射光共に露光領域外
    のペリクルを透過する事により前記ペリクルの露光領域
    以外の透過率を測定した後、入射光の入射角度を変化さ
    せ、入射光または、反射光のどちらか一方を前記ペリク
    ルの露光領域を透過し、前記ペリクルの露光領域外の透
    過率測定結果を基に、前記ペリクルの露光領域の透過率
    を測定することを特徴とする請求項1記載のペリクルの
    透過率測定方法。
JP2108004A 1990-04-24 1990-04-24 ペリクルの透過率測定方法 Pending JPH046559A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8480986B2 (en) 1998-02-06 2013-07-09 Daimler Ag Catalytic reduction of NOx
US8833062B1 (en) 2013-03-15 2014-09-16 Daimier Ag Catalytic reduction of NOx

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8480986B2 (en) 1998-02-06 2013-07-09 Daimler Ag Catalytic reduction of NOx
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