JPH0446423A

JPH0446423A - メッセージ伝送システム

Info

Publication number: JPH0446423A
Application number: JP2154713A
Authority: JP
Inventors: Harumi Yamagishi; 山岸　はるみ
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1990-06-13
Filing date: 1990-06-13
Publication date: 1992-02-17
Anticipated expiration: 2016-07-23
Also published as: US5404568A; JP3190660B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車等の移動体との間でメッセージの伝送
を行うメツセージ伝送システムに関する。

〔発明の概要〕

本発明は、移動体と固定局との間で通信衛星を介してメ
ツセージの伝送を行うメツセージ伝送システムにおいて
、移動体側にメツセージの記憶手段を設け、この記憶手
段に予め伝送可能なメツセージを複数種類記憶させてお
くと共に、固定局から通信衛星を介して移動体側にメン
セージ変更指令を伝送することで、記憶手段に記憶され
たメソセージを修正できるようにし、簡単にメソセージ
の修正ができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、通信衛星を使用して貨物輸送用トランクと運送会
社の指令センタとでメツセージ通信を行うようにしたシ
ステムが各種開発されている。このようなシステムの中
に、ジオスフ−（Ｇｅｏｒｔａｒ：会社名）と称される
システムを利用したものがある。このジオスターシステ
ムによるメツセージ通信は、例えば第４図に示すように
、トラック（１１）に搭載された通信装置と、運送会社
の指令センタであるユーザ・センタ（１４）との間で、
静止衛星（１２）とオペレーション・センタ（１３）を
介してメッセージの伝送を行うものである。この場合、
ユーザ・センタ（１４）とオペレーション・センタ（１
３）との間では電話回線（工５）等の地上回線を介して
伝送を行い、オペレーション・センタ（１３）とトラッ
ク（１１）との間で静止衛星（１２）を介して伝送を行
う。

静止衛星（１２）で中継される伝送は、例えば１．６Ｇ
Ｈｚの周波数帯で行われる。そして、伝送するメツセー
ジとしては、例えばトラック（１１）側からは出発時間
、到着予定時間、積荷等の情報を伝送し、ユーザ・セン
タ（１４）側からは現在時刻、道路状況等の情報を伝送
する。

このようなメツセージ伝送を行う場合、トラック（１１
）側ではこのト′ラックの乗務員が簡単に通信装置を操
作できるようにするために、予め伝送する定型文のメツ
セージを複数種類用意しておき、トラックの乗務員がこ
の定型文の一部に時間等の簡単な数字や文字だけを入力
させる操作を行わせ、この数字・文字が挿入された定型
文のメツセージを伝送するようにしている。

例えば、出発時間情報を伝送する場合には、予め用意さ
れた「出発時間は一一時一一分です。」と言う定型文を
使用して、この定型文の空欄に出発時間を示す数字を挿
入させる。そして、この定型文のコード番号と出発時間
を示す数字が挿入された部分の情報だけをメツセージと
して、衛星回線によりオペレーション・センタ（１３）
に伝送し、このオペレーション・センタ（１３）からユ
ーザ・センタ（１４）へと電話回線により伝送する。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような定型文によるメツセージ伝送は、予めトラッ
ク（１１）側の通信装置に用意された定型文しか伝送で
きず、新たに別のメツセージを伝送する必要が生じたと
きには、迅速に対応することができなかった。

即ち、このようなトランク用の通信システムの場合、実
際に使用する運送会社によってメツセージ内容を変更し
たい場合が屡々あるが、それぞれの定型文には伝送時に
使用するコード番号が必要で、定型文及びそのコード番
号の設定作業をトランクの乗務員が行うのは困難であっ
た。このため、トラックがターミナルに帰ってきたとき
に、このトランクに搭載された通信装置の定型文の変更
作業を行うのであるが、長距離の走行を行うトラックの
場合には、トラックがターミナルに帰ってくることが非
常に少ないことがある（例えば数日〜数週間に一度）。

従って、このような運用が行われているトラックに搭載
された通信装置の定型文の変更作業をターミナルに帰っ
てきてから行うようにすると、全てのトラックの通信装
置の定型文の変更作業が完了するまで、非常に長い期間
が必要で、迅速な対応をとることが出来なかった。

本発明の目的は、通信可能なメツセージの変更が簡単な
操作で容易に行えるこの種のメツセージ伝送システムを
提供することにある。

［課題を解決するための手段］本発明のメツセージ伝送システムは、例えば第１図及び
第４図に示すように、移動体（１１）と固定局（１３）
、　（１４）との間で通信衛星（１２）を介してメツセ
ージの伝送を行うメツセージ伝送システムにおいて、移
動体（１１）側にメソセージの記憶手段（７）。

（８）を設け、この記憶手段（７）、　（８）に予め伝
送可能なメツセージを複数種類記憶させておくと共に、
固定局（１３）、　（１４）から通信衛星（１２）を介
して移動体（１１）側にメツセージ変更指令を伝送する
ことで、記憶手段（７）、　（８）に記憶されたメソセ
ージを修正できるようにしたものである。

〔作用〕

このようにしたことで、固定局側からの指示で移動体か
ら伝送可能なメソセージを設定（修正）することができ
、固定局から離れた位置にある移動体に搭載された通信
装置のメツセージ設定が遠隔操作で行え、伝送可能なメ
ソセージの変更等に迅速に対応できる。

［実施例］以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
。

本例においては、貨物輸送用トラックと運送会社の指令
センタとの間で衛星回線によりメツセージの伝送を行う
もので、従来例で説明した第４図の通信システムと同様
にジオスターシステムにより定型文の伝送を行うもので
、第１図にトラックに搭載される通信装置の構成を示す
。

この第１図において、（１０）はトラック（１１）に搭
載される通信装置全体を示し、この通信装置（１０）は
マイクロコンピュータ構成の中央制御装置（ＣＰＬＪ）
（１）により送信部（２）での送信と受信部（３）での
受信が制御される。この場合、送信部（２）と受信部（
３）とには、送受信用のアンテナ（４）が接続しである
。また、送信情報の入力操作等を行うキーボード（５）
と、受信情報、送信情報の表示等を行う表示パネル（６
）とが、中央制御装置（１）に接続しである。

そして本例においては、この通信装置（１０）で送受信
が可能な定型文のメツセージ情報が記憶されたＲＯＭカ
ートリッジ（７）と、この定型文のメツセージ情報の修
正情報が記憶されるＲ　Ａ　Ｍ　（８）とを備える。こ
の場合、定型文のメツセージ情報が記憶されたＲＯＭカ
ートリッジ（７）は、比較的容易に交換することができ
、例えばこの通信装置（１０）が搭載されたトラックが
、トラックターミナルに帰着したときに交換できる。ま
た、ＲＡ　Ｍ　（８）に記憶される定型文のメツセージ
情報の修正情報は、ユーザ・センタ（１４）側から静止
衛星（１２）を介した衛星回線により伝送されるもので
、受信部（３）がこの修正情報を受信すると、中央制御
装置（すの制御でＲＡ　Ｍ　（８）に記憶される。

そして、このＲＡ　Ｍ　（８）に定型文のメツセージ情
報の修正情報が記憶されているときには、中央制御装置
（１）の制御でＲＯＭカートリッジ（７）に記憶された
定型文のメツセージ情報が、この修正情報に基づいて修
正されて、後述する定型文のメツセージ通信に使用され
る。

そして、この通信装置（１０）から定型文の送信を行う
際には、トラックの乗務員によるキーボード（５）の操
作で、ＲＯＭカートリッジ（７）に記憶されたメンセー
ジ情報を中央制御装置（１）が読出して、表示パネル（
６）に定型文を表示させる。このときＧこは、例えば第
２図に示すように、まず記憶した定型文の一覧表が表示
パネル（６）に表示される。

この場合、例えば「１．出発日時、２．到着予定。

３、現在時刻、４．トレーラ−交換、５．道路状況、６
゜積荷」と表示される。なお、この表示情報の内、現在
時刻と道路状況の項目は、運送会社の指令センタである
ユーザ・センタ（１４）側からの送信情報を表示させる
ための項目である。

そして、トラックの乗務員はこの一覧表を見て、送信し
たい項目をキーボード（５）のアップダウンキーの操作
で選択し、選択した後エンターキーを押してこの選択し
た項目を確定させる。

そして、送信したい項目が選択されると、表示パネル（
６）には、選択した項目の定型文が表示される。例えば
出発日時の項目を選択したときには、第３図に示すよう
に、「日付１時間、トレーラ交換したか？」と表示され
、それぞれの表示の後に該当する空欄が設けられる。こ
の場合、日付と時間の後には、出発した日付や時間を示
す数字が挿入できる空欄が設けられ、「トレーラ交換し
たか？」と表示された後には、ＹＥＳ　（はい）又はＮ
ｏ（いいえ）を示す“Ｙ”又は“Ｎ”が挿入できる空欄
が設けられている。

そして、トラックの乗務員はキーボード（５）の操作で
、それぞれの空欄に対応した数字又は文字を入力させる
。

この入力操作が行われた後は、トラックの乗務員がキー
ボード（５）の送信開始キーを操作することで、数字や
文字の入力操作を行った定型文のコード番号と人力され
た数字や文字の情報と各トラックの個別番号情報とが、
中央制御装置（１）の制御で送信部（２）からアンテナ
（４）を介して所定の搬送周波数で送信され、この送信
信号が静止衛星（１２）で中継される衛星回線を介して
オペレーション・センタ（］３）で受信され、受信した
伝送信号が電話回線（１５）を介してユーザ・センタ（
１４）に伝送される。

そして、ユーザ・センタ（１４）側では、伝送される信
号に含まれるコード番号情報と数字や文字の情報と各ト
ラックの個別番号情報とを判別して、例えばこの運送会
社が運用しているトラックの管理を行うコンピュータ（
図示せず）に記憶させる。

そして、必要に応じてこのコンピュータに接続された端
末装置で伝送データに基づいた運行状況の表示等の各種
運行管理を行う。

また、ユーザ・センタ（１４）側からは、静止衛星（１
２）を介した衛星回線により、各地域の現在時刻情報や
道路状況情報（交通規制情報、事故情報。

渋滞情報、天気情報等）を、所定間隔或いは連続的に伝
送し、各トラックの通信装置（１０）で受信させる。こ
の場合にも、伝送する頻度が高い情報に関しては、予め
各トラックに搭載された通信装置（１０）のＲＯＭカー
トリッジ（７）に定型文の情報が記憶させてあり、この
定型文のコード番号情報と時刻情報等の変更となる部分
のデータだけを伝送する。

そして、各トラック側では、通信装置（１０）でこれら
の情報の表示要求があるとき、即ちトラックの乗務員が
通信装置（１０）のキーボード（５）を操作して現在時
刻や道路状況等を表示させようとしたとき、受信した情
報に基づいた現在時刻や道路状況等を表示パネル（６）
に表示させる。

そして本例においては、このようにして伝送される定型
文のメツセージ情報を、ユーザ・センタ（１４）側から
の衛星回線による修正情報の伝送で、修正することがで
きる。即ち、予めトラックに搭載された通信装置（ｌＯ
）のＲＯＭカートリッジ（７）に記憶された定型文で答
えて得られる情報とは違った情報をユーザ・センタ（１
４）側で得る必要が生じた場合、このユーザ・センタ（
１４）から各トラックに対して、定型文のメツセージの
修正情報を送信する。このユーザ・センタ（１４）から
送信される定型文のメツセージの修正情報は、オペレー
ション・センタ（１３）から静止衛星（１２）を介した
衛星回線でトラック（１１）の通信装置（１０）に伝送
される。この場合、定型文のメツセージの修正情報とし
ては、例えばＲＯＭカートリッジ（７）に記憶された定
型文の一部だけを修正する場合、該当する定型文のコー
ド番号情報と修正部分の情報（変更される部分の文字の
情報等）とが含まれている。また、この修正情報により
、ＲＯＭカートリッジ（７）に記憶されていない新たな
定型文の作成を指示することもできる。このときには、
作成される定型文の情報（定型文を構成する文字の情報
等）とこの新たな定型文のコード番号情報とが、修正情
報に含まれる。

そして、各トラック（１１）の通信装置（１０）では、
衛星回線により伝送されるこの修正情報を受信すると、
中央制御装置（１）の制御でこの修正情報をＲＡ　Ｍ　
（８）に記憶させる。

このＲＡ　Ｍ　（８）への修正情報の記憶が行われると
、この通信装置（１０）のキーボード（５）の操作で送
信或いは受信のための操作がなされたとき、表示パネル
（６）での定型文の表示が、ＲＯＭカートリッジ（７）
の記憶情報とＲＡ　Ｍ　（８）に記憶された修正情報と
に基づいて行われる。即ち、通信装置（１０）の中央制
御装置（１）が、ＲＯＭカートリッジ（７）の記憶情報
と共にＲＡ　Ｍ　（８）の記憶情報を読出して表示させ
る定型文を作成する。そして、キーボード（５）で送信
或いは受信を実行させる操作がなされると、送信部（２
）での定型文の送信或いは受信部（３）で受信した定型
文に関する情報の表示が行われる。この場合、送信時に
は定型文の空欄に数字や文字が入力された後、送信が行
われる。

このように本例のメツセージ伝送システムによると、通
信装置（１０）に装着されたＲＯＭカー　トリソジ（７
）に予め記憶された定型文のメツセージ情報に基づいて
、簡単にトランク（１１）とユーザ・センタ（１４）と
の通信ができると共に、ユーザ・センタ（１４）側から
の指令だけで、何時でも伝送できる定型文を変更するこ
とができる。このため、通イｇ装置（１０）を搭載した
トラック（１１）がターミナルに帰着しなくても、通信
に使用する定型文が変更でき、業務上で生じた種々の変
更に迅速に対処することが出来る。

この場合、ＲＡ　Ｍ　（８）に修正情報が記憶された通
信装置（１０）を搭載したトラック（１１）がターミナ
ルに帰着したときには、ＲＯＭカートリッジ（７）自体
を定型文のメツセージ情報が修正されたものに交換する
ことで、以後はＲＯＭカートリッジ（７）の記憶情報だ
けで通信に使用する定型文が変更されたものとなり、Ｒ
Ａ　Ｍ　（８）の記憶情報の消失防止の為のバックアッ
プ等が不要になる。但し、ＲＯＭカートリッジ（７）や
ＲＡ　Ｍ　（８）をフロッピーディスク等の書換え自在
な記録媒体で代用したときには、修正情報を直接この記
録媒体に書き込ませて修正することができるので、この
ような交換作業は必要ない。

なお、上述実施例においては、ジオスターシステムによ
るメツセージ通信に適用した例を示したが、他の衛星回
線を使用した通信システムにも適用できる。また、移動
体としてトラックを例にして説明したが、他の自動車や
船舶、航空機等の他の移動体の通信装置にも適用できる
。さらにまた、本発明は上述実施例に限らず、その他種
々の構成が取り得ることは勿論である。

動体に搭載された通信装置のメツセージ設定が遠隔操作
で行え、伝送可能なメツセージの変更等に迅速に対応で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に適用される通信装置の構成
図、第２図及び第３図は一実施例の通信装置におけるメ
ツセージ表示例を示す説明図、第４図は一実施例が適用
されるシステムの全体構成を示すシステム構成図である
。（１）は中央制御装置、（２）は送信部、（３）は受信
部、（７）はＲＯＭカートリッジ、（８）はＲＡＭ、（
１０）は通信装置、（１１）はトラック、（１２）は静
止衛星、（１３）はオペレーション・センタ、（１４）
はユーザ・センタである。［発明の効果］

Claims

【特許請求の範囲】移動体と固定局との間で通信衛星を介してメッセージの
伝送を行うメッセージ伝送システムにおいて、上記移動体側にメッセージの記憶手段を設け、該記憶手
段に予め伝送可能なメッセージを複数種類記憶させてお
くと共に、上記固定局から上記通信衛星を介して上記移
動体側にメッセージ変更指令を伝送することで、上記記
憶手段に記憶されたメッセージを修正できるようにした
メッセージ伝送システム。