JPH04503831A - 導電性感圧型接着剤 - Google Patents

導電性感圧型接着剤

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JPH04503831A
JPH04503831A JP3504682A JP50468291A JPH04503831A JP H04503831 A JPH04503831 A JP H04503831A JP 3504682 A JP3504682 A JP 3504682A JP 50468291 A JP50468291 A JP 50468291A JP H04503831 A JPH04503831 A JP H04503831A
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グラッキン、リチャード・ティー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 導電性感圧型接着剤 (発明の背景) 従来、導電性を宵する接着剤の実際的な使用は、非感圧型接着剤に限られていた 。一般に、導電性を付与するのに使用される導電性充填材は、殆どの接着剤ベー スの適用には実用的ではなかった。なぜなら、かかる充填材が、金や銀のように 著しく高価なもので、また感圧型接着剤(PSA)の物性に悪影響を与えうる油 吸収特性を示すからである。
導電性カーボンブラックを、通常は非導電性のPSAに添加して、カーボンの充 填量に応じてPSAの電気特性を改善しうることが、知られている。例えば、米 国特許第3778306号に開示され、これは、約20〜43重量%のカーボン の、感圧型接着剤中での存在を記載する。しかし、良好な導電性が得られるのに 充分なほどの高い充填量では、PSAの物性の減殺が特異的な程度で生じ、粘着 性や剥離や剪断に対し影響を及ぼす。上記特許に開示のPSA組成物では、多量 の導電性カーボンの存在による粘着性の損失につき、粘着性付与剤や可塑剤を添 加したりゴムを粉砕して柔軟性にすることにより、補つている。
また、接着剤の粘着性の損失は、米国特許第2670306号では導電性感圧型 接着剤に関し重大な問題として認識されている。この特許では、粉末グラファイ トの使用が粘着性損失の程度を最少化するのに、カーボンブラックよりも好まし い旨開示する。
米国特許第3475213号は導電性接着剤テープを開示し、これは、感圧型接 着剤と、当該接着剤層中に単一の層として分布される導電性粒子を含んでいる。
粒子は、接着剤層の厚さよりも僅かに薄い。当該特許では、かかる接着剤テープ は100Ω/in”以下の導電性を示す旨、開示する。
接着剤に対し導電性を付与する種々の他の方法が、知られている。
米国特許第2808352号は導電性接着剤テープを開示し、この接着剤ベース は、微粉砕銀粒子により含浸されている。米国特許第4367745号では、そ の導電性組成物は、多数の非変形性で非極性微小球体を含みその周囲に導電性粒 子が分散されている。
米国特許第4547311号は、有機溶剤中のカーボンブラック分散体と有機溶 剤中のポリマー溶液からなる導電性高分子被覆用組成物を開示する。被覆用組成 物は、低い電気抵抗の被膜を形成するのに使用される。フルオロエラストマー、 ウレタンエラストマー、ビニリデン・フルオライド/テトラフルオロエチレン・ ポリマーが、被膜用組成物形成用のポリマーの例示として開示されている。感圧 型接着剤組成物は、開示されていない。
゛311号特許では、溶剤中のカーボンブラック分散体は、粘度100〜500 0cpを有せねばならず、当該特許の実施例では、この結果を達成するにはかか る分散体を長期間のボールミル処理が必要である旨、記載する。
溶剤ビヒクル中でのボールミル処理は、粒子の分散改善用としてよく知られた方 法であるが、かかるボールミル処理はカーボンブラック固有の連鎖構造に掻寄を 与えるようである。上記特許の実施例では、導電性フィルムの製造がうまくいっ た旨記載しておるが、得られた電気特性は、カーボンブラックとポリマーマトリ ックスの重量に基づき、40〜60重量%量でのカーボンブラックの存在に起因 する固有の効果のようである。
米国特許第4548862号は、接着剤層を介して延在する導電性粒子の架橋を 含む柔軟なテープを目的とする。粒子は強磁性の芯を有し、これは、磁気力によ り必要な架橋の形成に役立つ。
米国特許第4588762号は、粘弾性高分子の接着剤層と、水分受容性ポリマ ー・保湿剤・電解質などを含む導電性の水性層の両方からなる感圧型接着剤組成 物を開示する。
しかしながら、今日まで、導電性カーボンブラックの添加により、高い導電性な どの所望の電気特性を示すと共に当該組成物の接着特性に対する上記充填材の影 響を最少化したような感圧型接着剤組成物は、未だ提供されていない。また、現 在までの先行技術は、静電気の保護から電極表面間での電気導体としての使用ま での範囲にわたり所望の目的での使用に容易に適合できるような、電気的特性を 示す感圧型接着剤組成物を得るのに、失敗しているのである。
また先行技術は、導電性カーボンブラックを、当該接着剤の電気的特性を向上さ せる能力を最適化するような形態で存在させるのに、失敗しているのである。
(本発明の目的と概要) したがって本発明の目的は、低いカーボン充填量でも商業的に有用な電気的特性 を示すと共に通常当該充填に伴う物性の悪化(例えば粘着性の損失)を伴うこと がない、感圧型接着剤組成物を提供することである。
本発明によれば、感圧型接着剤と当該接着剤に分散された導電性カーボンブラッ クを含む導電性感圧型接着剤組成物の製法を提供するもので、当該方法は以下の 工程からなる:導電性カーボンブラックのスラリーを、接着剤と混和性の有機溶 媒中にて、導電性カーボンブラックの構造を保持しうるような高い剪断応力をか けない穏やかなアジチージョンまたは撹はんの下に、形成し、これにより、導電 性カーボンブラックの均一な湿潤を行って、均一なスラリーの形成を達成する工 程:、得られたスラリーを接着剤と混合して導電性カーボンブラックと有機溶媒 と接着剤からなる混合物を形成する工程;、および有機溶媒をカーボン含有混合 物から分離して乾燥導電性感圧型接着剤組成物を得る工程。
本発明の別の態様によれば、上記方法により製造した導電性感圧型接着剤組成物 を提供する。
また、本発明は、20重量%以下の導電性カーボンブラックを含むと共に導電性 カーボンブラックの鎖形成特性に固有な炭素構造を有する導電性感圧型接着剤を 提供する。
(図面の説明) 図1は、導電性カーボンの本発明の代表的な臨界濃度を示す、電気抵抗値(Ω) −極性ベースPSA中のカーボン充填量(%)のグラフである。
図2は、ある種の導電性PSAについてのインピーダンス−AC周波数の関係を 示すグラフである。
図3は、ある種の導電性PSAについての抵抗値−電圧の関係を示すグラフであ る。
図4は、マルチ層・導電性PSAフィルムについての抵抗値−電圧の関係を示す グラフである。
図5は、本発明に従い製造したPSAフィルム断面の電子顕微鏡写真(約150 00倍)である。
図6は、先行技術に従い製造したPSAフィルム断面の電子顕微鏡写真(約15 000倍)である。
(発明の詳細な 説明は、導電性充填材を当該PSA中に組み込んだ後でも接着剤特性を保持する 導電性感圧型接着剤(P S A)を提供する。
感圧型接着剤は、溶媒非存在(乾燥)形態で永久的な接着性を示す、粘弾性物質 と定義される。
感圧型接着剤は多数の組成を有しうるが、一般にアクリルベース、天然ゴムベー ス、スチレン−ブタジェンゴムベース・エラスhv−(即ち、スチレンとイソプ レインまたはブタジェンのランダムまたはブロックコポリマー)である。シリコ ーンベース接着剤もブチルエラストマーとして適当である。
種々の成分を使用してPSAを製造でき、以下のものに制限されるものではない が、エラストマー、粘着性付与剤、可塑剤、充填材および/または酸化防止剤が 包含される。PSAの性能は、一般に粘着性(瞬間的な付着性)、接着力および 結合力(内力)に依存する。
米国特許第3778306号に記載されたPSAの例示の議論およびそれらの組 成をもって、本明細書の記載とする。
PSAは、通常製造工程の間に剥離紙上に被覆され、その貯蔵中および使用前に 接着剤は保護される。
本発明は、導電性カーボンブラックの感圧型接着剤組成物への添加に起因する粘 着性損失などの問題を補償することよりもむしろ、非常に効果的な方法でカーボ ンブラックを用いて粘着性の損失を排除し、これにより、望ましい電気的特性を 、当該接着剤組成物の乾燥重量全量に基づき20重量%以下のカーボンブラック 充填レベルで達成することができる。
本発明の有用性は、以下のものに制限されるものではないが、アクリル系接着剤 、ゴム−樹脂系接着剤、極性接着剤、シリコーンベース系接着剤などを含む広範 な導電性感圧型接着剤組成物により、証明される。
商業的に有用である導電性接着剤は、通常の接着剤よりも優れた性能を有せねば ならないことは、避けがたいことである。導電性PSAの殆どの用途は、科学技 術の状態を利用する技術分野におけるものである。かかる科学技術においては、 代表的には高い結合力、広範な温度範囲にわたる良好な性能、耐水性、厳密な寸 法許容性などを有する高性能の接着剤が必要である。本発明の実施により、高性 能で、所望の電気特性を示すPSAを提供することができる。
本発明のPSA組成物の電気特性は、接着剤組成物内において、導電性の網状構 造の形態で存在する、導電性カーボンブラック充填材を存在させることによって 向上させることができる。
本発明の実施に使用しうる導電性カーボンブラックの例示は、例えばシェブロン ・アセチレン・ブラック(Chevron Acetylene Black) およびキャボット(Cabot) X C−72である。他のタイプの導電性カ −ポンブラックも使用することができる。しかし、良好な分散の達成には供給さ れたカーボンブラックの形態が影響しうるが、これに妨害されることはない。例 えば、キャボット・ブラック・パールズ(Cabot Black Pearl s)は、ペレット形態で供給される。定義すれば、導電性カーボンブラックとは 、分散した粒子が、粒子鎖状に配向するようなブレイドのカーボンブラックをい う。
供給された状態での形態は、代表的には粒径20〜30nmオーダーの各々独立 した炭素粒子の凝集体からなる炭素粉末である。これらの凝集体は、接着剤組成 物内で個々に独立した粒子の充分な分散が可能なように、分割されねばならない 。導電性通路の形成を向上させるべく、ある種のブレイドのカーボンブラックが 好ましく使用され、これは、接着剤組成物(即ち導電性カーボンブラック)内に 好適に分散した際に炭素粒子の導電性の鎖形成の特性を示すものである。
粒子をプラスチック中に充填して導電性を達成することについての研究は、文献 中で充分に検討され、熱並びに電気伝導性の研究が包含される。広範な研究が、 実質的に非導電性のポリマー中で導電性を達成するための不規則な粒子分布につ き、なされた。導電性充填材の濃度が増加するにつれて、粒子間の平均距離は当 然に減少する。低濃度では、粒子間の距離は大きく、電位を組成物にかけても、 実質的に電子の流れは生じない。充填材濃度が増加するにつれて、粒子は、電子 が粒子間のギャップを飛び越えることができるほどに、緊密に接近する。この時 点で、組成物が示す電気抵抗に関する充填材充填の効果について、著しい変化が 生じる。即ち、充填材濃度の付加的な増加は、組成物の抵抗に対し実質的な影響 を与えない。なぜなら、濃度範囲における充填材の臨界濃度に達したからである 。
実質的に不規則な粒子分布であれば、充分な導電性を達成しつつ臨界濃度を越え るには非常に高い充填量が必要である。しかし臨界濃度を達成するのに従来から 必要であった充填材濃度では、機能的な圧力感受性が失われ、最良でも、PSA の物理的性能が犠牲になる。前記したように、米国特許第3778306号に記 載における、導電性充填材20〜43重量%を使用した場合のPSAの粘着性損 失は、粘着性付与剤の添加によって補っている。
米国特許第3778306号の教示によれば、接着剤組成物は、接着剤を導電性 カーボンブラック充填材とミキサーで混合させて形成し、かかる充填材を乾燥形 で添加している。当該特許では、多量の充填材の存在がなければ所望の電気特性 を示す導電性PSAを得ることができない一方、局所的な区域にわたり有効粒子 間距離が減少する。
本発明によれば、導電性達成に必要な有効粒子間距離は、導電性カーボンブラッ クのPSAへの添加方法を改善すること並びに導電性カーボンブラックにより接 着剤の導電性を向上させる方法を最適化することによって、減少させることがで きる。結果として、予期せぬことであるが、当該系における予想臨界濃度のシフ トが、起こったのである。得られた臨界濃度は、PSAの本来的な物性(例えば 粘着性)を保持しつつ、導電性のPSAを得ることが可能な従来のものよりも実 質的により少量の導電性カーボンブラックの使用により、達成することができる 。例えば、PSAの乾燥重量に基づき20重量%以下の量(場合により5%もの 低量)の導電性カーボンブラックを使用することができる一方、所望の電気特性 を達成することができる。
かかるPSAの臨界濃度は、種々のPSA組成物(例えば、極性、アクリル系、 シリコーン系またはゴムベース系)を用い、導電性カーボンブラックを接着剤固 体に基づき約5重量%に減じることができる。
驚くべきことに、導電性カーボンブラックをPSA組成物内に、当該組成物内で の導電性通路の形成を向上させかつ導電性カーボンブラックの臨界濃度を有利に も20重量%以下に減少可能な方法で、分散できることが判明した。すなわち、 導電性カーボンブラ、yりの鎖状構造を形成する能力は、PSA中に分散させる ことで保持することができる。
図1に示すように、極性ベースPSA中のカーボンブラ・ツクの臨界濃度はほぼ 4重量%で、付加的な量でのカーボンブラックの組成物への添加は、組成物の抵 抗値を実質的に付加的には減少させていない。かかる結果は、先行技術における 代表的な臨界濃度曲線とは、完全に対照をなすものである(この先行技術では、 約60重量%またはそれ以上の粒子濃度で高い導電性が起こることが示されてい る)。
図1の結果は、カーボンブラック充填材の存在量に関し観察された電気特性から みれば、他のタイプのPSAで得られであろう結果と実質的に一致するようであ る。
以下の方法で配合した導電性PSAは、非常に有利にもまた驚くべきことにも、 所望の電気特性が高い程度で示される一方、PSAが通常併有する物性を保持す ることができる。もちろん、PSAにより示される電気特性の範囲および程度は 、以下に記載のように、ある程度までPSAに添加した導電性カーボンブラック 充填材の量に依存する。
使用される配合技術は、広範な態様を包含し、導電性カーボンブラックを有機溶 媒と混合してスラリーを形成し、次いで感圧型接着剤をスラリーに添加すること からなる。一旦溶媒を除去すれば、導電性PSAが残存する。
溶媒の同一性には、制限がない。なぜなら、以下のもの限られないがメチル・エ チル・ケトン、トルエン、アセトン、酢酸エチルなどを含め、種々の異なる有機 溶媒を用いるのに成功したからである。
用いた有機溶媒は、好ましくは用いたPSAと適合性を示すものである。
当該2つの成分の有機溶媒ペーススラリーの形成用に使用される導電性カーボン ブラック:有機溶媒の相対的比率も、制限がない。
例えば、約1:1〜100:1、好ましくは約10:1〜20:1の重量比の有 機溶媒とカーボンブラックからなることができる。
導電性カーボンブラックと有機溶媒のスラリーは、通常は有機溶媒ベースである が、少量の水分を含むことができる。水分は、スラリー形成用の有機溶媒の固有 の成分の結果としての付随的な量で存在することができる。例えば、水混和性の 有機7I8媒は、一般に少量の水分を含む。しかし、かかる溶媒中に存在の水分 量は、本発明の実施に悪影響を与えるの充分な最大量とすべきでない。
さらに説明すれば、形成したカーボンブラックと有機溶媒のスラリーは、存在し うる水分と有機溶媒の総量のうち、少なくとも主成分が有機溶媒であれば、有機 溶媒ベースとみなされる。
水分がスラリー中に存在するとき、有機溶媒は、有機溶媒と水分の総量に基づき 、少なくとも50、好ましくは少なくとも85〜90重量%からなる。最も好ま しい具体例では、スラリーの溶媒成分は、有機溶媒が全てでないにしても、実質 的にすべて、例えば少なくとも約98重量%からなる。
スラリー中の水分の存在は、付加的な利点が得られないことは明白である。なぜ なら、過剰量の水分により、カーボンブラックがスラリー内で凝集体を形成し、 これにより有機溶媒中でのカーボンブラックの均一混合物形成の試みが妨害され るからである。かかる不利な結果は、避けるべきである。
良好な結果は、また溶媒中のカーボンブラックの一連の希釈で得ることができ、 当初、高粘稠のペーストが形成するが、終局的にはゆるく流動性を示すスラリー が得られる。スラリー形成の間に、好ましくは、アジチージョン(溶液を揺り動 かすこと)、例えば、撹はん(スターリング)を用いて混合物の良好な湿潤およ び均一性を確保する。剪断応力が生じるような強力なアジチージョンは、避ける べきである。なぜなら、高い剪断応力は、カーボンブラックに固有である導電性 カーボンブラックの鎖形成能力を破壊しつるからである。
穏やかな機械的アジチージョンによる撹はんがより実際的で効率的ではあるが、 実験的スケールでは500m1のビーカー中でのガラス欅による撹はんにより成 功した。スラリーは、カーボンブラック粒子自体を配向しそして/または整列さ せるのに充分なほどのアジチージョンまたは混合のみを要するのであり、この配 向および/または整列は、得られたPSAにおける導電性通路形成をもたらす。
一旦形成すれば、スラリーを接着剤と、2つの実質的に均一な混合物が得られる ような任意の方法で混合することができる。しばしば、PSAは、有機溶媒中の ポリマー(PSA)固体の溶液の形態で供給される。これは、もちろん2つの組 成物の混合物の均一性を向上させる。かかる場合、有機溶媒は、各々同一または 異なってもよいが、異なる場合、均一混合物を形成するのに充分な適合性を要す る。
特に興味深いことは、スラリーの形成の間にその粘度の増加が観察できることで ある。かかる増粘は、カーボンブラック凝集体の破壊と、独立したカーボンブラ ック粒子の導電性鎖またはフィラメントへの配向を表すようである。かかる増粘 は、スラリー形成の結果として通常遭遇するものとは異なったスラリー中の粘度 増加によって証明される。よって、PSA中の導電性通路形成の予備的な配置は 、カーボンブラックの接着剤との混合前でも達成される。
一旦形成すれば、導電性カーボンブラックと溶媒とPSAの混合物を所定の表面 に積層することができ、存在する溶媒を、加熱や室温での溶媒の蒸発などの常法 により除去する。溶媒の除去により、所望の電気特性を示すと共にPSAの物性 に悪影響を与えない導電性PSA組成物が得られる。
PSAに混合される導電性カーボンブラックの量は、PSAの使用目的や使用意 図および所望の電気特性のタイプに応じて変化させることができる。明白なこと ではあるが、PSAの導電性は、カーボンブラックの充填により増加する。しか し、本発明のPSA中における、わずかな量(約3〜5重量%以下)のカーボン ブラックの存在でも、ある種の使用目的の達成には充分な導電性が可能である。
また、他のタイプの充填材または添加剤を本発明の導電性感圧型接着剤組成物中 に存在させることができる。たとえば、好ましくは、導電性繊維充填材、例えば 金属被覆繊維を組み込んで、さらにPSAの電気特性を向上させることができる 。
本発明の導電性感圧型接着剤組成物は、種々の形態をとることができる。例えば 、PSAは、PSA組成物を適当な基材に適用してテープやラベルの形態で使用 することができる。組成物は、また基材を使用せずに両面形の接着剤フィルム自 体として使用することができる。PSAテープは通常種々の基材、例えばアルミ ニウム、銅はく、布、セロハン、酢酸セルロース、ポリエステルフィルム、ポリ 塩化ビニルなどを用いて得ることができる。両面形のPSAフィルムも知られて おり、これは、基材に代えて着脱自在な剥離紙を用いている。
かかるテープの形成法は、よく知られ、一般に塗布・乾燥・積層の工程を含む。
PSAテープおよびラベルについての長文の検討、およびかかる製品に通常使用 できる種々の成分は、スケイスト(Skeist)のハンドブック・オブ・アド ヒーシブ(Handbook of AdhesivesX2版、1977年、 724〜735頁)に記載されており、この内容をもって、本明細書の記載とす る。
本発明の接着剤組成は、容易にそれ自体、エレクトロニクス産業における種々の 使用目的の用途に使用できるような種々のPSA組成物の配合に適用できる。こ の産業における技術的背景によれば、lXl0’〜10I2Ω/in2の抵抗値 を示す組成物は、誘電性であり、1×1012以上の抵抗値は絶縁材料を示すも のとされている。
(実施例) つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、これらに限定される ものではない。
実施例1 ビーカー中に、アセチレンブラック2.28g(50%圧縮カーボンブラックと してシェブロン・カンパニイから入手)をトルエン8゜28gを用いて湿潤させ た。得られた高粘稠(ヘビー)の分散体をガラス棒で撹はんして、良好な湿潤と 均一性を確保した。1または2分以内にカーボンブラックによる溶媒吸収により 、硬いペーストが得られ、これは、ケーキ形成に充分なほどに乾燥した。
さらに、トルエン8.28gを添加した。これにより、当初は撹はん可能な分散 体が得られたが、急速に増粘し、高粘稠のペーストになった。
第3添加の溶媒は、16.56gのトルエンからなる。付加的な5分間の撹はん により、セメント様コンシスチンシーを有する流動性のチキソトロピー・スラリ ーを得た。高度のチキソトロピーのため、ブルックフィールド粘度計や回転粘度 計のような通常の手段ではスラリーの粘度を測定できなかった。カーボンブラッ ク−溶媒スラリーは、PSA接着剤の添加用として準備できた。
接着剤ベースは、市販の感圧型接着剤のアクリル樹脂からなり、アッシュランド ・ケミカル・カンバニイ(Ashland Chemical Company X商標名アッシュランド・A−1081、固形分0.45%のポリマー溶液とし て供給)から入手した。A−1081(57,97g)をトルエン6、63gで カットバックした。これにより、粘度は減少し、混合およびその後の被覆が改善 された。
32、3g(接着剤の半分)をカーボンブラックスラリーに添加した。
混合物を均一になるまで撹はんして混合した。最後に、残りの接着剤32.3g を添加し、均一性が得られるまで撹はんした。
その後、接着剤を延伸し、温度150〜250°Fの乾燥オーブンで溶媒を蒸発 して薄層フィルムの形態に成形した。このようにして接着剤層を製造した。
表2の極性接着剤を上記実施例1と同じ方法で製造した。ただし、トルエンに代 えてアセトンを用いた。
表2のアクリル系接着剤を実施例1と同じ方法で製造した。ただし、ベース接着 剤としてアッシュランドA−1081:A−1060=50:50(固形分基準 )の混合物を用いた。
表2のゴム−樹脂接着剤を実施例1と同じ方法で製造した。ただし、市販のホッ トメルト型製造P−1700にコルメルト(Nicolmalt)社から入手) をトルエンに溶解した。
表2のシリコーン系接着剤を実施例1と同じ方法で製造した。ただし、ジェネラ ル・エレクトリック(General Electric)社のPSA−657 4をアクゾ・ケミカル(Akzo Chemical)社のCADOX TDP 2.0%(固形分)と華僑させたものを用いた。
テスト装置は、ブリゲルト・ディスポーザブル(使捨て)ECG電極用のAAM I(アン/エイジ3ン・71ア・Tドパ7スメント・オブ・メディカル・イ7ス トルメンテーシSン(Association for the Advanc ement of Medical In5truoientation))標 準法に従い、設計し、検定し、保証した。装置には、可変AC周波数制御付き可 変DCおよびAC電源が包含され、これは、図1〜4に示したような広範な条件 にわたり電気特性を評価しうる、テスト性能を有する。
表2は、導電性カーボンブラック充填剤混合後の4つの上記導電性PSAの物性 を示す。各々、10重量%のカーボンブラック充填量で行った。接着剤は、乾燥 重量1.0oz/yd”で剥離紙ライナー上に被覆し、物性テスト用の2ミルの ポリエステルフィルムに積層した。
表2 接着剤 5’ 500g PB プローブベース 剥離 剪断 粘着性 粘着性 (oz) (min) (in) (g)極性 28pt 5st F4 25 0アクリル系 47nt 21st H495ゴム−樹脂 50nt >240  04 160シリコーン系 37nt 137st F2 115エージング 後 接着剤 5’ 500g PB プローブベース 剥離 剪断 粘着性 粘着性 (oz) (min) (in) (g)極性 34pt >240 F8 1 10アクリル系 27nt 200st H740ゴム−樹脂 45nt >2 40 Q9 570シリコーン系 27nt 〉240 F3 40BA=二− ジング前、AA=エージング後、および150°F×24時間のオーブンエージ ングを意味する。全ての接着剤は10オーム以下の抵抗値であった。エージング 後の剪断応力の増加は、極性ベースおよびアクリル系ベースの両方が特有である 。
テスト法 剥離; 変形PSTC−1,5分間での膨潤500g剪断: PSTC−7 RB粘粘性性 変形P S T C−6プローブ粘着性;ポリケン(Polyk en)、l cm/秒、1秒間での膨潤表2のデータに関し、実質的により高い 剪断値と粘性値が、実質的な電気特性の減少を伴うことなく膜厚の接着剤フィル ムの成形により達成できることが、判明した。
極性接着剤では、導電性カーボンブラックを配合した他のベースよりもより優れ た導電性が得られた。一般に、かかる接着剤は、等量の充填量で少なくとも1オ ・−ダーより高い導電性を示したが、これは、PSAベースの固有の導電性に起 因するものである。
殆どのベースPSAは、20メガオ一ム以上の、1ミル厚の電気抵抗を示し、代 表的には従来からのマルチメーターのこのテスト限界よりもより高い。アクリル 系、ゴムおよびシリコーン系PSAは10’〜1015オーム/in2オーダー の電気抵抗を示すようである。
極性ベースPSAは、カーボンブラックや他の導電性充填材を使用せずにより低 い電気抵抗(104〜108オーム/in2オーダー)を得るべく、配合するこ とができる。その結果、不変型並びに移動型の性能特性を有する、透明フィルム または導電性PSAを製造することができた。
適当な導電性を有する極性ベースPSAは、例えば、グラフト重合性のポリマー 骨格、例えば無水マレイン酸−アルキル・ビニル・エーテル・コポリマーをポリ エチレンオキサイド・ポリマー界面活性剤と合することで、調製することができ る。得られたものは、高い極性を有する部分的エステル化粘着性ポリマーで、こ れは、極性および移動度を合した特性のため、良好な導電性に対し貢献する。
電気特性と物性のバランスは、界面活性剤の量およびタイプを調節することで広 範囲にわたり容易に変化させることができる。
当該系の導電性は、良好な分子移動度が得られるような界面活性剤の融点の限界 内において最高のHLB価を有する界面活性剤を選択することにより、最適化す ることができる。例えば、移動度したがって導電性は、界面活性剤(自然な状態 では固体である。)の融点が室温または通常の使用温度に近づくにつれて犠牲に なる。
実施例2 GAFのイゲバル(I gepal) Co−630のようなノニルフェノール ・ポリエチレン−オキシ・エタノール界面活性剤75gを、溶媒(アセトン:水 =4:1)250g中加水分解形のエチルビニルエーテル−無水マレイン酸コポ リマー30gの溶液中に、添加して、不変型タイプの感圧型接着剤を製造した。
混合物を140°Fで4時間反応させた。反応生成物は、ポリマーと界面活性剤 の部分エステルであり、過剰量の当該界面活性剤または類似物と共に粘着性付与 用の特注のポリマーとして用いられる。
薄層フィルム(極性ベース接着剤から延伸、乾燥被覆重量1.Qoz/yc12 )は、106オーム以下の接着剤フィルム電気抵抗並びに静電荷を排除すのに充 分なほどの表面抵抗を示した。この電気特性は、静電気の放散を要する一方アー ク形成の傾向を最少化するような用途にと(に適している。
実施例3 界面活性剤としてエアー・プロダクト・サーフィノール(Air Pr。
duct 5urfynol) 485を代わりに用いて、変動性タイプのPS Aを製造することができた。主要な性能上の差異は、経時または加熱により当初 の幅16〜20oz/inから幅約1〜5oz/inに減少した剥離強さである 。
前記した導電性PSAの商業的な実用性を測定すべく、その電気特性を評価した 。
ブリゲルト・ECG使捨て電極用のAAMI標準法によりACインピーダンスを 測定するのに用いた印加電圧は、12.48ボルトであるが、それは、当該標準 法で特に注意されているAC周波数(10ヘルツ)である。したがって、極性接 着剤および著名なゲル−タブ(3Mのりットマン・パッド(Lftman pa ds))にフき、広い範囲のAC周波数にわたるACインピーダンスが測定され た。。
図2では、ACインピーダンスにつき対数目盛りを用いて、両方のサンプルから 得たデーターをこれらのサンプルをテストした周波数範囲にわたり比較した。
商業的には、使捨てECG電極の導電性は、ヒドロゲルにより達成される。ゲル の最も劣った特性が、このタイプの用途に必要な振動数の範囲に入ることは、皮 肉である。他のヒドロゲルは、AAMI標準法を用いてテストした。パッケージ のACインピーダンステストを最後まで通過したものがないことが、判明した。
加えて、それらは、パッケージをあけると直ちに乾燥する傾向を示し、数時間か ら数日内に電気特性と物性の両方の損失をもたらす。
極性接着剤はヒドロゲルでもなく、水依存性も示さない。加えて、極性接着剤は 、ACインピーダンス、DCオフセット、オフセット不安定性および内部ノイズ 、脱フィブリル化負荷回復、脱フィブリル化後のACインピーダンスおよびバイ アス電流許容度を含め、ECG電極テストの全てに容易に適合した。
エレクトロニクス産業での用途に関し、極性接着剤を市販されている2ミルのト ラスファー・フィルム(コーチング・サイエンス(C。
ating 5ciences) U−141)と、フィルムの電気抵抗および 電圧範囲について評価した。上記材料は、導電性で感圧型として特徴付けられて いるが、サンドペーパーの外観から、当該生成物は、米国特許第3475213 号・第4113981号・第4606962号および第4729809号の記載 と同様に、そうでなければ絶縁性の接着剤フィルム中に埋め込まれた導電性粒子 からなることが、明白である。再度、抵抗を対数目盛りで示して、両サンプルを 図3で比較した。
導電性の均一化を測定すべく、これら両接着剤を、同じ電圧範囲にわたる接着剤 フィルムの多数の層を介した電気抵抗をテストして評価した。市販の接着剤フィ ルムでは、2つの層の電気抵抗が著しい増加を示した。500ボルトでは、74 9Ωから13000Ωに増加した。50ボルトでは、2つの層の電気抵抗が60 にΩを越えた。極性接着剤の多数層の電気抵抗は、図4に示すように、数オーダ ーの単位で小さい。
グラフに示されるように、10%カーボンブラック極性極性剤の一多数層の導電 性のレベルは、均一な導電性について予想したものよりも著しく良好である。な ぜなら、電気抵抗は距離(即ち、膜厚)に比例して増加するものと予想されるか らである。接着剤ベースの極性と導電性カーボンブラックの組み合わせにより、 良好な均一性を示すことに加え、導電性とイオン伝導性の両方を示す感圧特性が 得られることは、論理的である。この多数層の導電性により、接着剤は、多数層 の用途並びに導電性ウェブの実際的な連結について、非常に適したものとなる。
事実、例えば金属フィルムの電気抵抗は、その膜厚に正比例して増加するが、本 発明のPSAフィルムの電気抵抗は、驚くべきことにフィルムの膜厚に対しわず かな程度でしか増加しないことに、注目すべきである。
接着剤フィルムの膜厚を介する導電性に基づき、ある種のテープ製品の設計は、 テープの表面(または平面)に沿った導電性が必要である。これは、接着剤フィ ルムの膜厚よりも非常に長い距離にわたり、低い電気抵抗が必要である。これは 、接着剤の導電性フィルムやホイルへの適用または前記したような導電性繊維の 混入により達成することができる。
本発明の接着剤組成物がかかる製品設計に充分に適していることを証明すべく、 実施例1の接着剤を、アメリカン・シアナミド(American Cyana mid)社のシコム(Cycom) (−ツケルめつきグラファイト繊維艶消し 板、基材重量0 、25 oz/yr”)の両面に適用して両面テープを作製し た。
二のテープの電流担持能力をテストすべく、3.25インチ幅で5ミルのテープ を、2つの黄銅電極(各々表面積lam”、1cm間隔)からなる表面抵抗率プ ローブに適用した。回路負荷は家庭用の電球からなる。回路はAC端子(110 〜120ボルト)に接続しまた。プローブ電極を横断する大気中に吊したテープ を用い、ここに、AC電流を2アンペア以上にて、数時間流したが、電気的な疲 労の兆候は全くなかった。テープの横断面の面積は、はぼ16ゲージワイヤーに 匹敵する。
実施例4 導電性カーボンブラックをPSAと混合する方法の効果を証明すべく、本発明で 使用した方法と先行技術の従来の「高剪断」混合法と比較した(温度300〜3 506Fに加熱した接着剤を使用)。
使用したPSA接着剤は上記実施例に示したニコルメルト(Nicolmelt )ゴムベースの接着剤P1700である。極度に高い粘度に達したため、カーボ ンの9.4重量%が、高剪断混合を使用してPSA内で分散できるカーボンブラ ックの最大量である。
以上のようにして、高剪断力「高温溶解」混合方法および本発明の溶媒スラリー 混合方法の両方を用い、上記接着剤を使用し、各々、カーボンブラック5および 9.4重量%を含むサンプルを製造した。
体積抵抗(1平方インチにわたる接着剤層中)および1ミル厚のフィルムの表面 抵抗(1cm間隔の各1cm”のプローブ間の表面抵抗)を測り、下記の表3に 示す結果を得た。
表3の結果によれば、本発明の実施により所望の電気特性を達成できることが証 明された。本発明の方法によって製造した導電性PSAフィルムは、先行技術の 高剪断混合で製造した導電性PSAフィルムによって達するものよりも低いオー ダーで、体積および表面抵抗を示す。
更に明らかなように、実際的な要件では、カーボン粒子・ツクとPSA組成物の 単なる物理的な混合により、PSAの物性を予め変性することなくPSAを充填 材の包含に対しより可変的にさせながら、PSA組成物中に組み込むことが可能 なカーボンブラックの量には、制限がある。これに対し、本発明の方法によれば 、著しく多量のカーボンブラックをPSA中に、PSAの物性を実質的に変化さ せずにPSAの電気特性を変性させながら、添加することができる。更に重要な ことには、所望の電気特性をもたらすために、導電性カーボン充填剤の量を先行 技術の方法に比べて、大量に減少することができる。例えば、サンプルB(先行 技術)は、カーボンの9.4重量%の存在でフィルムの体積抵抗を223オーム /in2に減少させる一方、サンプルC(本発明)は、カーボンの5.0重量% の存在だけで 一体積抵抗を42オーム/in”に減少させることができる。以 上のように、半分はどのカーボンで、サンプルの導電性を大幅に高めることがで きた。
図5および6は、本発明(サンプルD)により製造した導電性PSAフィルムお よび先行技術(サンプルB)により製造した導電性PSAフィルムの両方断面を 示す倍率15000倍の透過電子顕微鏡写真である。
かかる図面によれば、たとえ各サンプルが同量のカーボンを含んでいても、カー ホンブラックが各サンプル中に存在する方法に依存してもたらされるPSAの物 性の差異が明白に証明された。
比較例(図6)のカーボンブラック粒子は、PSA中において均質に分散してい るようにみえるが、そのような均質分散が、所望の電気特性を得るのに失敗して いることを意味するとは、驚くべきことである。
反対に、図5のカーボンブラックは、カーボンクラスターのチャンネルの形態で 存在するか、または高密度導電性カーボンが局在した区域と共に接着剤層全体に 高い導電性をもたらす導電性カーボンを実質的に欠いた区域の形態で存在する。
高剪断分散およびPSA内でのカーボン粒子の均質混合の形成では所望の効果に 達しないという事実は、全く予期しなかったことである。事実、ボールミル処理 、他の激しい高剪断応力、高速分散技術などの手段による混合物中におけるカー ボンブラックの分散の最適化は本発明の目的と反するものである。
それに代えて、本発明の実施によれば、接着剤組成物全体に導電性通路のネット ワークを形成する顕微鏡的チャンネル内に集まったカーボン粒子の製造につなが るのである。カーボン粒子の分散は均質ではないが、カーボン構造は実質的に均 質に作られると共に、接着剤によって示される導電性が同様に均質であるという 利益も伴う。
その結果、PSA組織物は、所望の導電性に達する必要なカーボンブラックの量 が10重量%(乾燥重量)である一方、所望のPSA特性および接着剤層中の電 気抵抗10オーム/in”以下、好ましくは50ミリオーム/in2を保持する 本発明の方法により、製造することができる。
一興体例ではPSA組成物は、15oz以上の剥離強さを示すのに対し、他の実 施例ではPSA組成物は、24oz以下の剥離強さを示す(移動型PSAとして )。かかる組成物は、好ましくは10オーム/in2以下の抵抗(1平方インチ 面積当たりのPSAの膜厚を介して測定)である。
PSA帯電防止環境で用いる具体例では、PSA組成物は、1×104〜101 2オーム/in2の抵抗値を示す。かかる具体例では、導電性カーボンブラック は、一般に約5重量%(乾燥重量)までの量で存在するが、これは必須ではない 。PSA組成物は、また10〜104オーム/in”の抵抗値を有する利点をも って、使用することができる。
本発明の別の態様は、電気的連結形成のための得意的な適合性である。ここで再 度、かかる利点は、市販の有用な感圧型接着剤の物性が実質的に変化しないこと に起因する。表面に適用されたPSAの優れた湿潤特性により、本発明のテスト の際に明確な利点が得られる。この利点を認識するには、以下の記載により、テ ストの詳細および考察の説明が必要である。
このテストに当初用いた電気テスト装置には、サブ−オーム抵抗値範囲は包含さ れない(製造したPSAで達成された高導電性は予想されるものよりも非常に良 好であった)。
加えて、多数の抵抗値測定には、硬質で特に酸化されやすい金属を用いているの で、テスト電極表面の洗浄がしばしば必要であった。
一定で反復可能性ある測定を保証すべく、電極の接近した許容度、と(に平板性 につき、通常のテスト用PSA薄層フィルムを、代表的には0.001”厚に限 定した。銅、しんちゅう、金などの硬質材料の頻繁な洗浄には、経時的に一定の 許容度、したがって一定の接触域および得られる測定についての反復可能性が包 含される。
したがって、接触表面用の導電性シリコーンゴムの膜厚的0.25”の層を有す る、1組の1”×1”xo、25”のスチールブロックからなる選択したテスト 電極のタイプ、およびそれらの各ワイヤーを、読み取り装置に接続して連結した 。導電性シリコーン接触表面は、非酸化性で非硬質であって、表面間での一定の 接触がさらに確実である。1組の電極をしばしば一定の抵抗値(7,4オーム) につき、面間の検定法によりチェックした。
PSAの低い抵抗値を実証するのに、サブ−オームの抵抗値が測定可能な読み取 り装置(マイクロメーター)を用いた。具体的な数値から、「相対的」ボタンと 内部回路からなる便利な特徴が予想されるが、この特徴的な方法によれば、テス ト電極などのテスト装置の内部抵抗を0にしてサンプルの直接的な抵抗値の読み 取りが可能である。
まず、この方法を用い、公称1ミリ厚の実施例1記載の接着剤の抵抗値を測定し て、3つのマイナスの抵抗値の読み取りを得た。さて、マイナスの値を得るには 、サンプルと電極装!の抵抗値は、サンプルを用いない電極装置の抵抗値よりも 低いものでなければならない。
驚(べきことではあるが、これは、PSAの優れた表面湿潤特性を考慮に入れれ ば、予想するのに特に困難でことではない。これは、他のタイプの材料と比較し て、非常に緊密性が高い表面接触に起因するものである。
良好な電気的接触が事実であることを証明すべく、3つ以上のサンプルにつき同 じテストを比較関数を用いずに行った。この方法では、電極の抵抗値を、抵抗値 測定の合計値から差し引いた。直接の読み取りは、7.45オーム、6.98オ ームおよび6.8オームであった。電極装置単独での抵抗値は、7.40オーム であった。したがって、サンプルの抵抗値は、0.05オームと、他の2つはマ イナスの値である。
直接の読み取りは、故障や回路の短絡が全くないとの確信を支持するものである 。また注目すべきは、銅箔やステンレススチールなどの他の高導電性の材料につ いてのテスト結果は、予想通り低い抵抗値であったが、決してマイナスの抵抗値 ではなかつたことである。
この10%カーボンブラックPSAの平均抵抗値が、0.05オーム(50ミリ オーム)以下のものであることは、明白である。したがって、電極間の電気的接 触が、導電性PSA層の連結により向上することも、明白である。電極装置の抵 抗値には、一定ではあるが界面での緊密な電気的接触よりもより低いものが包含 される。この実験を異なるPSA組成物について数回繰り返すことにより、本明 細書に開示の導電性PSAが電気的接続の形成に申し分がないほどに適したもの であることが、証明された。
F 工 0−1 A、 C,インピーダンス F 工 0−2 F 工 C,3 F I G−4 要約書 導電性カーボンブラックを感圧型接着剤内に、接着剤の物性(例えば粘着性)に 悪影響を及ぼすことを防止するのに充分に低いカーボンブラック濃度で電気特性 が得られるような方法により、組み込んで製造される導電性感圧型接着剤に関す るものである。本発明の実施により、接着剤中メニ存在のカーボンブラック粒子 は、接着剤全体に導電性通路を形成することにより、カーボンブラックの効率的 な使用を最適化するカーボンブラック構造の形態で、存在する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.感圧型接着剤と、当該接着剤中に分散された導電性カーボンブラックを含む 導電性感圧型接着剤組成物を製造するにあたり、上記導電性カーボンブラックを 、上記接着剤と配合可能な有機溶媒中、高い剪断応力をかけずに穏やかにアジテ ーションまたは撹はんし、これにより、カーボンブラック固有の鎖状の物理的構 造を保持しつつ、かつ導電性カーボンブラックの当該溶媒よる均一な湿潤を行な って、均一な導電性カーボンブラックの有機溶媒ベース・スラリーを形成せしめ 、 得られた有機溶媒ベース・スラリー(1)と、上記感圧型接着剤と当該接着剤用 の有機溶媒からなる有機溶媒ベース・混合物(2)を混合して、導電性カーボン ブラックと各溶媒と当該接着剤を含有してなる成分(1)と成分(2)の均一な 混合物を形成し、次いでかかる混合物から上記各溶媒を分離して、導電性感圧型 接着剤組成物を生成せしめる ことを特徴とする製法。 2.さらに、かかる混合物から上記各溶媒を分離して乾燥形の導電性接着剤を生 成せしめることからなる請求項1記載の製法。 3.導電性カーボンブラックが、当該接着剤組成物の乾燥重量に基づき0〜20 重量%の量で当該接着剤中に存在する請求項1記載の製法。 4.感圧型接着剤が、ゴム−樹脂系混合物、極性接着剤、アクリル系接着剤およ びシリコーン系接着剤からなる群から選はれる請求項1記載の製法。 5.溶媒とカーボンブラックの上記スラリーが、撹はん下に形成される請求項1 記載の製法。 6.スラリーを、カーボンブラックと上記溶媒の混合後に当該スラリーの粘度が 上昇するのに充分な時間撹はんする請求項5記載の製法。 7.カーボンブラックが、当該接着剤組成物の乾燥重量に基づき0〜5重量%の 量で存在する請求項1記載の製法。 8.有機溶媒が、メチル・エチル・ケトン、トルエン、アセトンおよび酢酸エチ ルからなる群から選ばれる請求項1記載の製法。 9.請求項1記載の製法で製造される導電性感圧型接着剤組成物。 10.導電性カーボンブラックが、当該接着剤組成物の乾燥重量に基づき0〜2 0重量%の量で当該接着剤中に存在する請求項9記載の組成物。 11.感圧型接着剤が、ゴム−樹脂系混合物、極性接着剤、アクリル系接着剤お よびシリコーン系接着剤からなる群から選ばれる請求項9記載の組成物。 12.導電性カーボンブラックが、当該接着剤組成物の乾燥重量に基づき0〜5 重量%の量で存在する請求項9記載の組成物。 13.当該接着剤組成物が、24oz以下の剥離強さおよび1×104Ω/in 2以下の電気抵抗を示す、移動型の導電性感圧型接着剤を含む請求項9記載の組 成物。 14.当該接着剤組成物が、1×104〜1×1012Ω/in2の電気抵抗を 示す、帯電防止性の導電性接着剤を含む請求項9記載の組成物。 15.当該接着剤組成物が、15oz以上の剥離強さおよび1×104Ω/in 2以下の電気抵抗を示す、アクリル系の導電性感圧型接着剤を含む請求項9記載 の組成物。 16.当該接着剤組成物が、15oz以上の剥離強さおよび1×104Ω/in 2以下の電気抵抗を示す、ゴム・ベース系の導電性感圧型接着剤を含む請求項9 記載の組成物。 17.当該接着剤組成物が、15oz以上の剥離強さおよび1×104Ω/in 2以下の電気抵抗を示す、シリコーン系の導電性感圧型接着剤を含む請求項9記 載の組成物。 18.当該接着剤組成物が、15oz以上の別離強さおよび1×104Ω/in 2以下の電気抵抗を示す、極性の導電性感圧型接着剤を含む請求項9記載の組成 物。 19.感圧型接着剤と、当該接着剤中に分散された導電性カーボンブラックを含 む導電性感圧型接着剤組成物であって、導電性カーボンブラックが、0〜20重 量%の量で存在し、また導電性カーボンブラックの鎖形成特性に固有な炭素構造 を有することを特徴とする組成物。 20,当該組成物が、不変型の接着剤を含み、15oz以上の剥離強さを示す請 求項19記載の組成物。 21.当該組成物が、移動型の接着剤を含み、24oz以下の剥離強さを示す請 求項19記載の組成物。 22.当該組成物が、1×10Ω/in2以下の電気抵抗を示す請求項19記載 の組成物。 23.当該組成物が、1×10〜1×104Ω/in2の電気抵抗を示す請求項 19記載の組成物。 24.当該組成物が、1×104〜1×1012Ω/in2の電気抵抗を示す請 求項19記載の組成物。
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