JPH0456466B2 - - Google Patents

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JPH0456466B2
JPH0456466B2 JP56169998A JP16999881A JPH0456466B2 JP H0456466 B2 JPH0456466 B2 JP H0456466B2 JP 56169998 A JP56169998 A JP 56169998A JP 16999881 A JP16999881 A JP 16999881A JP H0456466 B2 JPH0456466 B2 JP H0456466B2
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Koji Masuda
Yoshikazu Takahashi
Katsuji Horiguchi
Hiroshi Yoshimura
Ryota Kasai
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Nチヤンネル型の絶縁ゲート電界効
果トランジスタと、Pチヤンネル型の絶縁ゲート
電界効果トランジスタとを含む相補型の半導体集
積回路装置(以下、CMOS又はCMIS型の半導体
集積回路装置と称する)に関する。
Pチヤンネルの絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタ(以下、MISFETと称する)と、Nチヤン
ネルのMISFETとから成るCMOS構造の半導体
集積回路装置は、特性的に消費電力が低く、か
つ、バイポーラ型の論理回路、例えば、TTL
(Transistor Transistor Logic)論理回路を駆
動し得る出力レベルを有するため、バイポーラ型
の論理回路と両立性を有する。また、この半導体
集積回路装置は、構造的に、比較的に、レイアウ
ト設計が容易にされる点から、大規模集積回路装
置(以下、単にLSIと称する)、又は、超LSI
(VLSI)に適している。
この種の半導体集積回路装置は、一般に、論理
回路の出力側において、バイポーラ型回路などの
外部回路に対して、容量性の負荷などに対して大
きな駆動能力を与えるために、出力側のインタフ
エース回路部を構成するCMOS構造の対
MISFETのチヤンネル幅、チヤンネル長などの
幾何学的構造を、内部論理回路部を構成する
CMOS構造のMISFETに比べ大きくしている。
しかしながら、本発明者等の検討結果に従え
ば、幾何学的構造が大きいインタフエース回路部
のCMOS構造は、内部論理回路部の幾何学的構
造が小さいCMOS構造に比較して、インタフエ
ース回路の出力信号端子、すなわち、半導体集積
回路装置の出力信号端子から入力される雑音信号
によつて、寄生PNPNサイリスタ構造によるラ
ツチアツプ現象が生じ易いという事実が判明し
た。このラツチアツプ現象に起因して、論理回路
に誤動作を与え、又は、ラツチアツプ現象に基づ
く大電流によつて、回路素子の破壊を招くという
問題点のあることを発見した。
すなわち、出力インタフエース回路のCMOS
構造は、一般に、N型シリコン基板の一主面側に
P型ウエルを形成し、このP型ウエル内にNチヤ
ネルMISFET(Metal Insulator Semiconductor
Field Effect Transistor)のN+型ソース及びド
レイン領域を設け、他方N型シリコン基板にはP
チヤネルMISFETのP+型ソース及びドレイン領
域を設け、両MISFETの各ゲートには内部回路
の出力を共通に与え、各ドレイン領域からは
CMOSの出力を取出して出力端子に導びいてい
る。従つて、PチヤネルMISFETのP+型能動領
域と、N型基板と、NチヤネルMISFETが形成
されるP型ウエルとの間にはPNP寄生バイポー
ラトランジスタ構造が、一方、Nチヤネル
MISFETのN+型能動領域と、P型ウエルと、N
型基板との間にはNPN寄生バイポーラトランジ
スタ構造が形成されて、これらの両寄生トランジ
スタによつてPNPN寄生サイリスタ構造が形成
される。従つて、CMOSの出力側端子(半導体
集積回路装置の出力端子)から何らかの異常電圧
が加わつた際、これを電気的トリガとして上記寄
生サイリスタが導通することによつて電源を横切
るシヨート回路が形成されて、大電流が連続的に
流れることになる。こうしたラツチアツプ現象に
よる電流が過大に流れると、CMOS自体が熱的
に破壊されてしまうという好しからぬ事態を招く
ことになる。
本発明者の検討によれば、このラツチアツプ現
象が、特に、インタフエース回路の出力回路にお
いて生じ易い理由は、出力インタフエース回路の
素子サイズは、TTL等の外部回路を駆動できる
ように大きなものとしてゲインを高くしているた
め、サイリスタ構造を形成する寄生PNPトラン
ジスタおよびNPNトランジスタの両者の等価電
流増幅率(hFE)が大きくなるためと考えられる。
このラツチアツプ現象を防ぐために、例えば上記
の両MISFETを距離的に離して配置し、PNP寄
生トランジスタの電流増幅率hFEを小さくするこ
とが考えられる。しかしながら、微細加工技術の
進歩によるLSIの集積度の向上に伴なつて、内部
回路として集積される論理ゲート数を増やすと、
これに応じて出力回路の数も増える必要があるか
ら、インタフエース回路のCMOSを構成する両
MISFETを離して配置すること自体がレイアウ
ト上から困難であり、かつ出力インタフエース回
路の占有面積を大きくせしめる点で不利である。
従つて、本発明の主目的は、CMOS型の半導
体集積回路装置におけるラツチアツプ現象を防止
し、その正常な駆動機能を保持することにある。
本発明の他の目的は、レイアウトが容易で高集
積化を実現できるCMOS型の半導体集積回路装
置の出力回路の構造を提供することにある。
これらの目的を達成するための本発明の要旨
は、P型チヤネルの絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタとN型チヤネルの絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタとからなる相補型論理ゲート回路と、
この論理ゲート回路に接続される外部回路駆動用
のインタフエース回路とを共通の半導体基体に形
成し、前記インタフエース回路を、複数のN型チ
ヤネルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタのう
ちの一方のN型チヤネルの絶縁ゲート型電界効果
トランジスタのドレインが電源電圧に接続され、
そのソースが他方のN型チヤネルの絶縁ゲート型
電界効果トランジスタのドレインと結合され、そ
の結合端子が出力端子となり、前記他方のN型チ
ヤネルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソ
ースが接地電位に接続されるプツシユプルバツフ
アの出力回路で構成し、前記出力回路の出力高レ
ベル電圧が電源電圧より低くかつTTL出力レベ
ルを充分に満たすことを特徴とする半導体集積回
路装置にある。
以下、本発明をCMOS型論理LSIに適用した実
施例について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図および第2図は、本発明の実施例に従う
CMOS構造のLSIにおけるレイアウトの略式図を
示す。このLSIは、ある論理機能を与えるために
形成されたものである。
約12mm角のシリコン半導体基板からなるICチ
ツプ1は、中央部を占める約10mm角の領域に形成
された論理回路部2と、この論理回路部(内部回
路部)から約120μmの間隔3を置いた状態で内
部回路部2を四方から取囲む約300μm幅の領域
に形成された、論理回路部2の入出力端子と外部
回路とを結合するための周辺回路部4と、約
580μm幅の周縁部に設けられた、周辺回路部に
電気的接続されるボンデイングパツド列5とから
なつている。論理回路部2はチツプ全体の70%程
度を占めていて、後で詳細に述べるようにNチヤ
ネルMISFET列6とPチヤネルMISFET列7と
が交互に配列せしめられたものからなり、その論
理ゲート数は数万ゲートにも及ぶ大規模ロジツク
を構成している。この論理回路部2は、NAND、
排他的OR等の単位回路の集合体によつてCMOS
で構成されている。周辺回路部4は、論理回路部
2の入力側に結合されて外部回路の入力信号を論
理回路部2へ伝達させるための入力インタフエー
ス回路部と、論理回路部2の出力側に結合され
て、その出力信号を、他の外部回路へ送信するた
めの出力インタフエース回路部とを含んでいる。
入力インタフエース回路部は、LSIの外部からの
信号を受信するものであることから、その回路の
CMOSインバータ回路を形成するMISFETは、
内部論理回路部2を構成するMISFETとほぼ同
一の幾何学的寸法を以つて形成することができ
る。一方、出力インタフエース回路部は、LSIの
他の外部回路を駆動する必要のあることから、そ
れを構成するMISFETの寸法を大きくする必要
がある。本発明に従えば、この出力インタフエー
ス回路部は、同一導電チヤンネル、すなわち、N
チヤンネルのMISFETによつて出力インバータ
回路(バツフア回路)が構成される。この周辺回
路部は、例えば、ボンデイングパツド5の領域を
含めて、チツプ全体の20〜30%を占有し、入力イ
ンタフエース回路と、出力インタフエース回路と
が交互に配列された形をとることができる。
内部回路部2と周辺回路部4との領域3は配線
チヤネルとして多数のアルミニウム配線が施され
ている。ボンデイングパツド5は、実際には入力
インタフエース回路部(周辺回路部)の各入出力
端子に電気的に接続され、それに対応するピン数
は例えば200ピンとなる。
かかる実施例では、上述したラツチアツプが問
題となる出力用のボンデイングパツドについて以
下に詳述する。
内部回路部2は具体的には第3図に示す如き
CMOS構造になつている。即ち、N型シリコン
基板の一主面に、内部回路部の左側から右端にか
けて連続して細長く伸びるP型ウエル8がNチヤ
ネルMISFET群6の各行毎に形成され、そのウ
エル8内にFET群6のソース又はドレイン領域
としてのN+型拡散領域9が形成され、各拡散領
域間にはシリコン基板上のゲート絶縁膜を介して
ポリシリコンゲート電極10がPチヤネル
MISFET群7と共通に設けられている。この実
施例では、MISFET群6の各行において例えば
3本のゲート電極10毎に拡散領域9が分離さ
れ、従つて4つの拡散領域9と3つのゲート電極
10を単位構成とするNチヤネルMISFET群6
が多数個ウエル9の長さ方向に沿つて互いに分離
して配置されている。一方、Pチヤネル
MISFET群7も同様に配列され、その各行にお
いて上記NチヤネルMISFET群6の単位に対応
して、ソース又はドレイン領域としての4つの
P+型拡散領域11と3本のポリシリコンゲート
電極10とで1つの単位を形成している。なお、
これらのFET群6,7においてNANDゲート等
を構成するためのアルミニウム配線は図示省略し
ている。例えば、第3図に形成されたPチヤンネ
ルMISFETT1−T2およびそれらと対をなすNチ
ヤンネルMISFETT4−T5は、ポリシリコンゲー
ト電極およびそれらの拡散領域の上に形成される
絶縁膜(図示されていない)上を延在するアルミ
ニウム配線(図示されていない)によつて、第8
図に示すような、NANDゲート回路を形成する
ことができる。
本発明に従う周辺回路部4は、第4図および第
5図に示した一対のNチヤンネルMISFET12
および13を単位構成として形成される。これら
一対のMISFETは上述した出力インタフエース
回路を形成するものであつて、LSIの内部回路2
のCMOSと、LSIの外部に接続されるTTL等の
外部回路との間に配され、これらのレベル変換を
行なうためのものである。各MISFET12およ
び13はN型シリコン基板14の一主面に形成し
たP型ウエル15に設けられ、すべて同一導電型
のN+型ソース領域16及びドレイン領域17、
ソース領域18及びドレイン領域19を夫々有し
ている。そして、上記した内部回路からの各入力
INA、INBは夫々、アルミニウム配線20,21
を介して各拡散領域16及び17間、18及び1
9間に伸びるポリシリコンゲート電極22,23
に与えられる。また一方のFET群12の各ドレ
イン領域17にはアルミニウム配線24によつて
電源電圧VDDが与おられ、他方のFET13の各ソ
ース領域18にはアルミニウム配線25によつて
接地電位が与えられる。これによつて、一対の
FET12および13はプシユプルインバータ回
路を形成する。このインバータ回路の出力は、一
対のFET12および13の各ソース領域16お
よびドレイン領域19からアルミニウム配線26
によつて取出される。なお、このインタフエース
回路の単位当りのサイズは例えば300μm×100μ
mであり、この単位が第2図に示したように内部
回路の周辺に多数配置されている。なお、第4図
においては各アルミニウム配線24〜26と各拡
散領域とのコンタクト領域、及び各アルミニウム
配線20及び21とゲート電極22及び23との
コンタクト領域は夫々×印で示されている。ま
た、第5図において、27は素子分離用のフイー
ルドSiO2膜、28はゲート酸化膜、29はポリ
シリコンゲート電極表面のSiO2膜、30はリン
シリケートガラス膜である。
次に、上記の如くに構成された内部回路−イン
タフエース回路間の電気的な接続関係、及び外部
のTTL回路との電気的な接続関係を第6図で説
明する。
第6図に示すように、内部回路は実際には
CMOSインバータ構造を有するMIS型論理ゲー
トからなつており、その出力段のインバータの出
力がインタフエース回路のMISFET12のゲー
トに印加され、またそのインバータへの入力がイ
ンタフエース回路のMISFET13のゲートにも
印加される。内部回路のMISFET31,32及
び33はPチヤンネルエンハンスメントタイプ
で、MISFET34,35及び36はNチヤネル
エンハンスメントタイプである。また、
MISFET12及び13で構成されるインタフエ
ース回路は外部のTTL駆動能力を有するプツシ
ユプルバツフアとして機能し、このためにその出
力が上述したパツド5からなる出力端子に結合さ
れたボンデイング用ワイヤを介してTTL回路に
入力される。このインタフエース回路では、出力
の高レベルが電源電圧VDDよりMISFETのしきい
値電圧分だけ低下するが、TTLレベルとしては
充分なものであり、インタフエースの条件は充分
に満足したものとなる。
ここで注目すべきことは、インタフエース回路
がすべてNチヤネルのMISFET12,13で構
成されていることである。従つて、第5図に構造
的に明示したように、既述したCMOS構造とは
根本的に異なつて、ラツチアツプを生ぜしめる
PNPNサイリスタ構造は何ら存在しないことに
なる。このため、たとえ何らかの電気的トリガが
ボンデイングパツド5を介してインタフエース回
路に印加されても、ラツチアツプによる素子の破
壊現象を効果的に防止することが可能となる。こ
のことは、特に、外部からの雑音を拾い易いイン
タフエース回路を正常に動作させる上で極めて有
意義である。しかも、既述したCMOS構造のよ
うにラツチアツプ防止のために素子間を離す必要
がなくなるから、インタフエース回路自体の微細
パターン化が可能となり、これに伴なつて内部の
論理ゲート数に充分に対応できる高集積度の出力
回路を形成することができる。
なお、上記の内部回路はCMOSで構成されて
いるが、そこではラツチアツプ現象は生じにく
い。即ち、内部回路のCMOSは素子サイズ自体
が出力回路の素子に比べて極めて小さいため、寄
生NPNおよびPNPバイパーラトランジスタの電
流増幅率hFEが等価的に小さくなるからである。
例えば、内部回路の1素子当りの占有面積は、周
辺回路の1素子当りの面積に対して1/100以下と
なり、等価的なhFEは、極めて小さくなる。
また、本実施例では出力回路部のインタフエー
ス回路のラツチアツプ防止について述べたが、そ
のようなラツチアツプ現象は入力インタフエース
回路では問題とならないことを付言しておく。即
ち、入力インタフエース回路では、第8図の等価
回路に示すように、CMOSインバータの共通ゲ
ートと入力端子(5)との間に、半導体基板上に形成
されたポリシリコン膜による入力保護抵抗(RP
と、半導体基板中に形成された保護ダイオード
(ZP)とが接続されるが、入力端子からパルス状
のノイズが入つてもこれは保護抵抗の抵抗RP
保護ダイオードZPの容量Cとで決まるRC定数に
よつて低減せしめられ、又は保護ダイオードZP
よつてクランプされるので、サイリスタ構造のト
リガ信号として充分な信号が入力されない。また
仮にノイズが分に減衰されないままゲートを介し
て入つても、入力インタフエース回路の
CMOSMISFET T7およびT8のサイズが小さい
ので、寄生PNP又はNPNトランジスタのhFEは小
さくなるので、既述の如きラツチアツプは生じ得
ないことになる。
上述の実施例の説明から明らかにされるよう
に、本発明は、幾何学的寸法の大きい従来の
CMOS構造の出力バツフア(出力インタフエー
ス回路)において、特に、サイリスタ構造による
ラツチアツプ現象が生じ易いという事実に着目し
てなされたもので、出力バツフア回路を単一チヤ
ンネルの複数のMISFETによつて形成すること
を特徴としている。本発明によれば、出力バツフ
ア回路を構成する同一導電チヤンネルの一対の
MISFETを大きな幾何学的寸法に形成しても、
サイリスタの発生を招くことはない。例えば、内
部論理回路の一対のCMOS構造のMISFETの占
有面積に対し、50倍以上の占有面積の一対の同一
導電型チヤンネルのMISFETを形成し、これに
よつて、外部回路に対する駆動態力を向上させる
ことができる。
以上、本発明を例示したが、上述した例は本発
明の技術的思想に基いて更に変形が可能である。
例えば、上述のインタフエース回路をPチヤネル
MISFETのみで構成することができる。この場
合、電源の極性を変換し、かつ内部回路の
CMOSインバータにおいてNチヤネルMISFET
を電源側に、PチヤネルMISFETを接地側に接
続する必要がある。仮に、第6図の接続関係のま
まインタフエース回路を単にPチヤネル
MISFETで構成した場合、ソースフオロワとな
るために特にFET導通時にその出力電圧として
しきい値電圧分が得られるが、この出力電圧はア
ースレベル(“0”)とはならず次段のTTLの駆
動レベル以上となるから、レベル変換が不可能と
なる。この意味で、第6図のように接続する場合
には、インタフエース回路のFETはNチヤネル
のタイプにしてはじめて、TTLとのレベル変換
が可能となる。また、第3図の構造ではCMOS
用としてP型ウエルを形成したが、これに代えて
N画ウエルを形成してPチヤネルMISFETを設
け、P型基板にはNチヤネルMISFETを設ける
こともできる。この場合は、基板がP型であるか
ら、上述のインタフエース回路のNチヤネル
MISFETは第5図のようにP型ウエルに設ける
ことを要せず、基板自体にN+型拡散領域を直接
形成することができ、ウエルの如き分離手段は不
要となる。なお、本発明は、上述した回路構成に
限定されるものではなく、種々の論理回路に勿論
適用可能であり、また外部回路も上述の例では例
示したにすぎない。
本発明は、上述したように、相補型内部回路に
接続されるインタフエース回路をすべて同一導電
型チヤネルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
で構成しているので、寄生サイリスタ構造をなく
し、ノイズによるラツチアツプ現象を防止して正
常なインタフエース機能を発揮させることができ
る。しかも、インタフエース回路の構成回路素子
を微細パターン化しても何らラツチアツプが生じ
ないので、高集積度の出力回路をレイアウト容易
に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は論理LSIの全体のレイアウトを概略的に示
す平面図、第2図は第1図の一部拡大平面図、第
3図は第1図に示したLSIの内部論理ゲートの一
部拡大平面図、第4図は第1図に示したLSIの出
力側のインタフエース回路部の一部拡大平面図、
第5図は第4図のX−X線に沿う断面図、第6図
は内部回路−インタフエース回路−TTL回路間
の等価回路図、第7図および第8図は、第1図に
示したLSIの一部の等価回路図である。 なお、図面に用いられている符号において、2
は内部回路部、4は周辺回路部、5はボンデイン
グパツド、6はNチヤネルMISFET群、7はP
チヤネルMISFET群、8及び15はP型ウエル、
12及び13はインタフエース回路のNチヤネル
MISFET群、20,21及び24〜26はアル
ミニウム配線、22及び23はポリシリコンゲー
ト電極である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 P型チヤネルの絶縁ゲート型電界効果トラン
    ジスタとN型チヤネルの絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタとからなる相補型論理ゲート回路と、
    この論理ゲート回路に接続される外部回路駆動用
    のインタフエース回路とを共通の半導体基体に形
    成し、前記インタフエース回路を、複数のN型チ
    ヤネルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタのう
    ちの一方のN型チヤネルの絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのドレインが電源電圧に接続され、
    そのソースが他方のN型チヤネルの絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタのドレインと結合され、そ
    の結合端子が出力端子となり、前記他方のN型チ
    ヤネルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソ
    ースが接地電位に接続されるプツシユプルバツフ
    アの出力回路で構成し、前記出力回路の出力高レ
    ベル電圧が電源電圧より低くかつTTL出力レベ
    ルを充分に満たすことを特徴とする半導体集積回
    路装置。
JP56169998A 1981-10-26 1981-10-26 半導体集積回路装置 Granted JPS5871650A (ja)

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JPS5493376A (en) * 1977-12-30 1979-07-24 Fujitsu Ltd Semiconductor integrated circuit device

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JPS5871650A (ja) 1983-04-28

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