JP3037115B2 - 定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機及びその定型文複写方法 - Google Patents
定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機及びその定型文複写方法Info
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- JP3037115B2 JP3037115B2 JP7279996A JP27999695A JP3037115B2 JP 3037115 B2 JP3037115 B2 JP 3037115B2 JP 7279996 A JP7279996 A JP 7279996A JP 27999695 A JP27999695 A JP 27999695A JP 3037115 B2 JP3037115 B2 JP 3037115B2
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- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B5/00—Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied
- G08B5/22—Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied using electric transmission; using electromagnetic transmission
- G08B5/222—Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
- G08B5/223—Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
- G08B5/224—Paging receivers with visible signalling details
- G08B5/227—Paging receivers with visible signalling details with call or message storage means
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、定型文メッセージ
表示機能付き無線選択呼出受信機及びその定型文複写方
法に関し、特に定型文指定番号対応に複数の定型文デー
タを登録する定型文登録手段を有し、自己の呼出番号に
引き続くメッセージ信号を受信復調し、このメッセージ
信号に含まれる定型文指定番号に従って前記定型文登録
手段に登録された定型文データを選択しメッセージとし
て表示器上に表示する無線選択呼出受信機と、この受信
機間の定型文の複写方法に関する。
表示機能付き無線選択呼出受信機及びその定型文複写方
法に関し、特に定型文指定番号対応に複数の定型文デー
タを登録する定型文登録手段を有し、自己の呼出番号に
引き続くメッセージ信号を受信復調し、このメッセージ
信号に含まれる定型文指定番号に従って前記定型文登録
手段に登録された定型文データを選択しメッセージとし
て表示器上に表示する無線選択呼出受信機と、この受信
機間の定型文の複写方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の定型文メッセージ表示機
能付き無線選択呼出受信機（以下、受信機と略記す）に
おいて、使用者が作成した定型文メッセージを他の受信
機に複写（登録）しようとしたとき、新たに他の受信機
上でキー操作等により作成し直すか、接続ケーブル、光
インターフェースその他を用いて受信機同士を電気的に
接続し直接データを転送する方法が用いられる。このよ
うな受信機間の転送により定型文を登録する受信機の例
が特開平５−９５３１９号公報に提案されている。
能付き無線選択呼出受信機（以下、受信機と略記す）に
おいて、使用者が作成した定型文メッセージを他の受信
機に複写（登録）しようとしたとき、新たに他の受信機
上でキー操作等により作成し直すか、接続ケーブル、光
インターフェースその他を用いて受信機同士を電気的に
接続し直接データを転送する方法が用いられる。このよ
うな受信機間の転送により定型文を登録する受信機の例
が特開平５−９５３１９号公報に提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の定型文
メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機では、使用
者の作成した定型文メッセージの定型文指定番号が他の
受信機で異なる定型文メッセージ用としてすでに使用さ
れていた場合には、複写が単純に行えないなどの問題が
ある。また、複写した定型文メッセージの定型文指定番
号が受信機間で異なった場合には、定型文によるメッセ
ージ伝達の方法が非常にわかりにくくなってしまう。
メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機では、使用
者の作成した定型文メッセージの定型文指定番号が他の
受信機で異なる定型文メッセージ用としてすでに使用さ
れていた場合には、複写が単純に行えないなどの問題が
ある。また、複写した定型文メッセージの定型文指定番
号が受信機間で異なった場合には、定型文によるメッセ
ージ伝達の方法が非常にわかりにくくなってしまう。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の定型文メ
ッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機は、定型文指
定番号対応に複数の定型文データを登録する定型文登録
手段を有し、自己の呼出番号に引き続くメッセージ信号
を受信復調し、このメッセージ信号に含まれる定型文指
定番号に従って前記定型文登録手段に登録された定型文
データを選択しメッセージとして表示器上に表示する定
型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機におい
て、他の定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受
信機との間で情報の送受信を行うための接続手段と、自
機の前記定型文登録手段から選択した少なくとも１組の
定型文指定番号及び対応する定型文データを含む定型文
複写を指示する信号を前記接続手段を介して前記他の定
型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機に送信
可能とする手段と、前記接続手段を介して前記他の定型
文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機から前記
定型文複写を指示する信号を受信すると、他の定型文メ
ッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機から少なくと
も１組の定型文指定番号及び対応する定型文データを含
む定型文複写を指示する信号を受信し、受信した定型文
指定番号と自機の前記定型文登録手段にあらかじめ登録
されている定型文指定番号とを比較し、前記受信した定
型文指定番号が既に自機で使用されている場合は前記受
信した定型文指定番号に対応する定型文データを上書き
するか否かを使用者に問い合わせ、前記使用者から上書
きの許諾を得ると前記受信した定型文指定番号及び対応
する定型文データを自機の定型文として前記定型文登録
手段に取り込む手段とを有する。
ッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機は、定型文指
定番号対応に複数の定型文データを登録する定型文登録
手段を有し、自己の呼出番号に引き続くメッセージ信号
を受信復調し、このメッセージ信号に含まれる定型文指
定番号に従って前記定型文登録手段に登録された定型文
データを選択しメッセージとして表示器上に表示する定
型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機におい
て、他の定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受
信機との間で情報の送受信を行うための接続手段と、自
機の前記定型文登録手段から選択した少なくとも１組の
定型文指定番号及び対応する定型文データを含む定型文
複写を指示する信号を前記接続手段を介して前記他の定
型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機に送信
可能とする手段と、前記接続手段を介して前記他の定型
文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機から前記
定型文複写を指示する信号を受信すると、他の定型文メ
ッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機から少なくと
も１組の定型文指定番号及び対応する定型文データを含
む定型文複写を指示する信号を受信し、受信した定型文
指定番号と自機の前記定型文登録手段にあらかじめ登録
されている定型文指定番号とを比較し、前記受信した定
型文指定番号が既に自機で使用されている場合は前記受
信した定型文指定番号に対応する定型文データを上書き
するか否かを使用者に問い合わせ、前記使用者から上書
きの許諾を得ると前記受信した定型文指定番号及び対応
する定型文データを自機の定型文として前記定型文登録
手段に取り込む手段とを有する。
【０００５】本発明の第２の定型文メッセージ表示機能
付き無線選択呼出受信機は、定型文指定番号対応に複数
の定型文データを登録する定型文登録手段を有し、自己
の呼出番号に引き続くメッセージ信号を受信復調し、こ
のメッセージ信号に含まれる定型文指定番号に従って前
記定型文登録手段に登録された定型文データを選択しメ
ッセージとして表示器上に表示する定型文メッセージ表
示機能付き無線選択呼出受信機において、他の定型文メ
ッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機との間で情報
の送受信を行うための接続手段と、自機の前記定型文登
録手段から選択した少なくとも１組の定型文指定番号及
び対応する定型文データを含む定型文複写を指示する信
号を前記接続手段を介して前記他の定型文メッセージ表
示機能付き無線選択呼出受信機に送信可能とする手段
と、前記接続手段を介して前記他の定型文メッセージ表
示機能付き無線選択呼出受信機から前記定型文複写を指
示する信号を受信すると、他の定型文メッセージ表示機
能付き無線選択呼出受信機から少なくとも１組の定型文
指定番号及び対応する定型文データを含む定型文複写を
指示する信号を受信し、受信した定型文指定番号と自機
の前記定型文登録手段にあらかじめ登録されている定型
文指定番号とを比較し、前記受信した定型文指定番号が
既に自機で使用されている場合は前記定型文登録手段の
当該定型文指定番号対応に登録されている定型文データ
を他の使用されていない定型文指定番号対応に登録変更
してから前記受信した定型文指定番号及び対応する定型
文データを自機の定型文として前記定型文登録手段に取
り込む手段とを有しており、さらに前記定型文登録手段
の当該定型文指定番号対応に登録されている定型文デー
タを他の使用されていない定型文指定番号対応に登録変
更する際、使用者に登録変更の可否を問い合わせ、前記
使用者から登録変更の許諾を得てから登録変更する手段
を有することができる。
付き無線選択呼出受信機は、定型文指定番号対応に複数
の定型文データを登録する定型文登録手段を有し、自己
の呼出番号に引き続くメッセージ信号を受信復調し、こ
のメッセージ信号に含まれる定型文指定番号に従って前
記定型文登録手段に登録された定型文データを選択しメ
ッセージとして表示器上に表示する定型文メッセージ表
示機能付き無線選択呼出受信機において、他の定型文メ
ッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機との間で情報
の送受信を行うための接続手段と、自機の前記定型文登
録手段から選択した少なくとも１組の定型文指定番号及
び対応する定型文データを含む定型文複写を指示する信
号を前記接続手段を介して前記他の定型文メッセージ表
示機能付き無線選択呼出受信機に送信可能とする手段
と、前記接続手段を介して前記他の定型文メッセージ表
示機能付き無線選択呼出受信機から前記定型文複写を指
示する信号を受信すると、他の定型文メッセージ表示機
能付き無線選択呼出受信機から少なくとも１組の定型文
指定番号及び対応する定型文データを含む定型文複写を
指示する信号を受信し、受信した定型文指定番号と自機
の前記定型文登録手段にあらかじめ登録されている定型
文指定番号とを比較し、前記受信した定型文指定番号が
既に自機で使用されている場合は前記定型文登録手段の
当該定型文指定番号対応に登録されている定型文データ
を他の使用されていない定型文指定番号対応に登録変更
してから前記受信した定型文指定番号及び対応する定型
文データを自機の定型文として前記定型文登録手段に取
り込む手段とを有しており、さらに前記定型文登録手段
の当該定型文指定番号対応に登録されている定型文デー
タを他の使用されていない定型文指定番号対応に登録変
更する際、使用者に登録変更の可否を問い合わせ、前記
使用者から登録変更の許諾を得てから登録変更する手段
を有することができる。
【０００６】本発明の定型文複写方法は、定型文指定番
号対応に複数の定型文データを登録する定型文登録手段
を有し、自己の呼出番号に引き続くメッセージ信号を受
信復調し、このメッセージ信号に含まれる定型文指定番
号に従って前記定型文登録手段に登録された定型文デー
タを選択しメッセージとして表示器上に表示する定型文
メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機間の定型文
複写方法において、複写元の受信機と複写先の受信機と
を互いに接続し、前記複写元の受信機側で複写すべき定
型文を選択し、選択した定型文の定型文指定番号及び対
応する定型文データを含む定型文複写を指示する信号を
前記複写先の受信機へ送信し、前記複写先の受信機側で
受信した定型文指定番号と自機の前記定型文登録手段に
あらかじめ登録されている定型文指定番号とを比較し、
前記受信した定型文指定番号が既に自機で使用されてい
る場合は他の使用されていない定型文指定番号があるか
否かを判定し、前記他の使用されていない定型文指定番
号があれば前記定型文登録手段の前記受信した定型文指
定番号対応に登録されている定型文データを前記他の使
用されていない定型文指定番号対応に登録変更し使用者
に複写実行するか否かを問い合わせ、前記他の使用され
ていない定型文指定番号がなければ前記受信した定型文
指定番号に対応する定型文データを上書きして複写実行
するか否かを使用者に問い合わせ、前記使用者から複写
実行の許諾を得ると前記受信した定型文指定番号及び対
応する定型文データを自機の定型文として前記定型文登
録手段に取り込む工程を有する。
号対応に複数の定型文データを登録する定型文登録手段
を有し、自己の呼出番号に引き続くメッセージ信号を受
信復調し、このメッセージ信号に含まれる定型文指定番
号に従って前記定型文登録手段に登録された定型文デー
タを選択しメッセージとして表示器上に表示する定型文
メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機間の定型文
複写方法において、複写元の受信機と複写先の受信機と
を互いに接続し、前記複写元の受信機側で複写すべき定
型文を選択し、選択した定型文の定型文指定番号及び対
応する定型文データを含む定型文複写を指示する信号を
前記複写先の受信機へ送信し、前記複写先の受信機側で
受信した定型文指定番号と自機の前記定型文登録手段に
あらかじめ登録されている定型文指定番号とを比較し、
前記受信した定型文指定番号が既に自機で使用されてい
る場合は他の使用されていない定型文指定番号があるか
否かを判定し、前記他の使用されていない定型文指定番
号があれば前記定型文登録手段の前記受信した定型文指
定番号対応に登録されている定型文データを前記他の使
用されていない定型文指定番号対応に登録変更し使用者
に複写実行するか否かを問い合わせ、前記他の使用され
ていない定型文指定番号がなければ前記受信した定型文
指定番号に対応する定型文データを上書きして複写実行
するか否かを使用者に問い合わせ、前記使用者から複写
実行の許諾を得ると前記受信した定型文指定番号及び対
応する定型文データを自機の定型文として前記定型文登
録手段に取り込む工程を有する。
【０００７】本発明によれば、使用者が複写を希望する
定型文を自由に選択でき、定型文を複写される受信機の
使用者は、複写される定型文の定型文指定番号を自由に
選択できることにより、受信機間における定型文を複写
を迅速に行える。また、定型文を複写した際に使用者の
意志とは無関係に内容が変更されてしまうことを防げ
る。
定型文を自由に選択でき、定型文を複写される受信機の
使用者は、複写される定型文の定型文指定番号を自由に
選択できることにより、受信機間における定型文を複写
を迅速に行える。また、定型文を複写した際に使用者の
意志とは無関係に内容が変更されてしまうことを防げ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の定型文メッセージ表示機能
付き無線選択呼出受信機（以下、受信機）の一実施の形
態を示すブロック構成図である。本例の受信機は、ペー
ジングシステムの基地局（図示せず）からの選択呼出信
号をアンテナ１１に受ける。この選択呼出信号は、個々
の受信機の呼出番号，メッセージ情報，定型文認識符号
（以下シフトインコード），及び定型文指定番号を含む
デジタル信号を変調信号とする無線周波数信号である。
なお、シフトインコードに続き定型文指定番号を入力す
ることにより、発信者は定型文を送信することが可能と
なる。選択呼出信号は、無線部１２により増幅され、復
調部１３により復調，波形整形され、受信機全体を制御
する制御部２０の読み取り可能なデジタル信号となる。
制御部２０は内蔵する報知制御手段（図示せず）によ
り、上記デジタル信号から呼出番号、メッセージ情報、
シフトインコード及び定型文指定番号を抽出し、書き込
み可能な読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）６２に予
め書き込まれている自己の呼出番号と上記デジタル信号
から抽出した呼出番号とを照合する。そして両者が一致
すると、呼び出しのあることの報知（呼出報知）を行
う。即ち、制御部２０の報知制御手段は、呼出報知にお
いては、スピーカドライバ（駆動増幅回路）３１及びＬ
ＥＤドライバ３３を駆動し、スピーカ３２による鳴音及
び発光ダイオード（ＬＥＤ）３４による発光の制御を行
う。同時に制御部２０は、内蔵するメッセージ読みだし
制御手段（図示せず）により、報知制御手段が抽出した
メッセージ情報を好ましくはランダム・アクセス・メモ
リを用いる記憶回路（ＲＡＭ）６１に記憶（格納）させ
る。この記憶動作後、制御部２０はメッセージ読みだし
制御手段により、ＬＣＤ（液晶ディスプレイ：Ｌｉｑｕ
ｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）ドライバ５１
を駆動し、ＲＡＭ６１にいま記憶させたメッセージを表
示器（ＬＣＤ）５２に表示させる。また、上記デジタル
信号にシフトインコードと定型文指定番号が含まれてい
る場合には、制御部２０は報知制御手段により、読みだ
し専用メモリ（ＲＯＭ）６３もしくはＥＥＰＲＯＭ６２
に予め格納されている定型文指定番号と内容（定型文デ
ータ）を照合し、一致した定型文指定番号対応のデー
タ、即ち定型文メッセージをＬＣＤドライバ５１を駆動
し表示器５２に表示させる。
付き無線選択呼出受信機（以下、受信機）の一実施の形
態を示すブロック構成図である。本例の受信機は、ペー
ジングシステムの基地局（図示せず）からの選択呼出信
号をアンテナ１１に受ける。この選択呼出信号は、個々
の受信機の呼出番号，メッセージ情報，定型文認識符号
（以下シフトインコード），及び定型文指定番号を含む
デジタル信号を変調信号とする無線周波数信号である。
なお、シフトインコードに続き定型文指定番号を入力す
ることにより、発信者は定型文を送信することが可能と
なる。選択呼出信号は、無線部１２により増幅され、復
調部１３により復調，波形整形され、受信機全体を制御
する制御部２０の読み取り可能なデジタル信号となる。
制御部２０は内蔵する報知制御手段（図示せず）によ
り、上記デジタル信号から呼出番号、メッセージ情報、
シフトインコード及び定型文指定番号を抽出し、書き込
み可能な読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）６２に予
め書き込まれている自己の呼出番号と上記デジタル信号
から抽出した呼出番号とを照合する。そして両者が一致
すると、呼び出しのあることの報知（呼出報知）を行
う。即ち、制御部２０の報知制御手段は、呼出報知にお
いては、スピーカドライバ（駆動増幅回路）３１及びＬ
ＥＤドライバ３３を駆動し、スピーカ３２による鳴音及
び発光ダイオード（ＬＥＤ）３４による発光の制御を行
う。同時に制御部２０は、内蔵するメッセージ読みだし
制御手段（図示せず）により、報知制御手段が抽出した
メッセージ情報を好ましくはランダム・アクセス・メモ
リを用いる記憶回路（ＲＡＭ）６１に記憶（格納）させ
る。この記憶動作後、制御部２０はメッセージ読みだし
制御手段により、ＬＣＤ（液晶ディスプレイ：Ｌｉｑｕ
ｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）ドライバ５１
を駆動し、ＲＡＭ６１にいま記憶させたメッセージを表
示器（ＬＣＤ）５２に表示させる。また、上記デジタル
信号にシフトインコードと定型文指定番号が含まれてい
る場合には、制御部２０は報知制御手段により、読みだ
し専用メモリ（ＲＯＭ）６３もしくはＥＥＰＲＯＭ６２
に予め格納されている定型文指定番号と内容（定型文デ
ータ）を照合し、一致した定型文指定番号対応のデー
タ、即ち定型文メッセージをＬＣＤドライバ５１を駆動
し表示器５２に表示させる。
【００１０】この受信機は、これらの他に、受信機内各
部のタイミングクロックを発生するクロック回路８０
と、受信機内各部に電源を供給する電源回路９０と、電
源回路９０の電源供給をオン（ＯＮ）／オフ（ＯＦＦ）
するための電源スイッチ４１，ＲＡＭ６１に記憶された
メッセージの読み出しを行うための読み出しスイッチ４
２，表示器５２に表示されたメッセージ及び定型文内容
もしくはその一覧をスクロールさせるためのスクロール
スイッチ４３，表示器５２に表示されたメッセージを消
去したり、スピーカ３２の鳴音を止めさせたり、メニュ
ーモードにはいるためのリセットスイッチ４４，及びメ
ニューその他の操作決定を行うための実行スイッチ４５
を有する操作部４０とを備え、また、他の受信機とデー
タ通信を行うための入出力ポート７２と、ＥＥＰＲＯＭ
６２に格納されている記憶内容または制御部２０からの
信号を受信機間通信用データに変換し、受信機間通信デ
ータをＥＥＰＲＯＭ６２に格納するためまたは制御部２
０で処理するためのデータに変換するデータ変換部７１
とを備えている。
部のタイミングクロックを発生するクロック回路８０
と、受信機内各部に電源を供給する電源回路９０と、電
源回路９０の電源供給をオン（ＯＮ）／オフ（ＯＦＦ）
するための電源スイッチ４１，ＲＡＭ６１に記憶された
メッセージの読み出しを行うための読み出しスイッチ４
２，表示器５２に表示されたメッセージ及び定型文内容
もしくはその一覧をスクロールさせるためのスクロール
スイッチ４３，表示器５２に表示されたメッセージを消
去したり、スピーカ３２の鳴音を止めさせたり、メニュ
ーモードにはいるためのリセットスイッチ４４，及びメ
ニューその他の操作決定を行うための実行スイッチ４５
を有する操作部４０とを備え、また、他の受信機とデー
タ通信を行うための入出力ポート７２と、ＥＥＰＲＯＭ
６２に格納されている記憶内容または制御部２０からの
信号を受信機間通信用データに変換し、受信機間通信デ
ータをＥＥＰＲＯＭ６２に格納するためまたは制御部２
０で処理するためのデータに変換するデータ変換部７１
とを備えている。
【００１１】さて、本発明の特徴は、受信機間の定型文
複写に際して、任意の定型文を選択でき、他の受信機の
任意の定型文指定番号に登録できるところにある。ここ
で、図１とともに、本発明の定型文複写方法の一実施の
形態を示す図２及び図３のフローチャートを参照して動
作を説明する。
複写に際して、任意の定型文を選択でき、他の受信機の
任意の定型文指定番号に登録できるところにある。ここ
で、図１とともに、本発明の定型文複写方法の一実施の
形態を示す図２及び図３のフローチャートを参照して動
作を説明する。
【００１２】まず、定型文複写の受信機同士の接続処理
について説明する。定型文複写を行うにあたり、定型文
複写を行う（定型文データを送信する）受信機Ａと、定
型文複写が行われる（定型文データを受信する）受信機
Ｂとを接続ケーブルその他を用いて各々の入出力ポート
７２間を接続しデータ送受信が可能な状態にする。この
とき、受信機Ａ，Ｂの電源が入っていなければ、それぞ
れ電源スイッチ４１をＯＮとすることにより電源が投入
され表示器５２には初期画面が表示される（図２のステ
ップＳ１０１，Ｓ２０１）。次に使用者（使用者Ａ）が
受信機Ａのリセットスイッチ４４を押下するとメニュー
モードに入り（ステップＳ１０２）、定型文複写を選択
する（ステップＳ１０３）。これより受信機Ａの制御部
２０より定型文複写を行うための制御信号が発せられ
る。この信号はデータ変換部７１にてデータ変換され入
出力ポート７２より接続ケーブルその他を介して受信機
Ｂの入出力ポート７２へ送信される（ステップＳ１０
４）。一方、受信機Ｂは外部からの信号受信があるか監
視動作を繰返している（ステップＳ２０２）。受信機Ａ
からの定型文複写を行うための制御信号は受信機Ｂのデ
ータ変換部７１にてデータ変換され（以下受信機Ａ、Ｂ
各々の入出力ポート７２，データ変換部７１及び接続ケ
ーブル等を総じて接続手段と称する）、制御部２０にて
処理されてＲＯＭ６３に格納されている定型文複写を行
うためのデータとの照合を行い、正常であるときには受
信機Ｂが定型文複写を行える状態となる（ステップＳ２
０３）。更に受信機Ｂは定型文複写を行うための制御信
号を正常に受信したことを示す正常受信回答信号を制御
部２０より上記接続手段を介して受信機Ａに一定時間
（ｔ１秒）内に送信する（ステップＳ２０４）。受信機
Ａは、通常の状態にて受信機Ａが定型文複写を行うため
の制御信号を送信し受信機Ｂより正常受信回答信号を受
信するまでに必要とする時間（ｔ１秒）より余裕を持っ
た時間（ｔ２秒）以内に受信機Ｂよりその信号を受信し
たとき、正常受信回答信号を制御部２０にて処理し、Ｒ
ＯＭ６３内に格納されている正常受信回答信号データと
照合を行い（ステップＳ１０５）、正常であるときには
一定時間（ｔ３秒）内に正常であることを示す制御信号
を接続手段を用いて受信機Ｂの制御部２０に送る（ステ
ップＳ１０６）。受信機Ｂは、通常の状態にて受信機Ｂ
が正常受信回答信号を送信し受信機Ａより正常受信回答
信号を正常に受信したことを示す制御信号を受信するま
でに必要とする時間（ｔ３秒）より余裕を持った時間
（ｔ４秒）以内に受信機Ａよりその信号を受信したと
き、接続が正常に行われていると判定する（ステップＳ
２０５）。受信機Ａ，Ｂの各制御部２０は接続が正常に
行われていることをＬＣＤドライバ５１を通して表示器
５２に画面表示させ、受信機Ａは定型文複写送信モー
ド、受信機Ｂは定型文複写受信モードとなる（ステップ
Ｓ１０７，Ｓ２０６）。上記動作にて異常があった場合
には、受信機Ａ，Ｂの各制御部２０は接続が異常である
ことをＬＣＤドライバ５１を通して表示器５２に画面表
示させる（ステップＳ１０８，Ｓ２０７）。接続異常時
には、接続ケーブル等の接続手段の接続状態を確認し一
連の上記処理をやり直す。
について説明する。定型文複写を行うにあたり、定型文
複写を行う（定型文データを送信する）受信機Ａと、定
型文複写が行われる（定型文データを受信する）受信機
Ｂとを接続ケーブルその他を用いて各々の入出力ポート
７２間を接続しデータ送受信が可能な状態にする。この
とき、受信機Ａ，Ｂの電源が入っていなければ、それぞ
れ電源スイッチ４１をＯＮとすることにより電源が投入
され表示器５２には初期画面が表示される（図２のステ
ップＳ１０１，Ｓ２０１）。次に使用者（使用者Ａ）が
受信機Ａのリセットスイッチ４４を押下するとメニュー
モードに入り（ステップＳ１０２）、定型文複写を選択
する（ステップＳ１０３）。これより受信機Ａの制御部
２０より定型文複写を行うための制御信号が発せられ
る。この信号はデータ変換部７１にてデータ変換され入
出力ポート７２より接続ケーブルその他を介して受信機
Ｂの入出力ポート７２へ送信される（ステップＳ１０
４）。一方、受信機Ｂは外部からの信号受信があるか監
視動作を繰返している（ステップＳ２０２）。受信機Ａ
からの定型文複写を行うための制御信号は受信機Ｂのデ
ータ変換部７１にてデータ変換され（以下受信機Ａ、Ｂ
各々の入出力ポート７２，データ変換部７１及び接続ケ
ーブル等を総じて接続手段と称する）、制御部２０にて
処理されてＲＯＭ６３に格納されている定型文複写を行
うためのデータとの照合を行い、正常であるときには受
信機Ｂが定型文複写を行える状態となる（ステップＳ２
０３）。更に受信機Ｂは定型文複写を行うための制御信
号を正常に受信したことを示す正常受信回答信号を制御
部２０より上記接続手段を介して受信機Ａに一定時間
（ｔ１秒）内に送信する（ステップＳ２０４）。受信機
Ａは、通常の状態にて受信機Ａが定型文複写を行うため
の制御信号を送信し受信機Ｂより正常受信回答信号を受
信するまでに必要とする時間（ｔ１秒）より余裕を持っ
た時間（ｔ２秒）以内に受信機Ｂよりその信号を受信し
たとき、正常受信回答信号を制御部２０にて処理し、Ｒ
ＯＭ６３内に格納されている正常受信回答信号データと
照合を行い（ステップＳ１０５）、正常であるときには
一定時間（ｔ３秒）内に正常であることを示す制御信号
を接続手段を用いて受信機Ｂの制御部２０に送る（ステ
ップＳ１０６）。受信機Ｂは、通常の状態にて受信機Ｂ
が正常受信回答信号を送信し受信機Ａより正常受信回答
信号を正常に受信したことを示す制御信号を受信するま
でに必要とする時間（ｔ３秒）より余裕を持った時間
（ｔ４秒）以内に受信機Ａよりその信号を受信したと
き、接続が正常に行われていると判定する（ステップＳ
２０５）。受信機Ａ，Ｂの各制御部２０は接続が正常に
行われていることをＬＣＤドライバ５１を通して表示器
５２に画面表示させ、受信機Ａは定型文複写送信モー
ド、受信機Ｂは定型文複写受信モードとなる（ステップ
Ｓ１０７，Ｓ２０６）。上記動作にて異常があった場合
には、受信機Ａ，Ｂの各制御部２０は接続が異常である
ことをＬＣＤドライバ５１を通して表示器５２に画面表
示させる（ステップＳ１０８，Ｓ２０７）。接続異常時
には、接続ケーブル等の接続手段の接続状態を確認し一
連の上記処理をやり直す。
【００１３】受信機Ａは定型文複写送信モード（ステッ
プＳ１０７）に移行すると、制御部２０がＥＥＰＲＯＭ
６２に登録された定型文指定番号及びその内容（定型文
データ）のすべてのデータを読み出しＲＡＭ６１内に格
納させる。また同時に制御部２０からＬＣＤドライバ５
１に表示制御信号を送出し表示器５２に定型文一欄と選
択終了実行メニューを表示させる（ステップＳ１１
１）。使用者が表示画面上でスクロールスイッチ４３を
用いて複写を行いたい定型文を選択する。この際、画面
上では一つの定型文指定番号及びその内容に対して指示
するマーク（以下カーソル）が現れ、スクロールスイッ
チ４３の押下に対応して移動する（ステップＳ１１
２）。このとき、実行スイッチ４５が押下された場合に
は選択した項目が定型文選択か終了実行メニューかを判
断する（ステップＳ１１３）。定型文選択の場合には
（ステップＳ１１３のＮＯ側）、選択した定型文（ここ
で仮に定型文とする）が既に選択済か否かを判断する
（ステップＳ１１４）。選択済ではない場合（ステップ
Ｓ１１４のＮＯ側）、制御部２０はＲＡＭ６１内に定型
文が選択されたことを示すデータを書き込み、さらに
表示器５２に定型文が選択されたことを明確にする表
示を行わせ、制御部２０自身に内蔵するカウンタ２１の
値を＋１する（ステップＳ１１５）。またステップＳ１
１４の処理にて定型文が既に選択済であった場合（ス
テップＳ１１４のＹＥＳ側）、制御部２０は定型文選択
の取消処理と認識し、ＲＡＭ６１内の定型文が選択さ
れたことを示すデータを消去し、表示器５２の定型文
が選択されたことを明確にする表示を解除させ、カウン
タ２１の値を−１する（ステップＳ１１６）。即ち、一
度選択した定型文を解除するには再度選択し実行スイッ
チ４５を押下することで可能となる。ステップＳ１１５
またはＳ１１６の処理を完了後、ステップＳ１１２以降
の処理を繰り返す。ステップＳ１１２の処理で選択した
項目が終了実行メニューであった場合（ステップＳ１１
３のＹＥＳ側）、制御部２０は表示器５２に複写開始の
可否を決定させるための表示をさせる（ステップＳ１１
７）。使用者がリセットスイッチ４４を押下するとステ
ップＳ１１２の定型文選択の処理に戻る。使用者が実行
スイッチ４５を押下すると、制御部２０は複写開始と認
識し、接続手段を用いてカウンタ２１内の数値（ＮＡ）
と、ＲＡＭ６１内の複写を行うべく選択された定型文の
定型文指定番号及び定型文データとを送信する（ステッ
プＳ１１８）。
プＳ１０７）に移行すると、制御部２０がＥＥＰＲＯＭ
６２に登録された定型文指定番号及びその内容（定型文
データ）のすべてのデータを読み出しＲＡＭ６１内に格
納させる。また同時に制御部２０からＬＣＤドライバ５
１に表示制御信号を送出し表示器５２に定型文一欄と選
択終了実行メニューを表示させる（ステップＳ１１
１）。使用者が表示画面上でスクロールスイッチ４３を
用いて複写を行いたい定型文を選択する。この際、画面
上では一つの定型文指定番号及びその内容に対して指示
するマーク（以下カーソル）が現れ、スクロールスイッ
チ４３の押下に対応して移動する（ステップＳ１１
２）。このとき、実行スイッチ４５が押下された場合に
は選択した項目が定型文選択か終了実行メニューかを判
断する（ステップＳ１１３）。定型文選択の場合には
（ステップＳ１１３のＮＯ側）、選択した定型文（ここ
で仮に定型文とする）が既に選択済か否かを判断する
（ステップＳ１１４）。選択済ではない場合（ステップ
Ｓ１１４のＮＯ側）、制御部２０はＲＡＭ６１内に定型
文が選択されたことを示すデータを書き込み、さらに
表示器５２に定型文が選択されたことを明確にする表
示を行わせ、制御部２０自身に内蔵するカウンタ２１の
値を＋１する（ステップＳ１１５）。またステップＳ１
１４の処理にて定型文が既に選択済であった場合（ス
テップＳ１１４のＹＥＳ側）、制御部２０は定型文選択
の取消処理と認識し、ＲＡＭ６１内の定型文が選択さ
れたことを示すデータを消去し、表示器５２の定型文
が選択されたことを明確にする表示を解除させ、カウン
タ２１の値を−１する（ステップＳ１１６）。即ち、一
度選択した定型文を解除するには再度選択し実行スイッ
チ４５を押下することで可能となる。ステップＳ１１５
またはＳ１１６の処理を完了後、ステップＳ１１２以降
の処理を繰り返す。ステップＳ１１２の処理で選択した
項目が終了実行メニューであった場合（ステップＳ１１
３のＹＥＳ側）、制御部２０は表示器５２に複写開始の
可否を決定させるための表示をさせる（ステップＳ１１
７）。使用者がリセットスイッチ４４を押下するとステ
ップＳ１１２の定型文選択の処理に戻る。使用者が実行
スイッチ４５を押下すると、制御部２０は複写開始と認
識し、接続手段を用いてカウンタ２１内の数値（ＮＡ）
と、ＲＡＭ６１内の複写を行うべく選択された定型文の
定型文指定番号及び定型文データとを送信する（ステッ
プＳ１１８）。
【００１４】一方、受信機Ｂは定型文複写受信モード
（ステップＳ２０６）に移行すると、制御部２０がＥＥ
ＰＲＯＭ６２に登録された定型文指定番号及びその内容
（定型文データ）のすべてのデータを読み出しＲＡＭ６
１内に格納させる（ステップＳ２１１）。さらに制御部
２０はＲＡＭ６１の定型文登録内容の検索を行い使用さ
れていない定型文指定番号（データが書き込まれていな
い）の数（ＮＢ）を自身のカウンタ２１内に書き込み
（ステップＳ２１２）、受信機Ａからの信号受信待ちと
なる（ステップＳ２１３）。受信機Ｂの制御部２０は、
この状態のときに受信機Ａからそのカウンタ２１の数値
（ＮＡ）と、定型文の定型文指定番号及び定型文データ
とを受信するとＲＡＭ６１に一時格納し、自身のカウン
タ数値ＮＢと受信した受信機Ａのカウンタ数値ＮＡとの
比較を行う（ステップＳ２１４）。
（ステップＳ２０６）に移行すると、制御部２０がＥＥ
ＰＲＯＭ６２に登録された定型文指定番号及びその内容
（定型文データ）のすべてのデータを読み出しＲＡＭ６
１内に格納させる（ステップＳ２１１）。さらに制御部
２０はＲＡＭ６１の定型文登録内容の検索を行い使用さ
れていない定型文指定番号（データが書き込まれていな
い）の数（ＮＢ）を自身のカウンタ２１内に書き込み
（ステップＳ２１２）、受信機Ａからの信号受信待ちと
なる（ステップＳ２１３）。受信機Ｂの制御部２０は、
この状態のときに受信機Ａからそのカウンタ２１の数値
（ＮＡ）と、定型文の定型文指定番号及び定型文データ
とを受信するとＲＡＭ６１に一時格納し、自身のカウン
タ数値ＮＢと受信した受信機Ａのカウンタ数値ＮＡとの
比較を行う（ステップＳ２１４）。
【００１５】ＮＢ＞ＮＡまたはＮＢ＝ＮＡの場合には
（ステップＳ２１４のＹＥＳ側）、制御部２０は受信し
た定型文はすべて登録可能と認識し、次にＲＡＭ６１内
の自機の定型文指定番号と受信した定型文指定番号とを
比較し定型文指定番号の重複がないかどうか判定する
（ステップＳ２１５）。このとき、送信されてきた定型
文指定番号が受信機Ｂにてすべて使用されていない場合
には（ステップＳ２１５のＮＯ側）、制御部２０は直ち
に表示器５２に複写を実行するか否かの表示をさせる
（ステップＳ２１７）。送信されてきた定型文指定番号
が受信機Ｂで使用されている場合には（ステップＳ２１
５のＹＥＳ側）、受信機Ｂ内でその定型文番号に対応す
る内容を、他の使用されていない定型文指定番号に移動
させ新たにＲＡＭ６１の内容を書き換える。したがっ
て、送信されてきた定型文指定番号は受信機Ｂにて、定
型文データが書き込まれていない状態となり、複写実行
が可能となる。さらに受信機Ｂの制御部２０は定型文の
移動、書き込みを行うことを表示器５２に表示させ（ス
テップＳ２１６）、その後ステップＳ２１７の処理へ移
行する。ステップＳ２１７の処理にて使用者（使用者
Ｂ）がリセットスイッチ４４を押下した場合（ステップ
Ｓ２１７のＮＯ側）、制御部２０は複写実行が取り消さ
れ定型文選択からやり直すものと認識し、接続手段を通
して受信機Ａにその旨を通知するとともに（ステップＳ
２１８）、ステップＳ２１３の受信機Ａからの信号受信
待ち処理に戻る。なお、このときＲＡＭ６１の定型文の
内容を元に戻しておく。ステップＳ２１７の複写実行可
否判定処理において実行スイッチ４５が押下されると、
制御部２０は複写実行と認識し、ＲＡＭ６１内に書き込
まれている自機の定型文内容に受信機Ａから受信した定
型文内容を書き足し、この書き換えられたＲＡＭ６１の
内容を自機のＥＥＰＲＯＭ６２に書き込み定型文の登録
を更新する（ステップＳ２２１）。
（ステップＳ２１４のＹＥＳ側）、制御部２０は受信し
た定型文はすべて登録可能と認識し、次にＲＡＭ６１内
の自機の定型文指定番号と受信した定型文指定番号とを
比較し定型文指定番号の重複がないかどうか判定する
（ステップＳ２１５）。このとき、送信されてきた定型
文指定番号が受信機Ｂにてすべて使用されていない場合
には（ステップＳ２１５のＮＯ側）、制御部２０は直ち
に表示器５２に複写を実行するか否かの表示をさせる
（ステップＳ２１７）。送信されてきた定型文指定番号
が受信機Ｂで使用されている場合には（ステップＳ２１
５のＹＥＳ側）、受信機Ｂ内でその定型文番号に対応す
る内容を、他の使用されていない定型文指定番号に移動
させ新たにＲＡＭ６１の内容を書き換える。したがっ
て、送信されてきた定型文指定番号は受信機Ｂにて、定
型文データが書き込まれていない状態となり、複写実行
が可能となる。さらに受信機Ｂの制御部２０は定型文の
移動、書き込みを行うことを表示器５２に表示させ（ス
テップＳ２１６）、その後ステップＳ２１７の処理へ移
行する。ステップＳ２１７の処理にて使用者（使用者
Ｂ）がリセットスイッチ４４を押下した場合（ステップ
Ｓ２１７のＮＯ側）、制御部２０は複写実行が取り消さ
れ定型文選択からやり直すものと認識し、接続手段を通
して受信機Ａにその旨を通知するとともに（ステップＳ
２１８）、ステップＳ２１３の受信機Ａからの信号受信
待ち処理に戻る。なお、このときＲＡＭ６１の定型文の
内容を元に戻しておく。ステップＳ２１７の複写実行可
否判定処理において実行スイッチ４５が押下されると、
制御部２０は複写実行と認識し、ＲＡＭ６１内に書き込
まれている自機の定型文内容に受信機Ａから受信した定
型文内容を書き足し、この書き換えられたＲＡＭ６１の
内容を自機のＥＥＰＲＯＭ６２に書き込み定型文の登録
を更新する（ステップＳ２２１）。
【００１６】ステップＳ２１４の処理にてＮＢ＜ＮＡの
場合には（ＮＯ側）、制御部２０は受信した定型文指定
番号と自機の定型文指定番号とで一部重複するものがあ
ると認識し、表示器５２に上書きを行うか否かを表示さ
せる（ステップＳ２２０）。使用者が実行スイッチ４５
を押下した場合（ステップＳ２２０のＹＥＳ側）、受信
機Ｂの制御部２０は、ＲＡＭ６１内に格納されている送
信されてきた複写を行うべき定型文指定番号対応の定型
文データでＲＡＭ６１内に格納されている自機の定型文
データに対して上書し、この書き換えられたＲＡＭ６１
の内容を自機のＥＥＰＲＯＭ６２に書き込み定型文の登
録を更新する（ステップＳ２２１）。ステップＳ２２０
の処理にて使用者がリセットスイッチ４４を押下した場
合（ＮＯ側）、制御部２０は複写実行が取り消され定型
文選択からやり直すものと認識し、接続手段を通して受
信機Ａにその旨を通知するとともに（ステップＳ２１
８）、ステップＳ２１３の受信機Ａからの信号受信待ち
処理に戻る。
場合には（ＮＯ側）、制御部２０は受信した定型文指定
番号と自機の定型文指定番号とで一部重複するものがあ
ると認識し、表示器５２に上書きを行うか否かを表示さ
せる（ステップＳ２２０）。使用者が実行スイッチ４５
を押下した場合（ステップＳ２２０のＹＥＳ側）、受信
機Ｂの制御部２０は、ＲＡＭ６１内に格納されている送
信されてきた複写を行うべき定型文指定番号対応の定型
文データでＲＡＭ６１内に格納されている自機の定型文
データに対して上書し、この書き換えられたＲＡＭ６１
の内容を自機のＥＥＰＲＯＭ６２に書き込み定型文の登
録を更新する（ステップＳ２２１）。ステップＳ２２０
の処理にて使用者がリセットスイッチ４４を押下した場
合（ＮＯ側）、制御部２０は複写実行が取り消され定型
文選択からやり直すものと認識し、接続手段を通して受
信機Ａにその旨を通知するとともに（ステップＳ２１
８）、ステップＳ２１３の受信機Ａからの信号受信待ち
処理に戻る。
【００１７】受信機Ｂの制御部２０は、ステップＳ２２
１の処理が完了すると、複写動作が完了したことを示す
制御信号を接続手段を通して受信機Ａの制御部２０に送
信し（ステップＳ２２２）、自機の表示器５２に複写が
完了したことを示す表示を行い処理を終了する（ステッ
プＳ２２３）。
１の処理が完了すると、複写動作が完了したことを示す
制御信号を接続手段を通して受信機Ａの制御部２０に送
信し（ステップＳ２２２）、自機の表示器５２に複写が
完了したことを示す表示を行い処理を終了する（ステッ
プＳ２２３）。
【００１８】受信機Ａは、ステップＳ１１８の受信機Ｂ
への複写データの送出後、受信機Ｂからの信号受信待ち
を行い（ステップＳ１２０，Ｓ１２１）、定型文選択や
り直しを示す信号を受信すると（ステップＳ１２１のＮ
Ｏ側）、ステップＳ１１２以降の処理を再実行し、複写
完了を示す信号を受信すると（ステップＳ１２１のＹＥ
Ｓ側）、自機の表示器５２に複写が完了したことを示す
表示を行い処理を終了する（ステップＳ１２２）。
への複写データの送出後、受信機Ｂからの信号受信待ち
を行い（ステップＳ１２０，Ｓ１２１）、定型文選択や
り直しを示す信号を受信すると（ステップＳ１２１のＮ
Ｏ側）、ステップＳ１１２以降の処理を再実行し、複写
完了を示す信号を受信すると（ステップＳ１２１のＹＥ
Ｓ側）、自機の表示器５２に複写が完了したことを示す
表示を行い処理を終了する（ステップＳ１２２）。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信機同士で定型文の複写を行う際、使用者が複写を行
う定型文を選択できるとともに、複写する受信機と複写
される受信機とで同じ定型文指定番号とすることが可能
であるため、使用者は受信機それぞれの定型文指定番号
の違いを考慮すること無く定型文送信の煩わしさを低減
できるという効果がある。また、複写をされる受信機は
複写を行う定型文指定番号が使用中でも、その内容を他
の定型文指定番号に移動して複写を行うことができるた
め、不必要に定型文内容を失うことがない効果がある。
受信機同士で定型文の複写を行う際、使用者が複写を行
う定型文を選択できるとともに、複写する受信機と複写
される受信機とで同じ定型文指定番号とすることが可能
であるため、使用者は受信機それぞれの定型文指定番号
の違いを考慮すること無く定型文送信の煩わしさを低減
できるという効果がある。また、複写をされる受信機は
複写を行う定型文指定番号が使用中でも、その内容を他
の定型文指定番号に移動して複写を行うことができるた
め、不必要に定型文内容を失うことがない効果がある。
【図１】本発明の定型文メッセージ表示機能付き無線選
択呼出受信機の一実施形態を示すブロック構成図であ
る。
択呼出受信機の一実施形態を示すブロック構成図であ
る。
【図２】本発明の定型文複写方法による定型文複写動作
の前半部分を示すフローチャートである。
の前半部分を示すフローチャートである。
【図３】本発明の定型文複写方法による定型文複写動作
の後半部分を示すフローチャートである。
の後半部分を示すフローチャートである。
２０ 制御部 ２１ カウンタ ４３ スクロールスイッチ ４４ リセットスイッチ ４５ 実行スイッチ ５２ 表示器 ６１ ＲＡＭ ６２ ＥＥＰＲＯＭ ７１ データ変換器 ７２ 入出力ポート
Claims (4)
- 【請求項１】 定型文指定番号対応に複数の定型文デー
タを登録する定型文登録手段を有し、自己の呼出番号に
引き続くメッセージ信号を受信復調し、このメッセージ
信号に含まれる定型文指定番号に従って前記定型文登録
手段に登録された定型文データを選択しメッセージとし
て表示器上に表示する定型文メッセージ表示機能付き無
線選択呼出受信機において、他の定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機
との間で情報の送受信を行うための接続手段を有し、自
機の前記定型文登録手段から選択した少なくとも１組の
定型文指定番号及び対応する定型文データを含む定型文
複写を指示する信号を前記接続手段を介して前記他の定
型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機に送信
可能とし、前記接続手段を介して前記 他の定型文メッセ
ージ表示機能付き無線選択呼出受信機から前記定型文複
写を指示する信号を受信すると、受信した定型文指定番
号と自機の前記定型文登録手段にあらかじめ登録されて
いる定型文指定番号とを比較し、前記受信した定型文指
定番号が既に自機で使用されている場合は前記受信した
定型文指定番号に対応する定型文データを上書きするか
否かを使用者に問い合わせ、前記使用者から上書きの許
諾を得ると前記受信した定型文指定番号及び対応する定
型文データを自機の定型文として前記定型文登録手段に
取り込むことを特徴とする定型文メッセージ表示機能付
き無線選択呼出受信機。 - 【請求項２】 定型文指定番号対応に複数の定型文デー
タを登録する定型文登録手段を有し、自己の呼出番号に
引き続くメッセージ信号を受信復調し、このメッセージ
信号に含まれる定型文指定番号に従って前記定型文登録
手段に登録された定型文データを選択しメッセージとし
て表示器上に表示する定型文メッセージ表示機能付き無
線選択呼出受信機において、他の定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機
との間で情報の送受信を行うための接続手段を有し、自
機の前記定型文登録手段から選択した少なくとも１組の
定型文指定番号及び対応する定型文データを含む定型文
複写を指示する信号を前記接続手段を介して前記他の定
型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機に送信
可能とし、前記接続手段を介して前記 他の定型文メッセ
ージ表示機能付き無線選択呼出受信機から前記定型文複
写を指示する信号を受信すると、受信した定型文指定番
号と自機の前記定型文登録手段にあらかじめ登録されて
いる定型文指定番号とを比較し、前記受信した定型文指
定番号が既に自機で使用されている場合は前記定型文登
録手段の当該定型文指定番号対応に登録されている定型
文データを他の使用されていない定型文指定番号対応に
登録変更してから前記受信した定型文指定番号及び対応
する定型文データを自機の定型文として前記定型文登録
手段に取り込むことを特徴とする定型文メッセージ表示
機能付き無線選択呼出受信機。 - 【請求項３】 前記定型文登録手段の当該定型文指定番
号対応に登録されている定型文データを他の使用されて
いない定型文指定番号対応に登録変更する際、使用者に
登録変更の可否を問い合わせ、前記使用者から登録変更
の許諾を得てから登録変更することを特徴とする請求項
２記載の定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受
信機。 - 【請求項４】 定型文指定番号対応に複数の定型文デー
タを登録する定型文登録手段を有し、自己の呼出番号に
引き続くメッセージ信号を受信復調し、このメッセージ
信号に含まれる定型文指定番号に従って前記定型文登録
手段に登録された定型文データを選択しメッセージとし
て表示器上に表示する定型文メッセージ表示機能付き無
線選択呼出受信機間の定型文複写方法において、 複写元の受信機と複写先の受信機とを互いに接続し、 前記複写元の受信機側で複写すべき定型文を選択し、選
択した定型文の定型文指定番号及び対応する定型文デー
タを含む定型文複写を指示する信号を前記複写先の受信
機へ送信し、 前記複写先の受信機側で受信した定型文指定番号と自機
の前記定型文登録手段にあらかじめ登録されている定型
文指定番号とを比較し、前記受信した定型文指定番号が
既に自機で使用されている場合は他の使用されていない
定型文指定番号があるか否かを判定し、前記他の使用さ
れていない定型文指定番号があれば前記定型文登録手段
の前記受信した定型文指定番号対応に登録されている定
型文データを前記他の使用されていない定型文指定番号
対応に登録変更し使用者に複写実行するか否かを問い合
わせ、前記他の使用されていない定型文指定番号がなけ
れば前記受信した定型文指定番号に対応する定型文デー
タを上書きして複写実行するか否かを使用者に問い合わ
せ、前記使用者から複写実行の許諾を得ると前記受信し
た定型文指定番号及び対応する定型文データを自機の定
型文として前記定型文登録手段に取り込むことを特徴と
する定型文複写方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7279996A JP3037115B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機及びその定型文複写方法 |
| US08/736,503 US5918165A (en) | 1995-10-27 | 1996-10-24 | Radio selective-calling receiver having a predetermined message display function and message copying method |
| AU70429/96A AU706694B2 (en) | 1995-10-27 | 1996-10-25 | Radio-selective-calling receiver having a predetermined message display function and the message copying method thereof |
| CN96121901A CN1089530C (zh) | 1995-10-27 | 1996-10-27 | 具有预定消息显示功能的无线选呼接收机及其消息拷贝方法 |
| GB9622404A GB2306730B (en) | 1995-10-27 | 1996-10-28 | Radio selective-calling receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7279996A JP3037115B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機及びその定型文複写方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130837A JPH09130837A (ja) | 1997-05-16 |
| JP3037115B2 true JP3037115B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=17618859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7279996A Expired - Fee Related JP3037115B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 定型文メッセージ表示機能付き無線選択呼出受信機及びその定型文複写方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5918165A (ja) |
| JP (1) | JP3037115B2 (ja) |
| CN (1) | CN1089530C (ja) |
| AU (1) | AU706694B2 (ja) |
| GB (1) | GB2306730B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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