JPH044899Y2 - - Google Patents

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JPH044899Y2
JPH044899Y2 JP1984190722U JP19072284U JPH044899Y2 JP H044899 Y2 JPH044899 Y2 JP H044899Y2 JP 1984190722 U JP1984190722 U JP 1984190722U JP 19072284 U JP19072284 U JP 19072284U JP H044899 Y2 JPH044899 Y2 JP H044899Y2
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JP
Japan
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radiator
bonnet
intake duct
intake
air
Prior art date
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JP1984190722U
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English (en)
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JPS61104233U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車エンジンの吸気装置に関す
る。
(従来技術) 自動車エンジンの吸気装置に関し、実開昭59−
43213号公報には、エンジンのエアクリーナに連
設した吸気ダクトがエンジンルーム前端のラジエ
ータサポートパネルを貫通して前方へ突出してい
る構造が記載されている。かかる構造はラジエー
タサポートパネルの前方が空いている場合にはよ
いが、このサポートパネルの直前にヘツドランプ
などが配置されている場合には、その採用が難し
い。
これに対して、吸気ダクトの先端部をラジエー
タの上方に配置して、その吸気導入口をラジエー
タ上方より前方に臨ませるとともに、ラジエータ
前方のラジエータサポート部材とボンネツトとの
間に吸気導入路を形成するという提案は知られて
いる(特開昭59−192618号公報参照)。
しかし、その場合には、ラジエータの上方にお
いて、吸気ダクトとボンネツトとの間に、ボンネ
ツト閉時における互いの干渉を避けるための空〓
を設ける必要がある。その結果、ボンネツトの位
置が高くなり、自動車走行時の空気抵抗を低減せ
しめることが難しくなる。加えて、エンジンルー
ム内の熱気が上記空〓から吸気ダクトの前方に回
り込んで比較的高温の空気が吸入されることにな
り、吸気温度の低減が図り難くなる。
(考案が解決しようとする課題) 本考案の課題は、上述のラジエータの上方から
吸気をエアクリーナに導入する方式を採用するに
あたり、上記ボンネツトの高さを低く抑えるとと
もに、吸気温度の上昇を抑えることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題に対して、吸気ダクト
の先端部に上方に開放した開放部分を設け、この
吸気ダクトとボンネツト内面のレインフオースメ
ントパネルとを用いて、エンジンルーム内の熱気
の吸入を避けることができる吸気導入路を形成す
るものである。
すなわち、そのための具体的な手段は、 自動車のボンネツトによつて覆われたエンジン
ルーム内においてラジエータの後方に配置された
エンジンのエアクリーナと、 上記エアクリーナから延設され、上記ラジエー
タの上方を通つて先端が前方へ突出し、上記ラジ
エータの上方部分から上記先端に至る部分の上部
が切欠かれて上方に開放する平面形状がU字状の
開放部分が形成された吸気ダクトと、 上記ボンネツトの内面に設けられ、該ボンネツ
トを補強するとともに、該ボンネツトの閉時に上
記吸気ダクトの開放部分を覆い、該吸気ダクトと
共に吸気導入路を形成するレインフオースメント
パネルと、 上記ボンネツトの閉時に、上記吸気ダクトの開
放部分のU字状周縁部と上記レインフオースメン
トパネルとの間をシールするシール部材とを備え
ていることを特徴とする自動車エンジンの吸気装
置である。
(作用) 上記吸気装置においては、ラジエータの上方部
位では、吸気ダクトの開放部分とボンネツト内面
のレインフオースメントパネルとにより吸気導入
路が形成されるから、ボンネツトのレインフオー
スメントと吸気ダクトとの間には互いの干渉を避
けるための空〓というものは必要でなくなり、そ
れだけボンネツトの高さを低くすることができ
る。そして、上記吸気導入路は、吸気ダクトの開
放部分のU字状周縁部とボンネツトのレインフオ
ースメントパネルとの間のシール部材によつてシ
ールされるから、エンジンルーム内の熱気は上記
シール部材によつて遮断され、主として自動車前
方の冷たい外気を吸入することになる。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、吸気ダクトをラジエ
ータの上方に通しながら、そのラジエータ上方部
分から先端に至る部分の上部を切欠いて上方への
開放部分を形成して、ボンネツト内面のレインフ
オースメントパネルと共に吸気導入路を形成する
とともに、上記吸気ダクトの開放部分のU字状周
縁部と上記レインフオースメントパネルとの間を
シール部材によつてシールするようにしたから、
ボンネツトの高さを低くして自動車走行時の空気
抵抗の低減を図ることができるとともに、吸気温
度の上昇を抑えることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図には自動車の前部構造が縦断面で示され
ているが、同図において、1はエンジンルーム2
に配置されたエンジンのエアクリーナ、3はエン
ジン冷却水の熱交換を行なうラジエータ、4はエ
ンジンルーム2を覆うボンネツトである。
エアクリーナ1からは、第2図にも示す如く、
吸気ダクト5がラジエータ3の上を越えてその前
方へ延びている。この吸気ダクト5はラジエータ
3の上方部分から先端に至る部分の上部が切欠か
れて上方に開放する平面形状がU字状の開放部分
6が形成されておりこの開放部分6の周縁にはそ
の両側部および後部に外方へ張り出したフランジ
7が形成され、また吸気ダクト5の底面の前端か
らは取付片8が前方へ延び、この取付片8が車体
巾方に延びるラジエータシユラウドアツパ9に固
定されている。
そうして、上記ボンネツト4の内面側には、ボ
ンネツト4を補強するレインホースメントパネル
10が装着されていて、このレインホースメント
パネル10が吸気ダクト5の上記開放部分6をボ
ンネツト4の閉時に覆うようになされている。つ
まり、上記レインホースメントパネル10の下面
には、上記吸気ダクト5の開放部分6のフランジ
7に対応する位置に第1図および第3図に示す如
く弾性をもつシール部材(ウレタン製)11が固
着されていて、ボンネツト4の閉時には、シール
部材11が上記フランジ7に当接し、吸気ダクト
5、レインホースメントパネル10およびシール
部材11にてラジエータ3の前方で開口した吸気
導入路17を構成することになる。
また、吸気ダクト5の下面とラジエータ3の上
面との間にはラジエータ3の熱が吸気ダクト5に
伝わるのを防止する断熱材12が介装され、ま
た、第4図に示す如く、エンジン本体からの冷却
水をラジエータ3に送るホース13(第2図参
照)と吸気ダクト5との間にもホース13からの
熱が吸気ダクト5に伝わるのを防止する断熱材1
4が介装されている。
なお、第2図で、15は冷却水注入管、16は
ボンネツトロツク部材の取付用ブラケツト、20
はエンジンである。
従つて、上記自動車エンジンの吸気装置におい
ては、ボンネツト4の閉時にはラジエータ3の前
方のエンジン等で加温されていない冷たい空気が
吸気ダクト5に導入され、断熱材12,14によ
りラジエータ3やホース13から熱をほとんど受
けることなくエアクリーナ1へ吸入される。そし
て、このボンネツト4が閉じた状態では、レイン
ホースメントパネル10が吸気導入路17の一部
を構成しているから、この吸気導入路17の上方
に余分な空〓を設ける必要がなく、ボンネツト4
の上面を低く抑えて自動車のノーズを下げること
により、走行時の空気抵抗の低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
の車体前部の縦断面図、第2図はボンネツトを外
した状態での車体前部を示す斜視図、第3図は第
1図のA−A線での断面図、第4図は吸気ダクト
と冷却水ホースの関係を示す一部断面にした側面
図である。 1……エアクリーナ、2……エンジンルーム、
3……ラジエータ、4……ボンネツト、5……吸
気ダクト、6……開放部分、10……レインホー
スメントパネル、11……シール部材、17……
吸気導入路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のボンネツトによつて覆われたエンジン
    ルーム内においてラジエータの後方に配置された
    エンジンのエアクリーナと、 上記エアクリーナから延設され、上記ラジエー
    タの上方を通つて先端が前方へ突出し、上記ラジ
    エータの上方部分から上記先端に至る部分の上部
    が切欠かれて上方に開放する平面形状がU字状の
    開放部分が形成された吸気ダクトと、 上記ボンネツトの内面に設けられ、該ボンネツ
    トを補強するとともに、該ボンネツトの閉時に上
    記吸気ダクトの開放部分を覆い、該吸気ダクトと
    共に吸気導入路を形成するレインフオースメント
    パネルと、 上記ボンネツトの閉時に、上記吸気ダクトの開
    放部分のU字状周縁部と上記レインフオースメン
    トパネルとの間をシールするシール部材とを備え
    ていることを特徴とする自動車エンジンの吸気装
    置。
JP1984190722U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPH044899Y2 (ja)

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JPS61104233U JPS61104233U (ja) 1986-07-02
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ID=30748173

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JPS61104233U (ja) 1986-07-02

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