JPS5818Y2 - 空気調和機の通風制御構造 - Google Patents
空気調和機の通風制御構造Info
- Publication number
- JPS5818Y2 JPS5818Y2 JP16046278U JP16046278U JPS5818Y2 JP S5818 Y2 JPS5818 Y2 JP S5818Y2 JP 16046278 U JP16046278 U JP 16046278U JP 16046278 U JP16046278 U JP 16046278U JP S5818 Y2 JPS5818 Y2 JP S5818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- air
- air conditioner
- fan casing
- control structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、暖房機能を有しかつ上方あるいは上方と下方
の同時の温風の吹出しを可能とした空気調和機の改良に
関するもので、送風効率の向上をはかることを目的の一
つとするもので゛ある。
の同時の温風の吹出しを可能とした空気調和機の改良に
関するもので、送風効率の向上をはかることを目的の一
つとするもので゛ある。
従来、この種の空気調和機は、第４図に示す如く空気調
和機本体ａの前面に吸込口すを設け、前面の上下に吹出
口ｃ、ｄを設けて、上方の吹出口Ｃをダンパーｅにより
冷房時は開き、暖房時は閉じるといった制御を行う構成
であった。
和機本体ａの前面に吸込口すを設け、前面の上下に吹出
口ｃ、ｄを設けて、上方の吹出口Ｃをダンパーｅにより
冷房時は開き、暖房時は閉じるといった制御を行う構成
であった。
ところがこのような構成であると、暖房時において上方
の吹出口Ｃが完全に閉じてしまわなければ風が下方の吹
出口ｄまで到達せず、さらに風の流れにおいて１８０゜
の方向転換をすることから通風抵抗も大きく、通風回路
も複雑になって騒音の問題あるいは風量の減少等の問題
が生じるものであった。
の吹出口Ｃが完全に閉じてしまわなければ風が下方の吹
出口ｄまで到達せず、さらに風の流れにおいて１８０゜
の方向転換をすることから通風抵抗も大きく、通風回路
も複雑になって騒音の問題あるいは風量の減少等の問題
が生じるものであった。
本考案は、上記従来の空気調和機にみられる欠点を除去
するものである。
するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面の第１図〜
第３図を参考に説明する。
第３図を参考に説明する。
同図において、１は空気調和機本体で、前面パネル１ａ
に吸込口２を、また上端および下端に吹出口３，４をそ
れぞれ設けている。
に吸込口２を、また上端および下端に吹出口３，４をそ
れぞれ設けている。
５は前記本体１内に設けられたファンケーシングで、前
記各吹出口３．４にそれぞれ連通し、また内部には遠心
ファン６およびモータ７をそれぞれ収納している。
記各吹出口３．４にそれぞれ連通し、また内部には遠心
ファン６およびモータ７をそれぞれ収納している。
８は前記吸込口２とファンケーシング５の吸込口との間
に設けられた熱交換器で、その下方には水受皿９が配設
されている。
に設けられた熱交換器で、その下方には水受皿９が配設
されている。
ここで、前記下方の吹出口４は第２図に示す如く遠心フ
ァン６を使用する関係上ファンケーシング５のかたよっ
た位置で゛連通し、その形状は第３図に示す如く開口端
に向うにつれて広がった形状に形成されている。
ァン６を使用する関係上ファンケーシング５のかたよっ
た位置で゛連通し、その形状は第３図に示す如く開口端
に向うにつれて広がった形状に形成されている。
１０は前記下吹出口４のファンケーシング５との連通部
においてその開口の中心に上下方向にわたって設けられ
た仕切板で、広がった開口の中心にわたって設けられ、
ファンケーシング５からの送風が下吹出口４全体にわた
って吹出されるようにしている。
においてその開口の中心に上下方向にわたって設けられ
た仕切板で、広がった開口の中心にわたって設けられ、
ファンケーシング５からの送風が下吹出口４全体にわた
って吹出されるようにしている。
１１は前記ファンケーシング５の一部に軸１１ ａを中
心に回動可能に設けられたダンパーで前記ファンケーシ
ング５内の空気を上吹出口３と下吹出口４へ分配するも
のであり、通常は自重によって前記下吹出口４との連通
を遮断している。
心に回動可能に設けられたダンパーで前記ファンケーシ
ング５内の空気を上吹出口３と下吹出口４へ分配するも
のであり、通常は自重によって前記下吹出口４との連通
を遮断している。
１２は前記ダンパー１１の下面に設けられたスクロール
板で、ダンパー１１が開いたときの下吹出口４へ流れる
空気がすべて下向きとなるように空気の流れを規制する
。
板で、ダンパー１１が開いたときの下吹出口４へ流れる
空気がすべて下向きとなるように空気の流れを規制する
。
１３は前記ダンパー１１の開閉を行なう伸縮可能な作動
装置で、ダンパー１１の作動片１１ ａと当接する如く
本体１側に固定されている。
装置で、ダンパー１１の作動片１１ ａと当接する如く
本体１側に固定されている。
ここで、前記作動装置１３は前記熱交換器８等とともに
構成された周知の冷凍サイクルの高圧側圧力あるいは室
内の温度（吸込空気温度）を検出してその検出値が設定
値に達したときにダンパー１１を開くものである。
構成された周知の冷凍サイクルの高圧側圧力あるいは室
内の温度（吸込空気温度）を検出してその検出値が設定
値に達したときにダンパー１１を開くものである。
上記構成において、暖房運転時、高圧側圧力が上昇ある
いは室内温度が低下したとき、作動装置１３はそれを検
出してダンパー１１を開く。
いは室内温度が低下したとき、作動装置１３はそれを検
出してダンパー１１を開く。
したがって、それまで上吹出口３のみより吹出されてい
た温風は下吹出口４からも吹出されるようになり、室内
の温度分布を良好に保つ。
た温風は下吹出口４からも吹出されるようになり、室内
の温度分布を良好に保つ。
このとき、従来の如く下吹出しのための通路も長くなら
ないため、通風抵抗も小さく、送風能力がすぐれたもの
となる。
ないため、通風抵抗も小さく、送風能力がすぐれたもの
となる。
さらに、前記下吹出口４へ流れる空気は、ダンパー１１
に設けたスクロール板１２によって同一方向へ案内され
るため、下吹出口４への送風効率がすぐれたものとなる
。
に設けたスクロール板１２によって同一方向へ案内され
るため、下吹出口４への送風効率がすぐれたものとなる
。
また下吹出口４にはその中央に仕切板１０が設けられて
いるため、空気は下吹出口４全体にわたって分流し、下
吹出口全体から広がりながら室内へ吹出される。
いるため、空気は下吹出口４全体にわたって分流し、下
吹出口全体から広がりながら室内へ吹出される。
したがって、室内の温度分布もより良好となる。
上記実施例より明らかなように、本考案における空気調
和機の通風制御構造は、熱交換器、送風機、ファンケー
シング等をそれぞれ具備した空気調和機本体に、前記フ
ァンケーシングの上部と下部にそれぞれ連通した上吹出
口および下吹出口と前記熱交換器に対応する吸込口をそ
れぞれ設け、さらに前記ファンケーシングもしくは本体
に、前記ファンケーシング下部と下吹出口との連通を制
御するダンパーを設け、さらに前記下吹出口を吹出方向
に向けて広がる形状としたもので、下吹出口使用のとき
は従来の如く通路が長くならないため、送風効率がよく
、シかも下吹出口は吹出方向に向けて広がる形状である
ため、吹出し空気は放射状に広がりながら吹出され、こ
れによって温度分布がより向上する等、種々の利点を有
するものである。
和機の通風制御構造は、熱交換器、送風機、ファンケー
シング等をそれぞれ具備した空気調和機本体に、前記フ
ァンケーシングの上部と下部にそれぞれ連通した上吹出
口および下吹出口と前記熱交換器に対応する吸込口をそ
れぞれ設け、さらに前記ファンケーシングもしくは本体
に、前記ファンケーシング下部と下吹出口との連通を制
御するダンパーを設け、さらに前記下吹出口を吹出方向
に向けて広がる形状としたもので、下吹出口使用のとき
は従来の如く通路が長くならないため、送風効率がよく
、シかも下吹出口は吹出方向に向けて広がる形状である
ため、吹出し空気は放射状に広がりながら吹出され、こ
れによって温度分布がより向上する等、種々の利点を有
するものである。
第１図は本考案の一実施例における通風制御構造を具備
した空気調和機の斜視図、第２図は同通風制御構造を示
す要部断面正面図、第３図は同通風制御構造を示す要部
断面平面図、第４図イ９口はそれぞれ従来例における空
気調和機の内部構造を示す正面図および断面図である。
した空気調和機の斜視図、第２図は同通風制御構造を示
す要部断面正面図、第３図は同通風制御構造を示す要部
断面平面図、第４図イ９口はそれぞれ従来例における空
気調和機の内部構造を示す正面図および断面図である。
Claims (1)
- 熱交換器、送風機、ファンケーシング等をそれぞれ具備
した空気調和機本体に、前記ファンケーシングの上部と
下部にそれぞれ連通した上吹出口および下吹出口と前記
熱交換器に対応する吸込口をそれぞれ設け、さらに前記
ファンケーシングもしくは本体に、前記ファンケーシン
グ下部と下吹出口との連通を制御するダンパーを設け、
さらに前記下吹出口を吹出方向に向けて広がる形状とし
た空気調和機の通風制御構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16046278U JPS5818Y2 (ja) | 1978-11-20 | 1978-11-20 | 空気調和機の通風制御構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16046278U JPS5818Y2 (ja) | 1978-11-20 | 1978-11-20 | 空気調和機の通風制御構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5575724U JPS5575724U (ja) | 1980-05-24 |
| JPS5818Y2 true JPS5818Y2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=29154252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16046278U Expired JPS5818Y2 (ja) | 1978-11-20 | 1978-11-20 | 空気調和機の通風制御構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-20 JP JP16046278U patent/JPS5818Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5575724U (ja) | 1980-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN208418960U (zh) | 空调室内机 | |
| CN109442573A (zh) | 一种空调出风装置以及空调器 | |
| JPS5818Y2 (ja) | 空気調和機の通風制御構造 | |
| KR100381160B1 (ko) | 공기조화기 | |
| CN112303722A (zh) | 空调柜机及控制方法 | |
| JPS5817Y2 (ja) | 空気調和機の通風制御構造 | |
| CN210511918U (zh) | 空调柜机 | |
| JPH01296031A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPS6316653B2 (ja) | ||
| CN112303731A (zh) | 空调柜机 | |
| JPS6216576Y2 (ja) | ||
| JP2589691B2 (ja) | 風向変更装置 | |
| JPS591142Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP3015576B2 (ja) | 浴室用空気調和機 | |
| JPS5815784Y2 (ja) | 縦長形空気調和機 | |
| JPS587Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPH0234928U (ja) | ||
| JPS6347810Y2 (ja) | ||
| JPS6326301B2 (ja) | ||
| JPH0322656Y2 (ja) | ||
| JPS62201322U (ja) | ||
| JPH0123059Y2 (ja) | ||
| JPS585872Y2 (ja) | 空気調和機の通風路構造 | |
| JPS596174Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPS5844250Y2 (ja) | 空気調和機 |