JPH0442559B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442559B2 JPH0442559B2 JP57214982A JP21498282A JPH0442559B2 JP H0442559 B2 JPH0442559 B2 JP H0442559B2 JP 57214982 A JP57214982 A JP 57214982A JP 21498282 A JP21498282 A JP 21498282A JP H0442559 B2 JPH0442559 B2 JP H0442559B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- blade
- tip
- guide
- fan blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/32—Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
- F04D29/38—Blades
- F04D29/384—Blades characterised by form
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軸流フアンに関するもので、例えばエ
ンジンのラジエターフアン、換気扇のフアン、扇
風機のフアンとして用いて有効である。
ンジンのラジエターフアン、換気扇のフアン、扇
風機のフアンとして用いて有効である。
従来、種々の低騒音フアンが考え出され、その
中には翼先端付近の翼取付角を大きくして軸流速
度を増加させ、次、翼端渦の翼への干渉を小さく
して騒音低減を図つたものがあつた。
中には翼先端付近の翼取付角を大きくして軸流速
度を増加させ、次、翼端渦の翼への干渉を小さく
して騒音低減を図つたものがあつた。
しかし、このようなものでは翼取付角を大きく
したために、翼先端における揚力変化が大きくな
り、それだけ翼端渦の渦度も多きくなる。その結
果、翼面の圧力変化が大きくなり、騒音が発生す
るという問題点があつた。
したために、翼先端における揚力変化が大きくな
り、それだけ翼端渦の渦度も多きくなる。その結
果、翼面の圧力変化が大きくなり、騒音が発生す
るという問題点があつた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、翼先端付近の軸流速度は下げずに翼端渦の
発生を抑制し、低騒音軸流フアンを提供すること
を目的とする。
あり、翼先端付近の軸流速度は下げずに翼端渦の
発生を抑制し、低騒音軸流フアンを提供すること
を目的とする。
この目的を達成するために、ボスと、このボス
の周囲に配設された複数のフアンブレードとを有
し、このフアンブレードのフアンブレードの吸入
面側の先端部に、このフアンブレードの回転方向
前端から後端に向かつて徐々にフアン回転中心か
ら遠くなるよう構成したガイドを設け、かつフア
ンブレードの吐出面側の先端部に、フアンブレー
ドの回転中心から遠くなるよう構成したガイドを
設けるという技術的手段を採用したものである。
の周囲に配設された複数のフアンブレードとを有
し、このフアンブレードのフアンブレードの吸入
面側の先端部に、このフアンブレードの回転方向
前端から後端に向かつて徐々にフアン回転中心か
ら遠くなるよう構成したガイドを設け、かつフア
ンブレードの吐出面側の先端部に、フアンブレー
ドの回転中心から遠くなるよう構成したガイドを
設けるという技術的手段を採用したものである。
次に本発明をラジエターフアンに用いた場合の
第１実施例を図に基づいて説明する。
第１実施例を図に基づいて説明する。
第１図は軸流フアン１の吸入側面を示すもの
で、図中矢印方向に回転する軸流フアン１を構成
するフアンブレード２の吸入側面３の先端部に
は、ガイド４が設けられている。このガイド４は
フアン回転方向前方の端部５から、フアン回転方
向後方の端部６に向かつて徐々に軸流フアン１の
回転中心までの距離が長くなつている。
で、図中矢印方向に回転する軸流フアン１を構成
するフアンブレード２の吸入側面３の先端部に
は、ガイド４が設けられている。このガイド４は
フアン回転方向前方の端部５から、フアン回転方
向後方の端部６に向かつて徐々に軸流フアン１の
回転中心までの距離が長くなつている。
第２図は軸流フアン１の吐出側面を示すもので
あり、図中矢印方向に回転する。そして、フアン
ブレード２の吐出側面７の先端部にもガイド８が
設けられている。このガイド８はフアン回転方向
後方の端部９からフアン回転方向前方の端部１０
に向かつて徐々に軸流フアン１の回転中心までの
距離が長くなつている。
あり、図中矢印方向に回転する。そして、フアン
ブレード２の吐出側面７の先端部にもガイド８が
設けられている。このガイド８はフアン回転方向
後方の端部９からフアン回転方向前方の端部１０
に向かつて徐々に軸流フアン１の回転中心までの
距離が長くなつている。
つまり第３図に示すように、図中矢印方向にフ
アンブレード２が回転するとき、フアン回転方向
前方の端部５，９における流入角は0°である。ま
た、フアン回転方向後方の端部６における流出角
α及び端部１０における流出角βは共に約10°〜
80°であり、内でも20°〜30°が最適である。従つて
吸入側面３のガイド５は遠心方向に凹であり、吐
出面側７のガイド８は遠心方向に凸である。尚、
このガイド５，８の幅は２〜10mmである。
アンブレード２が回転するとき、フアン回転方向
前方の端部５，９における流入角は0°である。ま
た、フアン回転方向後方の端部６における流出角
α及び端部１０における流出角βは共に約10°〜
80°であり、内でも20°〜30°が最適である。従つて
吸入側面３のガイド５は遠心方向に凹であり、吐
出面側７のガイド８は遠心方向に凸である。尚、
このガイド５，８の幅は２〜10mmである。
第４図はフアンブレード２の斜視図であり、こ
のフアンブレード２を設けたガイド４，８の形状
がこの図より一目瞭然である。
のフアンブレード２を設けたガイド４，８の形状
がこの図より一目瞭然である。
第５図はフアンブレード２の横断図面である。
尚、このフアンの材質はポリプロピレンを用い
ている。
ている。
次に、以上の様に構成した軸流フアンをラジエ
ターフアンとしてエンジンとラジエータの間に配
設した時の作用を従来のガイドなしのフアンの作
用と関連させながら説明する。
ターフアンとしてエンジンとラジエータの間に配
設した時の作用を従来のガイドなしのフアンの作
用と関連させながら説明する。
第６図に示す様な従来のフアン１が回転する
と、第７図に示す様にフアンブレード２の吸入側
面３には負圧が生じる。そのため、吐出側面３の
吸入側面７との間に圧力差が生じ、その圧力差に
よつて吐出側面７の先端部から吸入側面３の先端
部へと空気がまわり込んでいる。その結果翼端渦
１１が発生し第８図の様にこの翼端渦１１がフア
ンブレード２の後方のフアンブレード２′の表面
と干渉し、騒音の原因となつていた。そこで、本
発明ではエンジン又はモータから回転力を受けて
フアンが回転すると、その回転によつてラジエー
タを貫通した空気は、吸入側面３ではガイド４に
沿つて遠心方向に流れ、吐出側面７ではガイド８
に沿つて中心方向に流れる。これを第９図に示す
と、吸入側面３の先端部の流れは図中のＤ、吐出
側面７の先端部の流れは図中のＣとなり、翼端渦
１１の発生原因である回り込み空気の吸入側面３
の先端部の流れＢ、吐出側面７の先端部の流れＡ
に対し、互いに逆方向となる。
と、第７図に示す様にフアンブレード２の吸入側
面３には負圧が生じる。そのため、吐出側面３の
吸入側面７との間に圧力差が生じ、その圧力差に
よつて吐出側面７の先端部から吸入側面３の先端
部へと空気がまわり込んでいる。その結果翼端渦
１１が発生し第８図の様にこの翼端渦１１がフア
ンブレード２の後方のフアンブレード２′の表面
と干渉し、騒音の原因となつていた。そこで、本
発明ではエンジン又はモータから回転力を受けて
フアンが回転すると、その回転によつてラジエー
タを貫通した空気は、吸入側面３ではガイド４に
沿つて遠心方向に流れ、吐出側面７ではガイド８
に沿つて中心方向に流れる。これを第９図に示す
と、吸入側面３の先端部の流れは図中のＤ、吐出
側面７の先端部の流れは図中のＣとなり、翼端渦
１１の発生原因である回り込み空気の吸入側面３
の先端部の流れＢ、吐出側面７の先端部の流れＡ
に対し、互いに逆方向となる。
このため、フアンブレード２の吸入側面３の先
端部においてはガイド４による空気流れＤと上記
回り込み空気の流れＢとが逆方向により互いに打
ち消し合い、またフアンブレードの吐出側面７の
先端部においてはガイド８による空気流れＣと上
記回り込み空気の流れＡとが逆方向により互いに
打ち消し合い、従つて本実施例によれば翼端渦の
発生が著しく低減し、この渦の発生による騒音低
減を図ることができる。
端部においてはガイド４による空気流れＤと上記
回り込み空気の流れＢとが逆方向により互いに打
ち消し合い、またフアンブレードの吐出側面７の
先端部においてはガイド８による空気流れＣと上
記回り込み空気の流れＡとが逆方向により互いに
打ち消し合い、従つて本実施例によれば翼端渦の
発生が著しく低減し、この渦の発生による騒音低
減を図ることができる。
なお、上記作用を果たすにはガイド４，８の流
出角α，βが幅寸法が必要であり、これの最適範
囲はフアンブレード２の大きさ等により設定され
る。
出角α，βが幅寸法が必要であり、これの最適範
囲はフアンブレード２の大きさ等により設定され
る。
またガイド４，８はフアンブレード２の先端部
に存在しているため、フアン自体の送風機能には
大きく影響しない。
に存在しているため、フアン自体の送風機能には
大きく影響しない。
第１０図は本発明者による騒音測定結果を示す
もので、従来の軸流フアン（実線イ）と本実施例
の軸流フアン（破線ロ）との騒音レベルを比較し
たものである。この第１０図により、翼端渦によ
り乱流騒音成分である周波数1KHz〜5KHzにかけ
ての騒音が低下していることが明らかである。
もので、従来の軸流フアン（実線イ）と本実施例
の軸流フアン（破線ロ）との騒音レベルを比較し
たものである。この第１０図により、翼端渦によ
り乱流騒音成分である周波数1KHz〜5KHzにかけ
ての騒音が低下していることが明らかである。
尚、本実施例ではフアンブレード２の両面にガ
イドを一条ずつ設けたが、第１１図に示す様に複
数配設してもよい。
イドを一条ずつ設けたが、第１１図に示す様に複
数配設してもよい。
また、第１２図に示す様にガイドを途中から複
数に分離して配設してもよい。
数に分離して配設してもよい。
さらにまた、第１３図に示す様に翼厚が比較的
厚い場合翼厚を変化させることにより、ガイドを
構成してもよい。第１４図は第１３図の−
断面図である。第１４図に示す様に、吐出側面
７に翼厚の深い部分１２を設け、この翼厚の厚い
部分１１の長さd1を回転方向前端から後端に向け
て長くしていく。また、吸入側面３に溝部１３を
設け、この溝部１２の長さd2を回転方向前端から
後端に向けて短かくしていく。この翼厚の厚い部
分１２と溝部１３とがガイドを構成し、騒音を低
減させる。
厚い場合翼厚を変化させることにより、ガイドを
構成してもよい。第１４図は第１３図の−
断面図である。第１４図に示す様に、吐出側面
７に翼厚の深い部分１２を設け、この翼厚の厚い
部分１１の長さd1を回転方向前端から後端に向け
て長くしていく。また、吸入側面３に溝部１３を
設け、この溝部１２の長さd2を回転方向前端から
後端に向けて短かくしていく。この翼厚の厚い部
分１２と溝部１３とがガイドを構成し、騒音を低
減させる。
以上要するに、本発明によればフアンブレード
先端部における翼端渦の低減を図ることができる
という優れた効果がある。
先端部における翼端渦の低減を図ることができる
という優れた効果がある。
第１〜５図は本発明の第１実施例を示すもの
で、第１図は吸入側から見た軸流フアンの正面
図、第２図は吐出側から見た軸流フアンの正面
図、第３図はフアンブレード要部正面図、第４図
はフアンブレード要部斜視図、第５図はフアンブ
レードの横断面図、第６〜８図は従来の軸流フア
ンを示すもので、第６図は正面図、第７図及び第
８図はフアンブレードに生じる翼端渦を示す図、
第９図は本発明の作用説明に供する図、第１０図
は従来の軸流フアンと第１実施例の軸流フアンと
の騒音レベルを比較した図、第１１図は本発明の
第２実施例を示すもので、フアンブレード要部正
面図、第１２図は本発明の第３実施例を示すフア
ンブレード要部正面図、第１３図及び第１４図は
本発明の第４実施例を示すもので、第１３図はフ
アンブレード要部正面図、第１４図は第１３図の
−断面図である。 １……ボス、２……フアンブレード、４，８…
…ガイド。
で、第１図は吸入側から見た軸流フアンの正面
図、第２図は吐出側から見た軸流フアンの正面
図、第３図はフアンブレード要部正面図、第４図
はフアンブレード要部斜視図、第５図はフアンブ
レードの横断面図、第６〜８図は従来の軸流フア
ンを示すもので、第６図は正面図、第７図及び第
８図はフアンブレードに生じる翼端渦を示す図、
第９図は本発明の作用説明に供する図、第１０図
は従来の軸流フアンと第１実施例の軸流フアンと
の騒音レベルを比較した図、第１１図は本発明の
第２実施例を示すもので、フアンブレード要部正
面図、第１２図は本発明の第３実施例を示すフア
ンブレード要部正面図、第１３図及び第１４図は
本発明の第４実施例を示すもので、第１３図はフ
アンブレード要部正面図、第１４図は第１３図の
−断面図である。 １……ボス、２……フアンブレード、４，８…
…ガイド。
Claims (1)
- １ ボスと、このボスの周囲に配設された複数の
フアンブレードとを有し、このフアンブレードの
フアンブレードの吸入面側の先端部に、このフア
ンブレードの回転方向前端から後端に向かつて
徐々にフアン回転中心から遠くなるよう構成した
ガイドを設け、かつフアンブレードの吐出面側の
先端部に、フアンブレードの回転方向後端から前
端に向かつて徐々にフアン回転中心から遠くなる
よう構成したガイドを設けたことを特徴とする軸
流フアン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57214982A JPS59105998A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 軸流フアン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57214982A JPS59105998A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 軸流フアン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59105998A JPS59105998A (ja) | 1984-06-19 |
| JPH0442559B2 true JPH0442559B2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=16664750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57214982A Granted JPS59105998A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 軸流フアン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59105998A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4508974B2 (ja) * | 2005-08-03 | 2010-07-21 | 三菱重工業株式会社 | プロペラファン |
| JP5211813B2 (ja) * | 2008-04-10 | 2013-06-12 | パナソニック株式会社 | 天井扇 |
| JP6252018B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-12-27 | 日本電産株式会社 | インペラ、および、送風機 |
| WO2015029245A1 (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-05 | 三菱電機株式会社 | プロペラファン、送風装置及び室外機 |
| CN104329291A (zh) * | 2014-09-02 | 2015-02-04 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种发动机机械冷却风扇 |
| EP3354904B1 (en) | 2015-04-08 | 2020-09-16 | Horton, Inc. | Fan blade surface features |
| CN109958630A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-07-02 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 吹吸装置及其叶轮 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57191495A (en) * | 1981-05-19 | 1982-11-25 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | Axial-flow fan |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5548800Y2 (ja) * | 1975-11-07 | 1980-11-14 |
-
1982
- 1982-12-08 JP JP57214982A patent/JPS59105998A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57191495A (en) * | 1981-05-19 | 1982-11-25 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | Axial-flow fan |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59105998A (ja) | 1984-06-19 |
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