JP2912793B2 - 現像装置並びに現像方法並びに画像形成装置 - Google Patents

現像装置並びに現像方法並びに画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置や静電記
録装置において静電潜像を可視化する現像装置並びに現
像方法並びに該現像装置を備えた画像形成装置に係り、
特に一成分現像剤を用いて高品位の画像を得ることがで
きる現像装置並びに現像方法並びに画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、一成分現像方式の現像装置は、キ
ャリアとの混合、攪拌およびトナー濃度の制御が不要で
あるため、小型、低コストが図れるだけでなく、現像剤
の交換作業がいらなくなるので、メンテナンスフリーを
要求されるプリンタにおいて、年々その使われる比率が
高まってきている。
【0003】従来、一成分現像剤を用いた現像装置とし
ては、現像ローラに接触しその現像ローラと同一方向に
回転するトナー供給ローラによってホッパー内に貯留さ
れているトナーを現像ローラに搬送し、次いで現像ロー
ラに均一な圧力で線接触しているトナー薄層形成部材に
よって、現像ローラ上にトナー薄層を形成する。そし
て、トナー薄層を、像担持体に接触させることによって
前記像担持体上に形成された静電潜像を可視化する接触
一成分現像方式の現像装置が知られている。
【0004】また、非磁性トナーの場合は、磁力を使え
ないために、ブレード等のトナー薄層形成部材を現像ロ
ールに接触させて、トナーの持つ電荷(鏡像力)や摩擦
帯電によるクーロン力を利用し、トナーの供給と搬送を
行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接触一成分現
像方式では、現像ローラにトナー薄層形成部材を接触さ
せ、トナーを摺擦することで層規制と電荷付与を行って
いるので、トナーへの機械的ストレスが大きい。
【0006】その結果、経時的に破砕や凝集によるトナ
ー粒径変化が起こり易く、トナー残量が少なくなるライ
フ画像では、粒度分布が広がり、粗大側および微小側の
粒子が増えるために画像が劣化することが知られてい
る。とりわけドットパターンの多いハーフトーン画像に
おいては、ドット形状のバラツキやちりの増加により、
綺麗な中間階調が得られなくなるという欠点を有してい
る。
【0007】また、接触一成分現像装置においては、ト
ナー供給ローラを現像ローラに接触させ、ローラ間に電
位差を生じさせてトナーの安定供給を行っている。とこ
ろが、画像部(ベタ黒部)では、トナー供給ローラから
現像ローラを経てトナー層が転移するので、その部分に
新しいトナーの供給が行われるが、非画像部(白印字
部)では、現像ローラ上およびトナー供給ローラ表面上
のトナー層が転移しないので、現像ローラと摺擦した際
に一部掻き落とされてはいるものの、トナーの入れ替わ
りが効率的に行われない。
【0008】そのため、トナー粒子の帯電の立上がり特
性に差が生じ、比較的面積の大きな画像部(ベタ黒部)
があるパターンの直後のハーフトーン画像に、前画像の
履歴、一般に現像メモリ(残像)と呼ばれる濃度差が現
れてしまうというといった問題がある。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
ので、トナー薄層形成手段を有する接触一成分現像方式
のものにおいて、ライフ時におけるハーフトーン画像劣
化と、トナー供給ローラに起因する現像メモリを解消す
ることが出来る現像装置並びに現像方法並びに画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための現像装置として、現像剤を収容する現像剤収
容部を内部に有する装置本体と、この装置本体内かつ像
担持体に近接するように配置され現像剤を被現像部に供
給する回転駆動可能な現像剤保持手段と、この現像剤保
持手段に接触しつつ回転することにより現像剤を現像剤
保持手段に供給する現像剤供給手段と、現像剤保持手段
の表面に接触する状態に設けられ現像剤保持手段の表面
に現像剤薄層を形成する現像剤薄層形成手段と、装置本
体内の現像剤収容部と現像剤供給手段の配設位置との間
を隔別する状態で現像剤収容部の底部から上方へ延出
し、その上端部が現像剤供給手段の最上端及び現像剤保
持手段と現像剤薄層形成手段との当接位置よりも高くな
るように形成し、その上端部を越えて現像剤が現像剤供
給手段へ供給されるようにした隔壁手段とを具備してな
る構成とし、さらに隔壁手段は現像剤供給手段に接触す
る状態に設けた構成としたものである。
【0011】上記課題を解決するための現像方法とし
て、回転可能な現像ローラにトナー供給ローラを介して
トナーを供給するとともにトナー薄層形成ブレードによ
って現像ローラの表面にトナー薄層を形成し、かつトナ
ー薄層を像担持体に近接することによって像担持体上に
形成された静電潜像を可視化する現像方法において、ト
ナー供給ローラを、トナーを収容するトナー収容部とト
ナー供給ローラの配設位置との間を隔別する状態でトナ
ー収容部の底部から上方へ延出し、その上端部がトナー
供給ローラの最上端及び現像ローラとトナー薄層形成ブ
レードとの当接位置よりも高くなるように形成し、その
上端部を越えてトナーがトナー供給ローラへ供給される
ようにした隔壁部材に接触させた状態で回転させること
で現像ローラにトナーを供給しつつ現像するようにした
ものである。
【0012】上記課題を解決するための画像形成装置と
して、像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
と、この静電潜像形成手段により像担持体上に形成され
た静電潜像に一成分系現像剤を供給することにより静電
潜像を可視化する現像手段と、像担持体に形成された現
像剤像を被転写材に静電的に転写させる転写手段とを具
備してなる画像形成装置であって、現像手段が、現像剤
を収容する現像剤収容部を内部に有する装置本体と、こ
の装置本体内かつ像担持体に近接するように配置され現
像剤を被現像部に供給する回転駆動可能な現像剤保持手
段と、この現像剤保持手段に接触しつつ回転することに
より現像剤を現像剤保持手段に供給する現像剤供給手段
と、現像剤保持手段の表面に接触する状態に設けられ現
像剤保持手段の表面に現像剤薄層を形成する現像剤薄層
形成手段と、装置本体内の現像剤収容部と現像剤供給手
段の配設位置との間を隔別する状態で現像剤収容部の底
部から上方へ延出し、その上端部が現像剤供給手段の最
上端及び現像剤保持手段と現像剤薄層形成手段との当接
位置よりも高くなるように形成し、その上端部を越えて
現像剤が現像剤供給手段へ供給されるようにした隔壁手
段とを具備してなる構成としたものである。
【0013】
【作用】本発明の現像装置並びに現像方法並びに画像形
成装置にあっては、現像剤収容部としてのトナー収容部
と現像剤供給手段としてのトナー供給ローラの配設位置
との間を隔別する状態でトナー収容部の底部から上方へ
延出し、その上端部がトナー供給ローラの最上端及び現
像剤保持手段としての現像ローラと現像剤薄層形成手段
としてのトナー薄層形成ブレードの当接位置よりも高く
なるように形成し、その上端部を越えてトナーがトナー
供給ローラへ供給されるようにした隔壁部材を設け、さ
らにこの隔壁部材をトナー供給ローラに接触させるよう
にしたから、トナー薄層形成ブレードで剥離された余剰
のトナーが隔壁部材で仕切られたトナー供給ローラの上
部の領域に止められるため、トナー収容部側に拡散する
ことを防止でき、しかも余剰の現像剤の上部から新しい
トナーが供給されるので、トナー供給ローラには下方に
向けて適当な圧力が働き、トナー供給ローラには余剰の
トナーを含めて一定量のトナーが常時供給貯蔵されるこ
とから、トナー供給ローラに常に適量の現像剤を付着さ
せることができ、またトナー供給ローラの表面近傍のト
ナー層を剥離攪乱させることができる。これにより、ラ
イフ時の画像劣化を防止できると同時に、現像メモリ
(履歴)を消失させる効果があり、ドット再現の乱れや
ちりなどの少ない、きれいなハーフトーン画像を提供す
ることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7を
参照して説明する。
【0015】図1は、画像形成装置1の構成を示す。
【0016】図1において、画像形成装置本体2の略中
央部には、周面長さが記録すべき像の長さよりも小さく
なるような径の像担持体としての感光体ドラム3が矢印
A方向に回転自在に設けられている。この感光体ドラム
3は、有機感光体(OPC)系の光導電材料から形成さ
れている。
【0017】また、感光体ドラム3の周囲には、その回
転方向に沿って順次、後述する作用をなす除電手段とし
ての除電ランプ4、現像剤除去手段としてのクリーナ
5、帯電手段としてのスコロトロン帯電器6、静電潜像
形成手段としてのレーザ装置7、現像手段としての現像
装置8、および転写手段としての転写ローラ9が配設さ
れている。そして、感光体ドラム3の周面に現像剤像と
してのトナー像TIを形成する画像形成手段10を構成
している。
【0018】また、感光体ドラム3、除電ランプ4、ク
リーナ5、帯電器6、現像装置8等は一体に組み込まれ
てユニット化され、装置本体2内より着脱可能なプロセ
スユニット1を構成している。
【0019】また、装置本体2内には、装置本体2の一
側に装着された給紙カセット11から取出された被転写
材としての用紙Pを、前記画像形成手段10の前記感光
体ドラム3と前記転写ローラ9との間の画像転写部12
を経て装置本体2の他側に配置された排紙トレイ13に
導く用紙搬送路14が形成されている。
【0020】また、用紙搬送路14の前記画像転写部1
2の上流側には、給紙ローラ15を介して給紙カセット
11から取出された用紙Pの先端整位を行った後、タイ
ミングをとって画像転写部12に送り込むアライニング
ローラ対16が配置されている。また、前記画像転写部
12の下流側には、用紙Pに転写されたトナー像TIを
定着する定着装置17および定着された用紙Pを排紙ト
レイ13に排出する排紙ローラ対18が設けられてい
る。
【0021】また、定着装置17と排紙ローラ対18と
の間には、定着装置17で定着された用紙Pを必要に応
じて反転搬送路19に導くゲート20が設けられてい
る。
【0022】反転搬送路19に導かれた用紙Pは排紙ロ
ーラ対21を介して装置本体2の上面側に形成された凹
所からなる排紙部22に画像形成面を下にした状態で排
紙されるようになっている。
【0023】つぎに、このように構成された画像形成装
置1の画像形成動作について説明する。
【0024】感光体ドラム3を矢印A方向に回転させ、
感光体ドラム3の周面をスコロトロン帯電器6によりー
500vに略均一に帯電する。続いて、この負の帯電領
域にレーザ装置7から記録すべき画像情報に応じてレー
ザビームLBが照射されてこの露光部分の表面電位が約
−50vとなって、感光体ドラム3の表面に静電潜像が
形成される。ついで、この静電潜像は感光体ドラム3の
回転に伴って現像装置8と対面する。
【0025】一方、現像装置8においては、摩擦帯電性
のいわゆる非磁性の一成分系現像剤としてのトナーTの
層が形成された現像ローラ33が感光体ドラム3に対し
てウイズ方向(矢印B方向)に回転している。現像ロー
ラ33は感光体ドラム3の約1〜3倍程度の速度、すな
わち、この実施例においては、感光体ドラム3の周速7
0mm/secに対して現像ローラ33は、周速140mm/sec
で回転している。なお、現像ローラ33と、感光体ドラ
ム3は接触幅(現像ニップ)は約1mm〜5mmで接触して
いる。
【0026】また、現像ローラ33の金属シャフト33
Aには、後述するように感光体ドラム3の表面電位(V
0 )である−500v(VH )〜50v(VL )に対し
て、現像バイアス電位(VD )−200vが給電されて
いる。
【0027】なお、トナー供給ローラ34の金属シャフ
ト34Aには、トナー供給バイアス電位(VM )である
−200〜−400vが給電されている。
【0028】そして、静電潜像を担持した感光体ドラム
3と現像ローラ33と接触すると、感光体ドラム3と現
像ローラ33との間の約150vの電位差により、現像
ローラ33上に付着しているトナーTは、感光体ドラム
3表面のレーザ照射部分に付着し反転現像される。この
結果、感光体ドラム3表面の静電潜像がトナー像TIと
なって可視化される。
【0029】トナーTは、平均粒径6〜14μm 程度の
ものが用いられ、トナー薄層形成ブレード35および現
像ローラ33との摩擦により、約ー2〜ー20μc /g
程度に帯電されている。本実施例では、負帯電性の有機
感光体からなる感光体ドラム3を用いた反転現像である
ため、トナーTの帯電は負帯電である。
【0030】現像後のトナー像TIは、次に転写ローラ
9と対面する転写領域に搬送される。
【0031】一方、転写領域には、給紙ローラ15の回
転により給紙カセット11から用紙Pが取出され、アラ
イニングローラ対16を介して感光体ドラム3の回転に
同期して送られてくる。
【0032】ここに搬送されてきた用紙Pは、図示して
いない転写バイアス電源から+500〜2000vの電
圧が印加されている転写ローラ9により、その裏面がプ
ラスの極性に帯電される。したがって、感光体ドラム5
の表面上のトナー像TIは静電気的に用紙Pに引寄せら
れて転写される。
【0033】また、転写後の用紙Pは定着装置17に送
られ、ここでトナーTが熱および圧力で用紙Pに溶融定
着された後、排出される。
【0034】一方、用紙P上に転移することなく感光体
ドラム3上に残留したトナーは、クリーナ5によりトナ
ー収容部に回収される。
【0035】また、感光体ドラム3上に残存する静電潜
像は、除電ランプ4により消去され、再び帯電工程に戻
り、同様のプリントサイクルが繰り返される。すなわ
ち、感光体ドラム3を重複回転させ重複使用すること
で、一枚の記録画像が得られる。
【0036】つぎに、前記本発明の現像装置8の構成に
付いて図2ないし図5を参照して詳述する。
【0037】この現像装置8は、導電性と弾性を有する
現像ローラ33を具備し、この現像ローラ33の表面に
非磁性トナーTの薄層を形成し、これを感光体ドラム3
の表面に接触させることにより現像を行うもので、現像
剤キャリア、マグネットローラ、トナー濃度コントロー
ル装置などが不要であり、小型化、低価格化が可能な現
像装置である。
【0038】図2は現像装置8の断面図である。
【0039】現像装置8は、内部が現像剤収納部として
のトナー収容部30となるトナーホッパ31が一体成形
された現像装置本体32を有する。
【0040】現像装置本体32は、感光体ドラム3に対
向する部分が開口した状態となっており、その開口部の
近傍には、感光体ドラム3に対して弾性的にかつ、変形
によりニップ幅をもって接触して感光体ドラム3の回転
方向に対してウイズ方向(矢印B方向)となる状態で回
転する現像剤保持手段としての現像ローラ33が設けら
れている。
【0041】この現像ローラ33の後側でトナー収容部
30の底部に当たる部分には、現像ローラ33に非磁性
の一成分系現像剤であるトナーTを供給する現像剤供給
手段としてのトナー供給ローラ34が設けられている。
【0042】現像装置本体32内には、現像ローラ33
の上方に位置して、現像ローラ33によるトナー搬送量
を規制し、現像ローラ33の表面に前記トナーTの薄層
を形成する現像剤薄層形成手段としてのトナー薄層形成
ブレード35が設けられている。
【0043】さらに、現像ローラ33に対しその回転方
向に対して被現像部位置よりも下流側の位置で接触する
リカバリーブレード37が設けられている。
【0044】また、前記トナー収容部30内には、矢印
D方向に回転する攪拌手段としてのミキサー38が設け
られ、トナーTを攪拌しつつ現像部50のトナー供給ロ
ーラ34の上部に示す領域50Aに送られる。なお、こ
の領域50Aにおいて、トナー供給ローラ34の方向
(鉛直下方に)適当な圧力が働くことが、トナー供給上
必要である。
【0045】また、装置本体32内には、トナー収容部
30とトナー供給ローラ34の配設位置との間を隔別す
る状態かつ前記トナー供給ローラ34に接触する状態に
隔壁手段としての隔壁部材100が一体的に形成されて
いる。
【0046】換言すれば、トナー供給ローラ34は、領
域50Aより回転方向C上流において、現像容器4の底
部に一端を固定した隔壁部材100の一部と接触させて
いる。
【0047】隔壁部材100は、前記領域50Aを囲む
ようにして、トナー供給ローラ33の上端よりも高い位
置まで伸びている。また、隔壁部材100の上端は現像
ローラ33とトナー薄層形成ブレード35の当接位置よ
りも若干高くなっている。
【0048】また、隔壁部材100は、例えばポリカボ
ネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリエチレンテ
レフタレート(商品名 マイラー)等のトナーホッパ3
1と同一の合成樹脂材料で一体成形されている。
【0049】しかして、トナーホッパ31内の非磁性ト
ナーTは、矢印D方向に回転するミキサー38により攪
拌されつつトナー供給ローラ34の上方の領域50Aに
送られる。この領域50Aにおいて、トナー供給ローラ
34の方向に(鉛直下方に)適当な圧力が働くことが、
トナー供給上必要である。トナー供給ローラ34は、現
像ローラ33と接触しており、接触部では、現像ローラ
33とは擦り合うアゲインスト方向(矢印C方向)に回
転し、領域50A内のトナーTは、現像ローラ33に供
給される。
【0050】トナー供給ローラ34により、現像ローラ
33上に供給されたトナーTは、現像ローラ33と摩擦
帯電し、静電気的な力および物理的な力により、トナー
薄層形成ブレード35の配設位置へと搬送されて行く。
【0051】現像ローラ33上のトナーTは、トナー薄
層形成ブレード35により、通過量を規制されつつ、摩
擦帯電により電荷が付与される。トナー薄層形成ブレー
ド35を通過した後のトナーTは、十分に帯電されてお
り、かつ均一に層形成された状態で感光体ドラム3側に
搬送され、感光体ドラム3の静電潜像を現像する。
【0052】そして、静電潜像の現像に供しなかった現
像残りトナーT′は、リカバリ−ブレ−ド37を通り抜
け現像装置本体32内に戻る構成となっている。
【0053】なお、トナー供給ローラ34は、トナー供
給を行う作用の他に、現像されずに現像ローラ33上に
残存しているトナーTの一部を掻き落す機能も兼ねてい
る。
【0054】また、前記現像ローラ33は、感光体ドラ
ム3に接触する接触現像であるため、現像ローラ33に
第一に要求される特性は“導電性と弾性を有する”とい
うことであり、そのため、図2および図3に示す如く、
支持体としての金属シャフト33Aの周囲に、導電性を
有する弾性体層33Bと、表面平滑性を満足し得るよう
に塗布した表面導電層33Cとを順次形成し全体として
弾力性のあるローラを構成している。
【0055】また、前記弾性体層33Bに、ゴム硬度3
0度、伸び425%程度、抵抗値5×103 Ωcm程度の
シリコンゴムを使用し、表面導電層33Cは、導電性ポ
リウレタン塗料(日本ミラクトラン株式会社製 スパレ
ックス)抵抗値5×103 Ωcm程度、伸び353%程度
のものを使用し、約40μmの表面層とした。その結
果、形成された現像ローラ33のゴム硬度は、約40
度、シャフト33Aと表面導電層33Cとの間の抵抗は
約100KΩ、表面粗さ3μm程度となった。
【0056】さらに、上記現像ローラ33の金属シャフ
ト33Aには、図2に示すように、100k〜50MΩ
の保護抵抗60を介して電圧印加手段として直流電源3
6が接続されており、感光体ドラム3の表面電位
(V0 );−500v(VH )〜50v(VL )に対し
て、現像バイアス電位(VD )−200vを印加するよ
うになっている。
【0057】また、リカバリーブレード37は、リン青
銅の薄板バネ製で端部を現像装置本体32のフレームに
固定し、他端はフリーにした構造をとることにより、現
像剤保持部材としての現像ローラ33の全長に亘り押圧
している。押圧力は約3g/cm2 である。
【0058】また、トナー供給ローラ34は、前述の如
く現像ローラ33へのトナーTの供給と、現像後の現像
ローラ33上のトナーTの掻き取りという2つの役割を
有しており、このため、上記トナー供給ローラ34は、
金属シャフト34Aの外周に導電性を有する軟質発泡ポ
リウレタンフォーム[商品名:エバーライト、ブリヂス
トン(株)社製]層34Bを設けた構成となっている。
また、現像ローラ33に対する接触幅は約1〜5mm、
接触深さは0.2〜1.0mm程度に設定してあり、現
像ローラ33の回転方向に対してアゲインスト方向(矢
印C方向)に周速200mm/secで回転するようになって
いる。
【0059】そして、トナーTの搬送供給と、ホッパ3
内底部のトナーTの凝集防止の役割を果たしている。
【0060】さらに、トナー供給ローラ34の金属シャ
フト34Aには、図2に示すように電圧印加手段として
のトナー供給バイアス電源(可変)39により、トナー
供給バイアス電位(VM )−200v〜−400vが印
加されるようになっており、良好なトナーTの移動性が
得られるようになっている。
【0061】また、トナー薄層形成ブレード35は、図
2に示すように、第1のブレードホルダ40、スペーサ
41及び第2のブレードホルダ42により保持されてい
る。
【0062】第1のブレードホルダ40は、軸43を介
して回動自在に支持されているとともに加圧用の複数の
圧縮スプリング44により所定方向に回動するように常
時付勢された状態となっている。
【0063】上記圧縮スプリング44のバネ定数は、ト
ナー薄層形成ブレード35の薄板バネ材のバネ定数より
小さいため、トナー薄層形成ブレード35の当接部が磨
耗しても、ほとんど加圧力の変化がなく、長期間安定し
た層形成能力を維持することができる。
【0064】なお、実施例では、トナー薄層形成ブレー
ド35の現像ローラ33に対する押圧力は約80g/cm
2 である。
【0065】また、トナー薄層形成ブレード35の背面
には、モルトプレン等で出来た発泡材45が貼着されて
おり、この発泡材45が第1のブレードホルダ40に取
付けられたバッフル板46に当接するようになってい
る。これにより、トナー薄層形成ブレード35の振動を
押さえ、良好なトナーTの層形成ができるようになって
いる。
【0066】トナー薄層形成ブレード35は、図4に示
すように、リン青銅等からなる薄板バネ材35Aの先端
部に、シリコンゴム弾性体からなる突起部であるチップ
35Bを、長手方向に少なくとも画像形成幅より大きい
領域に設け、その両端部にウレタンフォームからなるシ
ール材35Cを貼ってある。前記シール材35Cは、チ
ップ35Bの高さよりも厚くしてあり、トナーTの両端
方向への移動を確実にシールしている。
【0067】チップ35Bは、図5に詳図するように、
現像ローラ33に対する側の断面の表面形状が半円形を
有した第1の突起部55と、その表面に配置された微小
な第2の突起部56からなる。このチップ35Bが、現
像ローラ33に所定の加重で押圧されるようになってい
る。そして、ここを通過するトナーTは、感光体ドラム
3と同極性の負の摩擦帯電を帯びて1層〜3層程度のト
ナーTの層を形成する。
【0068】また、上記微小な第2の突起部56を設け
ることにより、現像ローラ33の当接部において上記第
2の突起部56に荷重が集中し、第1の突起部55が変
形を受け易くなるので、トナー層形成不良による濃度ム
ラ等の画像不良をなくすことができる。
【0069】なお、本実施例においては、負帯電性の有
機感光体ドラム3を用いた反転現像であるため、トナー
Tとして負帯電トナーを用い、ブレード35として負帯
電させ易い材質を使用している。
【0070】次ぎに、トナー収容部30とトナー供給ロ
ーラ34の配設位置との間を隔別する状態かつトナー供
給ローラ34に接触する状態に設けられた隔壁部材10
0を設けた本発明の現像装置(隔壁接触タイプ)8と、
いずれも図示しないが、隔壁部材100を有しない従来
の現像装置(隔壁なしタイプ)、および隔壁部材100
をトナー供給ローラ34に対して非接触状態で設けた従
来改良型の現像装置(隔壁非接触タイプ)を、それぞれ
図1に示す画像形成装置1に組込みテストを行ったとこ
ろ、次のような結果が得られた。
【0071】まず、隔壁なしタイプの現像装置を画像形
成装置1に搭載して、5000枚間欠プリント(A4,
5%印字)を行ったところ、トナー残量が少なくなるに
従い、トナー粒度分布が広がり、ハーフトーン画像の荒
れ(ドット形状のバラツキやちりの増加)が顕著となっ
た。
【0072】この欠点を補うために種々の対策を施し、
同様のランニングテストを行ったところ、従来改良型の
隔壁非接触タイプ、すなわち、領域50Aを含む現像部
50とトナー収容部30との間に、少なくともトナー供
給ローラ34の最上端および現像ローラ33とトナー薄
層形成ブレード35との当接部よりも高い隔壁を設け、
トナー薄層形成ブレード35で剥離された余剰のトナー
Tがトナー収容部30側に拡散しないよう現像部50に
止め、かつ現像部50には一定量のトナーTが常時供給
貯蔵されるような構造にするのが効果的であることがわ
かった。
【0073】すなわち、トナー薄層形成ブレード35を
通過したトナーTは、優先的に現像に寄与する(消費す
る)ことになるので、ライフ時においてもストレスを受
けていないトナーTの供給が実現できるためである。
【0074】一方、前述の現像メモリ(残像)は、現像
部50とトナー収容部30に隔壁を設けただけでは、そ
の発生原理より解決には至らない。
【0075】現像メモリを消滅させるには、トナー薄層
形成ブレード35を通過し、感光体ドラム3との接触部
を経て、再び現像装置本体32に戻ってきた現像ローラ
33の表面のトナー層を、トナー供給ローラ34により
剥離または攪乱する方法が有効であることが知られてい
る。
【0076】そこで、図2に示すように、現像装置本体
32の内壁の一部を突設させて、前述した高さの隔壁部
材100を形成するとともに、この隔壁部材100をト
ナー供給ローラ34に当接させ、トナー供給ローラ34
表面のトナー層を積極的に剥離して、常に現像ローラ3
3側にトナーTを安定供給できるようにする一方、現像
ローラ33の表面のトナー層をトナー供給ローラ34に
より確実に剥離または攪乱させるようにした隔壁接触タ
イプの現像装置8を試作した。
【0077】図6は、従来の隔壁なしタイプの現像装置
と、従来装置を改良した隔壁非接触タイプの現像装置
と、本実施例の隔壁接触タイプの現像装置8(図2参
照)を使用した場合の、トナー残量に対する体積50%
平均粒径の変化を示したものである。
【0078】これらの結果から、従来の隔壁なしタイプ
の現像装置は、トナー残量が少なくなるに従い、トナー
粒度分布が広がり、従来装置を改良した隔壁非接触タイ
プの現像装置、および、本実施例の隔壁接触タイプの現
像装置8に比べ、その差は顕著である。
【0079】また、図7は従来の隔壁なしタイプの現像
装置、図8は従来装置を改良した隔壁非接触タイプの現
像装置、図9は本実施例の隔壁接触タイプの現像装置8
で、それぞれ5000枚プリントした後、ハーフトーン
画像(網点ドットパターン)をプリントし、画像解析装
置(TOSPIX−II)にて画像処理した後の拡大写
真である。
【0080】また、表1、図10は、ハーフトーン画像
中の任意の10点を選んで測定、解析した結果である。
【0081】
【表1】 これらの結果から、隔壁を有する従来改良型の隔壁非接
触タイプ現像装置、および本実施例の隔壁接触タイプの
現像装置8は、ハーフトーン画像の荒れ(ドット形状の
バラツキやちりの増加)が無く、ライフ時の画像劣化防
止に大きな効果があることがわかる。
【0082】現像メモリ(履歴)は、それぞれの現像装
置を図1のプリンタに搭載し、図11に示すチャート画
像200を出力した際に、ベタ黒パターン直後のハーフ
トーン画像部(イ)と、白印字直後のハーフトーン画像
(ロ)の絶対濃度差(10点平均値)で評価した。その
結果を図12に示す。
【0083】隔壁部材100を、トナー供給ローラ34
に当接させた場合と、そうでない場合とでは、明らかに
現像メモリの発生状況に差があることがわかる。
【0084】本発明の現像装置8を用いた場合、その差
が0.01以下と大幅に減少し、従来改良型の隔壁非接
触タイプ現像装置に比べ、肉眼では判別できない程度
に、現像メモリが消失できた。
【0085】なお、本実施例では、非磁性トナーを用い
ているが、磁性トナーを用いた場合であっても、本発明
の本意から同様の効果が期待できる。
【0086】また、本実施例では、トナー供給ローラ3
4に、弾性を有する軟質発泡性部材として軟質発泡ポリ
ウレタンフォームを用いる一方、隔壁部材100として
現像装置本体32の材質と同じ剛性部材を使用している
が、これに限るものでない。
【0087】すなわち、トナー供給ローラとして、金属
または樹脂などの剛体ローラからなるトナー供給ローラ
34′を用いた場合は、図13に示すように、可撓性を
有する隔壁部材100′を用いればよい。比較例とし
て、厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートのフ
ィルムを使用したが同様な効果が得られた。
【0088】なお、図13に示す他の実施例の説明にお
いて、前述の一実施例と同一部分は、同一の符号を付し
て重複説明を省略する。
【0089】その他、本発明は本発明の要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
並びに現像方法並びに画像形成装置によれば、現像剤収
容部としてのトナー収容部と現像剤供給手段としてのト
ナー供給ローラの配設位置との間を隔別する状態でトナ
ー収容部の底部から上方へ延出し、その上端部がトナー
供給ローラの最上端及び現像剤保持手段としての現像ロ
ーラと現像剤薄層形成手段としてのトナー薄層形成ブレ
ードの当接位置よりも高くなるように形成し、その上端
部を越えてトナーがトナー供給ローラへ供給されるよう
にした隔壁部材を設け、さらにこの隔壁部材をトナー供
給ローラに接触させるようにしたことにより、ライフ時
の画像劣化を防止できると同時に、現像メモリ(履歴)
を消失させる効果があり、ドット再現の乱れやちりなど
の少ない、きれいなハーフトーン画像を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の内部構成を概略的に示
す正面図。
【図2】本発明の現像装置の一実施例を示す断面図。
【図3】同実施例の要部である現像ローラの斜視断面
図。
【図4】同実施例の要部であるブレードの斜視図。
【図5】同実施例のブレード先端部の断面図。
【図6】同実施例における効果を示す図。
【図7】従来の現像装置を用いた場合のライフ時のハー
フトーン画像を示す図。
【図8】従来の現像装置を改良し、現像部とホッパー部
との間に隔壁を設けた現像装置を用いた場合のライフ時
のハーフトーン画像を示す図。
【図9】本発明の現像装置を用いた場合のライフ時のハ
ーフトーン画像を示す図。
【図10】本発明の効果を示す図。
【図11】判定に使用したチャ−ト画像を示す図。
【図12】本発明の効果を示すグラフ図。
【図13】本発明の第2の実施例を示す現像装置の断面
図。
【符号の説明】
1…画像形成装置、3…感光体ドラム(像担持体)、4
…除電ランプ(除電手段)、5…クリーナ(現像剤除去
手段)、6…スコロトロン帯電器(帯電手段)、7…レ
ーザ装置(静電潜像形成手段)、8…現像装置(現像手
段)、9…転写ローラ(転写手段)、33…現像ローラ
(現像剤保持手段)、34,34′…トナー供給ローラ
(現像剤供給手段)、35…トナー薄層形成ブレード
(現像剤薄層形成手段)、50…現像部、50A…領
域、100,100′…隔壁部材(隔壁手段)、P…用
紙(被転写材)、T…トナー(現像剤)、TI…トナー
像(現像剤像)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島崎 隆 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (72)発明者 手塚 実 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イ ンテリジェントテクノロジ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−84573(JP,A) 特開 昭63−172290(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 - 15/09

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤収容部を内部に
    有する装置本体と、 この装置本体内かつ像担持体に近接するように配置され
    前記現像剤を被現像部に供給する回転駆動可能な現像剤
    保持手段と、 この現像剤保持手段に接触しつつ回転することにより前
    記現像剤を現像剤保持手段に供給する現像剤供給手段
    と、 前記現像剤保持手段の表面に接触する状態に設けられ現
    像剤保持手段の表面に現像剤薄層を形成する現像剤薄層
    形成手段と、 前記装置本体内の現像剤収容部と前記現像剤供給手段の
    配設位置との間を隔別する状態で前記現像剤収容部の底
    部から上方へ延出し、その上端部が前記現像剤供給手段
    の最上端及び前記現像剤保持手段と前記現像剤薄層形成
    手段との当接位置よりも高くなるように形成し、その上
    端部を越えて前記現像剤が前記現像剤供給手段へ供給さ
    れるようにした隔壁手段と、 を具備してなることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記隔壁手段は、前記現像剤供給手段に
    接触する状態に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    現像装置。
  3. 【請求項3】 回転可能な現像ローラにトナー供給ロー
    ラを介してトナーを供給するとともにトナー薄層形成ブ
    レードによって前記現像ローラの表面にトナー薄層を形
    成し、かつ前記トナー薄層を像担持体に近接することに
    よって前記像担持体上に形成された静電潜像を可視化す
    る現像方法において、 前記トナー供給ローラを、前記トナーを収容するトナー
    収容部と前記トナー供給ローラの配設位置との間を隔別
    する状態で前記トナー収容部の底部から上方へ延出し、
    その上端部が前記トナー供給ローラの最上端及び前記現
    像ローラとトナー薄層形成ブレードとの当接位置よりも
    高くなるように形成し、その上端部を越えて前記トナー
    が前記トナー供給ローラへ供給されるようにした隔壁部
    材に接触させた状態で回転させることで前記現像ローラ
    にトナーを供給しつつ現像することを特徴とする現像方
    法。
  4. 【請求項4】 像担持体に静電潜像を形成する静電潜像
    形成手段と、 この静電潜像形成手段により前記像担持体上に形成され
    た静電潜像に一成分系現像剤を供給することにより前記
    静電潜像を可視化する現像手段と、 前記像担持体に形成された現像剤像を被転写材に静電的
    に転写させる転写手段と、 を具備してなる画像形成装置であって、 前記現像手段が、 前記現像剤を収容する現像剤収容部を内部に有する装置
    本体と、 この装置本体内かつ前記像担持体に近接するように配置
    され前記現像剤を前記被現像部に供給する回転駆動可能
    な現像剤保持手段と、 この現像剤保持手段に接触しつつ回転することにより現
    像剤を現像剤保持手段に供給する現像剤供給手段と、 前記現像剤保持手段の表面に接触する状態に設けられ現
    像剤保持手段の表面に現像剤薄層を形成する現像剤薄層
    形成手段と、 前記装置本体内の前記現像剤収容部と現像剤供給手段の
    配設位置との間を隔別する状態で前記現像剤収容部の底
    部から上方へ延出し、その上端部が前記現像剤供給手段
    の最上端及び前記現像剤保持手段と前記現像剤薄層形成
    手段との当接位置よりも高くなるように形成し、その上
    端部を越えて前記現像剤が前記現像剤供給手段へ供給さ
    れるようにした隔壁手段と、 を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
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