JPH0442536Y2 - - Google Patents

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JPH0442536Y2
JPH0442536Y2 JP1990012345U JP1234590U JPH0442536Y2 JP H0442536 Y2 JPH0442536 Y2 JP H0442536Y2 JP 1990012345 U JP1990012345 U JP 1990012345U JP 1234590 U JP1234590 U JP 1234590U JP H0442536 Y2 JPH0442536 Y2 JP H0442536Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電磁式フリーピストンポンプに関する
ものであり、特に、スプリングで所定方向のみに
摺動可能に構成されたピストン(フリーピスト
ン)を電磁石により往復動させ、該往復動により
圧力室内の容積を変化させて、流体の吸入及び吐
出を行う形式の電磁式フリーピストンポンプに関
するものである。
(従来の技術) 比較的小型の圧縮ポンプとして、従来より、ダ
イアフラムを永久磁石又は磁性体を有する可動体
と連結し、該可動体を、電磁回路を用いて作動さ
せることにより、前記ダイアフラムを一壁面とす
る圧力室内の容積を変化させ、空気等、流体の吐
出や吸引を行うように構成されたものがある。
このような形式のポンプ(以下、ダイアフラム
ポンプという)は、特開昭63−65182号公報、同
63−176680号公報、同63−227978号公報等に記載
されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記ダイアフラムポンプは、次のような問題点
を有していた。
(1) 可動体が往復動動作のたびに、ダイアフラム
は撓むが、このダイアフラムは、可撓性を有す
る合成ゴム等の材料により形成されているの
で、破損しやすい。したがつて、そのメンテナ
ンスが面倒である。
破損を防止するために、ダイアフラムを耐久
性の高いものにすると、所望の圧力、流量が期
待できない上、高価なものとなり、またダイア
フラムの支持部の構造が複雑になつて、当該ダ
イアフラムポンプの構成が複雑化し、生産性が
低下する。
(2) 可動体の支持をダイアフラム自身で行なつて
いるので、ダイアフラムの撓みにより、可動体
が作動中にコア等に接触するおそれがあり、こ
の場合には、合心状態が崩れて騒音を発生した
り、ついにはダイアフラムポンプが破損する。
本考案は、前述の各問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、メンテナン
スが容易であり、かつ、構成が簡単で、低コス
トで製造ができ、耐久性の高いポンプ装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段及び作用) 前記の問題点を解決するために、本考案は、コ
イルを、該コイルの両端部内に概ね密閉圧力室が
形成されるような軸心長を有する円筒形状とし、
前記コイルの内周部に、少くともピストンの衝程
範囲に透磁率の低い非磁性材からなる肉薄の軸受
を配設し、前記ピストンは左右対称的にピストン
ヘツドと永久磁石を具え、そして左右の永久磁石
相互間が中空状態に連結されている組立体に、更
に、前記コイルの内周部に、前記ピストンを中立
位置に復帰させるスプリングを左右対称的に具
え、また、該コイル内周部の中央部と前記軸受と
の間にステートコアが配設された点に特徴があ
る。
前記コイルに交番電流を通電するば、洩れ磁束
によりマグネツトが吸引、反発され、これにより
ピストンに肉薄素材の筒状軸受によつて常に合心
状態を維持されて往復動して前記圧力室内の容積
を変化し、そして前記圧力室から流体が吸引、吐
出される。
(実施例) 以下、図面を参照して、本考案を詳細に説明す
る。
第1図は主要部を切断して示した本考案の実施
例の縦断側面図、第2図は第1図のA−A線上で
切断した左半部の断面図、第3図はフラツトバル
ブの平面図、第4図はバルブシートを、第1図の
B方向から見た正面図で、各々の図において、同
一の符号は、それぞれ同一又は同等部分をあらわ
している。なお、第4図においては、フラツトバ
ルブ2が想像線で示されている。さらにまた、第
2図に示された基台31は、第1図の防振ゴム1
7を収容するものであり、この基台31は第1図
では省略されている。
第1図及び第2図において、樹脂により成型さ
れた糸巻状のボビン6には円筒コイル10が巻回
されている。ボビン6の長さは後記するピストン
の衝程範囲、すなわち、往復動する距離よりも若
干短かく形成されている。
このボビン6の内側中央部には、低炭素鋼等の
磁性体で形成された筒状のステートコア12が配
置されている。また、前記ステートコア12の内
側には、肉厚を可能な限り薄くした硬質ガラス、
ステンレス、黄銅等により形成された軸受13が
配置されている。この軸受の断面形状は後記ピス
トンの断面形状にあわせて円筒状に形成されてい
るが、ピストンの外周面を摺動自在に支承するに
ふさわしい面であれば円筒状でなくてもよいこと
はいうまでもない。
前記円筒コイル10の外側には、低炭素鋼等の
磁性体で形成されたヨークコア5が配置されてい
る。
前記ボビン6、ステートコア12はそれらの相
対位置関係が固定されるように、樹脂によりモー
ルド成形されている(符号30)。このモールド
部30は、軸受13の内壁が露出するように行わ
れる。
前記軸受13の内部には、ピストン20が摺動
自在に配置されている。このピストン20は、樹
脂、カーボン、アルミニウム等の非磁性材料によ
り形成された筒状のピストン本体11を中央部に
有し、該ピストン本体11の両端部に固定された
前後一対のフロントマグネツトヨーク7、永久磁
石すなわちマグネツト8及びリアマグネツトヨー
ク9とにより構成され、フロントマグネツトヨー
ク7がピストンヘツドを構成している。
前記フロントマグネツトヨーク7及びマグネツ
ト8及びリアマグネツトヨーク9は、低炭素鋼等
の磁性体により形成され、また前記マグネツト8
は、例えば希土類のもので形成されている。
また、前記リアマグネツトヨーク9は板状であ
り、ピストン本体11の両端部に所要間隔を設け
て配置されている。そして、永久磁石8はその外
側に、フロントマグネツトヨーク7はさらにその
外側に配置され、それぞれが密着するように、前
記ピストン本体11の両端部に固定されている。
また、前記永久磁石8,8の配置は、互いに対
向する側が同一極となるように行われている。第
1図に示された例においては、リアマグネツトヨ
ーク9が対向する側がS極となるように、各永久
磁石8が配置されている。
このピストン20は、前記円筒コイル10に通
電が行われていない状態においては、前記円筒コ
イル10の中心部、すなわち前記ステートコア1
2の中央部に位置するように(ニユートラル位
置)、後述する一対のスプリング14により、バ
ランスを保つて支持されている。
前記円筒コイル10の両端部側には、Oリング
4、バルブシート3及びフラツトバルブ2を介し
て、樹脂等により形成されたヘツドカバー1が取
り付けられている。この取り付けは、ボルト16
をヨークコア5に形成された雌ねじに螺合するこ
とにより行われている。
前記フラツトバルブ2は、合成ゴム等の可撓性
を有する材料により形成された板状のバルブであ
り、第3図に示されるように、一対の弁体(吸入
弁2A及び吐出弁2B)を備えている。
バルブシート3は、樹脂等により成型されてい
て、第1図及び第4図に示されるように、前記フ
ラツトバルブ2を収容するための、該フラツトバ
ルブ2の厚みとほぼ同一の深さで、かつフラツト
バルブ2の外側の輪郭とほぼ同一の輪郭(この例
では小判形)で形成された第1凹部3Aと、前記
吸入弁2Aと対向する位置に、前記第1凹部3A
よりも窪むように形成された第2凹部3Bと、該
第2凹部3Bに隣接するように、前記第2凹部3
Bよりも窪むように形成された第3凹部3Cとを
備えている。
前記バルブシート3の、第3凹部3Cが形成さ
れている部分には、吸入弁2Aと対向しないよう
に、流体通路21が形成されている。また、前記
バルブシート3の、第1凹部3Aが形成されてい
る部分であつて、吐出弁2Bと対向する部分に
は、流体通路22が形成されている。前記流体通
路21及び22は、バルブシート3を貫通してい
る。
前記ヘツドカバー1には、フラツトバルブ2の
吸入弁2Aと対向する位置に吸入口1Aが、そし
て吐出弁2Bと対向する位置には、該吐出弁2B
の輪郭よりも大きな凹部1Cが形成されている。
前記凹部1Cは、吐出口1Bに連通している。
第1図に示されるように、フラツトバルブ2
は、バルブシート3及びヘツドカバー1に押圧さ
れるようにして、取り付けられている。そして、
常時は、吸入弁2Aがヘツドカバー1に形成され
た吸入口1Aの周囲と密着するように、また吐出
弁2Bがバルブシート3に形成された流体通路2
2の周囲と密着するようになつている。
前記バルブシート3及びピストン20間に配置
した前記スプリング14は、ステンレス鋼線等に
より形成されたもので、符号15は、このスプリ
ング14を受けるための、ステンレス鋼板等によ
り形成されたスプリングシートである。
脚部18は、前記モールド部30の下部に該モ
ールド部30と一体的に形成されていて、その底
部には防振ゴム17が取り付けられている。前記
防振ゴム17は、基台31(第2図)内に収容さ
れている。
なお、第1図に示されるように、前記バルブシ
ート3を取り付けることにより、該バルブシート
3及びピストン20の間には、密閉された圧力室
32が形成される。
以上の構成を有する本考案の一実施例におい
て、円筒コイル10に、商用交流電流等の交番電
流を流すと、ヨークコア5及びステートコア12
間を磁束が通過して、磁気回路が形成される。こ
こで、ヨークコア5の、円筒コイル10の両端部
に位置する端部(符号L及びRで示される部分)
と、ステートコア12の両端部との間には、磁性
材料が配置されておらず(すなわち、非磁性領域
が介在しており)、洩れ磁束が生じるので、前記
ヨークコア5の部分L及びR、並びにステートコ
ア12の両端部には、交互にS及びNの磁極が発
生する。
すなわち、例えば、交流の一方の半波で、部分
LにS極、ステートコア12の左端にN極、該ス
テートコア12の右端にS極、そして部分RにN
極が発生した場合には、マグネツト8の磁気作用
によりピストン20は第1図左側に摺動する。
次に他方の半波では、前記各部分の磁極が反転
するので、前記ピストン20は、同図右側に摺動
する。
したがつて、当該ポンプのピストン20系の固
有振動数を、円筒コイル10に通電される電源の
周波数とほぼ一致させておけば、ピストン20は
共振状態となつて往復動する。
前記ピストン20の往復動により、吸入口1A
より、吸入弁2A、第3凹部3C及び流体通路2
1を介して、圧力室32内に空気等の流体が導入
され、そして、流体通路22、吐出弁2B及び凹
部1Cを介して、吐出口1Bより該流体が吐出さ
れる。
(変形例) (1) 第1図に示されたポンプにおいて、ピストン
20の両側に圧力室32が形成されており、該
圧力室32に連通するように、吸入口1A及び
吐出口1Bが2組設けられており、2組の吸入
口1A及び吐出口1Bは独立して存在している
が、2つの吸入口1Aを共通接続すると共に、
2つの吐出口1Bを共通接続(すなわち、並列
接続)するようにしても良い。これにより、当
該ポンプの吐出口及び吸入口は、それぞれ1つ
にまとめられることになる。
また、一方の吐出口1Bを他方の吸入口1A
に接続して、直列接続するようにしても良い。
これら、並列接続又は直列接続のための流体
通路は、前記モールド部30内に形成されても
良い。
このような並列接続の実施例を、以下に説明
する。
第5図は主要部を切断して示した本考案の他
の実施例の縦断側面図、第6図は第5図の左側
面図、第7図は第5図の右側面図、第8図は第
5図をC−C線で切断した断面図、第9図は第
6図をD−D線で切断した断面図、そして、第
10図は第7図をE−E線で切断した断面図で
ある。第7図においては、図を見易くするため
に、第6図に示されたようなフラツトバルブ
2、流体室52A,52B、流体通路53A,
53B等のかくれ線は省略されている。また、
第5図ないし第10図において、第1図ないし
第4図と同一の符号は、同一又は同等部分をあ
らわしているので、その説明は省略する。ま
た、それぞれの図において、符号55は、当該
電磁式フリーピストンポンプの円筒コイル10
から引き出されたリード線である。
この実施例は、第1図に示された電磁式フリ
ーピストンポンプの両端部に配置された吸入口
1A及び吐出口1Bを、後述する一対の流体室
52A及び一対の流体室52Bにそれぞれ接続
し、そして、各流体室52A及び各流体室52
Bを、後述する流体通路53A及び53Bによ
り接続して、それぞれを、共通の吸入口及び吐
出口(第5,7図の符号1A及び1B)に接続
したものである。
第5図ないし第10図において、符号52A
及び52Bは、ピストン20の両端部側に配置
されたヘツドカバー1に形成された凹部であ
り、蓋51によりそれぞれ閉塞されている。第
5図においては、同図右側に配置された流体室
52A及び52Bの図示は省略されている。
ピストン20の両端部に配置された圧力室3
2は、第1図に関して前述したのと同様の手法
により、フラツトバルブ2の吸入弁2A及び吐
出弁2Bを介して、前記流体室52A及び流体
室52Bに接続されている。
前記一対の流体室52A及び一対の流体室5
2Bは、それぞれ流体通路53A及び流体通路
53Bにより連通されていて、それぞれは、さ
らに吸入口1A及び吐出口1Bに接続されてい
る。
このように、ピストン20の両端部にそれぞ
れ配置された吸入弁2A及び吐出弁2Bを、そ
れぞれモールド部30内に形成された流体通路
53A及び53Bで連通しても良い。
(2) 第1図においては、ピストン20を支持する
ためのスプリング14が、該ピストン20の両
端部に設けられているが、一方の端部のみに設
けられていても良い。この場合には、スプリン
グ14は、スプリングシート15及びピストン
20の端部(この例においては、フロントマグ
ネツトヨーク7)から離脱しないように固定さ
れる必要がある。
(3) 第1図においては、ピストン20の両端部に
マグネツト8が設けられているが、一方の端部
のみに設けられていても良い。
この場合、マグネツト8が設けられない側に
は、コアに非磁性領域を設けて磁極を形成する
必要がないので、ヨークコア5の一方の端部
(L部分又はR部分)とステートコア12の端
部とを、磁性材料により接続する。これによ
り、洩れ磁束によるエネルギのロスを低減させ
ることができる。
(4) 第1図に示されたピストン20では、その両
端部に配置されたフロントマグネツトヨーク7
が露出するように構成されているが、磁性体、
マグネツト等の露出がないように、第5図に符
号54で示されたように、該ピストン20の全
体を樹脂等によりモールド成形するようにして
も良い。この場合には、フロントマグネツトヨ
ーク7等における錆の発生が防止され、該ピス
トン20の往復動が常に良好に行うことができ
る。
(5) 前述したポンプは、圧縮ポンプとしてだけで
はなく、小型の真空ポンプとしても適用でき
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、次のような効果が達成される。
(1) ダイアフラムを用いずに、ピストンの往復
動、並びに流体の吸入及び吐出を行うことがで
きるので、ダイアフラムの破損がなく、当該ポ
ンプ装置の耐久性が向上する。
(2) ピストンを、円筒コイルの内周に軸受を介し
て配置したので、該ピストンを常に合心状態に
保ち、安定して摺動させることができるので、
ポンプ装置の故障発生頻度は小さく、製作に当
つては構成が簡単であるので、生産コストを引
き下げることができる。
(3) ピストンが前後対称的な構造であり、その前
後両端部にそれぞれスプリングを付勢させたの
で、ピストンのストロークが一定する。しか
も、スプリングのばね定数の設定がダイアフラ
ムポンプに比べて容易であるので、終始安定し
た作動を期待することができる。
(4) ピストン両端に設けられた永久磁石により、
該ピストンの往復動を行うようにしたので、該
ピストンの往復動による左縮比が高くなり、当
該ポンプ装置の効率が向上すると共に、小型化
に貢献できる。
(5) ピストンの両端部に圧力室が設けられるの
で、ピストンの往復動作を効率良く流体の吸引
及び吐出動作に伝達でき、この結果、当該ポン
プ装置の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断側面図で
ある。第2図は第1図のA−A断面図及び側面図
である。第3図はフラツトバルブの平面図であ
る。第4図はバルブシートを第1図のB方向から
見た図である。第5図は主要部を切断して示した
本考案の他の実施例の縦断側面図である。第6図
は第5図の左側面図である。第7図は第5図の右
側面図である。第8図は第5図をC−C線で切断
した断面図である。第9図は第6図をD−D線で
切断した断面図である。第10図は第7図をE−
E線で切断した断面図である。 1……ヘツドカバー、2……フラツトバルブ、
2A……吸入弁、2B……吐出弁、3……バルブ
シート、5……ヨークコア、6……ボビン、7…
…フロントマグネツトヨーク、8……永久磁石、
9……リアマグネツトヨーク、10……円筒コイ
ル、11……ピストン本体、12……ステートコ
ア、14……スプリング、20……ピストン、2
1,22……流体通路、30……モールド部、3
2……圧力室、52A,52B……流体室、53
A,53B……流体通路、54……モールド部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒形状の単相コイルと、 前記コイルの内側に、該コイルの中心軸方向に
    摺動自在に配置されたピストン本体及び、その両
    側の内端面部に取り付けられたマグネツトを備え
    たピストンと、 前記ピストンの摺動により、その容積が変化す
    るように構成された密閉圧力室と、 前記圧力室に接続された吸入口及び吐出口と、 前記圧力室と前記吸入口及び吐出口との間に配
    置された吸入弁及び吐出弁とを具備した電磁式フ
    リーピストンポンプにおいて、 前記コイルの内周部には、少くとも前記ピスト
    ンの衝程範囲に透磁率の低い非磁性材からなる肉
    薄の軸受が配設され、 前記ピストンは左右対称的にピストンヘツドと
    永久磁石を具え、左右の永久磁石相互間が中空状
    態に連結されている組立体であつて、 前記コイルの内周部には、前記ピストンを中立
    位置に復帰させるスプリングを左右対称的に具
    え、該コイル内周部の中央部と前記軸受との間に
    ステートコアが配設され、該コイルの外周にヨー
    クコアが配設されたことを特徴とする電磁式フリ
    ーピストンポンプ。
JP1990012345U 1990-02-09 1990-02-09 Expired JPH0442536Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990012345U JPH0442536Y2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09
KR2019900016282U KR940008439Y1 (ko) 1990-02-09 1990-10-26 전자식 진동 피스톤 펌프
GB9101798A GB2241287A (en) 1990-02-09 1991-01-28 Electromagnetically driven pump
DE4102710A DE4102710C2 (de) 1990-02-09 1991-01-30 Elektromechanisch angetriebene Pumpe
CH381/91A CH682938A5 (de) 1990-02-09 1991-02-07 Elektromechanisch angetriebene Pumpe.

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