JPH0445974Y2 - - Google Patents

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JPH0445974Y2
JPH0445974Y2 JP8757588U JP8757588U JPH0445974Y2 JP H0445974 Y2 JPH0445974 Y2 JP H0445974Y2 JP 8757588 U JP8757588 U JP 8757588U JP 8757588 U JP8757588 U JP 8757588U JP H0445974 Y2 JPH0445974 Y2 JP H0445974Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、自動車等の車両のブレーキ装置等に
圧油を供給するためのマスタシリンダに装着され
るリザーバに関し、特に、作動油の油面が規定レ
ベル以下に低下したことを検知する油面センサを
備えたマスタシリンダ用リザーバに関する。
(2) 従来の技術 かかるマスタシリンダ用リザーバは、例えば実
公昭58−24617号公報に開示されたように既に公
知である。
第5図に示されているように、この公報に開示
されたリザーバ01は、本体02内にフイルタ0
3を内蔵し、このフイルタ03の内部に、キヤツ
プ04に一体に固設された油面センサ05を配置
して構成されている。この油面センサ05は円筒
体06に収容されたリードスイツチ07と円筒体
06に上下動自在に嵌合し磁石08を有するフロ
ート09とリードスイツチ07に接続されたリー
ド線010とからなつている。したがつて、リザ
ーバ01は、作動油の油面が規定レベル以下に低
下したことを油面センサ05によつて検知するこ
とができるようになつている。
しかしながら、このようなリザーバ01では、
本体02に作動油を注入する等のためにキヤツプ
04を取り外したとき、円筒体06やリード線0
10もキヤツプ04と一緒に取り外すようにな
る。このため、円筒体06が他の部材に当たつて
リードスイツチ07が損傷したり、リード線01
0が断線したりする惧れがある。
そこで、リードスイツチをリザーバ本体の方に
設けることにより、このような問題を解消したリ
ザーバが、例えば実開昭58−141826号公報に開示
されている。
第6図及び第7図に示されているように、この
リザーバ011においては、リードスイツチ01
2を収納した筒状体013が本体014に設けら
れている。そして、この筒状体013に案内筒0
15が形成されており、この案内筒015内に磁
石016を有するフロート017が収納されて上
下動を案内されるようになつている。
このようなリザーバ011によれば、キヤツプ
018を取り外したとき、リードスイツチ012
が一緒に取り外されるようなことがないので、前
述のような問題が生じることはない。
(3) 考案が解決しようとする課題 ところで、このリザーバ011においては、キ
ヤツプ018を取り外したとき、フロート017
は一緒に取り外されることがなくそのまま本体0
14側に残る。しかも、第7図に示されているよ
うに、フロート017はストツパ爪019を備え
ていて、フロート017が作動油中で所定量だけ
浮上したとき、この爪019が案内筒015の当
接部に当接することにより、それ以上の浮上が制
限され、油中に保持されるようになつている。こ
れにより、車両走行時等における作動油の油面の
波立ちにより、フロート017が上下振動をしな
いようにしている。
しかしながら、このようにしたものでは、フロ
ート017を点検するために、このフロート01
7を取り外そうとしても容易に取り外すことがで
きない。したがつて、フロート017の点検作業
が面倒になるという問題がある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あつて、キヤツプを取り外したときリードスイツ
チやリード線等の電気回路が破損することを防止
できるようにしながら、しかもフロートの点検作
業を容易に行なうことのできるマスタシリンダ用
リザーバを得ることを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、作動油
を貯留する内部に突入したスイツチ筒を一体に備
えるリザーバ本体と、このリザーバ本体上端の給
油口に着脱自在に設けられたキヤツプと、前記ス
イツチ筒内に収納されるリードスイツチを備えた
電気回路と、前記リザーバ本体内に前記給油口を
通して収納され、このリザーバ本体に着脱自在に
係止されたフイルタと、このフイルタ内に収納さ
れ、前記リードスイツチへの近接時それを作動し
得るフロートと、前記リザーバ本体内に作動油が
十分に貯留しているときには前記フロートを、前
記リードスイツチを作動させない高さ位置で浮力
に抗して前記作動油中に浸漬保持すべく前記フイ
ルタに設けられたストツパ手段とを備えているこ
とを第1の特徴とする。
また本考案は、第1の特徴に加えて、前記フイ
ルタには柱状の突出案内部が形成され、この突出
案内部に前記フロートが上下動自在に嵌合されて
いることを第2の特徴とする。
更に本考案は、第1の特徴に加えて、前記フイ
ルタに案内筒を形成し、この案内筒内に前記フロ
ートを嵌挿していることを第3の特徴とする。
更に本考案は、第1、第2または第3の特徴に
加えて、前記フイルタを前記リザーバ本体に形成
された作動油圧送治具突き当て部に係止している
ことを第4の特徴とする。
更に本考案は、第1、第2または第3の特徴に
加え、前記フイルタを前記スイツチ筒に係止して
いることを第5の特徴とする。
(2) 作用 本考案の第1の特徴によれば、リードスイツチ
がリザーバ本体に設けられるので、作動油の補給
作業等のためキヤツプを取り外しても、リードス
イツチおよびリード線等の電気回路はそのままリ
ザーバ本体に残る。したがつて、リードスイツチ
が他の部材に当つて損傷するようなことはなくな
るとともに、電気回路が切断されるようなことも
なくなる。
またフロートをフイルタ内に収納するととも
に、リザーバ本体内に作動油が十分に貯留してい
るときにはストツパ手段によつてこのフロートを
リードスイツチを作動させない高さ位置で浮力に
抗して作動油中に浸漬保持するので、フロートは
車両走行中の油面の波立ちにより上下振動するよ
うなことはない。しかもフイルタがリザーバ本体
に係止されているので、このフイルタも油面の波
立ちで揺動することはなく正規の位置に確実に保
持される。したがつて、フロートは作動油が規定
量以下になつたとき正確にリードスイツチを作動
させる。
更にフロートを点検するために、キヤツプを取
り外した後フイルタを取り外すと、フイルタとと
もにフロートもリザーバ本体から離れる。したが
つて、取り外されたフイルタからフロートを取り
外せばよいので、フロートの取り外し作業は面倒
になることはない。この結果、フロートの点検作
業は極めて簡単になる。
また第2の特徴によれば、フロートの上下動が
突出案内部の案内作用によりスムーズに行われ
る。
更に第3の特徴によれば、フロートの上下動が
案内筒の案内作用によりスムーズに行われるとと
もに、フロートの形状が比較的簡単になる。
更に第4及び第5の特徴によれば、フイルタが
作動油圧送治具突き当て部またはスイツチ筒に支
持されるので、フイルタを支持する部材をリザー
バ本体に特に設けなくてもすむ。したがつて、リ
ザーバ本体の形状をより単純にすることができ
る。
(3) 実施例 以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案によるマスタシリンダ用リザー
バの一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図に
おける−線の断面図である。
第1〜2図において、自動車のブレーキ用タン
デム型マスタシリンダMはシリンダ本体1を有
し、このシリンダ本体1内のシリンダ孔2にはそ
れに摺動自在に嵌合する一対の前部ピストン31
及び後部ピストン32により互いに独立した前部
油圧室41及び後部油圧室42が画成され、これら
油圧室は自動車における二系統のブレーキ油圧回
路にそれぞれ接続される。前、後部ピストン31
2は戻しばね51,52によりそれぞれ後退位置
へ付勢され、また後部ピストン32は図示しない
負圧ブースタの出力杆に後端部を連設される。
シリンダ本体1の上側には内部に作動油を貯留
するリザーバRが設けられる。このリザーバRは
シリンダ本体1の上側に前部油圧室41に隣接し
て一体に突設された円筒状の補助油溜6と、この
補助油溜6の外周に下端部を嵌合連結される合成
樹脂製のリザーバ本体たる主油溜7とを備え、そ
の主油溜7上端の給油口に単一のキヤツプ8が配
設される。主油溜7の上端とキヤツプ8との間に
はキヤツプ8内部と主油溜7内部とを隔離するダ
イヤフラム9が介在されている。キヤツプ8内部
は、図示しないエアベントを介して大気と連通し
ていて、主油溜7内での油面の昇降を許容するよ
うにダイヤフラム9を上下に伸縮させるようにな
つており、そしてダイヤフラム9は主油溜7内の
作動油に大気が接することを避けて、その油中へ
の水分の浸入を防ぐ。
補助油溜6内は、シリンダ本体1と一体の画壁
10により、前部油溜室61と後部油溜室62とに
内部を区画され、量油溜室61,62は共に主油溜
7と連通する。前部油溜室61は前部ピストン31
の直上に配置され、その底壁に前部油圧室41
リリーフポート111およびサプライポート121
が穿設される。一方、補助油溜6の後方にはシリ
ンダ本体1の厚肉側壁1aが続き、その側壁1a
には後部油溜室62を後部油圧室42のリリーフポ
ート112及びサプライポート122に連通する油
路13が穿設される。
主油溜7の下部内壁には、スイツチ筒14が主
油溜7の内部に水平姿勢で突入するよう一体に成
形される。このスイツチ筒14内にはリードスイ
ツチ15が収納され、このリードスイツチ15に
は、スイツチ筒14の外に引き出されるリード線
16を介して、自動車に設置される警報器17及
び電源18に接続される。これらリードスイツチ
15、リード線16、警報器17及び電源18に
より、本考案の電気回路が構成される。
また主油溜7の上部内壁には、縦方向に延びる
複数条の補強リブ19,19…が周方向に適宜の
間隔を置いて突設されている。
主油溜7内には、フイルタ20が収納される。
フイルタ20はその上端にフランジ部21を備
え、第2図に示されているように、このフランジ
部21にはリブ19と係合するフイルタ位置決め
用切り欠き22が形成される。リブ19と切り欠
き22との係合によりフイルタ20は所定の位置
に収納されるとともに、その回動が阻止される。
また、フイルタ20の下端には弾性を有する係止
爪23が設けられており、この係止爪23は主油
溜7に形成された作動油圧送治具突き当て部24
に弾力的に係止される。これにより、フイルタ2
0はフロート27の浮力に抗して浮上不能に主油
溜7に支持される。
更に、フイルタ20内の下端部には、フロート
収納室25が形成される。このフロート収納室2
5に柱状の突出案内部26が形成され、この突出
案内部26に、フロート27の中心に設けられた
孔28が嵌合する。したがつて、フロート27は
突出案内部26に案内されてスムーズに上下動す
る。突出案内部26の上端にはストツパ29が設
けられていて、フロート27の中心のフランジ部
30がこのストツパ29に係合することにより、
フロート27のそれ以上の上方への移動が阻止さ
れる。すなわち、ストツパ29は本考案のストツ
パ手段を構成する。フロート27の下端部には磁
石31が埋設される。この磁石31は、フロート
27がスイツチ筒14上面に接する下降限まで下
降したときにリードスイツチ15を閉成する。
フイルタ20のフロート収納室25を形成する
側壁20aには、比較的大きな開口部32が穿設
され、この開口部32にはメツシユ部材33が張
設され、これによつて補助油溜6へ流下する作動
油を濾過する。また側壁20aとフロート27と
の間の空間下部はゴミ溜34となつている。
次にこの実施例の作用について説明する。ブレ
ーキ油圧回路が正常で、主油溜7内に規定量の作
動油が貯留していると、フロート27はストツパ
29に当接した上昇位置で作動油中に浸漬保持さ
れている。したがつて、このときフロート27は
車両の走行等によつて作動油の油面が波立つても
上下振動することはない。またリードスイツチ1
5は開いて警報器17を作動させない。
図示しない負圧ブースタを作動して前、後部ピ
ストン31,32を前方(第1図で左方)へ往動す
ると、これらピストン31,32によりリリーフポ
ート101,102を閉じてから前、後部油圧室4
,42に油圧が発生し、これら油圧は対応するブ
レーキ油圧回路に伝達され、各車輪ブレーキを作
動する。
戻しばね51,52の弾発力により、前、後部ピ
ストン31,32を後退させれば、前、後部油圧室
1,42は減圧するので、各車輪ブレーキの作動
を解除することができる。この場合、前、後部油
圧室41,42への作動油の補給は、従来普通のよ
うに、前、後部油溜室61,62からサプライポー
ト121,122を通して行われ、それらの過剰補
給分は、リリーフポート111,112が開いたと
き、それらを通して前、後部油溜室61,62に戻
される。
次に後部油圧室42系のブレーキ油圧回路が破
損して主油溜7及び後部油溜室62の作動油が破
損個所から漏出してしまい、前部油溜室61にの
み作動油が貯留している場合を想定する。
このような場合でも、両ピストン31,32を前
進させれば、前部油圧室41には油圧を発生させ、
正常な側のブレーキ油圧回路に油圧を伝達するこ
とができる。
そしてこの場合には、フロート27が作動油の
油面の低下に追従して下降する。そのとき、フロ
ート27は突出案内部26に案内されるのでスム
ーズに下降限まで下降するようになる。すると、
フロート27の磁石31はその磁力によつてリー
ドスイツチ15を閉成し、警報器17が作動して
ブレーキ油圧回路の破損を知らせる。その際、フ
イルタ20はリザーバ本体の作動油圧送治具突き
当て部24に係止されているので、作動油の油面
の波立ち等によつて揺動することはなく正規の位
置に正確に保持される。したがつて、フロート2
7はリードスイツチ15を正確に作動させる。
同様に、前部油圧室41系のブレーキ油圧回路
が破損して主油溜7及び前部油溜室61の作動油
が破損個所から漏出してしまい、後部油溜室62
にのみ作動油が貯留している場合にも、両ピスト
ン31,32を前進させれば、後部油圧室42には
油圧を発生させ、正常な側のブレーキ油圧回路に
油圧を伝達することができる。
この場合にも、フロート27が下降することに
より、リードスイツチ15が閉じて警報器17が
作動する。
ところで、作動油の補給等の作業のために、キ
ヤツプ8を取り外した場合には、キヤツプ8とダ
イヤフラム9とが取り外されるだけで、リード線
16及びスイツチ筒14は主油溜7なそのまま残
る。したがつて、キヤツプ8を取り外してもこれ
らリード線16及びスイツチ筒14が破損するよ
うなことはない。またフロート27を点検する場
合には、キヤツプ8を取り外した後、フイルタ2
0を取り外す。その場合、フイルタ20は作動油
圧送治具突き当て部24に弾力的に係止されてい
るので、フイルタ20はこれを引き上げることに
より簡単に取り外すことができる。このため、主
油溜7から取り外したフイルタ20からフロート
27を取り外せばよいことになるので、フロート
27の点検も簡単に行うことができる。
第3図は本考案によるマスタシリンダ用リザー
バの他の実施例を示す縦断面図である。
なお、前述の実施例の構成要素と同じ構成要素
には同一の符号を付すことにより、その詳細な説
明は省略する。
この実施例では、前述の実施例の突出案内部2
6に代えて案内筒26′を設けている。したがつ
て、この場合には、前述の実施例では必要であつ
たフロート27の孔28が不要となるので、フロ
ート27の形状は簡単なものとなる。また前述の
実施例のストツパ29に代わるストツパ29′を
案内筒26′に設けるとともに、フロート27の
外周下端部にフランジ状突出部30′を設ける。
このフランジ状突出部30′がストツパ29′に当
接することにより、フロート27のそれ以上の浮
上が阻止される。
この実施例の作用は前述の実施例と略同じであ
るので、その説明を省略する。
第4図は本考案によるマスタシリンダ用リザー
バの更に他の実施例を示し、第1図における−
線の断面に相当する縦断面図である。
同様に、前述の実施例の構成要素と同じ構成要
素には同一の符号を付すことにより、その説明は
省略する。
この実施例では、フイルタ20を主油溜7に設
けたスイツチ筒14に係合支持している。すなわ
ち、フイルタ20の下端にスイツチ筒14を収納
できる凹部35を形成するとともに、この凹部3
5開口端に抜け止め突起36を形成する。そし
て、凹部35内にスイツチ筒14を収納し、抜け
止め突起36をスイツチ筒14に係合することに
より、フイルタ20をスイツチ筒14に支持す
る。したがつて、この実施例によれば、作動油圧
送治具突き当て部24が設けられていないリザー
バにもフイルタ20を取り付けることができる。
また、フイルタ20を取り付けるための部材を主
油溜7に特に設ける必要がないので、主油溜7の
形状がより簡単なものとなる。
この実施例においても、その作用は前述の実施
例と殆ど変わらないので、説明を省略する。
C 考案の効果 以上のように本考案の第1の特徴によれば、リ
ードスイツチがリザーバ本体側に設けられるの
で、作動油の補給作業等のためキヤツプを取り外
しても、リードスイツチ等の電気回路はそのまま
リザーバ本体側に残る。したがつて、リードスイ
ツチが他の部材とぶつかつて損傷したり、電気回
路が切断したりするようなことを防止できる。
またフロートをフイルタの中に収納するととも
に、フイルタをリザーバ本体に着脱自在に係止し
ているので、フイルタは正規の位置に確実に保持
されるようになる。したがつて、フロートは作動
油が規定量以下になつたとき正確にリードスイツ
チを作動させることができる。しかもフロートを
点検するためにキヤツプを取り外した後フイルタ
を取外すと、フイルタとともにフロートもリザー
バ本体から離れる。したがつて、取り外されたフ
イルタからフロートを取り外せばよいので、フロ
ートの取り外し作業が面倒になることはない。こ
の結果、フロートの点検作業は極めて簡単にな
る。
また本考案の第2の特徴によれば、フロートの
上下動が突出案内部によりスムーズに行われ、油
量減少時リードスイツチを的確に作動することが
できる。
更に本考案の第3の特徴によれば、フロートの
上下動が案内筒によりスムーズに行われるととも
に、フロートに案内用の孔を設ける必要がなくな
るので、フロートの形状が単純化する。
更に本考案の第4、第5の特徴によれば、フイ
ルタが作動油圧送治具突き当て部またはスイツチ
筒に支持されるので、フイルタを支持する部材を
リザーバ本体に特に設けなくてもすみ、リザーバ
本体の形状の単純化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるマスタシリンダ用リザー
バの一実施例をマスタシリンダとともに示す縦断
面図、第2図は第1図における−線の断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す第1図と
同様の縦断面図、第4図は本考案の更に他の実施
例を示すもので第1図の−線断面に相当する
縦断面図、第5図は従来のリザーバの縦断面図、
第6図は他の従来の縦断面図、第7図は第6図の
−線の断面図である。 M……マスタシリンダ、R……リザーバ、7…
…リザーバ本体としての主油溜、8……キヤツ
プ、14……スイツチ筒、15……リードスイツ
チ、16……リード線、17……警報器、18…
…電源、20……フイルタ、24……作動油圧送
治具突き当て部、26……突出案内部、26′…
…案内筒、27……フロート、29……ストツパ
手段としてのストツパ、29′……ストツパ手段
としてのストツパ、31……磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 作動油を貯留する内部に突入したスイツチ筒
    を一体に備えるリザーバ本体と、このリザーバ
    本体上端の給油口に着脱自在に設けられたキヤ
    ツプと、前記スイツチ筒内に収納されるリード
    スイツチを備えた電気回路と、前記リザーバ本
    体内に前記給油口を通して収納され、このリザ
    ーバ本体に着脱自在に係止されたフイルタと、
    このフイルタ内に収納され、前記リードスイツ
    チへの近接時それを作動し得るフロートと、前
    記リザーバ本体内に作動油が十分に貯留してい
    るときには前記フロートを、前記リードスイツ
    チを作動させない高さ位置で浮力に抗して前記
    作動油中に浸漬保持すべく前記フイルタに設け
    られたストツパ手段とを備えていることを特徴
    とするマスタシリンダ用リザーバ。 (2) 前記フイルタには柱状の突出案内部が形成さ
    れ、この突出案内部に前記フロートが上下動自
    在に嵌合されていることを特徴とする第(1)項記
    載のマスタシリンダ用リザーバ。 (3) 前記フイルタには案内筒が形成され、この案
    内筒内に前記フロートが嵌挿されていることを
    特徴とする第(1)項記載のマスタシリンダ用リザ
    ーバ。 (4) 前記フイルタは前記リザーバ本体に形成され
    た作動油圧送治具突き当て部に係止されている
    ことを特徴とする第(1)項、第(2)項または第(3)項
    記載のマスタシリンダ用リザーバ。 (5) 前記フイルタは前記スイツチ筒に係止されて
    いることを特徴とする第(1)項、第(2)項または第
    (3)項記載のマスタシリンダ用リザーバ。
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