JPH04503957A - 脂質とオリゴヌクレオチドの共有結合コンジュゲート - Google Patents
脂質とオリゴヌクレオチドの共有結合コンジュゲートInfo
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- JPH04503957A JPH04503957A JP2504421A JP50442190A JPH04503957A JP H04503957 A JPH04503957 A JP H04503957A JP 2504421 A JP2504421 A JP 2504421A JP 50442190 A JP50442190 A JP 50442190A JP H04503957 A JPH04503957 A JP H04503957A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
33、薬学的に許容しうる担体と請求項1に記載のコンジュゲートを含有する組
成物。
34、担体がリポソームである請求項33に記載の組成物。
35、等強性である請求項33に記載の組成物。
36、滅菌されている請求項33に記載の組成物。
37、発病状態にある哺乳動物に請求項33に記載の組成物の有効量を投与する
ことからなる方法。
38、発病状態がウィルス感染である請求項37に記載の方法。
39、組成物中の担体がリポソームである請求項37に記載の方法。
40、試料中の予め決めたヌクレオチド配列を有する核酸を検定するための方法
であって、以下からなる方法:(a)予め決めた配列にハイブリダイズすること
ができるヌクレオチド配列を有する請求項28に記載のコンジュゲートを得:(
b)このラベルされたコンジュゲートを支持体に固定し:(c)試料中に核酸が
存在しているときにはこの核酸とコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分のハ
イブリダイゼーシヨンを引き起こすであろう条件のもとで、試料と固定化コンジ
ュゲートを接触させ:そして
(d)ラベルされたオリゴマーの存在を検出する。
41、工a(e)の後に、固定化コンジュゲートを、コンジュゲートのオリゴヌ
クレオチド部分を切断してラベルおよび未ラベルのオリゴマーフラグメントを生
成させることができる制限エンドヌクレアーゼと消化条件のもとで接触させる工
程をさらに含み、そして工程(d)におけるオリゴマーがオリゴマーフラグメン
トである請求項40に記載の方法。
42、混合物からオリゴヌクレオチドを分離するための方法であって、以下から
なる方法:
(a)分離しようとするオリゴヌクレオチド内に含まれている配列にハイブリダ
イズすることができるヌクレオチド配列を有する請求項1に記載のコンジュゲー
トを得;
(b)このコンジュゲートを支持体に固定し:(C)混合物中のオリゴヌクレオ
チドとフンシュゲートのオリゴヌクレオチド部分のハイブリダイゼーシヨンを引
き起こす条件のもとで、混合物と固定化コンジュゲートを接触させ;そして(d
)ハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドを分離する。
43、混合物からオリゴヌクレオチドを分離するための方法であって、以下から
なる方法:
(a)疎水性の相において、分離しようとするオリゴヌクレオチド内に含まれて
いる配列にハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を有するコンジュ
ゲートを得;(b)親水性の相において、混合物を得:(c ) a 合物中の
オリゴヌクレオチドとコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分のハイブリダイ
ゼーシヨンを引き起こす条件のもとで、混合物を含む相とコンジュゲートを含む
相を接触させ;そして(d)混合物を含む相からハイブリダイズしたオリゴヌク
レオチドを抽出し、これを別の親水性の相に移す。
44、請求項1に記載のコンジュゲートとラベル部分を含有するリポソーム。
45、抗体がリポソームのオリゴヌクレオチドに結合してリポソームの安定性を
変化させるように、ヒトからの血清試料と請求項44に記載のリポソームを接触
させ、そしてラベルの存在または非存在を測定することからなるヒトの全身性エ
リテマトーデスを検出スるための方法。
466 抗体がリポソームのオリゴヌクレオチドに結合してラベルを放出させ、
そして放出されたラベルの量を測定する請求項45に記載の方法。
明 細 書
本発明は、脂質とオリゴヌクレオチドの共有結合フンシュゲート、ならびにこれ
を医薬、精製および診断の分野で利用することに関する。
アンチセンスRNAまたはDNAの使用は、真核遺伝子発現を操作するのに有用
であることがわかった。この方法は、細胞中の標的mRNAの一部に対して相補
性の配列を導入することにより、DNAからRNAを経てタンパク質に至る情報
の流れを遮断することに基づいている。このオリゴマーが細胞によって吸収され
ると、細胞質において標的メソセンジャーの翻訳を遮断することによって機能す
るか、または、核に侵入してDNAに結合することによって核のプロセツシング
もしくは転写を妨げることができる。また、ウィルス感染の場合には、アンチセ
ンスオリゴマーはウィルスゲノム上のオリゴマーの標的部位に依存してウィルス
の複製を遮断することにより機能することができる。遺伝子発現を不活性化する
相補性の核酸はアンチセンス核酸と呼ばれている。
細胞膜を通過する効率的な核酸の輸送は、アンチセンス核酸法にとって、ならび
に単純なトランスフェクション実験において極めて重要である。アンチセンスオ
リゴヌクレオチドの最近の概説については、van der Krolら[Bi
oTechni ues 6!: 958 (1988)]およびZon[Ph
armaceutical Res、 5: 539 (1988)]を参照。
細胞およびリポソームによるヌクレオチドの取込みは、通常、ヌクレオチドの高
い電荷密度のゆえに非効率的な過程である。導入効率を改善するために多数の方
法が用いられている。即ち、リン酸カルシウム媒介の遺伝子移転[Chen、
C,A、およびOkayama、H,、BioTechn[DePamph i
l is、 M、 L、ら、 BioTechniques tg: 662
(1988)]、アデノウィルスベクターの利用[Berkner、に、L、
、 BioTechniques 6: 616 (1988)]、電気穿孔法
[Andreason、 G、 L、およびEvans、G、A、、 BioT
echnique介の遺伝子移転[Mannino、 R,J、およびGoul
d−Fogerite、S、、 BioTechn籾μ狙6: 682 (19
H)]である。しかし、これらの方法は全て、細胞毒性、潜在的に病原性である
ウィルス因子の導入、再現性の乏しさ、簡便でないこと、あるいはDNA放出の
非効率性に関係した1またはそれ以上の問題を有している。
比較的最近になって、細胞受容体リガンドタンパク質jこ共有結合させたDNA
、例えば表皮成長因子に対するDNAなどが、細胞膜−異的にDNAを放出させ
るための手段として研究された(EP 273,085; 19g8年7月6日
公開)。さらに、糖−リジンコンジュゲートとコンプレックス化したD N A
[Wu、 G、 Y、およびWu、 C,H,、J、 Biol、 Chem
、 263: 14621 (198g)]、およびリポソーム中に捕捉された
正に荷電した脂質、即ち塩化N−El−(2,3−ジオレイルオキシ)プロピル
]−N、N。
N−トリメチルアンモニウムとコンプレックス化したD N A [Felgn
er、 P、 L、ら、 Proc、Natl、、Acad、Sci、LtSA
84: 7413 (1987)lは、トランスフェクション効率を高めるこ
とが示された。
タンパク質−DNAコンジュゲートは天然に見い出され、ウィルス複製に重要で
ある[VartapetianおよびBogdanov、 A、A、Prog、
Nucl。
Ac1d Res、Mo1.Biol、 34: 210 (1987)コ。標
的、切断またはリポータ−グループ(ペプチド、ビオチン、蛍光染料およびED
TA−Feを含む)にDNAを結合させた非天然のハイブリッドが調製されてい
る[Zuckermannら、J、Am、Chem、Soc、110: 659
2 (198g); HaralambidISら、Tetrahedron
Lett、28: 5199 (1987); Connolly、Nucl、
Ac1ds Res、15: 3131 (1987);^grawalら、N
ucl、Ac1ds Res、14: 6227ホスフアチジルヌクレオシドは
脂質代謝における生合成中間体であり、その誘導体の多数が興味ある生物学的活
性を示す[5huto、 S。
ら、 Chem、Phara+、Bull、 36: 209 (1988)−
抗白血病活性のための5′−(3−sn−ホスファチジル)ヌクレオシド; 5
hutoらの米国特許No、4゜797、479(1989年1月lO日発行)
−ホスホリパーゼDの存在下にL−グツセロリン脂質をヌクレオシドと反応させ
ることによって調製した腫瘍治療のためのリン脂質−ヌクレオシドのコンプレッ
クス; Matsushita、T、ら、 Cancer Res、 41:
2707 (1981)−高められた異化安定性のための1−β−D−アラビノ
フラ/シルシトシン、9−β−D−アラビノフラノシルアデニンおよびツベルシ
ジンのヌクレオシド 5°−ジホスフェート−L−1,2−シバルミチン誘導体
; Turcotte、 J、 G、ら。
虹庄αl」肋勘μL配口年: 604 (1980)および剋!: 619 (
1980)−抗癌活性のための1−β−D−アラビノフラノシル部分を戊むシチ
ジンジホスフェート ジアシルグリセロールの類似体]。最近では、コレステロ
ールーヌクレオシドコンジニゲートがリポソームで応用するために報告されてい
る[Hashidaら、 Chem、Pharm、Bull、 38: 318
e (1988)]。
エーテル脂質類似体とDNA相互作用物質、即ちアドリアマイシン、4−ヒドロ
ペルオキシシクロホスファミド、およびシスプラチンの組合せ体が、加酸的に抗
騰瘍活性を増強することが見い出されている[No5edaら、 Cancer
Res、 48: 1788−1791 (19gB)]。
インビボでの治療目的に適用することができるトランスフェクション法、例えば
、活性な核酸の外来配列を生きた生物に適用して細胞代謝のある種の欠損を治療
することができる方法が開発されている。
例えば、Chengら[Nucl、 Ac1ds Res、 11: 654−
699 (198()]は、]α2−マクログロブリに結合させたクロラムフェ
ニコール−アセチルトランスフェラーゼ遺伝子の構築物が373−4細胞におい
て内在化されることを報告している。しかし、この内在化されたDNAが宿主細
胞において機能を発揮しつることについてはその証拠が示されていない。E P
273,085(1988年7月6日公開)は、細胞膜を通って外来ヌクレオ
チドが侵入することを促進するが、細胞の認識に関しては僅かしか特異性を有し
ていない細胞帰着性または細胞標的性因子に核酸を結合させることについて開示
している。このような標的性因子には、低密度リポタンパク質、成長因子、ウィ
ルス抗原、および毒素類のB鎖が含まれる。
固体支持法によって化学的に合成したオリゴデオ牛ジヌクレオチドのHPLC精
製のために疎水性の5°−保護基を使用することが近95−799 (1988
)]。
本発明の目的は、細胞膜を通過してDNAを導入するための効率の高い担体を提
供することである。
別の目的は、活性なオリゴおよびポリヌクレオチド、例えば細胞内でmRNAと
ハイブリダイズすることができ、従って細胞もしくはウィルスの機能を阻害する
ことができるアンチセンス1)NAを内在化させるためのトランスフェクション
法を提供することである。
−さらに別の目的は、DNA−脂質コンプレックスよりもさらに安定かつ細胞性
リパーゼ類の基質である物質であり、従って、膜結合性の細胞内の細胞質酵素と
接触したときに分子が切断されて細胞により利用される薬物を放出する物質を提
供することである。
他の目的は、このような物質を封入したリポソームを提供することである。
さらに他の目的は、この物質を一体化した抗体と核酸の検定法を提供することで
ある。
これらおよび他の目的は当業者には明らかであろう。
これらの目的は、脂質とオリゴヌクレオチドの共有結合フンシュゲートならびに
その薬学的に許容しうる塩を提供することによって達成される。このオリゴヌク
レオチドは、病原性の核酸または腫瘍遺伝子に十分に相補性であるヌクレオチド
配列を有し、それらにハイブリダイズするものであるのが好ましい。
別の態様では、本発明はラベルされたコンジュゲートおよび固体支持体に固定化
されたコンジュゲートを提供するものである。
さらに別の態様では、本発明は上記コンジュゲートを宿主細胞に導入するための
方法であって、該フンシュゲートで宿主細胞をトランスフェクシヨンすることか
らなる方法を提供するものである。
他の態様では、本発明はこのフンシュゲートと薬学的に許容しうる担体(この担
体はリポソームであるのが好ましい)を含有する組成物を提供するものである。
さらに他の態様では、本発明は上記組成物の有効量を病的状態にある植物、動物
またはヒトに投与することからなる方法を提供するものである。
また、別の態様では、本発明は試料中の予め決めたヌクレオチド配列を有する核
酸を検定するための方法であって、以下からなる方法を提供するものである:
(a)予め決めた配列にハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を有
するラベルされたコンジュゲートとしてコンジュゲートを得:
(b)このラベルされたフンシュゲートを支持体に固定し;(c)試料中に核酸
が存在しているときにはこの核酸とコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分の
ハイブリダイゼーシヨンを引き起こすであろう条件のもとで、試料と固定化コン
ジュゲートを接触させ:そして
(d)ラベルされたオリゴマーの存在を検出する。
さらに、別の態様では、本発明は混合物からオリゴヌクレオチドを分離するため
の方法であって、以下からなる方法を提供するものである:
(a)分離しようとするオリゴヌクレオチド内に含まれている配列にハイブリダ
イズすることができるヌクレオチド配列を有するコンジュゲートを得;
(b)このコンジュゲートを支持体に固定し;(C)混合物中のオリゴヌクレオ
チドとフンシュゲートのオリゴヌクレオチド部分のハイブリダイゼーションを引
き起こす条件のもとで、混合物と固定化コンジュゲートを接触させ;そして(d
)ハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドを分離する。
また、他の態様では、本発明は混合物からオリゴヌクレオチドを分離するための
方法であって、以下からなる方法を提供するもので(a)疎水性の相において、
分離しようとするオリゴヌクレオチド内に含まれている配列にハイブリダイズす
ることができるヌクレオチド配列を有するコンジュゲートを得;(b)親水性の
相において、混合物を得:(c)混合物中のオリゴヌクレオチドとコンジュゲー
トのオリゴヌクレオチド部分のハイブリダイゼーシヨンを引き起こす条件のもと
で、混合物を含む相とコンジュゲートを含む相を接触させ;そして(d)混合物
を含む相からハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドを抽出し、これを別の親水
性の相に移す。
さらに、他の態様では、本発明はヒトの全身性エリテマトーデスを検出するため
の方法であって、ヒト由来の血清試料をフンシュゲートとラベルを含有するリポ
ソームと接触させ(この接触は、抗体がリポソーム上のオリゴヌクレオチドと結
合してリポソームの安定′性を変えるように行う)、ラベルの存在または非存在
を測定することからなる方法を提供するものである。
本明細書の発明は、目的のヌクレオチド配列を含有するか、または目的の配列に
ハイブリダイズするに十分な相補性を有するオリゴヌクレオチドと脂質の共有結
合コンジュゲートに関する。この脂質は、それに化学的に結合した核酸配列を通
常はエンドサイト−シスによって宿主細胞中に内在化させるように作用し、内在
化の後に細胞中でのオリゴヌクレオチドの生化学的機能を抑制することがないよ
うに十分に不安定な結合によってオリゴヌクレオチドに結合される。実際には、
好ましいコンジュゲートは、このコンジュゲートを切断してオリゴヌクレオチド
を放出させる細胞性酵素の基質である。
この脂質は、オリゴヌクレオチドの任意の部分、例えば塩基のアミノ基、ホスフ
ェートのヒドロキシル基、またはオリゴヌクレオチドの5゛もしくは3′末端の
ヒドロキシル基などに適切に共有結合させる。しかし、その5゛ヒドロキシル基
に結合させるのが好ましい。
本明細書において「脂質」なる用語は、水には不溶性であるが生物学的な疎水性
溶媒には可溶性であり、脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、ステロールもしく
はワックスに関連し、そして動物によって利用されうる、脂肪および脂肪から導
かれる物質を意味する。このような脂質の例には、脂肪酸およびそのエステル、
グリセリド、例えばトリグリセリド、グリセリルエーテル、リン脂質、スフィン
=r脂質、脂肪族アルコール、ワックス、テルペン、およびステロイドが含まれ
る。脂質には天然から導かれるものと合成によって製造されるものが含まれる。
本発明において特に重要であるのは、フンシュゲートが標的としている宿主細胞
にとって内生である酵素によって特異的に認識されるオリゴヌクレオチドと脂質
の間の共有結合である切断部位または脂質内の切断部位を含有するコンジュゲー
トである。即ち、この部位での切断は結合を開裂させるか、または脂質を加水分
解してこのコンジュゲートをさらに水溶性にする。この切断部位は酵素加水分解
に感受性であるのが好ましい。また、酵素は細胞膜ししくは核膜に位置している
か、または細胞質中に存在しているのが好ましい。
本発明において最も好ましい脂質はリン脂質であり、ここでは切断部位を認識す
る酵素はリパーゼ、好ましくはホスホリパーゼである。さらに、好ましい切断部
位は、リン原子とオリゴヌクレオチドの5゛−ヒドロキシル酸素原子の間の結合
(ホスホリパーゼDの場合)、またはリン原子とグリセロール側の酸素原子の間
の結合(ホスホリパーゼCの場合)である。ホスホリパーゼCおよびDは至る所
に存在する膜結合性の細胞質酵素であり、ある種のリン酸エステル結合の加水分
解を触媒し、それによりコンジユゲートを切断してオリゴヌクレオチドを細胞質
に放出させる。ホスホリパーゼの概説については、Dennis、 E、 A、
[”The Enzymes″、 Vol、 xvl、 I)、 307−3
53 (New Y。
rk: Academic Press+ !nc、+ 1983)]を参照。
オリゴヌクレオチド上に脂質の残余を残すように脂肪酸を切断する他のリパーゼ
よりもホスホリパーゼCまたはDによって切断を最大にするのが好ましい。
本発明に適したリン脂質には、例えば、ホスホグリセリド、プラスマロゲン、お
よびその他のホスファチジン酸、スフィンゴミエリン、および3’−0−アミノ
アシルホスファチジルグリセロールが含まれる。
コンジユゲートの「オリゴヌクレオチド」部分とは、目的のヌクレオチド配列、
または目的のヌクレオチド配列にハイブリダイズするに十分に相補性であるヌク
レオチド配列を有する2個またはそ詐以上のデオキシリボヌクレオチドまたはり
ボヌクレオチドからなる分子を意味する。通常、オリゴヌクレオチドは、受容宿
主細胞において生化学的機能を発揮し、モして/または細胞機序の働きを変える
ことができるものである。その正確な大きさは、オリゴヌクレオチドの最終的な
機能または用途に依存する多数の因子に依存するであろう。例えば、オリゴヌク
レオチドをアンチセンスオリゴマーとして利用するときには、その特異性を確保
するために、この配列はmRNA集団の中で唯一であり、かつ標的RNAに相補
性でなければならない。
14ヌクレオチドの鎖長がオリゴヌクレオチドの配列特異性を規定するに十分で
あろうと計算されている。Ts’Oら[「制御された薬物放出への生物学的アプ
ローチj 、 Vol、507. Ann、N、Y、Acad、5cience
s (1987)]を参照。オリゴヌクレオチドの長さが増加すると形成される
二重螺旋の安定性が増加し、従ってその阻害作用が増加する。
他方、極めて長いオリゴマーは、オリゴヌクレオチド配列中の5〜10個の連続
塩基だけが関与する塩基対合によって2またはそれ以上のmRNAと相互作用す
ることができ、従ってオリゴヌクレオチドの特異性を低下させる。通常の使用の
ためには、オリゴヌクレオチドは少なくとも5個の塩基を含有し、より好ましく
は約5個〜約30個の塩基を含有し、最も好ましくは約14個〜約25個の塩基
を含有する。
本発明におけるオリゴヌクレオチドは、目的のヌクレオチド配列を含有するか、
またはそれにハイブリダイズするに十分相補性であるように選ばれる。即ち、こ
のオリゴヌクレオチド配列は、目的のヌクレオチド配列の正確な配列を反映する
必要はない。例えば、非相補性のヌクレオチドフラグメントをオリゴヌクレオチ
ドの5′末端に結合させてもよい:この配列の残りの部分は目的のヌクレオチド
鎖に相補性である。別法では、非相補性の塩基またはより長い配列をオリゴヌク
レオチド中に配置することができる(この配列が標的核酸とハイブリダイズする
ことができるという条件のもとて)。
また、本明細書における「オリゴヌクレオチド」なる用語には、塘−リン酸ジエ
ステル骨格を修飾して細胞性ヌクレアーゼに対する感受性を減少させ、そして必
要とされる細胞による吸収を増加させたオリゴヌクレオチドが含まれる。1つの
例は、van der Krolら(上記)によりその表1に記載されているよ
うなメチルホスホネート類であり、ここでは酸素原子の1つがメチル基で置換さ
れてリン原子上に4つの異なる置換基を有する結果になっている。HS V−1
の即時型のmRNA−4および−5に指向性のオリゴマーメチルホスホネート類
は、クリームの形態でマウスのH3V感染した耳に適用したときにヘルペス性病
変の発現を防止し、40 mg/ kg体重までの濃度で静脈内注射したときに
マウスに毒性ではないことがわかった[Millerら、Anti−Cance
r Drug Design 3: 117−128 (1987); Ts’
Oら(上記)コ。さらに、ホスホロチオエート類はウィルス増殖、セにHIVの
強力な阻害物質であることがわかった[Matsukuraら、 Proc、N
atl。
Acad、 Scr、USA 84: 7708−771(1(1987);A
grawalら、Proc、NatlAcad。
Sci、USA 85: 7079−70H(1988)]。
さらに、「オリゴヌクレオチド」の定義には、相補配列に対する親和性を増加さ
せる脂質に加えて共有結合させた試薬を含むオリゴヌクレオチドが含まれる。例
えば、アンチセンスvSvオリゴヌクレオチドの3′末端にポリ(L−リジン)
を結合させ、これを用いてその抗ウィルス活性を高めることができる。また、ホ
スホロチオエート オリゴマーをポリ(L−リジン)に結合させて有効用量を低
くすることができる。さらに、ホスホロチオエート オリゴヌクレオチドは、ヌ
クレアーゼによる切断に対して安定であり、水に極めてよく溶解し、そして対応
するメチルホスホネート類似体よりも相補DNA配列と効率的にハイブリダイズ
するので本発明において有用である。例えば、M arcus−S ekura
ら[Nucl、Ac1ds Res、 15: 5749−5763(1987
)]を参照。アクリジンなどの挿入試薬をオリゴヌクレオチドの3′末端に付加
して標的に対するその親和性を高めることができる。その他の方法には、アンチ
センスオリゴマーに、標的の核酸を不可逆的に修飾するための反応性物質[アル
キル化試薬、金属錯体、例えばEDTA−Fe(II)、0−フェナントロリン
−Cu(1)、またはポルフィリン−Fe(II)などが含まれる]を結合させ
ることが含まれる。
このような化合物は、分子酸素と還元剤の存在下でヒドロキシルラジカルを生成
し、標的の核酸骨格を攻撃した後に相補鎖を切断する。
さらに、ブソラレン誘導体、アジドフエナ/ル、およびプロフラビンなどの光架
橋剤をオリゴマーに結合させることができる。
好ましい態様では、本フンシュゲートは以下の式で示される:L−([(x−z
)]n−[x−p(=y)o−+、)、−A(式中、しはステロイド部分、R3
、またはR,−X−CH(R,)−CH(−X−R,)−CH。
(ここで、R8はC,−C,。アルキル、C、−C,。モノ、ジもしくはポリ不
飽和アルキル、C3−C,シクロアルキル、またはC,−Cゎモ/、ジもしくは
ポリ不飽和シクロアルキル基であす、Rt、R3、およびR4は独立してH,R
,、またはα−アミノアシルである)であり:
Xは0.5SNH,C(=O)、C(=O)OlOC(=O)、NHC(=○)
、またはC(=○)NHであり;YはOまたはSであり;
ZはC,−C,。飽和またはモノ、ジもしくはポリ不飽和アルキレン部分であり
:
n、mおよびyは独立して0〜約10の整数であり;そしてAは以下からなる群
から選ばれる:
(ヌクレオチド間のリン酸から)
(N−塩基から)、または
[式中、Bは脱保護した塩基であり、pは約5〜30の整数であり、qおよびr
は約1〜28の整数であり(ただし、q+rは約4〜29である)、Sおよびt
はO〜約29の整数であり(ただし、s+tは約4〜29である)、EはXまた
はZXであり、モしてDは以下からなる群から選ばれる(ここで、環窒素からの
結合がオリゴヌクレオチドの糖部分に結合している):
コ)。
本明細書で用いる「アルキル」および「シクロアルキル」なる用語は、直鎖およ
び分岐鎖のアルキル基ならびに直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基が環に付いてい
るシクロアルキル基を意味する。「モキレン(2価アルキル)部分は、それらの
鎖のどこかに1またはそれ以上の炭素−炭素の二重もしくは三重結合を含んでい
る炭化水素を意味する。Lが不飽和の環式または非環式のR2である化合物の例
には、テルペン類、例えばフィトール、ゲラニオール、リモネン、ファルネソー
ルおよびスクアレンなど、ビタミン類、例えばビタミンA、D、に、およびβ−
カロチン、ならびにプロスタグランジン類が含まれる。
Lがステロイド部分であるときには、それはステロールであるのが好ましく、さ
らに好ましくはそのC8位のヒドロキシル基でオリゴヌクレオチドに結合してい
るステロール(エーテルまたはエステルとして)である。適当なステロイド類の
例には、コレステロール、ラノステロール、植物性ステロール、または菌類ステ
リン、例えばエルゴステロールなどが含まれる。
LがR,−’X−CH(R,)−CH(−X−R,)−CH,であり、R2、R
3およびR4がR1と定義されるときには、R2、R3およびR4が結合して付
加的な炭素−炭素結合を形成していてもよい。好ましくは、R2およびR3は独
立してHまたはC1゜−C2゜の飽和または不飽和のアルキル基であり、R4は
HまたはRoであり、XはO,NH,NHC(=O)、C(=O)、0C(=O
)、まf、l1cc=o’)○、最も好ましくはOであり、YはOであり、2は
エチレンまたはカルボキシエチレンであり、nSmおよびyはO〜2、より好ま
しくはyは1または2、mは1または2、およびnは0または1であり、pは約
10〜25であり、qおよびrは約1〜23(ただし、その合計は約9〜24で
ある)であり、Sおよびtは0〜約24(ただし、その合計は約9〜24である
)である。好ましくは、Aはその5°末端で結合したオリゴヌクレオチドであり
、さらに好ましくはXは0である。
AがN−塩基から結合しているときには、アデニン残基のN6から、またはシト
シン残基のN4からであるのが好ましい。R2、R1および/またはR4、好ま
しくはR2がα−アミノアシル部分であるときには、Hはいずれかのアミノ酸か
ら、より好ましくは天然のアミノ酸から、そして最も好ましくはリジンから得ら
れるのが好ましい。
標的鎖の翻訳を不活性化するために立体的に限定された挿入塩基を含有するオリ
ゴヌクレオチドを得るのが所望であるときには、上記式中の塩基Aの少なくとも
1つは実質的に平面の塩基である。このように誘導体化されたオリゴヌクレオチ
ドはその相補RNAまたはDNA鎖とハイブリダイズし、修飾されたヌクレオシ
ドは対合しないままであるが、それでも立体化学的に正確に規定される方法で二
重螺旋中の隣接塩基対の間に挿入される。本発明によって可能になった立体的に
正確な標的化に照らして、この挿入部分を、相補ドメイン中の予め決めた部位を
共有結合修飾することが可能な反応性基で置換する。このような反応性基には、
架橋剤およびリン酸結合の切断剤が含まれる。これらの反応性基は立体的に制限
されており、標的の相補配列以外の部位で細胞成分または核酸と相互作用する可
能性が比較的少ない。
これに関連して「実質的に平面の」なる用語は、この基の立体的な大きさが、実
質的に相補性の核酸鎖中に存在する境界塩基と糖骨格によって定まる立体的な間
隙に近似される封筒状空隙の範囲内にあることを意味する。通常、この封筒状空
隙は、幅と奥行が約30〜50オングストロームであり、厚みが約3〜7オング
ストロームである。その例には以下の構造を有するヌクレオシドが含まれる:R
1
〔式中、R3は芳香族ポリサイクルであり、YはCまたはNであり、R1はNま
たは= C(R、)−であり、R1およびR1はH5ハロゲン、ニトロ、アルキ
ル、ヒドロキシアルキルまたはアルキルエーテル基(ここで、アルキル基は1〜
10個の炭素原子を有する)であり、モしてR,はリボースまたはデオキシリボ
ース糖である]。
(以下、余白)
目的の核酸配列にはmRNAおよびDNAが含まれ、これらは核酸の制限酵素消
化物またはその他のフラグメント、例えば制限フラグメント長多形(RFLP)
中に存在していてよい。核酸または核酸群は任意の供給源から、例えばpB R
322などのプラスミドから、クローンしたDNAもしくはRN Aから、また
は細菌、酵母、ウィルスおよび高等生物(植物もしくは動物など)を含む任意の
供給源由来の天然DNAもしくはRNAから得ることができる。治療目的には、
標的mRNAと効率的かつ特異的な相互作用、オリゴヌクレオチドの効率的な細
胞取込みおよび画分化、ならびに異なる細胞区画における十分な安定性を有する
ようにアンチセンスオリゴヌクレオチドを選択すべきである。
診断目的には、このオリゴヌクレオチドは、AIDSSII瘍遺伝子、成長因子
、β−グロビンなどを含むウィルス感染の原因であるものなど、診断の際に有用
なタンパク質、例えば病原タンパク質をコードしている配列を含有していてよい
。さらに、タンパク質をコードしていない池の核酸が目的であってもよい(例え
ば、転写もしくは翻訳コントロールドメインまたは法医学に有用な配列など)。
本発明のコントロールは、標的核酸の翻訳のアンチセンス阻害のための物質とし
ての用途を有しているのが最も好ましい。このような用途は既に他のアンチセン
スオリゴヌクレオチドを用いて広く検討されており[van der Krol
ら(上記)およびVo 83101451(1983年4月28日公開)を参照
〕、これと実質的に同じ方法により、本発明のオリゴヌクレオチドは、アンチセ
ンスRNA中の2次または3次構造がハイブリダイゼーションの程度または速度
に影響を及ぼすこともあることに留意しながら、標的RNAまたはDNAの配列
および2次構造の情報に基づく論理的かつ特異的な計画を用いて使用されるであ
ろう。この使用のためには、オリゴヌクレオチドは病原性核酸または膿瘍遺伝子
、より好ましくは、植物(野菜など)、動物(家畜、スポーツ用および農場動物
、例えばイヌ、ネコ、ウシ、ブタなど)、またはヒトに感染するウィルスまたは
寄生生物の核酸にハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を有してい
る。例えば、アンチセンス オリゴヌクレオチド(修飾または未修飾)を用いて
、ラウス肉腫ウィルス、水庖性口内炎ウィルス、A型インフルエンザウィルス、
単純庖疹ウィルス、ヒト免疫不全ウィルス、ならびに植物ウィルス、例えばジャ
ガイモウィルスX コートタンパク質遺伝子およびキュウリモザイクウィルス
コートタンパク質遺伝子のウィルス感染を阻害し、寄生生物感染、例えばマラリ
ア感染を阻害し、そして原始膿瘍遺伝子c−myc(白血病治療のため)、サル
肉腫ウィルス、β−グロビンおよびβ−チューブリン遺伝子の発現を減少させる
ことができる。阻害作用を有するウィルス配列の公表された例には、ラウス肉腫
ウィルスに対する配列[Zaiecnikおよび5tephenトT−細胞リン
ホトロピノクウイルスIII型に対する配列[Zamecnikら、Proc、
Natl、^cad、sci、UsA 83: 4143−4146 (198
6); 1087107300(1987年12月3日公開)]、および単純庖
疹ウィルスI型に対する配列[Sm1thら、Proc、Natl、Acad、
Sci、USA 83: 2787−2791 (1986)]が含まれる。
病原性核酸を不活性化するための有用なオリゴヌクレオチドの定義内に含まれる
のは、標的の核酸と反応してそれを不活性または非機能的にする官能基を含み、
標的の病原性配列に相補性であるオリゴヌクレオシドアルキルまたはアリールホ
スホネート類似体である。これらの誘導体はE P 266、099(1988
年5月4日公開)に記載されている。
他の態様においては、本オリゴヌクレオチドは、フンシュゲートが標的としてい
る宿主細胞にとって内生である酵素によって特異的に認識される切断部位である
ヌクレオチド配列またはこの部位にハイブリダイズすることができるヌクレオチ
ド配列を有している。例゛えば、本オリゴヌクレオチドはRNアーゼ−H酵素に
よって認識される配列を包含していてもよい。この酵素はインビボでRNA/D
NAハイブリッドのRNA部分を切断し、次いでmRNAを分解する結果になる
。即ち、アンチセンスオリゴマーの作用をRNアーゼ−H活性によって触媒的に
高めることができる。
ブレーmRNAのスプライス点はスプライス過程に関与する小さなリボ核タンパ
ク質粒子のRN Aと相互作用するので、このメソセンジ皐−のこれら領域が相
補性オリゴマーにとって理想的な標的である。即ち、本発明には、スプライス点
の部位に指向性のアンチセンスDNAまたはこれらの類似体が、特にこのような
アンチセンスDNAがHI’Vの増殖[Agrawalら、 Proc、Nat
l、Acad、Sci、USA 85: 7079−7083(1988)コ、
H3Vの増殖[Sm1thら+ Proc、Natl、Acad、Sci、I]
SAことが見い出されたときに含まれる。さらに、本発明は、mRNAのキャッ
プ部位または開始コドン領域と相互作用するように設計された相補性のオリゴマ
ーに関する。また、リポソーム付着部位をブロックするアンチセンス オリゴマ
ーがこの目的に極めて有効であることが示されている。
本発明のオリゴヌクレオチドは通常の方法を用いて、例えばリン酸トリエステル
法もしくはリン酸ジエステル法[それぞれ、Narang+S、 A、ら、 M
eth、Enzymol、 68: 90 (1979)およびBrown、
E、 L、ら、肋遅いEnzymol、競: 109 (1979)に記載され
ているコ、またはそれらの自動化された態様を用いて適切に調製される。このよ
うな自動化された態様の1つでは、ホスホルアミダイトが出発物質として用いら
れ、これはB eaucageら[Tetrahedron Letters
22: 1859−1862 (1981)コの記載のようにして合成すること
ができる。修飾された固体支持体上でオリゴヌクレオチドを合成するための方法
の1つが、米国特許N o、 4.458.066(1984年7月3日発行)
に記載されている。また、生物学的供給源から単離されたオリゴヌクレオチド、
例えば制限エンドヌクレアーゼ消化物を利用することも可能である。
本コンジュゲートは適当な方法のいずれかによって調製する。例えば、Lind
hおよびS tavinki[J、 Nucleic Ac1ds Res、
、 5ynp、 Ser、 No。
18、189 (1987)]が記載しているように、H−ホスホネート法を用
いてリン脂質フンシュゲートを合成することができる。また、B eaucag
eおよびCaruthers[Tetrahedron Lett、 、185
9(1981)]ならびにMcBrideおよびCaruthers[Tetr
ahedron Lett、 、 245(1983)]が記載しているような
ホスホルアミダイトの化学を用いて同化合物の合成を行うことができる。H−ホ
スホネート法を用いる主な利点は酸化法の融通性である。アミンの存在下に四塩
化炭素を用いて酸化を行うときにはホスホロアミダイトが利用可能であり、一方
、イオウによる酸化はホスホロチオエート類似体を導き、アルコールの存在下で
の四塩化炭素によってリン酸トリエステルが得られる[Froehler、Te
trahedron Lett、27: 5575 (1986)コ。
通常の固体支持DNA合成プロトコールによるオリゴデオキシヌクレオチドへの
脂質の化学的結合を、脱ブロックの条件(即ち、濃アンモニア)に通常は安定で
ある脂質に対して使用することができる。このような脂質には、エーテル脂質ま
たはアミド脂質(その骨格にアミド官能基を含むステロール類およびトリグリセ
リド類を包含する)が含まれる。エステル結合を含む脂肪酸由来の脂質は、通常
、このような条件に安定ではないであろう。この後者の脂質は、Chuら[+!
uc1.Ac1ds Res、 11: 6513−6529 (1983)]
の方法を用いてコンジュゲート化することができる。この方法は、脂質が遊離の
第一または第ニアミ7基を含んでいることを必要とする。この脂質は、例えばホ
スファチジルエタノールアミン、ホスファチジル3’−0−アミノアシルグリセ
ロールおよびホスファチジルセリンの場合のように側鎖にこのようなアミノ基を
既に含有していてもよく、また、このようなアミ7基を含むように誘導してもよ
い。Chuらの方法を用いて、このアミノ脂質をオリゴマー−5゛−ホスフェー
トに結合させて脂質オリゴヌクレオチドのコンジュゲートを得る。また、ヌクレ
オシド脂質コンジュゲートの合成に対して報告されているように[5hutoら
(上記)を参照]、ホスホリパーゼDを用いて酵素的にリン脂質をオリゴヌクレ
オチドに適切に結合させることもできる。
本発明のコンジュゲートの用途の1つは、宿主細胞をトランスフェクシジンして
その中にDNAを安定に導入するためのものである。
このトランスフエフシランは、室温で少なくとも約15時間、好ましくは約20
〜30時間撹拌することなどによって、細胞をコンジュゲートと単に接触させる
ことからなる。
別の用途は、病的状態の原因である核酸をブロックするヌクレオチド配列を有す
るオリゴヌクレオチドの使用によって緩和または治療される病的状態を有する哺
乳動物を処置するためのものである。
このような状態の例には、腫瘍遺伝子によって引き起こされる状態、およびAI
DS、ヘルペス、肝炎などのウィルスによって引き起こされる感染が含まれる。
処置される哺乳動物は任意の哺乳動物種であってよく、例えば家畜および農場動
物(霊長類を含む)、およびスポーツまたは愛玩動物、ならびにヒトであってよ
い。しかし、処置される好ましい種はヒトである。
本コンジュゲートは任意の適切な方法によって患者に投与され、これには非経口
、舌下、局所、肺内、および鼻内投与が含まれる。
具体的な投与経路は、例えば必要とされる治療の種類に依存するであろう。非経
口投与の例には、筋肉内、皮下、静脈内、動脈内、および腹腔内投与が含まれる
。
治療に用いられるフンシュゲートは、個々の患者の臨床状態、治療を必要とする
状態の原因、コンジュゲートの放出部位、投与方法、投与計画、および開業医に
は既知のその他の因子を考慮に入れ、適切な医学的慣例に一致するように用量化
および製剤化されるであろう。即ち、本発明のための「有効量」はこのような考
慮によって決定される。
一般的には、1用量あたりに非経口投与されるコンジュゲートの合計の薬学的有
効量は約1μg/kg/日〜100 tag/ kg/日の範囲内であろうが、
上に記したように、これは多分に治療的判断に支配されるであろう。適切な用量
を選ぶ際の重要因子は、感染の排除もしくは腫瘍の減少によって、または開業医
が適切と考えるその他の基準によって測定されるような、得られる結果である。
非経口投与用には、通常、望ましい純度のフンシュゲートを、単位投与注射剤形
(溶液、懸濁液、または乳濁液)として、薬学的に許容しうる担体、賦形剤また
は安定剤、即ち使用する用量および濃度で受入体に非毒性であり、製剤の他の成
分と適合する物質と混合することによって製剤化する。このような物質には、疎
水性ポリマー、単糖、三糖、および他の炭水化物(セルロースもしくはその誘導
体、グルコース、マンノース、またはデキストリンを含む)、糖アルコール(マ
ンニトールまたはソルビトールなど)、および/または非イオン性界面活性剤(
ツイーン、プルロニック、またはPEGなど)が含まれる。
通常、この製剤は、コンジュゲートを一様かつ緊密に液体担体、均質なリン脂質
混合物(リポソーム封入用)、または細かく分割した固体担体と接触させ、次い
で必要ならこの生成物を所望の製剤形にすることによって調製する。
好ましい担体は非経口担体であり、受入体の血液と等張である製剤がさらに好ま
しい。コンジュゲートが所望の純度を有しているときに、これを生理学的に許容
しうる担体、賦形剤または安定剤と混合することによって保存または投与用に調
製する。このような物質は使用される用量および濃度で受入体に非毒性であり、
コンジュゲートの水溶性に依存するであろう。コンジュゲートが水溶性であると
きには、それは好ましくはpH約7〜8でリン酸または他の有機酸の塩などの緩
衝液で製剤化してよい。コンジュゲートがそれほど水溶性ではないときには、そ
の溶解性を増加させるために0.04〜0.05%(w/v)の量で非イオン系
界面活性剤(ツイーン、プルロニックまたはPEG、例えばツイーン80など)
と製剤化することにより、微細乳濁液として調製してよい。
所望により、他の成分、例えば抗酸化剤(アスコルビン酸など);低分子量(約
10残基を越えない)ポリペプチド(ポリアルギニン末たはトリペプチドなど)
:タンパク質(血清アルブミン、ゼラチンまたは免疫グロブリンなど);親水性
ポリマー(ポリビニルピロリドンなど);アミノ酸(グリシン、グルタミン酸、
アスパラギン酸またはアルギニンなど):単糖、三糖および他の炭水化物(セル
ロースもしくはその誘導体、グルコース、マンノースまたはデキストリンなど)
:キレート化剤(EDTAなど):および糖アルコール(マンニトールまたはソ
ルビトールなど)を添加してもよい。
治療投与に使用するコンジュゲートは滅菌されていなければならない。滅菌は滅
菌濾過メンプラン(例えば、0.2ミクロンのメンブラン)で濾過することによ
り容易に達成される。通常、本コンジニゲートは凍結乾燥形で、または水溶液も
しくは乳濁液として保存される。
また、本発明フンシュゲートについての言及の全てにこの化合物の薬学的に許容
しつる塩が含まれ、ある種の上記賦形剤、担体または安定剤の使用によってこの
ような塩が形成される結果になることは理解されよう。薬学的に許容しうる塩の
例には、アルカリ土類(ナトリウムまたはマグネシウムなど)、アンモニウムま
たはNX、°(ここで、XはC1,□4アルキルである)の塩が含まれる。その
他の薬学的に許容しうる塩には、何機カルボン酸、例えば酢酸、乳酸、酒石酸、
リンゴ酸、イセチオン酸、ラクトビオン酸およびコハク酸;有機スルホン酸、例
えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸およびp−)ル
エンスルホン酸:ならびに無機酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸およびスルファミ
ン酸が含まれる。ヒドロキシ基を有する化合物の生理学的に許容しうる塩には、
この化合物のアニオンとNa−1NH,”、およびNX、°(ここで、XはC1
−、アルキル基である)などの適当なカチオンの組合せが含まれる。
通常、治療用のフンシュゲート組成物は、滅菌出入口を備えた容器、例えば皮下
注射針で突き通しうる栓を備えた静脈内溶液バッグまたはバイアル中に入れられ
る。
また、本発明のコンジュゲートは持続放出系によって適切に投与される。持続放
出組成物の適当な例には、例えばフィルムまたはマイクロカプセルなどの一定の
形状を有する形態の半透過性ポリマーマトリックスが含まれる。持続放出マトリ
ックスには、ポリラクチド[米国特許N o、 3.773.919、EP 5
8,481]、L−グルタミン酸とγ−エチルーL−グルタメートのコポリv−
[Ll、 Sidmanら、 Biopolymers !2: 547−55
6 (1983)]、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)jR,La
ngerら、 J、Biomed、Mater、Res、 15: 167−2
77 (1981);およびR1Langerら、 Chem、Tech、 1
2: 98−105 (1982)]、エチレンビニルアセテート[R,Lan
gerら(同上)コ、またはボッ−D−(−)−3−ヒドロキシ酪酸[EP 1
33,988]が含まれる。
さらに、持続放出コンジュゲート製剤にはリポソームに捕捉させたコンジュゲー
トが含まれる。このような系は、生物学的に活性な物質を食作用によって組織中
に、特に網内細胞系の組織中に導入することができるという利点を有している。
コンジュゲートを含有するリポソームは自体既知の方法によって製造されるが、
これら方法Press (1984); EP 52,322: EP 36,
676; EP 8g、046: EP 143,949; EP 142,6
41;日本特許出願83−118008;米国特許No、 4.485.045
. No。
4、774.085. No、 4.544.545;およびEP 102,3
24゜さらに、このリポソームは、WangおよびHu a ng [Pr0c
、Natl、Acad、Sci、USA84 : 7851−7855 (19
87)]の教示のように、細胞による取込みを増加させるために抗体被覆されて
いてもよい。得られたリポソームは、例えばラクトースなどの安定剤を添加した
後に数週間または数カ月まで水相中で保存することができる。
生成するリポソームの大きさは、例えば、活性成分および脂質成分の構造、脂質
成分の混合比、ならびに水性分散液中のこれら成分の濃度に依存する。即ち、例
えば脂質成分の濃度を増加または減少させることによって、小さいかまたは大き
いリポソームの含量が高い水相を得ることができる。通常、このリポソームは脂
質含量が約30モル%コレステロール以上である小さな(約200〜800オン
グストローム)単一模型のものであり、最適な治療法のために選択比率を調節す
る。
非経口投与のためには、リポソームを含有する水性分散液を通常の濃厚剤(例え
ば、ヒドロキシプロピルセルロース)、適当な保存剤および抗酸化剤と適切に混
合し、これを皮膚または粘膜に適用するためのローションまたはゲルの形態で使
用することができる。非経口用には、リポソームに富む水性分散液を適当な担体
液、例えば所望によりpH7,2〜7.4に緩衝化された滅菌したカルシウム不
含の等張な塩化ナトリウムまたはグルコース溶液に懸濁させることができる。
体重が約70kgのヒトに適用する用量は、約0.1〜500mgの捕捉された
フンシュゲートを含有する約200mg〜1gのリポソームの範囲内であると概
算される。しかし、封入される物質の最高および最低用量、水相中のリン脂質の
濃度、ならびに封入リン脂質の割合は臨床試験で実験的に確かめられる結果に従
って変化してよく、「有効量」はそのようにして得られた治療結果に従ってよい
。
本発明に係るリポソームの医薬投与系は、リン脂質およびコンジュゲートを含有
するバイアルまたはビンを含むキットを構成していてもよい。
アンチセンスオリゴマーを癌治療に使用しようとするときには、コンジュゲート
療法は5−フルオロウラシルなどの通常の化学療法薬物と組合せて有用となるこ
ともある。アンチセンスオリゴマーがAIDS治療に有用であるようにするとき
には、AZT、CD−4およびその他の実験的AIDS治療薬物と組合せると有
用なものとなろう。
本発明のコンジュゲートを診断用に使用しようとするときには、これを適当なラ
ベル部分でラベルする。通常はオリゴヌクレオチドがラベルされる。適当なラベ
ルには、放射活性ラベル、例えば31P11ts■、ss3など、ならびに非放
射活性ラベル、例えばビオチン、チロキシン、酵素(例えば、ヒドロラーゼ、ペ
ルオキシダーゼまたはホスファターゼ)など、および種々の化学ルミネセンス物
質、例えばルシフェリン、または蛍光化合物、例えばフルオレセインおよびその
誘導体が含まれる。
ラベルしたコンジュゲートが有用である診断法の1つは、固体支持体上へのオリ
ゴマープローブの固定化によって、試料中の予め決めたヌクレオチド配列を有す
る核酸を検定する方法である。脂質部分を介してプローブを疎水性表面に固定化
すると、例えばサザーン・プロットまたはドツト・プロットを用いるときよりも
水リボヌクレオチドがよりハイブリダイズしやすくなる。また、本方法において
は、サザーン・プロy)に必要なヌクレオチドの固定化のための加熱に代えて、
コンジュゲート溶液でフィルターを洗浄することが必要になるだけである。
本発明の方法は、ラベルされた形態のコンジュゲートを支持体、好ましくはアガ
ロースゲルまたは濾過膜などの固体マドlルックス上に固定化し、試料中に核酸
が存在しているときにはこの核酸がコンシュゲートのオリゴヌクレオチド部分と
ハイブリダイズするように試料を固定化コンジュゲートと接触させることからな
る。ハイブリダイゼーションの条件は周知であり、これにはManiatis
[Mo1ecular Cloning: A Laboratory Man
ual(New York: Co1d Spring )IarborLab
oratory、 1982)]が記載している条件が含まれる。このようなハ
イブリダイゼーションの後に、通常は支持体を洗浄してハイブリダイズしていな
い物質を除去し、次いでラベルしたオリゴマーの存在を測定する。
ここで「試料」なる用語は、検定しようとする核酸を含んでいるか、または含ん
でいる可能性があるあらゆる液体または生物学的試料を意味する。即ち、この用
語には、ヒトまたは動物の体液、例えば血液、血清、尿、羊水、組織抽出物、脳
を髄液などの液体が含まれる。
上記の診断法は、感染性疾患、遺伝子障害または細胞障害、例えば癌などに関係
した特別の核酸配列(例えば、腫瘍遺伝子)の検出に有用である。遺伝子障害に
は、あらゆる生物由来のゲノムDNA中の特異的な欠損および/または突然変異
、例えば鎌型赤血球貧血、資性線維症、α−地中海貧血、β−地中海貧血などが
含まれる。感染性疾患は、原因微生物に特徴的な特異的なりNA配列の臨床試料
中での存在によって診断することができる。これらには、サルモネラ属、クラミ
ジア属およびナイセリア属などの細菌、肝炎ウィルスなどのウィルス、ならびに
マラリアの原因となるプラスモジウム属などの寄生生物が含まれる。
疾患が鎌型赤血球貧血およびβ−地中海貧血などのように特異的な核酸配列中の
少なくとも1つの特異的な制限部位の存在または非存在を特徴とするときには、
これを制限酵素の使用によって検出することもできる。即ち、上記の方法におい
て、支持体を洗浄した後に制限エンドヌクレアーゼで固定化コンジュゲートを処
理してコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分内の制限部位を切断し、ラベル
および未ラベルのオリゴマーフラグメントを得る[米国特許No、4゜725、
537(1988年2月16日発行)の記載のようにコ。次いで、ラベルしたオ
リゴマーフラグメントを検出する。即ち、疾患が鎌型赤血球貧血であるときには
D de I [Geeverら、 Proc、Natl、Acad、Sci、
78: 5081−5085 (1981)]またはMstll[0rkin
ら、N、Engl、J、Med、307: 32−36(1982)]を用いる
ことができる。
別の態様の診断においては、上記のようにして調製したコンジュゲートとラベル
を導入したリポソーム(例えば、封入による)をヒトの全身性エリテマトーデス
の検出に用いる。この方法は、エリテマトーデスの自己抗体が存在しているとき
には(活性なエリテマトーデスを宵する患者に含まれている)それらがリポソー
ムのオリゴヌクレオチドと結合するような条件のもとで、ヒト患者からの血清を
リポソームと接触させ(ここでは、本コンジュゲートはエリテマトーデス特異的
な抗原として作用する)、それによってリポソームを安定化または不安定化させ
、そしてラベルの存在または非存在を測定することからなる。オリゴヌクレオチ
ドへの結合がリポソームを不安定化するときには、ラベルが放出され、この放出
ラベルの量を測定する。結合がリポソームを安定化するときには、ラベルは存在
せず、検出されないであろう。通常、この検定は血清を室温で1分間インキュベ
ートすることからなり、通常の微量滴定プレートで行うことができ、多数の血清
を短時間でスクリーニングすることを可能にする。インキュベートに用いる条件
は、J anoffら[CI in、 Chem。
29: 1587−1592 (1983)]およびE P 90,735(1
983年10月5日発行)に記載されているエリテマトーデスの比色試験に用い
られている条件が適当である。これらの参考文献はリポソーム安定化の態様を開
示している。
エリテマトーデスの検出に好ましいコンジュゲートのオリゴヌクレオチドは2本
鎖であるが、これはその方が抗体によぐ精舎するためである。これは、当業者に
は周知であるように、ヘアピン2本鎖核酸を合成することによって得ることがで
きる。
本発明のコンジュゲートを用いる別の方法は、各種成分の混合物から核酸(例え
ば、オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチド)を分離、単離または精製する
ことにある。この方法は、脂質が存在していることによるコンジュゲート上のオ
リゴヌクレオチドの変化した物理的性質を利用する。使用されるコンジュゲート
は、精製される核酸内に含まれる配列に実質的に相補性であるオリゴヌクレオチ
ド上のヌクレオチド配列を有するコンジ一ゲートである。
このような使用の1つでは、フンシュゲートの脂質を利用してオリゴヌクレオチ
ドを疎水性表面を有する固体支持体、例えばプラスチック、シラン処理ガラス、
アルキルセファロースもしくはその他の疎水性相互作用クロマトグラフィー支持
体、またはRP−HPLCマトリックス(例えば、C8Vydecなどのアルキ
ルシリカゲル)に固定化する。この目的のために、フンシュゲートをリン酸緩衝
液などの緩衝液中に溶解し、得られた溶液をカラムで洗浄することが必要になる
だけである。このような水性条件下では脂質はカラムに吸着されるであろう。次
いで、この固体支持体を相補性の標的核酸を含む試料で処理すると、この核酸は
当業者には周知であるようなハイブリダイゼーションを可能にする条件のもとて
支持体にハイブリダイズする。このハイブリダイゼーションの後、混合物を適用
するのに用いた条件とは異なる温度または塩条件のもとて支持体を洗浄して、所
望の核酸を変性し、それを単離する。次いで、カラムをアセトニド・リルまたは
その他の有機溶媒で洗浄することによってフンシュゲートをカラムから回収する
ことができる。
核酸を分離するための本方法の別のこのような利用においては、水と混和しない
相から相補性の標的核酸を移送するためにフンシュゲートの脂質部分を利用する
。即ち、分離しようとするオリゴヌクレオチド内に含まれる配列にハイブリダイ
ズすることができるヌクレオチド配列を有するフンシュゲートを抽出用の適当な
容器中、オクタツールなどの疎水性の相中に得、U−管などで有機相から水相に
移す。同様に、標的核酸を含有する混合物を容器中、水などの親水性の相中に得
る。また、この容器は、所望の核酸を移すための核酸を全く含まない水相、好ま
しく・は純水をも含んでいる。本コンジュゲートは水性および疎水性の両相に部
分的に可溶性であり、そのオリゴヌクレオチド部分は適当なハイブリダイゼーシ
ョン条件のもとて標的鎖にハイブリダイズし、次いでこの鎖を疎水性の相から純
粋な親水性の相に移送する。この方法は実質的に特異的かつ選択的なりNA抽出
法である。
以下・の実施例を参照することによって本発明をさらに完全に理解することがで
きよう Lか(し、これらを本発明の範囲を限定するものと考えてはならない。
1.2−ジーO−ヘキサデシルーrac−グリセロール(S igma) (3
42mg:0.63IIモル)をピリジンから2回蒸発させ、次いでピリジンと
塩化メチレン(1: 1)(6ml)に溶解した。フラスコをアルゴンで満たし
た後、この溶液を室温で撹拌しながらvan Booa+試薬[Maruggら
、 Tetrahedron Lett、 27: 2661 (198&)]
(1,25Mのジオキサン溶液を0.52m1)で処理した。酸性モリブデン染
色で可視化を行うEMシリカゲル60F、s、前被覆プレートによる薄層クロマ
トグラフィーによって測定して反応が完結していたら(出発物質はRfO853
を有し、生成物はRfo、24を有する)、この溶液を塩化メチレン(10ml
)で希釈し、次いで1M炭酸水素トリエチルアンモニウム(TEAB)水溶液を
用いて数回振盪した。この有機層を無水・硫酸ナトリウムで乾tL、l!過し、
そして真空下で蒸発させた。
5i0−.5〜20%メタノール/塩化メチレン(1%トリエチルアミンを含む
、次いでトリエチルアミンの代わりに1%酢酸を含む)を用い、8Mシリカゲル
60(70〜230メツシユ)を用いて行うカラムクロマトグラフィーとそれに
続いて行うIM TEABによる最も純粋な分画の抽出によって、1.2−ジー
O−ヘキサデシル−rac−グリセロ−3−Hホスホネートを白色に近いトリエ
チルアンモニウム塩として得た(76%収率)。
Varian VXR−300S分光計を用いて’HNMRスペクトルを取り、
TMSを内部標準として用いてppm(d)で記録した。この結果は以下の通り
である:’HNMR(d):6.86(d、J=616Hz、H−P):3.9
0(dd、J=4.2および7.7Hz、H,C−0P);3.60−3.40
(m、7H,H,C−0−HC−H,C−OHtC);2.82(q、J=7.
2Hz、6H2(HtC)s N):1.54(m、4H12(CHtCCo)
): 1.25(bs、26H); 1.19(t、J=7.2Hz、9H1(
H−CC)s N); O。
87 (b t 、J =6.3 Hz、6H,2(HsCC3s))。
27: 469 (1986)] ; F roehler、 B、 C,ら[
Nucl、Ac1ds Res、 14: 5399(1986)コ; F r
oehler、 B、 C、およびMatteucci、 M、 D、 [&
Nucleotides j: 287 (1987)] ; Garegg、
P、 J 、ら[Tetrahedron Lett、 27: 4051
(1986)]が開示している方法において、誘導体化され調整された多孔性ガ
ラスを支持体として用い、B 1osearch Model 4000 DN
A合成機によってポリマー結合ヌクレオチドH−ホスホネートの合成を行った。
オリコブオキシヌクレオチドの脱トリチル化によって、上記Aのリン酸水素脂質
生成物とのフンシュゲート化に適した遊離の5゛ヒドロキシル基を得た。この生
成物をピリジン/アセトニトリル(1: 1)に溶解しく25mg/ml)、上
記文献に記載の結合条件のもと、塩化ピバロイルを活性化物質として用いてポリ
マー結合オリゴデオキシヌクレオチドとフンシュゲート化した。最終的な結合時
間を2倍にしても、モして/または結合サイクルを繰返しても生成物の収率ある
いは純度に明確な作用はほとんど認められなかった。調製した化合物は以下の通
りである:EL−T、。;
EL−AGCTAGCT 。
EL−AGCTAGCTTTTTAGCTAGCT 。
EL−CAGTGATGTGT 。
EL−ACACATCACTG
[ここで、ELはDNAの5′ヒドロキシル基に結合している1、2−ジーO−
ヘキサデシル−3−グリセリルホスフェートである]。
上記文献の方法を用いて切断および脱保護した後、薄層クロマト° グラフィー
、ポリアクリルアミドゲル電気泳動、RP−HPLC。
および酵素分解によって生成物を分析した。
C,ポリアクリルアミドゲル電気泳動
EL−DNAの試料をホルムアミド含有の緩衝液に溶解し、90°Cで1分間加
熱し、15%アクリルアミド、7M尿素ゲルにかけた。
50mA(約400V)で2.5時間移動さセタ後、UV照照射下テルル写真を
取った。脂質含有のEL−DNA(t、’Vて影を付けて可視化)は対応する脂
質不含のDNAに比べて移動度が低く、主バンドを取り囲む幅広の縞として観察
された。それぞれの場合において、この主バンドは、EL−DNAのDNAの2
倍の長さの通常のオリゴマーとほぼ同じ移動度であった。
脂質含有の生成物は対応する非脂質DNAに比べて移動度の低い不明瞭なスミア
として現れたので、ポリアクリルアミドゲル電気泳動は有用性が低いことが証明
された。縞となったEL−DNAの相対量を通常パターンのDNAバンドと比較
することにより、脂質導入の極めて粗い測定が得られるにすぎなかった。
D、薄層クロマトグラフィー
試料を分析TLCプレー)(SiC,:nPrOH:濃N H40H水溶液:H
2O55: 10 : 35)l:かけ、Uvと染色(アルコール性p−アニス
アルデヒドとその後の加熱)の両方によって可視化した。
プロパツール/アンモニア/水の溶離液を用いて、異なった種を明瞭な個々のス
ポットとして得た。通常、粗製の合成産物は、ELDNA、DNA、そして時に
は微量の比較的低Rfの未同定の物質に対応する2または3個のスポットを示し
た。全ての場合の主物質(UVおよび染色)は、高Rf(0,55〜0.70)
のEL−DNAであった。対応する通常のオリゴマーはEL−DNAのすぐ上か
またはすぐ下に移動した。これら化合物の相対的な位置は一定であるが、それら
のRf値は変化した。Rfの相違に加えて、モリブデン染色による反応によって
生成するスポットの色が異なっていた。EL−DNAは紫色に観察されたが、D
N、Aは暗青色であった(未同定の副スポットと同じ)。
E 逆相HPLC
Waters Model 510システムおよび10um C8Partis
il−10,4−6X250+n+a分析カラムを用いてRP−HPLCを行っ
た。RP−HPLC試料を、100%の「A」緩衝r&[25mMリン酸トリエ
チルアンモニウム(TEAP)水溶液、pH7,0,5%CH,CN]中で適用
した。増加量のrBj緩衝液[25IIIMTEAP小溶液、pH7゜0.75
%CHsCNコを用いて、2.0ml/分の流速でカラムから試料を溶離した。
ピークを254 nmで検出し、自動分画収集器を用いて集めた。
アセトニトリル勾配を有するTEAP緩衝水溶液による溶離によって、それぞれ
の反応混合物中に存在する少量の不純な通常DNAからのEL−DNAの良好な
分離が得られた。これら条件のもとでは、脂質を欠<DNAはそれらの長さに依
存して10〜20%のrBJで溶出した。通常のDNAとは対照的に、比較的長
いリポオリゴヌクレオチドは比較的短いものの前に溶出した。以下に5種類のE
L−DNAの溶出結果を示す(「B」の%): EL−AGCTAGCTTTT
TAGCTAGCT(57%)+ EL−CAGTGATGTGT(62%);
EL−ACACATCACTG(64%)、EL−T、。(65%); EL
−AGCTAGCT(68%)。
この方法は、最も詳細な生成物の情報を与えた。アセトニトリル勾配を有するT
EAP緩衝液を用いることにより、合成物質中の脂質の存在または非存在が直ち
に明らかになった。全ての場合において、アセトニトリルの割合の低いところで
溶出する少量のDNA(および通常分布する比較的短いオリゴマー)と遅く溶出
するより多量のEL−DNAが存在した。小さい分析HPLCカラムは、単一の
幅広の尾を有する脂質−DNA物質のピークを与えた。このHPLC物質を単離
した後にざらに薄層クロマトグラフィーを行って、この遅く溶出するHPLCビ
ークと高Rfの紫色に染まったTLCスポットが同一であることを確認した。
F、鼠泉逍化
酵素消化によってEL−DNAの1つ(EL−CAGTGATGTGT)の特徴
をさらに調べた。ヘビ毒ホスホジェステラーゼ(Boehringer Man
nhsim GmbH)はDNA骨格のほぼ完全な加水分解を触媒した[36℃
で30分;50IIMトリス、pH8,10a+M MgCItコ。
しかし、ウシ膵臓ホスホジェステラーゼ(Siga+a)はこのII!質−DN
Aを無傷のまま残した[37℃で1.5時間;501IIMトリス、pH8,1
0ta M M g Cl t ]。これらの結果は、3゛末端に遊離のヒドロ
キシル基を有するが5°末端がプロ!りされているDNAに予想されるものであ
る。EL−CAGTGATGTGTは、標準的な条件[100mMトリス、pH
8,10+oM CaCIt ; 36℃コのもとてホスホリパーゼC(Sig
ma ; Bacillus cereus由来)およびホスホリパーゼD(S
igma ;キャベツ由来)の両方に対する基質としてコンピテントではないこ
とがわかった。消化生成物のRP−HPLC分析はそれぞれの酵素と無傷のEL
−DNAだけを示した。
G、熱変性プロフィール
正常なりNA(CAGTGATGTGT/ACACATCACTG)、EL−D
NA(EL−CAGTGATGTGT/EL−ACACATCACTG)、また
はDNA/EL−DNAの混合物(EL−CAGTGATGTGT/ACACA
TCACTGおよびCAGTGATGTGT/EL−ACACATCACTG)
を緩衝液[100mM NaC1、l Q mM N atHP O4,1mM
EDTA、pH7,2;それぞれの鎖を2μM](1ml)中に含む試料を、
遮蔽したleaキコベット中に入れた。試料の全ては、脱塩(S E P−PA
K C−18ミ二カラム)してHPLC精製した物質であった。隔離したセル区
画を10℃から80℃まで1℃ずつ加温し、それぞれの温度に達したときに1分
間平衡化させた。260nmでのUV吸収を温度の関数として自動的に記録した
。
EL−CAGTGATGTGT/ACACATCACTG(38℃)およびCA
GTGATGTGT/EL−ACACATCACTG(33°C)のTmは、正
常な2本鎖CAGTGATGTGT/ACACATCACTG(41℃)のTm
に比べて減少した。DNA−リガンドコンジ二ゲートのTm減少については多数
の報告がある。例えば、K empeら[Nucl、Ac1ds Res、 1
3: 45 (1985)]を参照。このTm低下の程度の変化は、それぞれの
2本鎖の脂質保持末端におけるGCとATの含量の相違を単に反映しているのか
もしれない。さらに重要なことは、両DNA鎖に脂質を有すると(EL−CAG
TGATGTGT/EL−ACACATCACTG ; Tm 50℃)、Tm
が脂質を含まないD N Aに対するものよりも顕著に高くなるということであ
る。これらの結果は、1個の脂質だけを保持している2本鎖では得られることの
ない、2本鎖のそれぞれの末端に脂質が存在しているときのある種のより高次な
脂質構造の情報を示しているのかもしれない。
塩化カルシウム トランスフェクション法を用いてN I H/3 T3マウス
線維芽細胞をras腫瘍遺伝子で形質転換しうることが知られている[Grah
amおよびVan der Eb、 Virology 52: 456−46
7 (1973)およびWiglerら、 Proc、Natl、Acad、S
ci、USA 76: 1373−1376 (1979)を参照]。この形質
転換された細胞は、接触阻止が失われて無胸腺マウスにおいて増殖することがで
きる冷凍細胞のフォーカスを形成する。
本実施例では、ヒトras腫瘍遺伝子(例えば、プラスミドから単離する)を上
記方法のいずれかによりリン脂質に共有結合させるか(窒素結合を含む)、また
は好ましくは脂質−オリゴヌクレオチドコンジュゲートに連結する。後者の場合
には、コンジュゲートのオリゴヌクレオチドの3”末端とヒトras腫瘍遺伝子
(直線化したプラスミドに含まれる)の5゛末端を補足し、これらをつなぐリン
カ−を作成する。このコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分、リンカ−1お
よび直線化したプラスミドを通常のキナーゼ法でホスホリル化し、T4リガーゼ
を用いて一緒に連結する。
全面単層のNIH/3T3細胞を血清を含まないD ulbeccoの改良Ea
gle培地(DMEM)で2回洗浄し、このDMEM培地中で4時間インキュベ
ートする。次いで、脂質−rasコンジュゲートの1つをこの培地に加え、37
℃で3時間インキュベートする。次に、10%ウシ胎児血清を含む完全DMEM
培地を10:1(ν/v)の量でベトリ皿に加え、37°Cで一晩放置する。次
の日に、この細胞を1/20.1/40および1/80希釈に分け、17日間増
殖させ、その後にフォーカスを数える。
ras腫瘍遺伝子を細胞中に内在化させ、核に至らしめ、そして発現させてra
s腫瘍遺伝子産物を生成させることができ、コンジュゲートがNIH/3T3細
胞を安定に形質転換することができることがわかる。
要約すると、本発明はオリゴヌクレオチドを適当な細胞に運搬し、それを標的と
し、そしてその中に内在化させる(通常はエンドサイト−シスによる)ためのオ
リゴヌクレオチドと脂質のコンシュケートに関するものである。内在化の後にこ
のフンシュゲートは、例えばコンジュゲート上の適当な切断部位を認識する細胞
性リンく−ゼによって切断される。即ち、本発明のフンシュゲートは、例えば治
療薬物、予防薬物、抗ウイルス薬物、細胞毒などの種々の活性を有するポリペプ
チドを発現するオリゴマーを細胞に特異的1こ放出させることができる細胞特異
的な薬物として作用させるのに適して0る。
また、このオリゴマーは細胞の調節機序に影響を与える力翫、遺伝子欠損を補足
するか、またはマーカーとして作用するものであってもよい。
国際調査報告
m#MmmM畷^−smut噂””PCT/IJS90/(li○Q:)1内1
#l+111mMIlA帥111M+、@PH・PCT/υ590101002
国傑調査報告
11Js 9001002
S^ 35106
Claims (46)
- 1.脂質とオリゴヌクレオチドの共有結合コンジュゲートおよびその薬学的に許 容しうる塩。
- 2.脂質がオリゴヌクレオチドの5′末端に結合している請求項1に記載のコン ジュゲート。
- 3.脂質がオリゴヌクレオチドの5′ヒドロキシル基に結合している請求項2に 記載のコンジュゲート。
- 4.脂質が、コンジュゲートが標的としている宿主細胞にとって内生である酵素 によって特異的に認識される切断部位を有する請求項1に記載のコンジュゲート 。
- 5.切断部位が酵素加水分解に感受性である請求項4に記載のコンジユゲート。
- 6.酵素が細胞膜または核膜に位置している請求項5に記載のコンジュゲート。
- 7.酵素が細胞質に存在している請求項4に記載のコンジュゲート。
- 8.切断部位がオリゴヌクレオチドの5′ヒドロキシル基に由来する酸素原子で ある請求項4に記載のコンジュゲート。
- 9.脂質がリン脂質であり、酵素がリパーゼである請求項3に記載のコンジュゲ ート。
- 10.リパーゼがホスホリパーゼである請求項9に記載のコンジュゲート。
- 11.ホスホリパーゼがホスホリパーゼCもしくはDまたはその両方である請求 項10に記載のコンジュゲート。
- 12.切断部位がオリゴヌクレオチドの5′ヒドロキシル基に由来する酸素原子 である請求項11に記載のコンジュゲート。
- 13.切断部位がリン脂質のホスホリル基のグリセロール側の酸素原子である請 求項11に記載のコンジュゲート。
- 14.以下の式で示される請求項1に記載のコンジュゲート:L−{[(X−Z )]n−[X−P(=Y)O−1m}y−A{式中、Lはステロイド部分、R1 、またはR2−X−CH(R4)−CH(−X−R3)−CH2(ここで、R1 はC1−C30アルキル、C2−C30モノ、ジもしくはポリ不飽和アルキル、 C3−C8シクロアルキル、またはC4−C8モノ、ジもしくはポリ不飽和シク ロアルキル基であり、R2、R3、およびR4は独立してH、R1、またはα− アミノアシルである)であり; XはO、S、NH、C(=O)、C(=O)O、OC(=O)、NHC(=O) 、またはC(=O)NHであり;YはOまたはSであり; ZはC2−C10飽和またはモノ、ジもしくはポリ不飽和アルキレン部分であり ; n、mおよびyは独立して0〜約10の整数であり;そしてAは以下からなる群 から選ばれる: ▲数式、化学式、表等があります▼(5′末端から)▲数式、化学式、表等があ ります▼(3′末端から)▲数式、化学式、表等があります▼(3′エノール6 員環から)▲数式、化学式、表等があります▼ (ヌクレオチド間のリン酸から) ▲数式、化学式、表等があります▼ (N−塩基から)、または ▲数式、化学式、表等があります▼(N−塩基から)[式中、Bは脱保護した塩 基であり、pは約5〜30の整数であり、qおよびrは約1〜28の整数であり (ただし、q+rは約4〜29である)、sおよびtは0〜約29の整数であり (ただし、s+tは約4〜29である)、EはXまたはZXであり、そしてDは 以下からなる群から選ばれる(ここで、環窒素からの結合がオリゴヌクレオチド の糖部分に結合している): ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数 式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼または▲数 式、化学式、表等があります▼]}。
- 15.LがR2−X−CH(R4)−CH(−X−R3)−CH2である請求項 14に記載のコンジュゲート。
- 16.R2およびR3が独立してHまたはC10−C20の飽和または不飽和の アルキル基であり、R4がHまたはR1であり、XがO、NH、NHC(=O) 、C(=O)、OC(=O)、またはC(=O)Oであり、そしてYがOである 請求項15に記載のコンジュゲート。
- 17.Zがエチレンまたはカルボキシエチレンであり、n、mおよびyが0〜2 であり、そしてAがその5′末端で結合したオリゴヌクレオチドである請求項1 6に記載のコンジュゲート。
- 18.XがOであり、yが1または2であり、mが1または2であり、nが0ま たは1であり、そしてpが約10〜25である請求項17に記載のコンジュゲー ト。
- 19.Aがアデニン残基のN6またはシトシン残基のN4で結合している請求項 15に記載のコンジユゲート。
- 20.オリゴヌクレオチドが少なくとも5個の塩基からなる請求項1に記載のコ ンジュゲート。
- 21.オリゴヌクレオチドが約10〜約30個の塩基を有する請求項20に記載 のコンジュゲート。
- 22.オリゴヌクレオチドが約14〜約25個の塩基を有する請求項21に記載 のコンジュゲート。
- 23.少なくとも1個の塩基が実質的に平面のピリミジノン塩基である請求項1 4に記載のコンジュゲート。
- 24.オリゴヌクレオチドが、病原性核酸または腫瘍遺伝子に十分に相補性であ ってこれらとハイプリダイズするヌクレオチド配列を含有する請求項1に記載の コンジュゲート。
- 25.核酸がウイルスの核酸である請求項24に記載のコンジュゲート。
- 26.オリゴヌクレオチドが、コンジュゲートが標的としている宿主細胞にとっ て内生である酵素によって特異的に認識される切断部位であるヌクレオチド配列 またはこの部位とハイプリダイズすることができるヌクレオチド配列を有する請 求項1に記載のコンジュゲート。
- 27.オリゴヌクレオチドが、mRNAスプライス部位であるヌクレオチド配列 またはこの部位とハイプリダイズすることができるヌクレオチド配列を含有する 請求項1に記載のコンジュゲート。
- 28.ラベルされている請求項1に記載のコンジュゲート。
- 29.固体支持体上に固定されている請求項1に記載のコンジュゲート。
- 30.固体支持体が疎水性表面を有する請求項29に記載のコンジュゲート。
- 31.請求項1に記載のコンジュゲートを宿主細胞にトランスフェクションする ことからなる方法。
- 32.請求項1に記載のコンジュゲートでトランスフェクションされた宿主細胞 。
- 33.薬学的に許容しうる担体と請求項1に記載のコンジュゲートを含有する組 成物。
- 34.担体がリボソームである請求項33に記載の組成物。
- 35.等張性である請求項33に記載の組成物。
- 36.滅菌されている請求項33に記載の組成物。
- 37.発病状態にある哺乳動物に請求項33に記載の組成物の有効量を投与する ことからなる方法。
- 38.発病状態がウイルス感染である請求項37に記載の方法。
- 39.組成物中の担体がリボソームである請求項37に記載の方法。
- 40.試料中の予め決めたヌクレオチド配列を有する核酸を検定するための方法 であって、以下からなる方法:(a)予め決めた配列にハイプリダイズすること ができるヌクレオチド配列を有する請求項28に記載のコンジュゲートを得;( b)このラベルされたコンジュゲートを支持体に固定し;(c)試料中に核酸が 存在しているときにはこの核酸とコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分のハ イブリダイゼーションを引き起こすであろう条件のもとで、試料と固定化コンジ ュゲートを接触させ;そして (d)ラベルされたオリゴマーの存在を検出する。
- 41.工程(c)の後に、固定化コンジュゲートを、コンジュゲートのオリゴヌ クレオチド部分を切断してラベルおよび未ラベルのオリゴマーフラグメントを生 成させることができる制限エンドヌクレアーゼと消化条件のもとで接触させる工 程をさらに含み、そして工程(d)におけるオリゴマーがオリゴマーフラグメン トである請求項40に記載の方法。
- 42.混合物からオリゴヌクレオチドを分離するための方法であって、以下から なる方法: (a)分離しようとするオリゴヌクレオチド内に含まれている配列にハイプリダ イズすることができるヌクレオチド配列を有する請求項1に記載のコンジュゲー トを得; (b)このコンジュゲートを支持体に固定し;(c)混合物中のオリゴヌクレオ チドとコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分のハイブリダイゼーションを引 き起こす条件のもとで、混合物と固定化コンジュゲートを接触させ;そして(d )ハイプリダイズしたオリゴヌクレオチドを分離する。
- 43.混合物からオリゴヌクレオチドを分解するための方法であって、以下から なる方法: (a)疎水性の相において、分離しようとするオリゴヌクレオチド内に含まれて いる配列にハイプリダイズすることができるヌクレオチド配列を有するコンジユ ゲートを得;(b)親水性の相において、混合物を得;(c)混合物中のオリゴ ヌクレオチドとコンジュゲートのオリゴヌクレオチド部分のハイブリダイゼーシ ョンを引き起こす条件のもとで、混合物を含む相とコンジュゲートを含む相を接 触させ;そして(d)混合物を含む相からハイプリダイズしたオリゴヌクレオチ ドを抽出し、これを別の親水性の相に移す。
- 44.請求項1に記載のコンジュゲートとラベル部分を含有するリポソーム。
- 45.抗体がリポソームのオリゴヌクレオチドに結合してリポソームの安定性を 変化させるように、ヒトからの血清試料と請求項44に記載のリポソームを接触 させ、そしてラベルの存在または非存在を測定することからなるヒトの全身性エ リテマトーデスを検出するための方法。
- 46.抗体がリポソームのオリゴヌクレオチドに結合してラベルを放出させ、そ して放出されたラベルの量を測定する請求項45に記載の方法。
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