JPH0450197Y2 - - Google Patents

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JPH0450197Y2
JPH0450197Y2 JP1986115530U JP11553086U JPH0450197Y2 JP H0450197 Y2 JPH0450197 Y2 JP H0450197Y2 JP 1986115530 U JP1986115530 U JP 1986115530U JP 11553086 U JP11553086 U JP 11553086U JP H0450197 Y2 JPH0450197 Y2 JP H0450197Y2
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JP
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reinforcement
vehicle body
bumper
vehicle
center
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Description

【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例のバンパレインフオ
ース構造を採用したフロントバンパの要部を示す
斜視図、第2図は第1実施例構造のフロントバン
パを示す斜視図、第3図は従来例を示す斜視図で
ある。 1……車体、20……バンパレインフオース、
21……センタレインフオース、22……サイド
レインフオース、211……前端側縦壁(先端側
縦壁)、221……車体側縦壁、F1……フロン
トバンパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バンパフエイシヤの内側にバンパレインフオー
    スが設けられ、 該バンパレインフオースが中央部のセンタレイ
    ンフオースと、このセンタレインフオースの両端
    部に結合されていると共に、車体に取り付けられ
    たサイドレインフオースとに分割形成され、 前記センタレインフオースは、車体前後方向の
    車外方向先端側の先端側縦壁と、該先端側縦壁の
    上縁及び下縁より延びる上側水平壁及び下側水平
    壁とが設けられて車体側を開口した略コの字断面
    形状に形成されると共に、その車幅方向両端部が
    サイドレインフオースの車体への取付位置とほぼ
    同位置かそれよりも僅かに内側に配置される長さ
    に形成され、 前記サイドレインフオースは、全体が1枚の鋼
    板により形成され、さらに、このサイドレインフ
    オースは、車体前後方向の車体側の車体側縦壁
    と、該車体側縦壁の上縁及び下縁より延びる上部
    水平壁及び下部水平壁と、各水平壁の車外方向先
    端部より上下方向に折曲形成されたフランジ部と
    が設けられて車体前後方向の車外方向先端側を開
    口した略コの字断面形状に形成されると共に、両
    端が開放された形状に形成され、前記各水平壁の
    車外方向先端部とフランジ部との折り曲げ線が車
    体前面側あるいは後面側から車体側面側へ回り込
    んで湾曲した曲率を有した形状に形成され、さら
    に、前記車体側縦壁が車体に取り付けられている
    ことを特徴とするバンパレインフオース構造。 ※説(産業上の利用分野) 本考案は車両用バンパに使用されるバンパレイ
    ンフオースの構造に関する。 (従来の技術) 従来のバンパレインフオース構造としては、例
    えば第3図に示すようなものが知られている。 この従来構造は、実開昭60−170248号公報や特
    開昭60−203554号公報に示されているように、バ
    ンパレインフオース01が、車外方向先端側に先
    端側縦壁02を有するコの字断面形状に形成され
    ると共に、全長が車体の全幅とほぼ等しい長さに
    形成され、かつ、全体がロール成形により一定の
    曲率で形成されており、両端部は中央寄りの位置
    でステー03により車体のサイドメンバに取り付
    けられたものであつた。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のバンパレイン
    フオースにあつては、このバンパレインフオース
    の車体取り付けにステーを介在させているため
    に、ステー分の車体重量が増し、加えて、ステー
    の製造手間及びコストも要するという問題点があ
    つた。 また、このバンパレインフオースは長尺な一体
    物として成形されているために、バンパレインフ
    オースの形状が、両端部を車体側面に回り込ます
    ような曲率が大きい形状(即ち、曲率半径が小さ
    い形状)の場合は、型成形でなくては成形するこ
    とができなくなつてしまい、大きな成形型が必要
    となり、製造コストが高くなつてしまうという問
    題点があつた。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
    を目的としてなされたもので、この目的達成のた
    めに本考案では、バンパフエイシヤの内側にバン
    パレインフオースが設けられ、該バンパレインフ
    オースが中央部のセンタレインフオースと、この
    センタレインフオースの両端部に結合されている
    と共に、車体に取り付けられたサイドレインフオ
    ースとに分割形成され、前記センタレインフオー
    スは、車体前後方向の車外方向先端側の先端側縦
    壁と、該先端側縦壁の上縁及び下縁より延びる上
    側水平壁及び下側水平壁とが設けられて車体側を
    開口した略コの字断面形状に形成されると共に、
    その車幅方向両端部がサイドレインフオースの車
    体への取付位置とほぼ同位置かそれよりも僅かに
    内側に配置される長さに形成され、前記サイドレ
    インフオースは、全体が1枚の鋼板により形成さ
    れ、さらに、このサイドレインフオースは、車体
    前後方向の車体側の車体側縦壁と、該車体側縦壁
    の上縁及び下縁より延びる上部水平壁及び下部水
    平壁と、各水平壁の車外方向先端部より上下方向
    に折曲形成されたフランジ部とが設けられて車体
    前後方向の車外方向先端側を開口した略コの字断
    面形状に形成されると共に、両端が開放された形
    状に形成され、前記各水平壁の車外方向先端部と
    フランジ部との折り曲げ線が車体前面側あるいは
    後面側から車体側面側へ回り込んで湾曲した曲率
    を有した形状に形成され、さらに、前記車体側縦
    壁が車体に取り付けられている手段とした。 (作用) 本考案のバンパレインフオース構造では、バン
    パレインフオースは、以下の手順で車体に取り付
    けられる。 まず、センタレインフオースとサイドレインフ
    オースとを別個に成形する。この場合、サイドレ
    インフオースは、1枚の鋼板をプレス加工するこ
    とで成形する。次に、センタレインフオースの両
    端にサイドレインフオースを連結し、一個のバン
    パレインフオースを形成する。そして、バンパレ
    インフオース両端部のサイドレインフオースの車
    体側縦壁で車体に取り付けることで、バンパレイ
    ンフオースを車体に取り付ける。 従つて、本考案ではサイドレインフオースがス
    テーを兼ねる。 また、サイドレインフオースは、フランジ部を
    有していると共に、フランジ部と各水平壁との折
    り曲げ線が湾曲した形状に形成されているため、
    このフランジ部が曲がり難く、形状保持性が極め
    て高く、斜め方向からの衝撃入力に対して、高い
    剛性が得られる。しかも、衝撃入力時には、フラ
    ンジ部がバンパフエイシヤに対して面で当たるか
    ら、バンパフエイシヤを切断し難い。 (実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
    尚、この実施例を述べるにあたつて、自動車用フ
    ロントバンパの内側に設けられるバンパレインフ
    オースを例にとる。 本考案の第1実施例のバンパレインフオース2
    0を有するフロントバンパF1は、第2図に示す
    ように、車体1の前部に車幅方向に延在されるよ
    うにして取り付けられており、このフロントバン
    パF1は第1図に示すように、バンパフエイシヤ
    10とバンパレインフオース20とから構成され
    ている。 前記バンパフエイシヤ10はフロントバンパF
    1の外装部となるもので、断面形状が略コの字形
    に形成されている。 尚、このバンパフエイシヤ10は、上側後縁部
    に沿つて係止溝11が形成されており、この係止
    溝11をバンパレインフオース20の後記係止フ
    ランジ部212と係止状態にすると共に、下側を
    バンパレインフオース20にネジ12により固定
    させて取り付けられている。 前記バンパレインフオース20は、中央部のセ
    ンタレインフオース21と両端部のサイドレイン
    フオース22,22とに分割形成されている。 前記センタレインフオース21は、第1図に示
    すように、車体1の前方端側(車体前後方向の車
    外方向先端側)に衝突時の衝撃入力面である前端
    側縦壁(先端側縦壁)211と、この前端側縦壁
    211の上縁及び下縁より延びる上側水平壁21
    3と下側水平壁214とが設けられて、車体側を
    開口した略コの字断面形状にロール成形により形
    成され、また、このセンタレインフオース21の
    長さは、第1,2図に示すように、両端が車体1
    の左右両側に設けられるサイドメンバ2,2と重
    なるようにして配置される長さに形成されてい
    る。 尚、上側水平壁213の後縁には先端が前方を
    向くように折曲された係止フランジ部212が形
    成されている。 前記サイドレインフオース22,22は、第1
    図に示すように、車体1側の車体側縦壁221
    と、この車体側縦壁221の上縁及び下縁より延
    びる上部水平壁224及び下部水平壁225とが
    設けられて、車外方向先端側を開口した略コの字
    断面形状を成し、プレス成形により形成されてい
    る。また、前記サイドレインフオース22は、第
    2図に示すように、車体左右側端を車体1の側面
    4へ回り込ませるように曲率が大きな形状に形成
    されており、フランジ部223,223と各水平
    壁224,225との折り曲げ線も、同様に、車
    体前面側から車体側面側へ回り込んで湾曲した曲
    率を有した形状に形成されている。 また、このサイドレインフオース22の車体側
    縦壁221の車体中央側端部には2個の取付穴2
    22,222が穿設され、また、上部及び下部水
    平壁224,225の前縁には先端を外側に向け
    て衝撃入力面とした前側フランジ部223,22
    3が形成されている。 そして、このサイドレインフオース22,22
    は、第1図に示すように、それぞれセンタレイン
    フオース21の左右両端の前端側縦壁211に前
    側フランジ部223,223がスポツト溶接によ
    つて連結されて、バンパレインフオース20を形
    成し、かつ、このサイドレインフオース22の車
    体側縦壁221を取付穴222,222でサイド
    メンバ2の先端に突設されたボルト3,3に取り
    付けることで、バンパレインフオース20が車体
    1に取り付けられる。 次に、第1実施例の作用を説明する。 バンパレインフオース20を形成する場合、ま
    ず、サイドレインフオース22,22をプレス成
    形により形成すると共に、センタレインフオース
    21をロール成形により形成する。 そして、これらのセンタレインフオース21と
    サイドレインフオース22,22とをスポツト溶
    接による接合によつて連結しバンパレインフオー
    ス20を形成する。 その後、サイドレインフオース22の車体側縦
    壁221で取付穴222にボルト3を差し込むよ
    うにして固定させ、車体1に取り付ける。 以上説明してきたように、第1実施例のバンパ
    レインフオース20にあつては、センタレインフ
    オース21とサイドレインフオース22,22と
    に分割して別個に形成して、曲率が大きなサイド
    レインフオース22のみをプレス成形し、センタ
    レインフオース21はロール成形により形成する
    ようにしたため、成形型は小さくて良く、型費を
    安価に抑えることができるという効果が得られ
    る。 また、車体1へのバンパレインフオース20の
    取り付けは、サイドレインフオース22により行
    い、ステーを用いないために、このステー分の車
    体重量や製造手間及びコストを削減することがで
    きるという効果が得られる。 また、サイドレインフオース22は、前端側に
    フランジ部223を有していると共に、このフラ
    ンジ部223と各水平壁224,225との折り
    曲げ線が、車体前面側から車体側面側へ回り込ん
    で湾曲した曲率を有した状態に形成されているた
    め、このフランジ部223が曲がり難くて形状保
    持性が極めて高く、斜め方向からの衝撃入力に対
    して、高い剛性が得られる。しかも、衝撃入力時
    には、フランジ部223がバンパフエイシヤ10
    に対して面で当たるから、バンパフエイシヤ10
    を切断し難い。 以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
    たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
    ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
    る設計変更等があつても本考案に含まれる。 例えば、実施例ではセンタレインフオースやサ
    イドレインフオースの成形方法は形状により自由
    に採択すれば良く実施例に限定されない。 また、実施例ではバンパとして車体前端部のフ
    ロントバンパに用いたが、車体後端部のリヤバン
    パに用いてもよい。 (考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のバンパレイ
    ンフオース構造にあつては、サイドレインフオー
    スがステーを兼ねる手段としたために、ステー分
    の車体重量やステーの製造手間及びコストを削減
    できるという効果が得られる。 また、センタレインフオースとサイドレインフ
    オースと別体に形成する手段としたために、バン
    パレインフオースの両端部が成形型を必要とする
    形状である場合には、サイドレインフオースのみ
    を型成形すればよく、しかも、左右対称である場
    合には、一方の分だけの型でよいから、成形型を
    小型とすることができ、全体を一体とする場合に
    比べ、型費を安く抑えることができるという効果
    が得られる。 また、車体前後方向で、かつ、側方からの衝撃
    入力に対しては、サイドレインフオースのフラン
    ジ部でバンパフエイシヤを介して受けるようにし
    たために、車体の側面の損傷を防止できると共
    に、バンパフエイシヤの折損が防止できるという
    効果が得られる。また、サイドレインフオース
    は、水平壁の先端部にフランジ部を形成すると共
    に、このフランジ部と各水平壁との折り曲げ線と
    が、車体前面側あるいは後面側から車体側面側へ
    回り込んで湾曲した曲率を有した形状に形成した
    ために、このフランジ部の形状保持性が極めて高
    く、斜め方向からの衝撃入力に対して、高い剛性
    が得られる。さらに、断面を略コの字形状にかつ
    鋼板単品から構成したため、曲げ加工が主体とな
    つて、プレス成形が容易であり、成形性がよい。 また、センタレインフオースは、車体側に開口
    したコの字断面形状に形成されているため、セン
    タレインフオースに上や下方向の衝撃が入力され
    ても口開きせず、よつて、クロジングプレートが
    不要となり、部品点数・重量・コストを低減でき
    る。
JP1986115530U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH0450197Y2 (ja)

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JPS6322260U JPS6322260U (ja) 1988-02-13
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