JPH0446138B2 - - Google Patents

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JPH0446138B2
JPH0446138B2 JP22308986A JP22308986A JPH0446138B2 JP H0446138 B2 JPH0446138 B2 JP H0446138B2 JP 22308986 A JP22308986 A JP 22308986A JP 22308986 A JP22308986 A JP 22308986A JP H0446138 B2 JPH0446138 B2 JP H0446138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
back plate
heat
generating member
heat generating
Prior art date
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Expired
Application number
JP22308986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6377415A (ja
Inventor
Toshuki Yokoyama
Kenji Okamura
Naomi Kimura
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22308986A priority Critical patent/JPS6377415A/ja
Publication of JPS6377415A publication Critical patent/JPS6377415A/ja
Publication of JPH0446138B2 publication Critical patent/JPH0446138B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において蒸気を利用して食
品等を調理するスチーム調理器等の蒸気発生装置
に関するものである。
従来の技術 一般に従来のスチーム調理器の蒸気発生装置
は、第4図に示すように、給水孔1と蒸気排出孔
2を有する円筒状の容器3にシーズヒータ状の発
熱体4をロウ付けした構成であつた。しかしなが
らこの構成では、発熱体4の部品コストやロウ付
けの加工コスト等が高く、そのため調理器全体の
コストに対し蒸気発生装置の部品コストが占める
割合は、かなり高いものであつた。このようなこ
とから蒸気発生装置をできるだけ安価にするた
め、電熱線を絶縁基材に巻装してなるスペースヒ
ータ式の発熱体を容器の底部に押圧した蒸気発生
装置が提案されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、容器の底部にスペースヒータ式
の発熱体を押圧してなる蒸気発生装置において
は、加熱効率及び発熱体の耐久力の向上を保証す
るために、被加熱面と発熱体の当接密着強度及び
発熱体構成部品の積層密着強度を可能な限り良好
にして、空間層発生による電熱線自体の線温度上
昇を防止したり、発熱体の有効発熱面積を大きく
してW密度W/cm2を小さくし、電熱線の線温度を
低くしたり、放熱効果を大にして発熱体内部の熱
のこもりが防止できる構成が必要であつた。
本発明はこのような問題点を解決した蒸気発生
装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、周壁に
凹部を形成した容器と、この容器の下部に装着さ
れる発熱部材と、前記発熱部材を容器に押圧する
背面板とを有し、前記背面板に、前記発熱部材を
貫通する段部を形成し、この段部を前記容器の底
面に固着するとともに、背面板の周縁を容器周壁
の凹部に圧接したものである。
作 用 上記構成によれば、背面板の段部を容器の底面
に固着するとともに、背面板の周縁を容器周壁の
凹部に圧接しているため、発熱部材の密着強度が
高められ、空間層発生による電熱線の線温度上昇
を防止できる。また背面板の周縁を容器周壁の凹
部に圧接して固定するようにしているため、例え
ば、スポツト溶接方式のように容器の溶接焼けに
よる孔食のおそれはなく、加工コストも安価にな
るものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。第3図は本発明の蒸気発生装置を用いたス
チーム調理器の断面図を示したもので、この第3
図において、10は調理器本体で、この調理器本
体10には蒸気発生装置20や、タンク台11が
装着されている。蒸気発生装置20とタンク台1
1はチユーブ12で連結されている。13は水タ
ンクで、この水タンク13の下端には開口部14
があり、この開口部14には止水弁15が備えら
れている。水タンク13に水を入れ、タンク台1
1に載置すると、止水弁15がタンク台11の突
起11aで押し上げられて開口部14を開口す
る。これにより、水タンク13内の水が蒸気発生
装置20内に導入され、水タンク13の開口部1
4の水位まで溜まる。そして蒸気発生装置20内
で発生した蒸気は、蒸気排出用のパイプ28を通
つて調理庫内に排出される。
次に蒸気発生装置20の具体構成を第1図およ
び第2図に基づいて説明する。21は下容器で、
この下容器21は熱伝導が良好なステンレス材に
より上部が開口した円筒中空状に構成され、かつ
底部中央には上方に突出した突出部22と給水孔
23とを有し、さらに給水孔23には下パイプ2
4が固着されている。また下容器21の円筒部外
周には断面が半球状の凹部25が全周に形成され
ている。26は上容器で、この上容器26はステ
ンレス材で前記下容器21の上方開口を覆うよう
に円形皿状に構成され、かつ上面には蒸気排出孔
27を設けて、この蒸気排出孔27に上パイプ2
8を固着し、さらに下容器21と上容器26は周
縁を密着して折り重ねシーム溶接することによ
り、蒸気発生室29を形成している。
30は背面板で、この背面板30は良熱伝導材
料により略凹形状に構成され、かつ中央には透孔
31を有する上向きの段部32と、下パイプ24
が貫通する切欠き部33を形成している。また背
面板30の外周縁34の内径は、下容器21の円
筒部の外径よりわずかに大きい程度に構成されて
いる。35は熱拡散部材で、この熱拡散部材35
は良熱伝導性の材料により平板状に形成され、か
つ前記背面板30の内面に密着するように、中央
に透孔36を形成するとともに、外周に切欠き部
37を形成している。38は発熱部材で、この発
熱部材38はマイカ等の耐熱性絶縁材よりなる絶
縁基板39に帯状の電熱線40を巻装し、かつそ
の上下に同じく耐熱性絶縁材からなる絶縁板41
を積層することにより構成されている。また前記
絶縁基板39及び絶縁板41には、背面板30の
段部32が貫通する透孔42と、下パイプ24が
貫通する透孔43が形成されている。44はリー
ド線で、このリード線44は絶縁基板39に巻装
した電熱線40の先端に絶縁碍管を挿入している
もので、このリード線44は背面板30の切欠き
部33を貫通して外部に導出される。
上記構成において、発熱部材38を下容器21
に取付ける場合は、背面板30の内面に熱拡散部
材35と発熱部材38を順次積層し、そして下容
器21の突部22の下面に背面板30の段部32
が接するように配置し、かつ下パイプ24とリー
ド線44を背面板30の切欠き部33に貫通させ
て、下容器21の突部22と背面板30の段部3
2の接触面をスポツト溶接する。次に、下容器2
1の底面と背面板30の平面部に荷重を加えた状
態で、全体を回転させながら、背面板30の外周
縁34の上端を下容器21の凹部25の形状に沿
うまで変形させて完了する。その後、上容器26
と下容器21を嵌合させ、かつ両縁を折り重ねて
カール状とし、シーム溶接する。
このように本実施例によれば、背面板30の段
部32を下容器21の底面に固着するとともに、
背面板30の周縁34を下容器21の周壁に形成
した凹部25に圧接させているため、発熱部材3
8の密着強度が高められ、その結果、空間層発生
による電熱線40の線温度上昇が防止でき、また
熱拡散部材36によつて発熱部材38の各部の温
度差も小さくなるため、熱膨張差による変形もな
くなり、したがつて発熱部材38の密着強度が減
少することはない。さらに発熱部材38の上部か
らの熱は下容器21に伝導され、また、下方から
の熱は熱拡散部材35を介して背面板30に伝導
され、そして周縁34からは下容器21に伝導さ
れるため、発熱部材38の内部に熱がこもるとい
うことはなくなるとともに、加熱効率も良くなる
が、背面板30の周縁34の全周を下容器21の
凹部25に圧接して密着させているため、上記効
果はさらに高まるものである。また溶接方式では
ないため、溶接焼けによる孔食のおそれはなくな
るとともに、加工自体も簡単であるため、コスト
的にも安価となるものである。
なお、本実施例では、下容器21の凹部25の
形状を、断面半球状としたものについて説明した
が、三角形あるいは四角形でもよく、その作用効
果に差はないものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明
によれば、周壁に凹部を形成した容器と、この容
器の下部に装着される発熱部材と、前記発熱部材
を容器に押圧する背面板とを有し、前記背面板
に、前記発熱部材を貫通する段部を形成し、この
段部を容器に底面に固着するとともに、背面板の
周縁を容器周壁の凹部に圧接させているため、発
熱部材の密着強度を高めることができ、その結
果、空間層発生による電熱線の線温度上昇も防止
できる。また発熱部材からの容器および背面板へ
の熱伝導もすみやかに行なわれるため、発熱部材
の内部に熱がこもるということもなくなるととも
に、加熱効率も良くなり、さらに背面板の周縁を
容器の凹部に圧接して密着させているため、上記
効果はさらに高まり、しかも溶接方式ではないた
め、溶接焼けによる孔食のおそれもなく、かつ加
工自体も簡単であるため、コスト的にも安価に得
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す蒸気発生装置
の断面図、第2図は同蒸気発生装置の分解斜視
図、第3図は同蒸気発生装置を採用した調理器の
断面図、第4図は従来における蒸気発生装置の一
部を断面で示した正面図である。 21……下容器、25……凹部、30……背面
板、32……段部、34……背面板周縁、38…
…発熱部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周壁に凹部を形成した容器と、この容器の下
    部に装着される発熱部材と、前記発熱部材を容器
    に押圧する背面板とを有し、前記背面板に、前記
    発熱部材を貫通する段部を形成し、この段部を前
    記容器の底面に固着するとともに、背面板の周縁
    を容器周壁の凹部に圧接した蒸気発生装置。
JP22308986A 1986-09-19 1986-09-19 蒸気発生装置 Granted JPS6377415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22308986A JPS6377415A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 蒸気発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22308986A JPS6377415A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 蒸気発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6377415A JPS6377415A (ja) 1988-04-07
JPH0446138B2 true JPH0446138B2 (ja) 1992-07-29

Family

ID=16792663

Family Applications (1)

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JP22308986A Granted JPS6377415A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 蒸気発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2686774B2 (ja) * 1988-06-29 1997-12-08 株式会社タダノ ケーブル延線車

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Publication number Publication date
JPS6377415A (ja) 1988-04-07

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