JPH0447614Y2 - - Google Patents

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JPH0447614Y2
JPH0447614Y2 JP1985006235U JP623585U JPH0447614Y2 JP H0447614 Y2 JPH0447614 Y2 JP H0447614Y2 JP 1985006235 U JP1985006235 U JP 1985006235U JP 623585 U JP623585 U JP 623585U JP H0447614 Y2 JPH0447614 Y2 JP H0447614Y2
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JP
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magnetic sensor
magnetic
fixing
fixed base
rotary encoder
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プリンタ、ロボツト、NCマシン等
の回転部分の回転角度、速度、方向等を検出する
ために用いられる高分解能の磁気ロータリエンコ
ーダに関する。
(従来の技術) 従来、ロータリエンローダは光学式が主流とな
つているが、最近、周波数応答性の改善、周囲温
度範囲の改善、低コスト化の点で磁気ロータリエ
ンコーダが注目されている。磁気ロータリエンコ
ーダは下記のように構成されている。回転ドラム
円周上に磁気記録媒体を塗布し、塗布した磁気記
録媒体に所定ピツチにて磁化の向きを交互に逆に
して磁気書き込みを行う。このような磁気書込み
部分の磁束を、磁気記録媒体に近接配置した磁気
センサにより読出す。このような磁気ロータリエ
ンコーダにおいて特に重要な部分は、回転してい
る磁気記録媒体の円周面と磁気センサとの位置関
係であり、空隙長、相対角度等が読出し出力のレ
ベルに大きく影響する。このため磁気センサの固
定及び位置調整の機構が磁気ロータリエンコーダ
の重要な要素をしめている。
従来の磁気ロータリエンコーダの一例を第6図
に、その分解斜視図を第7図にそれぞれ示す。外
周面に磁気記録媒体3が塗布された回転ドラム2
が回転軸21を介して固定台1に回転自在に取り
つけられている。一方、磁気センサ5をはりつけ
た磁気センサ支柱4が固定台1に設けられた溝1
1にはめ込まれ、固定ネジ6により固定されてい
る。7はベアリングである。
(考案が解決しようとする問題点) 磁気センサ5と磁気記録媒体3との間の空隙長
の調整は、磁気センサ支柱4に設けたネジ挿通用
の穴41を長穴として、磁気センサ支柱4を固定
台1の径方向に移動可能にすることで実現してい
る。すなわち、磁気センサ支柱4の溝11とのは
め合い状態にて径方向に移動させて調整した後、
最適位置にてネジ6で固定する。このように、従
来の磁気ロータリエンコーダにおいて調整可能な
箇所は、径方向の空隙長の調整のみであり、磁気
センサ5と磁気記録媒体3の円周面との間の円周
方向の角度調整、回転ドラム2面の厚み方向の角
度調整は不可能である。よつて、磁気センサ5の
磁気センサ、支柱4への接着時点の接着ムラによ
り、磁気センサ5に面方向のズレが生じた場合、
読出し出力が低下し、パルスへの変換のためのマ
ージンがせばまるという欠点がある。また、固定
台1に溝11を加工する事は、工数が増えること
となり固定台1のコストが高くなつてしまう。
本考案の目的は、磁気センサの位置調整機構を
空隙長と角度の調整機能を持つ機構として安定し
た出力特性を実現できる磁気ロータリエンコーダ
を提供することにある。
本考案はまた、単純な部品形状から成る低コス
トの磁気ロータリエンコーダを提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案によれば、磁気センサ支柱が磁気センサ
取付用の板部分と固定台への固定用の台座部分と
で構成され、台座部分には磁気センサ支柱固定用
のネジが挿通可能な穴と磁気センサ支柱位置調整
用のネジが螺入可能なネジ穴がもうけられる。一
方、固定台には、磁気センサ支柱取付用の円板状
受け台が設けられ、前記磁気センサ支柱は固定ネ
ジにより受け台に取付けられると共に、位置調整
用ネジにて位置が調整される。このようにして、
磁気センサと磁気記録媒体表面間の空隙長及び角
度調整も行い、安定した出力特性を有する磁気ロ
ータリエンコーダを提供することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第5図を参照
して説明する。
第1図は本考案による実施例を斜視図で示し、
第2図はその分解斜視図である。回転ドラム2の
円周部分に磁気記録媒体3が塗布され磁気記録媒
体3には所定ピツチにて磁気書き込みが行われて
いる。回転軸21は固定台1の中心穴内にはめ込
まれたベアリング7を介して固定台1に回転可能
に取りつけられる。一方、磁気センサ支柱8は板
部分81と台座部分82とから成り、板部分81
には磁気センサ5が接着剤等を用いてはりつけら
れている。また、台座部分82には、固定用ネジ
の挿通穴83,84及び位置調整用のネジ穴8
5,86がそれぞれ設けられている。固定台1に
は磁気センサ支柱固定用の受け台9が設けられ、
受け台9には磁気センサ支柱8の台座82にあけ
られた挿通穴83,84に対応してネジ穴91,
92が設けられている。受け台9は固定台1に同
心円状に形成されるので加工工数が短縮され、コ
ストが安い特長をもつ。磁気センサ支柱8は固定
用ネジ61,62により、受け台9のネジ穴9
1,92に対応した位置にて固定されるが、受け
台9に突き当たるようにねじ穴85,86に螺入
される調整用ネジ71,72により磁気センサ5
と磁気記録媒体3の間の空隙長及び角度の調整が
行われる。
第3図は第1図の例を側面より見た図であり、
調整用ネジ71,72により磁気センサ5と磁気
記録媒体3との空隙長dが調整される。調整値の
範囲は通常、50μ〜100μの間である。一方、固定
ネジ61と62のねじしめ込み深さの調整により
磁気センサ5と磁気記録媒体3の厚み方向面との
相対角度が調整できる。通常、相対角度は180°に
調整される。
第4図は第1図の例を回転ドラム2の左側より
見た図である。調整用ネジ71,72のねじ込み
調整により磁気センサ支柱8の固定台1に対する
円周方向の角度調整、すなわち磁気センサ5と磁
気記録媒体3との間の相対角度θの調整が行われ
る。通常、角度θは180°に調整される。
以上のように、本考案による磁気センサ支柱調
整機構は、固定用ネジ61,62、位置調整用ネ
ジ71,72を用いる簡単な構成でありながら、
磁気センサ5の空隙長、及び角度の調整を容易に
行える。このことにより、従来の第6図のごと
く、空隙調整のみの場合より格段に出力特性が改
善され、安定した出力の磁気ロータリエンコーダ
が実現できる。固定台1の形状も従来の固定台よ
りも簡単な形状であり、低コストの磁気ロータリ
エンコーダが実現できる。
第5図は本考案の他の実施例であり、回転軸2
1に回転ドラム2と共に零点検出用の回転ドラム
2′を並設している。回転ドラム2′の外周面には
1箇所に磁気記録媒体3′を形成している。そし
て、磁化された磁気記録媒体3′を検出する手段
として磁気センサ5′をはり付けた磁気センサ支
柱8′を追加した構成である。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、従来のものよりも簡単
な構成にて、磁気センサの空隙及び角度の調整が
可能となり、従来のものよりも格段に安定した出
力特性を持ちしかも低価格の磁気ロータリエンコ
ーダを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁気ロータリエンコーダ
の斜視図、第2図は第1図の分解斜視図、第3図
は第1図の側面図、第4図は第1図の左側より見
た図、第5図は本考案の他の実施例の斜視図、第
6図は、従来の磁気ロータリエンコーダの斜視
図、第7図は第6図の分解斜視図である。 1……固定台、2……回転ドラム、3……磁気
記録媒体、4,8……磁気センサ支柱、5,5′
……磁気センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定台と、該固定台に回転軸を介して回転可能
    に取り付けられ、かつあらかじめ定められたピツ
    チで磁化の向きを交互に逆にして着磁された外周
    面を持つ回転ドラムと、磁気センサを前記回転ド
    ラムの外周面に対向するように配置せしめている
    磁気センサ支柱とを有する磁気ロータリエンコー
    ダにおいて、前記磁気センサ支柱は磁気センサ固
    定用の板部分と前記固定台への固定用の台座部分
    とで構成され、該台座部分には前記磁気センサ支
    柱固定用のネジが挿通可能な少なくとも2つの穴
    が前記回転軸方向に並べて設けられると共に、前
    記回転ドラムの外周面に対する前記磁気センサ空
    隙及び角度調整用のネジの螺入可能な少なくとも
    2つのネジ穴が前記2つの穴を結ぶ仮想線を間に
    して並ぶように設けられ、一方、前記固定台には
    磁気センサ支柱固定用の受け台が設けられ、前記
    空隙及び角度を前記磁気センサ支柱を介して調整
    自在にしたことを特徴とする磁気ロータリエンコ
    ーダ。
JP1985006235U 1985-01-22 1985-01-22 Expired JPH0447614Y2 (ja)

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JP1985006235U JPH0447614Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

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JP1985006235U JPH0447614Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

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Publication Number Publication Date
JPS61123926U JPS61123926U (ja) 1986-08-04
JPH0447614Y2 true JPH0447614Y2 (ja) 1992-11-10

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ID=30483487

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2698650B2 (ja) * 1989-03-10 1998-01-19 株式会社日立製作所 磁気エンコーダ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827770B2 (ja) * 1976-02-04 1983-06-11 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 除草剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5827770U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 株式会社津山金属製作所 回転速度等の検出部取付装置

Patent Citations (1)

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JPS5827770B2 (ja) * 1976-02-04 1983-06-11 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 除草剤

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Publication number Publication date
JPS61123926U (ja) 1986-08-04

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