JPS62268943A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は分離形空気調和機における室内機に関するもの
である。

従来の技術 従来この種の室内機は圧縮機や室外熱交換器などを備え
た室外機と冷媒配管によって接続され、前記室内機には
室内熱交換器や室内送風機を備え。

壁掛形として使用するか、床置形として使用していた０
そしてこれら室内機を運転することにより室内の冷暖房
が行なわれる。一方、室内の換気をするのは室内のある
外壁箇所を選んで換気扇を据付は室内の空気を吸気ある
いは排気を行なうか、空調換気扇と称するいわゆる和紙
材からなり空気の流れを交叉させ、換気させながら室内
空気の熱を回収する熱交換器（以後全熱交換器と称す）
を収納した前記空調換気扇を据付けて室内の空気を換気
し、かつ熱回収するものであった 発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、壁掛形あるいは床置形とい
った室内機と、前記空調換気扇とがそれぞれに同じ室内
に場所を異にして据付けられることになる。そのために
製造者としては室内機と、空調換気扇とそれぞれ別の完
成品として仕上げることになるところからコストが著る
しく嵩み、引いてはユーザー側にとっても高くつく。シ
かも室内のインチリヤの面からも同一室内に換気扇を、
一方では空調用の室内機といったように粗雑感となると
いう問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、室内設備
の観点からコストの引下げと、インチリヤデザインの向
上を図ることを目的とする。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、本体内に空調室
と換気室を形成し空調室に室内熱交換器と室内送風機を
設け、換気室に全熱交換器を備えるとともに全熱交換器
を通る排気通路と吸気通路を形成し、排気通路と吸気通
路に換気送風機の羽根を配置したものである。

作　　用 この構成により、本体の空調室では冷房および暖房を行
なうとともに、換気室では換気送風機によって外気が全
熱交換器を通る吸気通路を通って室内へ吸気され、また
、室内空気が全熱交換器を通る通路を通って屋外へ排気
することとなる。

実施例 以下に本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。図において２は外壁１のある高さに固定され
た分離形空気調和機の室内機の本体であり、この本体２
内には、第１仕切板５を設けて上下に空調室３と換気室
４とを区画形成している。前記下方の空調室３には室内
空気を吸込む吸込口６と、下方側に吹出ロアとを設け、
冷媒を流通し室外機（図示せず）と接続するだめの接続
配管８と接続している室内熱交換器９と、室内循環用の
送風機１ｏとを備えている。前記上方の換気室４側にお
いては、室内側に面して、室内空気を排気するだめの排
気口１１と、外気を取入れるだめの吸気口１２を設ける
とともに、背面側においては吸気ダクト１３によって構
成される外気吸込口１４と、排気ダクト１６によって構
成される排気吹出口１６が設けられている。そして前記
第１仕切板５の上方にはこの第１仕切板５と直交しかつ
、排気口１１と吸気口１１間に第２仕切板１７（第２図
）を設け、和紙材からなる公知の全熱交換器１８を収納
した熱交換室１９と、送風機２０を収納した送風機室２
１とを区画している。前記第２仕切板１７には前記全熱
交換器１８の外気吸込稜線１８ａより流入した矢印Ａに
示す空気流路のように吸気口１２に開口した吸気開口部
２３と、前記全熱交換器１８の排気稜線１８ｂより流入
した矢印Ｂに示す空気流路のように排気吹出口１６に開
口した排気開口部２４とを設けている。すなわち、全熱
交換器を通る排気通路と吸気通路が形成されている。ま
た送風機室２１はモータ２６を保持している第３仕切板
２６によって排気吹出口１６側の排気室と吸気口１２側
の吸気室とが構成される。前記送風機２ｏはモータ２５
の両軸端に吸気通路に位置する吸気用羽根２７と、排気
通路に位置する排気用羽根２８とを固着し、この送風機
２ｏを運転することにより吸気用羽根２７は室内側へ、
排気用羽根２８は外側に吹出すようにしている。

上記構成において、外壁１に対して室内機の本体２を据
付けるに際し、接続配管８を通すだめの孔２９と、吸気
ダクト１３を挿入するだめの吸気孔３ｏと、排気ダクト
１６を挿入するための排気孔３１と合計３個の孔を下方
へわずかに傾斜してあけることになる。そして吸気孔３
ｏと排気孔３１に対してそれぞれ吸気ダクト１３と排気
ダクト１５を挿入し、孔２９に対しても接続配管８を挿
入して接続するのである。

こうして据付けたのち、本室内機を運転することにより
空調室３では吸込口６より流入した空気が室内熱交換器
９を通過して冷房時は冷風、暖房時は温風となって下方
の吹出ロアより室内へ吹出される。一方換気室４側にお
いては、送風機２０を運転することにより排気用羽根２
８によって室内の排気口１１より室内空気が流入し矢印
Ｂのように全熱交換器１８の排気稜線１８ｂより排気開
口部２４に流れ排気ダクト１６より外へ排気し、吸気と
しては吸気用羽根２７によって外の空気が外気ダクト１
３を介して吸気稜線１８ａに流れ、矢印Ａに示すように
全熱交換器１８を通過し、このとき前記室内空気を排気
するときの空気と熱交換し、廃熱を回収し吸気開口部２
３より吸気口１２に流れて室内へ新鮮空気が取入れられ
る。

この結果、空調室３で空調を行ないながら換気室４では
室内空気を排気し、外気を取入れる途中に全熱交換器１
８で熱回収され、空調負荷を軽減するようにした室内機
としたから同じ室内に空調換気扇と空調用室内機とを別
々に備える必要もなく、設備上においても、需要側にお
いてもコストは低下し、インチリヤデザインも向上する
ものである。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、室内機
の本体内に空調室と換気室とを設け、前記換気室に全熱
交換器を設けるとともに前記全熱交換器を通る排気通路
と吸気通路を形成し、前記排気通路と吸気通路に排気用
羽根と吸気用羽根を有した送風機を設けたから、同じ室
内の天井面下方には換気扇を設け、中間的壁の位置には
空調用の室内機を設けるといった不均一な設備をする必
要はなく、本室内機を据付けるだけで空調と換気が行な
え、製造側にとっては別々の完成品として仕上げる必要
はないからコストが安価に提供できるし、需要家側にと
っても同じ室内に換気扇と室内機（空調用）を取付ける
といった二重の手間や、インチリヤの粗雑窓、煩雑感が
解消されて向上するなどの効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機の断面」、
第２図は同空気調和機の換気室の平面図、第３図は同空
気調和機の前面斜視図である。 ２・・・・・・本体、３・・・・・・空調室、４・・・
・・・換気室、６・・・・・・第１仕切板、１１・・・
・・・排気口、１２・・・・・・吸気口、１３・・・・
・・吸気ダクト、１４・・・・・・外気吸込口、１６・
・・・・・排気ダクト、１６・・・・・・排気吹出口、
１７・・・・・・第２仕切板、１８・・・・・・全熱交
換器、２０・・・・・・送風機、２３・−・・・・吸気
開口部、２４・・・・・−排気開口部、２６・・・・・
・第３仕切板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２−
−一参体 ３−一一生鳩室 １２−−−１１＃入口 １８・−ケル幻史呑 ２Ｅ−°士３イｒ臥秩 ＋１−−−ｎ晒′ロ イ３・−−り表＾り゛クト Ｉ４・−一タト戸ζルえ偏さ−”口 ｆ５・・−羽了ス、ｒブト ２Ｌ−・（も敢 第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内機の本体内に仕切板によって空調室と換気室を区画
   形成し、この空調室に室内熱交換器と室内送風機とを設
   け、換気室に全熱交換気を設けるとともに前記全熱交換
   器を通る排気通路と吸気通路を形成し、前記排気通路と
   吸気通路に換気送風機の羽根を配設してなる空気調和機
   。