JPH0457851B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0457851B2 JPH0457851B2 JP60141015A JP14101585A JPH0457851B2 JP H0457851 B2 JPH0457851 B2 JP H0457851B2 JP 60141015 A JP60141015 A JP 60141015A JP 14101585 A JP14101585 A JP 14101585A JP H0457851 B2 JPH0457851 B2 JP H0457851B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- gas turbine
- voltage
- power converter
- speed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Motor And Converter Starters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はガスタービンの起動方法に関する。
第3図は、例えば、ASEA JOURNAL 1976
VOLUME49 NUMBER3に示されている従来の
起動装置を示す回路図である。図において、1は
サイリスタ式コンバータ、2はサイリスタ式他励
インバータ、3は直流リアクトルであつて、これ
らにより可変電圧可変周波数の電力変換器Pが構
成されている。4は商用電源、5はマツチング用
の入力変圧器、6はマツチング用の出力変圧器で
ある。この出力変圧器6は切換スイツチ7,8を
介してこの電力変換器Pとガスタービン発電機1
2の電機子巻線との間に挿入されている。9はバ
イパス用のスイツチであつて、切換スイツチ7、
出力変圧器6、切換スイツチ8からなる直列回路
に並列に接続されている。発電機12は回転子位
置検出器を有し電源スイツチ10を介して商用電
源11に接続されている。13は発電機12の界
磁巻線であつて、界磁電源14から界磁電源が供
給される。15はガスタービンであつて、発電機
12に軸結されている。
VOLUME49 NUMBER3に示されている従来の
起動装置を示す回路図である。図において、1は
サイリスタ式コンバータ、2はサイリスタ式他励
インバータ、3は直流リアクトルであつて、これ
らにより可変電圧可変周波数の電力変換器Pが構
成されている。4は商用電源、5はマツチング用
の入力変圧器、6はマツチング用の出力変圧器で
ある。この出力変圧器6は切換スイツチ7,8を
介してこの電力変換器Pとガスタービン発電機1
2の電機子巻線との間に挿入されている。9はバ
イパス用のスイツチであつて、切換スイツチ7、
出力変圧器6、切換スイツチ8からなる直列回路
に並列に接続されている。発電機12は回転子位
置検出器を有し電源スイツチ10を介して商用電
源11に接続されている。13は発電機12の界
磁巻線であつて、界磁電源14から界磁電源が供
給される。15はガスタービンであつて、発電機
12に軸結されている。
次に、この装置の動作について説明する。
ガスタービン15は着火するまでは自己起動能
力がないので、発電機12は上記電力変換器Pと
の組合せでサイリスタモータとして起動運転され
る。この起動運転中、低周波領域では、出力変圧
器6の鉄心が励磁電流により磁気飽和するのを防
ぐためにスイツチ9はオン、切換スイツチ7,8
はオフにして出力変圧器6をバイパスさせたまま
運転し、発電機12がある速度に上昇するとスイ
ツチ9をオフ、切換スイツチ7,8をオンにして
運転する。発電機12はガスタービン15の着火
速度N1(発電機定格回転速度の約1/2速度以下)
に昇速するまで、電力変換器Pから可変電圧可変
周波数の電力を受け、界磁は定格界磁として、所
定の電圧/周波数比で電動機運転され、ガスター
ビン15は着火後は自力で昇速する。ガスタービ
ン15の速度が発電機12の定格回転速度Noま
で昇速すると、発電機12と商用電源11の周波
数、位相、電圧を合わせたのち電源スイツチ10
が投入されガスタービン発電機12の起動が完了
する。
力がないので、発電機12は上記電力変換器Pと
の組合せでサイリスタモータとして起動運転され
る。この起動運転中、低周波領域では、出力変圧
器6の鉄心が励磁電流により磁気飽和するのを防
ぐためにスイツチ9はオン、切換スイツチ7,8
はオフにして出力変圧器6をバイパスさせたまま
運転し、発電機12がある速度に上昇するとスイ
ツチ9をオフ、切換スイツチ7,8をオンにして
運転する。発電機12はガスタービン15の着火
速度N1(発電機定格回転速度の約1/2速度以下)
に昇速するまで、電力変換器Pから可変電圧可変
周波数の電力を受け、界磁は定格界磁として、所
定の電圧/周波数比で電動機運転され、ガスター
ビン15は着火後は自力で昇速する。ガスタービ
ン15の速度が発電機12の定格回転速度Noま
で昇速すると、発電機12と商用電源11の周波
数、位相、電圧を合わせたのち電源スイツチ10
が投入されガスタービン発電機12の起動が完了
する。
ところで、この従来装置では、電力変換器の定
格電圧を発電機の定格電圧に合わせると該電力変
換器として高価なものを必要とするので、電力変
換器の定格は低くして変圧器により電圧をマツチ
ングさせるようにしているが、該変圧器は高価で
あるので、装置価格は依然として高く、上記のよ
うに、低周波時、出力変圧器6の鉄心が磁気飽和
するのを防止するためにバイパス回路、バイパス
切換のためのスイツチ等を必要とする等の問題が
あつた。
格電圧を発電機の定格電圧に合わせると該電力変
換器として高価なものを必要とするので、電力変
換器の定格は低くして変圧器により電圧をマツチ
ングさせるようにしているが、該変圧器は高価で
あるので、装置価格は依然として高く、上記のよ
うに、低周波時、出力変圧器6の鉄心が磁気飽和
するのを防止するためにバイパス回路、バイパス
切換のためのスイツチ等を必要とする等の問題が
あつた。
この発明は上記目的を達成するため、発電機を
弱め界磁として該発電機には電力変換器から直接
給電して電動機運転し、その速度がガスタービン
の着火速度に達したときの発電機電圧が電力変換
器の定格値にほぼひとしくなるように起動するよ
うにした。
弱め界磁として該発電機には電力変換器から直接
給電して電動機運転し、その速度がガスタービン
の着火速度に達したときの発電機電圧が電力変換
器の定格値にほぼひとしくなるように起動するよ
うにした。
この発明では、発電機を弱め界磁して電動機運
転し、その速度がガスタービンの着火速度に達し
たときの発電機電圧が電力変換器の定格値にほぼ
ひとしくなるように起動するから、マツチング用
の出力変圧器とこれをバイパスさせるためのスイ
ツチ回路、バイパス切換えのためのスイツチ等を
省くことができる。
転し、その速度がガスタービンの着火速度に達し
たときの発電機電圧が電力変換器の定格値にほぼ
ひとしくなるように起動するから、マツチング用
の出力変圧器とこれをバイパスさせるためのスイ
ツチ回路、バイパス切換えのためのスイツチ等を
省くことができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図であ
り、インバータ2の出力が切換スイツチ7を介し
て発電機12の回転子に接続されており、第2図
のものとは出力変圧器6、バイパス用スイツチ
9、切換スイツチ8が省かれている点において相
違する。
り、インバータ2の出力が切換スイツチ7を介し
て発電機12の回転子に接続されており、第2図
のものとは出力変圧器6、バイパス用スイツチ
9、切換スイツチ8が省かれている点において相
違する。
この構成においては、発電機12の界磁電流を
定格値より下げ、発電機12の回転速度がガスタ
ービン15の着火速度N1に達した時の発電機電
圧がインバータ2の定格電圧E2になるように弱
め界磁にし、電圧/周波数比を、前記した所定の
電圧/周波数比より下げて、発電機12をサイリ
スタモータとして起動する。一般に、発電機12
の定格容量は起動時に必要とする容量の10倍程度
あるため、界磁電流を大幅に下げても問題はな
く、第2図に示すように、界磁電流を定格値とし
て起動した場合の上記着火速度N1時の発電機電
圧をE1とした場合、E1>E2となるように電
圧E1を選定することができる。第2図におい
て、Eは発電機12の定格電圧である。
定格値より下げ、発電機12の回転速度がガスタ
ービン15の着火速度N1に達した時の発電機電
圧がインバータ2の定格電圧E2になるように弱
め界磁にし、電圧/周波数比を、前記した所定の
電圧/周波数比より下げて、発電機12をサイリ
スタモータとして起動する。一般に、発電機12
の定格容量は起動時に必要とする容量の10倍程度
あるため、界磁電流を大幅に下げても問題はな
く、第2図に示すように、界磁電流を定格値とし
て起動した場合の上記着火速度N1時の発電機電
圧をE1とした場合、E1>E2となるように電
圧E1を選定することができる。第2図におい
て、Eは発電機12の定格電圧である。
ガスタービン15が着火速度N1に達して着火
すると、電力変換器Pの運転を停止し、切換スイ
ツチ7を開路するが、この間は、発電機の電圧が
上昇しないように界磁電流を調整することが望ま
しい。ガスタービン15の速度が上昇して定格速
度Noに達すると、発電機出力の周波数、位相、
電圧を商用電源11のそれと合わせて電源スイツ
チ10を投入し、起動を完了する。
すると、電力変換器Pの運転を停止し、切換スイ
ツチ7を開路するが、この間は、発電機の電圧が
上昇しないように界磁電流を調整することが望ま
しい。ガスタービン15の速度が上昇して定格速
度Noに達すると、発電機出力の周波数、位相、
電圧を商用電源11のそれと合わせて電源スイツ
チ10を投入し、起動を完了する。
この実施例では、ガスタービン着火速度時の発
電機電圧がインバータ2の出力電圧にマツチング
するように発電機12の界磁を下げて電動機起動
するので、電力変換器Pとしては、最も経済的な
定格のものを使用することができる。
電機電圧がインバータ2の出力電圧にマツチング
するように発電機12の界磁を下げて電動機起動
するので、電力変換器Pとしては、最も経済的な
定格のものを使用することができる。
この発明は以上説明した通り、発電機の界磁を
弱めることにより、発電機側と電力変換器側との
電圧をマツチングさせるようにしたので、従来の
マツチング用出力変圧器を省くことができ、該変
圧器をバイパスするためのスイツチ回路も不要に
なるので、従来に比して、装置価格を低減し、所
用スペースも小さくすることができる。
弱めることにより、発電機側と電力変換器側との
電圧をマツチングさせるようにしたので、従来の
マツチング用出力変圧器を省くことができ、該変
圧器をバイパスするためのスイツチ回路も不要に
なるので、従来に比して、装置価格を低減し、所
用スペースも小さくすることができる。
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2
図は上記実施例を説明するための電圧−速度特性
図、第3図は従来のサイリスタ起動装置を示す回
路図である。 図において、1…コンバータ、2…インバー
タ、3…直流リアクトル、7…切換スイツチ、1
0…電源スイツチ、12…発電機、15…ガスタ
ービン。なお、図中、同一符号は同一または相当
部分を示す。
図は上記実施例を説明するための電圧−速度特性
図、第3図は従来のサイリスタ起動装置を示す回
路図である。 図において、1…コンバータ、2…インバー
タ、3…直流リアクトル、7…切換スイツチ、1
0…電源スイツチ、12…発電機、15…ガスタ
ービン。なお、図中、同一符号は同一または相当
部分を示す。
Claims (1)
- 1 ガスタービン発電機の起動時、該発電機の電
機子に電力変換器から可変電圧可変周波数の電力
を給電して該発電機を電動機として上記ガスター
ビンをその着火速度まで昇速するガスタービンの
起動方法において、該起動中、上記発電機の界磁
を弱め界磁として電力変換器から直接給電し、上
記着火速度において、上記発電機の電圧が上記電
力変換器の定格出力電圧値とほぼ等しくなるよう
に昇速させることを特徴とするガスタービンの起
動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14101585A JPS62631A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | ガスタ−ビンの起動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14101585A JPS62631A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | ガスタ−ビンの起動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62631A JPS62631A (ja) | 1987-01-06 |
JPH0457851B2 true JPH0457851B2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=15282208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14101585A Granted JPS62631A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | ガスタ−ビンの起動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62631A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03245686A (ja) * | 1990-07-26 | 1991-11-01 | Seiko Epson Corp | 表示装置 |
JP2003116253A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-04-18 | Toshiba Corp | タービン発電機設備およびその設置方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4958321A (ja) * | 1972-07-13 | 1974-06-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5172604U (ja) * | 1974-12-05 | 1976-06-08 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP14101585A patent/JPS62631A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4958321A (ja) * | 1972-07-13 | 1974-06-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62631A (ja) | 1987-01-06 |
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