JPH0445199Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0445199Y2
JPH0445199Y2 JP1985182321U JP18232185U JPH0445199Y2 JP H0445199 Y2 JPH0445199 Y2 JP H0445199Y2 JP 1985182321 U JP1985182321 U JP 1985182321U JP 18232185 U JP18232185 U JP 18232185U JP H0445199 Y2 JPH0445199 Y2 JP H0445199Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
base
current
collector
hold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985182321U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6290500U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985182321U priority Critical patent/JPH0445199Y2/ja
Publication of JPS6290500U publication Critical patent/JPS6290500U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0445199Y2 publication Critical patent/JPH0445199Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はサンプルホールド回路に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、サンプルホールド回路において、
第1のトランジスタと第2のトランジスタとが差
動接続され、第1のトランジスタのベースに入力
信号が印加され、第1のトランジスタのコレクタ
及び第2のトランジスタのコレクタの夫々と電源
の一端間にカレントミラー回路が接続され、第2
のトランジスタのコレクタと第2のトランジスタ
のベースとが接続されて、この接続点がホールド
コンデンサを介して電源の他端に接続され、ホー
ルドコンデンサの端子電圧がバツフア用の第3の
トランジスタを介して導出され、第1のトランジ
スタ及び第2のトランジスタがサンプル期間にオ
ンせしめられ、第1のトランジスタのコレクタが
第4のトランジスタのベースに接続され、第3の
トランジスタのベース電流と第4のトランジスタ
のベース電流が略等しくなされたもので、サンプ
ルホールド回路の出力バツフアを構成する第3の
トランジスタのベース電流によるドループ(リー
クによる信号レベル低下)を補償するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のサンプルホールド回路として、例えば第
3図に示されるものがある。この第3図に示され
た例においては、トランジスタ31とトランジス
タ32とが差動接続され、トランジスタ31のベ
ースに端子33より入力信号が印加されると共
に、トランジスタ32のベースとトランジスタ3
2のコレクタが接続される。トランジスタ31の
コレクタがダイオード34のカソードに接続され
ると共にダイオード34のアノードが抵抗素子3
5を介して電圧Vccの電源端子36に接続され
る。トランジスタ32のコレクタがPNPトラン
ジスタ37のコレクタに接続され、トランジスタ
37のエミツタが抵抗素子38を介して電圧レベ
ルVccの電源素子36に接続される。トランジス
タ37のベースがダイオード34のカソードに接
続され、比較器を構成するトランジスタ31及び
トランジスタ32の負荷としてカレントミラー回
路が形成される。
トランジスタ31及びトランジスタ32のスイ
ツチングを行うトランジスタ39のベースに端子
40よりサンプルホールドパルスが供給される。
トランジスタ39のエミツタがトランジスタ31
のエミツタ及びトランジスタ32のエミツタに接
続されると共に、トランジスタ39のコレクタが
電源端子36に接続される。
トランジスタ32のベースがホールドコンデン
サ41を介して接地される。トランジスタ32の
ベースがバツフアを形成するエミツタホロワトラ
ンジスタ42のベースに接続されると共に、トラ
ンジスタ42のコレクタが電源端子36に接続さ
れる。トランジスタ42のエミツタが定電流源を
介して接地されると共に、トランジスタ42のエ
ミツタからサンプルホールド出力信号が出力端子
43に導出される。
この従来例では、入力端子33に第4図Aに示
す所定レベルの信号が供給され、サンプルホール
ドパルス(第4図C参照)がローレベル“0”で
トランジスタ39がオフすると、カレントミラー
回路に電流が流れ、ホールドコンデンサ41の端
子電圧が入力電圧と等しくなるように、ホールド
コンデンサ41が充放電される。そして、バツフ
アを形成するエミツタホロワトランジスタ42の
エミツタからサンプルホールド出力が得られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第3図に示された従来のサンプルホールド回路
では、サンプルホールド出力はバツフアとしての
トランジスタ42のベース電流によつてホールド
期間中にドループを生じる。即ち、サンプルホー
ルドパルス(第4図C)がハイレベル“1”のホ
ールド期間に、端子33に印加される入力信号
(第4図A)に対しトランジスタ42のエミツタ
から得られるサンプルホールド出力信号(第4図
B)は、洩れ電流(トランジスタ42のベース電
流)により電圧降下し、所謂ドループが生じてし
まう。このドループ量は、ホールド時間Δt、ホ
ールドコンデンサ41の容量C、トランジスタ4
2のベース電流IB(トランジスタ42のエミツタ
電流とトランジスタ42の電流増幅率hFEに依存)
によつて決まる。
出力バツフアが電界効果トランジスタのような
高入力インピーダンスのものならドループは生じ
ないが、トランジスタのバツフアではどうしても
ドループを生じてしまい、容量Cが小さい場合や
ベース電流IBが大きいときにはドループがかなり
の量となる。
この考案の目的は、ホールド期間におけるドル
ープの発生が防止されたサンプルホールド回路を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、第1のトランジスタ1と第2のト
ランジスタ2とが差動接続され、第1のトランジ
スタ1のベースに入力信号が印加され、第1のト
ランジスタ1のコレクタ及び第2のトランジスタ
2のコレクタの夫々と電源の一端3間にカレント
ミラー回路が接続され、第2のトランジスタ2の
コレクタと第2のトランジスタ2のベースとが接
続され、この接続点がホールドコンデンサ8を介
して電源の他端に接続され、ホールドコンデンサ
8の端子電圧がバツフア用の第3のトランジスタ
11を介して導出され、第1のトランジスタ1及
び第2のトランジスタ2がサンプル期間にオンせ
しめられ、第1のトランジスタ1のコレクタが第
4のトランジスタ13のベースに接続され、第3
のトランジスタ11のベース電流と第4のトラン
ジスタ13のベース電流が略等しくなされたもの
である。
〔作用〕
この考案においては、ホールド期間中、出力バ
ツフアとなる第3のトランジスタ11のベースに
流れる電流と、第4のトランジスタ13のベース
に流れる電流とが略等しくなるようにしたので、
ホールド期間中にトランジスタ11のベース電流
が流れてもホールドコンデンサ8にチヤージされ
ている電荷量が変動しないようにカレントミラー
回路に電流が流れ、ホールド期間におけるサンプ
ルホールド回路の出力バツフアによるドループの
発生が防止される。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図を参照して
説明する。
トランジスタ1とトランジスタ2とが差動接続
され、トランジスタ1のベースに入力端子17よ
り入力信号が印加される。トランジスタ1のコレ
クタがダイオード4のカソードに接続され、ダイ
オード4のアノードが抵抗素子5を介して電源端
子3に接続される。トランジスタ2のコレクタが
PNPトランジスタ6のコレクタに接続され、ト
ランジスタ6のエミツタが抵抗素子7を介して電
源端子3に接続される。トランジスタ2のベース
とトランジスタ2のコレクタとが接続され、トラ
ンジスタ2のベースがホールドコンデンサ8を介
して接地される。トランジスタ1のエミツタとト
ランジスタ2のエミツタの接続点にトランジスタ
9のエミツタが接続され、トランジスタ9のベー
スにサンプルホールドパルスが端子10から印加
されると共にトランジスタ9のコレクタが電源端
子3に接続される。
サンプルホールドパルスがハイレベル“1”に
なると、トランジスタ9がオンして、トランジス
タ1及び2のオフしホールド期間にされ、サンプ
ルホールドパルスがローレベル“0”になるとト
ランジスタ9がオフして、入力信号とホールド電
圧との差に応じてカレントミラー回路を構成する
ダイオード4、抵抗素子5、トランジスタ6、抵
抗素子7に電流が流れる。11は出力バツフアを
形成するエミツタホロワトランジスタを示し、こ
のトランジスタ11のエミツタより出力端子12
にサンプルホールド出力信号が導出されると共
に、トランジスタ11のコレクタが電源端子3に
接続される。
トランジスタ13は、トランジスタ11と等し
いベース電流をそのベースに流すためのトランジ
スタで、トランジスタ13のエミツタ電流とトラ
ンジスタ11のエミツタ電流とが共に定電流で相
等しくなるように、ベースの共通接続された定電
流用のトランジスタ14及び15が設けられてい
る。トランジスタ14のベースが、抵抗素子を介
して電源端子3に接続されると共に、ダイオード
及び抵抗素子を介して接地され、トランジスタ1
4のコレクタがトランジスタ13のエミツタに接
続され、トランジスタ14のエミツタが抵抗素子
を介して接地され、定電流回路16が構成され
る。トランジスタ15のコレクタがトランジスタ
11のエミツタに接続されると共に、トランジス
タ15のエミツタが抵抗素子を介して接地され、
定電流回路19が構成される。
この一実施例においては、サンプルホールドパ
ルスがローレベル“0”になるとトランジスタ9
がオフし、トランジスタ1のベースに印加される
入力信号とホールド電圧とに応じて、カレントミ
ラー回路に電流が流れ、ホールドコンデンサ8が
充放電されるサンプル期間になる。
また、サンプルホールドパルスがハイレベル
“1”になるとトランジスタ9がオンし、トラン
ジスタ1及びトランジスタ2がオフしてホールド
期間になる。このとき、トランジスタ13のベー
ス電流が抵抗素子5及びダイオード4を介して流
れる。これに対応して、カレントミラー回路のた
めに、抵抗素子7及びトランジスタ6のエミツタ
−コレクタ経路を介して、トランジスタ11のベ
ースにトランジスタ13のベース電流と等しい電
流が流れる。したがつて、従来のサンプルホール
ド回路と異なり、ホールド期間中にトランジスタ
11のベースに電流が流れても、このベース電流
に見合つた分の電流がホールドコンデンサ8に流
れ込むことになる。それゆえ、ホールドコンデン
サ8の電荷のリークがなくなるように補償され、
トランジスタ11のベース電流が流れても、トラ
ンジスタ11のエミツタ電圧のレベルは一定に保
たれる。したがつて、ホールド期間にサンプルホ
ールド出力信号のドループは生じない。
また、第2図はこの考案の他の実施例を示す。
この第2図において、第1図と同一部分には同一
符号を付しその詳細な説明は省略する。
第2図に示す例において、18はNPNトラン
ジスタを示し、このNPNトランジスタ18がサ
ンプルホルードパルスの供給されるトランジスタ
9と差動接続される。トランジスタ18のベース
に直流電源20が接続される。トランジスタ18
のコレクタがトランジスタ1及びトランジスタ2
のエミツタに接続され、トランジスタ1及びトラ
ンジスタ2に流れる電流のスイツチングがトラン
ジスタ18により行われる。他の部分は上述の一
実施例同様に構成する。
この一実施例においては、ダイオード4と抵抗
素子5、トランジスタ6と抵抗素子7によりカレ
ントミラー回路が形成され、トランジスタ1とト
ランジスタ2によつて比較器が形成され、トラン
ジスタ18とトランジスタ9によつて電流スイツ
チが形成される。
サンプルホールドパルスによつて、トランジス
タ9のベース電圧がトランジスタ18のベース電
圧より下がると、トランジスタ9がオフすると共
にトランジスタ18がオンし、カレントミラー回
路に電流が流れ、入力信号に応じてトランジスタ
6のコレクタ電流が追従して流れ、ホールドコン
デンサ8の電荷が充放電されるサンプル期間にな
る。また、トランジスタ9のベース電圧がトラン
ジスタ18のベース電圧より上がると、トランジ
スタ9がオンすると共に、トランジスタ18がオ
フしてホールド期間になる。
この一実施例では、上述実施例の作用効果に加
え、トランジスタ18のベースに印加される直流
信号のレベルをサンプルホールド電圧と無関係に
小さいものに選定できるので、サンプルホールド
パルスの振幅が小さくともトランジスタ18及び
トランジスタ9のオンオフによるスイツチングに
より良好にサンプルホールド動作がなされる利益
がある。
〔考案の効果〕
この考案に依れば、第3のトランジスタ11の
ベース電流と第4のトランジスタ13のベース電
流が略等しくなされたので、ホールド期間に第3
のトランジスタ11のベース電流が流れることに
よるホールドコンデンサ8の電圧レベルの降下が
補償される。したがつて、サンプルホールド回路
の出力バツフアによるドループがなくなり、良好
にサンプルホールド出力が得られる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す接続図、第
2図はこの考案の他の実施例を示す接続図、第3
図は従来のサンプルホールド回路の例を示す接続
図、第4図は従来のサンプルホールド回路の各部
波形図である。 図面における主要な符号の説明、1……第1の
トランジスタ、2……第2のトランジスタ、3…
…電源端子、8……ホールドコンデンサ、11…
…第3のトランジスタ、13……第4のトランジ
スタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1のトランジスタと第2のトランジスタとが
    差動接続され、上記第1のトランジスタのベース
    に入力信号が印加され、上記第1のトランジスタ
    のコレクタ及び上記第2のトランジスタのコレク
    タの夫々と電源の一端間にカレントミラー回路が
    上記第2のトランジスタのコレクタが出力となる
    ように接続され、上記第2のトランジスタのコレ
    クタと上記第2のトランジスタのベースとが接続
    された差動増幅器と、 上記差動接続された第1のトランジスタと第2
    のトランジスタのエミツタに接続された第1の電
    流源と、 上記差動増幅器の出力端(上記第2のトランジ
    スタのコレクタと上記第2のトランジスタのベー
    スとの接続点)に第1の端子が接続されるととも
    に、第2の端子が上記第1の電流源の他端に接続
    されたホールドコンデンサと、 上記差動接続された上記第1のトランジスタと
    上記第2のトランジスタのエミツタと上記第1の
    電流源の間に接続されるとともに、ホールド期間
    に上記第1の電流源の電流路を他の端子に切り換
    え上記差動増幅器による入力信号のサンプルを不
    動作にし、サンプルされた入力信号を上記ホール
    ドコンデンサによりホールドせしめる電流切り換
    えスイツチ回路と、 上記ホールドコンデンサの第1の端子に接続さ
    れた上記ホールドコンデンサの第1の端子の電圧
    を導出する第3のトランジスタと、 上記第3のトランジスタのエミツタに接続され
    た第2の電流源と、 上記第1のトランジスタのコレクタにベースが
    接続された第4のトランジスタと、 上記第4のトランジスタのエミツタに接続され
    るとともに、上記第4のトランジスタのベース電
    流が上記第3のトランジスタのベース電流と略等
    しくなるように電流値が設定された第3の電流源
    とを備えたサンプルホールド回路。
JP1985182321U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH0445199Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985182321U JPH0445199Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985182321U JPH0445199Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6290500U JPS6290500U (ja) 1987-06-10
JPH0445199Y2 true JPH0445199Y2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=31128011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985182321U Expired JPH0445199Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0445199Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160099A (ja) * 1984-01-30 1985-08-21 Toshiba Corp ホ−ルド電圧補償回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160099A (ja) * 1984-01-30 1985-08-21 Toshiba Corp ホ−ルド電圧補償回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6290500U (ja) 1987-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2730767B2 (ja) 電圧対電流変換器
JPH0231530B2 (ja)
US4574233A (en) High impedance current source
JPH0445199Y2 (ja)
JP2518393B2 (ja) 出力切り換え機能を有する電圧・電流変換回路
US4636659A (en) Sample and hold circuit
JPH0554072B2 (ja)
JPH0232719B2 (ja)
JPS6155200B2 (ja)
JPH0321082Y2 (ja)
JPS6133710Y2 (ja)
JPH0352031Y2 (ja)
JP2522083B2 (ja) サンプルホ―ルド回路
JP2902277B2 (ja) エミッタホロワ出力電流制限回路
JP2522084B2 (ja) サンプルホ―ルド回路
JP2844796B2 (ja) 増幅回路
JPH0346916B2 (ja)
JP2591320B2 (ja) 半導体集積回路
JPS60251600A (ja) サンプルホ−ルド回路
JPH06101237B2 (ja) サンプル・ホールド回路
JPH056640Y2 (ja)
JP2739953B2 (ja) ビデオ信号クランプ装置
JPH11154863A (ja) サンプルホールド回路
JP3074963B2 (ja) 信号切り替え回路
JPH0451094B2 (ja)