JPH0241691A - 回転電機の始動装置およびその始動方法 - Google Patents
回転電機の始動装置およびその始動方法Info
- Publication number
- JPH0241691A JPH0241691A JP19114488A JP19114488A JPH0241691A JP H0241691 A JPH0241691 A JP H0241691A JP 19114488 A JP19114488 A JP 19114488A JP 19114488 A JP19114488 A JP 19114488A JP H0241691 A JPH0241691 A JP H0241691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starting
- frequency
- power source
- electrical machine
- rotating electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 239000007858 starting material Substances 0.000 title 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims abstract description 43
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 28
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 14
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は回転電機の始動装置およびその始動方法に関す
るものである。
るものである。
従来、同期電動機の始動方式としては昭和４９年７月１
０日社団法人電気協同研究会発行の電気協同研究第３０
巻第１号第１４頁から第１−６頁に記載されているサイ
リスタ始動方式が、揚水発電所向火容量同期発電々動機
の揚水始動方式としてよく知られている。
０日社団法人電気協同研究会発行の電気協同研究第３０
巻第１号第１４頁から第１−６頁に記載されているサイ
リスタ始動方式が、揚水発電所向火容量同期発電々動機
の揚水始動方式としてよく知られている。
また、交流励磁同期発電々動機を用いた可変速揚水発電
システムとしては、特開昭６］−１７０３００号公報に
記載されている。
システムとしては、特開昭６］−１７０３００号公報に
記載されている。
すなわち第５図には交流励磁同期発電々動機を同いた可
変速揚水発電システムの始動装置の従来例が示されてい
る。同図に示されているように可変速揚水発電システム
は、交流励磁同期発電々動機］、ポンプ水車２．励磁装
置として交流励磁同期発電々動機１の回転子巻線に接続
された励磁用の電源例えばサイクロコンバータ３．有効
電力指令・落差または揚程・系統電圧・回転速度・すべ
り位相等の情報に基き、システムが最適な運転状態とな
るようポンプ水車ガバナ２ａの制御とサイクロコンバー
タ３のゲート制御を行う制御装置４゜電力系統５の電圧
周波数と交流励磁同期発電々動機１の磁極対数および回
転速度の積により求まる回転周波数との差を検出するす
べり位相周波数を検出する装置例えばすべり位相検出機
６から構成されている。
変速揚水発電システムの始動装置の従来例が示されてい
る。同図に示されているように可変速揚水発電システム
は、交流励磁同期発電々動機］、ポンプ水車２．励磁装
置として交流励磁同期発電々動機１の回転子巻線に接続
された励磁用の電源例えばサイクロコンバータ３．有効
電力指令・落差または揚程・系統電圧・回転速度・すべ
り位相等の情報に基き、システムが最適な運転状態とな
るようポンプ水車ガバナ２ａの制御とサイクロコンバー
タ３のゲート制御を行う制御装置４゜電力系統５の電圧
周波数と交流励磁同期発電々動機１の磁極対数および回
転速度の積により求まる回転周波数との差を検出するす
べり位相周波数を検出する装置例えばすべり位相検出機
６から構成されている。
また、始動用の電源例えばサイリスタ始動装置は、コン
バータおよびインバータで構成されたサイリスタ変換器
７．交流励磁同期発電々動機１の磁極の位置を検出する
ディストリビュータ８．ディス１〜リビユータ８からの
点弧信号または交流励磁同期発電々動機１の端子電圧に
よりサイリスタ変換器７のゲート制御を行う始動制御装
置９から構成されている。
バータおよびインバータで構成されたサイリスタ変換器
７．交流励磁同期発電々動機１の磁極の位置を検出する
ディストリビュータ８．ディス１〜リビユータ８からの
点弧信号または交流励磁同期発電々動機１の端子電圧に
よりサイリスタ変換器７のゲート制御を行う始動制御装
置９から構成されている。
なお、同図において１０は第１の遮断器、１１は第２の
遮断器、１２は速度検出器である。
遮断器、１２は速度検出器である。
上記装置で始動を行う場合、停止状態で励磁を行う必要
があるが、すべり位相検出機は停止状態であるためすべ
りが１．０の状態であり、電力系統の電圧周波数と同じ
周波数（５０または６０ｔ（ｚ）を出力する。
があるが、すべり位相検出機は停止状態であるためすべ
りが１．０の状態であり、電力系統の電圧周波数と同じ
周波数（５０または６０ｔ（ｚ）を出力する。
制御装置はすべり位相検出機により検出したすべり周波
数と同じ周波数の励磁電流を流すようサイクロコンバー
タのゲート制御を行うので、交流励磁同期発電々動機の
回転子巻線には電力系統の電圧周波数と同じ周波数の電
流が流れる。交流励磁同期発電々動機は停止しているた
め、固定子巻線には電力系統の電圧周波数と同じ周波数
の電圧が誘起される。この状態では低周波により始動し
ようとしているサイリスタ変換器と交流励磁同期発電々
動機とは同期することができず、始動することができな
い問題があった。
数と同じ周波数の励磁電流を流すようサイクロコンバー
タのゲート制御を行うので、交流励磁同期発電々動機の
回転子巻線には電力系統の電圧周波数と同じ周波数の電
流が流れる。交流励磁同期発電々動機は停止しているた
め、固定子巻線には電力系統の電圧周波数と同じ周波数
の電圧が誘起される。この状態では低周波により始動し
ようとしているサイリスタ変換器と交流励磁同期発電々
動機とは同期することができず、始動することができな
い問題があった。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、サイリス
タ始動を可能とした回転電機の始動装置およびその始動
方法を提供することを目的とするものである。
タ始動を可能とした回転電機の始動装置およびその始動
方法を提供することを目的とするものである。
上記目的は、制御装置とすべり位相周波数を検出する装
置との間に第１の切換スイッチを設け、この第１の切換
スイッチと制御装置との間にこれらと並列に第２の切換
スイッチを介して所望の周波数の電圧を出力可能な発振
器を設けることにより、達成される。そして制御装置と
すべり位相周波数を検出する装置との間に第１の切換ス
イッチを設け、この第１の切換スイッチと制御装置との
間にこれらと並列に第２の切換スイッチを介して所望の
周波数の電圧を出力可能な発振器を設け、回転電機の始
動開始時には第１の切換スイッチおよび第１の遮断器を
開放し、第２の切換スイッチおよび第２の遮断器を閉に
して発振器で直流電圧を発生させ、始動用の電源で回転
電機を始動させることにより、達成される。
置との間に第１の切換スイッチを設け、この第１の切換
スイッチと制御装置との間にこれらと並列に第２の切換
スイッチを介して所望の周波数の電圧を出力可能な発振
器を設けることにより、達成される。そして制御装置と
すべり位相周波数を検出する装置との間に第１の切換ス
イッチを設け、この第１の切換スイッチと制御装置との
間にこれらと並列に第２の切換スイッチを介して所望の
周波数の電圧を出力可能な発振器を設け、回転電機の始
動開始時には第１の切換スイッチおよび第１の遮断器を
開放し、第２の切換スイッチおよび第２の遮断器を閉に
して発振器で直流電圧を発生させ、始動用の電源で回転
電機を始動させることにより、達成される。
制御装置とすベリ位相周波数を検出する装置との間に第
１の切換スイッチを設け、この第１の切換スイッチと制
御装置との間にこれらと並列に第２の切換スイッチを介
して所望の周波数の電圧を出力可能な発振器を設けたの
で、発振器に発生させた所望の周波数の電圧（直流電圧
）で交流励磁同期発電々動機を励磁することができるよ
うになって、交流励磁同期発電々動機は通常の交流励磁
同期発電々動機と同様サイリスタ変換器によって始動す
ることができるようになり、サイリスタ始動が可能な始
動装置が得られる。そして始動開始時には第１の切換ス
イッチおよび第１の遮断器を開放し、第２の切換スイッ
チおよび第２の遮断器を閉にして発振器で直流電圧を発
生させ、サイリスタ変換器で交流励磁同期発電々動機を
始動したので、交流励磁同期発電々動機は直流電圧で励
磁され、サイリスク変換器で始動できるようになって、
サイリスタ始動が可能な始動方法が得られる。
１の切換スイッチを設け、この第１の切換スイッチと制
御装置との間にこれらと並列に第２の切換スイッチを介
して所望の周波数の電圧を出力可能な発振器を設けたの
で、発振器に発生させた所望の周波数の電圧（直流電圧
）で交流励磁同期発電々動機を励磁することができるよ
うになって、交流励磁同期発電々動機は通常の交流励磁
同期発電々動機と同様サイリスタ変換器によって始動す
ることができるようになり、サイリスタ始動が可能な始
動装置が得られる。そして始動開始時には第１の切換ス
イッチおよび第１の遮断器を開放し、第２の切換スイッ
チおよび第２の遮断器を閉にして発振器で直流電圧を発
生させ、サイリスタ変換器で交流励磁同期発電々動機を
始動したので、交流励磁同期発電々動機は直流電圧で励
磁され、サイリスク変換器で始動できるようになって、
サイリスタ始動が可能な始動方法が得られる。
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
１図には本発明の一実施例が示されている。なお従来と
同じ部品には同じ符号を付したので説明を省略する。本
実施例では制御装置４とすべり位相検出機６との間に第
１の切換スイッチ１３ａを設け、この第１の切換スイッ
チ１３ａと制御装置４との間にこれらと並列に第２の切
換スイッチ１３ｂを介して所望の周波数の電圧を出力可
能な発振器、例えば励磁パターン発生器１４を設けた。
１図には本発明の一実施例が示されている。なお従来と
同じ部品には同じ符号を付したので説明を省略する。本
実施例では制御装置４とすべり位相検出機６との間に第
１の切換スイッチ１３ａを設け、この第１の切換スイッ
チ１３ａと制御装置４との間にこれらと並列に第２の切
換スイッチ１３ｂを介して所望の周波数の電圧を出力可
能な発振器、例えば励磁パターン発生器１４を設けた。
そして交流励磁同期発電々動機１の始動開始時には第１
の切換スイッチ１３ａおよび第１の遮断器１０を開放し
、第２の切換スイッチ１３ｂおよび第２の遮断器１１を
閉にして励磁パターン発生器１４で直流電圧を発生させ
、サイリスタ変換器７で始動させるようにした。このよ
うにすることにより交流励磁同期発電々動機１は直流電
圧で励磁され、サイリスタ変換器７で始動できるように
なって、サイリスタ始動を可能とした回転電機の始動装
置およびその始動方法を得ることができる。
の切換スイッチ１３ａおよび第１の遮断器１０を開放し
、第２の切換スイッチ１３ｂおよび第２の遮断器１１を
閉にして励磁パターン発生器１４で直流電圧を発生させ
、サイリスタ変換器７で始動させるようにした。このよ
うにすることにより交流励磁同期発電々動機１は直流電
圧で励磁され、サイリスタ変換器７で始動できるように
なって、サイリスタ始動を可能とした回転電機の始動装
置およびその始動方法を得ることができる。
すなわちすべり位相検出機６と制御袋＠４との間に第１
の切換スイッチ１．３ ａを設け、この切換スイッチ１
３ａの制御装置４側に第２の切換スイッチ１３ｂを介し
て所望の周波数の電圧を出力可能な励磁パターン発生器
１４を設けた。
の切換スイッチ１．３ ａを設け、この切換スイッチ１
３ａの制御装置４側に第２の切換スイッチ１３ｂを介し
て所望の周波数の電圧を出力可能な励磁パターン発生器
１４を設けた。
始動開始時には第１の切換スイッチ１．３ ａおよび第
１の遮断器１０を開放、第２の切換スイッチ１３ｂおよ
び第２の遮断器１１を閉路する。励磁パターン発生器１
４で直流電圧を発生することにより制御装置４は直流電
流を流すようにサイクロコンバータ３のゲート制御を行
うので、交流励磁同期発電々動機１は直流電流で励磁さ
れることになり１通常の同期発電々動機と同様サイリス
タ変換器７によりサイリスタ始動を行うことができるよ
うになる。このようにサイリスタ変換器７のゲート制御
を行う始動制御装置９は、同期発電々動機のサイリスタ
始動制御と同一の制御により交流励磁同期発電々動機１
のサイリスタ始動ができるようになる。
１の遮断器１０を開放、第２の切換スイッチ１３ｂおよ
び第２の遮断器１１を閉路する。励磁パターン発生器１
４で直流電圧を発生することにより制御装置４は直流電
流を流すようにサイクロコンバータ３のゲート制御を行
うので、交流励磁同期発電々動機１は直流電流で励磁さ
れることになり１通常の同期発電々動機と同様サイリス
タ変換器７によりサイリスタ始動を行うことができるよ
うになる。このようにサイリスタ変換器７のゲート制御
を行う始動制御装置９は、同期発電々動機のサイリスタ
始動制御と同一の制御により交流励磁同期発電々動機１
のサイリスタ始動ができるようになる。
この始動終了後は通常運転に移行するが、その通常運転
に移行する際の切換スイッチおよび遮断器の投入・解放
の手順が第２図に示されている。
に移行する際の切換スイッチおよび遮断器の投入・解放
の手順が第２図に示されている。
この手順を第１図を参照しながら説明する。第１図に示
す状態で励磁パターン発生器１４の直流信号に基づき直
流励磁の状態で加速を行い、同期速度に近づくとすベリ
位相周波数も低くなり、同期速度ではすベリ位相検出機
６の出力も直流となる。
す状態で励磁パターン発生器１４の直流信号に基づき直
流励磁の状態で加速を行い、同期速度に近づくとすベリ
位相周波数も低くなり、同期速度ではすベリ位相検出機
６の出力も直流となる。
この状態で第１の切換スイッチ１３ａを投入し、第２の
切換スイッチ１３ｂを解放する。この際励磁パターン発
生器１４の出力とすべり位相検出機６の出力とは直流と
なっており、制御装置４から見た場合入力信号の変化は
なく、励磁パターン発生器１４からすベリ位相検出機６
への切換えはスムーズに行うことができる。この後サイ
リスタ変換器７の出力を停止し第２の遮断器１１を解放
すると共に、第１の遮断器１０を投入して電力系統５へ
併入し、通常の揚水運転を行う。この通常運転時の状態
が第３図に示されている。同図にも示されているように
通常運転では第１の切換スイッチ１３ａおよび第１−の
遮断器１０が閉路、第２の切換スイッチ１３）１および
第２の遮断器１１が解放されている。このようにするこ
とによりサイリスタ変換器７の出力を停止し、交流励磁
同期発電々動機１を電力系統５に併入する間に減速して
同期速度より低い回転速度となっても、すベリ位相検出
機６の出力によって励磁されているので、交流励磁同期
発電々動機１の固定子電圧は電力系統５の電圧周波数に
常に一致しており、同期併入ができるのである。
切換スイッチ１３ｂを解放する。この際励磁パターン発
生器１４の出力とすべり位相検出機６の出力とは直流と
なっており、制御装置４から見た場合入力信号の変化は
なく、励磁パターン発生器１４からすベリ位相検出機６
への切換えはスムーズに行うことができる。この後サイ
リスタ変換器７の出力を停止し第２の遮断器１１を解放
すると共に、第１の遮断器１０を投入して電力系統５へ
併入し、通常の揚水運転を行う。この通常運転時の状態
が第３図に示されている。同図にも示されているように
通常運転では第１の切換スイッチ１３ａおよび第１−の
遮断器１０が閉路、第２の切換スイッチ１３）１および
第２の遮断器１１が解放されている。このようにするこ
とによりサイリスタ変換器７の出力を停止し、交流励磁
同期発電々動機１を電力系統５に併入する間に減速して
同期速度より低い回転速度となっても、すベリ位相検出
機６の出力によって励磁されているので、交流励磁同期
発電々動機１の固定子電圧は電力系統５の電圧周波数に
常に一致しており、同期併入ができるのである。
このように本実施例によれば始動初期では直流励磁を行
うので、サイリスタ始動制御は通常の同期発電々動機の
始動と同様に行うことができると共に、同期併入時には
すべり位相に基づく励磁制御を行うので、確実に同期併
入することができる。
うので、サイリスタ始動制御は通常の同期発電々動機の
始動と同様に行うことができると共に、同期併入時には
すべり位相に基づく励磁制御を行うので、確実に同期併
入することができる。
第４図には本発明の他の実施例で、励磁パターンの出力
周波数を始動途中に変化させた場合の周波数９回転速度
の時間変化が示されている。同図に示されているように
、始動初期では励磁パターン発生器の出力を直流とし、
始動途中で直流から］■− ５Ｉ−Ｉ ｚまで連続的に変化させる。このとき交流励
磁同期発電々動機の固定子電圧の周波数も回転周波数よ
り５ Ｈｚ高い周波数となる。この状態で加速を行い、
固定子電圧の周波数が電力系統の電圧周波数と一致した
時点で上述の第２図に示されている手順に基づき同期併
入が可能となる。この際実際の回転速度は同期速度に対
してＳ ＨＺ分低くてよいので、回転速度を同期速度ま
で加速した場合、同図記載の破線の状態に比へ実線表示
のように短い時間で電力系統へ同期併入することができ
るようになる。すなわち前述の場合よりも同期併入まで
の時間を短縮することができる。
周波数を始動途中に変化させた場合の周波数９回転速度
の時間変化が示されている。同図に示されているように
、始動初期では励磁パターン発生器の出力を直流とし、
始動途中で直流から］■− ５Ｉ−Ｉ ｚまで連続的に変化させる。このとき交流励
磁同期発電々動機の固定子電圧の周波数も回転周波数よ
り５ Ｈｚ高い周波数となる。この状態で加速を行い、
固定子電圧の周波数が電力系統の電圧周波数と一致した
時点で上述の第２図に示されている手順に基づき同期併
入が可能となる。この際実際の回転速度は同期速度に対
してＳ ＨＺ分低くてよいので、回転速度を同期速度ま
で加速した場合、同図記載の破線の状態に比へ実線表示
のように短い時間で電力系統へ同期併入することができ
るようになる。すなわち前述の場合よりも同期併入まで
の時間を短縮することができる。
なお、以上の実施例で交流励磁同期発電々動機の固定子
巻線を始動用のサイリスタ変換器２回転子巻線を励磁用
のサイクロコンバータに接続しているが、固定子巻線に
サイクロコンバータを接続して励磁し、回転子巻線に始
動用のサイリスタ変換器を接続しても同様の効果を奏す
ることができる。
巻線を始動用のサイリスタ変換器２回転子巻線を励磁用
のサイクロコンバータに接続しているが、固定子巻線に
サイクロコンバータを接続して励磁し、回転子巻線に始
動用のサイリスタ変換器を接続しても同様の効果を奏す
ることができる。
また、以」二実施例では、始動用の電源としてサイリス
タ変換器を用いたが、これは出力周波数が制御可能で、
始動に必要かつ十分な容量を持つ電源装置であればよい
。代表的な例としてはトランジスタインバータ、ＧＴＯ
インバータ、同期発電機などが挙げられる。
タ変換器を用いたが、これは出力周波数が制御可能で、
始動に必要かつ十分な容量を持つ電源装置であればよい
。代表的な例としてはトランジスタインバータ、ＧＴＯ
インバータ、同期発電機などが挙げられる。
なおまた以上の実施例では機械的な回転によってすベリ
を検出するすべり位相検出機を採用する例を述べたが、
これはアナログ的、デジタル的処理によってすベリ信号
を導出するすべり位相検出器としてもよい。
を検出するすべり位相検出機を採用する例を述べたが、
これはアナログ的、デジタル的処理によってすベリ信号
を導出するすべり位相検出器としてもよい。
上述のように本発明はサイリスタ始動が可能となって、
サイリスタ始動を可能とした回転電機の始動装置および
その始動方法を得ることができる。
サイリスタ始動を可能とした回転電機の始動装置および
その始動方法を得ることができる。
第１図は本発明の回転電機の始動装置の一実施例の始動
時の状態を示す説明図、第２図は同じく一実施例の同期
併入時のブロックダイヤグラム図、第３図は同じく一実
施例の通常運転時の状態を示す説明図、第４図は本発明
の回転電機の始動装置の他の実施例の励磁パターン発生
器の出力周波数を始動途中で変化させた場合の周波数２
回転速度と時間との関係を示す特性図、第５図は従来の
回転電機の始動装置を示す説明図である。 １・・交流励磁同期発電々動機（回転電機）、３サイク
ロコンバータ（励磁用の゛市況）、４・・・制御装置、
５ ・電力系統、６・・・すべり位相検出機（すベリ位
相周波数を検出する装置）、７・・・サイリスタ変換器
（始動用の電源）、１０・・・第１の遮断器、１１ ・
第２の遮断器、１３ａ・・・第１の切換スイッチ、１３
ｂ・・・第２の切換スイッチ、１４ ・励磁パターン発
生器（発振器）。
時の状態を示す説明図、第２図は同じく一実施例の同期
併入時のブロックダイヤグラム図、第３図は同じく一実
施例の通常運転時の状態を示す説明図、第４図は本発明
の回転電機の始動装置の他の実施例の励磁パターン発生
器の出力周波数を始動途中で変化させた場合の周波数２
回転速度と時間との関係を示す特性図、第５図は従来の
回転電機の始動装置を示す説明図である。 １・・交流励磁同期発電々動機（回転電機）、３サイク
ロコンバータ（励磁用の゛市況）、４・・・制御装置、
５ ・電力系統、６・・・すべり位相検出機（すベリ位
相周波数を検出する装置）、７・・・サイリスタ変換器
（始動用の電源）、１０・・・第１の遮断器、１１ ・
第２の遮断器、１３ａ・・・第１の切換スイッチ、１３
ｂ・・・第２の切換スイッチ、１４ ・励磁パターン発
生器（発振器）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、固定子および回転子に多相巻線を有し、かつ電力系
統に第１の遮断器を介して接続された回転電機の固定子
巻線に接続され、出力周波数を制御可能な始動用の電源
と、前記回転電機の回転子巻線に接続され、出力周波数
を制御可能な回転電機の励磁用の電源と、前記回転子巻
線と前記電力系統との間に接続され、前記電力系統の周
波数と前記回転電機の極対数と回転速度との積により求
められる回転周波数との差に相当するすべり位相周波数
を検出する装置とを備え、前記始動用の電源は、前記第
１の遮断器に第２の遮断器を介して並列に接続され、前
記励磁用の電源と前記すべり位相周波数を検出する装置
との間には前記励磁用の電源の出力周波数を制御する制
御装置が設けられている回転電機の始動装置において、
前記制御装置と前記すべり位相周波数を検出する装置と
の間に第１の切換スイッチを設け、この第１の切換スイ
ッチと制御装置との間にこれらと並列に第２の切換スイ
ッチを介して所望の周波数の電圧を出力可能な発振器を
設けたことを特徴とする回転電機の始動装置。 ２、前記始動用の電源が、サイリスタ変換器、トランジ
スタインバータ、ＧＴＯインバータ、同期発電機である
特許請求の範囲第１項記載の回転電機の始動装置。 ３、前記励磁用の電源が、サイクロコンバータである特
許請求の範囲第１項記載の回転電機の始動装置。 ４、前記すべり位相周波数を検出する装置が、すべり位
相検出機である特許請求の範囲第１項記載の回転電機の
始動装置。 ５、前記発振器が、励磁パターン発生器である特許請求
の範囲第１項記載の回転電機の始動装置。 ６、固定子および回転子に多相巻線を有し、かつ電力系
統に第１の遮断器を介して接続された回転電機の固定子
巻線に接続され、出力周波数を制御可能な始動用の電源
と、前記回転電機の回転子巻線に接続され、出力周波数
を制御可能な回転電機の励磁用の電源と、前記回転子巻
線と前記電力系統との間に接続され、前記電力系統の周
波数と前記回転電機の極対数と回転速度との積により求
められる回転周波数との差に相当するすべり位相周波数
を検出する装置とを備え、前記始動用の電源は前記第１
の遮断器に第２の遮断器を介して並列に接続され、前記
励磁用の電源と前記すべり位相周波数を検出する装置と
の間には前記励磁用の電源の出力周波数を制御する制御
装置が設けられているものにおいて、前記制御装置と前
記すべり位相周波数を検出する装置との間に第１の切換
スイッチを設け、この第１の切換スイッチと制御装置と
の間にこれらと並列に第２の切換スイッチを介して所望
の周波数の電圧を出力可能な発振器を設け、前記回転電
機の始動開始時には前記第１の切換スイッチおよび第１
の遮断器を開放し、前記第２の切換スイッチおよび第２
の遮断器を閉にして前記発振器で直流電圧を発生させ、
前記始動用の電源で前記回転電機を始動させるようにし
たことを特徴とする回転電機の始動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63191144A JPH0783624B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 回転電機の始動装置およびその始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63191144A JPH0783624B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 回転電機の始動装置およびその始動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241691A true JPH0241691A (ja) | 1990-02-09 |
| JPH0783624B2 JPH0783624B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16269625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63191144A Expired - Fee Related JPH0783624B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 回転電機の始動装置およびその始動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783624B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03243189A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-30 | Mitsubishi Electric Corp | 交流励磁同期機の始動方式 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52153018U (ja) * | 1976-05-17 | 1977-11-19 | ||
| JPS6277885A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 | Toshiba Corp | 可変速ポンプ水車直結巻線形誘導発電電動機の起動方法 |
| JPS62201078A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 揚水発電所 |
| JPH01255488A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-12 | Toyo Kiden Kk | かご型誘導電動機の始動装置 |
-
1988
- 1988-07-30 JP JP63191144A patent/JPH0783624B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52153018U (ja) * | 1976-05-17 | 1977-11-19 | ||
| JPS6277885A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 | Toshiba Corp | 可変速ポンプ水車直結巻線形誘導発電電動機の起動方法 |
| JPS62201078A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 揚水発電所 |
| JPH01255488A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-12 | Toyo Kiden Kk | かご型誘導電動機の始動装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03243189A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-30 | Mitsubishi Electric Corp | 交流励磁同期機の始動方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0783624B2 (ja) | 1995-09-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1203280A (en) | Combined starting/generating system and method | |
| JP3840416B2 (ja) | タービン発電装置 | |
| JPH03502398A (ja) | 選択できる入力電力制限を有する可変速度定周波数始動装置 | |
| US5587641A (en) | VSCF start system with precise voltage control | |
| JPS62236398A (ja) | 巻線型誘導機の制御装置 | |
| JP3053612B2 (ja) | 揚水発電装置 | |
| JPH07245998A (ja) | ブラシレス励磁機を備えた発電設備の始動装置 | |
| JPH0241691A (ja) | 回転電機の始動装置およびその始動方法 | |
| JP2911337B2 (ja) | 交流励磁形同期機の始動装置 | |
| JP2001238489A (ja) | 産業用タービン機関に連結された高速交流永久磁石同期モーターの制御方法及びその装置 | |
| JP2943563B2 (ja) | 巻線形誘導発電電動機の始動制御装置 | |
| JPH0564554B2 (ja) | ||
| JPH09215102A (ja) | 電気車の制御装置及び制御方法 | |
| JP3754644B2 (ja) | 可変速周波数変換機の始動方式 | |
| JP2005086906A (ja) | 可変速発電電動機の始動方法、及び、可変速発電電動機の制御装置 | |
| JPS60261399A (ja) | 誘導発電機の運転方法 | |
| JPS6315684A (ja) | 揚水発電機システム | |
| JP3321474B2 (ja) | 可変速発電電動機の制御装置 | |
| JPH04165992A (ja) | 同期調相機の運転制御装置 | |
| JPH104697A (ja) | 車両の牽引用電気電動機の電源用インバータ変換器 | |
| JPS63220722A (ja) | 可変速発電装置 | |
| Tripathy | Electric drive for flywheel energy storage | |
| JP2544967B2 (ja) | 揚水発電システム | |
| JPS58192476A (ja) | 揚水発電装置 | |
| JPH02262879A (ja) | 可変速揚水発電システムの始動方式 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |