JPH0136663Y2 - - Google Patents

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JPH0136663Y2
JPH0136663Y2 JP18869883U JP18869883U JPH0136663Y2 JP H0136663 Y2 JPH0136663 Y2 JP H0136663Y2 JP 18869883 U JP18869883 U JP 18869883U JP 18869883 U JP18869883 U JP 18869883U JP H0136663 Y2 JPH0136663 Y2 JP H0136663Y2
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JP
Japan
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side frame
frame structure
lamps
opening
housing
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JP18869883U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の後部車体構造に係り、特
に、第1図にて示したように、バツクドア用開口
部1の側枠部2にバツクドア3がアツパヒンジ4
及びロアヒンジ5によつて取付けられてなり、か
つロアヒンジ5が取付けられる部分の側枠構成体
10とこれに固着される車体外板20とによつて
後方に向けて開口するランプ類取付用開口30が
形成されてなる自動車の後部車体構造に関する。
〔従来技術〕
上記した形式の自動車においてランプ類取付用
開口部30の近傍A部に着目すると、従来は、第
1図及び第11図に示したように側枠構成体10
と車体外板20が車体外面のa,b部において結
合されているのみで、内部においては結合されて
おらず、ロアヒンジ5に作用する荷重は実質的に
側枠構成体10のみで受ける構造となつていて、
当該部分の側枠構成体10の強度・剛性を確保す
るのに苦慮している。また、従来の構造において
は、ランプ類取付用開口30の車室内側(第11
図図示左方)に何等遮蔽物が配設されておらず、
車室内への水入防止は図示しないランプ類の取付
フランジとランプ類取付用開口30の周囲間に介
装されるシール部材のみによつてなされている。
しかしながら、シール部材のみによつて車室内へ
の水入を確実に防止することは困難であり、車室
内への水入の心配があつた。
〔考案の目的〕
本考案はかかる実情に鑑みなされたもので、そ
の目的は一部材の追加によつて、ロアヒンジが取
付けられる部分における側枠構成体の強度・剛性
アツプを図るとともに、車室内への水入防止を確
実に図ることにある。
〔考案の構成〕
かかる目的を達成するために、本考案において
は、上記した形式の自動車において、前記ランプ
類取付用開口部の車室内側にハウジングを配設
し、該ハウジングの周縁部を前記側枠構成体及び
車体外板に固着して前記ランプ類を収納する空間
を形成した。
〔考案の作用・効果〕
これにより、本考案においては、ハウジングを
介して側枠構成体と車体外板を結合することがで
き、ロアヒンジが取付けられる部分における側枠
構成体の強度・剛性を著しくアツプさせることが
できる。また、ハウジングがランプ類の後方にて
ランプ類取付用開口部及びランプ類を通過して車
室内に向かう水の侵入を阻止するため、車室内へ
の水の侵入を確実に防止することができる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第2図は第1図のA部を拡大して示してい
て、側枠構成体10と車体外板20によつてラン
プ類取付用開口部30が形成され、このランプ類
取付用開口部30において側枠構成体10にロア
ヒンジ5が取付けられている。側枠構成体10
は、第2図、第3図及び第4図にて示したよう
に、第1部材11(第5図参照)と、この第1部
材11の背面に固着した第2部材12(第6図参
照)と、この第2部材12の背部に配設して後端
部を第2部材12の後端部背面に固着した第3部
材13(第7図参照)と、第2部材12の背部に
配設してロアヒンジ5が取付けられる部分(第4
図の部分)にては後端部を第1部材11の前端部
背面にまたそれよりわずか上方の部分(第3図の
部分)にては前端部を第3部材13の前端部に固
着した第4部材14(第8図参照)と、この第4
部材14の下方に配設して後端部を第2部材12
の中間部背面にまた前端部を第3部材13の前端
部に固着した第5部材15(第9図参照)とによ
つて構成されている。なお、第2部材12の背面
にはロアヒンジ取付用ナツト12aと、バツクド
アストツパ取付用ナツト12bと、アツパヒンジ
取付用ナツト12cがそれぞれ固着されている。
また、第3部材13の背面にはロアヒンジ取付用
ナツト13aと、アツパヒンジ取付用ナツト13
bがそれぞれ固着されている。
しかして、本実施例においては、ランプ類取付
用開口部30の車室内側にハウジング40が配設
されている。ハウジング40は、第10図にて示
したように形成されていて、その外周縁の略全周
に設けたフランジ41にて側枠構成体10におけ
る第3部材13に固着されるとともに、車体外板
20の背面に固着されており、ランプ類50を収
納する空間Rを形成している。
このように構成した本実施例においては、ハウ
ジング40を介して側枠構成体10と車体外板2
0を結合することができるため、ロアヒンジ5が
取付けられる部分における側枠構成体10の強
度・剛性を著しくアツプさせることができる。ま
た、ハウジング40がランプ類50の後方にてラ
ンプ類取付用開口部30及びランプ類50を通過
して車室内に向かう水の侵入を阻止するため、車
室内への水の侵入を確実に防止することができ
る。なお、ハウジング40によつて侵入を阻止さ
れた水はハウジング40に沿つて流下しランプ類
取付用開口部30の下端部から車外に排出され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の適用対象となる自動車の斜視
図、第2図は第1図のA部拡大斜視図、第3図は
第2図の−線に沿う横断平面図、第4図は第
2図の−線に沿う横断平面図、第5図は側枠
構成体における第1部材の斜視図、第6図は側枠
構成体における第2部材の斜視図、第7図は側枠
構成体における第3部材の斜視図、第8図は側枠
構成体における第4部材の斜視図、第9図は側枠
構成体における第5部材の斜視図、第10図はハ
ウジングの斜視図、第11図は従来の構造(第4
図に相当する)を示す横断平面図である。 符号の説明、1……バツクドア用開口部、2…
…側枠部、3……バツクドア、4……アツパヒン
ジ、5……ロアヒンジ、10……側枠構成体、2
0……車体外板、30……ランプ類取付用開口、
40……ハウジング、50……ランプ類、R……
空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクドア用開口部の側枠部にバツクドアがア
    ツパヒンジ及びロアヒンジによつて取付けられて
    なり、かつ前記ロアヒンジが取付けられる側枠構
    成体とこれに固着される車体外板とによつて後方
    に向けて開口するランプ類取付用開口が形成され
    てなる自動車において、前記ランプ類取付用開口
    部の車室内側にハウジングを配設し、該ハウジン
    グの周縁部を前記側枠構成体及び車体外板に固着
    して前記ランプ類を収納する空間を形成したこと
    を特徴とする自動車の後部車体構造。
JP18869883U 1983-12-07 1983-12-07 自動車の後部車体構造 Granted JPS6095341U (ja)

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JP18869883U JPS6095341U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 自動車の後部車体構造

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JP18869883U JPS6095341U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 自動車の後部車体構造

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JPS6095341U JPS6095341U (ja) 1985-06-28
JPH0136663Y2 true JPH0136663Y2 (ja) 1989-11-07

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ID=30407013

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JP18869883U Granted JPS6095341U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 自動車の後部車体構造

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