JPH0442657Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0442657Y2
JPH0442657Y2 JP1988086318U JP8631888U JPH0442657Y2 JP H0442657 Y2 JPH0442657 Y2 JP H0442657Y2 JP 1988086318 U JP1988086318 U JP 1988086318U JP 8631888 U JP8631888 U JP 8631888U JP H0442657 Y2 JPH0442657 Y2 JP H0442657Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
opening
air
range
closing lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988086318U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH026926U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988086318U priority Critical patent/JPH0442657Y2/ja
Publication of JPH026926U publication Critical patent/JPH026926U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0442657Y2 publication Critical patent/JPH0442657Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、局所的な冷房が可能な空気調和機
を設けた厨房装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、台所には専用の空気調和機を設置するこ
とは少なかつた。そのため、他の居室と比較して
快適さに劣つていた。そこで、台所を快適にする
手段として、暖房する場合は、温風ヒータや電気
カーペツト等の暖房機器を利用することにより局
所的な暖房が可能であつた。しかし、冷房する場
合は、局所的な冷房が行える機器がなかつたの
で、他の居室の空気調和機を利用していた。しか
し、この方法では、調理の際に生じる熱気の方が
空気調和機の冷気よりも強力なため、充分な冷房
が行えなかつた。
そこで、この問題を解決するために、第8図に
示すような局所的な冷房を行うことができる空気
調和機31を備えた厨房装置が提案された(実願
昭62−180050号公報)。この構造は、前面に冷風
の吹出口31cを設け、レンジ33と反対側の側
面に吸気口31bを設け、レンジフード32側の
側面に排気口31aを設けた空気調和機31を、
レンジフード32と隣接する吊戸棚34の下部に
設置したものである。そして、調理の際に空気調
和機31を作動させることにより、吹出口31c
から作業者に冷気を送つていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この構造では、レンジ33の使用時に
空気調和機31を作動させると、排気は排気口3
1aからのレンジフード32側に向けて排出さ
れ、レンジ33から上昇してきた熱気がレンジフ
ード32内へ流入するのを妨げていた。そのた
め、熱気の一部が空気調和機31の下方に流れ、
この熱気が吸気口31bから吸入されて空気調和
機31の冷房効率を低下させるという問題が生じ
ていた。
また、レンジ33を使用しない状態で空気調和
機31を作動させると、空気調和機31内で生じ
た排気が排気口31aから排出されて再び吸気口
31bに流入するために、冷房効率を低下させる
という問題が生じていた。
したがつて、この考案の目的は、レンジからの
熱気が空気調和機の吸気口に流れ込むのを防止す
ることにより空気調和機の冷房効率が低下するの
を防止でき、かつレンジの非使用時においても空
気調和機の効率的な運転ガ可能な厨房装置を提供
することがある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の厨房装置は、レンジの上方にレンジ
フードを設け、前面に冷気の吹出口を形成した空
気調和機を前記レンジフードの側面に隣接して設
けた厨房装置において、前記レンジの前記空気調
和機側の側面に向けて排気を排出する排気口を前
記空気調和機の前記レンジフード側に設けるとと
もに、この排気口に開閉自在の開閉蓋を設けたこ
とを特徴とするものである。
また、前記開閉蓋を任意の開き角度に保持する
係合手段を設けてもよい。
さらに、前記開閉蓋を前記空気調和機内に設け
電磁石に連結し、この電磁石のオン・オフにより
前記開閉蓋を開閉するようにしてもよい。
〔作用〕
この考案の構成によると、レンジの空気調和機
側の側面に向けて排気を排出する排気口を空気調
和機のレンジフード側に設けたので、レンジと空
気調和機との間にエアカーテンを形成することが
でき、調理時においてレンジから生じる熱気が空
気調和機の吸気口に流入するのを防止することが
できる。したがつて、空気調和機の冷房効率が低
下するのを防止することができる。また、空気調
和機の排気口に開閉自在の開閉蓋を設けたので、
レンジを使用しない状態で空気調和機を運転する
場合には、排気口を閉じることにより空気調和機
内で発生した排気が吸気口に流入するのを防止す
ることができる。したがつて、空気調和機の冷房
効率が低下するのを防止することができる。ま
た、開閉蓋を電磁石に接続することにより、開閉
蓋の開閉を容易に行うことができる。
〔実施例〕
この考案の第1の実施例を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。
空気調和機1は、レンジフード2に隣接した吊
戸棚11の下部に設けてある。空気調和機1の内
部には圧縮器、蒸発器、凝縮器(いずれも図示せ
ず)からなるヒートポンプが設けてある。空気調
和機1のレンジフード2側の下面には排気口1a
が形成してあり、レンジフード2から遠い側の下
面には吸気口1bが形成してある。また、前面に
は冷気の吹出口1cが形成してある。排気口1a
には開閉蓋4が設けてあり、この開閉蓋4は、第
2図に示すように、蓋本体4aの両端に扇形の側
板4bを立設して形成してある。側板4bの外側
面には円弧に沿つて凹状に形成した係合手段4c
(第3図)が複数設けてある。この開閉蓋4は、
扇形の中心付近を回動軸として回動する。また、
空気調和機1の排気口1aの内周の壁面には、第
3図に示すように、凹部7が形成してあり、この
凹部7内に被係合手段5としてピンが突没自在に
設けてある。この被係合手段5には抜け止め5a
が形成してあり、かつばね6によつて常に外方に
付勢された状態にある。被係合手段5は開閉蓋4
に形成された係合手段4cに没入し、係合する。
この開閉蓋4を使用する鍋の大きさや排気の風力
に応じて手動で調節することにより排気の吹き出
し角度を変えることができるできる。なお、この
開閉蓋4は、モータ(図示せず)に接続すること
により、自動で開閉するようにしてもよい。ま
た、この空気調和機1には、下面に設けた排気口
1aとは別に屋外に直接排出できる排気口(図示
せず)が設けてあり、レンジ3の非使用時に下面
の排気口1aを開閉蓋4で閉じた状態でも排気が
行える。なお、この屋外と連通した排気口は、下
面の排気口1aの閉鎖と連動して開放するように
セツトしてある。
レンジフード2は、レンジ3の上方に設置して
あり、レンジ3から生じた熱気をフアン(図示せ
ず)によつて吸引し、屋外に排出する。
この実施例の動作を説明する。調理器具の大き
さや排気の風力に合わせて開閉蓋4を所定の開き
角度に設定する。レンジ3を使用すると、レンジ
3から熱気が生じる。このとき、空気調和機1を
作動させると、吸気口1bから空気調和機1の内
部に空気が流入し、吹出口1cから冷気を作業者
に吹き出す。同時に、空気調和機1内で生じた排
気は排気口1aからレンジ3の空気調和機1側の
側面に向かつて排出され、エアカーテンを形成す
る。レンジ3からの熱気はエアカーテンで遮ら
れ、空気調和機1側に流れることなく上昇し、レ
ンジフード2に吸収されて屋外に排出される。
この実施例の構成によると、レンジ3の空気調
和機1側の側面に向けて排気を排出する排気口1
aを空気調和機1のレンジフード2側に設けたの
で、レンジ3と空気調和機1との間にエアカーテ
ンを形成することができ、調理時においてレンジ
3がら生じる熱気が空気調和機1の吸気口1bに
流入するのを防止することができる。したがつ
て、空気調和機1の冷房効率が低下するのを防止
することができる。また、空気調和機1の排気口
1aに開閉自在の開閉蓋4を設けたので、レンジ
3を使用しない状態で空気調和機1を運転する場
合には、開閉蓋4を閉じることができ、空気調和
機1内で発生する排気が吸気口1bに流入するの
を防止することができ、空気調和機1の冷房効率
が低下するのを防止することができる。また、開
閉蓋4は開き角度を調整できるように設けたの
で、レンジ3上に載置される鍋の大きさや吹き出
す際の風力の強さに応じて排気の吹き出し角度を
調節することができる。
この考案の第2の実施例を第4図および第5図
に基づいて説明する。この例は、前記実施例にお
ける開閉蓋4の構造を変えたものである。すなわ
ち、開閉蓋10の側端を連結材9に固定し、この
連結材9を電磁石8に対して突没自在に設けるこ
とにより、開閉蓋10を電磁石8に対して突没自
在に設け、排気口1aの開閉を行うようにしたも
のである。また、空気調和機1の下面を形成する
板材を排気口1aの吸気口1b側の側縁からレン
ジ3方向に延出することによりガイド片1dを形
成し、排気をレンジ3の側面に誘導できるように
してある。第4図は開閉蓋10を閉じた状態の断
面図、第5図は開閉蓋10を開いた状態の断面図
である。
この構造によれば、電磁石8を空気調和機1の
オン・オフと連動させることにより、自動的に開
閉蓋10を開閉することができる。
また、他の実施例として、第6図および第7図
に示すものがある。この例は、開閉蓋12を排気
口1aからの風力により開閉するようにしたもの
である。この開閉蓋12の裏面には支点部12a
を偏心させて設けてあり、この支点部12aを中
心として開閉蓋12が回動し、開閉するようにし
てある。この開閉蓋12は、常時は自重によつて
排気口1aを塞いでおり、排気が排出された状態
において風圧によつて開かれる。
なお、前記各々の実施例においては、排気口1
aを空気調和機1の下面に設けていたが、レンジ
フード2側の側面に設けてもよい。この場合、開
閉蓋4は排気口1aからの排気が下方に排出され
るように設置する。
〔考案の効果〕
この考案の厨房装置によると、レンジの空気調
和機側の側面に向けて排気を排出する排気口を空
気調和機のレンジフード側に設けたので、レンジ
と空気調和機との間にエアカーテンを形成するこ
とができ、調理時においてレンジから生じる熱気
が空気調和機の吸気口に流入するのを防止するこ
とができる。したがつて、空気調和機の冷房効率
が低下するのを防止することができる。また、空
気調和機の排気口に開閉自在の開閉蓋を設けたの
で、レンジを使用しない状態で空気調和機を運転
する場合には、排気口を閉じることにより空気調
和機内で発生した排気が吸気口に流入するのを防
止することができる。したがつて、空気調和機の
冷房効率が低下するのを防止することができる。
また、開閉蓋を電磁石に接続することにより、開
閉蓋の開閉を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の部分斜視図
第2図はその排気口部分の部分側面図、第3図は
その断面図、第4図および第5図はこの考案の第
2の実施例の動作を示す部分断面図、第6図はお
よび第7図はこの考案の他の実施例の動作を示す
部分断面図、第8図は提案例の部分側面図であ
る。 1……空気調和機、1a……排気口、1b……
吸気口、1c……吹出口、2……レンジフード、
3……レンジ、4,10,12……開閉蓋、4c
……係合手段、5……被係合手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) レンジの上方にレンジフードを設け、前面に
    冷気の吹出口を形成した空気調和機を前記レン
    ジフードの側面に隣接して設けた厨房装置にお
    いて、前記レンジの前記空気調和機側の側面に
    向けて排気を排出する排気口を前記空気調和機
    の前記レンジフード側に設けるとともに、この
    排気口に開閉自在の開閉蓋を設けたことを特徴
    とする厨房装置。 (2) 前記開閉蓋を任意の開き角度に保持する係合
    手段を設けた実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の厨房装置。 (3) 前記開閉蓋を前記空気調和機内に設けた電磁
    石に連結し、この電磁石のオン・オフにより前
    記開閉蓋を開閉する実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の厨房装置。
JP1988086318U 1988-06-27 1988-06-27 Expired JPH0442657Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988086318U JPH0442657Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988086318U JPH0442657Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH026926U JPH026926U (ja) 1990-01-17
JPH0442657Y2 true JPH0442657Y2 (ja) 1992-10-08

Family

ID=31310956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988086318U Expired JPH0442657Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0442657Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6070563U (ja) * 1983-07-01 1985-05-18 高谷 昌利 調味料等の貯蔵、排出器
KR100595573B1 (ko) * 2004-09-20 2006-07-03 엘지전자 주식회사 주방용 배기장치
JP2014025621A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Toshiba Carrier Corp 給排気システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH026926U (ja) 1990-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0442657Y2 (ja)
KR100381160B1 (ko) 공기조화기
JPS5833444Y2 (ja) 複合調理器
JPH0442655Y2 (ja)
JPH02118344A (ja) キッチンユニット棚組込型空気調和装置
JPH0656271B2 (ja) 換気装置
JPS5818Y2 (ja) 空気調和機の通風制御構造
JP3799742B2 (ja) レンジフード
KR20180112447A (ko) 천장형 공기 조화기
JPS6391442A (ja) ガスレンジから発生する煙等の換気方法
JP2552551Y2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH0635823U (ja) パッケージ型空調機
JPS6335295Y2 (ja)
KR850000764Y1 (ko) 복합 조리기(複合調理器)
JPS6234187Y2 (ja)
JP2703318B2 (ja) 空気調和ユニット
JPS6222940A (ja) 天井内設置型換気兼用冷暖房装置
KR200174812Y1 (ko) 창문형 에어콘의 통풍공 조절장치
JPS6022246Y2 (ja) オ−ブン
JP3030158B2 (ja) 空気調和機
JPS6018740Y2 (ja) 強制同時吸排換気扇
JPH031021A (ja) 調理煮焼き排煙促進装置
JPS62268943A (ja) 空気調和機
JPH01167549A (ja) 同時給排形レンジフードファン
JPH0437337B2 (ja)