JPH04503848A - 金属板構造のうず巻ポンプケーシング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 金属板構造のうず巻ポンプケーシング 技術分野 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念に記載の金属板構造のうず巻ポンプケー シングに関する。

背景技術 金属板構造のうず巻ポンプケーシングは非常に堅牢であり、使用される金属板材 料によっては異なる揚送媒体に対して高い耐性を有する。金属板構造のケーシン グの欠点は、揚送媒体の中の摩損成分に対する耐性が小さいことである。著しく 厚い鋳物ケーシングと異なり、摩損成分により薄肉の金属板ケーシングは損傷さ れやすい。

技術的課題 本発明の課題は、冒頭に記載の形式のポンプケーシングについて、摩損成分を含 をする媒体を揚送する場合に鋳物ケーシングに匹敵する寿命を保証することを可 能にする解決方法を開発することにある。

上記課題は、請求の範囲第１項の特徴部分に記載の特徴により解決される。吐出 ノズルの中へ流れ方向を変換する、リング室からの出口が特に磨耗されやすいこ とが分かっている。従来の効率をほぼ維持する本発明の解決方法により、出口開 口部を損傷することなしに吐出ノズルへ到達するために、出口開口部の領域内の 流れが少しケーシングの中心へ向かってずらされる。

出口開口部の終端エツジに設けられている突出部は、ある程度吐出ノズルの中へ 流れを案内するが、しかし同時に磨耗部分としても作用し薄肉のケーシング壁を 損傷から保護する。

本発明の１つの実施例では、突出部の長さはリング室の幅に対応する。この場合 、出口開口部の形状に依存して、そしてリング室の幅と出口開口部の幅との比に 依存して突出部はその全長にわたり連続的に延在することもあり、突出部の複数 の離散的構成部分が食い違いで分散配置されていることもある。突出部により摩 損成分は出口開口部の端縁ゾーンから遠ざけられ、次いで自由に吐出ノズルの中 に入る。

請求の範囲第３項から第５項には異なる種類の突出。

−形状が記載されている。突出部が金属板ケーシングの中に刻設されている場合 にはうイニングがケーシングの外部で突出部に設けられ、このライニングにより 、突出部が磨耗してもケーシングに漏れが生じない。

保護対策が良好であるならば突出部の高さとリング室の直径との比を請求の範囲 第６項に記載の範囲に収めることにより効率損失がほとんど生じなくされること が可能であるか又は許容される範囲でしか生じな（されることが可能である。

請求の範囲第７項に記載の実施例では、出口開口部の終端エツジに設けられてい る突出部が吐出ノズルの中に突出している。終端エツジに設けられている、換言 すれば流れ方向変換突端に設けられている突出部は、直接に衝突する摩損物質に よる磨耗に対する保護部材として作用する。

別の１つの実施例では複数の突出部がリング室の周縁にわたり分散配置されてい る。これによりリング室は良好に保護されることが保証されるが、しかし著しい 効率損失が発生する。

発明の最良の実施形態 本発明の１つの実施例が図に示されている。金属板から製造されたポンプケーシ ング１の中に羽根車２が設けられている０羽根車とポンプケーシングの周縁との 間にはリング室３が形成されている０羽根車から流出する揚送媒体はこのリング 室３の中を循環し、ポンプケーシングの周縁に取付られている出口開口部４を通 ってリング室３を出て吐出ノズル５の中に入る。吐出ノズル５を介してポンプケ ーシング１は配管系統に接続されている。

出口開口部４における、流れ方向で見て始端エツジ６と終端エツジ７とに、流れ 方向に対して横方向で走行する突出部８．９が配置されている。突出部８．９は 、揚送媒体の中に存在する摩損物質が、リング室から出る際に出口開口部４及び 後置の吐出ノズル５を破壊することを阻止する。なお摩損を惹起する固体物質含 有量の大きさの桁は、純水ポンプのポンプメーカーが一般に許容する値に対応す る。

図示の例において突出部９は、出口開口部４とこれに続く吐出ノズル５との中に 延在する形状を有する。

従ってケーシング流れ方向変換突端１０は摩損成分による直接の浸食から保護さ れる。突出部８．９の高さＨはケーシング１の内径りから出発してめられる。

突出部８．９の高さＨが小さい程、突出部８．９がポンプ効率に与える影響は大 きい。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成４年３月４日

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．うず巻ポンプケーシングの中に配置されている羽根車と、羽根車とケーシン グとの間に形成されているリング室と、リング室の周縁に後置の吐出ノズルのた めの出口開口部が配置されている、金属板構造のうず巻ポンプケーシングにおい て、出口開口（４）の始端エッジ及び終端エッジ（６、７）の領域の中に、リン グ室（３）の中に突出する１つ又は複数の突出部（８、９）を設けられているこ とと、突出部（８、９）が流れ方向に対して横方向に延在することを特徴とする 金属板構造のうず巻ポンプケーシング。
2. ２．突出部（８、９）の長さがリング室（３）の幅に対応することを特徴とする 請求の範囲第１項に記載の金属板構造のうず巻ポンプケーシング。
3. ３．リング室（３）の中に固定して嵌込れている構成部品が突出部（８、９）を 形成していることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の金属板構造 のうず巻ポンプケーシング。
4. ４．リング室（３）の中に突出する刻設部が突出部（８、９）を形成しているこ とを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の金属板構造のうず巻ポンプ ケーシング。
5. ５．刻設部がケーシング外側においてライニングを設けられているこを特徴とす る請求の範囲第４項に記載の金属板構造のうず巻ポンプケーシング。
6. ６．突出部の高さＨとリング室の直径Ｄとの比が０．０１と０．０４との間にあ ることを特徴とする請求の範囲第１項から第５項のうちのいずれか１つの項に記 載の金属板構造のうず巻ポンプケーシング。
7. ７．出口開口（４）の終端エッジ（７）に設けられている突出部（９）が出口開 口部（４）の中とこれに設けられている吐出ノズル（５）の中とに突出している ことを特徴とする請求の範囲第１項から第６項のうちのいずれか１つの項に記載 の金属板構造のうず巻ポンプケーシング。
8. ８．複数の突出部がリング室ケーシング１の周縁にわたり分散配置されているこ とを特徴とする請求の範囲１項から第７項のうちのいずれか１つの項に記載の金 属板構造のうず巻ポンプケーシング。