JPH0443379A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0443379A
JPH0443379A JP15206790A JP15206790A JPH0443379A JP H0443379 A JPH0443379 A JP H0443379A JP 15206790 A JP15206790 A JP 15206790A JP 15206790 A JP15206790 A JP 15206790A JP H0443379 A JPH0443379 A JP H0443379A
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JP15206790A
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Masaaki Yamaji
山路 雅章
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の1 本発明は、電子写真複写機、静電記録機、磁気記録機等
の画像形成装置において潜像支持手段上に形成した潜像
を現像するのに使用する現像装置に関し、特に現像に一
成分磁性現像剤を用いる現像装置に関する。
【土■且I 電子写真複写機、静電記録機或いは磁気記録機等の画像
形成装置においては、潜像支持手段上に形成した潜像を
現像装置により現像してトナー像として可視化すること
を行なっている。
従来、上記の現像方法として、−成分磁性現像剤を使用
して行なうジャンピング現像法が知られている。このジ
ャンピング現像法は、現像剤支持手段の表面上にキャリ
アを含まない一成分磁性現像剤(以下、必要に応じて単
にトナーと称す)を所定厚みで塗布して均一な薄層の現
像剤コート層を形成し、上記コート層を現像剤支持手段
上に担持して潜像支持手段と対向した現像位置に搬送し
て、コート層を所要間隔を保って潜像支持手段の静電潜
像担持面に対向させ、その静電引力により現像剤を現像
剤支持手段から静電潜像担持面に飛翔させて現像する方
法である(例えば、特公昭41−9475号公報、米国
特許第2833400号明細書参照)。
このような現像法によれば、現像剤が潜像支持手段の静
電潜像担持面の潜像電位のない非画像部に引き付けられ
ないだけでなく、従来のコンタクト現像法のように現像
剤支持手段上に担持されている現像剤が非画像部にも接
触するということがないので、非画像部へのカブリが全
くない良好な現像が実現できる。更にキャリア粒子を用
いないので現像剤の混合比に変動がなく、キャリア粒子
の劣化もない等の良好な効果が得られる。
又、本出願人は、上述の現像法とは別異の現像法として
、特願昭52−109240号(以下、第1の現像性と
称す)および特願昭53−92108号(以下、第2の
現像法と称す)に記載したような全く新しい現像法を先
に提案した。
上記の第1の現像法では、−成分磁性現像剤と現像剤支
持手段(非磁性)と磁界発生手段とをこの順で配置し、
前記磁界発生手段の磁力で現像剤支持手段の表面上に現
像剤の均一な薄いコート層を形成し、この現像剤コート
層を潜像支持手段の静電潜像担持面に接触しないように
微小間隔を離して潜像支持手段に対向させる。そして、
上記潜像支持手段の静電潜像担持面の画像部の部分の静
電引力により画像部に対向した現像剤コート層の部分を
伸長して、現像剤コート層を静電潜像担持面上の画像部
に接触させ、画像部を現像させるのである。この現像法
の場合も、潜像支持手段の静電潜像担持面の非画像部に
は、現像剤支持手段上の現像剤コート層は接触せず、現
像に際してカブリの全くない現像画像が得られる。
上記の第2の現像法は、第1の現像法を実施する際に、
現像剤支持手段に現像バイアス電圧として低周波交流バ
イアス電圧を印加し、更に潜像支持手段の静電潜像担持
面とこれに対向する現像剤支持手段の表面との間隔を、
経時的に変化させるようにしたものである。この現像法
では、現像の初期において潜像支持手段の静電潜像担持
面の非画像部にも現像剤を到達させながら、静電潜像担
持面上の画像部のハーフトーン部分の現像を行い、非画
像部に到達した現像剤は経時的に元の現像剤支持手段側
に戻すようにして、結果として現像剤を画像部のみに到
達して現像するようになっている。これにより上記ジャ
ンピング現像法に比較して、現像によるハーフトーン部
分の再現性が良好となり、然もそれでいてカブリのない
現像が実現できる。
このように、−成分現像剤を用い、静電引力で現像剤支
持手段から非接触の潜像支持手段への現像剤の移動を行
なって現像する方法は、現像性能、画像再現性、現像剤
の寿命等が極めて優れている。
が  しよ とする しかしながら、上記のような現像方法においても、実用
化するに際して、以下に述べるような問題点が存在する
即ち、潜像支持手段の静電潜像担持面の画像履歴の差に
よる影響で、得られる現像画像の濃度に差を生じること
である。特にハーフトーン部分での濃度ムラが生じ易く
、極端な場合には文字の太り、細りなどを生じる。上記
の一画像履歴″とは、潜像支持手段の静電潜像担持面で
の画像の形成があったか、非形成であったかの画像の形
成経過を意味する。静電潜像担持面の画像履歴によって
画像濃度に差がでるのは、現像剤支持手段上の現像剤コ
ート層の内容が画像履歴に影響されるからである。
この点について詳述すると、潜像支持手段の静電潜像担
持面上の画像部を現像するために、現像剤支持手段上の
現像剤コート層は、現像位置において静電潜像担持面上
の画像部に対応した部分が静電引力で静電潜像担持面に
引かれて飛翔し、これにより現像剤支持手段表面の画像
部に対応した箇所は、現像剤が除かれ或いは少量のみ残
留した状態となる。
これに対し、現像剤支持手段上の現像剤コート層におけ
る、潜像支持手段の静電潜像担持面上の非画像部に対応
した部分は、現像位置において静電潜像担持面に飛翔す
ることがなく、潜像支持手段表面の非画像部に対応した
箇所は、現像剤が全部若しくは殆んどが残存する。
このため、現像剤支持手段表面の非画像部に対応した箇
所では、次の現像剤供給で新しい現像剤が供給されず、
現像剤コート層は前回の古い現像剤で形成されたままで
ある。即ち、現像剤支持手段表面の静電潜像担持面上非
画像部に対応した箇所は、静電潜像担持面での画像の非
形成という画像履歴により、現像剤コート層が前回の古
い現像剤で形成されたままの状態に維持される。一方、
現像剤支持手段表面の静電潜像担持面上画像部に対応し
た箇所は、静電潜像担持面での画像の形成という画像履
歴により、現像剤コート層が新しい現像剤で形成される
このような現像剤支持手段表面の静電潜像担持面非画像
部に対応した箇所は、静電潜像担持面の画像非形成とい
う画像履歴により、現像剤コート層が古い現像剤で形成
されたままであるとしXうような画像履歴の影響を、現
像剤支持手段表面の同一箇所で繰り返し受けると、現像
剤支持手段表面のその箇所における現像剤のトリボ量、
コーテイング量が変化し、更には現像剤の劣化、現像剤
支持手段表面の汚染などを生じることがある。
その結果、画像形成、非形成の画像履歴の差で、現像剤
支持手段上の現像剤コート層は現像剤の状態に差異を生
じ、現像能力、最終画像の濃度、品質に差異を生じるの
である。この現象は、縦方向の黒帯画像あるいは白帯画
像を有する画像原稿を多数枚コピーする場合、特に顕著
になる。
画像形成、非形成の画像履歴の差異による画像(特にハ
ーフトーン画像)の濃度等の差は、種々の条件により一
様ではな(、上記したもの限らない。例えば、潜像支持
手段の静電潜像担持面での画像形成の画像履歴があった
部分に対応した現像剤支持手段表面の箇所でも、その箇
所への現像剤の供給が不十分になっておれば、得られる
画像は対応した箇所で濃度低下を生ずる。又、潜像支持
手段の静電潜像担持面での画像非形成の画像履歴が繰り
返しあった部分に対応した現像剤支持手段表面の箇所で
は、現像剤コート層を形成する現像剤のトリボが上昇し
てコート層の現像剤量が減少する現象があり、このよう
な場合には、得られる画像は対応した箇所で濃度低下を
生じることがある。
いずれにせよ、これらの画像履歴の差による現像性の差
は、現像位置を通過した後の現像剤支持手段表面に残存
した現像剤を全て剥取ることにより、現像剤支持手段表
面の全面上に新しい現像剤を供給して、所定厚さの均一
な薄い現像剤コート層を形成するようにしてやれば、解
消することができる。
このため、従来より、第8図に示すように、現像装置の
一成分磁性現像剤2を収容したホッパ(現像容器)l内
下部に、現像剤皮持手−段としての現像スリーブ3と感
光ドラム6とが対向した現像位置側と反対側の、現像ス
リーブ3の表面に当接するスクレーパ12を設けて、矢
印B方向に回転することにより現像位置を通過した後の
現像スリーブ3上に残存した現像剤2を、スクレーパ1
2で剥取ることが既に行なわれている。
尚、第8図において、4は現像スリーブ3内に不動に設
置された磁石ローラ、5はホッパ1の現像スリーブ3の
頂部上の位置に設けられた現像剤を規制する磁性ブレー
ド、9はホッパ1内の現像剤2を汲上げて現像スリーブ
3に供給する現像剤汲上げ部材、20は現像スリーブ3
に現像バイアスを印加するバイアス電源である。
しかし、上記のようなスクレーパ12は剛体からなるの
で、これを現像スリーブ3の表面に表面に当接して摺擦
させると、現像スリーブ3の表面に傷を発生させ、その
結果、得られる画像上に黒すじ、白すじなどを発生する
ことがあった。又スクレーパ12も摩耗損傷し、そのた
めスクレーパ12による現像スリーブ3上の残存現像剤
の剥取りが良好にできなくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その第1
の目的とするところは、現像位置を通過した現像後の現
像剤支持手段表面に残存した現像剤を除去して、次段の
現像に際し、現像剤支持手段表面の全面上に新しい現像
剤を供給して現像剤コート層を形成することにより、潜
像支持手段の静電潜像担持面での画像形成、非形成の画
像履歴の差による現像性への影響を解消して、現像する
ことを可能とした現像装置を提供することである。
本発明の第2の目的とするところは、現像剤支持手段表
面から残存現像剤を除去する現像剤除去手段として、現
像剤支持手段表面に接触させて移動する弾性ローラを設
けて、弾性ローラによる摺擦力と現像剤支持手段内の磁
界発生手段による磁気力とで現像剤支持手段表面の残存
現像剤を柔軟に除去することにより、現像剤支持手段表
面及び弾性ローラの損傷を回避し、耐久性のある現像装
置を提供することである。
本発明の第3の目的とするところは、現像剤除去手段と
して設けた弾性ローうで現像剤支持手段表面から除去さ
れた現像剤を、現像剤を収容する現像容器内へ移動させ
る流路な設けることにより、現像剤支持手段表面から現
像剤を除去するに際しての現像剤の詰りゃこぼれ等を回
避するようにした現像装置を提供することである。
るための 上記目的は、本発明に係る現像装置によって達成される
。要約すれば本発明は、現像剤供給手段内蔵の現像容器
内に収容した一成分磁性現像剤を、現像剤支持手段内に
設置した磁界発生手段の磁力により前記現像剤支持手段
上に担持して、前記現像剤支持手段上での前記現像剤の
コート層厚を規制部材により規制しながら、前記現像剤
支持手段により前記現像剤を潜像支持手段と対向した現
像位置へと搬送し、前記潜像支持手段上に形成された潜
像を前記現像剤により現像する現像装置において、前記
磁石に設けられた磁極のうちの。
前記現像剤支持手段の移動方向に関して前記規制部材よ
りも上流側且つ前記現像位置よりも下流側に位置された
2つの同極の磁極の間の位置で、前記現像剤支持手段に
当接して回転する弾性ローラを前記現像容器内に設けた
ことを特徴とする現像装置である。
即ち、本発明は、潜像支持手段の静電潜像担持面での画
像形成、非形成の画像履歴の差による、現像装置の現像
剤支持手段上の現像剤の現像性への影響をなくすために
、現像剤支持手段上の現像剤を全て剥取って、新しい現
像剤による現像剤コート層を形成し、これにより画像履
歴の差による影響のない良好な画像を得るものである。
本発明では、上記現像剤支持手段上の現像剤の剥取り手
段として、現像剤支持手段と当接して回転する弾性ロー
ラを設けるので、現像剤支持手段および現像剤剥取り手
段としての弾性ローラを損傷することなく、現像剤支持
手段上の現像剤を剥取ることができる。そして、弾性ロ
ーラによる現像剤の剥取りを行なう位置を、現像剤支持
手段に内蔵の磁界発生手段の2つの同極の磁極の間の位
置とするので、現像剤の剥取りを更に効果的なものとす
ることができる。
大」1例 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の現像装置の一実施例を示す断面図で
ある。本現像装置は、潜像支持手段としてドラム型の感
光体ドラム6を使用した反転現像の複写機に、適用した
ものである。図には省略したが、図示の矢臼方向に回転
自在に支持された感光体ドラム6の周囲には、本現像装
置の他に、周知のように、電子写真プロセスで用いる帯
電装置、画像露光装置、転写装置、クリーニング装置、
除電装置などが配設されている。
本現像装置は、〜成分磁性現像剤2を収納した現像容器
(以下ホッパと称す)1を備え、このホッパ1の開口部
に現像剤支持手段として非磁性材料製の矢印B方向に回
転する現像スリーブ3が、感光ドラム6との間に現像位
置を形成するように、所定間隔g2を開けて対向して西
己設される。現像スリーブ3内には磁界発生手段として
の磁石ローラ4が、現像スリーブ3の回転に対して回転
しないように不動に配設される。現像スリーブ3には、
これに現像バイアスを印加するためのバイアス電源20
が接続されている。
ホッパ1の現像スリーブ3の頂部上の位置には、現像ス
リーブ3表面上に担持された現像剤2を所定の現像剤コ
ート層の厚みに規制する現像剤層厚規制部材として磁性
ブレード5が、現像スリーブ3と所要の間隔g+を開け
て設けられる。
又ホッパ1内下部には、後述する弾性ローラフにより現
像スリーブ3の表面から剥ぎ取られた現像剤2を、矢印
り方向に回転することによって撹拌し、汲み上げて再び
弾性ローラ7へ供給する汲上げ部材9が配設される。更
にホッパ1内下面には、現像スリーブ3の現像位置側と
反対側の表面に近い位置に、ホッパ1内現像剤2のホッ
パ1外へのこぼれを防止する磁気シール部材として磁性
板8が、現像スリーブ3の表面と所定間隔を開けて対向
配置される。
さて、本発明では、ホッパ1内に弾性ローラ7を設けて
、上述したように、弾性ローラ7により現像スリーブ3
の表面から現像剤2を剥取る。
弾性ローラ7は、現像スリーブ3の現像位置側と反対側
の表面に当接させて、ホッパ1内に回転自在に設けられ
ている。
上記弾性ローラ7は、鉄、SUS等の剛体からなる軸7
1の外面上に弾性体層72を設けてなっており、弾性体
層72には、スポンジゴム、モルトブレン等の発泡体そ
の他の弾性材料を単独或いは適宜組み合わせて用いるこ
とができる。例えば弾性体層72を2層構造としたとき
には、その下層をシリコンスポンジゴム、上層をウレタ
ンゴムにしても良い。弾性体層72をこのような構成に
すると、弾性体層72の外周の寸法精度を得ることがで
きる。
本実施例においては、現像スリーブ3内に不動に設けら
れた磁石ローラ4は、現像スリーブ3内にこれと同心円
状に配設されており、第1図に示すように、磁石ローラ
4の周面近くに磁極N1、S+ 、Nx 、Ss 、S
sがこの順序で周方向に配置され、ローラ4の長手方向
に平行に形成されている。
上記の弾性ローラ7がホッパ1内にて回転自在に支持さ
れる位置は、現像スリーブ3による現像剤2の搬送方向
に関して、現像スリーブ3と感光ドラムとが対向した、
感光体ドラム6上の潜像を現像する現像位置よりも下流
で、且つ磁性ブレード5よりも上流に位置された、磁石
ローラ4の磁極S2とS、との間に設定されている。即
ち1弾性ローラ7は、磁極S2とS、という同極同士の
反発磁極間に設定されていることになる。
又、弾性ローラ7は、矢印Cで示される方向に回転する
ようになっており、弾性ローラフの回転方向Cが現像ス
リーブ3に対向する位置において、現像スリーブ3の回
転方向Bとカウンタ一方向に設定されている。
このような現像装置構成において、現像スリーブ3が駆
動源(図示せず)から駆動力を受けて矢印B方向に回転
すると、ホッパ1内の一成分磁性現像剤2は、磁力、静
電気力などの支持力により現像スリーブ3の表面上に拘
*して担持され、現像スリーブ3と共にその回転方向へ
搬送される。
この現像スリーブ3上に担持して搬送される現像剤2を
、磁性ブレード5が所定のコート層の厚さになるように
磁気カットにより規制し、その結果、現像スリーブ3表
面上に現像剤2の均一な所定層厚のコート層が形成され
る。この現像剤コート層は現像スリーブ3の回転に伴っ
て現像位置へと搬送され、バイアス電源20で現像スリ
ーブ3に現像バイアスを印加することにより、現像剤2
が現像位置において感光体ドラム6上の静電潜像のパタ
ーンに対応しながら、静電気的に間隔g2をジャンピン
グして感光体ドラム6の表面に転移し、現像に供される
このようにして現像位置を通過した後の現像スリーブ3
表面には、前述したように、画像形成、非形成の画像履
歴による影響が残されている。即ち、感光体ドラム6で
の画像形成の画像履歴があった場合には、現像スリーブ
3の対応箇所の現像剤2が現像により消費され、その箇
所には現像剤2が全く或いは殆どなくなり、逆に画像非
形成の画像履歴があった場合には、現像スリーブ3の対
応箇所の現像剤2による現像がないので消費されず、現
像スリーブ3の対応個所の現像剤2はそのままそこに残
る。
上記の現像スリーブ3上に残存した現像剤2は、磁石ロ
ーラ4の磁力によって保持されながら現像スリーブ3の
矢印B方向への回転によりホッパ1内へと回収され、更
に現像剤2は、第1図に示した反撥磁界を形成する磁極
S−,Ssの磁極間へと搬送され、弾性ローラ7により
現像スリーブ3上から完全に若しくは殆ど全部が剥離、
除去され、現像スリーブ3表面上の残存現像剤量は、感
光ドラム3の画像形成の画像履歴を受けた部分に対応す
る箇所、画像非形成の画像履歴を受けた部分に対応する
箇所とも略一致する。
以上のように、本実施例では、弾性ローラ7を同極の磁
極S、、S、による反撥磁界中で非磁性材料製の現像ス
リーブ3に強く当接させた構成としているので、現像ス
リーブ3の表面上に保持された磁性トナーの一成分現像
剤2は、現像スリーブ3への弾性ローラ7の当接部にお
いて、反発磁界の作用により現像スリーブ3から離れ易
い状態となり、更に現像剤2には弾性ローラ7の摺擦力
が加わるので、現像スリーブ3から現像剤2が効果的に
剥ぎ取られる。尚且つ、弾性ローラ7は柔軟な弾性体部
材からなっているため、現像スリーブ3を損傷すること
はない。
このとき、現像スリーブ3と弾性ローラ7との当接力が
弱ければニップ巾が小さく、現像スリーブ3上の現像剤
2は、現像スリーブ3と弾性ローラ7との当接部にツブ
部)を通り抜けることとなり、現像スリーブ3上から現
像剤2を剥離、除去する効果は小さ(なる。従って、画
像履歴による影響を解消する効果が低減する。逆に当接
力が強すぎれば画像履歴による影響を解消する効果はあ
るものの、ニップ幅が大きくトルクが大きくなって画像
ムラを生じ易(なる。上記のニップ幅は、弾性ローラ7
の硬度により一概には言えないが、2〜8mm程度が好
ましい。
又、弾性ローラフの回転方向は、上述したように、現像
スリーブ3と当接する位置において、現像スリーブ3の
回転方向Bとカウンタ一方向の矢印C方向に設定されて
いる。この弾性ローラ7の回転方向は重要であり、次の
ような理由でカウンタ一方向の方が好ましい。
第1の理由は、現像スリーブ3の回転方向に対し弾性ロ
ーラフの回転方向がカウンタ一方向である方が、弾性ロ
ーラ7による現像スリーブ3上の現像剤2を剥離、除去
する剥取り作用を太き(設定することができることであ
る。現像剤剥取り作用は、前述の弾性ローラ7と現像ス
リーブ3との当接力と、弾性ローラ7表面と現像スリー
ブ3表面の移動速度の差との2つが関係しており、上記
の当接力が同じなら移動速度差が大きい程有利である。
今、弾性ローラ7の移動速度なVo、現像スリーブ3の
移動速度をV me、両者の移動速度差をカウンタ一方
向の場合にVC1順方向の場合にvwとすると、 V C=V 11.+V、。
V w  ” V *a−V Ha となり、弾性ローラ7および現像スリーブ3の移動速度
を同一に設定した場合、明らかにカウンタ一方向にした
方が弾性ローラ7と現像スリーブ3の移動速度差を大き
くすることができる。
第2の理由は、現像スリーブ3の回転方向に対し弾性ロ
ーラフの回転方向がカウンタ一方向である方が、後述す
るように、現像剤2の詰りゃこぼれ防止に荷利であると
いうことである。
本実施例のように、現像スリーブ3に弾性ローラ7を当
接させる構成とした場合、現像スリーブ3の表面上の現
像剤2は、弾性ローラ7との当接部で剥離、除去され、
当接部の上流側で現像剤2が詰り易くなり、ホッパlか
らこぼれ易くなるので、これを防止する必要がある。そ
の対策としては、上gこしたように弾性ローラ7の回転
方向を現像スリーブ3の回転方向に対しカウンタ一方向
とすることと、他の1つは、弾性ローラフにより現像ス
リーブ3から剥離、除去された現像剤2が、ホッパ1外
へ移動しないでホッパ1内を移動するようにする現像剤
2の流路を設けることである。
例えば、弾性ローラ7と現像スリーブ3との当接部の下
方に空間を設ければ、弾性ローラ7により現像スリーブ
3上から剥離、除去された現像剤2は、上記当接部下方
の空間を重力により矢印Aのように下方へ移動できるた
め、当接部の上流側で現像剤2が詰ることがなく、又現
像剤2のホッパ1外へのこぼれを防止できる。
本実施例においては、現像スリーブ3上の現像剤2は、
弾性ローラフにより現像スリーブ3の表面から剥離、除
去された後、重力の作用により矢印Aに示すように下方
へ移動し、その一部分は矢印A、に示すように弾性ロー
ラ7へ付着して、弾性ローラ7の回転とともに上方へ移
動し、他方の大部分は矢印A2に示すように重力作用に
よりさらに下方に移動して、汲上げ部材9により撹拌さ
れながら上方へ汲上げられる。
又、前述した磁性板8は、現像スリーブ3内磁石ローラ
4の磁極Sヨにほぼ対向して配置されている。この磁性
板8と磁極S2の間に磁気力が作用して、磁気力により
ホッパ1内現像剤2の現像スリーブ3下方への移動を防
ぎ、現像剤2がホッパ1外へこぼれるのが防止される。
ここで、上記したように、現像スリーブ3の回転方向に
対し弾性ローラ7の回転方向がカウンタ一方向である方
が、現像剤2の詰りゃこぼれ防止に有利であることの理
由を説明する。次の通りである。
即ち、現像スリーブ3上の現像剤2は、弾性ローラフに
より剥離、除去された後、重力の作用により矢印Aに示
すように下方へ移動し、その後現像剤2は、弾性ローラ
7の回転方向を現像スリーブ3に対して順方向とした場
合にもカウンタ一方向の場合と同様に、矢印A2に示す
ように重力の作用により更に流れる。しかし、弾性ロー
ラ7が順方向に回転していると、現像剤2は、カウンタ
一方向の回転のときとは逆に矢印A1方向と逆の方向へ
の流れを生じ、現像剤2は現像スリーブ3の方へ戻され
る。このため現像剤2が弾性ローラ7と現像スリーブ3
との当接部下方で詰り易くなり、又ホッパ1外へのこぼ
れを生じ易(なる。従って、現像剤2の詰りやこぼれを
防止するには、弾性ローラ7の回転方向は現像スリーブ
3に対してカウンタ一方向とするのがよい。
本実施例では、上述したように、弾性ローラ7は磁極S
2.S、による反発磁界中で現像スリーブ3と当接させ
ているが、この弾性ローラ7の当接位置について第2図
を用いて詳細に説明する。
第2図において、現像スリーブ3の回転中心OAに関し
て磁極S2と83とが為す角度/5zOAS、を2θ、
とし、上記角度ZSz OA 5s(2θl)を2等分
する線分を一点鎖線Mとし、その−点鎖線Mの現像スリ
ーブ3表面との交点をMoとすると、交点M0は磁極S
z、S−間中央の現像スリーブ3表面における位置であ
る(以下単にM。を磁極S2.S、の中央位置という)
又現像スリーブ3の回転中心OAと弾性ローラ7の回転
中心O,を結んだ直ll1IOAO,の現像スリーブ3
表面との交点をX。とすると、交点X。
は、弾性ローラ7と現像スリーブ3との当接位置中央と
なる。
弾性ローラ7と現像スリーブ3との当接位置には、適正
な位置がある。本発明は、これに限定されるわけではな
いが、上記当接位置は、その中央位置x0が磁極S2.
S3の中央位置M。より現像スリーブ3の回転方向下流
に位置し、下流側の磁極S3の上流に位置することが好
ましい。
この理由について述べると、本実施例では、磁極S、、
S、による反撥磁界の作用により、現像スリーブ3から
現像剤2をある程度引き離した後、その反1g磁界の作
用による現像剤2Δ、の引き離し方向の力が働いたまま
の状態で、弾性ローラ7の摺擦力により現像スリーブ3
から現像剤2を剥離、除去するため、極めて効果的に除
去できるのであり、従って弾性ローラ7と現像スリーブ
3との当接位置は、磁極S、、S、の間とすることが重
要で当然のことであるが、更に当接位置の中央位置x0
を磁極S2.S、の中央位置M0よりも下流とすると、
現像剤2を現像スリーブ3から十分に引き離した後、弾
性ローラ7を当接させるようになるので、現像剤2を効
果的に剥離、除去することができる。
これを、当接位置の中央位置X0が磁極S2、S、の中
央位置M0よりも上流側であるとすると、現像剤2が現
像スリーブ3から十分に引き離されないまま、弾性ロー
ラ7が当接されることになるので、現像剤2の剥離、除
去効果が低減し、又磁極S*、Ssの上流側の磁極S2
が、当接位置のすぐ上流に位置することになるため、弾
性ローラ7の摺擦により剥離、除去された現像剤2が、
上記磁極S2により引きつけられてその場所で滞留する
ことがあり、現像剤2の詰りやこぼれを生じることがあ
る。
このような理由から、弾性ローラ7と現像スリーブ3と
の当接位置は、磁極S、、S、の中央位置M0よりも現
像スリーブ3回転方向下流側に設定することが好ましい
次に、本発明を具体的実施例により更に説明する。
実施例1 第1図に示す実施例の現像装置を用いて現像することに
より画像形成を行なった。
感光体ドラム6上に暗電位Vo−700V、明電位VL
−130Vで画像の静電潜像を形成し、現像装置の現像
スリーブ3に、バイアス電源20により周波数1800
H,、振幅1600Vの交流に一300Vの直流を重畳
した現像バイアスを印加して、現像を行なわせた。
感光体ドラム6にはOPCドラムを使用し、その直径は
60mmであった。現像スリーブ3にはAl1の円筒体
を使用し、その外径は20mmであった。
弾性ローラ7は、非磁性のSUS材料からなる軸71の
外面上にエバライトを用いて弾性体層72を形成した。
その外径は16mmである。弾性ローラ7は、磁石ロー
ラ4の磁極S−,Ssの間で且つ磁極S−1Ssの中央
位置M0よりも現像スリーブ30回転方向下流側で、現
像スリーブ3と当接させた。その当接部のニップ巾は4
mmである。弾性ローラフの回転方向は、現像スリーブ
3の回転方向に対しカウンタ一方向とした。
磁石ローラ4は、磁極S、  S、が共に600ガウス
のものを使用した。
現像スリーブ3と磁性ブレード5との間隔gを240μ
m1現像スリーブ3と感光ドラム6との間隔g、を30
0μmとし、感光ドラム6の周速を21.1mm/秒、
現像スリーブ3の周速を211mm/秒、弾性ローラ7
の周速を211mm/秒とした。
現像剤2には、バインダ樹脂100部中に磁性粒子を6
0部含有させた平均粒径12μmの磁性トナーを用いた
画像は、先ず、感光体ドラム6上に画像履歴を与えるた
めに、感光体ドラム6の回転方向と同方向の黒帯画像(
画像形成の画像履歴を付与)と白帯画像(画像非形成の
画像履歴を付与)とを有する画像を形成、プリントし、
これを30枚プリントしたのち、次に、文字画像及びハ
ーフトーン画像を形成、プリントした。そしてこの文字
画像及びハーフトーン画像について1画像形成、非形成
の画像履歴の差により画像濃度等に差を生じているか否
かを調べた。
その結果、第1表に示すように、文字画像、ハーフトー
ン画像共に1画像源度の差は殆ど若しくは全(なく、良
好な画像であった。又、現像剤の詰まりゃこぼれも生じ
なかった。
比較例1 比較のために、第9図に示す従来の他の現像装置を用い
て現像することにより画像形成を行なった。
本現像装置は、先の第8図に示した従来の現像装置とは
スクレーパ12がない点で異なり、又第1図に示した実
施例の現像装置とは弾性ローラ7及び磁性板8がない点
で異なったものである。
その他の条件は実施例1と同様にして画像形成した。
その結果、先の第1表に示すように、感光体ドラム6の
画像履歴の差により、画像濃度の差が顕著に生じ、文字
画像の差も顕著であり、いずれも見づらい画像であった
なお、本比較例での画像は、感光体ドラム6での画像形
成の画像履歴があった部分に対応した箇所で、画像非形
成の画像履歴部の部分に対応した箇所よりも、濃度が高
(文字が太(なった。
比較例2 本比較例では、先の第8図に示した従来の現像装置を用
いた。本現像装置は、第1図に示した実施例の現像装置
における弾性ローラ7及び磁性板8がなく、代りに機械
的な現像剤除去手段のスクレーパ12を設けたものであ
る。その他の条件は実施例1と同様にして画像形成した
その結果、先の第1表に示すように、感光体ドラム6で
の画像履歴の差による影響はほぼ解消されたものの、長
時間の使用でスクレーパ12による現像スリーブ3の摩
耗が発生して、現像スリーブ3の表面形状が変化したた
め画像性が変化し、温度15℃、温度10%の低温、低
湿の環境で画像ムラを発生する場合があった。
又スクレーパ12が摩耗してスクレーバネ良を発生し、
画像に黒すじ及び白すじを発生する場合があった。更に
スクレーパ12で剥離、除去した現像剤2がスクレーパ
12の箇所に滞留したので、その現像剤2が凝集するこ
とを防止するために、スクレーパ12に現像剤2を通過
させる窓を設けてやったが、形成した画像がハーフトー
ン画像の場合、スクレーパ12の窓のある箇所の現像ス
リーブ3の部分に対応した画像部分と、窓のない箇所の
現像スリーブ3の部分に対応した画像部分とでは、やや
濃度差を生じた。
比較例3 本比較例では、第10図に示す比較現像装置を用いた。
本現像装置における磁石ローラ4は、磁極N1.St 
、Nx 、S−、Ns 、S−を有し、第1図に示した
実施例の現像装置における磁石ローラ4の磁極S3とほ
ぼ同位置に同じ磁極S3が位置しているが、磁極S2と
ほぼ同位置には異極N3が位置している。本現像装置で
は、この異極の磁極N、、S、間に弾性ローラ7の現像
スリーブ3との当接位置があり、第1図の現像装置での
ような同極の磁極S、、S、間となっていない。又ホッ
パ1の形状が上記の当接位置下方において殆んど空間の
ない形状となっていること、及び汲上げ部材9もないこ
とが異なっている。
その他の条件は実施例1と同様にして画像形成したとこ
ろ、その結果、先の第1表に示すように、白すし画像の
画像ムラを生じて見づらい画像であった。
即ち、弾性ローラ7の現像スリーブ3との当接位置の下
方に現像剤2が滞留して凝集し、このため白すじ画像を
発生し、又ホッパ1から現像剤2がこぼれることがあっ
た。
これは、弾性ローラ7の現像スリーブ3との当接位置で
現像スリーブ3から剥離、除去された現像剤2が、ホッ
パ1内へ移動する流路を形成していないために、当接位
置下方で滞留して凝集したのであると考えられる。
比較例4 本比較例では、第11図に示す他の比較現像装置を用い
た。本現像装置は、比較例3と同様に、磁極N、  S
、、Ni、S、、N3、S、を有する磁石ローラ4の磁
極Ns、Ssの異磁掻間に弾性ローラフの現像スリーブ
3との当接位置があり、第1図に示した実施例の現像装
置でのような同極の磁極S、、S、間となっていない。
本現像装置のその他の点は、第1図の現像装置と基本的
に同一である。
その他の条件を実施例1と同様にして画像形成したとこ
ろ、第1表に示すように、ハーフトーン画像にやや濃度
差を生じた。
即ち、弾性ローラ7の現像スリーブ3との当接位置が同
極の磁極S2、Sx間でな(異極の磁極Ni、Sx間で
あることから、この当接位置で磁界による現像剤2を引
き離す力が働かず、このため現像スリーブ3表面上の現
像剤2を薄離、除去する効果が低減したことによると考
えられる。
る効果が低減したことによると考えられる。
実施例2 第3図に示す本発明の他の実施例に係る現像装置を用い
て現像することにより、画像形成を行なった。本実施例
の現像装置は、第1図に示した実施例の現像装置と汲上
げ部材9がない点で異なる以外は、基本的に同様な構成
で、第3図において第1図に付した符号と同一の符号は
同一の部材を示す。
その他の条件を実施例1と同様にして画像形成したとこ
ろ、第1表に示すように、感光体ドラム6での画像履歴
の差による影響がない良好な画像が得られ、且つ現像剤
2の詰まりやこj!れを生じなかった。
しかし、本実施例では、ホッパ1内に現像剤2が十分に
あるうちは全く問題ないものの、現像剤2の量が少な(
なると、汲上げ部材がないため現像スリーブ3への現像
剤2の供給がなくなり、このため実施例1のときよりも
早目にホッパ1内に現像剤2を補給する必要が生じた。
実施例3 第4図に示す本発明の更に他の実施例に係る現像装置を
用いて現像することにより、画像形成を行なった。本実
施例の現像装置は、第1図に示した実施例の現像装置と
は、ホッパ1の下方部が広くなっていて弾性ローラ7の
現像スリーブ3との当接位置下方に広い空間ができてい
る点、ホッパl内に2個の汲上げ部材9A、911を設
けた点及び磁気ローラ4の磁極構成がN、、S、、N、
、N、、S、どなっていて弾性ローラ7の当接位置がそ
の同極の磁極N*、Ns間になっている点が異なる。そ
の他の構成は第1図の現像装置と基本的に同様で、第4
図において第1図に付した符号と同一の符号は同一の部
材を示す。
その他の条件を実施例1のときと同様にして画像形成を
行なったところ、第1表に示すように実施例1のときと
同様な優れた効果が得られた。特に本実施例では、ホッ
パl内の弾性ローラ7の現像スリーブ3との当接位置下
方に広い空間を形成しているので、現像剤2の詰りゃこ
ぼれ防止に対して、より優れた効果が奏された。
実施例4 第5図に示す本発明の別の実施例に係る現像装置を用い
て現像することにより、画像形成を行なった。本実施例
の現像装置は、第1図に示した実施例の現像装置とは、
現像スリーブ3以下の現像装置を構成する部材が感光体
ドラム6の下方に配置されている点が大きく違う。本現
像装置でのホッパ1は上面が開口した箱体がらなり、そ
の上部に配設の現像スリーブ3に下から当接した弾性ロ
ーラ7の当接位置下方には広い空間が生じており、又2
個の汲上げ部材9A、9.が設けられている。その他の
構成は基本的に同じで、第5図において第1図に付した
符号と同一の符号は同一の部材を示す。
その他の条件を実施例1のときと同様にして画像形成し
たところ、第1表に示すように実施例1のときと同様な
優れた効果が得られた。又、ホッパ1内の弾性ローラフ
の現像スリーブ3との当接位置下方に広い空間を形成し
ているので、実施例3のときと同様、現像剤2の詰りゃ
こぼれ防止に対して、より優れた効果が奏された。
実施例5 第6図に示す本発明の更に別の実施例に係る現像装置を
用いて現像することにより、画像形成を行なった。本実
施例の現像装置では、現像剤規制部材として第1図に示
した実施例の現像装置における磁性ブレード5の代わり
に弾性ブレード10を用い、この弾性ブレード10を現
像スリーブ3の回転方向に対してカウンタ一方向に当接
させたことが特徴である。本現像装置のその他の構成は
第1図に示した実施例の現像装置と同様で、第6図にお
いて第1図に付した符号と同一の符号は同一の部材を示
す。
上記弾性ブレード10としては、シリコーンゴム、ウレ
タンゴム製等のブレードを用いることができる。本実施
例では、硬度67度、厚み2mmのウレタンゴム製の弾
性ブレードを使用し、その自由長を10mmとした。
その他の条件を実施例1のときと同様にして画像形成し
たところ、第1表に示すように実施例1のときと同様な
優れた効果が得られた。
本実施例では、画像の飛び散りがな(画像が鮮明であり
、特に画質の向上に好ましいものであった。この理由は
、弾性ブレード10で現像剤2を強く摺擦することによ
り、現像剤のトリボ電荷を大きくしたことによると考え
られる。
又、本実施例では、弾性ブレード10をカウンタ一方向
に当接しているため、順方向の場合と比較してトルク軽
減の効果もあった。
実施例6 第7図に示す本発明の更に別の他の実施例に係る現像装
置を用いて現像することにより、画像形成を行なった。
本実施例の現像装置は、実施例5のときと同様、第1図
に示した実施例の現像装置における磁性ブレード5の代
わりに弾性ブレード10を用いたが、この弾性ブレード
10を現像スリーブ3の回転方向に対して、実施例5と
は逆に順方向に当接させたことが特徴である。本現像装
置のその他の構成は第1図に示した実施例の現像装置と
同様で、第7図において第1図に付した符号と同一の符
号は同一の部材を示す。
上記弾性ブレード10としては、実施例6のときと同様
、硬度67度、厚み2mmのウレタンゴム製のものを用
い、同様に自由長を10mmとした。
その他の条件を実施例1のときと同様にして画像形成し
たところ、第1表に示すように実施例1のときと同様な
優れた効果が得られた。
本実施例でも、画像の飛び散つがなく画像が鮮明であり
、特に画質の向上に好ましいものであった。この理由は
、前述したように、弾性ブレード10で現像剤2を強く
摺擦することにより、現像剤のトリボ電荷を大きくした
ことによると考えられる。
以上の実施例では、いずれも、現像スリーブ3に交流に
直流を重畳する形で現像バイアスを印加したが、現像バ
イアスとして直流のみを用いることもできる。又現像ス
リーブ3上の現像剤2は、感光ドラム6と非接触として
、静電的にジャンピング或いは伸長運動させることによ
り、現像を行う例を示したが、現像スリーブ3上の現像
剤2が感光ドラム6と摺擦して現像する場合にも、本発
明は適用することができる。
又現像剤支持手段は、円筒型の現像スリーブ3に限られ
ず、無端ベルトを用いた現像剤搬送形態を採る構成にし
てもよいし、又弾性ローラで構成してもよい。
l肚坐上1 以上説明したように、本発明では、現像剤供給手段内蔵
の現像容器内に収容した一成分磁性現像剤を、現像剤支
持手段内に設置した磁界発生手段の磁力により前記現像
剤支持手段上に担持して、前記現像剤支持手段上での前
記現像剤のコート層厚を規制部材により規制しながら、
前記現像剤支持手段により前記現像剤を潜像支持手段と
対向した現像位置へと搬送して、前記潜像支持手段上に
形成された潜像を前記現像剤により現像する現像装置に
おいて、前記磁石に設けらた磁極のうちの、前記現像剤
支持手段の移動方向に関して前記規制部材よりも上流側
且つ前記現像位置よりも下流側に位置された2つの同極
の磁極の間の位置で、前記現像剤支持手段に当接して回
転する弾性ローラを設けたので、画像履歴の差によらず
良好な画像を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の現像装置の一実施例を示す断面図で
ある。 第2図は、弾性ローラと現像スリーブとの当接位置を説
明するための説明図である。 第3図は、本発明の現像装置の他の実施例を示す断面図
である。 第4図は、本発明の現像装置の更に他の実施例を示す断
面図である。 第5図は、本発明の現像装置の別の実施例を示す断面図
である。 第6図は、本発明の現像装置の更に別の実施例を示す断
面図である。 第7図は、本発明の現像装置の更に別の他の実施例を示
す断面図である。 第8図は、従来の現像′装置を示す断面図である。 第9図は、従来の他の現像装置を示す断面図である。 第10図は、比較現像装置を示す断面図である。 第11図は、他の比較現像装置を示す断面図である。 2 : 3 : 4 : 5 ニ ア : 8 : 1 Oニ ア 2 。 S 2 、 N 2 、 一成分磁性現偉剤 現像スリーブ 磁石ローラ 磁性ブレード 弾性ローラ 磁性板 汲上げ部材 弾性ブレード 弾性体層 S3 :2つの同極の磁極 N32つの同極の磁極 l:ホッパ 第 図 第3図 第2図 を 第4図 第7図 第6図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)現像剤供給手段内蔵の現像容器内に収容した一成分
    磁性現像剤を、現像剤支持手段内に設置した磁界発生手
    段の磁力により前記現像剤支持手段上に担持して、前記
    現像剤支持手段上での前記現像剤のコート層厚を規制部
    材により規制しながら、前記現像剤支持手段により前記
    現像剤を潜像支持手段と対向した現像位置へと搬送し、
    前記潜像支持手段上に形成された潜像を前記現像剤によ
    り現像する現像装置において、前記磁石に設けられた磁
    極のうちの、前記現像剤支持手段の移動方向に関して前
    記規制部材よりも上流側且つ前記現像位置よりも下流側
    に位置された2つの同極の磁極の間の位置で、前記現像
    剤支持手段に当接して回転する弾性ローラを前記現像容
    器内に設けたことを特徴とする現像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5574328A (en) * 1993-12-07 1996-11-12 Nippondenso Co., Ltd Light source apparatus
JP2010256600A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Kyocera Mita Corp 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5574328A (en) * 1993-12-07 1996-11-12 Nippondenso Co., Ltd Light source apparatus
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