JPH0444445Y2 - - Google Patents

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JPH0444445Y2
JPH0444445Y2 JP8860088U JP8860088U JPH0444445Y2 JP H0444445 Y2 JPH0444445 Y2 JP H0444445Y2 JP 8860088 U JP8860088 U JP 8860088U JP 8860088 U JP8860088 U JP 8860088U JP H0444445 Y2 JPH0444445 Y2 JP H0444445Y2
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mounting
square hole
grille
spring
edge
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用ヘツドランプの取付構造、
特にラジエータグリルと係合する部分の改良に関
するものである。
〔従来の技術〕
ヘツドランプをラジエータグリルの両側に並べ
て配置する場合、ヘツドランプの車体への取付け
に際し一部をラジエータグリルに取付けることが
ある。その一例を第2図、第3図に示す。
第2図において、Aはヘツドランプ、Bはラジ
エータグリル、Cはヘツドランプモールである。
このモールCに隣接するグリルBの端縁部がヘツ
ドランプAを指示する部分であり、その係合は第
3図のようにヘツドランプA側の角穴とグリルB
側の爪による掛止となつている。
即ち、ランプハウジング31のレンズ取付用フ
ランジ31Aの下辺部外面に下向きの取付片31
Bを形成してその所定位置に角穴31Cを設ける
一方、グリル端縁部41の下面にこの角穴31C
の周縁部を挟み込む一対の爪41Aを形成してフ
ツク部とし、これらを係合させている。爪41A
には挿入を容易にするために傾斜が設けてあり、
角穴31Cへの挿入に際しては材料(ABS樹脂)
の弾性により傾斜面に沿つて撓みを生じながらセ
ツトされる。
なお、32は前面レンズ、41Bはリブであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような構造では、ヘツドランプ側
の角穴31Cの位置にバラツキがあつたり、グリ
ル側のフツク部の成形時やメツキ処理時に変形が
生じた場合、もしグリル側のフツク部が角穴31
Cの逃げ方向へ移動すると、爪41Aによる挟み
込みができなくなる恐れがある。また、たとえ嵌
合したとしても振動等により外れる恐れが多分に
ある。
本考案の目的は、ランプハウジング側の角穴と
グリル側のフツク部を確実に嵌合させることがで
きる自動車用ヘツドランプの取付構造を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ラジエータグリルの両側に並べて配
置され、その取付部の一部をグリル端縁部に設定
された自動車用ヘツドランプにおいて、ランプハ
ウジングの外面に下向きの取付片を形成してその
所定位置に角穴を設け、かつ壁面にばね取付用の
段部を形成する一方、グリル端縁部の下面に前記
角穴の周縁部を挟み込む一対の爪を形成してフツ
ク部とし、これを前記角穴に挿入し、爪と反対の
面を前記ばね取付用段部に一端を固定した板ばね
の自由端で押圧するようにしたことを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案に係る自動車用ヘツドランプの
取付構造の一実施例を示すもので、11はランプ
ハウジング、12は前面レンズ、13は板ばね、
21はラジエータグリルの端縁部である。
前記ランプハウジング11は、そのレンズ取付
用フランジ11Aの下辺部外面に下向きの取付片
11Bを形成してその所定位置に角穴11Cを設
けるとともに、壁面に段部を形成して板ばね取付
部11Dとしている。この取付部11Dに板ばね
13の一端をタツピングスクリユー14により固
定している。
また、前記グリル端縁部21は、その下面に前
記角穴11Cの周縁部を挟み込む一対の爪21A
を形成してフツク部とする一方、前記レンズ12
と係合する前面部の裏面にリブ21Bを形成して
いる。フツク部は前記角穴11Cに挿入し、爪2
1Aにより周縁部を挟み込んでいる。この時、爪
21Aと反対の面を前記板ばね13の自由端で押
圧するようにしている。板ばね13は、フツク部
が嵌合した状態でも多少押えつけるようラツプ代
をとつてある。
上記構成とすると、ラツプハウジング11側の
角穴11Cに挿入されたグリル側のフツク部は、
板ばね13により爪21Aによる挟み込みが可能
な方向へ常時押された状態となり、変形などで生
じた多少のバラツキによる変位が補正されて確実
に嵌合される。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、板ばねによりセ
ツト状態でも常時押圧力を加えるようにしたの
で、ランプハウジングのグリルフツク部への掛止
を確実に行うことができる。また、ばねによる押
圧で強制的に嵌合させるため、多少の変形や寸法
のバラツキによる変位は補正可能であり、確実に
嵌合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用ヘツドランプの
取付構造の一実施例を示す断面図、第2図はヘツ
ドランプ配置例を示す正面図、第3図は第2図の
−線断面図(従来例)である。 11……ランプハウジング、11A……レンズ
取付用フランジ、11B……取付片、11C……
角穴、11D……板ばね取付部、12……レン
ズ、13……板ばね、14……タツピングスクリ
ユー、21……グリル端縁部、21A……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエータグリルの両側に並べて配置され、そ
    の取付部の一部をグリル端縁部に設定された自動
    車用ヘツドランプにおいて、ランプハウジングの
    外面に下向きの取付片を形成してその所定位置に
    角穴を設け、かつ壁面にばね取付用の段部を形成
    する一方、グリル端縁部の下面に前記角穴の周縁
    部を挟み込む一対の爪を形成してフツク部とし、
    これを前記角穴に挿入し、爪と反対の面を前記ば
    ね取付用段部に一端を固定した板ばねの自由端で
    押圧するようにしたことを特徴とする自動車用ヘ
    ツドランプの取付構造。
JP8860088U 1988-07-04 1988-07-04 Expired JPH0444445Y2 (ja)

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JP8860088U JPH0444445Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04

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JP8860088U JPH0444445Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04

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Publication Number Publication Date
JPH0210139U JPH0210139U (ja) 1990-01-23
JPH0444445Y2 true JPH0444445Y2 (ja) 1992-10-20

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ID=31313160

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JPH0210139U (ja) 1990-01-23

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