JPH0455033Y2 - - Google Patents

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JPH0455033Y2
JPH0455033Y2 JP1985189079U JP18907985U JPH0455033Y2 JP H0455033 Y2 JPH0455033 Y2 JP H0455033Y2 JP 1985189079 U JP1985189079 U JP 1985189079U JP 18907985 U JP18907985 U JP 18907985U JP H0455033 Y2 JPH0455033 Y2 JP H0455033Y2
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JP
Japan
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balance weight
radiator cover
flange
radiator
seal member
Prior art date
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JP1985189079U
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JPS6298696U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はフオークリフトの防音・防水構造に関
し、特に、ラジエータカバーとバランスウエイト
との間隙を閉じるための防音・防水構造に関する
ものである。
【従来の技術】
従来のフオークリフトは、例えば第4図に示さ
れるように、後部ヘツドガードピラー1間にラジ
エータ(図示しない)が配置されており、その上
方を覆うようにしてラジエータカバー2が後部ヘ
ツドガードピラー1に固定されている。また、車
体後方には、ラジエータ及びラジエータカバー2
と隣接して、バランスウエイト3が設置されてい
る。
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のフオークリフトにおいては、
ラジエータカバー2とバランスウエイト3との間
に間隙4が形成される。従つて、この間隙4から
車体内のエンジン音等の騒音が漏れ、運転者に不
快感を与え、また、洗車時の水や雨水が車体内に
侵入して内部の部品等に悪影響を及ぼす恐れがあ
る、という問題点があつた。更に、この間隙4
は、部品の製造上におけるばらつきのために不揃
いとなり、美観を損ねていた。 従つて、本考案の目的は、簡単な構造でありな
がら、単に防音・防水機能を有するだけでなく、
運転席側への水の侵入も防止しうるフオークリフ
トの防音・防水構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案は、ラジエ
ータカバーの後方にバランスウエイトが隣接して
配置されているフオークリフトの防音・防水構造
において、前記ラジエータカバーの後部側縁部に
一体成形されたフランジと、該フランジに装着さ
れて前記バランスウエイトに弾性的に密着するシ
ール部材とからなり、該シール部材は、前記バラ
ンスウエイトと協働して、同バランスウエイトと
の間に排水溝を画成する形状を有して、前記フラ
ンジに装着されている、ことを特徴としている。
【作用】
上述した本考案の防音・防水構造によれば、シ
ール部材によりバランスウエイトとラジエータカ
バーとの間の間隙を閉じ、これによつて防音と防
水とが達成されるようになつている。 しかも、シール部材は、ラジエータへの雨水等
の侵入を単に防止するだけでなく、バランスウエ
イトと協働して排水溝を形成するため、雨水等
は、排水溝により案内され排水される。そのた
め、雨水等がラジエータカバーを伝つて運転席
側、即ちキヤビンスペースに侵入することもな
い。
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるフオークリフト
の防音・防水構造の好適な実施例について詳細に
説明する。 尚、従来構成と同一の部分又は相当する部分に
ついては、同一符号を用いて説明するものとす
る。 第1図には、本考案が適用された部分がフオー
クリフトの前後方向に沿つての部分断面図で示さ
れている。図示されるように、後部ヘツドガード
ピラー1間に取り付けられているラジエータカバ
ー5のバランスウエイト3側の後部側縁部には全
長に亙つて下向きのフランジ6が一体成形されて
いる。このフランジ6には弾性材料から作られた
シール部材7が嵌め込まれ、接着剤等、適宜な手
段によつて同フランジ6に固着されている。シー
ル部材7は、負荷が加えられていない場合には、
第1図に一点鎖線で示す断面形状を有する。 このようにシール部材7が装着されているラジ
エータカバー5を、バランスウエイト3の設置後
に所定の位置に取り付けると、シール部材7の側
面がバランスウエイト3の上部前面に当接し、車
体前方に弾性変形して適当な押圧力をもつて密着
するようになつている。これによつて、ラジエー
タカバー5とバランスウエイト3との間の間隙4
が密閉される。 また、シール部材7は、バランスウエイト3と
の間に排水溝8を画成するような形状に形成され
ているため、この排水溝8が雨樋として働き、バ
ランスウエイト3の上面の水がラジエータカバー
5を越えて運転席側、即ちキヤビンスペースに侵
入するのを防止することができる。 次に、この実施例におけるラジエータカバー5
の取付装置について説明する。 第2図に明示されるように、ラジエータカバー
5の各端部は、ヘツドガードピラー1の内側の側
面に溶着されたブラケツト10上に載置され、ブ
ラケツト10の下側にコの字状プレート11を介
して配置されたナツト12に、ラジエータカバー
5及びブラケツト10の穴13,14を通つて延
びる取付ボルト15を螺合させることによつて固
定される。この取付ボルト15は、ボルト頭16
を手で回すことができるように構成されており、
ラジエータカバー5の脱着を容易に行うことがで
きるようになつている。また、取付ボルト15の
紛失防止のために、取付ボルト15の軸部17に
平ワツシヤ18とEリング19等からなる抜止め
を設けておくことが好適である。 尚、従来においては、第4図を参照すると諒解
されるように、ラジエータカバー2は取り外し困
難にボルト締めされており、ラジエータの注水口
20がラジエータカバー2の貫通口21を貫いて
外部に露出し、この貫通口21から水が侵入した
りエンジン音が漏れたりするという弊害があつた
が、第2図の取付装置のようにラジエータカバー
5の脱着を容易にすることによつて、防音と防水
のためにラジエータ22の注水口20をラジエー
タカバー5で覆い隠す構成とすることが可能にな
る(第1図)。 また、第3図から理解されるように、後部ヘツ
ドガードピラー1の各々とバランスウエイト3と
の間にも間隙25が形成されている。この間隙2
5から漏出する騒音はほぼ水平の方向に伝達され
運転者の耳元騒音となることはなく、雨水等の侵
入も微少であるので、必ずしもこれを閉じる必要
はないが、後部ヘツドガードピラー1の内側の側
面にZ形鋼26を溶着し、Z形鋼26のバランス
ウエイト3側に突き出している部分27に第1図
のシール部材7と同様なシール部材28を装着
し、このシール部材28によつてバランスウエイ
ト3と後部ヘツドガードピラー1間を密閉しても
よい。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、シール部材に
よりラジエータカバーとバランスウエイトの間隙
が密閉されるので、運転者の耳元騒音が低減し運
転環境が良好となると共に、雨水等が車体内に侵
入することがなくなるので、内部の電装部品を腐
食に対して保護すると共に、風雨にさらされた状
態で作業することが多いフオークリフト自体の寿
命を延ばすこともできる。 しかも、シール部材は、バランスウエイトと協
働して排水溝を形成するため、雨水等は、同排水
溝により案内され排水されるので、ラジエータカ
バーを伝つて、運転席側、即ちキヤビンスペース
に侵入することはなく、ヘツドガードのある運転
席にいる運転者の足元部への予期しない水の侵入
を防止して、運転者に対して快適な作業環境を与
えることできる。 また、間隙がなくなることによつて外観美の向
上を図ることができ、更に、シール部材装着のた
めに形成されたフランジによりラジエータカバー
の剛性が向上する、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従つた防音・防水構造の一
実施例を示すフオークリフトの前後方向に沿つた
断面図、第2図は、ラジエータカバーの取付装置
を示す第1図のA−A線に沿つた断面図、第3図
は、後部ヘツトガードピラーとバランスウエイト
の間を密閉した状態を示す水平断面図、第4図
は、従来のフオークリフトの斜視図である。 3……バランスウエイト、4,25……間隙、
5……ラジエータカバー、6……フランジ、7,
28……シール部材、8……排水溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエータカバーの後方にバランスウエイトが
    隣接して配置されているフオークリフトにおい
    て、前記ラジエータカバーの後部側縁部に一体成
    形されたフランジと、該フランジに装着されて前
    記バランスウエイトに弾性的に密着するシール部
    材とからなり、該シール部材は、前記バランスウ
    エイトと協働して、同バランスウエイトとの間に
    排水溝を画成するような形状を有して、前記フラ
    ンジに装着されている、ことを特徴とするフオー
    クリフトの防音・防水構造。
JP1985189079U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0455033Y2 (ja)

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JP1985189079U JPH0455033Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS6298696U JPS6298696U (ja) 1987-06-23
JPH0455033Y2 true JPH0455033Y2 (ja) 1992-12-24

Family

ID=31141045

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