JPH0460672A

JPH0460672A - トナー供給装置

Info

Publication number: JPH0460672A
Application number: JP2173264A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Saito; 健斉藤
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-06-29
Filing date: 1990-06-29
Publication date: 1992-02-26
Anticipated expiration: 2014-01-27
Also published as: JP2851929B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、複写機等の画像形成装置に装備されるトナー
供給装置に関し、例えばフルカラー複写機に適用される
トナー供給装置に関する。

［従来の技術〕従来、画像形成装置、特にフルカラー複写機等において
は、感光体の周辺にイエロー、マゼンタ、シアン及びブ
ラックの各色に対応する複数の現像ユニットを高密度に
配置し、これらの現像ユニットを小型化するため、現像
ユニット外部のトナー供給装置から現像ユニット内のト
ナー室に随時トナーを供給するようにしたものがある。

従来のこの種のトナー供給装置として、本出願人は先に
実願平２−３３３８３号を出願している。

このものは、複数の供給ユニットをそれぞれ現像ユニッ
トに係脱自在に係合させ、供給ユニットの筒状のトナー
供給開口部および現像ユニットの筒状のトナー受取開口
部を通して供給ユニットから現像ユニットにトナーを供
給するようにしたものであり、供給ユニットが現像ユニ
ットに係合するとき、トナー供給開口部がトナー受取開
口部に挿入されるようになっている。上述のような構成
により、供給ユニットを現像ユニットから完全に切り離
して一切の連結関係を無くし、メンテナンス作業や組立
作業等の作業スペースを十分に確保することができるよ
うにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このようなトナー供給装置にあっては、
供給ユニットのトナー供給開口部が現像ユニットのトナ
ー受取開口部に挿入されて、供給ユニットが現像ユニッ
トに係合される構成になっていたため、トナー供給開口
部の少なくとも一部がトナー受取開口部に挿入された状
態にあるとき、すなわち、トナー供給開口部が挿入途中
の状態、完全な挿入状態および挿出途中の状態にあると
き、トナー受取開口部から外部にトナーが飛散する可能
性があった。一方、供給ユニットが現像ユニットから離
脱したとき、トナー供給開口部の開口端が封止されてい
ても開口部の外周面に付着したトナー等が飛散する可能
性があった。したがって、トナーの飛散を防止するとい
った観点からみると不十分であった。

〔発明の目的〕

そこで、本発明は、供給ユニットに所定の二位置で係止
されるトナー受け部材を設けることにより、トナー受取
開口部やトナー供給開口部等から飛散するトナーをトナ
ー受け部材により回収してトナーの飛散を防止すること
を目的としている。

〔発明の構成〕

本発明によるトナー供給装置は、上記目的を達成するた
め、画像形成装置の現像ユニットに係脱自在に係合する
供給ユニットを備え、供給ユニットが現像ユニットに係
合するとき、供給ユニットの筒状のトナー供給開口部が
現像ユニットの筒状のトナー受取開口部に挿入され、供
給ユニットからトナー供給開口部およびトナー受取開口
部を通して現像ユニットにトナーを供給するトナー供給
装置において、前記供給ユニットに支持され、飛散した
トナーを回収するトナー受け部材と、供給ユニットが現
像ユニットから離脱した状態にあるとき、トナー受け部
材をトナー供給開口部の直下近傍に係止させ、トナー供
給開口部の少なくとも一部がトナー受取開口部に挿入さ
れた状態にあるとき、トナー受け部材をトナー受取開口
部の直下近傍に係止させる係止手段と、を設けたことを
特徴とするものである。

以下、本発明を実施例に基づいて説明する。

第１〜７図は本発明の一実施例を示す図である。

まず、構成を説明する。

第１．２において、１ｏは画像形成装置としてのカラー
複写機であり、カラー複写機１０は、画像読み取りのた
めのスキャナ部１１と、スキャナ部１１よリデジタル信
号として出力される画像信号を電気的に処理する画像処
理部１２と、画像処理部１２よりの各色の画像記録情報
に基づいて画像を記録紙上に形成するプリンタ部１３と
から構成されている。

各現像ユニット２６８Ｋ、２６Ｃ１２６Ｍ、２６Ｙのそ
れぞれ（以下、単に現像ユニット２６ともいい、ＢＫニ
ブラック、Ｃニジアン、Ｍ：マゼンタ、Ｙ：イエローを
示す）は、第１スクリユウ４１、第２スクリユウ４２、
現像スリーブ４３ａ、固定磁石群４３ｂ、補給ローラ４
４、スクリュウケース４５、ブレード４６、トナータン
ク部４７（トナー室）およびドクターブレード４８を具
備しており、トナータンク部４７内のトナー（図示して
いない）は自重により補給ローラ４４上に付着し、補給
ローラ４４の回転によりブレード４６と補給ローラ４４
の間を通過して帯電されながら現像スリーブ４３ａ側に
送られ、現像スリーフ４３ａの回転に伴いドクターブレ
ード４８で所定の層厚にされて感光体ドラム２４８Ｋ、
２４Ｃ１２４Ｍ又は２４Ｙに接近する。また、現像ユニ
ット２６内のドクターブレード４８の手前にはトナーの
溜まりが形成され、この溜まりの位置で第１スクリユウ
４１が回転してトナーを混合撹拌すると同時にその一端
側に移動させ、第２スクリユウ４２が回転して前記−端
側の切欠きからスクリュウケース４５内に入り込んだト
ナーを逆方向に移動させ、他端側から排出させる。なお
、第１スクリユウ４１は、スパイラル部４１ａ、撹拌部
４１ｂおよび軸部４１ｃからなり、撹拌部４１ｂは回転
時に前記トナー溜まりのトナーを上下に撹拌する。

一方、各現像ユニット２６には、トナータンク部４７内
のトナーの残量を検知するトナー残量センサ５２と、こ
のトナー残量センサ５２の検知情報に基づいてトナー供
給装置からトナータンク部４７内に各色トナーを搬入す
るための搬入通路部材５３および搬入スクリュウ５４と
が設けられ、第３〜５図に示すように、搬入通路部材５
３は筒状のトナー受取開口部９１を有している。

ここで、第３〜５図において、トナー供給装置は、現像
ユニット２６に係脱自在に係合するとともにトナーを収
容した供給ユニット６１８Ｋ、６１Ｃ１６１Ｍ、６１Ｙ
（以下、単に供給ユニット６１ともいう）を備えており
、供給ユニット６１は、トナーホッパ７１と、トナーホ
ッパ７１の下部に設けられた送り出しパイプ７２と、こ
の送り出しパイプ７２内に挿入され回転時に第３図の矢
印方向にトナーを搬送する搬送スクリュウ７３と、送り
出しパイプ７２の外周に摺動自在に取付けられた外筒７
４と、外筒７４よりわずかに小径に形成されて外筒７４
と衝合可能に搬送スクリュウ７３の先端部に装着された
パツキン部材７５と、搬送スクリュウ７３を駆動する駆
動手段７６（詳細説明は省略するが図示しない駆動モー
タ、ウオームギヤ、ウオームホイールおよび各種ギヤか
らなる）と、外筒７４をパツキン部材７５に付勢するス
プリング７７とを有している。したがって、外筒７４に
より供給ユニッ）６１の筒状のトナー供給開口部９２が
構成される。

また、供給ユニット６１は後述する移動手段によって移
動され、現像ユニット２６に保合および現像ユニット２
６から離脱するようになっており、供給ユニット６１が
現像ユニット２６に係合するとき、供給ユニット６１の
トナー供給開口部９２が現像ユニット１６のトナー受取
開口部９１に挿入され、供給ユニット６１からトナー供
給開口部９２およびトナー受取開口部９１を通して現像
ユニット２６にトナーが供給されるようになっている。

詳しくは、現像ユニット２６と供給ユニット６１が互い
に接近するとき、外筒７４が現像ユニット２６の搬入通
路部材５３の内突部５３ａに衝合してパツキン部材７５
と離間し、送り出シバイブ７２と搬入通路部材５３が連
通して供給ユニット６１から現像ユニット２６へのトナ
ー供給経路が接続される（第３図参照）。

一方、供給ユニット６１のトナーホッパ７１には箱状の
トナー受け部材９３が支持されており、トナー受け部材
９３は飛散したトナーを回収するものである。詳しくは
、トナーホッパ７１の下方にガイドプラケット９４およ
びストッパ９５が支持されており、トナー受け部材９３
はガイドプラケット９４により支持されるとともに案内
されて第５図の矢印Ａ、　Ｂ方向にスライドし、矢印Ａ
方向に移動すると、ストッパ９５により係止されるよう
になっている。また、トナー受け部材９３の先端にはマ
グネット９６が取り付けられている。

また、現像ユニット２６の搬入通路部材５３の下方には
鉄製の鋲９７が取り付けられている。

第３図は供給ユニット６１が現像ユニット２６に係合し
たときの状態を示しており、この状態においては、上述
したように送り出しパイプ７２と搬入通路部材５３が連
通して供給ユニッｌ−６１から現像ユニット２６へのト
ナー供給経路が接続された状態になるとともに、マグネ
ット９６が鋲９７に衝合するとともに互いに吸着して、
トナー受け部材９３はトナーホッパフエに対して相対的
に第３図の矢印Ｂ方向にスライド”して係止された状態
になる。この状態にあるとき、トナー受け部材９３はト
ナー受取開口部９１の開口端の直下近傍に位置する。

第４図は供給ユニット６１と現像ユニット２６との保合
の解除途中の状態を示しており、この状態においては、
スプリング７７の付勢力によりパツキン部材７５が外筒
７４の開口端を封止した状態になるとともに、供給ユニ
ット６１が現像ユニット２６から離隔する方向に移動す
るが、トナー受け部材９３はマグネット９６と鋲９７の
吸着作用によりトナー受取開口部９１の開口端の直下近
傍に係止された状態に保持される。

第５図は供給ユニット６１が現像ユニット２６から離脱
した、状態を示しており、この状態においては、トナー
供給開口部９２がトナー受取開口部９１の内部から完全
に脱した状態になるとともに、トナー受け部材９３が、
ストッパ９５に係止されてマグネット９６と鋲９７の吸
着力に抗してトナーホッパ７１とともに現像ユニット２
６から離隔する。トナー受け部材９３がストッパー９５
に係止される時期は、トナー供給開口部９２がトナー受
取開口゛部９１の内部から完全に脱する時期とほぼ一致
している。また、トナー受け部材９３がストッパ９５に
係止されてい−るとき、トナー受け部材９３はトナー供
給開口部９２の直下近傍に位置している。

したがって、ガイドブラケット９４、ストッパ９５、マ
グネット９６および鋲９７は、供給ユニット６１が第５
図に示すような現像ユニット２６から離脱した状態にあ
るとき、トナー受け部材９３をトナー供給開口部９２の
直下近傍に係止させ、トナー供給開口部９２の少なくと
も一部が第３．４図に示すようなトナー受取開口部９１
に挿入された状態にあるとき、トナー受け部材９３をト
ナー受取開口部９１の直下近傍に係止させる係止手段を
構成する。

また一方、第６．７図において、複数の供給ユニット６
１８Ｋ、６１Ｃ１６１Ｍ、６１Ｙは移動フレーム８２に
より一体的に支持されている。移動フレーム８２は供給
ユニット６１をそれぞれ着脱可能に支持し、左右一対の
スライド機構８３を介してカラー複写機１０の本体フレ
ーム（図示しない）に第６．７図の矢印方向に移動可能
に支持されており、この移動フレーム８２ごと複数の供
給ユニット６１をスライド機構８３から取り外すことが
できるようになっている。第６図が供給ユニット６１と
現像ユニット２６との保合状態を示しており、第７図が
供給ユニット６１と現像ユニット２６との離脱状態を示
している。

なお、スキャナ部１１、画像処理部１２およびプリンタ
部１３等の詳細な構成や作動説明は、本出願人が先に出
願した実願乎２−３３３８３号に記載されているため、
省略する。

上述のような構成によれば、供給ユニット６１を現像ユ
ニットに係合させて供給ユニット６１から現像ユニット
２６にトナーを供給するトナー供給時および供給ユニッ
ト６１と現像ユニット２６との保合の解除途中時に、ト
ナー受け部材９３がトナー受取開口部９１の開口端の直
下近傍に係止されるので、第３．４図に示すように、ト
ナー受取開口部９１の開口端から外部に飛散するトナー
をトナー受け部材９３により確実に回収することができ
る。

また、供給ユニット６１を現像ユニット２６から離脱さ
せたとき、トナー受け部材９３がトナー供給開口部９２
の近傍直下に係止されるので、第５図に示すように、ト
ナー供給開口部９２の外周面に付着したトナーが飛散し
ても、飛散したトナーをトナー受け部材９３により確実
に回収することができる。

したがって、トナーが外部に飛散するのを確実に防止す
ることができ、飛散したトナーが機器類に付着したり、
操作者や操作者の衣服等に付着したりするといった不具
合を解消することができる。

〔効果〕

本発明によれば、供給ユニットに所定の二位置テ係止さ
れるトナー受け部材を設けているので、供給ユニットと
現像ユニットとの保合時および保合の解除途中時、トナ
ー受け部材がトナー受取開口部の開口端の直下近傍に係
止され、また、供給ユニットと現像ユニントとの離脱時
、トナー受け部材がトナー供給開口部の直下近傍に係止
され、トナー受取開口部およびトナー受取開口部等から
飛散したトナーをトナー受け部材により確実に回収する
ことができ、トナーが外部に飛散するのを確実に防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜７図は本発明に係るトナー供給装置の一実施例を
示す図であり、第１図はそのトナー供給装置を備えたカ
ラー複写機の概略断面図、第２図はその現像ユニットの
断面図、第３図はその供給ユニットの保合状態を示す断
面図、第４図はその供給ユニットの離脱途中の状態を示
す断面図、第５図はその供給ユニットの離脱状態を示す
断面図、第６図はその供給ユニットの保合状態を示す上
面図、第７図はその供給ユニットの離脱状態を示す上面
図である。１０・・・・・・カラー複写機（画像形成袋Ｗ）、２６
・・・・・・現像ユニット、６１・・・・・・供給ユニット、９１・・・・・・トナー受取開口部、９２・・・・・・トナー供給開口部、９３・・・・・・トナー受け部材、代理人

Claims

【特許請求の範囲】

画像形成装置の現像ユニットに係脱自在に係合する供給
ユニットを備え、供給ユニットが現像ユニットに係合す
るとき、供給ユニットの筒状のトナー供給開口部が現像
ユニットの筒状のトナー受取開口部に挿入され、供給ユ
ニットからトナー供給開口部およびトナー受取開口部を
通して現像ユニットにトナーを供給するトナー供給装置
において、前記供給ユニットに支持され、飛散したトナ
ーを回収するトナー受け部材と、供給ユニットが現像ユ
ニットから離脱した状態にあるとき、トナー受け部材を
トナー供給開口部の直下近傍に係止させ、トナー供給開
口部の少なくとも一部がトナー受取開口部に挿入された
状態にあるとき、トナー受け部材をトナー受取開口部の
直下近傍に係止させる係止手段と、を設けたことを特徴
とするトナー供給装置。