JPH0456623A - 車体のカウル内エアダクト構造 - Google Patents

車体のカウル内エアダクト構造

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JPH0456623A
JPH0456623A JP16592290A JP16592290A JPH0456623A JP H0456623 A JPH0456623 A JP H0456623A JP 16592290 A JP16592290 A JP 16592290A JP 16592290 A JP16592290 A JP 16592290A JP H0456623 A JPH0456623 A JP H0456623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air duct
cowl
water
wall
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP16592290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Fujita
秀明 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0456623A publication Critical patent/JPH0456623A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車体のカウルパネルに設けられた車体のカウ
ル内エアダクト構造に関する。
[従来の技術] 従来、この種の車体のカウル内エアダクト構造としては
、実開昭56−75071号公報が開示されている。第
6図に示される如く、この車体のカウル内エアダクト構
造においては、カウルアウタパネル48に設けられたル
ーパー51とカウルインナパネル50に設けられたエア
ダクト52との間に、遮蔽板53が設けられており、ル
ーパー51から侵入した水が直接エアダクト52内に入
るのを防止している。また、エアダクト52をカウルプ
レース54側へ延設し、エアダクト52の延設部(ノー
ズ)52Aを水切用の壁として、カウルインナパネル4
8内の水位が上昇した場合に、エアダクト52内へ水が
容易に侵入しないような構造としている。
しかしながら、この車体のカウル内エアダクト構造にお
いては、エアダクト52がカウルプレース54側へ延設
されたため、エアダクト52のノーズ52Aとカウルプ
レース54との距離Tが短くなるため、即ち、エアダク
ト52の7−ズ52Aとカウルプレース54との隙間5
8が狭くなるのため、隙間58での空気の通風抵抗が増
大しベンチレーターの換気性能が低下するという不具合
があった。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明は上記事実を考慮し、エアダクト内への水の侵入
を防止することができると共に、ベンチレーターの換気
性能を充分に確保することができる車体のカウル内エア
ダクト構造を提供することが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、車体のカウルパネルに開口された吸気孔にエ
アダクトを設けた車体のカウル内エアダクト構造であっ
て、前記エアダクトを上方へ延設し水切用の壁とすると
共に、前記壁の少なくとも一部が浮力により上下するこ
とを特徴としている。
[作用] 上記構成の本発明では、エアダクトの水切用の壁の少な
くとも一部が浮力により上下する。例えば水切用の壁の
一部が上下に移動可能とされると共に、この部位に浮き
が固着されている。従って、カウルパネルのエアダクト
の周囲に水が侵入し、この部位の水位が上昇した場合に
は、水切用の壁の一部が浮力により上昇し、エアダクト
内への水の侵入を防止することができる。
一方、エアダクトの周囲の水位が下がった場合には、水
位とともに水切用の壁の一部が下降するた緬、ベンチレ
ーターの換気性能を充分に確保することができる。
[実施例コ 本発明の第1実施例を第1図〜第3図に従って説明する
第3図に示される如く、車体10のフロントウィンドー
12の下部には、車幅方向に長尺状とされたカウルパネ
ル14が配置されており、このカウルパネル14の両端
部は、左右のフロントピラー16.18に夫々結合され
ている。
第2図に示される如く、カウルパネル14は、カウルパ
ネル14の上部を構成するカウルアウタパネル20と、
カウルパネル14の下部を構成するカウルインナパネル
22とで構成されており、車幅方向(第2図の左右方向
)へ連通する閉断面構造とされている。
第3図に示される如く、カウルアウタパネル20の上面
2OAには、矩形状のルーパー24が、車幅方向に沿っ
て複数個設けられている。これらのルーパー24には網
目状に複数個の貫通孔26が穿設されおり、吸気口とさ
れている。
第2図に示される如く、カウルインナパネル22の底面
22Aには、ベンチレーターの吸気部を構成する吸気孔
28が穿設されており、この吸気孔28から吸気した空
気により車室内空気の換気が行なわれる。カウルインナ
パネル22の吸気孔28の周縁部は、車体上下方向上側
へ向けて屈曲されフランジ22Bとされている。また、
カウルインナパネル22の吸気孔28には、車体上下方
向上側からエアダクト30が取付られている。
第1図に示される如く、エアダクト30は、開口形状が
長円状とされており、一方の端部には長円の外側へ向け
てフランジ30Aが設けられている。
第2図に示される如く、エアダクト30のフランジ30
Aはカウルインナパネル22の吸気孔28の外周部に、
車体上下方向上側から密着結合されており、この部位か
ら吸気孔28内に水が侵入しないようになっている。
第1図に示される如く、エアダクト30の側壁部は上方
へ延設され水切用の壁30Bとされている。この水切用
の壁30Bのルーパー24側は、上下方向の略中央部か
ら上方側が揺動壁32とされており、この揺動壁32は
エアダクト30の外側へ向けて揺動可能とされている。
また揺動壁32の外周面32Aの先端部には、フロート
34が固着されている。従って、カウルパネル14内に
水が無い場合には、揺動壁32は自重とフロート34の
荷重によって開放状態となる。
また、揺動壁32は蛇腹状とされた連結部32Bによっ
て、隣接するエアダクト30の水切用の壁30Bと連結
されている。従って、揺動壁32の最大開放状態は連結
部32Bが伸びた状態(第第2の状態)となる。一方、
カウルパネル14内に水が侵入し、カウルインナパネル
22内の水位が上昇した場合には、フロート34が浮上
して、揺動壁32が第2図の時計方向く第2図の矢印六
方向)へ揺動し閉止状態となり、エアダクト30内への
水の侵入を防止する。
第2図に示される如く、エアダクト30とカウルアウタ
パネル20との間には、カウルプレース36が配置され
ており、エアダクト30の水切用の!30Bとカウルプ
レース36との距離(揺動壁32が閉止状態となった場
合の揺動壁32とカウルプレース36との距離)Lに対
して、揺動壁32が開放状態となった場合の、揺動壁3
2とカウルプレース36との距離Mが充分大きぐなって
いる。
なお、カウルパネル14の端部には、カウルサイドパネ
ル38が設けられており、カウルサイドパネル38のカ
ウルインナパネル22との接合部には、水抜き穴40が
設けられている。従って、カウルパネル14内に侵入し
た水は、この水抜き穴40から排出されるようになって
いる。
次に本実施例の作用に付いて説明する。
雨天時又は洗車時にルーパー24の貫通孔26からカウ
ルインナパネル22内へ水が侵入し、エアダクト30の
周囲の水位が上昇した場合には、エアダクト30の揺動
壁32は、フロート34の浮力により、第2図の矢印六
方向へ揺動上昇し閉止状態となる。このため、カウルイ
ンナパネル22内の水がエアダクト30内に侵入するこ
とを防止できる。
一方、カウルインナパネル22内の水が、カウルサイド
パネル38の水抜き穴40から排出され、エアダクト3
0の周囲の水位が下降した場合には、水位とともに揺動
壁32が自重とフロート34の荷重により、第2図の矢
印六方向と反対方向へ揺動下降する。このため、揺動壁
32とカウルプレース36との距離Mが充分大きくなり
、ベンチレーターの換気性能を充分に確保することがで
きる。
次に本発明の第2実施例を第4図及び第5図に従って説
明する。
なお、第1実施例と同一部材に付いては、同一符号を付
してその説明を省略する。
第4図及び第5図に示される如く、エアダクト42の水
切用の壁42Bは、全周に渡って蛇腹状とされており、
この水切用の壁42Bのフランジ42Aと反対側端部に
は、リング状にフロート44が固着されている。
従って、エアダクト42の周囲の水位が上昇した場合に
は、エアダクト42は水切用の壁42Bに設けられたフ
ロート44の浮力により上方へ伸び、第5図の想像線の
状態となる。このため、カウルインナパネル22内の水
がエアダクト44内に侵入することを防止できる。
一方、カウルインナパネル22内の水が、カウルサイド
パネル38の水抜き穴40から排出され、エアダクト4
4の周囲の水位が下降した場合には、水位とともに水切
用の壁42Bが自重とフロート44の荷重により収縮し
第5図の実線の状態となる。このため、水切用の壁42
Bとカウルプレース36との距離Mが充分大きくなり、
ベンチレーターの換気性能を充分に確保することができ
る。
なお、上記第1実施例及び第2実施例では、フロート3
4.44によって、揺動壁32、水切用の壁42Bを上
昇させたが、揺動壁32又は水切用の壁42Bを上昇さ
せる構成はフロートに限らず、揺動壁32又は水切用の
壁42Bの材質を水に浮く材質とする等の他の構成とし
ても良い。
[発明の効果] 本発明は上記構成としたため、エアダクト内への水の侵
入を防止することができると共に、ベンチレーターの換
気性能を充分に確保することができるという優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の車体のカウル内エアダク
ト構造を示す斜視図、第2図は第3図■■線断面図、第
3図は本発明の第1実施例の車体のカウル内エアダクト
構造が適用されたカウルを示す斜視図、第4図は本発明
の第2実施例の車体のカウル内エアダクト構造を示す斜
視図、第5図は本発明の第2実施例の車体のカウル内エ
アダクト構造を示す第2図に対応する断面図、第6図は
従来のカウル内エアダクト構造を示す第2図に対応する
断面図である。 10・・・車体、 14・・・カウルパネル、 22・・・カウルインナパネル、 28・・・吸気孔、 30.42・ ・ ・エアダクト、 30B、42B・・・水切用の壁、 32・・・揺動壁、 34.44・・・フロート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体のカウルパネルに開口された吸気孔にエアダ
    クトを設けた車体のカウル内エアダクト構造であって、
    前記エアダクトを上方へ延設し水切用の壁とすると共に
    、前記壁の少なくとも一部が浮力により上下することを
    特徴とする車体のカウル内エアダクト構造。
JP16592290A 1990-06-25 1990-06-25 車体のカウル内エアダクト構造 Pending JPH0456623A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6158622A (en) * 1998-02-12 2000-12-12 Nihon Kim Co., Ltd. Closure to be attached to a container
CN113365858A (zh) * 2019-01-28 2021-09-07 标致雪铁龙汽车股份有限公司 用于机动车辆的空调机组的装配有导流器的空气进气口

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6158622A (en) * 1998-02-12 2000-12-12 Nihon Kim Co., Ltd. Closure to be attached to a container
CN113365858A (zh) * 2019-01-28 2021-09-07 标致雪铁龙汽车股份有限公司 用于机动车辆的空调机组的装配有导流器的空气进气口

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