JPH0446697A - 自動ｔ字形部材製作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は構造物等の梁や骨材として活用される丁字形部
材の自動製作装置に関する。

〔従来の技術〕

丁字形部材製作手段としては、従来、例えば、第５図斜
視図に示すように、作業員ｏ１がパレッ）０２．０３に
それぞれ複数枚積重ねられた面材０４．腹材０５を図示
省略のクレーンで１枚ずつ取出し、建材治具ｏ６を介し
て面材ｏ４上に腹材０５を断面形状が倒立１字状になる
ように位置決め及び連行したのち両者を手動溶接機０７
により溶着することが行われている。

しかしながら、このような手段では、下記のような欠点
がある。

＋１１　　作業員０１がクレーンを介してパレット０２
．０３からそれぞれ面材０４．腹材０５を取出す作業は
、それ等が重量物であるので、万一の場合は危険であり
、従って安全上適当とはいえない。

（２）　　作業員０１が連行治具０６を介して腹材０５
の位置決めや速行を行うので、手間がかかり、従って不
経済である。

（３）　　面材０４と腹材０５とを手動溶接Ｉ！０７に
より溶着するので、組立部材の仕上精度には個人差があ
り、従って部材管理上不具合である。

（４）　　作業員０１は不自然な姿勢で手動溶接ｌ！０
７を扱うので、疲労し易く、従って長時間作業が困難で
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
面材、腹材の取出１位置決め、速行。

溶接等を作業員の直接作業によらずに行い、従って安全
性、経済性２品質安定性及び省力性に優れた自動丁字形
部材製作装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

そのために、本発明は水平長尺面材に垂直長尺腹材を溶
接する丁字形部材製作装置において、上記面材を水平横
長状態で搬入する面材搬入コンベヤーと、上記面材搬入
コンベヤーの送出端に適宜間隔で配設され上記面材をク
ランプして一斉に鉛直状態にすることができる複数の起
倒受台と、上記複数の起倒受台を結ぶ線に平行的に延び
上記腹材を水平縦長で積重ね状態で搬入する腹材搬入コ
ンベヤーと、上記腹材搬入コンベヤーの延長線上に配設
された昇降可能型コンベヤーと、上記昇降可能型コンベ
ヤーの側方に配設され鉛直状態の上記面材に上記昇降可
能型コンベヤー上の上記腹材の一側を当接することがで
きる複数の押出圧着機と、当接状態の上記面材と上記腹
材の長手方向に沿って自走し両材を仮溶接及び本溶接し
て組立部材とすることができる左右１対の自動溶接機と
、上記複数の起倒受台を結ぶ線の延長上に配設された組
立部材搬出コンヘヤーとを具えたことを特徴とする。

〔作用〕

上述の構成により、面材、腹材の取出１位置決め、建材
、溶接等を作業員の直接作業によらずに行い、従って安
全性、経済性９品質安定性及び省力性に優れた自動丁字
形部材製作装置を得ることができる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を図面について説明すると、第５図と
同一の符番はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、
第１図斜視図及び第２回正面図において、１は基礎ＧＬ
上に立設された長方形状のストックテーブル２の上に適
宜間隔で並設され左右方向に延びる複数の面材搬入コン
ベヤー　３はストックテーブル２の右側寄りの前後端に
それぞれ適宜長さ立設された位置決め板、４はストック
テーブル２の右側に沿って基礎ＧＬ上に等間隔で立設さ
れた複数の反転アームで、その支持面の水平状態でのレ
ベルは面材搬送コンベヤー１のそれより若干低くなって
いる。５゜６．７はそれぞれ反転アーム４の水平ビン、
油圧シリンダー、スライドクランプである。

８は複数の反転アーム４に沿ってその右方の基礎ＧＬ上
に立設された昇降可能型コンベヤーで、９はその昇降機
、１０．１１はそれぞれ昇降可能型コンベヤー８に連結
する腹材搬入コンベヤー、Ｍ室部材搬出コンベヤー　１
２は昇降可能型コンベヤー８に沿ってその右方の基礎Ｇ
Ｌ上に等間隔で立設された複数の押出圧着機で、その先
端の押出し爪１３は水平方向に伸縮可能である。１４は
前後端がそれぞれ支柱を介して基礎ＧＬ上に支持される
とともに各反転アーム４４：沿ってその上方、を前後に
延びるモルレール、１５はモルレール走行機１６に左右
１対の昇降１ｉ１７を介して取付けられた左右１対の自
動溶接機、１８は丁字形溶接組立部材である。　このよ
うな装置において、丁字形溶接組立部材を自動製作する
には、第１図に示すように、まず他のステージで切断加
工された複数の面材０４をストックテーブル２の上に面
材搬送コンベヤ−１により搬送して右から左に順次１列
に並べるとともに、他のステージで切断加工された複数
の腹材０５を積重ねた状態で腹材搬入コンベヤー１０に
より搬送して昇降可能型コンベヤー８上にストックし、
準備が完了する。

次に、面材搬入コンベヤー１及び位置決め板３により、
第２図に示すように、各面材０４を矢印１９の方向に搬
送し、面材０４を１本反転アーム４の支持面上に送り込
むと、第３回正面図に示すように、スライドクランプ７
が自動的に摺動して面材０４を拘束したのち、油圧シリ
ンダー６により反転アーム４を矢印２０の方向に９０°
回動して直立状態とし、続いて昇降機９により昇降可能
型コンベヤー８上の腹材０５を板厚分押上げ、更に押出
圧着装置１２の押出し爪１３により腹材０５の最上部の
１枚を矢印２１の方向に押出し面材０４に１字状に圧着
し、その状態で右側の自動溶接ｌ１１５を下降させて面
材０４と腹材０５を仮溶接する。

そして、第４回正面図に示すように、反転アーム４を矢
印２２の方向に９０″回動して元の状態に復帰させるこ
とにより、面材０４を水平に腹材０５を鉛直にして仕上
げ連続溶接が円滑に行える姿勢にしたのち、左右の自動
溶接機１５をそれぞれ下降させ、両部材の交叉部を辿り
ながら前後方向に移動して溶接を行う。

また、溶接が完了すると、自動溶接機１５はスタート位
置に自動復帰し、スライドクランプ７は緩み、第１図に
示すように、組立部材１８は組立部材搬送コンベヤー１
１により搬出され、このような一連の動作を自動的に繰
返すことにより、予め設定された数量の組立部材１８を
自動組立す′ることかできる。

なお、反転アーム４．押出圧着機１２．押出し爪１３等
は種々な寸法の組立部材１８を組立てるための調整機能
も有している。

このような装置によれば、自動的に丁字形部材が製作で
きるので、下記効果が奏せられる。

（１）　　面材、腹材といった重量物の取扱いに作業員
が介在せず、機械的に行われ、従って作業の安全性及び
能率が向上する。

（２）　　面材と腹材の溶着が自動溶接機で行われ、従
って組立部材の品質安定性が向上するとともに、省力化
が可能となる。

〔発明の効果〕

要するに本発明によれば、水平長尺面材に垂直長尺腹材
を溶接する丁字形部材製作装置において、上記面材を水
平横長状態で搬入する面材搬入コンベヤーと、上記面材
搬入コンベヤーの送出端に適宜間隔で配設され上記面材
をクランプして一斉に鉛直状態にすることができる複数
の起倒受台と、上記複数の起倒受台を結ぶ線に平行的に
延び上記腹材を水平縦長で積重ね状態テ搬入する腹材搬
入コンベヤーと、上記腹材搬入コンベヤーの延長線上に
配設された昇降可能型コンベヤーと、上記昇降可能型コ
ンベヤーの側方に配設され鉛直状態の上記面材に上記昇
降可能型コンベヤー上の上記腹材の一側を当接すること
ができる複数の押出圧着機と、当接状態の上記面材と上
記腹材の長手方向に沿って自走し両材を仮溶接及び本溶
接して組立部材とすることができる左右１対の自動溶接
機と、上記複数の起倒受台を結ぶ線の延長上に配設され
た組立部材搬出コンベヤーとを具えたことにより面材、
腹材の取出９位置決め、連行、溶接等を作業員の直接作
業によらずに行い、従って安全性。

経済性１品質安定性及び省力性に優れた自動丁字形部材
製作装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図、第３
図、第４図はそれぞれ第１図の面材腹材搬入状態、仮付
は状態、溶接状態を示す正面図である。 第５図は公知の丁字形溶接組立部材の組立手段を示す斜
視図である。 １・・・面材搬入コンベヤー　２・・・ストックテーブ
ル、３・・・位置決め板、４・・・反転アーム、５・・
・水平ピン、６・・・油圧シリンダー　７・・・スライ
ドクランプ、８・・・昇降可能型コンベヤー　９・・・
昇降板、１０・・・腹材搬入コンヘヤー　１１・・・組
立部材搬出コンベヤー　１２・・・押出圧着機、１３・
・・押出し爪、１４・・・モルレール、１５・・・モル
レール走行機、１６・・・自動溶接機、１７・・・昇降
機、１８・・・組立部材、１９，２０，２１．２２・・
・矢印、 ０４・・・面材、０５・・・腹材、 ＧＬ・・・基礎、 代理人　弁理士　塚　本　正　文

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水平長尺面材に垂直長尺腹材を溶接するＴ字形部材製作
   装置において、上記面材を水平横長状態で搬入する面材
   搬入コンベヤーと、上記面材搬入コンベヤーの送出端に
   適宜間隔で配設され上記面材をクランプして一斉に鉛直
   状態にすることができる複数の起倒受台と、上記複数の
   起倒受台を結ぶ線に平行的に延び上記腹材を水平縦長で
   積重ね状態で搬入する腹材搬入コンベヤーと、上記腹材
   搬入コンベヤーの延長線上に配設された昇降可能型コン
   ベヤーと、上記昇降可能型コンベヤーの側方に配設され
   鉛直状態の上記面材に上記昇降可能型コンベヤー上の上
   記腹材の一側を当接することができる複数の押出圧着機
   と、当接状態の上記面材と上記腹材の長手方向に沿って
   自走し両材を仮溶接及び本溶接して組立部材とすること
   ができる左右１対の自動溶接機と、上記複数の起倒受台
   を結ぶ線の延長上に配設された組立部材搬出コンベヤー
   とを具えたことを特徴とする自動Ｔ字形部材製作装置。